JP3487392B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

蒸発燃料処理装置

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JP3487392B2
JP3487392B2 JP00479996A JP479996A JP3487392B2 JP 3487392 B2 JP3487392 B2 JP 3487392B2 JP 00479996 A JP00479996 A JP 00479996A JP 479996 A JP479996 A JP 479996A JP 3487392 B2 JP3487392 B2 JP 3487392B2
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
    • F02M25/0836Arrangement of valves controlling the admission of fuel vapour to an engine, e.g. valve being disposed between fuel tank or absorption canister and intake manifold

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の燃料タンク
等からの蒸発燃料を吸着処理し大気中への蒸発燃料の放
出を防止する蒸発燃料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、燃料タンクやキャブレタ等の
燃料系からの蒸発燃料は、温度の上昇とともに、その発
生量が増加することが知られている。特に、車両の停止
直後には燃料タンク内の温度が上昇しており、燃料の蒸
発が盛んになるため、蒸発する蒸発燃料を一時的に蓄え
る機能を備えた蒸発燃料処理装置が必要となる。
【0003】この蒸発燃料処理装置として、エンジンに
接続される吸気管と燃料タンクとの間に活性炭の詰めら
れた蒸発燃料吸着器を設け、エンジン停止時にこの蒸発
燃料吸着器により、蒸発燃料を一時的に蓄えるものが知
られている。これは、運転時には蒸発燃料吸着器の外部
から大気を取入れ、活性炭が捕らえた蒸発燃料を離脱さ
せ、吸気管側に離脱した蒸発燃料を吸込ませることで活
性炭を浄化させるものである。蒸発燃料吸着器には、蒸
発燃料吸着器の内外を連通または遮断させる電磁弁が取
付けられている。この電磁弁は、通常開弁しており、エ
バポレーション系のリークチェック時に閉弁状態となっ
て内部に負圧を蓄える。そして、その圧力をモニターす
ることにより、蒸発燃料の漏れの有無を判定する。
【0004】このような蒸発燃料処理装置としては、例
えば、特開平6−159160号公報に開示される燃料
蒸発ガス拡散防止装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
蒸発燃料処理装置によると、電磁弁と蒸発燃料吸着器と
がホースで接続されているので、吸着された蒸発燃料が
このホースから漏洩しやすいという問題があった。ま
た、蒸発燃料吸着器のケースに電磁弁の一端を挿入し、
電磁弁の取付ステーを蒸発燃料吸着器のケースにボルト
等で螺着して組付けることにより、蒸発燃料吸着器に電
磁弁を直接接続したものも知られているが、外部から電
磁弁に力が加わった場合には、電磁弁が所定の位置から
外れ、蒸発燃料吸着器と電磁弁との接続部から蒸発燃料
が漏洩する恐れがある。
【0006】また、大気は電磁弁の内部に設けられたフ
ィルタにより濾過されて蒸発燃料吸着器に供給される
が、外部からの埃によりこのフィルタが目詰まりしやす
いという問題があった。さらに、外部からの水が電磁弁
に侵入しやすいので、この水により弁体が錆び付いて電
磁弁が作動しなくなったり、フィルタが目詰まりしたり
するという問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、電磁弁と蒸発燃
料吸着器との接続部からの蒸発燃料漏れを低減した蒸発
燃料処理装置を提供することにある。また、本発明の他
の目的は、外部から水や埃が侵入しにくい電磁弁を備え
た蒸発燃料処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の蒸発燃料
処理装置によると、カバーをキャニスタケースに取付け
る際に、このカバーの係合部により電磁弁をキャニスタ
ケースに位置決めすることで、電磁弁の位置ずれを抑
え、電磁弁とキャニスタケースとの接続部からの蒸発燃
料の漏洩を防止する。また、電磁弁を収納室内に収納し
ているので、大気取入口から第一の開口部への直接の被
水が防止されるので、電磁弁内への水の浸入を確実に防
止することができる。
【0009】請求項2記載の蒸発燃料処理装置による
と、カバーの係合部は凸部として形成されるので、カバ
ーを押圧するなどの単純な操作によりこの凸部を第一の
開口部に嵌合することができる。請求項3記載の蒸発燃
料処置装置によると、電磁弁を囲む壁部とこの壁部の開
口を覆うカバーにより収納室が形成されるので、開口か
ら電磁弁を取付けた後にこの開口にカバーを取付けるこ
とによって簡単に収納室を形成することができる。
【0010】請求項4記載の蒸発燃料処理装置による
と、壁部の連通部側に大気取入口が形成されているの
で、気体は大気取入口から係合部側に流通して第一の開
口部から電磁弁に流入する。これにより、電磁弁に水が
浸入しにくくなるという効果がある。請求項5記載の蒸
発燃料処理装置によると、第一の開口部と第二の開口部
とは電磁弁の互いに対向する位置に設けられているの
で、第一の開口部から第二の開口部へと効率よく気体を
流通させることができる。
【0011】請求項6記載の蒸発燃料処理装置による
と、キャニスタケースとカバーとの間に電磁弁が挟持固
定されるので、電磁弁の位置ずれやキャニスタケースに
対しての傾きを抑え、電磁弁とキャニスタケースとの接
続部からの蒸発燃料の漏洩を防止する。請求項7記載の
蒸発燃料処理装置によると、大気取入口と第一の開口部
とが離れているので、電磁弁に水が浸入しにくくなると
いう効果がある。
【0012】請求項8記載の蒸発燃料処理装置による
と、筒部と第二の開口部との間に設けられた第一のシー
ル部材により、電磁弁とキャニスタケースとの間を確実
にシールして、電磁弁とキャニスタケースとの接続部か
らの蒸発燃料の漏洩を防止することができる。請求項9
または10記載の蒸発燃料処理装置によると、大気取入
口と第一の開口部との間に設けられたフィルタにより電
磁弁に供給される気体を濾過するので、電磁弁への埃の
侵入を防止する。
【0013】請求項11記載の蒸発燃料処理装置による
と、電磁弁がキャニスタケースとアッパーカバーとから
なる空間内に配設されるとともに、電磁弁の第一の開口
部がアッパーカバーの凸部に係止され、電磁弁の第二の
開口部がキャニスタケースの仕切壁の取付部に嵌合され
ているため、電磁弁がアッパーカバーの凸部とキャニス
タケースの仕切壁の取付部との間に挟持される。このた
め、電磁弁の位置ずれを抑えることができ、電磁弁とキ
ャニスタケースとの接続部から蒸発燃料が漏洩すること
を防止することができる。さらに、電磁弁の第二の開口
部と蒸発燃料吸着器とが直接連通しているため、電磁弁
と蒸発燃料吸着器とを接続するホース自体が不要となる
ので、蒸発燃料の漏洩防止が確実にできる。
【0014】請求項12記載の蒸発燃料処理装置による
と、第一の開口部が大気開放されているため、この第一
の開口部から大気を取入れて蒸発燃料吸着室に供給する
ことにより蒸発燃料吸着室内の蒸発燃料を内燃機関の吸
気管側に吸い込ませることができる。請求項13記載の
蒸発燃料処理装置によると、気体はキャニスタケース内
を取付部側から凸部側に流通して第一の開口部から電磁
弁に流入するので電磁弁に水が侵入しにくくなるという
効果がある。
【0015】請求項14記載の蒸発燃料処理装置による
と、キャニスタケース内に設けられたフィルタにより電
磁弁に供給される気体を濾過するので、電磁弁に埃が侵
入することを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による蒸発燃料処理
装置を図1〜図4に示す。まず、この蒸発燃料処理装置
を用いた蒸発燃料の処理方法を図4に基づいて説明す
る。
【0017】燃料タンク23は、配管22c、22dを
介して蒸発燃料吸着器22と接続されている。この配管
22cには、圧力を検知する圧力センサ25および燃料
タンク23内の圧力が一定値以上になると燃料タンク2
3と蒸発燃料吸着器22とを連通させる内圧制御弁51
が取付けられている。燃料タンク23内の燃料から発生
する燃料蒸気により燃料タンク23内の圧力が一定値以
上に上昇すると、内圧制御弁51が開いて蒸発燃料を蒸
発燃料吸着器22内に導入する。
【0018】また、燃料タンク23と蒸発燃料吸着器2
2との間には、配管22cに比べて大径の配管22dが
接続されている。この配管22dには電磁弁52が取付
けられており、燃料タンク23への給油時にはこの電磁
弁52を開にして給油口から供給される燃料によって押
し出される燃料タンク23内の蒸発燃料および残留空気
などを配管22dを通して蒸発燃料吸着器22内に導入
する。
【0019】蒸発燃料吸着器22は電磁弁21の一端に
連通しており、電磁弁21の他端は大気に解放されてい
る。電磁弁21を開状態にすると蒸発燃料吸着器22が
大気開放され、電磁弁21を閉状態にすると蒸発燃料吸
着器22が大気から遮断される。さらに、蒸発燃料吸着
器22はパージバルブ24の一端にも連通している。そ
して、パージバルブ24の他端は吸気管26に連通して
いる。電磁弁21およびパージバルブ24を開状態にす
ることにより、蒸発燃料吸着器22により吸着された蒸
発燃料が吸気管26側に排出される。
【0020】本発明の第1実施例では、上記の構成のう
ち蒸発燃料吸着器22、内圧制御弁51および電磁弁2
1がキャニスタアセンブリ20として一体的に配設され
ている。図2に示すように、キャニスタアセンブリ20
のキャニスタケース30は、活性炭ケース31とこの活
性炭ケース31と壁面の一部を共有する電磁弁ケース4
6とが隣接して形成されている。このキャニスタケース
30は、例えば樹脂により成形される。
【0021】活性炭ケース31の内部に形成された蒸発
燃料吸着室310内には活性炭が充填されており、これ
により蒸発燃料を吸着処理する蒸発燃料吸着器22が構
成されている。活性炭ケース31の側面311には、配
管22cに接続される導入管315および配管22bに
接続される排出管316が設けられている。また、図3
に示すように、側面311と直角方向に延びる側面31
2の左下位置からは、側面312に続いて側面312に
対して直角に横断面コ字状の隔壁32が延びている。隔
壁32の左側開口部32bに蓋部材33を取付けること
により、蒸発燃料吸着室310と連通する入口室34が
区画形成される。隔壁32の図3で上側には開口部32
aが設けられており、この開口部32aに内圧制御弁5
1が取付けられる。内圧制御弁51と開口部32aとの
間はOリング25により気密にシールされる。内圧制御
弁51の図3で左側には、燃料タンク23に接続される
配管22cに接続される導入管511が設けられてい
る。燃料タンク23内の圧力が一定値以上になると内圧
制御弁51が開き、蒸発燃料が入口室34から蒸発燃料
吸着室310に導入される。
【0022】電磁弁ケース46は、側面313の図3で
右側位置から側面313に対して直角に延びる隔壁41
と、隔壁41の上側開口部に取付けられるアッパーカバ
ー43と、隔壁41の右側に取付けられるサイドカバー
42とから形成される。ここで、隔壁41の上側開口部
が特許請求の範囲に記載の「開口」に相当し、アッパー
カバー43が特許請求の範囲に記載の「カバー」に相当
する。
【0023】サイドカバー42は、前述した活性炭ケー
ス31内に活性炭を充填したのち側面311と対向する
側面313に取付けられることにより、活性炭ケース3
1の側面313側を塞いでいる。また、サイドカバー4
2の下部は隔壁41の延びる方向と同方向にさらに延長
され、この延長部分42aが隔壁41の下部に設けられ
た開口部に取付けられる。
【0024】図1に示すように、アッパーカバー43は
平板部431の外周部に平板部431に対して垂直に延
びる複数のスナップ432を有する。スナップ432の
先端にはスナップ432から外向きに突出する鉤部43
3が設けられている。隔壁41へのアッパーカバー43
の取付け時、隔壁41の上側開口部の内側面に沿ってこ
のスナップ432を挿入すると、隔壁41の内側に設け
られた嵌合孔に鉤部433が嵌合する。これにより、隔
壁41の上端にアッパーカバー43が係止される。
【0025】また、アッパーカバー43には、平板部4
31の中央部からスナップ432と同方向に延びる係合
部としての筒状凸部434が形成されている。この筒状
凸部434には連通孔434aが形成されている。隔壁
41の上側開口部にアッパーカバー43を取付けたと
き、筒状凸部434は電磁弁21の上端に嵌合され、こ
れにより電磁弁21の上端がアッパーカバー43に係止
される。
【0026】電磁弁ケース46の内部は、隔壁41の一
部である仕切壁411によって、図1で上側に位置する
第1大気室44と下側に位置する第2大気室45とに仕
切られている。この仕切壁411には筒部としての連通
孔411aが設けられており、この連通孔411aに電
磁弁21の下端が挿入される。電磁弁21と連通孔41
1aとの間は、第一シール部材としてのOリング18に
より気密にシールされる。一方、電磁弁21の上端は、
アッパーカバー43に設けられた筒状凸部434に嵌合
される。この電磁弁21を開閉することにより、第1大
気室44と第2大気室45とが連通または遮断される。
【0027】ここで、第1大気室44が特許請求の範囲
に記載の「収納室」に相当し、第2大気室45が特許請
求の範囲に記載の「連通部」に相当する。また、この第
2大気室45を形成する部分の隔壁41および仕切壁4
11が特許請求の範囲に記載の「連通部を形成するキャ
ニスタケース」に相当し、仕切壁411からアッパーカ
バー43側に延びた部分の隔壁41が特許請求の範囲に
記載の「壁部」に相当する。
【0028】第1大気室44は、隔壁41の図1で右側
面の下部に設けられた大気取入口としての大気口44a
によって大気と連通しており、また側面312により蒸
発燃料吸着室310と隔てられている。すなわち、蒸発
燃料吸着室310と第1大気室とを隔てる部分の側面3
12は、活性炭ケース31と電磁弁ケース46とに共有
されている。また、第2大気室44は蒸発燃料吸着室3
10と連通している。したがって、電磁弁21を開閉す
ることにより、蒸発燃料吸着室310と大気とが連通ま
たは遮断される。
【0029】次に、電磁弁21の構成を図1に基づいて
説明する。図1に示すように、電磁弁21は、電磁ソレ
ノイド1と、この電磁ソレノイド1が保持されるコイル
保持部材8と、電磁ソレノイド1の上部に取付けられる
キャップ10とから構成されている。そして、キャップ
10に形成された第1通路10aとコイル保持部材8に
形成された第2通路8aとの連通を電磁ソレノイド1を
構成するムービングコア16により導通または遮断して
いる。ここで、第1通路10aが特許請求の範囲に記載
の「第一の開口部」に相当し、第2通路8aが特許請求
の範囲に記載の「第二の開口部」に相当する。
【0030】例えば樹脂からなるキャップ10は、図1
で下方を広口開口部とする椀状部101とこの椀状部1
01の底側に続く筒状部102とからなり、筒状部10
2の内部には大気が流入する第1通路10aが形成され
ている。電磁ソレノイド1は、コイル2、ヨーク3、マ
グネチックプレート4およびムービングコア16から構
成される磁路構成部材と、コイル2およびマグネチック
プレート4を保持するコイル保持部材8および2次モー
ルド部材9から構成される保持部材とを備えている。
【0031】筒状の糸巻形状を有するコイル保持部材8
は樹脂等から形成されており、このコイル保持部材8内
にはLの字を2つ背中合わせに向かい合わせた縦断面形
状を有するマグネチックプレート4がインサート成形さ
れている。このマグネチックプレート4の一端に位置す
る露出部4aはコイル保持部材8から露出しており、こ
の露出部4aは後述するヨーク3と磁気的に接続され
る。コイル保持部材8には通電することにより磁束を発
生させるコイル2が巻回されており、このコイル2から
発生する磁束がマグネチックプレート4内を通る。ま
た、コイル保持部材8の内部には第2通路8aが形成さ
れており、コイル保持部材8の図1で下側端部の外周に
はOリング18が取付けられている。電磁弁ケース46
に電磁弁21を固定するとき、Oリング18により第2
大気室45と第2通路8aとの連通を確実にし、かつ蒸
発燃料吸着室310の気密性を確保している。
【0032】一方、コイル保持部材8の外周は、巻回さ
れたコイル2の外周を保護するように樹脂からなる筒状
の2次モールド部材9によって覆われている。この2次
モールド部材9の図1で上側端部には環状のパッキンシ
ールが取付けられており、後述するヨーク3内に2次モ
ールド部材9が組付けられたとき、2次モールド部材9
の内側と外側とを液密にシールする。
【0033】磁路構成部材であるヨーク3は有底の筒状
に形成されており、底部3bがキャップ10の椀状部1
01の広口開口部に取付けられている。底部3bの中央
部は下側に窪んでいるため、キャップ10にヨーク3を
取付けるとキャップ10の椀状部101とヨーク3の底
部3bとにより空間部12が区画形成される。底部3b
には、第1通路10aを流通する大気が底部3bを通過
できるように連通孔3aが形成されている。そして、空
間部12にはシリコン系のスポンジ等からなるフィルタ
13が収容されており、このフィルタ13により第1通
路10aから侵入する異物等を取除いている。
【0034】磁路構成部材であるムービングコア16
は、ヨーク3内においてコイル保持部材8とヨーク3の
底部3bとの間に形成される空間部に収容されている。
このムービングコア16は、底部3bの内壁に面接触可
能な形状の皿状部16aと、この皿状部16aの図1で
下方に続いて形成され第2通路8a内を摺動可能な有底
筒状の摺動部16bとを有する。摺動部16bの内部に
は通路16dが形成され、摺動部16bの底部には通路
16dと第2通路8aとを連通させる連通孔16cが形
成されている。そして、一端が摺動部16bの底部内壁
に当接し他端がヨーク3の底部3bの内壁に当接する圧
縮コイルスプリング6により、ムービングコア16はコ
イル保持部材8側に付勢されている。
【0035】また、ムービングコア16の皿状部16a
には、ヨーク3の底部3bに形成された連通孔3aの位
置に合わせてシートゴム17が取付けられている。ムー
ビングコア16が圧縮コイルスプリング6の付勢力に抗
してヨーク3の底部3b側に移動した時、このシートゴ
ム17がヨーク3の底部3bに当接することによって連
通孔3aを遮蔽する。つまり、弁部材としてのシートゴ
ム17が弁座としての底部3bに着座することで連通孔
3aを遮蔽し閉弁することができる。
【0036】この電磁弁21の作動について説明する。
コイル2が通電されていないとき、電磁弁21は図1に
示すように開状態になっている。すなわち、ムービング
コア16は圧縮コイルスプリング6によってコイル保持
部材8方向に付勢されている。これにより、ヨーク3の
連通孔3aは連通状態となるため第1通路10aとムー
ビングコア16内の通路16dとが連通孔3aを介して
互いに連通する。したがって、大気側に開口する第1通
路10aと第2大気室45側に開口するコイル保持部材
8の第2通路8aとが連通している。
【0037】コイル2に通電すると、コイル2から発生
した磁束はヨーク3、マグネチックプレート4およびム
ービングコア16を閉磁路として流れる。したがって、
ムービングコア16は圧縮コイルスプリング6の付勢力
に抗してヨーク3側に移動するため、シートゴム17が
底部3bに着座する。これにより第1通路10aと通路
16dとの連通が遮断され、大気側と蒸発燃料吸着器2
2側との連通が遮断され、電磁弁21は閉状態になる。
【0038】この電磁弁21の電磁弁ケース46内への
組付けは、以下のようにして行われる。まず、サイドカ
バー42をキャニスタケース30に取付け、振動溶着な
どによりサイドカバー42の全周をキャニスタケース3
0に固定する。次いで、仕切壁411に設けられた取付
部としての連通孔411aにコイル保持部材8の下側端
部8bを挿入する。これにより、キャニスタケース30
の隔壁41の一部である仕切壁411に電磁弁21の下
端が係止される。
【0039】そして、前述のように隔壁41の上端開口
部にアッパーカバー43を取付ける。これにより、電磁
弁ケース46の形成が完了するとともに第1大気室44
が区画形成される。このとき、電磁弁21の上端に位置
するキャップ10の筒状部102にアッパーカバー43
の筒状凸部434が嵌合される。これにより、電磁弁2
1の上端がアッパーカバー43に係止される。筒状凸部
434には複数の連通孔434aが形成されているた
め、第1大気室44と第1通路10aとの連通が確保さ
れている。このアッパーカバー43の取付けにより、電
磁弁21の電磁弁ケース46内への組付けが完了する。
【0040】このように、電磁弁21の下端が仕切壁4
11に係止され、電磁弁21の上端がアッパカバー43
に係止されるため、キャニスタケース30の一部として
の電磁弁ケース46に電磁弁21の上下両端が係止され
た状態で電磁弁21が電磁弁ケース46内に収容され
る。このとき、前述のように大気口44aは図1で右側
面の下部に設けられているので、第1通路10aは大気
口44aから離れて位置している。
【0041】次に、電磁弁21が開状態にある場合につ
いて、図1に基づいて大気の流れを説明する。大気は、
大気孔44aから第1大気室44の下部に流入する。第
1大気室44の下部に流入した大気は、第1大気室44
を形成する隔壁41と電磁弁21との間を下から上へと
流れ、第1大気室44の上部においてアッパーカバー4
3の連通孔434aから電磁弁21の第1通路10aへ
と導入される。電磁弁21は開状態であるので、電磁弁
21内に導入された大気は第1通路10aからフィルタ
13、連通孔3a、通路16d、第2通路8aを通って
第2大気室45に流入し、蒸発燃料吸着室310に供給
される。
【0042】本発明の第1実施例の蒸発燃料処理装置に
よると、キャニスタケース30の隔壁41に電磁弁21
を直接取付けるため、電磁弁と蒸発燃料吸着器とを接続
する配管が不要となるのでこの配管からの蒸発燃料漏れ
を防止することができる。また、配管が不要になったこ
とにより、蒸発燃料処理装置の取付けスペースが節約さ
れるので車両への搭載性が向上する。さらに、蒸発燃料
吸着器に配管を接続する工程が省略され、かつ部品点数
が削減されるのでコスト低減効果がある。
【0043】アッパーカバー43は、隔壁41の内側の
嵌合孔に鉤部433を嵌合させることにより隔壁41の
上側開口部に取付けられる。このため、隔壁41の上側
開口部の内側面に沿ってスナップ432を挿入するとい
う一段階の操作で取付けを行うことができるので作業性
が向上する。また、キャニスタケース30の一部として
電磁弁21を収容する電磁弁ケース46を形成し、この
電磁弁ケース46のアッパーカバー43と仕切壁411
との間に電磁弁21の上下両端が挟持されているので、
電磁弁ケース46内に電磁弁21を安定よく取付けるこ
とができる。このため、電磁弁21のがたつきが抑えら
れるので、キャニスタアセンブリ20が傾いたり振動し
たりした場合にも蒸発燃料吸着室310内の気密性を確
保することができる。したがって、電磁弁21のキャニ
スタケース30への取付部における蒸発燃料漏れが低減
される。
【0044】蒸発燃料吸着器22に供給される大気は、
電磁弁ケース46の第1大気室44内において隔壁41
と電磁弁21との間を下から上方向に流通し、電磁弁2
1の上端から電磁弁21内に導入される。また、電磁弁
ケース46の上端を塞ぐアッパーカバー43が電磁弁2
1の水避けとして機能する。これにより、外部からの
水、埃などが電磁弁21内に侵入しにくい構造となって
いる。したがって、電磁弁21のムービングコア16が
錆付きにくくなり、さらにフィルタ13の耐用期間が延
長されるという効果がある。また、電磁弁ケース46の
内部に電磁弁21が収容されており電磁弁21の周囲は
大気孔44aを除いてアッパーカバー43および隔壁4
1により囲まれているため、外部からの衝撃や被水から
電磁弁21が保護される。
【0045】(第2実施例)本発明の第2実施例を図5
に示す。この第2実施例は、第1実施例の構成において
第1大気室の内部にフィルタを設けた例である。エアフ
ィルタ60は筒状であり、軸方向に延びる複数の襞が形
成されたフィルタ本体61と、フィルタ本体の両端部に
それぞれ取付けられた環状のシール材62とからなる。
このシール材62が、特許請求の範囲に記載の「第二の
シール部材」に相当する。アッパーカバー43の第1大
気室側には、筒状凸部434の周りに環状の嵌合溝43
5が形成されている。また、仕切壁411の第1大気室
側には、連通孔411aの周りに環状の嵌合溝415が
形成されている。嵌合溝435および嵌合溝415にシ
ール材62をそれぞれ嵌合すると、アッパーカバー43
と仕切壁411との間にエアフィルタ60が挟持され
る。これにより、電磁弁21の周りがエアフィルタ60
によって囲まれる。この他の部分の構成は第1実施例と
実質的に同様である。
【0046】本発明の第2実施例の蒸発燃料処理装置に
よると、大気口44aから第1大気室44内に流入した
大気は、フィルタ13に比べて大面積のエアフィルタ6
0によってあらかじめ濾過されたのち電磁弁21内に導
入される。これにより、第1実施例の効果に加えて、電
磁弁21のフィルタ13にかかる負荷が少なくなるので
フィルタ13の耐用期間を延長可能であり、このため電
磁弁21の寿命が延長されるという効果がある。
【0047】なお、第2実施例において、エアフィルタ
60の目が十分に細かい場合には電磁弁21に設けられ
るフィルタ13を省略してもよい。これにより、空間部
16の厚みを小さくすることができるので電磁弁21を
高さ方向に小型化することが可能となる。また、上記第
1および第2実施例では、蒸発燃料吸着器の大気解放側
に設けられる電磁弁をキャニスタケース内にその上下を
係止して取付けた例について説明したが、この電磁弁の
取付け方法を他の電磁弁、例えばパージバルブ、内圧制
御弁などに適用することも可能である。
【0048】さらに、上記第1および第2実施例ではキ
ャニスタケース30として活性炭ケース31と隔壁41
とを一体に形成し、この隔壁41の開口側にアッパーカ
バー43を取付けているが、この隔壁のうち第一大気室
44を形成する部分をキャニスタケース側ではなくアッ
パーカバー側に設けてもよい。すなわち、電磁弁を覆う
ようにアッパーカバーから第二大気室側に延びる覆い部
をアッパーカバーと一体に形成し、この覆い部の先端を
第二大気室を形成するキャニスタケースに取付けること
ができる。この場合には、第二大気室を形成するキャニ
スタケースとアッパーカバーの覆い部とアッパーカバー
の平坦部とにより、電磁弁を収納する収納室が形成され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の蒸発燃料処理装置に備え
られた電磁弁を示すもので、図2のI−I線断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の蒸発燃料処理装置を示す
平面図である。
【図3】本発明の第1実施例の蒸発燃料処理装置を示す
もので、図2のIII −III 線断面図である。
【図4】本発明の第1実施例による蒸発燃料処理装置に
よる蒸発燃料処理方法を示す模式図である。
【図5】本発明の第2実施例による蒸発燃料処理装置に
備えられた電磁弁を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電磁ソレノイド 2 コイル 8 コイル保持部材 8a 第2通路(第二の開口部) 8b 下側端部(他端部) 10 キャップ 10a 第1通路(第一の開口部) 13 フィルタ 16 ムービングコア 18 Oリング(第一のシール部材) 20 キャニスタアセンブリ 21 電磁弁 22 蒸発燃料吸着器 23 燃料タンク 24 パージバルブ 30 キャニスタケース 31 活性炭ケース 41 隔壁 42 サイドカバー 43 アッパーカバー(カバー) 44 第1大気室(収納室) 44a 大気孔(大気取入口) 45 第2大気室(連通部) 46 電磁弁ケース 51 内圧制御弁 60 エアフィルタ(フィルタ) 102 筒状部(一端部) 310 蒸発燃料吸着室 411 仕切壁 411a 連通孔(筒部、取付部) 432 スナップ 434 筒状凸部(係合部、凸部)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発燃料を吸着処理する蒸発燃料吸着室
    と、この蒸発燃料吸着室と大気とを連通する連通部とを
    形成するキャニスタケースと、 大気を取入れるための第一の開口部と、前記連通部を形
    成する前記キャニスタケースに取付けられる第二の開口
    部とを有し、前記第一の開口部と前記第二の開口部とを
    連通または遮断する電磁弁と、 前記キャニスタケースに取付けられて前記キャニスタケ
    ースとの間に前記電磁弁を収納する収納室を形成すると
    ともに、前記電磁弁を位置決めする係合部が形成された
    カバーと、 前記収納室と大気とを連通する大気取入口と、 を有し、 前記カバーを前記キャニスタケースに取付ける際に、前
    記係合部により前記電磁弁を前記キャニスタケースに位
    置決めすることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記係合部は、前記第一の開口部に嵌合
    する凸部であることを特徴とする請求項1記載の蒸発燃
    料処理装置。
  3. 【請求項3】 前記キャニスタケースは、前記連通部を
    形成する前記キャニスタケースから前記電磁弁を囲むよ
    うに一体に延びる壁部を有し、前記壁部および前記壁部
    の開口を覆う前記カバーにより前記収納室が形成される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の蒸発燃料処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記大気取入口は、前記壁部の連通部側
    に形成されていることを特徴とする請求項3記載の蒸発
    燃料処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第一の開口部と前記第二の開口部と
    は、前記電磁弁の互いに対向する位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の
    蒸発燃料処理装置。
  6. 【請求項6】 前記電磁弁は、前記キャニスタケースと
    前記カバーとの間に挟持固定されることを特徴とする請
    求項1から5のいずれか一項記載の蒸発燃料処理装置。
  7. 【請求項7】 前記大気取入口は、前記第一の開口部か
    ら離隔した位置に形成されていることを特徴とする請求
    項1から6のいずれか一項記載の蒸発燃料処理装置。
  8. 【請求項8】 前記連通部を形成する前記キャニスタケ
    ースには前記第二の開口部を嵌合する筒部が形成され、
    この筒部と前記第二の開口部との間には第一のシール部
    材が設けられていることを特徴とする請求項1から7の
    いずれか一項記載の蒸発燃料処理装置。
  9. 【請求項9】 前記収納室には、前記大気取入口と前記
    第一の開口部との間にフィルタが設けられていることを
    特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の蒸発燃
    料処理装置。
  10. 【請求項10】 前記フィルタは筒状であって前記電磁
    弁を囲むように配設され、前記フィルタの両端面は前記
    カバーと前記キャニスタケースとの間にそれぞれ第二の
    シール部材を介して挟持されることを特徴とする請求項
    9記載の蒸発燃料処理装置。
  11. 【請求項11】 蒸発燃料を吸着処理する蒸発燃料吸着
    室を区画する仕切壁を有するとともに、一端が開口した
    キャニスタケースと、 前記キャニスタケースの一端を塞ぐとともに、凸部が設
    けられたアッパーカバーと、 前記アッパーカバーの凸部に係止された第一の開口部を
    有するとともに、前記キャニスタケースの仕切壁に設け
    られた取付部に嵌合された第二の開口部を有し、かつ前
    記キャニスタケースと前記アッパーカバーとからなる空
    間内に配設された電磁弁とを備え、 前記電磁弁は、前記第一の開口部が前記キャニスタケー
    スの外部に連通し、前記第二の開口部が前記仕切壁の取
    付部に嵌合することにより前記蒸発燃料吸着室と連通
    し、前記蒸発燃料吸着室と前記第一の開口部とを連通ま
    たは遮断することを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  12. 【請求項12】 前記第一の開口部は、大気開放されて
    いることを特徴とする請求項11記載の蒸発燃料処理装
    置。
  13. 【請求項13】 前記キャニスタケース内に前記電磁弁
    を配設した状態で前記第一の開口部は、前記凸部近傍の
    前記キャニスタケース内に開口しており、前記蒸発燃料
    吸着室に供給される気体は、前記電磁弁の周囲を前記取
    付部側から前記凸部側に流通して前記第一の開口部から
    前記電磁弁に流入することを特徴とする請求項11また
    は12記載の蒸発燃料処理装置。
  14. 【請求項14】 前記キャニスタケース内には前記電磁
    弁に流入する気体を濾過するフィルタが設けられている
    ことを特徴とする請求項13記載の蒸発燃料処理装置。
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