JP3485796B2 - 降雪センサー - Google Patents
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A90/00—Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
- Y02A90/10—Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation
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- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として融雪装置
その他に付属させて使用する降雪センサーに関する。 【0002】 【従来の技術】本願出願人は、先にペルチェ効果素子を
用いた降雪センサーを提案した(特許第2701117
号)。 【0003】このものは、表裏に基板を設けたペルチェ
効果素子を、切替スイッチを介して交流電源と直流電圧
測定回路とに交互に切り替え自在に接続して、ペルチェ
効果素子が交流電源と接続しているとき、該交流電源か
ら供給される交流でペルチェ効果素子を発熱させ、その
熱で該ペルチェ効果素子の上に触れた雪を溶かし、雪が
溶けるときにペルチェ効果素子の表裏にできる温度差に
よって、ペルチェ効果素子に誘起される起電力を、該交
流電源と交互に切り替え接続される直流電圧測定回路で
測定して、降雪を知るようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このものは切
り替え時間を1秒とした場合、ペルチェ効果素子に触れ
ると直ちに溶けて終う粉雪等では、雪が溶け終わった後
に直流電圧測定回路で、ペルチェ効果素子に誘起される
電流を測定する結果となり、ペルチェ効果素子上に雪が
あったとしてもこれを測定できないことがあり、降雪検
知感度が悪いという不具合がある。 【0005】しかも、ペルチェ効果素子への通電のデュ
チィ係数が1/2 となるため、ペルチェ効果素子の温度が
上がり難いという不具合がある。 【0006】本発明は、かかる不具合にない降雪センサ
ーを得ることを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するため、請求項1記載の発明は、表裏に基板を設け
たペルチェ効果素子を、コンデンサーを介して交流電源
に接続し、該コンデンサーの両端の直流電圧を測定する
ことを特徴とし、かかる構成を備えることで、ペルチェ
効果素子に連続通電して、ペルチェ効果素子を効率良く
発熱させると共に、ペルチェ効果素子に触れた雪が溶け
るときペルチェ効果素子の両端に生じる温度差により誘
起される起電力をコンデンサーに貯え、該コンデンサー
に貯えられる電圧を常時測定することで降雪を知る。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明実施の形態の一例を別紙図
面に付き説明する。 【0009】図1において、1はペルチェ効果素子を示
し、該ペルチェ効果素子1は、一般に知られているよう
に、N型半導体1aとP型半導体1bとを金属1cを介
して接続してなり、その表裏に基板1eを備える。 【0010】本発明はかかるペルチェ効果素子1を、コ
ンデンサー2を介して交流電源3に接続し、該交流電源
3から供給される交流電流でペルチェ効果素子1を発熱
させ、その熱で該ペルチェ効果素子1の上に触れた雪を
溶かし、雪が溶けるときに奪われる熱でペルチェ効果素
子1の表裏に生じる温度差によってペルチェ効果素子1
に誘起される直流電流をコンデンサー2に貯え、該コン
デンサー2に貯えられる電流の電圧を測定することで降
雪を知るようにしたもので、これを図2について説明す
ると、5は交流電源3と連なる整流電源回路、5aは該
整流電源回路5の各接続端子、5bは該整流電源回路5
の12Vの各接続端子を示す。 【0011】上記コンデンサー2に貯えられる電圧の測
定は、該コンデンサー2の両端に接続した直流電圧測定
回路4で行うもので、該直流電圧測定回路4は、コンデ
ンサー2の両端の電圧と降雪量(降雪強度)を設定する
設定器6からの信号とを比較する比較器7を備え、該比
較器7からの出力で、オアゲート8を動作させ、オアゲ
ート8の出力で、スイッチング素子9の動作回路10を
切り替え、該スイッチング素子9に接続したリレー11
を励磁して、融雪機に設けたボイラ(図示しない)の作
動回路Bに介在させた該リレー11のリレー接点11a
を閉じてボイラを作動させるようにした。 【0012】なお上記比較器7は、コンデンサー2がペ
ルチェ効果素子1の起電力で充電され、コンデンサー2
の両端に電位差を生じたとき該比較器7から「ロウ」の
信号が出力されるように設定する。 【0013】図2において、12は該外気温度検出セン
サ12aを介在させた外気温度検出回路、13は地中温
度検出センサ13aを介在させた地中温度検出回路を示
し、該外気温度検出回路12からの電圧と設定器14に
設定される設定温度を比較器15で比較し、該比較器1
5からの出力信号を前記オアゲート8に入力させると共
に、該地中温度検出回路13からの電圧と設定器16に
設定される設定温度を比較器17で比較し、該比較器1
7からの出力信号を、ノット回路18と選択切替スイッ
チ19を介して前記オアゲート8に入力させるように
し、選択切替スイッチ19を閉じたとき、地中温度も加
味した制御ができるようにした。 【0014】なお、比較器15は、外気温度検出回路1
2に検出される外気温度が設定温度より低いとき、「ロ
ウ」の出力信号を生じ、比較器16は、地中温度検出回
路13に検出される地中温度が設定器17に設定される
設定温度より低いとき、「ハイ」の出力信号を生じるよ
うに設定して置く。 【0015】20は前記動作回路10の電源回路を示
し、該電源回路20に設けた抵抗21、22間に前記オ
アゲート8の出力回路23を接続し、該出力回路23
に、電源回路20からの電流がオアゲート8側にのみ流
れるように整流子24を介在させる。25は、前記スイ
ッチング素子1が作動後一定時間、例えば15分乃至3
時間作動状態を保つためのタイマを示す。 【0016】動作回路10は、相互に組み合わされる3
組のノア回路10a、10b、10cを備え、第1のノ
ア回路10aの出力で前記スイッチング素子9を動作さ
せ、第1のノア回路10aの出力と第3のノア回路10
cの出力とで前記タイマ25が作動中点灯し続けるラン
プ26に接続したスイッチング素子27を閉じて、該ラ
ンプ26を点灯させるようにした。 【0017】尚、28は誤動作防止用のタイマ回路を示
し、該タイマ回路28の出力をオアゲート回路8に入力
させると共にノア回路10aに入力させて電源投入時に
前記動作回路10が誤動作するのを防ぐようにした。 【0018】29は、ペルチェ効果素子1を交流電源3
に接続する回路に介入させた無接点のスイッチ機構を示
し、該スイッチング機構29は、前記外気温度検出セン
サ12aを介在させた外気温度検出回路12によって検
知される外気温度が高いとき、例えば4℃以上で該ペル
チェ効果素子1への通電を断つように制御される。 【0019】30は選択運転位置と停止位置と自動運転
位置に切り替えられるメインスイッチを示し、該メイン
スイッチ30を選択運転位置に切り替えるときは、前記
リレー11に介入させた選択スイッチ31がメインスイ
ッチ30の切り替えに伴って切り替えられ、選択でボイ
ラを動作させることができる。 【0020】32は、比較器17と前記動作回路10と
を接続する回路33に介入させた選択スイッチを示し、
該選択スイッチ32を閉じることで、地中温度が設定温
度以下のとき、雪降とは無関係にスイッチング素子9を
閉じてボイラを動作させ得るようにした。 【0021】次ぎに本装置の動作を説明する。 【0022】外気温度が低いとき、メインスイッチ30
を自動側に切り替えた状態にして置くと、スイッチング
機構29は閉じてペルチェ効果素子1に通電した状態を
保ち、ペルチェ効果素子1を発熱させる。このとき雪が
ペルチェ効果素子1に触れると前述のごとく表裏に温度
差を生じて、ペルチェ効果素子1に起電力を生じる。そ
の電荷がコンデンサー2に充電されると、比較器7に出
力信号は「ロウ」となり、比較器8の出力信号は外気温
度が低いとき「ロウ」であり、しかも、地中温度が低い
場合、比較器17の出力信号は「ハイ」であるが、その
出力信号はノット回路18で反転しているため、選択ス
イッチ19が閉じて地中温度を加味した場合の比較器1
7からオアゲート8に入力される信号は全て「ロウ」と
なる(選択スイッチ9を開いたときは当然「ロウ」)。 【0023】したがってオアゲート8の入力信号は全て
「ロウ」となり、オアゲート8の出力信号は「ロウ」と
なる。 【0024】このため、電源回路20からの電流はオア
ゲート8側に流れて、動作回路10の入力端子10bは
「ロウ」となって、電源回路20と連なる第2、第3の
ノア回路10b,10cの入力端子信号は「ロウ」とな
り、しかも、第2ノア回路10bの入力端子に、第1ノ
ア回路10aの出力信号を入力させているから、第1ノ
ア回路10aの出力信号が「ハイ」の状態のとき、第2
ノア回路10bの出力端子の出力信号は「ロウ」であ
る。 【0025】そして、自動運転のとき選択スイッチ32
はオフの状態にしておく。 【0026】このため、第3のノア回路10cの入力端
子信号は、全て「ロウ」となり、第3のノア回路10c
の出力端子信号は「ハイ」となり、タイマ25の入力信
号は「ロウ」となり、タイマ25を不作動状態にキープ
し、「ロウ」を出力させる。このため、第1ノア回路1
0aの入力信号は全て「ロウ」となり、第1ノア回路1
0aの出力信号は「ハイ」となって、スイッチング素子
9を閉じて、リレー11を励磁し、その接点11aを閉
じる。このため、融雪機に設けたボイラ(図示しない)
が作動する。 【0027】そして、雪が止むと、動作回路10の入力
端子10bは「ハイ」となる。 【0028】この結果、第3のノア回路10cの出力信
号は「ロウ」となり、タイマ25の入力信号は「ハイ」
となり、タイマ25を作動させて、該タイマ25の作動
中、出力信号「ロウ」を維持させる。このため、第1ノ
ア回路10aから「ハイ」を出力で、スイッチング素子
9を閉じた状態を保ち、融雪機に設けたボイラ(図示し
ない)が作動させ続ける。 【0029】そして、タイマ25の時限完了後タイマ2
5からの出力信号は「ハイ」となり、これにともなって
第1ノア回路10aの出力信号を「ロウ」とする。 【0030】このため、スイッチング素子9が開いてリ
レー11を開く。このため、リレー11が消磁し、その
接点11aを開くためボイラは不作動となる。 【0031】尚、外気温度が高いときは、前記するごと
くペルチェ効果素子1自体に通電できず、したがって、
自動運転でボイラを作動することはできない。 【0032】尚、雪が降っていないときは、比較器7か
らの出力信号は「ハイ」となり、これに伴ってオアゲー
ト8出力信号が「ハイ」となって、動作回路10の入力
端子10bも「ハイ」となっている。このため、第3の
ノア回路10cの電源回路20と連ねる入力端子の入力
信号が「ハイ」となり、第3のノア回路10cの出力信
号が「ロウ」となって、第1のノア回路10aの入力端
子の信号が「ハイ」となっているため第1のノア回路1
0aの出力端子の信号を「ロウ」の状態を維持し、スイ
ッチング素子9を開いた状態を保つ。このためボイラを
作動することはない。 【0033】尚、地中温度が設定温度より低い場合、選
択スイッチ32を閉じると、回路33を介して第3のノ
ア回路10cの入力端子信号は、全て「ロウ」となり、
第3のノア回路10cの出力端子信号は「ハイ」とな
り、タイマ25の入力信号は「ロウ」となり、タイマ2
5を不作動状態にキープし、「ロウ」を出力させる。こ
のため、第1ノア回路10aの入力信号は全て「ロウ」
となる。 【0034】このため、第1ノア回路10aから「ハ
イ」を出力し、その出力で、スイッチング素子9を閉じ
た状態を保ち、降雪とは無関係に、地中温度が設定温度
より低いときボイラを作動させることができる。 【0035】なお、この運転は、選択スイッチ32を開
いて停止させる。 【0036】 【発明の効果】 本願の請求項1記載の発明によるとき
は、ペルチェ効果素子に連続通電して、ペルチェ効果素
子を効率良く発熱させると共に、ペルチェ効果素子に降
れた雪が溶けるとき、ペルチェ効果素子も表裏に生じる
温度差によりペルチェ効果素子に誘起される起電力をコ
ンデンサーに貯え、該コンデンサーに貯えられる直流電
圧を常時測定することで、従来のものに比し降雪検知感
度を高めることができる。
その他に付属させて使用する降雪センサーに関する。 【0002】 【従来の技術】本願出願人は、先にペルチェ効果素子を
用いた降雪センサーを提案した(特許第2701117
号)。 【0003】このものは、表裏に基板を設けたペルチェ
効果素子を、切替スイッチを介して交流電源と直流電圧
測定回路とに交互に切り替え自在に接続して、ペルチェ
効果素子が交流電源と接続しているとき、該交流電源か
ら供給される交流でペルチェ効果素子を発熱させ、その
熱で該ペルチェ効果素子の上に触れた雪を溶かし、雪が
溶けるときにペルチェ効果素子の表裏にできる温度差に
よって、ペルチェ効果素子に誘起される起電力を、該交
流電源と交互に切り替え接続される直流電圧測定回路で
測定して、降雪を知るようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このものは切
り替え時間を1秒とした場合、ペルチェ効果素子に触れ
ると直ちに溶けて終う粉雪等では、雪が溶け終わった後
に直流電圧測定回路で、ペルチェ効果素子に誘起される
電流を測定する結果となり、ペルチェ効果素子上に雪が
あったとしてもこれを測定できないことがあり、降雪検
知感度が悪いという不具合がある。 【0005】しかも、ペルチェ効果素子への通電のデュ
チィ係数が1/2 となるため、ペルチェ効果素子の温度が
上がり難いという不具合がある。 【0006】本発明は、かかる不具合にない降雪センサ
ーを得ることを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するため、請求項1記載の発明は、表裏に基板を設け
たペルチェ効果素子を、コンデンサーを介して交流電源
に接続し、該コンデンサーの両端の直流電圧を測定する
ことを特徴とし、かかる構成を備えることで、ペルチェ
効果素子に連続通電して、ペルチェ効果素子を効率良く
発熱させると共に、ペルチェ効果素子に触れた雪が溶け
るときペルチェ効果素子の両端に生じる温度差により誘
起される起電力をコンデンサーに貯え、該コンデンサー
に貯えられる電圧を常時測定することで降雪を知る。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明実施の形態の一例を別紙図
面に付き説明する。 【0009】図1において、1はペルチェ効果素子を示
し、該ペルチェ効果素子1は、一般に知られているよう
に、N型半導体1aとP型半導体1bとを金属1cを介
して接続してなり、その表裏に基板1eを備える。 【0010】本発明はかかるペルチェ効果素子1を、コ
ンデンサー2を介して交流電源3に接続し、該交流電源
3から供給される交流電流でペルチェ効果素子1を発熱
させ、その熱で該ペルチェ効果素子1の上に触れた雪を
溶かし、雪が溶けるときに奪われる熱でペルチェ効果素
子1の表裏に生じる温度差によってペルチェ効果素子1
に誘起される直流電流をコンデンサー2に貯え、該コン
デンサー2に貯えられる電流の電圧を測定することで降
雪を知るようにしたもので、これを図2について説明す
ると、5は交流電源3と連なる整流電源回路、5aは該
整流電源回路5の各接続端子、5bは該整流電源回路5
の12Vの各接続端子を示す。 【0011】上記コンデンサー2に貯えられる電圧の測
定は、該コンデンサー2の両端に接続した直流電圧測定
回路4で行うもので、該直流電圧測定回路4は、コンデ
ンサー2の両端の電圧と降雪量(降雪強度)を設定する
設定器6からの信号とを比較する比較器7を備え、該比
較器7からの出力で、オアゲート8を動作させ、オアゲ
ート8の出力で、スイッチング素子9の動作回路10を
切り替え、該スイッチング素子9に接続したリレー11
を励磁して、融雪機に設けたボイラ(図示しない)の作
動回路Bに介在させた該リレー11のリレー接点11a
を閉じてボイラを作動させるようにした。 【0012】なお上記比較器7は、コンデンサー2がペ
ルチェ効果素子1の起電力で充電され、コンデンサー2
の両端に電位差を生じたとき該比較器7から「ロウ」の
信号が出力されるように設定する。 【0013】図2において、12は該外気温度検出セン
サ12aを介在させた外気温度検出回路、13は地中温
度検出センサ13aを介在させた地中温度検出回路を示
し、該外気温度検出回路12からの電圧と設定器14に
設定される設定温度を比較器15で比較し、該比較器1
5からの出力信号を前記オアゲート8に入力させると共
に、該地中温度検出回路13からの電圧と設定器16に
設定される設定温度を比較器17で比較し、該比較器1
7からの出力信号を、ノット回路18と選択切替スイッ
チ19を介して前記オアゲート8に入力させるように
し、選択切替スイッチ19を閉じたとき、地中温度も加
味した制御ができるようにした。 【0014】なお、比較器15は、外気温度検出回路1
2に検出される外気温度が設定温度より低いとき、「ロ
ウ」の出力信号を生じ、比較器16は、地中温度検出回
路13に検出される地中温度が設定器17に設定される
設定温度より低いとき、「ハイ」の出力信号を生じるよ
うに設定して置く。 【0015】20は前記動作回路10の電源回路を示
し、該電源回路20に設けた抵抗21、22間に前記オ
アゲート8の出力回路23を接続し、該出力回路23
に、電源回路20からの電流がオアゲート8側にのみ流
れるように整流子24を介在させる。25は、前記スイ
ッチング素子1が作動後一定時間、例えば15分乃至3
時間作動状態を保つためのタイマを示す。 【0016】動作回路10は、相互に組み合わされる3
組のノア回路10a、10b、10cを備え、第1のノ
ア回路10aの出力で前記スイッチング素子9を動作さ
せ、第1のノア回路10aの出力と第3のノア回路10
cの出力とで前記タイマ25が作動中点灯し続けるラン
プ26に接続したスイッチング素子27を閉じて、該ラ
ンプ26を点灯させるようにした。 【0017】尚、28は誤動作防止用のタイマ回路を示
し、該タイマ回路28の出力をオアゲート回路8に入力
させると共にノア回路10aに入力させて電源投入時に
前記動作回路10が誤動作するのを防ぐようにした。 【0018】29は、ペルチェ効果素子1を交流電源3
に接続する回路に介入させた無接点のスイッチ機構を示
し、該スイッチング機構29は、前記外気温度検出セン
サ12aを介在させた外気温度検出回路12によって検
知される外気温度が高いとき、例えば4℃以上で該ペル
チェ効果素子1への通電を断つように制御される。 【0019】30は選択運転位置と停止位置と自動運転
位置に切り替えられるメインスイッチを示し、該メイン
スイッチ30を選択運転位置に切り替えるときは、前記
リレー11に介入させた選択スイッチ31がメインスイ
ッチ30の切り替えに伴って切り替えられ、選択でボイ
ラを動作させることができる。 【0020】32は、比較器17と前記動作回路10と
を接続する回路33に介入させた選択スイッチを示し、
該選択スイッチ32を閉じることで、地中温度が設定温
度以下のとき、雪降とは無関係にスイッチング素子9を
閉じてボイラを動作させ得るようにした。 【0021】次ぎに本装置の動作を説明する。 【0022】外気温度が低いとき、メインスイッチ30
を自動側に切り替えた状態にして置くと、スイッチング
機構29は閉じてペルチェ効果素子1に通電した状態を
保ち、ペルチェ効果素子1を発熱させる。このとき雪が
ペルチェ効果素子1に触れると前述のごとく表裏に温度
差を生じて、ペルチェ効果素子1に起電力を生じる。そ
の電荷がコンデンサー2に充電されると、比較器7に出
力信号は「ロウ」となり、比較器8の出力信号は外気温
度が低いとき「ロウ」であり、しかも、地中温度が低い
場合、比較器17の出力信号は「ハイ」であるが、その
出力信号はノット回路18で反転しているため、選択ス
イッチ19が閉じて地中温度を加味した場合の比較器1
7からオアゲート8に入力される信号は全て「ロウ」と
なる(選択スイッチ9を開いたときは当然「ロウ」)。 【0023】したがってオアゲート8の入力信号は全て
「ロウ」となり、オアゲート8の出力信号は「ロウ」と
なる。 【0024】このため、電源回路20からの電流はオア
ゲート8側に流れて、動作回路10の入力端子10bは
「ロウ」となって、電源回路20と連なる第2、第3の
ノア回路10b,10cの入力端子信号は「ロウ」とな
り、しかも、第2ノア回路10bの入力端子に、第1ノ
ア回路10aの出力信号を入力させているから、第1ノ
ア回路10aの出力信号が「ハイ」の状態のとき、第2
ノア回路10bの出力端子の出力信号は「ロウ」であ
る。 【0025】そして、自動運転のとき選択スイッチ32
はオフの状態にしておく。 【0026】このため、第3のノア回路10cの入力端
子信号は、全て「ロウ」となり、第3のノア回路10c
の出力端子信号は「ハイ」となり、タイマ25の入力信
号は「ロウ」となり、タイマ25を不作動状態にキープ
し、「ロウ」を出力させる。このため、第1ノア回路1
0aの入力信号は全て「ロウ」となり、第1ノア回路1
0aの出力信号は「ハイ」となって、スイッチング素子
9を閉じて、リレー11を励磁し、その接点11aを閉
じる。このため、融雪機に設けたボイラ(図示しない)
が作動する。 【0027】そして、雪が止むと、動作回路10の入力
端子10bは「ハイ」となる。 【0028】この結果、第3のノア回路10cの出力信
号は「ロウ」となり、タイマ25の入力信号は「ハイ」
となり、タイマ25を作動させて、該タイマ25の作動
中、出力信号「ロウ」を維持させる。このため、第1ノ
ア回路10aから「ハイ」を出力で、スイッチング素子
9を閉じた状態を保ち、融雪機に設けたボイラ(図示し
ない)が作動させ続ける。 【0029】そして、タイマ25の時限完了後タイマ2
5からの出力信号は「ハイ」となり、これにともなって
第1ノア回路10aの出力信号を「ロウ」とする。 【0030】このため、スイッチング素子9が開いてリ
レー11を開く。このため、リレー11が消磁し、その
接点11aを開くためボイラは不作動となる。 【0031】尚、外気温度が高いときは、前記するごと
くペルチェ効果素子1自体に通電できず、したがって、
自動運転でボイラを作動することはできない。 【0032】尚、雪が降っていないときは、比較器7か
らの出力信号は「ハイ」となり、これに伴ってオアゲー
ト8出力信号が「ハイ」となって、動作回路10の入力
端子10bも「ハイ」となっている。このため、第3の
ノア回路10cの電源回路20と連ねる入力端子の入力
信号が「ハイ」となり、第3のノア回路10cの出力信
号が「ロウ」となって、第1のノア回路10aの入力端
子の信号が「ハイ」となっているため第1のノア回路1
0aの出力端子の信号を「ロウ」の状態を維持し、スイ
ッチング素子9を開いた状態を保つ。このためボイラを
作動することはない。 【0033】尚、地中温度が設定温度より低い場合、選
択スイッチ32を閉じると、回路33を介して第3のノ
ア回路10cの入力端子信号は、全て「ロウ」となり、
第3のノア回路10cの出力端子信号は「ハイ」とな
り、タイマ25の入力信号は「ロウ」となり、タイマ2
5を不作動状態にキープし、「ロウ」を出力させる。こ
のため、第1ノア回路10aの入力信号は全て「ロウ」
となる。 【0034】このため、第1ノア回路10aから「ハ
イ」を出力し、その出力で、スイッチング素子9を閉じ
た状態を保ち、降雪とは無関係に、地中温度が設定温度
より低いときボイラを作動させることができる。 【0035】なお、この運転は、選択スイッチ32を開
いて停止させる。 【0036】 【発明の効果】 本願の請求項1記載の発明によるとき
は、ペルチェ効果素子に連続通電して、ペルチェ効果素
子を効率良く発熱させると共に、ペルチェ効果素子に降
れた雪が溶けるとき、ペルチェ効果素子も表裏に生じる
温度差によりペルチェ効果素子に誘起される起電力をコ
ンデンサーに貯え、該コンデンサーに貯えられる直流電
圧を常時測定することで、従来のものに比し降雪検知感
度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1例を示す切断側面図
【図2】 その作動回路図
【符号の説明】
1 ペルチェ効果素子 2 コンデンサー
3 交流電源 4 直流電圧測定
回路
回路
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(56)参考文献 特開 平2−240553(JP,A)
特開 平9−171084(JP,A)
特開 平4−128643(JP,A)
特開 平7−120426(JP,A)
特開 昭62−54152(JP,A)
特開 昭63−8546(JP,A)
特開 平4−99953(JP,A)
特開 平4−99388(JP,A)
実開 平6−4657(JP,U)
特公 昭44−26157(JP,B1)
特公 平3−74943(JP,B2)
特公 平6−28696(JP,B2)
特許2701117(JP,B2)
国際公開96/5506(WO,A1)
国際公開96/38723(WO,A1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G01W 1/00 - 1/18
G01N 25/00 - 25/72
G01N 27/00
JICSTファイル(JOIS)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 表裏に基板を設けたペルチェ効果素子
を、コンデンサーを介して交流電源に接続し、該コンデ
ンサーの両端の直流電圧を測定することを特徴とする降
雪センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12872498A JP3485796B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 降雪センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12872498A JP3485796B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 降雪センサー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11326543A JPH11326543A (ja) | 1999-11-26 |
JP3485796B2 true JP3485796B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=14991884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12872498A Expired - Fee Related JP3485796B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 降雪センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3485796B2 (ja) |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP12872498A patent/JP3485796B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11326543A (ja) | 1999-11-26 |
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