JP3486568B2 - 外張りリフオーム断熱工法及びリフオームパネル - Google Patents

外張りリフオーム断熱工法及びリフオームパネル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋のリフォーム
断熱施工に関するものであって、建築分野、特に壁パネ
ルの施工及びパネル構造に関連するものである。
【0002】
【従来の技術】家屋等の壁の断熱の改修工事は、建物内
側から改修する方法もあるが外側から改修する方が居住
者の日常生活を考える上で有利であり、また外装を維新
できるので一般的に行われている。「木造住宅断熱改修
マニュアル北海道版」(財団法人、住宅金融普及協会、
平成9年2月発行(初版))には、「プラスチック断熱
材によって外張り断熱工法」としてポリスチレンフォー
ム保温板で断熱を施す技術が開示されている。
【0003】図及び図は、該外張り断熱工法の一層
張りを示すものであり、次のとおり施工している。 (イ)既存外装材をすべて取り去り、柱V、間柱V
等の縦材V、及び土台H、胴差H等の横材Hから成
る構造体を剥き出しにする。 (ロ)次いで、断熱材として、市販の1820mm×91
0mmの厚板サイズから切出した押出成形ポリスチレン板
を順次構造体に釘Nで張設して壁面を覆い、各断熱
材間の突き合せ目地を気密シールで塞じる(図)。 (ハ)次いで、張設ポリスチレン板Pの表面に柱(間
柱)位置を墨糸でマーキングMする。 (ニ)次いで、各通気層胴縁VをマーキングM上に位
置させて、釘Nによって該胴縁V群を縦材及び横材の
構造材にポリスチレン板P上から固定する。 (ホ)次いで、通気層胴縁Vを下地にして釘Nによっ
て新しい外装材を張設する。
【0004】以上の(イ)乃至(ホ)の工程によって剥
き出しになっていた構造材の壁面は、ポリスチレン板P
によって断熱構造となり、ポリスチレン板Pと外装
材8との間には通気層胴縁Vの厚み分の空隙が形成出
来て、空気の矢印aの貫流が可能な通気層付き断熱壁と
なる(図)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の(ロ)の工程に
於いては、押出成形ポリスチレン板の厚板が1820mm
×910mmであるため、階高さ2800mmに継ぎ足すこ
とにより気密シールで塞ぐところが多くなる。また、通
気層胴縁Vを柱Vや細い間柱Vに釘Nが効くよう
に打付けるための(ハ)工程のマーキングMや(ニ)工
程の釘打ちは困難な手作業である。
【0006】しかも、押出成形ポリスチレン板Pでは
釘Nのせん断荷重に耐えうる程の耐力が期待出来ないた
め、通気層胴縁Vを打付ける釘Nには、ポリスチレン
板Pの厚さ分の腕長さに関する外装材の重量による曲
げモーメントが作用することとなり、釘Nに対する保持
力に不安があり、そのため、押出成形ポリスチレン板の
厚さ、即ち断熱性能が制約を受ける。本発明は、新規な
外張りリフォーム断熱工法を新規なリフォームパネルを
採用して実施し、従来の課題を解決するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】例えば図4、図
5に示す如く、家屋の古い外装材を取り去り、柱V
間柱Vの縦材Vと、土台Hや胴差Hや軒桁H3の
横材Hから成る構造材を剥き出しとし、次いで剥き出し
横材Hにはパネル取付部材70,71,72,73
固定し、該パネル取付部材には、図1に示す如き、パネ
ル構造材として等寸の縦木1のみを少くとも両側に平行
に備え、縦木1間の表面側に、均斉散在した突起40の
先端にピンホールphを備えた耐水性の凹凸樹脂シート
4を配置して、合成樹脂発泡断熱材の充填発泡によって
縦木1と断熱材2と凹凸樹脂シート4とを接着一体化
し、樹脂シート4の凹凸面4Aで断熱材2表面を規定し
て、パネル表面F1に通気用の空隙層を形成したリフ
ォームパネルの上端及び下端を、該取付部材70,7
1,72,73に対応配置した切欠C1,C2を介し
、且つ空隙層を外面にして固定し、剥き出し構造材
の外面をリフォームパネル群で被覆し、次いで外装材
8をリフォームパネルの縦木1に固定する外張りリフ
ォーム断熱工法である。
【0008】リフォームパネルは、表面Fの各縦木
1間の断熱材2面上には空隙層が存在するため、各縦
木1上に外装材8を縦木1を下地として釘打ち張設被覆
しても、該空隙層は空気の上下貫流機能を保証する。
また、リフォームパネルの構造材への張設は、パネル
取付部材70,71,72,73を介して行うため、パ
ネルの縦木1群と縦材V(柱、間柱)群との位置合せ
は不要となる。
【0009】また、断熱材2は縦木と接着一体化してい
るため断熱材の張設はパネル縦木の取付けだけで施工出
来、簡単且つ少ない工数で外張り断熱工法が実施出来
る。また、外装材はリフォームパネルの縦木に固定
し、縦木はパネル取付部材に固定するため、断熱材2の
厚さが取付構造によって制約を受けることなく、従って
断熱性能の設計が自由となる。
【0010】また、リフォームパネルPは、使用時に
は、均斉散在した突起40は、外装材8を内面から支承
する機能を有するため、外装材8の外圧による変形や破
損を防止する効果を発揮するしかも、凹凸樹脂シート
の耐水性によって、断熱材の断熱機能の劣下も防止出来
【0011】また、パネル取付部材として木製角材7
0,71を構造材の横材Hに張設固定し、リフォームパ
ネルの上端及び下端に切欠Cを形成し、該切欠C
を木製角材70,71に嵌合して各縦木1の上下端を木
製角材70,71に固定することによりパネルを張設
した。従って、木製角材70,71は入手が容易であ
り、構造体への取付けが釘打ちにより簡単に実施出来
る。しかも、リフォームパネルは上下のパネル取付部
材の木製角材70,71間にはめ込んで縦木部を角材7
0,71に固定するため、慣用の釘打ちやネジ止め手段
で簡単、且つ強固に、建物の柱や間柱の位置にも関係な
く施工出来る。
【0012】また、パネル取付部材として取付部K
支承部K及びガイド部G,Gを備えた取付金具7
2,73を構造材の横材Hに取付部Kによって固定
し、リフォームパネルの上端及び下端には切込溝C
をパネル面と平行に貫通し、該切込溝Cを取付金具7
2,73のガイド部G,Gに嵌着することによりパ
ネルを張設した。従って、短寸の金具72,73が固
定出来ればパネル張設は可能となり、構造体の木造か鉄
骨かを問わず、且つ一部材で下側パネル上端と上側パネ
ル下端とを支持出来るので、リフォームパネルの張設
の面一化、合理化が達成出来る。
【0013】また、使用するリフォームパネルは、
ネル構造材として等寸の縦木1のみを少くとも両側に
行に備え、縦木1間の表面側に、均斉散在した突起40
の先端にピンホールphを備えた耐水性の凹凸樹脂シー
ト4を配置し、合成樹脂発泡断熱材充填発泡によって
縦木1と断熱材2と凹凸樹脂シート4とを接着一体化す
ると共に、表面F では各縦木厚Tより断熱材厚T
を小とし、該樹脂シート4の凹凸面4Aで断熱材2表
面を規定してパネル表面F1に通気用の空隙層を形成
した物である。
【0014】従って、断熱性能を有する該リフォームパ
ネルは縦木1部分で構造体側の取付部材に固定するだ
けで、断熱材層と通気層胴縁との個々の施工が不要とな
り、本願の外張りリフォーム断熱工法が達成出来る。そ
の上、該リフォームパネルは現場施工時でも鋸切りで
簡単に裁断出来るため、施工場所に応じて裁断した短寸
状態でも、或いは端縁を相欠きして継ぎ足して必要長寸
としての使用も可能である。
【0015】更に、該リフォームパネルの空隙層
形成を、パネル表面Fでは、縦木1間に凹凸樹脂シー
ト4を配置し、該樹脂シート4の凹凸面4Aで断熱材2
表面を規定して実施したので、空隙層は凹凸シート自体
の賦型形態で実施出来、空隙層形成用の特別の型が不要
となり、しかも凹凸樹脂シートが断熱材表面を被覆して
いるため、樹脂シートの耐水性によって、断熱材の断熱
機能の劣化も抑制出来る。更に凹凸面が突起40の散在
であるため、突起40群が外装材の外圧による変形阻止
機能を発揮し、しかも各突起の先端にはピンホールph
が存在するため、合成樹脂発泡断熱材の充填時には各ピ
ンホールphの存在によって比較的低い充填圧の下でも
断熱材の均斉充填が可能となり、凹凸樹脂シート内面の
空気溜りの発生も防止出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】〔リフォームパネルの製造(図
1、図2、図3)〕 図2(A)に示す如く、縦木1として長さLが295
0mm、幅Wが38mm縦木厚Tが89mmの木材の3本
を並列し、両側の縦木1を含む全体横幅、即ちパネル幅
が910mmとなるようにポリエチレン製の枠板3で
固定した。尚一方の枠板3には注入孔0が配置してあ
る。次いで、図2(B)の如く、肉厚1.0mmの発泡ポ
リスチレンペーパーを用い、断熱材幅Lに対応する凹
凸面4Aの両側には取付用の平坦縁4Bが存在し、凹凸
面4Aには突出高さhが20mmで、頂点が平坦縁4Bと
同一レベルの断面略裁頭円錐形の突起40が均斉に散在
し、且つ突起40の頂点にはピンホールphが存在する
形態に熱成形加工して凹凸樹脂シート4を用意した。
【0017】次いで用意した凹凸樹脂シート4を縦木間
に、シート両側の平坦縁4Bを各縦木上に載置し、平坦
縁4Bをステープル6で縦木上面に固定し、縦木1及び
枠板3で形成された枠体の一面に凹凸樹脂シート4を張
設した後、枠体を反転して凹凸樹脂シート4面を下に
し、枠体上面にクラフト紙5を張ってステープル6でク
ラフト紙周縁を枠体上、即ち縦木1及び枠板3上に固定
し、凹凸樹脂シート4とクラフト紙5とで密塞箱状とな
った枠体をプレス内に入れて枠体3の注入孔0からウレ
タンを充填発泡させた。
【0018】次いで、プレス内での養生後に両端の枠板
3を外し、裏面Fでは断熱材2にクラフト紙5が接着
し、表面Fでは断熱材2に凹凸樹脂シート4が接着
し、且つ表面Fでは、両側及び中間の縦木1の表面に
凹凸樹脂シート4の平坦縁4Bが固着し、凹凸面4Aで
は断熱材2の充填した突起40先端のピンホールph部
が縦木上面と同一レベルであるパネル(図1)が得られ
た。
【0019】該パネルにあっては、20mm高さの凹凸に
よって空隙層が形成出来た。また、凹凸シート4の突
起40先端のピンホールphの存在によってウレタンの
充填が空気溜り(空洞)を生じることなく容易に実施出
来た。また、ピンホールphの存在によるウレタン充填
圧の軽減化と、凹凸の均斉散在とによって、1mm肉厚の
凹凸樹脂シート4が発泡圧に耐えることが出来た。ま
た、使用時には、突起40は外装材8を内面から支承す
る機能を有するため、外装材8の外圧による変形や破損
を防止する効果を発揮する。しかもポリスチレンペーパ
ーの耐水性によって、ウレタン断熱材の断熱機能の劣化
防止も期待出来る。
【0020】〔リフォーム断熱施工〕 例1.(図4、図5) 図4に示す如く、家屋の旧外装材を全て剥ぎ取って土台
や胴差Hの横材H及び柱Vや間柱Vの縦材V
から成る構造材を露出し、パネル下端の取付部材70は
45×100の木製角材を土台Hに釘打ち固定し、パ
ネル上端の取付部材71は45×45の木製角材を胴差
に釘打ち固定する。
【0021】次いで、リフォームパネルの裏面F
上下端縁にはそれぞれ直角の切欠C(図1(C))を
施して、パネルの上下の切欠Cをそれぞれ上下取付
部材70,71に嵌合してパネル縦木1の上下端をパネ
ル取付部材71,70の木材に釘打ち固定(図4)し、
各パネル間の隣接縦木間の隙間を気密テープtで目張
りする。次いで、新規外装材8を各パネルの表面から
各縦木1に釘打ちしながら張設(図5)する。尚、上下
にパネルを配置する場合は、45×100の如く上下
幅を大とした1本の木製角材70を胴差に配置し、上パ
ネル下端と下パネル上端とを1本の角材で、且つ上
下パネル間隙が5mm位になるように施工すれば、角材7
0の取付面及び各パネル間の隙間の断熱処理の面から有
利である。
【0022】得られた壁面にあっては、各リフォームパ
ネルの縦木1上に外装材8が張設固定されているた
め、パネル表面Fの凹凸高さh(20mm)が空気流
通用の空隙層となり、図5の矢印aの如く外装材8内
面に空気流が貫通出来ると共に、壁面は断熱材2によっ
て保温機能が付与される。尚、土台H下方の布基礎に
は発泡ウレタン断熱板を外断熱として接着施工し、上下
パネルの継ぎ目部分等必要個所には一液ウレタン
フォームで塞ぎ、断熱性及び気密性を確保する。
【0023】例2.(図) 図(B)に示す如く、垂直な取付部Kと、複数の釘
孔hを有する水平な支承部K及び支承部端を垂直に折
曲してガイド部G,Gを形成した取付金具72、及
びガイド部が上方片のGのみの取付金具73を用い、
取付金具73を土台Hに取付け、リフォームパネル
には、上縁及び下縁に切込溝Cを貫通配置し、パネル
の下方の切込溝Cを取付金具73のガイド部G
嵌合し、次いでパネルの上方の切込溝Cに取付金具
72のガイド部Gを嵌合して該金具72を胴差H
固定することにより、リフォームパネルを取付け、取
付金具72のガイド部Gには上方パネルPの下方切込
溝Cを嵌合する仕方でパネルを張設し、次いで例1
同様に外装材8をパネルの縦木1に釘打ち固定する。
尚、各パネルの左右移動阻止は、支承部Kの釘孔h
を介してパネル上下端縁を取付金具72に釘固定し、上
下パネル相互には釘を上パネル下端から下パネル上端へ
と斜行打込みで達成する。また、各パネルの左右間隙
や上下間隙、更には土台まわりの断熱性及び気密性の確
保は例1同様に達成する。
【0024】
【発明の効果】構造材に取付けたパネル取付部材にリフ
ォームパネルを固定するだけであるので、パネルの構造
材(柱、間柱)に対する位置合せ、即ちパネル縦木1と
柱Vや間柱Vとの横方向位置合せは不要となり、従
ってリフォーム対象家屋の骨組構造材の寸法に関係なく
簡単、且つ容易に外張りリフォーム断熱施工が実施出来
る。
【0025】また、リフォームパネルの縦木1が外装
材8の取付用下地となるため、従来の如き通気層胴縁の
取付工程が不要となる。また、リフォームパネル自体
が断熱材及び通気用空隙を有するため、骨組構造材に
対するパネル取付部材70,71,72,73の取付け
と、パネル取付部材へのリフォームパネルの取付け
と、リフォームパネルへの外装材8の取付けとの簡便
且つ容易な3工程のみで通気層を備えた外張りリフォー
ム断熱工事が施工出来る。
【0026】また、外装材はパネル縦木1に釘打ち固定
出来、パネル縦木は直接パネル取付部材に固定するた
め、パネルの断熱材の厚みに対する何らの制約も無
く、従って断熱材の厚みは必要断熱機能に応じて自由に
設定出来る。また、リフォームパネルの縦木1自体が
パネルの骨組構造材への取付機能と、外装材8取付用
の通気層胴縁との機能を具備するため、パネルの縦木が
構造材に強固に取付けられさえすれば外張りリフォーム
断熱施工が可能となり、従って、リフォーム対象家屋に
よってはパネル取付部材を取付施工せずとも外張りリフ
ォーム断熱施工が可能である。
【0027】また、該リフォームパネルは、縦木と合
成樹脂発泡断熱材と樹脂シートとで形成されており、釘
を使用していないため、施工時に現場で適宜に鋸歯裁断
して必要短寸状態で用いることも、継ぎ足して必要長尺
状態として用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリフォームパネル説明図であり、
(A)は上面図、(B)は平面図、(C)は側面図であ
る。
【図2】本発明のリフォームパネルの製造説明斜視図で
あり、(A)は枠板を取付けた状態を、(B)は凹凸樹
脂シートの取付状態を示す。
【図3】本発明のリフォームパネルの製造に於ける裏面
のクラフト紙の取付状態を示す図である。
【図4】本発明の断熱施工の例1に於けるパネル取付状
態説明図である。
【図5】本発明の断熱施工の例1に於ける外装材取付状
態の説明図である。
【図6】本発明の断熱施工の例2を示し、(A)はパネ
ル取付状態を、(B)はパネル取付用金具を示す。
【図7】従来の断熱材取付状態斜視図である。
【図8】従来の通気層胴縁及び外装材の取付状態斜視図
である。
【符合の説明】
1・・・縦木 2・・・断熱材 3・・・枠板 4・・・凹凸樹脂シート 4A・・・凹凸面 4B・・・平坦縁 5・・・クラフト紙 6・・・ステープル 8・・・外装材 30・・・型板 40・・・突起 70,71・・・木製角材 72,73・・・取付金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−264527(JP,A) 特開 平8−291600(JP,A) 実開 昭63−104020(JP,U) 実開 昭63−111511(JP,U) 実開 昭60−48512(JP,U) 実開 昭62−40109(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家屋の古い外装材を取り去り、柱
    (V)や間柱(V)の縦材(V)と土台(H)や
    胴差(H)や軒桁(H)の横材(H)から成る構造
    材を剥き出しとし、次いで剥き出した横材(H)にはパ
    ネル取付部材(70,71,72,73)を固定し、該
    パネル取付部材には、パネル構造材として等寸の縦木
    (1)のみを少くとも両側に平行に備え、縦木(1)間
    の表面側に、均斉散在した突起(40)の先端にピンホ
    ール(ph)を備えた耐水性の凹凸樹脂シート(4)を
    配置して、合成樹脂発泡断熱材の充填発泡によって縦木
    (1)と断熱材(2)と凹凸樹脂シート(4)とを接着
    一体化し、樹脂シート(4)の凹凸面(4A)で断熱材
    (2)表面を規定して、パネル表面(F1)に通気用の
    空隙層()を形成したリフォームパネル()の上端
    及び下端を、該取付部材(70,71,72,73)に
    対応配置した切欠(C1,C2)を介して、且つ空隙層
    )を外面にして固定し、剥き出し構造材の外面をリ
    フォームパネル()群で被覆し、次いで外装材(8)
    をリフォームパネル()の縦木(1)に固定する外張
    りリフォーム断熱工法。
  2. 【請求項2】 パネル取付部材として木製角材(70,
    71)を構造材の横材(H)に張設固定し、リフォーム
    パネル()の上端及び下端に切欠(C)を形成し、
    該切欠(C)を木製角材(70,71)に嵌合して各
    縦木(1)の上下端を木製角材(70,71)に固定す
    る請求項1の外張りリフォーム断熱工法。
  3. 【請求項3】 パネル取付部材として取付部(K)、
    支承部(K)及びガイド部(G,G)を備えた取
    付金具(72,73)を構造材の横材(H)に取付部
    (K)によって固定し、リフォームパネル()の上
    端及び下端には切込溝(C)をパネル面と平行に貫通
    し、該切込溝(C)を取付金具(72,73)のガイ
    ド部(G,G)に嵌着する請求項1の外張りリフォ
    ーム断熱工法。
  4. 【請求項4】 パネル構造材として等寸の縦木(1)の
    みを少くとも両側に平行に備え、縦木(1)間の表面側
    に、均斉散在した突起(40)の先端にピンホール(p
    h)を備えた耐水性の凹凸樹脂シート(4)を配置し
    合成樹脂発泡断熱材充填発泡によって縦木(1)と断
    熱材(2)と凹凸樹脂シート(4)とを接着一体化す
    と共に、表面(F1)では各縦木厚(T)より断熱
    材厚(T)を小とし、該樹脂シート(4)の凹凸面
    (4A)で断熱材(2)表面を規定してパネル表面(F
    1)に通気用の空隙層()を形成したリフォームパネ
    ル。
  5. 【請求項5】 凹凸面が断面略裁頭円錐形の突起(4
    0)の散在によって形成され、各突起(40)の先端が
    ピンホール(ph)を備えている請求項4のリフォーム
    パネル。
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