JP3487758B2 - 止流工法および止流装置 - Google Patents

止流工法および止流装置

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JP3487758B2 JP09882998A JP9882998A JP3487758B2 JP 3487758 B2 JP3487758 B2 JP 3487758B2 JP 09882998 A JP09882998 A JP 09882998A JP 9882998 A JP9882998 A JP 9882998A JP 3487758 B2 JP3487758 B2 JP 3487758B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体あるいはガス等
の流体の止流工法および止流装置に関し、詳しくは、流
体供給側の機能を停止することなく一時的に流体を遮断
して流体供給下手側の配管の補修、撤去等を可能にする
止流工法およびこれに用いる止流装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃焼ガス製造プラント等から燃焼ガスを
各所に分配供給する場合、1の燃焼ガス製造プラントか
ら供給側へ複数の配管が敷設される。使用期間が経過す
るに伴い、配管を補修あるいは撤去したい場合や分岐管
を取り付けたい場合などが生じるが、その場合、従来は
燃焼ガス製造プラントを一旦停止して、所定工事の完了
後、製造プラントの運転を再開するようにしていた。
【0003】しかし、製造プラントの運転の停止は、燃
焼ガスの供給停止をもたらすものであるから、利用者側
に不都合が発生する。そこで、別の供給ルートを確保す
ることにより、そのような不都合の発生を防止する対応
がなされたりするのであるが、常に別の供給ルートを確
保できるとは限らず、また上記事態に備えて常に別の供
給ルートを用意しておくのは無駄である。
【0004】そこで、製造プラントの運転を停止するこ
となく、目的の配管を補修あるいは撤去したり、分岐管
を取り付ける方法として、流体遮断用のバッグを使用す
る方法の発明(例えば、特公昭63−25238号公
報、実開昭6−63995号公報)がなされた。この方
法は、配管の表面の一部を穿孔装置により穿孔して開口
し、この開口部からチューブ先端に接続されたほぼ球状
のバッグを挿入する。そして、このバッグ内に圧縮空気
を送り込み、管内一杯に球状バッグを膨張させて管内を
閉塞し、流体を遮断するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術による方法は、球状バッグの膨張を利用するもの
であるため、内圧の高い流体に対しては容易に動かさ
れ、管内面にダストの沈積や錆などにより凹凸がある場
合など、球状バッグの移動に伴い管内閉塞状態が容易に
解除されて漏れが生じ、確実な閉塞状態を維持すること
は困難であった。従って、漏れが安全上などの理由から
一切容認できない場合や、内圧の高い流体に使用されて
いる管の閉塞などに対しては、上記従来技術は到底採用
できるものではない。実際、上記従来技術は内圧の低い
限られた流体に対してのみ使用可能であり、それも小口
径の細管に使用できるにすぎなかった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記従来技術の
有する問題点を解消し、内圧の高い流体が流れる管に対
しても、更には大径管に対しても、確実に止流でき、安
心して爾後の作業を可能にする止流工法および止流装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は請求項記載の
発明により達成される。即ち、本発明の止流工法の特徴
構成は、流体供給中の本管の外表面に密封可能に装着さ
れた穿孔装置により前記本管の所定箇所を穿孔すると共
にその下方に位置する箇所を穿孔する第1工程と、密封
状態を維持したまま前記穿孔装置を取り外すと共にこの
穿孔装置に替えてシールホース供給装置を装着する第2
工程と、前記シールホース供給装置によりシールホース
をその内外面を反転しながら圧送することにより、前記
本管の穿孔切削面とシールホースとを密着することによ
り止流する第3工程とを有する点にある。
【0008】このように構成されていると、シールホー
スと本管との密着がシールホースと一部を穿孔された本
管の穿孔切削面(汚れのない新鮮面が露出している)と
の間でなされるので、シールホースの繰り出しをことさ
ら大きくすることなく、強固に密着することができる。
その結果、内圧の高い流体に対しても、更には大径管に
対しても、流体供給装置の作動を停止することなく、本
管内を流れる供給流体を確実に止流でき、安心して爾後
の作業を可能にする止流工法を提供することができた。
【0009】内面に接着剤のようなシール剤を備えたシ
ールホースを用いると、シールホースと穿孔切削面との
密着が一層強固になり密着・密封性が向上して好まし
い。特に、後述するように加圧流体を用いてシールホー
スを圧送する場合に、加圧流体の内圧が一時的に低下す
るようなことが生じたとしても、接着剤のようなシール
剤の作用によりシールホースと穿孔切削面との密着が強
固になって好ましい。尚、シール剤としては、接着剤の
他、各種のグリース等であってもよい。もっとも、接着
剤は、接着効果が一定時間経過後に発揮するような接着
剤が好ましい。接着効果が短時間で働く(硬化時間が短
い)接着剤を用いると、例えば、シールホース内面に接
着剤を塗布するため工場内で予め接着剤を調合してから
工事現場で作業する場合に固化が進んでしまい、シール
ホースの圧送力を大きくしなければならなくなったり、
シールホース内面全体に接着剤を塗布できなくなるな
ど、その後の作業が行い難くなるからである。
【0010】前記第1工程を、前記本管の内径より大き
く外径より小さい直径を有する回転カッターを用いて前
記本管を穿孔することにより、前記本管の上下2箇所の
穿孔箇所を接続する管壁部にも切削面を形成することが
好ましい。
【0011】このようにすると、本菅に大きな面積を有
する新鮮切削面を形成できて、その後のシールホースと
本管との密着が一層強固になって止流効果が高まり都合
がよい。
【0012】本発明の止流工法として、次のように構成
してもよい。即ち、この止流工法の特徴構成は、流体供
給中の本管の外表面に密封可能に装着された穿孔装置に
より前記本管の所定箇所を分離切断する第1工程と、密
封状態を維持したまま前記穿孔装置を取り外すと共にこ
の穿孔装置に替えてシールホース供給装置を装着する第
2工程と、前記シールホース供給装置によりシールホー
スをその内外面を反転しながら圧送することにより、前
記本管の互いの分離切断面とシールホースとを密着する
ことにより止流する第3工程とを有することにある。
【0013】このようになっていても、シールホースの
繰り出しをことさら大きくすることなく、強固に密着す
ることができると共に、使用される穿孔装置の切削手段
の選択範囲が広くなって好都合である。
【0014】その結果、内圧の高い流体に対しても、更
には大径管に対しても、流体供給装置の作動を停止する
ことなく、本管内を流れる供給流体を確実に止流でき、
安心して爾後の作業を可能にする止流工法を提供するこ
とができた。
【0015】前記本管の所定箇所を分離切断する第1工
程が、前記本管の外径より大きい直径を有する回転カッ
ターを用いて前記本管を分離切断することが好ましい。
このようにすれば、確実に本管を分離切断することがで
きる。
【0016】更に、上記した止流工法に用いる本発明の
止流装置の特徴構成は、接続部を備えると共に止流すべ
き本管に密封して取り付け可能な管治具と、この管治具
と密封状態に接続可能な仕切弁装置と、この仕切弁装置
と密封状態に接続されて前記本管の所定箇所を穿孔可能
な穿孔装置と、この穿孔装置による穿孔後、この穿孔装
置に替えて取り付け可能でシールホースをその内外面を
反転しながら圧送可能なシールホース供給装置とを有す
ることにある。
【0017】このように構成されていると、内圧の高い
流体が流れる管に対しても、更には大径管に対しても、
確実に止流でき、安心して爾後の作業を可能にする止流
装置を提供することができた。
【0018】更に、本発明の止流装置の前記管治具が、
前記本管との下部取り付け位置にシールホース受入部を
有していると共に、前記シールホース供給装置が、圧力
容器を構成するハウジングと、このハウジング内部に収
納するシールホース巻回部と、加圧流体供給口と、前記
シールホースの出側端を固定可能な口金部と、この口金
部近傍に前記シールホースを圧送することにより、この
シールホースを繰出し可能な出口とを有することが好ま
しい。
【0019】このようになっていると、圧縮空気、加圧
水などの加圧流体を用いて、シールホースの内外面を反
転させながら容易かつ確実にシールホースを本管内に供
給できると共に、供給されたシールホースの出側端がシ
ールホース受入部によって受け入れられるので、シール
ホースの供給終了位置が安定して都合がよい。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明にかかる止流工法およびこ
れに用いる止流装置の実施形態を、図面を参照して詳細
に説明する。
【0021】〔第1実施の形態〕 図1〜図4に、本発
明にかかる止流工法およびこれに用いる止流装置の第1
実施形態を示す。まず、図1(イ)は所定箇所に止流し
たい本管1を示す。この本管1には、流体供給装置(図
示略)から、所定の流速を有する液体あるいはガス等の
流体が、矢印A方向に向けて常時供給されている。この
本管1の穿孔箇所に、穿孔装置を取り付けるための管治
具を設置して、この管治具に穿孔機を接続して穿孔す
る。この穿孔は、例えば、本管1の周面に管治具の1種
である割T字管3を密封状態で取り付ける。この割T字
管3は、本管1の下部側部分に、後述するシールホース
の先端側を受け入れる受入部3aを有する。この割T字
管3の上部に作業用仕切弁装置2を装着すると共に、更
にこの作業用仕切弁装置2の上部に穿孔機15を装着す
るための穿孔用合フランジ部16を設置し、穿孔機15
を取り付ける。割T字管3、作業用仕切弁装置2、穿孔
用合フランジ部16、穿孔機15から形成される内部空
間は、外界とは密封状態になっている。この状態で作業
用仕切弁装置2の仕切弁2aを開放すると共に、穿孔機
15に設けられている回転式カッター15aを、電動機
Mにより回転させながら垂下して本管の所定箇所を円形
に穿孔する。この間、密閉状態が維持されているので、
本管に流れている流体が漏れることはない。穿孔機15
の回転式カッター15aの直径は、本管の内径より大き
く外径より小さい直径を有することが好ましく、そのよ
うな回転式カッター15aで本管を切削すると、本管の
上下2箇所の穿孔箇所を接続する管壁部にも新鮮切削面
Bを形成できる。穿孔が終わると、カッター15aを引
上げ、仕切弁2aを閉鎖して密閉状態を確保してから、
穿孔機15を取り外す(第1工程)。
【0022】図1(ロ)は、仕切弁2aを用いて閉鎖し
た後、穿孔用合フランジ部16と穿孔機15とを取外す
前の状態を示す。
【0023】次に、図2に示すように、作業用仕切弁装
置2の上部フランジ2bに、巻回されたシールホースH
を内包したシールホース供給装置Sを取り付ける(第2
工程)。このシールホース供給装置Sは、圧力容器を構
成するハウジング4と、このハウジング4内部に収納し
たシールホース巻回部5と、加圧流体供給口6と、前記
シールホースHの出側端を固定可能な環状の口金部7
と、この口金部7近傍に前記シールホースHを圧送する
ことにより、このシールホースHを繰出し可能な出口8
とを備えて構成されている。作業用仕切弁装置2の上部
フランジ2bとシールホース供給装置Sとの取り付け
は、作業用仕切弁装置2の上部フランジ2bと、圧力容
器のハウジング4の出口側端部のフランジ4aとを、両
フランジ間にシール材を介在させてボルト(図示略)等
で締めつけ固着して行う。シールホースHの構成につい
ては、後述する。
【0024】ついで、図3に示すように、作業用仕切弁
2を開放する(仕切弁は図示略)と共に圧力容器の加圧
流体(一例として、圧縮空気を用いる)供給口6から圧
縮空気を送給して、シールホースHを圧送・繰出す(第
3工程)。このシールホースHは、その出側端が口金部
7に環状に固定されていて、圧縮空気の送給に従い、シ
ールホースHの折り返し部に空気圧が作用して、図3の
下方に向けて内外面を反転しながら進行するようになっ
ている。
【0025】このシールホースHは、ポリエステル繊維
などにより円筒状に製織された円筒状の繊維補強体(ジ
ャケット)の表面にポリエチレン樹脂などを均一に被覆
した被覆層を備えた構成をなしており、気密性、耐圧
性、耐久性を有する。その内面側はシール剤の1種であ
る二液混合型のエポキシ系などの接着剤が塗布されてい
ることが好ましい。接着剤が塗布されているシールホー
スは、全体として、被覆層とジャケットと接着剤層とか
ら構成されている。このような構成のシールホースH
は、当初、シールホース供給装置S内で偏平状にシール
ホース巻回部5に巻回されていて、その出側端が内面を
下手側に向けて環状の口金部7に固定される。シールホ
ース巻回部5の出側端を口金部7に固定後、圧縮空気を
送給すると、シールホースHは、図3に示すように、そ
の内面を下手側に位置する管治具内周面に接触させなが
ら進行することになる。
【0026】圧縮空気の送給が更に進むと、接着剤を塗
布されたシールホースHの内面が、図4(仕切弁は図示
略)に示すように、作業用仕切弁装置2の内周面、割T
字管3の内周面、更には本管1の切削面と接触しなが
ら、シールホースHの先端は割T字管3下部の受入部3
aに達する。そして、接着剤の有する粘着性により、こ
れらの接触部分には互いに密着状態が形成される状態と
なる。この場合、シールホースHは、本管1内を流れる
流体の圧力(図4では、矢印Aで示すように右から左方
向へ作用している)に関わらず、本管壁部の切削面Bに
沿って下方に位置する割T字管3の受入部3aに向けて
進行する。いずれにしても、本管内を流れる流体が、か
なりの高圧状態にあっても、接着剤を塗布されたシール
ホースHの内面が管壁部に形成された汚れのない新鮮切
削面と接触することによって、両者は強固に密着する。
更に、接着剤の固化時間の経過と共に両者は強固に固着
する。その結果、本管内の流体が下流側に漏れることを
確実に阻止できる。
【0027】このようにして、本実施形態に係る止流工
法およびこれに用いる止流装置によれば、本管の目的と
する所定箇所を確実に止流することができ、漏れを阻止
する状態を長く維持できるので、安心して下流側の工事
を行うことができる。
【0028】〔第2実施の形態〕 上記実施形態では、
本管の所定箇所における穿孔を、本菅の一部を残してで
きるだけ広い面積の新鮮切削面を生成するようにした
が、本管を2つに切断することにより両端部に新鮮切削
面を形成するようにしてもよい。
【0029】即ち、流体供給中の本管の外表面に密封可
能に装着された穿孔装置15により前記本管1の所定箇
所を分離切断する(第1工程)。従って、この場合の穿
孔装置15に用いるカッター15aの直径は、当然のこ
とながら、本管1の直径より大きいものを使用する。穿
孔装置により切削・切断された本管1は、穿孔作業中密
封状態を維持するため予め装着されている管治具などに
より接続されたままにできるので、切断されてはいても
その位置が変動することはない。
【0030】次に、密封状態を維持したまま前記穿孔装
置15を取り外すと共にこの穿孔装置15に替えてシー
ルホース供給装置Sを装着する(第2工程)。そして、
図3、4に示したと同様に、シールホース供給装置Sに
より内面に接着剤を備えたシールホースHをその内外面
を反転しながら圧送することにより、本管1の互いの分
離切断面とシールホースHとをシールホース内面の接着
剤を介して密着することにより止流する。
【0031】このようにしても、上記した実施形態同様
に、本管内の流体が下流側に漏れることを確実に阻止で
き、本管の目的とする所定箇所を確実に止流することが
でき、漏れを阻止する状態を長く維持できるので、安心
して下流側の工事を行うことができる。
【0032】〔別実施の形態〕 本発明の上記実施形態
によれば、本管の径がたとえ大径のものであっても、又
流体圧が大きいものであつても、シールホースHのサイ
ズを適宜選択することによって、漏れのない止流を容易
に達成することができる。
【0033】シールホースの材質、塗布しているシール
剤の種類、特に接着剤の種類などについては、流体の種
類、使用環境、使用条件などに応じて適宜選択すればよ
い。例えば、シールホースの材質として織布、不織布、
円筒状繊維補強体、各種複合材、ゴム等種々の材質が考
えられるが、要は加圧に耐え得る一定の強度と密封性が
あればどのような材質、構造のものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1実施形態の止流工法および
止流装置を説明する断面図
【図2】本発明にかかる第1実施形態の止流工法および
止流装置を説明する断面図
【図3】本発明にかかる第1実施形態の止流工法および
止流装置を説明する断面図
【図4】本発明にかかる第1実施形態の止流工法および
止流装置を説明する断面図
【符号の説明】 1 本管 2 仕切弁装置 3 管治具 3a シールホース受入部 4 ハウジング 5 シールホース巻回部 6 加圧流体供給口 7 口金部 8 出口 9 穿孔装置挿入口 10 シールホース供給口 B 切削面 S シールホース供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−171394(JP,A) 特開 昭48−72715(JP,A) 特開 平8−34061(JP,A) 特開 平3−292490(JP,A) 特開 昭62−28596(JP,A) 特開 平6−15739(JP,A) 実開 平6−63995(JP,U) 特公 昭63−25238(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 55/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体供給中の本管の外表面に密封可能に
    装着された穿孔装置により前記本管の所定箇所を穿孔す
    ると共にその下方に位置する箇所を穿孔する第1工程
    と、密封状態を維持したまま前記穿孔装置を取り外すと
    共にこの穿孔装置に替えてシールホース供給装置を装着
    する第2工程と、前記シールホース供給装置によりシー
    ルホースをその内外面を反転しながら圧送することによ
    り、前記本管の穿孔切削面とシールホースとを密着する
    ことにより止流する第3工程とを有する止流工法。
  2. 【請求項2】 前記第1工程が、前記本管の内径より大
    きく外径より小さい直径を有する回転カッターを用いて
    前記本管を穿孔することにより、前記本管の上下2箇所
    の穿孔箇所を接続する管壁部にも切削面を形成する請求
    項1記載の止流工法。
  3. 【請求項3】 流体供給中の本管の外表面に密封可能に
    装着された穿孔装置により前記本管の所定箇所を分離切
    断する第1工程と、密封状態を維持したまま前記穿孔装
    置を取り外すと共にこの穿孔装置に替えてシールホース
    供給装置を装着する第2工程と、前記シールホース供給
    装置によりシールホースをその内外面を反転しながら圧
    送することにより、前記本管の互いの分離切断面とシー
    ルホースとを密着することにより止流する第3工程とを
    有する止流工法。
  4. 【請求項4】 前記第1工程が、前記本管の外径より大
    きい直径を有する回転カッターを用いて前記本管を分離
    切断する請求項3記載の止流工法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の止流
    工法に用いる止流装置であって、接続部を備えると共に
    止流すべき本管に密封して取り付け可能な管治具と、こ
    の管治具と密封状態に接続可能な仕切弁装置と、この仕
    切弁装置と密封状態に接続されて前記本管の所定箇所を
    穿孔可能な穿孔装置と、この穿孔装置による穿孔後、こ
    の穿孔装置に替えて取り付け可能でシールホースをその
    内外面を反転しながら圧送可能なシールホース供給装置
    とを有する止流装置。
  6. 【請求項6】 前記管治具が、前記本管との下部取り付
    け位置にシールホース受入部を有していると共に、前記
    シールホース供給装置が、圧力容器を構成するハウジン
    グと、このハウジング内部に収納するシールホース巻回
    部と、加圧流体供給口と、前記シールホースの出側端を
    固定可能な口金部と、この口金部近傍に前記シールホー
    スを圧送することにより、このシールホースを繰出し可
    能な出口とを有する請求項5記載の止流装置。
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