JP3485846B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JP3485846B2
JP3485846B2 JP30917999A JP30917999A JP3485846B2 JP 3485846 B2 JP3485846 B2 JP 3485846B2 JP 30917999 A JP30917999 A JP 30917999A JP 30917999 A JP30917999 A JP 30917999A JP 3485846 B2 JP3485846 B2 JP 3485846B2
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/08Arrangement or mounting of control or safety devices
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6447Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors
    • H05B6/6464Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors using weight sensors
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6408Supports or covers specially adapted for use in microwave heating apparatus
    • H05B6/6411Supports or covers specially adapted for use in microwave heating apparatus the supports being rotated

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理装置に関
し、特に、被加熱物である食品の重量を検知するための
手段を備えた加熱調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱調理装置には、加熱室にある
食品の重量を検知するための重量センサを備え、食品の
重量に応じて、加熱時間等を自動的に決定し、加熱調理
を実行するものがあった。
【0003】このような重量センサの一例としては、食
品の重量に応じて異なるタイミングでパルス信号を出力
する素子を用いたものが挙げられる。このような重量セ
ンサは、上記の素子の出力するパルス信号を検出し、当
該パルス信号を検出したタイミングに基づいて、食品の
重量を決定する。そして、加熱調理装置では、当該決定
された食品の重量が、自動調理に用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
重量センサでは、外来ノイズ等により、上記のパルス信
号の検知が正常に行なわれない場合があった。そして、
このような場合、食品の重量が、実際の重量からかけ離
れた重量と決定されるため、加熱調理装置における自動
調理が、ユーザの満足を得られないものとなっていた。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、食品の重量を正確に検知でき
る重量センサを備えた加熱調理装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
にかかる加熱調理装置は、食品を載置され、所定の周期
で回転するターンテーブルを含む加熱調理装置であっ
て、前記ターンテーブルの回転周期内に、所定回数だ
け、磁性を変化させ、かつ、前記ターンテーブルに載置
された食品の重量に応じて、前記ターンテーブルの回転
周期内での磁性の変化するタイミングが変動する、重量
指示手段と、前記重量指示手段の磁性の変化に応じて、
異なった態様で、パルス信号を出力する信号出力手段
と、前記信号出力手段の出力する信号を受信し、前記タ
ーンテーブルの回転周期内において前記パルス信号を受
信するタイミングに応じて、前記食品の重量を決定する
重量決定手段とを含み、前記重量決定手段は、前記ター
ンテーブルの回転周期内に、前記所定回数パルス信号を
受信した場合にのみ、前記食品の重量を決定することを
特徴とする。
【0007】請求項1に記載の発明によると、重量決定
手段は、パルス信号を、正常に受信できた場合にのみ、
食品の重量を決定することになる。つまり、重量決定手
段において、何らかの事情により、ターンテーブルの回
転周期という一定期間内のパルス信号の入力回数が、外
来ノイズ等により多くなったり、データの送受信の不良
によって少なくなったりする等、正常ではなかった場
合、その回のターンテーブルの回転中に重量決定手段が
受信したパルス信号は食品の重量の検知において無視さ
れる。そして、それ以降に重量決定手段が受信したパル
ス信号に基づいて、食品の重量が検知される。
【0008】これにより、何らかの事情により、食品の
重量決定に用いられるパルス信号の送受信に異常が生じ
たり、外来ノイズに起因するパルス信号が混在する、等
の異常が生じた場合でも、当該異常の影響を受けると思
われるパルス信号が食品の重量の検知に用いられること
を、回避できる。したがって、加熱調理装置において、
食品の重量が、より正確に検知される。
【0009】請求項2に記載の本発明にかかる加熱調理
装置は、請求項1に記載の発明にかかる加熱調理装置の
構成に加えて、前記重量決定手段は、前記ターンテーブ
ルの回転周期内にパルス信号を受信した回数が、前記所
定回数よりも少ない場合には、それ以降の前記ターンテ
ーブルの回転における前記回転周期内でのパルス信号の
受信のタイミングに応じて、前記食品の重量を決定する
ことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明によると、請求項1
に記載の発明による作用に加えて、加熱調理装置におい
て、重量決定手段において、データの送受信の不良等に
より、ターンテーブルの回転周期という一定期間内のパ
ルス信号の入力回数が正常な場合よりも少なかった場
合、その回のターンテーブルの回転中に重量決定手段が
受信したパルス信号は食品の重量の検知において無視さ
れる。そして、それ以降に重量決定手段が受信したパル
ス信号に基づいて、食品の重量が検知される。
【0011】請求項3に記載の本発明にかかる加熱調理
装置は、請求項1または請求項2に記載の発明にかかる
加熱調理装置の構成に加えて、前記加熱調理装置の加熱
動作を全体的に制御する加熱制御手段をさらに含み、前
記加熱制御手段は、前記重量決定手段が前記ターンテー
ブルの1回転する間に前記所定回数パルス信号を受信し
ない、という事態が、予め定められた特定回数だけ連続
して発生した場合には、前記加熱調理装置における加熱
動作を終了させることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明によると、請求項1
または請求項2に記載の発明による作用に加えて、加熱
調理装置において、何らかのトラブルが発生している中
で加熱が続行され、危険な事態が発生することを未然に
防止できる。
【0013】請求項4に記載の本発明にかかる加熱調理
装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発
明にかかる加熱調理装置の構成に加えて、前記重量決定
手段が前記ターンテーブルの1回転する間に前記所定回
数パルス信号を受信しない、という事態が、予め定めら
れた特定回数だけ連続して発生した場合に、前記重量決
定手段が正常に食品の重量を決定できない旨を報知する
報知手段をさらに含むことを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明によると、請求項1
〜請求項3のいずれか1項に記載の発明による作用に加
えて、ユーザは、加熱調理装置において食品の重量を検
知し難い事態が発生していることを、認識することがで
きる。
【0015】請求項5に記載の本発明にかかる加熱調理
装置は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発
明にかかる加熱調理装置の構成に加えて、前記重量決定
手段が予め定められた特定期間内に一度も前記パルス信
号を受信しない、という事態が発生した場合に、前記重
量決定手段が正常に食品の重量を決定できない旨を報知
する報知手段をさらに含むことを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の発明によると、請求項1
〜請求項4のいずれか1項に記載の発明による作用に加
えて、ユーザは、加熱調理装置において食品の重量が検
知できない事態が発生していることを、認識することが
できる。
【0017】請求項6に記載の本発明にかかる加熱調理
装置は、食品を載置され、所定の周期で回転するターン
テーブルを含む加熱調理装置であって、前記ターンテー
ブルの回転周期内に、所定回数だけ、磁性を変化させ、
かつ、前記ターンテーブルに載置された食品の重量に応
じて、前記ターンテーブルの回転周期内での磁性の変化
するタイミングが変動する、重量指示手段と、前記重量
指示手段の磁性の変化に応じて、異なった態様で、パル
ス信号を出力する信号出力手段と、前記信号出力手段の
出力する信号を受信し、前記ターンテーブルの回転周期
内において前記パルス信号を受信するタイミングに応じ
て、前記食品の重量を決定する重量決定手段とを含み、
前記重量決定手段は、異なる2つのパルス信号を所定時
間よりも短い間隔で受信した場合には、当該2つのパル
ス信号の中の後に受信した方のパルス信号の受信を無効
とすることを特徴とする。
【0018】請求項6に記載の発明によると、重量決定
手段が、直前に受信したパルス信号に対して、想定でき
ないタイミングで信号を受信した場合には、当該信号は
外来ノイズと判断されて無視される。
【0019】これにより、何らかの事情により、食品の
重量決定に用いられるパルス信号の送受信に異常が生じ
た場合でも、当該送受信の異常の影響を受けると思われ
るパルス信号が、食品の重量の検知に用いられること
を、回避できる。したがって、加熱調理装置において、
食品の重量を、より正確に検知できる。
【0020】請求項7に記載の本発明にかかる加熱調理
装置は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の発
明にかかる加熱調理装置の構成に加えて、予め用意され
た複数種類のパターンの音声を発生させることができ、
所定条件が成立した場合に音声を発生させる音声発生手
段と、前記音声発生手段に発生させる音声の種類を、前
記複数種類の中から設定するための音声設定手段とをさ
らに含み、前記音声発生手段は、前記音声設定手段にお
いて発生させる音声の種類が設定された際に、当該設定
された音声の種類に応じた音声を発生させることを特徴
とする。
【0021】請求項7に記載の発明によると、請求項1
〜請求項6のいずれか1項に記載の発明による作用に加
えて、設定された音声の種類に対応した音声が発生され
るため、ユーザは、どの音声を設定したかを、容易に認
識できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態を説明する。
【0023】図1(a)は、本発明の加熱調理装置につ
いての一実施の形態である電子レンジの斜視図である。
電子レンジ1は、主に、本体2とドア3とからなる。本
体2には、本体2の外郭を覆う外装部4とコントロール
パネル6と複数の脚8とが設けられている。なお、コン
トロールパネル6は、ユーザが電子レンジ1を操作する
ために、電子レンジ1の前面に設けられている。また、
ドア3には、ドア3を開閉するための取手3aが設けら
れている。
【0024】図1(b)は、図1(a)のドア3が手前
に開かれた状態を示している。ドア3の奥の本体2内部
には、加熱室5が設けられている。また、加熱室5に
は、食品を載置するためのターンテーブル15が備えら
れている。
【0025】図2は、電子レンジ1の本体2の内部構造
を概略的に示す図である。加熱室5の上下には、それぞ
れ、加熱室5内を加熱するための上ヒータ12および下
ヒータ13が備えられている。さらに、加熱室5の右側
方には、マグネトロン10と、マグネトロン10に電力
を供給するためのトランス11が備えられている。マグ
ネトロン10は、高周波の電波を発振することにより、
食品17の加熱調理を行なう。また、加熱室5の下方に
は、ターンテーブル15を回転駆動するためのターンテ
ーブル制御ボックス16(以下、制御ボックス16、と
省略する)が備えられている。ターンテーブル15と制
御ボックス16とは、軸19で接続されている。制御ボ
ックス16には、軸19を回転させる機構が内包されて
いる。そして、軸19が回転することにより、ターンテ
ーブル15が回転する。
【0026】マグネトロン10の後方には、発熱したマ
グネトロン10を冷却するための図示せぬファンが備え
られている。また、加熱室5の左側方には、マグネトロ
ン10または上ヒータ12および下ヒータ13が加熱を
行なっている際に加熱室5を照らすための、図示せぬ加
熱室ライトが備えられている。
【0027】電子レンジ1では、ターンテーブル15上
の食品17の重量を検知することができる。そして、電
子レンジ1では、検知した食品17の重量に基づいて、
自動調理を行なうことができる。なお、食品17の重量
を検知する際には、制御ボックス16内の部材が用いら
れる。そこで、次に、食品17の重量の検知について説
明するために、制御ボックス16の内部構造を説明す
る。
【0028】図3は、制御ボックス16の縦断面図であ
る。図3を参照して、軸19の下端は、制御ボックス1
6内に挿入されている。なお、軸19の下端には、軸受
け45が設けられている。また、軸受け45の下方に
は、ばね46が設けられている。そして、軸19は、軸
受け45を介し、ばね46によって、下方から上方に向
けて付勢されている。
【0029】制御ボックス16の上面には、軸19を囲
うように、上部押え板47が設けられており、上部押え
板47の上には、ばね48が設けられている。
【0030】軸19の、上部押え板47と軸受け45の
間に位置する部分には、不動磁石保持体43と可動磁石
保持体44が、嵌め込まれている。不動磁石保持体43
は、概ね、可動磁石保持体44よりも外側に位置するよ
うに、軸19に嵌め込まれている。上部押え板47は、
不動磁石保持体43の上端と接するように設けられてい
る。そして、不動磁石保持体43および可動磁石保持体
44は、上部押え板47を介し、ばね48によって、上
方から下方に向けて付勢されている。
【0031】不動磁石保持体43の外周部には、それ自
体が歯車として作用できるように、歯が刻まれている。
なお、軸19は、その下部に、水平方向に突出したピン
(後述するピン19a)を備えており、当該ピンは、不
動磁石保持体43および可動磁石保持体44の所定の場
所に嵌め込まれている。これにより、不動磁石保持体4
3および可動磁石保持体44が水平方向に回転すること
により、軸19も、同様に回転する。また、軸19が水
平方向に回転すると、ターンテーブル15も同様に回転
する。したがって、不動磁石保持体43および可動磁石
保持体44が水平方向に回転することにより、ターンテ
ーブル15も、同様に回転する。
【0032】制御ボックス16の内部には、軸19から
離れた場所に、ターンテーブルモータ41が備えられて
いる。また、制御ボックス16内には、ターンテーブル
モータ41が回転することにより回転するギア42が設
けられている。なお、ギア42は、垂直に延びる軸部4
2aを含み、軸部42の外周には、歯が刻まれている。
軸部42aの外周の歯は、不動磁石保持体43の外周の
歯と噛み合っている。これにより、ターンテーブルモー
タ41が回転すると、ギア42,不動磁石保持体43,
軸19と共に、ターンテーブル15が回転する。
【0033】なお、ターンテーブルモータ41は、交流
同期モータである。このため、ターンテーブル15は、
電源周波数に依存した周期で回転する。たとえば、電源
(後述する、交流電源100)の周波数が、60Hzで
あれば10秒周期で、50Hzであれば12秒周期で、
ターンテーブル15は回転する。
【0034】ここで、軸19と、不動磁石保持体43お
よび可動磁石保持体44との位置関係について説明す
る。不動磁石保持体43および可動磁石保持体44は、
軸19と組合された状態で、電子レンジ1の制御ボック
ス16内に設置されている。図4に、軸19,不動磁石
保持体43および可動磁石保持体44の結合体の分解斜
視図を示す。また、図5に、軸19と不動磁石保持体4
3の結合体の側面図を、図6および図7に、軸19と可
動磁石保持体44の結合体の側面図を示す。
【0035】まず、図4および図5を参照して、軸19
と不動磁石保持体43の位置関係について説明する。軸
19の下部には、水平方向に延びるピン19aが貫通し
ている。つまり、軸19の下部からは、水平方向に、互
いに正反対の方向に、2本のピンが突出していることに
なる。
【0036】不動磁石保持体43は、その側面に、垂直
方向の線状に、2本の切り込みが形成されている。その
一方は、切り込み部43aであり、もう一方は、切り込
み部43aに対向する部分に形成され、図示を省略して
いる。切り込み部43aは、不動磁石保持体43の側面
の下端から上方に向けて形成されている。そして、図4
に示すように、不動磁石保持体43は、上方から、ピン
19aを切り込み部43aおよび図示せぬ切り込みに嵌
め込まれるようにして、軸19と組合される。
【0037】ここで、図3をさらに参照して、不動磁石
保持体43は、ばね48により、下方に向けて付勢され
ている。また、軸19は、ばね46により、上方に向け
て付勢されている。つまり、軸19と不動磁石保持体4
3の相対的な上下方向の位置関係は、ばね48とばね4
6の付勢力の大小関係に影響を受けることになる。ま
た、これらの上下方向の位置関係は、ターンテーブル1
5上に載置される食品17の重量にも、影響を受けるこ
とになる。ただし、切り込み部43aおよび図示せぬ切
り込みが垂直方向に真っ直ぐ形成されている。このた
め、食品17の重量が変化しても、軸19と不動磁石保
持体43とは、上下方向の位置関係のみが変化するだけ
で、不動磁石保持体43が軸19に対して水平方向に回
転することはない。
【0038】不動磁石保持体43は、その側面に、互い
に等間隔に、3つの磁石431,432,433(磁石
433については図5では省略)を備えている。なお、
上記したように、食品17の重量が変化しても不動磁石
保持体43が軸19に対して水平方向に回転しないこと
から、食品17の重量が変化しても、水平方向に関して
は、磁石431,432,433とピン19aの位置関
係は、変化しない。
【0039】次に、図4,図6および図7を参照して、
軸19と可動磁石保持体44の位置関係について説明す
る。可動磁石保持体44の側面には、2本の切り込み
(切り込み部44a,44b)が形成されている。な
お、切り込み部44a,44bは、いずれも、可動磁石
保持体44の側面においてスパイラル状に形成されてい
る。切り込み部44a,44bは、可動磁石保持体44
の側面の上端から下方に向けて形成されている。そし
て、図4に面に示すように、可動磁石保持体44は、下
方から、ピン19aを切り込み部44a,44bに嵌め
込まれるようにして、軸19と組合される。
【0040】ここで、図3をさらに参照して、可動磁石
保持体44はばね48により、下方に向けて付勢され、
軸19は、ばね46により上方に向けて付勢されてい
る。そして、軸19と可動磁石保持体44の相対的な上
下方向の位置関係は、ターンテーブル15上に載置され
る食品17の重量に、影響を受ける。また、切り込み部
44a,44bがスパイラル状に形成されている。この
ため、食品17の重量が変化すると、軸19と可動磁石
保持体44の上下方向の位置関係が変化し、それに伴っ
て、可動磁石保持体44が、軸19に対して水平方向に
回転する。具体的には、軸19と可動磁石保持体44が
図6に示す状態にある場合、さらに食品17の重量が増
加すると、これらの位置関係は、図7に示す状態へと変
化する。つまり、図6に示す状態から、可動磁石保持体
44は、軸19に対して、上方に移動しかつR方向に回
転する。
【0041】可動磁石保持体44は、その側面に、互い
に等間隔に、3つの磁石441,442,443(磁石
443については図6では省略)を備えている。なお、
上記したように、食品17の重量が変化すると、可動磁
石保持体44が軸19に対して水平方向に回転すること
から、食品17の重量が変化すると、水平方向に関し
て、磁石441,442,443とピン19aの位置関
係が、変化する。
【0042】以上説明したように、食品17の重量が変
化すると、水平方向に関して、磁石431,432,4
33とピン19aの位置関係は変化しないが、磁石44
1,442,443とピン19aの位置は変化する。電
子レンジ1では、このことを利用して、食品17の重量
を検知している。
【0043】次に、磁石431,432,433、およ
び、磁石441,442,443を用いた食品17の重
量の検知について、図3〜図8を参照して、より具体的
に説明する。図8は、制御ボックス16の、軸19付近
の底面図である。
【0044】磁石431と磁石441,磁石432と磁
石442,磁石433と磁石443は、それぞれ、同じ
間隔で、隣り合っている。そして、食品17の重量が増
加すると、磁石441,442,443のみが、ピン1
9aに対して、図のR方向(図6と図8に記載された
「R」は、同方向を意味している)に、重量に応じた距
離だけ移動する。これにより、食品17の重量が変化す
ると、その変化量に応じて、磁石431と磁石441,
磁石432と磁石442,磁石433と磁石443の、
それぞれの隣り合う間隔が変化する。そして、この間隔
の変化を検知することにより、食品17の重量を検知す
ることができる。
【0045】上記の磁石の間隔を検知するために、ホー
ルIC50が備えられている。磁石431,432,4
33、および、磁石441,442,443は、同じ高
さ位置に備えられている。また、ホールIC50は、軸
19が回転したときに、磁石431,432,433、
および、磁石441,442,443に等距離で対向す
るように、備えられている。ホールIC50は所定の電
圧を印加されており、磁石431,432,433、お
よび、磁石441,442,443のいずれかと対向す
ると、その出力を変化させる。ホールIC50の出力の
変化する間隔を検知することにより、上記の磁石の間隔
が検知される。
【0046】図9は、電子レンジ1の電気回路を模式的
に示す図である。電子レンジ1は、該電子レンジ1の動
作を制御するためのマイクロコンピュータを含む制御回
路25を備えている。制御回路25は、コントロールパ
ネル6に接続され、該コントロールパネル6から入力さ
れたデータ等に従って、電子レンジ1を制御する。な
お、コントロールパネル6は、所定の情報を表示できる
表示部を備えており、制御回路25は、その表示内容を
制御することができる。
【0047】また、制御回路25は、波形整形回路18
に接続されている。波形整形回路18は、商用電源(後
述する交流電源100)の周波数をカウントするために
備えられている。
【0048】21は、ターンテーブルモータ41をオン
するためのリレーである。22,23は、それぞれ、上
ヒータ12,下ヒータ13をオンするためのリレーであ
る。24は、トランス11に通電するためのリレーであ
る。26は、前述の加熱室5を照らす加熱室ライトであ
り、27は、マグネトロン10冷却用のファンを駆動す
るためのモータである。
【0049】30は、ドア3が閉じられたときに図9に
示す回路を閉じるドアスイッチである。また、20は、
加熱室ライト26およびモータ27に通電するためのリ
レーであり、その開閉は、制御回路25により制御され
る。また、前述のリレー21〜24の開閉も、制御回路
25により制御される。
【0050】100は、図9に示す回路全体に電力を供
給する交流電源である。また、28および29は、それ
ぞれヒューズである。なお、ヒューズ29は、温度ヒュ
ーズであり、電子レンジ1の加熱室5以外の部位が異常
な程度に高温(たとえば200℃)となった場合に回路
を開き、電子レンジ1におけるそれ以上の加熱を防止す
る役割を有する。
【0051】また、制御回路25は、スピーカ31およ
びホールIC50に接続されている。スピーカ31は、
調理終了等をユーザに報知するために、備えられてい
る。
【0052】図10に、制御回路25で検出されるホー
ルIC50の出力の一例を示す。ホールIC50は、タ
ーンテーブル15の軸19が1回転する間、磁石43
1,441,432,442,433,443のそれぞ
れに対向したことに相当する6個のLowレベルのパル
ス信号を出力する。磁石431と磁石441の間隔がt
1 に、磁石432と磁石442の間隔がt2 に、磁石4
33と磁石443の間隔がt3 に、相当する。t1 ,t
2 ,t3 は、基本的には、等しい。
【0053】制御回路25は、t1 ,t2 ,t3 を用い
て、食品17の重量を検知する。具体的には、t1 ,t
2 ,t3 を用いて、下記の式(1),(2)を算出す
る。つまり、まず、式(1)に従って、食品17の重量
が0グラムの場合(食品17が載置されていない場合)
のσ(σ0 )と食品17の重量が1000グラムの場合
のσ(σ1000)とを、予め算出し、記憶しておく。そし
て、その時点で検出されたt1 ,t2 ,t3 を用いて算
出されたσ(σn )を、下記の式(2)に代入すること
により、食品17の重量(wグラム)を算出する。な
お、式(1)におけるTは、ターンテーブル15の回転
周期である。
【0054】
【数1】
【0055】次に、制御回路25の実行する処理につい
て説明する。図11は、制御回路25が実行するメイン
ルーチンのフローチャートである。
【0056】制御回路25は、電力を投入されると、所
定の初期化を行なった後、S1で、電子レンジ1が調理
中か否かを判断する。調理中であると判断するとS2に
進み、調理中ではないと判断するとS7に進む。
【0057】S2で、制御回路25は、現在、電子レン
ジ1は食品17の重量を検知する必要があるか否か、を
判断する。必要があると判断すると、S3に進み、重量
検知処理を行なった後、S4に進む。一方、必要が無い
と判断すると、直接、S4に進む。なお、食品17の重
量を検知する必要がある場合としては、たとえば、電子
レンジ1が、食品17の重量を検知し、食品17の重量
に基づいて自動的に調理時間等を決定するような、自動
調理を行なっている場合を挙げることができる。また、
S3の重量検知処理の内容は、後述する。
【0058】S4で、制御回路25は、調理時間が終了
したか否かを判断する。終了していないと判断すると、
S1に戻る。そして、終了したと判断すると、S5に進
み、加熱を停止させ、さらに、S6に進み、所定の終了
音を発生させることにより、調理の終了を音声で報知
し、S1に戻る。
【0059】一方、S7で、制御回路25は、コントロ
ールパネル6において何らかのキー操作があったか否か
を判断する。キー操作があったと判断するとS8に進
み、無かったと判断するとS1に戻る。
【0060】S8で、制御回路25は、S7で認識した
キー操作が、S6で発生させる終了音を切替えるための
キー(終了音選択切替キー)の操作であったか否かを判
断する。そのようなキーの操作であったと判断すると、
S9で、終了音切替操作処理を実行し、S1に戻る。一
方、そのようなキー以外のキー操作であったと判断する
と、S10で、そのキー操作に従った所定の処理を行な
い、S1に戻る。なお、S9で実行される終了音切替操
作処理は、S6で発生させる終了音を設定する処理であ
り、その内容は、後述する。
【0061】次に、S3の重量検知処理の内容につい
て、説明する。図12に、重量検知処理のサブルーチン
のフローチャートを示す。
【0062】まず、制御回路25は、S31で、測定開
始処理を実行し、S32に進む。測定開始処理の内容
は、後述する。
【0063】次に、制御回路25は、S32で、ホール
IC50から入力される信号の立ち下がりを検出したか
否かを判断する。ここで、信号の立ち下がりとは、ホー
ルIC50の出力における、HighレベルからLow
レベルへの切替わりを意味する(図10参照)。そし
て、立ち下がりが検出できなかったと判断すると、S3
3に進み、検出できたと判断すると、S35に進む。
【0064】S33で、制御回路25は、S31で測定
開始処理が実行されてから、または、前回S34の処理
が実行されてから、1秒が経過したか否かを判断する。
そして、経過したと判断すると、S34で1秒毎の処理
を実行し、リターンする。また、未だ経過していないと
判断すると、そのまま、S32に戻る。なお、S34で
実行される1秒毎の処理の内容は、後述する。
【0065】一方、S35で、制御回路25は、S32
で検出した信号の立ち下がりに基づくパルス信号につい
ての種々の判定を行なう、パルス信号判定処理を実行
し、リターンする。なお、S35で実行されるパルス信
号判定処理の内容は、後述する。
【0066】次に、S31で実行される測定開始処理の
詳細について説明する。図13に、測定開始処理のサブ
ルーチンのフローチャートを示す。
【0067】測定開始処理では、まず、S311で、制
御回路25は、ターンテーブルモータ41を駆動させ
て、S312に進む。
【0068】そして、S312で、制御回路25は、種
々のカウンタ,レジスタおよびフラグを初期化して、リ
ターンする。ここで、S312で初期化されるカウン
タ,レジスタおよびフラグの名称を、簡単な説明と共
に、表1に示す。
【0069】
【表1】
【0070】次に、S34で実行される1秒毎の処理の
詳細について説明する。図14に、1秒毎の処理のサブ
ルーチンのフローチャートを示す。
【0071】1秒毎の処理では、まず、S341で、制
御回路25は、カウンタTskID の値が0であるか否かを
判断し、0であると判断すると、そのままリターンす
る。一方、0ではないと判断すると、S342で、カウ
ンタSignalCnt を1加算更新して、S343に進む。
【0072】S343で、制御回路25は、S32で立
ち下がりの検出されない状態が10秒間継続したか否か
を判断する。この判断は、具体的には、カウンタSignal
Cntの値が10に達しているか否かを判断することによ
り、行なわれる。なお、1秒毎の処理は、ホールIC5
0からの出力の立ち下がりが検出されない状態で、1秒
毎に実行される。また、カウンタSignalCnt は、ホール
IC50からの出力において立ち下がりが検出される
と、S35のパルス信号判定処理(後述するSA2)に
おいてクリアされる。このことから、カウンタSignalCn
t の値が10に達したということが、S32で立ち下が
りの検出されない状態が10秒間継続したことに相当す
る。
【0073】そして、制御回路25は、S343で、1
0秒経過したと判断すると、S344に進み、無信号エ
ラー処理を実行して、リターンする。一方、未だ経過し
ていないと判断すると、リターンする。
【0074】S344の無信号エラー処理とは、信号の
立ち下がりが検出されるべき状態で検出されない場合
に、表示や音声によりエラー報知を行なう処理である。
本実施の形態では、S311(図13参照)で、ターン
テーブル15を回転させた場合、通常、10秒または1
2秒で1回転する。したがって、ホールIC50は、磁
石431〜433のいずれかを、約3〜4秒に1回は検
出することになる。このことから、10秒間、ホールI
C50の出力に変化が無い場合には、ホールIC50か
ら制御回路25に正常に信号が出力されない、ターンテ
ーブル15が正常に回転していない、等のエラーが発生
していることが考えられる。本実施の形態では、このよ
うな場合に、S344における無信号エラー処理が実行
され、エラー報知がなされる。なお、このような場合、
種々のエラーが発生していると考えられる。したがっ
て、S344の無信号エラー処理では、エラー報知だけ
でなく、その時点で行なっている加熱調理を中断または
中止してもよい。
【0075】次に、S35で実行されるパルス信号判定
処理の詳細について説明する。図15に、パルス信号判
定処理のサブルーチンのフローチャートを示す。
【0076】パルス信号判定処理では、制御回路25
は、まず、SA1で、カウンタTskIDの値が0であるか
否かを判断する。0であると判断すると、リターンし、
0ではないと判断すると、SA2に進む。
【0077】SA2では、制御回路25は、カウンタSi
gnalCnt をリセットし、その値を0として、SA3に進
む。
【0078】SA3では、フラグSyncがセットされてい
るか否かを判断し、セットされていると判断すると、S
A6に進み、リセットされていると判断すると、SA4
に進む。SA4では、フラグSyncをセットする処理を行
ない、SA5に進む。
【0079】SA5では、レジスタTおよびレジスタt
の記憶値を0にリセットし、さらに、タイマTimer をリ
セットする処理を行ない、リターンする。タイマTimer
とは、パルス信号のある回の立ち下がりとその次の回の
立ち下がりとの時間間隔を測定するためのタイマであ
る。
【0080】一方、制御回路25は、SA6で、その時
点でのタイマTimer の値をレジスタAに記憶して、SA
7に進む。レジスタAとは、制御回路25に備えられた
レジスタである。
【0081】タイマTimer は、ホールIC50の信号の
立ち下がりが検出されるたびに、リセットされる。これ
は、ある回の立ち下がりの検出と次の回の立ち下がりの
検出の間に、測定開始処理(図12および図13参照)
が実行されるためである。そして、SA6で、タイマTi
mer の値が記憶されることにより、レジスタAには、前
回と今回のパルス信号の時間間隔が、記憶されることに
なる。
【0082】SA7では、制御回路25は、レジスタA
に記憶された値が0.5秒以上であるか否かを判断す
る。そして、0.5秒以上であると判断すると、SA8
に進み、0.5秒未満であると判断すると、S32(図
12参照)に戻る。SA7の処理により、連続した2つ
のパルス信号の間隔が所定の間隔より短い場合は、当該
2つのパルス信号の、後の方のパルス信号に対しては何
ら処理をしないことになる。なお、本実施の形態におい
て、所定の間隔、とは、不動磁石保持体43と可動磁石
保持体44のそれぞれに設けられた磁石が最も近寄った
と考えられる際に、ホールIC50が、それらの磁石に
対向する時間間隔に相当する。そして、本実施の形態で
は、SA7の処理により、制御回路25が、前回パルス
信号を検出してから、本来入力されるはずのない時間間
隔で、パルス信号を検出した場合、後から入力された方
のパルス信号を無視することになる。これにより、外来
ノイズに起因するパルス信号を、食品17の重量検知用
のパルス信号とは区別し、無視することができる。これ
により、電子レンジ1において、より正確に、食品17
の重量を検知することができる。
【0083】一方、SA8で、制御回路25は、タイマ
Timer をリセットして、SA9に進む。そして、SA9
で、制御回路25は、レジスタAに記憶された値が1.
5秒を越えているか否かを判断する。そして、1.5秒
を越えていると判断すると、SA13に進み、1.5秒
以下であると判断すると、SA10に進む。
【0084】SA10で、制御回路25は、カウンタTs
kID の値が、2,4,6のいずれかであるか否かを判断
する。そして、2,4,6のいずれかであると判断する
と、SA11に進み、それ以外であると判断すると、S
A12に進む。
【0085】SA11で、制御回路25は、レジスタT
とレジスタtの記憶値に、直前のSA6で記憶されたレ
ジスタAの値を加算し、さらに、カウンタTskID を1減
算して、SA32(図12参照)に戻る。
【0086】一方、SA10で、カウンタTskID の値が
2,4,6のいずれでもないと判断すると、制御回路2
5は、SA12で、カウンタTskID ,レジスタTおよび
レジスタtをリセットして、リターンする。
【0087】ここで、カウンタTskID の値が2,4,6
のいずれかである場合が、どのような意味を有するかに
ついて、図10を参照しつつ、説明する。図10におい
て、パルス信号は、左のものから順に検出されている。
つまり、パルス信号は、上に付された数字を用いると、
6,5,4,3,2,1の順に、検出される。なお、上
に付された数字は、SA11で減算される前のカウンタ
TskID の値に相当する。つまり、SA10で判断される
ように、カウンタTskID の値が2,4,6のいずれかで
ある場合とは、その時点と、その直前にパルス信号が検
出されたときとの時間間隔が、t1 ,t2 ,t3 のいず
れかに対応している場合を意味する。このことから、S
A11では、レジスタtの記憶値にレジスタAの値を加
算する場合、その加算は、カウンタTskID の値が2であ
ればt3 に相当する記憶場所に対して、カウンタTskID
の値が4であればt2 に相当する記憶場所に対して、カ
ウンタTskID の値が6であればt1 に相当する記憶場所
に対して、行なわれる。
【0088】なお、さらに図10を参照して、ターンテ
ーブル15が1回転する間、磁石431〜433および
磁石441〜443という6個の磁石に相当する、6個
のパルス信号が検出される。また、磁石431〜433
および磁石441〜443は、t1 ,t2 ,t3 が、そ
れ以外の期間よりも短くなるように、設けられている。
つまり、たとえば、図10のパルス信号「5」と「4」
の時間間隔(t2 に相当)は、パルス信号「6」と
「5」の時間間隔や、パルス信号「4」と「3」の時間
間隔よりも短くなる。具体的には、本実施の形態では、
1 ,t2 ,t3 は、1.5秒以下となる。
【0089】一方、ターンテーブル15の回転周期にお
いて、磁石431〜433,磁石441〜443は、そ
れぞれ、不動磁石保持体43,可動磁石保持体44の外
周に、等間隔に、備えられている。したがって、t1
2 ,t3 は等しくなり、また、パルス信号間の時間間
隔であって、t1 ,t2 ,t3 以外のものも、等しいも
のとなる。また、本実施の形態では、ターンテーブル1
5の回転周期は10秒以上であり、t1 ,t2 ,t3
いずれも1.5秒以下である。したがって、パルス信号
間の時間間隔でt1 ,t2 ,t3 以外のものは、いずれ
も、最短の場合で、次の式(3)のxで表されるよう
に、1.5秒を越える。
【0090】 x={10−(1.5×3)}÷3>1.5 …(3) このことから、レジスタAに記憶された時間が、つま
り、パルス信号の間隔が、1.5秒以下の場合はその時
点でのカウンタTskID の値が2,4,6のいずれかと考
えられ、1.5秒を越える場合はその時点でのカウンタ
TskID の値が1,3,5のいずれかと考えられる。そし
て、このことに基づいて、SA9における判断が行なわ
れる。
【0091】なお、SA10で、さらに、カウンタTskI
D の値をテストするのは、パルス信号の時間間隔がカウ
ンタTskID の値に対応しているものであるか否かを判断
するためである。そして、対応している場合には、SA
11の処理により、レジスタtに、その時間間隔が記憶
される。一方、対応していない場合には、SA12でレ
ジスタやカウンタがリセットされ、パルス信号の検出
が、やり直される。
【0092】一方、SA13で、制御回路25は、カウ
ンタTskID の値が6であるか否かを判断する。6である
と判断すると、SA5に戻る。一方、6以外であると判
断すると、SA14に進む。
【0093】SA14で、制御回路25は、レジスタT
にレジスタAの値を加算して記憶し、かつ、カウンタTs
kID を1減算更新して、SA15に進む。カウンタTskI
D が6から0になるまでSA14またはSA11の処理
が実行されると、レジスタTには、ターンテーブル15
が1回転するのに要した時間が、記憶されることにな
る。
【0094】SA15で、制御回路25は、カウンタTs
kID の値が0であるか否かを判断する。0以外であると
判断するとリターンし、0であると判断するとSA16
に進む。
【0095】制御回路25は、SA16で、レジスタT
の記憶値をチェックし、SA17で、その記憶値が、タ
ーンテーブル15が1回転する時間として許容される範
囲内の値であるか否かを判断する。そして、許容される
範囲内であると判断すると、SA18に進み、レジスタ
tの記憶値を、上記の式(1),(2)を用いて食品1
7の重量に換算する処理を行ない、リターンする。一
方、許容される範囲内ではないと判断すると、SA19
に進む。なお、レジスタTの値が許容される範囲よりも
小さい場合は、パルス信号の間隔が、通常の間隔よりも
小さい場合に相当するため、SA7や、SA10および
SA12により、パルス信号の検出のやり直し等の処置
がなされている。したがって、SA17において、レジ
スタTの値が許容される範囲外にあると判断されたこと
は、レジスタTの値が許容範囲を上回ったこと、つま
り、6個のパルス信号が検出されるのに、ターンテーブ
ル15が1回転する時間として許容される時間よりも長
い時間を要したことを意味する。
【0096】SA19で、制御回路25は、カウンタRe
tryCntを1加算更新して、SA20に進む。そして、S
A20で、制御回路25は、カウンタRetryCntの値が3
に達しているか否かを判断する。未だ3に達していない
と判断すると、SA12に戻り、パルス信号の検出をや
り直す。一方、3に達していると判断すると、SA21
に進む。
【0097】SA21では、電子レンジ1が調理中であ
るか否かを判断し、調理中であると判断すると、SA2
2で終了させて、リターンする。一方、調理中ではない
と判断すると、SA23でエラー報知を行なって、リタ
ーンする。
【0098】本実施の形態では、SA20からSA12
に進むことにより、制御回路25は、ターンテーブル1
5の1回転に要する時間に相当する時間内に、6個のパ
ルス信号が受信できなかった場合、そのようなことが特
定回数(3回)連続して発生するまでは、パルス信号の
間隔を用いた食品17の重量検知をやり直すよう構成さ
れている。一方、そのようなことをが、連続して、上記
の特定回数連続して発生した場合には、加熱を中止した
り、その旨を報知したりする。
【0099】カウンタRetryCntは、図13を用いて説明
した測定開始処理において、リセットされる。つまり、
本実施の形態では、SA16,SA17およびSA19
〜SA23の処理により、6個のパルス信号の検出にタ
ーンテーブル15の1回転の時間として許容される時間
より長い時間を要したという事態が、連続して3回発生
すれば、調理が中止されたり(SA22)、エラー報知
がなされたり(SA23)する。なお、SA22でさら
にエラー報知を行なっても、つまり、調理を中止した後
さらにエラー報知を行なってもよい。
【0100】次に、S6で実行される終了音報知処理の
詳細について説明する。図16に、終了音報知処理のサ
ブルーチンのフローチャートを示す。
【0101】終了音報知処理では、制御回路25は、S
61で、レジスタSelectEndBuzzerの値が0であるか否
かを判断する。ここで、レジスタSelectEndBuzzer につ
いて説明する。
【0102】レジスタSelectEndBuzzer は、終了音に関
連した値をとる、レジスタである。電子レンジ1では、
終了音について、複数種類の選択肢が用意されている。
その選択肢とは、「ドミソドミソファファミレド」等の
音階を用いたメロディ音を鳴らすこと、音を鳴らさない
こと、「ピーピーピ」等の電子音を鳴らすこと、の3種
類である。そして、レジスタSelectEndBuzzer は、0,
1,2の3種類の値のいずれかをとることができ、これ
らの3種類の値は、それぞれ、上記の3種類の終了音に
対応している。具体的には、0はメロディ音に対応し、
1は音を鳴らさない場合に対応し、2は電子音に対応し
ている。レジスタSelectEndBuzzer の値は、後述する終
了音切替操作処理において、ユーザにより、設定され
る。
【0103】そして、制御回路25は、レジスタSelect
EndBuzzer の値が0であると判断すると、S62で上記
のメロディ音を所定時間発生させて、リターンする。一
方、レジスタSelectEndBuzzer の値が0ではないと判断
すると、S63に進む。
【0104】S63で、制御回路25は、レジスタSele
ctEndBuzzer の値が1であるか否かを判断する。1であ
ると判断すると、S64で所定時間音を発生させること
なく調理が終了したことを表示により報知して、リター
ンする。一方、レジスタSelectEndBuzzer の値が1では
ないと判断すると、レジスタSelectEndBuzzer の値は2
であるとして、S65で電子音を所定時間発生させて、
リターンする。
【0105】次に、S9で実行される終了音切替操作処
理の詳細について説明する。図17に、終了音切替操作
処理のサブルーチンのフローチャートを示す。
【0106】終了音切替操作処理では、制御回路25
は、S8(図11)において終了音選択切替キーが押圧
されたことに基づいて、S91で、レジスタSelectEndB
uzzerの値を1加算更新して、S92に進む。
【0107】S92では、制御回路25は、S91で1
加算更新することによって、レジスタSelectEndBuzzer
の値が3となったか否かを判断する。そして、制御回路
25は、3となったと判断するとS93でレジスタSele
ctEndBuzzer の値を0に戻してS94に進み、3にはな
っていないと判断すると直接S94に進む。
【0108】そして、制御回路25は、S94で、レジ
スタSelectEndBuzzer の値が0であるか否か判断し、0
であると判断すると、S95で、上記のメロディ音を発
生させて、リターンする。一方、0ではないと判断する
と、S96に進み、さらに、レジスタSelectEndBuzzer
の値が1であるか否かを判断し、1であると判断する
と、レジスタSelectEndBuzzer の値が0である場合に終
了音として採用されている上記の電子音とは異なる電子
音(「ピッピッ」等)を発生させてリターンする。一
方、0ではないと判断すると、上記の電子音を発生させ
てリターンする。
【0109】本実施の形態では、終了音切替操作処理が
実行されるたびに、終了音として、メロディ音,無音,
電子音のいずれかが、順に、設定されることになる。つ
まり、ある回の終了音切替操作処理において、終了音と
して電子音が設定されれば、次回、S8で終了音切替操
作キーが押圧されたと判断されて、終了音切替操作処理
が実行される際には、終了音としてメロディ音が設定さ
れる。
【0110】また、以上説明した終了音切替操作処理で
は、そのとき設定された終了音を一時的に発生させる。
なお、終了音を発生させないように設定された場合、つ
まり、レジスタSelectEndBuzzer の値が1とされ終了音
が無音と設定された場合には、レジスタSelectEndBuzze
r の値が0である場合に終了音として採用されている電
子音とは異なる電子音を発生させる。すなわち、本実施
の形態では、終了音が設定された場合、当該設定された
終了音の種類に応じた音声として、その終了音をそのま
ま発生させるが、無音と設定された場合にも、それに対
応した電子音を発生させる。これにより、ユーザは、ど
の終了音を設定したかを、より容易に認識することがで
きる。
【0111】なお、本実施の形態では、発生させる音の
設定として、終了音の設定について説明した。そして、
本実施の形態では、本来音が発生される時(調理の終了
時)以外にも、つまり、音の設定時にも、設定された音
に対応する音(終了音がメロディ音や電子音であればそ
の終了音、無音であれば終了音として発生される電子音
とは異なる電子音)を発生させている。このように、本
来音が発生される時だけでなく、音の設定時にも設定さ
れた音に対応する音声を発生させることは、終了音に限
定されない。エラー報知の際に発生させる音などでもよ
い。
【0112】以上説明した本実施の形態では、食品17
の重量に応じて、磁石431と磁石441,磁石432
と磁石442,磁石433と磁石443の、それぞれの
隣り合う間隔が変化する。これらの隣り合う間隔が変化
すると、ターンテーブル15が1回転する間にホールI
C50に与えられる磁力の大きさの変化の態様は、食品
17の重量に応じて変化する。このことから、軸19,
不動磁石保持体43および可動磁石保持体44の結合体
により、重量指示手段が構成されている。
【0113】また、ホールIC50のパルス信号の出力
の態様は、上記の磁石の隣り合う間隔の変化に応じて、
変化する。このことから、ホールIC50により、信号
出力手段が構成されている。
【0114】また、本実施の形態において、制御回路2
5は、ホールIC50の検出出力を用い、式(1),
(2)に従って、食品17の重量を算出する。また、制
御回路25は、マグネトロン10やヒータ12,13の
オン/オフを制御できる。このことから、制御回路25
により、重量決定手段および加熱制御手段が構成されて
いる。
【0115】また、図15を用いて説明したパルス信号
判定処理では、制御回路25は、SA17において、タ
ーンテーブル15の回転周期として許容される時間内に
パルス信号を受信した回数が、所定回数(6回)よりも
少ない場合、その場ではSA18で食品17の重量の決
定を行なわず、とりあえず、パルス信号の検出をやり直
す(SA12)。さらに、受信回数が所定回数よりも少
ない事態が3回連続して発生した場合には、調理を中止
したり(SA22)、エラー報知を行なったり(SA2
3)する。なお、制御回路25は、ターンテーブル15
の回転周期として許容される時間内にパルス信号を受信
した回数が、上記の所定回数よりも多い場合にも、同様
の処理を実行してもよい。
【0116】また、本実施の形態では、コントロールパ
ネル6に設けられた表示部や、スピーカ31により、報
知手段が構成され、さらに、スピーカ31により、音声
発生手段が構成されている。また、本実施の形態では、
コントロールパネル6により、音声設定手段が構成され
ている。
【0117】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、本発明の加熱調理装置の第1の実
施の形態である電子レンジの斜視図であり、(b)は、
(a)のドアが手前に開かれた状態を示す図である。
【図2】 図1の電子レンジの本体の内部構造を概略的
に示す図である。
【図3】 図2のターンテーブル制御ボックスの縦断面
図である。
【図4】 図3の軸,不動磁石保持体および可動磁石保
持体の結合体の分解斜視図である。
【図5】 図3の軸と不動磁石保持体の結合体の側面図
である。
【図6】 図3の軸と可動磁石保持体の結合体の側面図
である。
【図7】 図3の軸と可動磁石保持体の結合体の側面図
である。
【図8】 図2のターンテーブル制御ボックスの部分的
な底面図である。
【図9】 図1の電子レンジの電気的構成を模式的に示
す図である。
【図10】 図9のホールICが制御回路に出力するパ
ルス信号を示す図である。
【図11】 図9の制御回路が実行するメインルーチン
のフローチャートである。
【図12】 図11の重量検知処理のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図13】 図12の測定開始処理のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図14】 図12の1秒毎の処理のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図15】 図12のパルス信号判定処理のサブルーチ
ンのフローチャートである。
【図16】 図11の終了音報知処理のサブルーチンの
フローチャートである。
【図17】 図11の終了音切替操作処理のサブルーチ
ンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子レンジ、6 コントロールパネル、10 マグ
ネトロン、15 ターンテーブル、16 ターンテーブ
ル制御ボックス、17 食品、19 軸、25制御回
路、31 スピーカ、41 ターンテーブルモータ、4
3 不動磁石保持体、44 可動磁石保持体、50 ホ
ールIC。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/02 315 F24C 7/02 350 F24C 7/02 355 G01G 19/52 H05B 6/68 320

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を載置され、所定の周期で回転する
    ターンテーブルを含む加熱調理装置であって、 前記ターンテーブルの回転周期内に、所定回数だけ、磁
    性を変化させ、かつ、前記ターンテーブルに載置された
    食品の重量に応じて、前記ターンテーブルの回転周期内
    での磁性の変化するタイミングが変動する、重量指示手
    段と、 前記重量指示手段の磁性の変化に応じて、異なった態様
    で、パルス信号を出力する信号出力手段と、 前記信号出力手段の出力する信号を受信し、前記ターン
    テーブルの回転周期内において前記パルス信号を受信す
    るタイミングに応じて、前記食品の重量を決定する重量
    決定手段とを含み、 前記重量決定手段は、前記ターンテーブルの回転周期内
    に、前記所定回数パルス信号を受信した場合にのみ、前
    記食品の重量を決定する、加熱調理装置。
  2. 【請求項2】 前記重量決定手段は、前記ターンテーブ
    ルの回転周期内にパルス信号を受信した回数が、前記所
    定回数よりも少ない場合には、それ以降の前記ターンテ
    ーブルの回転における前記回転周期内でのパルス信号の
    受信のタイミングに応じて、前記食品の重量を決定す
    る、請求項1に記載の加熱調理装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱調理装置の加熱動作を全体的に
    制御する加熱制御手段をさらに含み、 前記加熱制御手段は、前記重量決定手段が前記ターンテ
    ーブルの1回転する間に前記所定回数パルス信号を受信
    しない、という事態が、予め定められた特定回数だけ連
    続して発生した場合には、前記加熱調理装置における加
    熱動作を終了させる、請求項1または請求項2に記載の
    加熱調理装置。
  4. 【請求項4】 前記重量決定手段が前記ターンテーブル
    の1回転する間に前記所定回数パルス信号を受信しな
    い、という事態が、予め定められた特定回数だけ連続し
    て発生した場合に、前記重量決定手段が正常に食品の重
    量を決定できない旨を報知する報知手段をさらに含む、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の加熱調理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記重量決定手段が予め定められた特定
    期間内に一度も前記パルス信号を受信しない、という事
    態が発生した場合に、前記重量決定手段が正常に食品の
    重量を決定できない旨を報知する報知手段をさらに含
    む、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の加熱調
    理装置。
  6. 【請求項6】 食品を載置され、所定の周期で回転する
    ターンテーブルを含む加熱調理装置であって、 前記ターンテーブルの回転周期内に、所定回数だけ、磁
    性を変化させ、かつ、前記ターンテーブルに載置された
    食品の重量に応じて、前記ターンテーブルの回転周期内
    での磁性の変化するタイミングが変動する、重量指示手
    段と、 前記重量指示手段の磁性の変化に応じて、異なった態様
    で、パルス信号を出力する信号出力手段と、 前記信号出力手段の出力する信号を受信し、前記ターン
    テーブルの回転周期内において前記パルス信号を受信す
    るタイミングに応じて、前記食品の重量を決定する重量
    決定手段とを含み、 前記重量決定手段は、異なる2つのパルス信号を所定時
    間よりも短い間隔で受信した場合には、当該2つのパル
    ス信号の中の後に受信した方のパルス信号の受信を無効
    とする、加熱調理装置。
  7. 【請求項7】 予め用意された複数種類のパターンの音
    声を発生させることができ、所定条件が成立した場合に
    音声を発生させる音声発生手段と、 前記音声発生手段に発生させる音声の種類を、前記複数
    種類の中から設定するための音声設定手段とをさらに含
    み、 前記音声発生手段は、前記音声設定手段において発生さ
    せる音声の種類が設定された際に、当該設定された音声
    の種類に応じた音声を発生させる、請求項1〜請求項6
    のいずれか1項に記載の加熱調理装置。
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