JP3485695B2 - 包装袋 - Google Patents

包装袋

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JP3485695B2
JP3485695B2 JP26563295A JP26563295A JP3485695B2 JP 3485695 B2 JP3485695 B2 JP 3485695B2 JP 26563295 A JP26563295 A JP 26563295A JP 26563295 A JP26563295 A JP 26563295A JP 3485695 B2 JP3485695 B2 JP 3485695B2
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JP
Japan
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bag
paper
heat sealing
opening
packaging bag
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浩之 西川
朋伸 関口
良昭 芝村
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TOYO ALMINIUM KABUSHIKI KAISHA
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TOYO ALMINIUM KABUSHIKI KAISHA
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の技術分野】この発明は、易剥離開封可能な包装
袋に関する。 【0002】 【従来の技術】食品、薬品、電子部品などあらゆる物品
を収納する密封包装袋で、開封時に手で容易に剥離開封
をすることができるようにするため、開封予定開口部の
接着強度を弱めることが一般に行なわれている。 【0003】そのため、開口部の接着剤に特殊なものを
用いたり、接着剤の塗布密度を粗くして接着強度を弱め
るほか、易剥離テープを開口部に介在させる方法等が採
られる。 【0004】 【発明の課題】ところが、包装袋を形成する積層シート
の基材に、紙のような凝集破壊し易い材料が含まれてい
る場合、開口部を剥離開封する際に、勢いよく剥離する
と、剥離力が基材の紙の部分に及んで紙が凝集破壊を起
こし、開口部が開封されずに基材が分離して行くことが
ある。 【0005】そこで、この発明の課題は、基材に紙を含
む易開封性袋であって、開封時に紙が連続的に凝集破壊
を起こさないようにすることである。 【0006】 【課題の解決手段】上記の課題を解決するために、この
発明は、易開封性袋を形成するシートの基材に紙を含む
場合、袋の開封部に対応する熱封緘部に、少なくとも前
記紙を貫通するスリットを袋の側部から内側方向に設
、このスリットを袋側部の熱封緘部より長く延ばした
ことを特徴とする。 【0007】このようにすると、開封の際に、紙の凝集
破壊が生じても、スリットの個所で凝集破壊の進行が断
ち切られ、その部分から正常な剥離に戻る可能性が高
い。 【0008】 【実施の形態】図1及び図2に示すように、包装袋10
は、平袋の形態を採っており、開封部11には熱封緘部
12が形成され、袋の両側及び底部にも熱封緘部12a
が形成されている。この包装袋10は、所謂四方シール
になっているが、一枚のシートを二つ折りにして三方シ
ールにより形成したものでもよい。 【0009】前記開封部11の熱封緘部12には、熱封
緘部12を貫通するスリット13a、13bが設けられ
ている。このスリット13a、13bは、袋側部の熱封
緘部12aよりも長く延ばしてある。 【0010】図3及び図4に示すように、開封部11に
熱封緘されていない部分11aを形成しておいてもよ
い。他の構成は図1及び図2の包装袋10と同様であ
る。 【0011】上記包装袋10の形成するシート20は、
基材21と熱封緘層22より成る。この熱封緘層22
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、アイオノマ
ー樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリアミド樹脂、エチレン−メチルメタアクリレー
ト樹脂、エチレン−エチルアクリレート樹脂等が用いら
れるが、熱封緘部12の接着強度を手で剥離可能な程度
に調節しておく必要がある。そのためには、例えば上記
の樹脂を点状や格子状、縞状などのように間欠的に塗布
する方法がある。また、一方の熱封緘層をシリコーン樹
脂やアクリル樹脂のような接着力の弱い樹脂で形成する
方法もある。 【0012】上記シート20の基材21は、紙単体であ
ってもよいが、図5のように、印刷層211、紙21
2、アルミニウム箔のようなガスバリヤ層213より成
る積層体であってもよい。勿論、補強層を設けてもよ
く、積層順序を変えてもよい。要は紙のような凝集破壊
し易い層を含むものであればよい。 【0013】いま、例えば、図1又は図3に示すような
袋10を開封部11の隅角部11bから開封しようとす
るとき、熱封緘層22が相手面に接着したまま剥離しな
い状態が生じると、図6に示すように、基材21の紙が
凝集破壊を起こし、そのまま紙が分離していく。しかし
スリット13bの部分で凝集破壊が断ち切られ、再度熱
封緘層22に対する剥離力が働く。そのまま熱封緘層2
2同士の剥離にスムーズに移行すればよいが、少なくと
もスリット13bの部分で紙の凝集破壊の進行が止めら
れるので、今度は凝集破壊が生じないように注意深く剥
離して行けばよい。 【0014】上記のようなスリット13a、13bの機
能を考えると、図7に示すように、スリット13a、1
3bは基材21を貫通していれば足りることが分かる。
さらに言えば、基材21に含まれる紙の層だけを貫通し
ていればよい。 【0015】上述の包装袋10の場合、易開封性を持た
せるために熱封緘層22の接着強度を弱くする必要があ
る。そうすると、袋全体として、耐圧性、体衝撃性の低
下をまねく。 【0016】そこで、図8及び図9に示すように、包装
袋10の開封性のみを良くするため、開封部11に易剥
離テープ30を介在して熱封緘部12を形成する方法が
ある。この易剥離テープは、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリプロピレン等の基材31、31の外面に、
袋10を形成するシート20の熱封緘層22、22と強
く熱融着可能な熱接着層32、32を設け、内面に易剥
離層33を設けたものである。この易剥離層33として
は、粘着剤やシリコーン樹脂、アクリル樹脂のような接
着力の弱い樹脂のほか、通常の接着剤を点状、格子状、
縞状のように間欠的に塗布した層を用いることができ
る。 【0017】また、この易剥離テープ30は、図9に示
すように、熱封緘部12よりも袋内側に突き出しておく
のが好ましい。袋内側にはみ出した易剥離テープ30の
突出部30aは、袋の耐圧強度、落下衝撃強度などを確
保するためのものであり、衝撃に対する応力は強く融着
されたC部に集中するため、易剥離層33が内側から破
壊されることはない。また、易剥離層33と内容物との
接触をさけたいときは、予め袋内側端を溶融固化させて
易剥離層33を熱接着層32、32で被覆した層30b
を形成しておくのがよい。 【0018】図10に示すように、易剥離テープ30を
熱封緘部12から外側に突出させて熱融着することがで
きる。また、突出した易剥離テープ30の先端部34
に、易剥離層33のない部分を設けておくと、開封に便
利である。 【0019】図8、図10に示した袋10の場合も、図
1、図3の袋10と同様に、スリット13a、13bが
設けられている。このスリット13a、13bは、熱封
緘部12を貫通していてもよいが、少なくとも基材21
に含まれる紙を貫通していればよい。 【0020】上記の実施形態では平袋について述べた
が、図11に示すような自立袋10aにも、この発明を
適用することができる。 【0021】 【効果】この発明によれば、以上のように、袋の開封部
に対応する熱封緘部に、袋を形成するシートの基材に含
まれる紙を貫通するスリットを設けたので、急激に開封
した場合等に生じる紙の凝集破壊が前記スリットの個所
で断ち切られてそれ以上波及しない。従ってそのまま続
いて注意深く剥離することにより正常な剥離に戻すこと
が可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の包装袋の一例を示す正面図 【図2】同上の熱封緘部の拡大縦断面図 【図3】包装袋の他の例を示す正面図 【図4】同上の熱封緘部の拡大縦断面図 【図5】袋を形成するシートの断面図 【図6】開封時の作用を示す縦断面図 【図7】袋に形成するスリットの他の例を示す縦断面図 【図8】この発明の包装袋の他の例を示す正面図 【図9】同上の熱封緘部の縦断面図 【図10】包装袋の他の例を示す正面図 【図11】包装袋の他の例を示す斜視図 【符号の説明】 10 包装袋 10a 自立袋 11 開封部 11a 熱封緘されていない部分 11b 隅角部 12、12a 熱封緘部 13a、13b スリット 20 シート 21 基材 22 熱封緘層 30 易剥離テープ 31 基材 32 熱接着層 33 易剥離層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−48964(JP,A) 実開 昭62−185244(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 33/00 B65D 65/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 基材に紙を含むシートによって形成され
    た易剥離開封性袋において、開封部に対応する熱封緘部
    に、袋の側部から内側方向に、少なくとも前記紙を貫通
    するスリットを設け、このスリットを袋側部の熱封緘部
    より長く延ばしたことを特徴とする包装袋。
JP26563295A 1995-10-13 1995-10-13 包装袋 Expired - Lifetime JP3485695B2 (ja)

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JPH09104448A JPH09104448A (ja) 1997-04-22
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