JP3077938U - 円形用マスキングテープ - Google Patents
円形用マスキングテープInfo
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- JP3077938U JP3077938U JP2000008385U JP2000008385U JP3077938U JP 3077938 U JP3077938 U JP 3077938U JP 2000008385 U JP2000008385 U JP 2000008385U JP 2000008385 U JP2000008385 U JP 2000008385U JP 3077938 U JP3077938 U JP 3077938U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- covering
- masking tape
- circular
- adhesive
- curing
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- Expired - Lifetime
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】円形状のシーリング部分Sの周囲を養生す
るマスキングテープを形成する。シーリング部分Sの周
囲を覆う直径を有し接着面に接着剤1Aを塗布した被覆
部1と、シーリング部分Sを抜き取った開口部2とで平
面略ドーナツ形状に形成する。被覆部1に、開口部2か
ら被覆部1外周にかけて切断自在な切取部3を設ける。
養生箇所に対応した複数の直径で前記被覆部1を複数種
類形成する。シーリング部分Sを3mm乃至10mm 幅で確保
する直径に開口部2を形成する。被覆部1を10mm乃至50
mm幅に形成する。コンクリート、タイル、サイディング
部、金属パネルのいずれかに対応する接着剤1Aを選択
使用する。 【効果】キャップや配管孔等に沿った円形状の養生を極
めて容易に行うことができる。養生後の見栄えも良好に
なる。
るマスキングテープを形成する。シーリング部分Sの周
囲を覆う直径を有し接着面に接着剤1Aを塗布した被覆
部1と、シーリング部分Sを抜き取った開口部2とで平
面略ドーナツ形状に形成する。被覆部1に、開口部2か
ら被覆部1外周にかけて切断自在な切取部3を設ける。
養生箇所に対応した複数の直径で前記被覆部1を複数種
類形成する。シーリング部分Sを3mm乃至10mm 幅で確保
する直径に開口部2を形成する。被覆部1を10mm乃至50
mm幅に形成する。コンクリート、タイル、サイディング
部、金属パネルのいずれかに対応する接着剤1Aを選択
使用する。 【効果】キャップや配管孔等に沿った円形状の養生を極
めて容易に行うことができる。養生後の見栄えも良好に
なる。
Description
【0001】
本考案は、建物の壁に取り付けられる換気孔用のキャップや配管孔の周囲にシ ーリングを行う際に、壁面等の養生を行うマスキングテープに係り、換気用キャ ップや配管等に沿った円形状の養生が容易に行える円形用マスキングテープに関 するものである。
【0002】
従来、シーリングを行う際に用いられるこの種のマスキングテープは、シーリ ング部分の外側に位置する養生部分に貼着され、シーリング材を充填塗布したあ とで、このマスキングテープを剥がすことにより、シーリング材のはみ出し部分 を除去し、美観を整えるために使用されている。
【0003】
ところが、従来から使用されているマスキングテープは、直線状に張り付ける ことは可能でも、キャップや配管孔に沿った円形状に張り付けることは極めて難 しい作業になっていた。たとえば、換気孔用のキャップPの周囲に従来のマスキ ングテープ10を貼着しようとすると、図4に示すように、短く切ったマスキン グテープ10をキャップPの周囲に沿って張り付ける方法がとられている。した がって、この養生作業に多くの手間がかかり、しかも、シーリング材Sを充填し たあとで、このマスキングテープを剥がした後の見栄えも良好ではなかった。
【0004】 そこで、本考案は上述の課題を解消すべく創出されたもので、キャップや配管 等に沿った円形状の養生を極めて容易に行うことができ、しかも、養生後の見栄 えも良好になる円形用マスキングテープの提供を目的とするものである。
【0005】
上述の課題を解消するため本考案の第1の手段は、円形状に施されるシーリン グ部分Sの周囲を養生するマスキングテープであって、シーリング部分Sの周囲 を覆う直径を有し接着面に接着剤1Aを塗布した円形状の被覆部1と、シーリン グ部分Sを抜き取った円形状の開口部2とで平面略ドーナツ形状に形成したこと にある。
【0006】 第2の手段は、被覆部1に、開口部2から被覆部1外周にかけて切断自在な切 取部3を設けたものである。
【0007】 第3の手段は、養生箇所に対応した複数の直径で前記被覆部1を複数種類形成 し、前記シーリング部分Sを3mm乃至10mm 幅で確保する直径に開口部2を形成し 前記被覆部1を10mm乃至50mm幅に形成したことにある。
【0008】 第4の手段における被覆部1の接着剤1Aは、コンクリート、タイル、サイデ ィング部、金属パネルのいずれかに対応する接着剤1Aが選択使用されることを 課題解消のための手段とするものである。
【0009】 本考案によると、平面略ドーナツ形状に形成した被覆部1によって、キャップ Pや配管孔に沿った円形状の養生が容易に行えるものである。切取部3を切り取 ることで、配管等の器具より後付けでも被覆部1を接着することができる。また 予めキャップや配管孔に合わせて形成した開口部2によって、キャップや配管孔 の周囲に5mm 幅のシーリング部分Sを確保するものである。さらに、壁面等の材 質に対応して接着剤1Aを選択し、最も適した接着剤1Aが塗布された被覆部1 を使用するものである。
【0010】
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態を説明すると、本考案マスキングテ ープは、円形の被覆部1に円形の開口部2を設けた平面略ドーナツ形状を成すも のである(図1参照)。
【0011】 被覆部1は、シーリング部分Sの周囲を覆う直径を有する(図1参照)。この シーリング部分Sとは、例えば、壁面の孔にキャップPや配管等を挿通する場合 に、このキャップPや配管と壁面の孔との境界部分にシーリング材を充填する部 分である(図2参照)。被覆部1は、このシーリング材を充填する部分の外側に 張り付けることで、充填する部分以外にシーリング材が付着しないように養生す るものである。図示例の被覆部1は、便宜上、厚い材質の被覆部1を示している が、この被覆部1に使用する材質は、従来のマスキングテープとして用いられて いるテープと同質で、同様の厚みに形成されるものである。
【0012】 この被覆部1は、養生箇所に対応した複数の直径で前記被覆部1を複数種類形 成している(図3(イ)、(ロ)参照)。そして、シーリング材を充填するシー リング部分Sを3mm乃至10mm 幅で確保する大きさの開口部2を形成している(図 1参照)。例えば、壁面に直径50mmの換気用キャップPを装着する場合、直径60 mmの開口部2を設けた被覆部1を使用することで、5mm 幅のシーリング部分Sを 確保することができる。このように、通常の工事でシーリング材を充填する必要 がある換気用キャップや配管の径に合わせて、通常工事の範囲内である3mm乃至1 0mm 幅に予め複数種類の開口部2を用意しておく。また、被覆部1の幅を、10mm 乃至50mm幅に形成することで、十分な養生面積を確保することができる。
【0013】 また、この被覆部1に、開口部2から被覆部1外周にかけて切断自在な切取部 3を設けている。切取部3は、キャップPや配管等が先に配設された後にシール を行う場合に、この切取部3を切り離して使用する。図示の切取部3は、ミシン 目状に形成しているが、被覆部1の一部を肉薄状に形成した切取部3でもよく、 要は、手指にて簡単に切り離しが可能な切取部3であればよい。
【0014】 被覆部1の接着面に設ける接着剤1Aは、コンクリート、タイル、サイディン グ部、金属パネルのいずれかに対応する接着剤1Aが選択される。そして、シー リング部分Sの材質に適合する接着剤1Aが塗布された被覆部1を選択して使用 する。このように、本考案マスキングテープは、開口部2の径や接着剤1Aの材 質によって複数種類形成されており、個々のシーリング部分Sに最適なものを選 択使用する。尤も、従来のマスキングテープに使用されている接着剤の使用も可 能である。また、この外、シーリング部分Sの特殊な材質に適合できるように、 他の接着剤1Aを被覆部1に塗布してもよい。
【0015】
本考案は上述の如く構成したことにより当初の目的を達成した。
【0016】 すなわち、円形状のシーリング部分Sの周囲を養生するマスキングテープであ って、シーリング部分Sの周囲を覆う直径を有し接着面に接着剤1Aを塗布した 被覆部1と、シーリング部分Sを抜き取った開口部2とで平面略ドーナツ形状に 形成したことにより、キャップPや配管孔等に沿った円形状の養生を極めて容易 に行うことができる。しかも、養生後の見栄えも良好になる。
【0017】 また、被覆部1に、開口部2から被覆部1外周にかけて切断自在な切取部3を 設けているので、配管等の器具よりも後付けで被覆部1を接着することができ、 本考案マスキングテープの使用をより簡単にすることが可能である。
【0018】 更に、養生箇所に対応した複数の直径で前記被覆部1を複数種類形成し、前記 シーリング部分Sを3mm乃至10mm 幅で確保する直径に開口部2を形成したことで キャップPや配管等用の孔の直径が変わっても、常に3mm乃至10mm 幅のシーリン グ部分Sを確保することができ、シーリング作業として最も好適な作業が行なえ る。しかも、被覆部1の幅を10mm乃至50mm幅に形成しているので、シーリング部 分S以外にシーリング剤が付着するのを確実に防止できる。
【0019】 そして、被覆部1の接着剤1Aは、コンクリート、タイル、サイディング部、 金属パネルのいずれかに対応する接着剤1Aが選択使用されるので、壁面等の材 質に最も適した接着剤1Aが塗布された被覆部1を選択することで、被覆部1を 確実に接着しシーリング後は容易に剥がすことができる。
【0020】 このように、本考案によると、キャップや配管孔等に沿った円形状の養生を極 めて容易に行うことができ、しかも、養生後の見栄えも良好になるなどといった 有益な種々の効果を奏するものである。
【図1】本考案の使用状態を示す正面図である。
【図2】本考案の使用状態を示す側面図である。
【図3】本考案を重ねた状態を示す斜視図である。
【図4】従来のマスキングテープを使用した状態を示す
正面図である。
正面図である。
P キャップ S シーリング部分 1 被覆部 1A 接着剤 2 開口部 3 切取部 10 従来のマスキングテープ
Claims (4)
- 【請求項1】 円形状に施されるシーリング部分の周囲
を養生するマスキングテープであって、シーリング部分
の周囲を覆う直径を有し、接着面に接着剤を塗布した円
形状の被覆部と、シーリング部分を抜き取った円形状の
開口部とで平面略ドーナツ形状に形成したことを特徴と
する円形用マスキングテープ。 - 【請求項2】 前記被覆部に、開口部から被覆部外周に
かけて切断自在な切取部を設けた請求項1記載の円形用
マスキングテープ。 - 【請求項3】 養生箇所に対応した複数の直径で前記被
覆部を複数種類形成し、前記シーリング部分を3mm乃至1
0mm 幅で確保する直径に開口部を形成し、前記被覆部を
10mm乃至50mm幅に形成した請求項1又は2記載の円形用
マスキングテープ。 - 【請求項4】 前記被覆部の接着剤は、コンクリート、
タイル、サイディング部、金属パネルのいずれかに対応
する接着剤が選択使用される請求項1乃至3いずれか記
載の円形用マスキングテープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008385U JP3077938U (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 円形用マスキングテープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008385U JP3077938U (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 円形用マスキングテープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3077938U true JP3077938U (ja) | 2001-06-12 |
Family
ID=43210908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000008385U Expired - Lifetime JP3077938U (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 円形用マスキングテープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077938U (ja) |
-
2000
- 2000-11-27 JP JP2000008385U patent/JP3077938U/ja not_active Expired - Lifetime
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