JP3486017B2 - 車両用エンジン点火装置 - Google Patents

車両用エンジン点火装置

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JP3486017B2
JP3486017B2 JP25223295A JP25223295A JP3486017B2 JP 3486017 B2 JP3486017 B2 JP 3486017B2 JP 25223295 A JP25223295 A JP 25223295A JP 25223295 A JP25223295 A JP 25223295A JP 3486017 B2 JP3486017 B2 JP 3486017B2
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健志 今野
聡 本田
純孝 小川
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    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/04Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
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  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリとコイル
駆動回路間にイグニッションスイッチを介装し、イグニ
ッションスイッチの操作によりコイル駆動回路でイグニ
ッションコイルを駆動してエンジンを始動する車両用エ
ンジン点火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用エンジン点火装置はバッテリとコ
イル駆動回路間に介装したイグニッションスイッチを備
えており、このイグニッションスイッチを正規のイグニ
ッションキーで閉成することにより、コイル駆動回路で
イグニッションコイルを駆動してエンジンを始動するよ
うになっている。
【0003】かかるエンジン点火装置において、イグニ
ッションスイッチに接続されたコードのうちの所定のも
のを短絡させる等の手段でエンジンを始動することがで
きないように、イグニッションスイッチを閉成した時に
抵抗を含む線型回路でバッテリ電圧を分圧して所定の電
圧を発生させ、この電圧が予め設定した所定範囲内にあ
るとき、あるいは電圧の変化パターンが予め設定した所
定のパターンと一致したときにイグニッションコイルの
駆動を許可するものが提案されている(特開平4−31
8284号公報、特開平6−171465号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のものは、線型素子である抵抗の抵抗値をテスター等の
簡単な器具で測定することにより、イグニッションコイ
ルの駆動が許可される電圧値を推定することが可能であ
った。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、正規のイグニッションキーを使用せずにエンジンを
始動することが困難な車両用エンジン点火装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、バッテリとコイル駆動回路間にイグニッ
ションスイッチを介装し、イグニッションスイッチの操
作によりコイル駆動回路でイグニッションコイルを駆動
してエンジンを始動する車両用エンジン点火装置におい
て、イグニッションスイッチの操作により非線型素子を
介して、エンジンの始動を許可するための所定の電圧あ
るいは電流を出力側に発生させる非線型回路を設け、
イル駆動回路は、前記非線型回路がその非線型回路の出
力側に前記所定の電圧あるいは電流を発生したことを条
件としてイグニッションコイルを駆動することを第1の
特徴とし、また請求項2の発明は、バッテリとコイル駆
動回路間にイグニッションスイッチを介装し、イグニッ
ションスイッチの操作によりコイル駆動回路でイグニッ
ションコイルを駆動してエンジンを始動する車両用エン
ジン点火装置において、イグニッションスイッチの操作
により非線型素子を介して所定の電圧あるいは電流を出
力側に発生させる非線型回路を設け、コイル駆動回路
は、前記非線型回路がその非線型回路の出力側に前記所
定の電圧あるいは電流を発生したときにはその発生に応
じてイグニッションコイルを駆動するが、同非線型回路
がその非線型回路の出力側に前記所定の電圧あるいは電
流を発生しないときにはイグニッションコイルを駆動し
ないことを第2の特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0008】図1〜図3は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はエンジン点火装置の全体構成を示す図、図
2はイグニッションスイッチの接点の説明図、図3はエ
ンジン点火装置の回路図である。
【0009】図1は自動二輪車用のエンジン点火装置を
示すものであって、このエンジン点火装置は、12ボル
トの端子電圧を有するバッテリ1と、バッテリ1にヒュ
ーズ2を介して接続され、イグニッションキーによって
開閉されるイグニッションスイッチ3と、電流及び電圧
判定回路を備えた点火ユニット4と、イグニッションコ
イル5と、エンジンの点火プラグ6とから構成される。
【0010】図2に示すように、イグニッションスイッ
チ3は4個の固定接点A〜Dと、イグニッションキーの
操作に連動して回転する可動接点Eとを備えており、固
定接点A及び固定接点Dは常時導通している。対向して
配置された2個の固定接点A,Bはイグニッションスイ
ッチ3がONポジションにあるときに相互に導通し、ま
た対向して配置された2個の固定接点C,Dはイグニッ
ションスイッチ3がLOCKポジションあるいはOFF
ポジションにあるときに相互に導通する。従って、イグ
ニッションスイッチ3が前記各ポジションにあるとき、
各固定接点A〜Dの導通状態は図2の表に示したように
なる。
【0011】図3から明らかなように、バッテリ1のマ
イナス端子は車体に接地され、プラス端子はイグニッシ
ョンスイッチ3の固定接点Bに接続される。またイグニ
ッションスイッチ3の固定接点A及び固定接点C間にツ
ェナーダイオード7が接続される。
【0012】点火ユニット4のコイル駆動回路8は、イ
グニッションスイッチ3をONポジションにしたときに
バッテリ1に接続される電源端子9と、後述する点火許
可信号が入力される点火許可信号端子10と、パルサー
コイルに接続されるパルサーコイル接続端子11と、イ
グニッションコイル5に接続されるイグニッションコイ
ル接続端子12と、車体に接地される接地端子13とを
備える。
【0013】点火ユニット4に設けられた点火許可回路
14は、イグニッションスイッチ3の固定接点A,Dと
同電位のb点と接地部であるd点との間に直列に介装さ
れたダイオード15と、pnp型の第1トランジスタ1
6と、npn型の第2トランジスタ17と、抵抗18と
を備える。
【0014】第1トランジスタ16のエミッタはダイオ
ード15を介してb点に接続され、ベースは抵抗19及
びダイオード22を介してc点に接続されるとともに抵
抗20を介して接地部であるe点に接続され、コレクタ
は第2トランジスタ17のコレクタに接続される。第2
トランジスタ17のコレクタは第1トランジスタ11の
コレクタに接続され、ベースは抵抗21を介してc点に
接続され、エミッタは点火許可信号端子10に接続され
るとともに、抵抗18を介して接地部であるd点に接続
される。
【0015】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を説明する。
【0016】イグニッションスイッチ3がLOCKポジ
ションあるいはOFFポジションにあるとき、固定接点
A,C,Dが相互に接続され、且つ12Vの電位を有す
る固定接点Bから切り離されるため、b点及びc点の電
位は共に接地電位である0Vになる。その結果、点火許
可信号端子10の電位は0Vとなってコイル駆動回路8
はイグニッションコイル5を駆動せず、エンジンの始動
は行われない。
【0017】イグニッションキーを用いてイグニッショ
ンスイッチ3をONポジションにすると、固定接点A,
Bが相互に接続されてb点の電位がa点の電位と等しい
12Vになる。一方、c点の電位は接地電位である0V
であるため、ツェナーダイオード7はその降伏電圧より
も高い12Vの電圧により降伏し、c点の電位はツェナ
ーダイオード7の降伏電圧VZ により決定される所定電
位12V−VZ となる。
【0018】その結果、第1トランジスタ16のエミッ
タ(電位12V)とベース(電位12V−VZ )との間
に所定の電位差が発生して該第1トランジスタ16がO
Nするとともに、第2トランジスタ17のベース(電位
12V−VZ )とエミッタ(電位0V)との間に所定の
電位差が発生して該第2トランジスタ17がONする。
而して、それまで0Vであった点火許可信号端子10の
電位が12V近くまで変化するため、それを検出したコ
イル駆動回路8がイグニッションコイル5を駆動してエ
ンジンの始動が行われる。
【0019】上述したように正規のイグニッションキー
を用いてイグニッションスイッチ3をONした場合にエ
ンジンの始動が可能になるが、正規のイグニッションキ
ーを用いずにb点及びc点を短絡させても、あるいはb
点又はc点をバッテリ1に直結しても、第1トランジス
タ16及び第2トランジスタ17を共にONさせること
はできず、従ってエンジンの始動を行うことはできな
い。
【0020】このように非線型素子であるツェナーダイ
オード7を用いて所定の電位12V−VZ を発生させて
エンジンの始動を許可しており、しかも前記電位12V
−VZ は実際に正規のイグニッションキーを用いてイグ
ニッションスイッチ3をONしなければ測定できないた
め、正規以外の手段によるエンジンの始動が困難なもの
となる。また点火許可の判定に電圧や電流の経時的な変
化を検出していないので、高価なラッチ回路等が不要に
なって低コストで実現することができる。
【0021】次に、図4〜図6に基づいて本発明の第2
実施例を説明する。
【0022】第2実施例は、イグニッションスイッチ3
の内部に定電流を発生させる定電流回路31を備えると
ともに、点火ユニット4の内部に前記定電流を検出して
コイル駆動回路8の点火許可信号端子10に点火許可信
号を出力する電流判定回路32を備える。
【0023】定電流回路31は非線形素子としてのpn
p型のトランジスタ33を備えており、そのトランジス
タ33のエミッタは抵抗34を介してb点に接続され、
ベースはツェナーダイオード35を介してb点に接続さ
れるとともに抵抗36を介してc点に接続され、コレク
タはc点に接続される。
【0024】而して、イグニッションスイッチ3がLO
CKポジションあるいはOFFポジションにあるとき、
b点及びc点の電位は共に接地電位である0Vになるた
めにトランジスタ33はONせず、イグニッションスイ
ッチ3から電流判定回路32に電流は流れない。イグニ
ッションキーを用いてイグニッションスイッチ3をON
ポジションにすると、b点の電位がa点の電位と等しい
12Vになる一方、c点の電位は接地電位である0Vで
あるため、トランジスタ33のエミッタ及びベース間に
ツェナーダイオード35の降伏電圧VZ に対応する電位
差が発生する。その結果、トランジスタ33がONして
電流判定回路32に定電流Iが流れ、これを検出した電
流判定回路32がコイル駆動回路8の点火許可信号端子
10に点火許可信号を出力することにより、エンジンの
始動が行われる。
【0025】電流判定回路32には種々のものを適用す
ることができ、図5及び図6にその例が示される。
【0026】図5に示すものは、2個のコンパレータ3
7,38とANDゲート39とを備えるもので、コンパ
レータ37のプラス端子及びコンパレータ38のマイナ
ス端子には抵抗40及び2個のツェナーダイオード4
1,42により形成された所定電圧V1 ,V3 がそれぞ
れ印加されるとともに、コンパレータ37のマイナス端
子及びコンパレータ38のプラス端子には定電流I及び
抵抗43により定まる所定電圧V2 が印加される。従っ
て、電流Iの値が所定範囲にあるとき、即ち電流Iによ
って定まる電圧V2 がV1 >V2 >V3 の範囲にあると
き、両コンパレータ37,38の出力が共にハイレベル
になってANDゲート39の出力がハイレベルになり、
コイル駆動回路8の点火許可信号端子10に点火許可信
号が出力される。
【0027】図6に示すものは、電流判定回路32がC
PU44から構成されており、定電流I及び抵抗43に
より定まる所定電圧V2 がADコンバータ45でデジタ
ル値に変換される。そして前記デジタル値に変換された
所定電圧V2 がV1 >V2 >V3 の範囲にあるとき、C
PU44からコイル駆動回路8の点火許可信号端子10
に点火許可信号が出力される。
【0028】第2実施例によっても、非線型素子である
トランジスタ33を用いて定電流Iを発生させることに
よりエンジンの始動を許可しており、しかも前記定電流
Iは実際に正規のイグニッションキーを用いてイグニッ
ションスイッチ3をONしなければ測定できないため、
正規以外の手段によるエンジンの始動が困難なものとな
る。また点火許可の判定に電圧や電流の経時的な変化を
検出していないのは第1実施例と同様であり、高価なク
ロック回路が不要になって低コスト化が可能である。
【0029】次に、図7に基づいて本発明の第3実施例
を説明する。
【0030】第3実施例は、非線型素子を用いて所定の
電位差を形成し、その電位差が予め設定した範囲にある
ときにエンジンの始動を許可するものである。イグニッ
ションスイッチ3は連動して作動する2個の可動接点
F,Gを備えており、ONポジションにあるときに固定
接点J,K間が導通するとともに固定接点H,I間が遮
断され、OFFポジション(LOCKポジション)にあ
るときに固定接点H,I間が導通するとともに固定接点
J,K間が遮断される。そして固定接点H,I間に非線
形素子としての第1ツェナーダイオード46が接続され
る。
【0031】点火許可回路14は、固定接点Iと接地部
との間に設けられた抵抗47と、固定接点Kと接地部と
の間に直列に設けられた第2ツェナーダイオード48
(非線形素子)及び抵抗49と、f点及びg点間の電位
差が所定範囲内にあるときにコイル駆動回路8の点火許
可信号端子10に点火許可信号を出力するウインドウコ
ンパレータ50とを備える。第1ツェナーダイオード5
6の降伏電圧VZ1と第2ツェナーダイオード48の降伏
電圧VZ2とは略等しくなるように設定されている。
【0032】イグニッションスイッチ3がOFFポジシ
ョン(LOCKポジション)にあるとき、f点の電位は
バッテリ電圧に等しい12Vであり、g点の電位は接地
電位に等しい0Vであるため、f点及びg点間の電位差
は12Vとなる。ウインドウコンパレータ50の出力は
前記電位差12Vではローレベルになるように設定され
ており、従ってエンジンの始動は許可されない。
【0033】イグニッションスイッチ3がONポジショ
ンになると、f点の電位はバッテリ電圧に等しい12V
から第1ツェナーダイオード46の降伏電圧VZ1を減算
した12V−VZ1となり、g点の電位はバッテリ電圧に
等しい12Vから第2ツェナーダイオード48の降伏電
圧VZ2を減算した12V−VZ2となる。降伏電圧VZ1
Z2は略等しく設定されているため、f点及びg点間の
電位差は略0Vとなり、このときウインドウコンパレー
タ50の出力はハイレベルになってエンジンの始動が許
可される。
【0034】而して、正規のイグニッションキーを使用
せずに、イグニッションスイッチ3の固定接点I,Kか
ら延びるコード間を短絡させたり、あるいは固定接点I
から延びるコード又は固定接点Kから延びるコードをバ
ッテリ1に直結したりしても、イグニッションスイッチ
3に設けた第1ツェナーダイオード46が機能しない限
りウインドウコンパレータ50の出力をハイレベルにす
ることはできず、従ってエンジンの始動を禁止すること
ができる。
【0035】次に、図8に基づいて本発明の第4実施例
を説明する。
【0036】第4実施例も非線型素子を用いて所定の電
位差を形成し、その電位差が予め設定した範囲にあると
きにエンジンの始動を許可するものである。イグニッシ
ョンスイッチ3の固定接点J,K間に非線形素子として
のツェナーダイオード51が接続されており、従ってコ
イル駆動回路8の電位12Vの電源端子9′に抵抗52
を介して接続されたh点の電位は、イグニッションスイ
ッチ3がOFFポジション(LOCKポジション)にあ
るときに0Vであり、ONポジションにあるときに12
V−VZ (VZ はツェナーダイオード51の降伏電圧)
である。一方、電源端子9′及び接地部にそれぞれ抵抗
53,54を介して接続されたi点の電位は、イグニッ
ションスイッチ3がOFFポジション(LOCKポジシ
ョン)にあるときに0Vであり、ONポジションにある
ときにVR (VR は電源端子9′の電位12Vから抵抗
53による電圧低下分を減算した電位)である。
【0037】従って、h点の電位12V−VZ とi点の
電位VR との差が所定範囲内にあるときにウインドウコ
ンパレータ55の出力がハイレベルになるように設定し
ておけば、正規のイグニッションキーを使用してイグニ
ッションスイッチ3をONした場合にのみエンジンの始
動を許可することができる。
【0038】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0039】例えば、本発明の車両用エンジン点火装置
は、自動二輪車以外に四輪車に対しても適用することが
可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、イグニッ
ションスイッチの操作により非線型素子を介して所定の
電圧あるいは電流を出力側に発生させる非線型回路を設
け、この非線型回路が該非線型回路の出力側に前記所定
の電圧あるいは電流を発生したときにコイル駆動回路が
イグニッションコイルを駆動するようにしたので、イグ
ニッションスイッチを介さずにエンジンを始動しようと
しても、イグニッションスイッチの操作時に非線型素子
により前記非線型回路の出力側に発生する前記所定の電
圧あるいは電流を推定して発生させることが難しいた
め、正規以外の手段によるエンジンを始動を確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン点火装置の全体構成を示す図
【図2】イグニッションスイッチの接点の説明図
【図3】エンジン点火装置の回路図
【図4】第2実施例に係るエンジン点火装置の回路図
【図5】電流判定回路を示す図
【図6】電流判定回路を示す図
【図7】第3実施例に係るエンジン点火装置の回路図
【図8】第4実施例に係るエンジン点火装置の回路図
【符号の説明】
1 バッテリ 3 イグニッションスイッチ 8 コイル駆動回路 7 ツェナーダイオード(非線型素子) 33 トランジスタ(非線型素子) 46 第1ツェナーダイオード(非線型素子) 48 第2ツェナーダイオード(非線型素子) 51 ツェナーダイオード(非線型素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 明彦 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平4−318284(JP,A) 特開 昭51−111534(JP,A) 特開 平2−301664(JP,A) 実開 平1−166772(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 11/04 B60R 25/04 F02N 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリとコイル駆動回路間にイグニッ
    ションスイッチを介装し、イグニッションスイッチの操
    作によりコイル駆動回路でイグニッションコイルを駆動
    してエンジンを始動する車両用エンジン点火装置におい
    て、 イグニッションスイッチの操作により非線型素子を介し
    、エンジンの始動を許可するための所定の電圧あるい
    は電流を出力側に発生させる非線型回路を設け、コイル
    駆動回路は、前記非線型回路がその非線型回路の出力側
    前記所定の電圧あるいは電流を発生したことを条件と
    してイグニッションコイルを駆動することを特徴とす
    る、車両用エンジン点火装置。
  2. 【請求項2】 バッテリとコイル駆動回路間にイグニッ
    ションスイッチを介装し、イグニッションスイッチの操
    作によりコイル駆動回路でイグニッションコイルを駆動
    してエンジンを始動する車両用エンジン点火装置におい
    て、 イグニッションスイッチの操作により非線型素子を介し
    て所定の電圧あるいは電流を出力側に発生させる非線型
    回路を設け、コイル駆動回路は、前記非線型回路がその
    非線型回路の出力側に前記所定の電圧あるいは電流を発
    生したときにはその発生に応じてイグニッションコイル
    を駆動するが、同非線型回路がその非線型回路の出力側
    に前記所定の電圧あるいは電流を発生しないときにはイ
    グニッションコイルを駆動しないことを特徴とする、車
    両用エンジン点火装置。
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