JP3487817B2 - 事業者斡旋システムおよび事業者斡旋方法 - Google Patents

事業者斡旋システムおよび事業者斡旋方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は事業者斡旋システム
および事業者斡旋方法に関し、特に電話網を利用した事
業者斡旋システムおよび事業者斡旋方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、消費者は所望の製品を扱う事業者
を検索する場合、例えば電話帳のタウンページ(登録商
標)やハローダイヤル(登録商標)を用い、業種を主な
情報として検索し、その結果得られた電話番号を消費者
が個別にダイヤルして事業者と連絡を取る形態となって
いる。図8および図9を参照すると、従来の事業者斡旋
システムは、タウンページ400、またはハローダイヤ
ルセンタ450と、利用者100、事業者300、これ
らを相互に接続する電話網200とから構成されてい
る。消費者は、利用者100の端末である電話機等を介
して、事業者300が掲載されているタウンページ40
0を参照するか、または、ハローダイヤルセンタ450
に掲載されている情報を参照して製品を扱う事業者を検
索し、ここで得た連絡先電話番号を電話機から操作入力
し交換機による一般接続によって目的の相手に接続し通
話を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法で
は、事業者を検索するためのキーとなる情報が業種のみ
であるために、利用者が実際に希望する商品を事業者が
扱っているか否かは、その事業者に連絡して確認してみ
ないと分からない。さらに、他の同業事業者と連絡を取
る場合には、利用者側から再度電話番号を入力操作し電
話をかけ直す必要があるという問題がある。本発明の目
的は、消費者が一般加入電話または携帯加入電話などの
電話端末から予め定めた特定の電話番号をダイヤルする
ことにより、製品を扱う事業者の検索を、電話網が代行
して行うことができ利便性が極めて高い事業者斡旋シス
テムおよび事業者斡旋方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の事業者斡旋シス
テムは、発呼加入者がダイヤルした予め定めた事業サー
ビス識別のための番号および商品識別のための番号を受
信識別し、この識別に基づいて該当する事業者の中から
一つの事業者を選択し発呼加入者をその選択された電話
端末に接続して通話可能とし、選択した事業者との通話
終了後に所定の時間を経過しても発呼加入者のオンフッ
クが検出されない場合前記事業者との通話による商談が
不成立とみなし、この呼を保留し、同業の他事業者を選
択してその電話端末と発呼加入者とを接続する制御手段
を備える。
【0005】本発明の事業者斡旋システムは、消費者用
の電話端末と、各種事業者用の電話端末とを収容しこれ
らの間を蓄積プログラム制御方式で接続する交換機に、
発呼加入者がダイヤルした番号を受信し事業者斡旋サー
ビスを識別するサービス識別手段と、所定の番号に対応
し事業者サービス種別およびその情報内容に応じた事業
者の電話番号を記憶しておくための事業者情報記憶手段
と、選択した事業者との通話終了後に所定の時間を経過
しても発呼加入者のオンフックが検出されない場合前記
事業者との通話による商談が不成立とみなしこの呼を保
留し同業の他事業者を選択する他事業者選択手段と、前
記サービス識別手段が識別した番号あるいは前記他事業
者選択手段の指示に基づき前記事業者情報記憶手段を参
照し該当する事業者の中から一つの事業者を選択しその
選択した電話端末と消費者用の電話端末とを接続して通
話可能にする事業者選択接続制御手段とを備える構成で
あり、前記交換機の運用会社とは別の事業者に、前記事
業者情報記憶手段の代わりとなる記憶手段を設け、前記
交換機は、発呼加入者がダイヤルした所定の番号を伝送
路を介し送信し前記記憶手段とインタフェースし所望の
事業者の電話番号を得る構成としてもよい。
【0006】本発明の事業者斡旋方法は、消費者用の電
話端末と、各種事業者用の電話端末とを収容しこれらの
間を蓄積プログラム制御方式で接続する交換機で、発呼
加入者がダイヤルした予め定めた事業サービス識別のた
めの番号および商品識別のための番号を受信し、これら
の番号を検索キーとして記憶手段を参照し、該当する事
業者の中から一つの接続先事業者を選択し、この事業者
と発呼加入者とを接続して通話可能にする構成であり、
選択した事業者との通話終了後に所定の時間を経過して
も発呼加入者のオンフックが検出されない場合、前記事
業者との通話による商談が不成立とみなし、この呼を保
留するとともに前記事業者への回線を切断し、同業の他
事業者の中の一つを選択し、その電話端末と接続し通話
可能とし、発呼加入者のオンフックが検出されるまで同
様の動作を繰り返す。また、呼を保留したときには、次
の事業者が選択されるまでの間、所定のアナウンスメン
トを発呼加入者に送出する構成としてもよい。さらに、
発呼加入者がダイヤルした所定の番号を伝送路を介し送
信し、所定の番号に対応し事業者サービス種別およびそ
の情報内容に応じた事業者の電話番号を記憶しておくた
め電話運用会社とは別に設けた記憶手段を参照し所望の
事業者の電話番号を得るように構成してもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0008】図1(a)(b)を参照すると、本発明の
事業者斡旋システムの第1の実施の形態は、消費者電話
端末10と、事業者A電話端末21,事業者B電話端末
22,事業者C電話端末23を含む事業者電話端末群2
0と、これらを相互に接続する交換機31を含む電話網
30とから構成されている。
【0009】交換機31は、消費者電話端末10,事業
者A電話端末21,事業者B電話端末22を収容し通話
路を構成する通話路スイッチ32と、蓄積プログラムに
より動作制御を行う中央制御装置33と、所定の番号に
対応し事業者サービス種別およびその情報内容に応じた
事業者の電話番号を記憶しておくための事業者情報記憶
部34とを含んで構成される。中央制御装置33は、消
費者電話端末10を用い発呼加入者がダイヤルした番号
を受信し事業者斡旋サービスを識別するサービス識別部
35と、選択した事業者との通話終了後に所定の時間を
経過しても発呼加入者のオンフックが検出されない場合
この事業者との通話による商談が不成立とみなしこの呼
を保留し同業の他事業者を選択する他事業者選択部36
と、サービス識別部35が識別した番号あるいは他事業
者選択部36の指示に基づき事業者情報記憶部34を参
照し該当する事業者の中から一つの事業者を選択しその
選択した電話端末と消費者用の電話端末とを接続して通
話可能にする事業者選択接続制御部37とを備える。
【0010】図2を参照すると、ダイヤル番号は、サー
ビス識別のための事業者斡旋サービスコード(2〜3
桁)と、商品識別のためのコード,すなわち購入したい
製品の分類情報である製品分類コード(3〜2桁),希
望地域を示す地域分類コード(2桁),購入を希望する
製品の価格帯を示す製品価格コード(2桁)に分かれ、
それぞれ予め番号が定められており、この番号情報は周
知事項であるものとする。したがって、発呼加入者であ
る消費者は各分類内容に対応した数桁の数字からなるコ
ードを組み合わせてダイヤルするだけでよく、事業者ご
との電話番号を調べる必要は無い。上述した各コードの
桁数は一例であり、ダイヤル番号9桁の中で任意に割付
け可能である。例えば図2では、不動産業で2DKの広
さの物件、場所が柏、支払額6万円台の例が示されてお
り、これらにそれぞれ番号が付与されている。そして、
これらに合致する事業者の電話番号を交換機が検索し、
この事業者と発呼加入者とを接続する。
【0011】消費者電話端末10は一般的な電話機であ
る。消費者は、通常の発信操作により電話網30に対し
て事業者斡旋サービスコード,製品分類コード,地域分
類コード,製品価格コードで構成する電話番号をダイヤ
ルする。事業者電話端末群20は、製品の販売者により
使用され、一般的な電話機である。電話網30は、消費
者の操作により消費者電話端末10が送出した事業者斡
旋サービスコード,製品分類コード,地域分類コード,
製品価格コードで構成する電話番号を受け取り、事業者
斡旋サービスコードを分析し、該当する場合は、製品分
類コード、地域分類コード、製品価格コードを検索キー
として該当事業者を求め、接続先電話番号を着信先とす
る接続処理を行い消費者電話端末10と、事業者電話端
末群20との間に通話を実現する。
【0012】事業者電話端末群20は、各種事業者、例
えば不動産業、旅行・旅館・ホテル業の各営業所に設け
られる。事業者は電話網30に登録されている商品を扱
う。消費者との通話によって商品の販売交渉が行われ
る。成立後の商品受け渡しは業種によって異なる。例え
ば不動産事業者であれば、賃貸住宅などの契約が別途行
われることになる。ホテル業であれば宿泊予約後、消費
者が宿泊施設を利用することとなる。
【0013】図1において、消費者は、自分の電話端末
10を用いて、事業者斡旋サービスコードと、製品分類
コード、地域分類コードおよび製品価格コードを電話網
30に送出する。電話網30はこれらの情報を受け取る
と、事業者および受付電話番号を識別し条件に合致す
る,例えば事業者Aを求める。次に、電話網30は、消
費者と事業者Aの電話端末間を接続する。通話にて消費
者と事業者Aとの間で製品の詳細を確認し、商談が成立
すればそれぞれから電話が切断され、機能が完結する。
商談が不成立となった場合には、消費者は呼を切断せず
に保留し、事業者Aが切断したことを契機に、電話網3
0は事業者Aを除く次候補の事業者Bを検索し、消費者
と事業者Bとの間の電話回線を接続する。商談が不成立
となった場合には、検索対象が存在する間、同様の手順
にて繰り返し処理する。
【0014】次に、図3および図4を参照して第1の実
施の形態の動作について詳細に説明する。なお、以降の
説明では、電話網30は第一種通信事業者の運用する一
般電話網であるものとする。
【0015】図3を参照すると、消費者は、自分の電話
端末10を使用して発呼し、サービス識別コードと商品
識別コードをダイヤルする(ステップ1:S1と略
称)。電話網30はこのダイヤル数字を受信、分析し事
業者斡旋サービスである場合に、ダイヤルされた番号か
ら接続先となる事業者の電話番号を検索する(S2)。
電話網30は接続先の電話番号を求め、消費者電話端末
10と事業者端末との接続を制御する(S3)。この接
続が完了後、両者で通話が行われ消費者と事業者は希望
する商品について相互に確認を行い、購入するか否かを
決定する(S4)。消費者の判断によって通話を切断す
る(S5)。
【0016】次に、消費者が最初の事業者と通話し商談
が不成立となり、次の接続先事業者を選択する場合の動
作について図4を参照して説明する。
【0017】消費者と最初の事業者との接続および切断
までの動作,すなわちS1からS5までは上述した図3
の説明と同一なので省略する。最初の事業者との通話が
終了しこの事業者への回線を切断したあとも所定の時間
で消費者側のオンフックが検出されない場合,電話網3
0は消費者が引き続き同様内容を取り扱う事業者との通
話を望むものと判断し、同様の検索方法にて次の接続先
事業者を選択する(S6)。同業の他事業者が検索され
たら当該の事業者電話端末との接続を行い(S7)、消
費者との商談に入らせる(S8)。そして、用件が終了
した時点で通話が終了し消費者がオンフックするので、
これにより回線を切断する(S9)。なお、この場合次
の事業者との接続ができるまでの間、消費者に状況を知
らせるため例えば、「現在、次の該当事業者を検索呼び
出し中です」などのアナウンスを流すように構成しても
よい。
【0018】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図5を参照すると、本発明の事業者斡旋シ
ステムの第2の実施の形態は、消費者電話端末10と、
事業者A電話端末21,事業者B電話端末22,事業者
C電話端末23を含む事業者電話端末群20と、事業者
斡旋データベース301と、これらを相互に接続する電
話網30とから構成されている。事業者斡旋データベー
ス301は上述した第1の実施の形態の事業者情報記憶
部34に相当し、例えばSCP(Service Co
ntrol Point)などに設けられ、共通線信号
により電話網30との情報の送受信を行う。あるいはL
AN(Local Area Network)を介し
電話網30との情報の送受信を行うようにしてもよい。
【0020】図5において、消費者は、自分の電話端末
10を用いて、事業者斡旋サービスコードと、製品分類
コード、地域分類コードおよび製品価格コードを電話網
30を介して事業者斡旋データベース301に送出す
る。事業者斡旋データベース301は、これらの情報を
受け取ると、条件に合致する例えば事業者Aを検索す
る。
【0021】次に、事業者斡旋データベース301は、
消費者電話端末10と事業者A電話端末21を接続指示
する制御信号を電話網30に送信する。電話網30は事
業者斡旋データベース301からの制御信号に従い消費
者電話端末10と事業者A電話端末21との間の電話回
線を接続する。通話にて消費者と事業者Aとの間で製品
の詳細を確認し、商談が成立すればそれぞれから電話が
切断され、機能が完結する。商談が不成立となった場合
には、消費者は呼を切断せずに保留し、事業者Aが切断
したことを契機に、電話網30から事業者斡旋データベ
ース301に対して再問い合わせが送信される。
【0022】事業者斡旋データベース301は事業者A
を除く、例えば次候補の事業者Bを検索する。その後、
事業者斡旋データベース301は、消費者と事業者Bの
電話端末を接続する制御信号を電話網30に送信する。
電話網30は事業者斡旋データベースからの制御信号に
従い消費者電話端末10と事業者B電話端末22との間
の電話回線を接続する。商談が不成立となった場合に
は、検索対象が存在する間、同様の手順にて繰り返し処
理する。
【0023】次に、図6および図7を参照して第2の実
施の形態の動作について詳細に説明する。なお、以降の
説明では、電話網30は第一種通信事業者の運用する一
般電話網であるものとする。
【0024】図6を参照すると、消費者は、自分の電話
端末10を使用して発呼し、サービス識別コードと商品
識別コードをダイヤルする(S11)。電話網30はこ
のダイヤル数字を受信、分析し事業者斡旋サービスと判
定した場合には事業者斡旋データベース301にアクセ
スする(S12)。これに応答して、事業者斡旋データベ
ース301はダイヤルされた番号から接続先となる事業
者の電話番号を検索する(S13)。接続先の電話番号
を求めた後、接続指示信号を編集し伝送路を介し電話網
30に送信する(S14)。電話網30は接続指示に従っ
て消費者電話端末10と事業者端末との接続を制御する
(S15)。そして消費者と事業者は希望する商品につ
いて相互に確認を行い、購入するか否かを決定する(S
16)。消費者の判断によって通話を切断する(S1
7)。
【0025】次に、消費者が最初の事業者と通話し商談
が不成立となり、次の接続先事業者を選択する場合の動
作について図7を参照して説明する。
【0026】消費者と最初の事業者との接続および切断
までの動作,すなわちS11からS17までは上述した
図6の説明と同一なので省略する。最初の事業者との通
話が終了しこの事業者への回線を切断したあとも所定の
時間で消費者側のオンフックが検出されない場合,電話
網30は消費者が引き続き同様内容を取り扱う事業者と
の通話を望むものと判断し(S18)、同様の検索方法
にて次の接続先事業者を選択する(S19、S20)。
同業の他事業者が検索されたら当該の事業者電話端末と
の接続を行い(S21、S22)、消費者との商談に入
らせる(S23)。そして、用件が終了した時点で通話
が終了し消費者がオンフックするので、これにより回線
を切断する(S24)。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、希
望する商品に係わる情報から、扱う事業者の検索処理を
第一種通信事業者の提供するシステムで行い、発呼加入
者である消費者と該当商品を扱う事業者との接続を自動
化するようにしたため、消費者は事業者の扱う商品や連
絡先電話番号を知っていなくとも、希望する商品に係わ
る情報から事業者斡旋サービス電話番号を求めることに
よって、扱う事業者と連絡通話することが可能である。
【0028】また、事業者は事業者斡旋サービスを契
約、登録することで、消費者からの要求に確実に対応す
ることができるため効果は顕著である。さらに、電話網
に対して情報提供を行う事業者斡旋データベースを実現
することでシステムを構築することが可能なため、第一
種通信事業者以外にもビジネスの機会を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施の形態の構成を説
明するための図である。(b)は(a)における電話網
を構成する交換機の本発明に係わる部分を示すブロック
図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作を説明するた
めのシーケンス図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態で最初の事業者との
商談が不成立の場合の動作を説明するためのシーケンス
図である。
【図4】発呼加入者がダイヤルする番号とその内容を説
明するための図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成を説明するた
めの図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の動作を説明するた
めのシーケンス図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態で最初の事業者との
商談が不成立の場合の動作を説明するためのシーケンス
図である。
【図8】従来の事業者斡旋システムの例を説明するため
の図である。
【図9】従来の事業者斡旋システムの他の例を説明する
ための図である。
【符号の説明】
10 消費者電話端末 20 事業者電話端末群 21 事業者A電話端末 22 事業者B電話端末 23 事業者C電話端末 30,200 電話網 31 交換機 32 通話路スイッチ 33 中央制御装置 34 事業者情報記憶部 35 サービス識別部 36 他事業者選択部 37 事業者選択接続制御部 100 利用者 300 事業者 301 事業者斡旋データベース 400 タウンページ 450 ハローダイヤルセンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/58

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼加入者がダイヤルした予め定めた事
    業サービス識別のための番号および商品識別のための番
    号を受信識別し、この識別に基づいて該当する事業者の
    中から一つの事業者を選択し発呼加入者をその選択され
    た電話端末に接続して通話可能とし、選択した事業者と
    の通話終了後に所定の時間を経過しても発呼加入者のオ
    ンフックが検出されない場合前記事業者との通話による
    商談が不成立とみなし、この呼を保留し、同業の他事業
    者を選択してその電話端末と発呼加入者とを接続する制
    御手段を備えることを特徴とする事業者斡旋システム。
  2. 【請求項2】 消費者用の電話端末と、各種事業者用の
    電話端末とを収容しこれらの間を蓄積プログラム制御方
    式で接続する交換機に、発呼加入者がダイヤルした番号
    を受信し事業者斡旋サービスを識別するサービス識別手
    段と、所定の番号に対応し事業者サービス種別およびそ
    の情報内容に応じた事業者の電話番号を記憶しておくた
    めの事業者情報記憶手段と、選択した事業者との通話終
    了後に所定の時間を経過しても発呼加入者のオンフック
    が検出されない場合前記事業者との通話による商談が不
    成立とみなしこの呼を保留し同業の他事業者を選択する
    他事業者選択手段と、前記サービス識別手段が識別した
    番号あるいは前記他事業者選択手段の指示に基づき前記
    事業者情報記憶手段を参照し該当する事業者の中から一
    つの事業者を選択しその選択した電話端末と消費者用の
    電話端末とを接続して通話可能にする事業者選択接続制
    御手段とを備えることを特徴とする事業者斡旋システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記交換機の運用会社とは別の事業者
    に、前記事業者情報記憶手段の代わりとなる記憶手段を
    設け、前記交換機は、発呼加入者がダイヤルした所定の
    番号を伝送路を介し送信し前記記憶手段とインタフェー
    スし所望の事業者の電話番号を得ることを特徴とする請
    求項2記載の事業者斡旋システム。
  4. 【請求項4】 消費者用の電話端末と、各種事業者用の
    電話端末とを収容しこれらの間を蓄積プログラム制御方
    式で接続する交換機で、発呼加入者がダイヤルした予め
    定めた事業サービス識別のための番号および商品識別の
    ための番号を受信し、これらの番号を検索キーとして記
    憶手段を参照し、該当する事業者の中から一つの接続先
    事業者を選択し、この事業者と発呼加入者とを接続して
    通話可能にすることを特徴とする事業者斡旋方法。
  5. 【請求項5】 選択した事業者との通話終了後に所定の
    時間を経過しても発呼加入者のオンフックが検出されな
    い場合、前記事業者との通話による商談が不成立とみな
    し、この呼を保留するとともに前記事業者への回線を切
    断し、同業の他事業者の中の一つを選択し、その電話端
    末と接続し通話可能とし、発呼加入者のオンフックが検
    出されるまで同様の動作を繰り返すことを特徴とする請
    求項4記載の事業者斡旋方法。
  6. 【請求項6】 呼を保留したときには、次の事業者が選
    択されるまでの間、所定のアナウンスメントを発呼加入
    者に送出することを特徴とする請求項5記載の事業者斡
    旋方法。
  7. 【請求項7】 発呼加入者がダイヤルした所定の番号を
    伝送路を介し送信し、所定の番号に対応し事業者サービ
    ス種別およびその情報内容に応じた事業者の電話番号を
    記憶しておくため電話運用会社とは別に設けた記憶手段
    を参照し所望の事業者の電話番号を得ることを特徴とす
    る請求項4または5記載の事業者斡旋方法。
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