JP3485683B2 - 半導体装置のキャパシタ製造方法 - Google Patents
半導体装置のキャパシタ製造方法Info
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- JP3485683B2 JP3485683B2 JP21468295A JP21468295A JP3485683B2 JP 3485683 B2 JP3485683 B2 JP 3485683B2 JP 21468295 A JP21468295 A JP 21468295A JP 21468295 A JP21468295 A JP 21468295A JP 3485683 B2 JP3485683 B2 JP 3485683B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/01—Manufacture or treatment
- H10B12/02—Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/03—Making the capacitor or connections thereto
- H10B12/033—Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/31—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
- H10B12/318—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor the storage electrode having multiple segments
-
- H01L28/75—
-
- H01L28/87—
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置のキャパ
シタ製造方法に係り、特に高集積DRAM(Dynamic Ra
ndom Access Memory)セルで使用される3次元構造のス
タックキャパシタ製造方法に関する。
シタ製造方法に係り、特に高集積DRAM(Dynamic Ra
ndom Access Memory)セルで使用される3次元構造のス
タックキャパシタ製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMの集積度の増加と共に、制限さ
れたセルの面積内でキャパシタンスを増やすために3次
元的なキャパシタ構造が提案されている。このような3
次元的なキャパシタ構造としては、例えば、シリンダ構
造、トレンチ構造、フィン構造などがある。
れたセルの面積内でキャパシタンスを増やすために3次
元的なキャパシタ構造が提案されている。このような3
次元的なキャパシタ構造としては、例えば、シリンダ構
造、トレンチ構造、フィン構造などがある。
【0003】1988年 T. Ema などはフィン(Fin) 構造の
スタックキャパシタを提案した(参照文献; IEDM ′8
8. " 3-DIMENTIONAL STACKED CAPACITOR CELL FOR 16M
AND 64M DRAM " )。前記の文献で提案されたフィン構
造のキャパシタは、半導体基板上に多数層の導電層およ
び物質層を交代に積層した後、前記物質層を食刻して前
記導電層の上面、側面および下面まで有効キャパシタの
面積として利用することができるというものである。
スタックキャパシタを提案した(参照文献; IEDM ′8
8. " 3-DIMENTIONAL STACKED CAPACITOR CELL FOR 16M
AND 64M DRAM " )。前記の文献で提案されたフィン構
造のキャパシタは、半導体基板上に多数層の導電層およ
び物質層を交代に積層した後、前記物質層を食刻して前
記導電層の上面、側面および下面まで有効キャパシタの
面積として利用することができるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1A〜図1Cを参照
して前記フィン構造のキャパシタの製造方法を説明す
る。図1Aを参照すれば、半導体基板10上にフィール
ド酸化膜12とゲート電極14を形成する。ゲート電極
14が形成されている前記結果物上に高温酸化物および
シリコン窒化物を順に蒸着して絶縁層16および食刻阻
止層18を形成した後、前記食刻阻止層18上に、例え
ば酸化物を蒸着して第1物質層20を形成する。次い
で、前記第1物質層20上に、例えば不純物のドープさ
れた多結晶シリコンおよび酸化物を順に1回以上、例え
ば2回さらに蒸着して第1導電層22、第2物質層2
4、第2導電層26および第3物質層28を形成する。
して前記フィン構造のキャパシタの製造方法を説明す
る。図1Aを参照すれば、半導体基板10上にフィール
ド酸化膜12とゲート電極14を形成する。ゲート電極
14が形成されている前記結果物上に高温酸化物および
シリコン窒化物を順に蒸着して絶縁層16および食刻阻
止層18を形成した後、前記食刻阻止層18上に、例え
ば酸化物を蒸着して第1物質層20を形成する。次い
で、前記第1物質層20上に、例えば不純物のドープさ
れた多結晶シリコンおよび酸化物を順に1回以上、例え
ば2回さらに蒸着して第1導電層22、第2物質層2
4、第2導電層26および第3物質層28を形成する。
【0005】図1Bを参照すれば、写真食刻工程で前記
積層された層の所定部位を順に食刻して前記基板10を
露出させるコンタクトホールを形成する。コンタクトホ
ールの形成された前記結果物の全面に不純物のドープさ
れた多結晶シリコンを蒸着して前記コンタクトホールを
埋め立て、前記第3物質層28上に一定厚さを有する第
3導電層30を形成する。
積層された層の所定部位を順に食刻して前記基板10を
露出させるコンタクトホールを形成する。コンタクトホ
ールの形成された前記結果物の全面に不純物のドープさ
れた多結晶シリコンを蒸着して前記コンタクトホールを
埋め立て、前記第3物質層28上に一定厚さを有する第
3導電層30を形成する。
【0006】図1Cを参照すれば、写真食刻工程で前記
第3導電層30、第3物質層28、第2導電層26、第
2物質層24、第1導電層22および第1物質層20を
順に食刻したのち、湿式食刻で前記第1、第2および第
3物質層20、24、28を取り除くことにより、フィ
ン構造のストレージ電極32を形成する。前述した製造
方法によれば、食刻率の差の大きい導電層と物質層との
積層により、コンタクトホールの形成時前記層を交代に
乾式食刻すべきなので、食刻時の装備を変更すべきやや
こしさがある。また、前記フィン構造をCOB(Capaci
tor Over Bitline) 構造に適用する場合、第1、第2お
よび第3導電層がコンタクトホールの内部で相互連結さ
れないという問題が生じるようになる。
第3導電層30、第3物質層28、第2導電層26、第
2物質層24、第1導電層22および第1物質層20を
順に食刻したのち、湿式食刻で前記第1、第2および第
3物質層20、24、28を取り除くことにより、フィ
ン構造のストレージ電極32を形成する。前述した製造
方法によれば、食刻率の差の大きい導電層と物質層との
積層により、コンタクトホールの形成時前記層を交代に
乾式食刻すべきなので、食刻時の装備を変更すべきやや
こしさがある。また、前記フィン構造をCOB(Capaci
tor Over Bitline) 構造に適用する場合、第1、第2お
よび第3導電層がコンタクトホールの内部で相互連結さ
れないという問題が生じるようになる。
【0007】一方、COB構造はキャパシタを形成した
後ビットラインを形成した従来の技術とは異なり、キャ
パシタを形成する前にビットラインを先に形成した構造
であっる。これを図2を参照して説明する。図2におい
て、前記図1A〜図1Cと同一な参照番号は実質的に同
一な物質を示す。図2を参照すれば、半導体基板10上
に素子分離のために形成されたフィールド酸化膜12と
ゲート電極14が形成されており、前記基板10にはソ
ース11とドレイン13とが形成されている。前記ソー
ス11およびドレイン13の上部にポリシリコンパッド
15が形成されており、ポリシリコンパッド15上にビ
ットライン17が、例えばBPSGからなる絶縁層19
で取り囲まれるよう形成されている。前記コンタクトホ
ールの側壁には絶縁物、例えば Si3N4や SiON を利用し
たスペーサ31が形成されている。
後ビットラインを形成した従来の技術とは異なり、キャ
パシタを形成する前にビットラインを先に形成した構造
であっる。これを図2を参照して説明する。図2におい
て、前記図1A〜図1Cと同一な参照番号は実質的に同
一な物質を示す。図2を参照すれば、半導体基板10上
に素子分離のために形成されたフィールド酸化膜12と
ゲート電極14が形成されており、前記基板10にはソ
ース11とドレイン13とが形成されている。前記ソー
ス11およびドレイン13の上部にポリシリコンパッド
15が形成されており、ポリシリコンパッド15上にビ
ットライン17が、例えばBPSGからなる絶縁層19
で取り囲まれるよう形成されている。前記コンタクトホ
ールの側壁には絶縁物、例えば Si3N4や SiON を利用し
たスペーサ31が形成されている。
【0008】ここで、前記ポリシリコンパッド15はコ
ンタクトのアライメントマージンを増やす役割を果た
し、セルが十分に大きい場合には形成しない場合もあ
る。さらに、前記スペーサ31はコンタクトホールの形
成後の洗浄時に洗浄液、例えばフッ酸(HF)溶液によ
り前記BPSG層19の側面が湿式食刻されてコンタク
トホールが広がって半導体装置の信頼性を下げる現象を
防止するために形成する。
ンタクトのアライメントマージンを増やす役割を果た
し、セルが十分に大きい場合には形成しない場合もあ
る。さらに、前記スペーサ31はコンタクトホールの形
成後の洗浄時に洗浄液、例えばフッ酸(HF)溶液によ
り前記BPSG層19の側面が湿式食刻されてコンタク
トホールが広がって半導体装置の信頼性を下げる現象を
防止するために形成する。
【0009】しかしながら、前述したように従来の一般
的なキャパシタ構造をCOB構造に適用する場合、導電
層が前記コンタクトホールの内部で絶縁物スペーサ31
により相互連結されないという問題が発生する。したが
って、本発明の目的は簡単な食刻工程で高容量のセルキ
ャパシタンスを有するだけでなく、COB構造にも適用
できる半導体装置のキャパシタ製造方法を提供すること
にある。
的なキャパシタ構造をCOB構造に適用する場合、導電
層が前記コンタクトホールの内部で絶縁物スペーサ31
により相互連結されないという問題が発生する。したが
って、本発明の目的は簡単な食刻工程で高容量のセルキ
ャパシタンスを有するだけでなく、COB構造にも適用
できる半導体装置のキャパシタ製造方法を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明は、表面にフィールド酸化膜およびゲート電
極が形成されている半導体基板上に絶縁層、食刻阻止
層、第1物質層および第2物質層を順に積層する段階
と、前記第2物質層、第1物質層、食刻阻止層および絶
縁層を部分的に食刻して前記基板を露出させるコンタク
トホールを形成する段階と、コンタクトホールを形成す
る前記段階で得られた結果物の全面に第1導電層を形成
する段階と、前記第1導電層をパタニングし前記第2物
質層を食刻してストレージ電極パターンを形成する段階
と、ストレージ電極パターンを形成する前記段階で得ら
れた結果物の全面に前記ストレージ電極パターンおよび
前記第1物質層を取り囲むように第2導電層を形成する
段階と、前記ストレージ電極パターンの上部表面が露出
されるように前記第2導電層を食刻する段階と、第2導
電層を食刻する前記段階で得られた結果物上に誘電体層
とプレート電極を順に形成する段階とを具備することを
特徴とする半導体装置のフィン構造のキャパシタ製造方
法を提供する。
めに本発明は、表面にフィールド酸化膜およびゲート電
極が形成されている半導体基板上に絶縁層、食刻阻止
層、第1物質層および第2物質層を順に積層する段階
と、前記第2物質層、第1物質層、食刻阻止層および絶
縁層を部分的に食刻して前記基板を露出させるコンタク
トホールを形成する段階と、コンタクトホールを形成す
る前記段階で得られた結果物の全面に第1導電層を形成
する段階と、前記第1導電層をパタニングし前記第2物
質層を食刻してストレージ電極パターンを形成する段階
と、ストレージ電極パターンを形成する前記段階で得ら
れた結果物の全面に前記ストレージ電極パターンおよび
前記第1物質層を取り囲むように第2導電層を形成する
段階と、前記ストレージ電極パターンの上部表面が露出
されるように前記第2導電層を食刻する段階と、第2導
電層を食刻する前記段階で得られた結果物上に誘電体層
とプレート電極を順に形成する段階とを具備することを
特徴とする半導体装置のフィン構造のキャパシタ製造方
法を提供する。
【0011】前記コンタクトホールを形成する段階後、
前記コンタクトホールの内部側壁に絶縁物スペーサを形
成する段階をさらに具備することができ、前記第1導電
層を形成する段階後、前記第1導電層の上部に前記第1
導電層と同一な物質で第3物質層を形成する段階をさら
に具備することもできる。この際、前記第3物質層は酸
化物で形成することが望ましい。また、前記第2導電層
の食刻段階後、前記第1物質層を食刻する段階をさらに
具備することができる。
前記コンタクトホールの内部側壁に絶縁物スペーサを形
成する段階をさらに具備することができ、前記第1導電
層を形成する段階後、前記第1導電層の上部に前記第1
導電層と同一な物質で第3物質層を形成する段階をさら
に具備することもできる。この際、前記第3物質層は酸
化物で形成することが望ましい。また、前記第2導電層
の食刻段階後、前記第1物質層を食刻する段階をさらに
具備することができる。
【0012】一方、前記第1物質層はHTOなどのよう
な酸化物で、第2物質層はSiNなどのような窒化物で
形成し、前記第2物質層をSOGで形成する場合には、
その食刻溶剤としてHF、SBOEなどのフッ酸(hydr
ofluoric acid)を使用することが望ましい。前記の目的
を達成するために本発明は、また、表面にフィールド酸
化膜およびゲート電極が形成されている半導体基板上に
絶縁層、食刻阻止層、第1物質層、第2物質層、第1導
電層および第3物質層を順に積層する段階と、前記第3
物質層、第1導電層、第2物質層、第1物質層、食刻阻
止層および絶縁層を部分的に食刻して前記基板を露出さ
せるコンタクトホールを形成する段階と、コンタクトホ
ールを形成する前記段階で得られた結果物の全面に第2
導電層を形成する段階と、前記第2導電層および前記第
2導電層と接続する第1導電層よりなるフィン構造のス
トレージ電極パターンを形成する段階と、ストレージ電
極パターンを形成する前記段階で得られた結果物の全面
に前記ストレージ電極パターンおよび第1物質層を取り
囲むように第3導電層を形成する段階と、前記ストレー
ジ電極パターンの上部表面が露出されるように前記第3
導電層を食刻する段階と、第3導電層を食刻する前記段
階で得られた結果物上に誘電体層およびプレート電極を
順に形成する段階とを具備することを特徴とする半導体
装置のフィン構造のキャパシタ製造方法を提供する。
な酸化物で、第2物質層はSiNなどのような窒化物で
形成し、前記第2物質層をSOGで形成する場合には、
その食刻溶剤としてHF、SBOEなどのフッ酸(hydr
ofluoric acid)を使用することが望ましい。前記の目的
を達成するために本発明は、また、表面にフィールド酸
化膜およびゲート電極が形成されている半導体基板上に
絶縁層、食刻阻止層、第1物質層、第2物質層、第1導
電層および第3物質層を順に積層する段階と、前記第3
物質層、第1導電層、第2物質層、第1物質層、食刻阻
止層および絶縁層を部分的に食刻して前記基板を露出さ
せるコンタクトホールを形成する段階と、コンタクトホ
ールを形成する前記段階で得られた結果物の全面に第2
導電層を形成する段階と、前記第2導電層および前記第
2導電層と接続する第1導電層よりなるフィン構造のス
トレージ電極パターンを形成する段階と、ストレージ電
極パターンを形成する前記段階で得られた結果物の全面
に前記ストレージ電極パターンおよび第1物質層を取り
囲むように第3導電層を形成する段階と、前記ストレー
ジ電極パターンの上部表面が露出されるように前記第3
導電層を食刻する段階と、第3導電層を食刻する前記段
階で得られた結果物上に誘電体層およびプレート電極を
順に形成する段階とを具備することを特徴とする半導体
装置のフィン構造のキャパシタ製造方法を提供する。
【0013】前記第3導電層を食刻する段階後、前記第
1物質層を食刻する段階をさらに具備することができ
る。前記第1物質層は酸化物で形成し、第2物質層およ
び第3物質層は窒化物で形成し、前記第2物質層および
第3物質層はSOGで形成する場合には食刻溶剤として
HF、SBOE等のフッ酸を使用する。
1物質層を食刻する段階をさらに具備することができ
る。前記第1物質層は酸化物で形成し、第2物質層およ
び第3物質層は窒化物で形成し、前記第2物質層および
第3物質層はSOGで形成する場合には食刻溶剤として
HF、SBOE等のフッ酸を使用する。
【0014】前記フィン構造のストレージ電極パターン
は前記第2導電層、第3物質層および第1導電層をパタ
ニングし、前記第2および第3物質層を食刻して形成す
ることができる。前記の目的を達成するために本発明
は、また、表面にフィールド酸化膜およびゲート電極が
形成されている半導体基板上に絶縁層、食刻阻止層、第
1物質層、第2物質層および第3物質層を順に積層する
段階と、前記第3物質層、第2物質層、第1物質層、食
刻阻止層および絶縁層を部分的に食刻して前記基板を露
出させるコンタクトホールを形成する段階と、コンタク
トホールを形成する前記段階で得られた結果物の全面に
第1導電層を形成する段階と、前記第1導電層および前
記第1導電層と接続する第2物質層よりなるフィン構造
のストレージ電極パターンを形成する段階と、ストレー
ジ電極パターンを形成する前記段階で得られた結果物の
全面に前記ストレージ電極パターンおよび食刻素子層を
取り囲むように第2導電層を形成する段階と、前記スト
レージ電極パターンの上部表面が露出されるように前記
第2導電層を食刻する段階と、第2導電層を食刻する前
記段階で得られた結果物上に誘電体層およびプレート電
極を順に形成する段階とを具備することを特徴とする半
導体装置のフィン構造のキャパシタ製造方法を提供す
る。
は前記第2導電層、第3物質層および第1導電層をパタ
ニングし、前記第2および第3物質層を食刻して形成す
ることができる。前記の目的を達成するために本発明
は、また、表面にフィールド酸化膜およびゲート電極が
形成されている半導体基板上に絶縁層、食刻阻止層、第
1物質層、第2物質層および第3物質層を順に積層する
段階と、前記第3物質層、第2物質層、第1物質層、食
刻阻止層および絶縁層を部分的に食刻して前記基板を露
出させるコンタクトホールを形成する段階と、コンタク
トホールを形成する前記段階で得られた結果物の全面に
第1導電層を形成する段階と、前記第1導電層および前
記第1導電層と接続する第2物質層よりなるフィン構造
のストレージ電極パターンを形成する段階と、ストレー
ジ電極パターンを形成する前記段階で得られた結果物の
全面に前記ストレージ電極パターンおよび食刻素子層を
取り囲むように第2導電層を形成する段階と、前記スト
レージ電極パターンの上部表面が露出されるように前記
第2導電層を食刻する段階と、第2導電層を食刻する前
記段階で得られた結果物上に誘電体層およびプレート電
極を順に形成する段階とを具備することを特徴とする半
導体装置のフィン構造のキャパシタ製造方法を提供す
る。
【0015】前記フィン構造のストレージ電極パターン
は前記第1導電層、第3物質層および第2物質層をパタ
ニングし、前記第1および第3物質層を湿式食刻して形
成することができる。前記第2物質層は前記第1物質層
および第3物質層に対して乾式食刻の選択比は小さく、
湿式食刻の選択比は大きい物質で形成することが望まし
い。この際、前記第2物質層は Si3N4および SiON のう
ちいずれか一つを選んで形成する。
は前記第1導電層、第3物質層および第2物質層をパタ
ニングし、前記第1および第3物質層を湿式食刻して形
成することができる。前記第2物質層は前記第1物質層
および第3物質層に対して乾式食刻の選択比は小さく、
湿式食刻の選択比は大きい物質で形成することが望まし
い。この際、前記第2物質層は Si3N4および SiON のう
ちいずれか一つを選んで形成する。
【0016】前記絶縁層の形成前に埋没ビットラインを
形成することができ、この場合、前記コンタクトホール
の形成後前記コンタクトホールの内部側壁に絶縁物スペ
ーサを形成することができる。
形成することができ、この場合、前記コンタクトホール
の形成後前記コンタクトホールの内部側壁に絶縁物スペ
ーサを形成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明を詳細に説明する。 (第1実施例)図3A〜図4Fを参照して本発明の第1
実施例による半導体装置のフィン構造のキャパシタの製
造方法を説明する。
明を詳細に説明する。 (第1実施例)図3A〜図4Fを参照して本発明の第1
実施例による半導体装置のフィン構造のキャパシタの製
造方法を説明する。
【0018】図3Aは第1物質層60および第2物質層
62を形成する段階を示す。半導体基板50上に素子分
離のためのフィールド酸化膜52とゲート電極54を形
成した後、例えばBPSGのような絶縁物質を蒸着して
絶縁層56を形成する。前記絶縁層56は基板50上に
形成されたトランジスタのような下部構造物を絶縁させ
るために形成される。次いで、前記絶縁層56上に、例
えばシリコン窒化物を蒸着して食刻素子層58を形成し
た後、続いて高温酸化物を蒸着して第1物質層60を形
成する。ここで、前記食刻阻止層58を構成する物質
は、前記第1物質60を構成する物質に比して食刻率が
はるかに小さい物質を使用する。
62を形成する段階を示す。半導体基板50上に素子分
離のためのフィールド酸化膜52とゲート電極54を形
成した後、例えばBPSGのような絶縁物質を蒸着して
絶縁層56を形成する。前記絶縁層56は基板50上に
形成されたトランジスタのような下部構造物を絶縁させ
るために形成される。次いで、前記絶縁層56上に、例
えばシリコン窒化物を蒸着して食刻素子層58を形成し
た後、続いて高温酸化物を蒸着して第1物質層60を形
成する。ここで、前記食刻阻止層58を構成する物質
は、前記第1物質60を構成する物質に比して食刻率が
はるかに小さい物質を使用する。
【0019】次に、前記第1物質層60上に、例えばシ
リコン窒化物を蒸着して第2物質層62を形成する。こ
の際、前記第2物質層62は、例えばSOG(Silicon
On Glass) のような酸化物で形成することもできる。図
3Bはコンタクトホール64を形成する段階を示す。写
真食刻工程で前記第2物質層62、第1物質層60、食
刻阻止層58および絶縁層56を部分的に食刻して前記
基板50を露出させるコンタクトホール64を形成す
る。前記コンタクトホール64を通じて以後に形成され
るキャパシタのストレージ電極と前記基板50とが接続
される。
リコン窒化物を蒸着して第2物質層62を形成する。こ
の際、前記第2物質層62は、例えばSOG(Silicon
On Glass) のような酸化物で形成することもできる。図
3Bはコンタクトホール64を形成する段階を示す。写
真食刻工程で前記第2物質層62、第1物質層60、食
刻阻止層58および絶縁層56を部分的に食刻して前記
基板50を露出させるコンタクトホール64を形成す
る。前記コンタクトホール64を通じて以後に形成され
るキャパシタのストレージ電極と前記基板50とが接続
される。
【0020】図3Cは第1導電層66を形成する段階を
示す。前記コンタクトホール64の形成された結果物の
全面に、前記コンタクトホートを埋め立て前記第2物質
層62上に一定厚さを有するように例えば多結晶シリコ
ンを蒸着して第1導電層66を形成する。図4Dはスレ
トージ電極パターン68を形成する段階を示す。キャパ
シタのストレージ電極を形成するためのマスクパターン
(図示せず)を適用して前記第1導電層66をパタニン
グしたのち、前記第2物質層62を湿式食刻することに
よりストレージ電極パターン68を形成する。この際、
前記第2物質層62は前記導電層68と第1物質層60
との食刻選択比の高い溶剤、例えば燐酸(H3PO4 )やフ
ッ酸(HFまたはSBOE、SBOE; Surfactant Buf
fered Oxide Etchant)を使用して食刻する。
示す。前記コンタクトホール64の形成された結果物の
全面に、前記コンタクトホートを埋め立て前記第2物質
層62上に一定厚さを有するように例えば多結晶シリコ
ンを蒸着して第1導電層66を形成する。図4Dはスレ
トージ電極パターン68を形成する段階を示す。キャパ
シタのストレージ電極を形成するためのマスクパターン
(図示せず)を適用して前記第1導電層66をパタニン
グしたのち、前記第2物質層62を湿式食刻することに
よりストレージ電極パターン68を形成する。この際、
前記第2物質層62は前記導電層68と第1物質層60
との食刻選択比の高い溶剤、例えば燐酸(H3PO4 )やフ
ッ酸(HFまたはSBOE、SBOE; Surfactant Buf
fered Oxide Etchant)を使用して食刻する。
【0021】図4Eは第2導電層70を形成する段階を
示す。ストレージ電極パターン68の形成された前記結
果物の全面に前記ストレージ電極パターン68を取り囲
むように多結晶シリコンを蒸着して第2導電層70を形
成する。即ち、前記ストレージ電極パターン68の上
部、側部、下部および前記第1物質層60の上部に第2
導電層70が形成される。ここで、前記第2導電層70
により前記ストレージ電極パターン68の有効面積が拡
張され、ストレージ電極の二番目のフィンが形成され
る。
示す。ストレージ電極パターン68の形成された前記結
果物の全面に前記ストレージ電極パターン68を取り囲
むように多結晶シリコンを蒸着して第2導電層70を形
成する。即ち、前記ストレージ電極パターン68の上
部、側部、下部および前記第1物質層60の上部に第2
導電層70が形成される。ここで、前記第2導電層70
により前記ストレージ電極パターン68の有効面積が拡
張され、ストレージ電極の二番目のフィンが形成され
る。
【0022】図4Fはストレージ電極72を形成する段
階を示す。前記第2導電層70をマスクを適用せずに食
刻して前記ストレージ電極パターン68の上部を露出さ
せる。次いで、前記第1物質層60を、例えばSBOE
などで湿式食刻してストレージ電極72を形成する。前
記した第1実施例によれば、コンタクトホールおよびス
トレージ電極パターンの形成時食刻装備を交替すべき従
来の食刻工程に比して簡単な食刻工程で二つのフィンを
有するストレージ電極を形成することができる。また、
第2導電層70を形成することによりストレージ電極の
有効面積を拡張させ得る。
階を示す。前記第2導電層70をマスクを適用せずに食
刻して前記ストレージ電極パターン68の上部を露出さ
せる。次いで、前記第1物質層60を、例えばSBOE
などで湿式食刻してストレージ電極72を形成する。前
記した第1実施例によれば、コンタクトホールおよびス
トレージ電極パターンの形成時食刻装備を交替すべき従
来の食刻工程に比して簡単な食刻工程で二つのフィンを
有するストレージ電極を形成することができる。また、
第2導電層70を形成することによりストレージ電極の
有効面積を拡張させ得る。
【0023】(第2実施例)図5A〜図5Cを参照して
本発明の第2実施例によるキャパシタの製造方法を説明
する。図5Aはスペーサ63を形成する段階を示す。コ
ンタクトホールの形成段階まで前記第1実施例と同様に
行われた前記結果物の全面に、例えば高温酸化物などを
蒸着して酸化物層を形成した後、これを異方性食刻して
前記コンタクトホールの内部に酸化物スペーサ63を形
成する。
本発明の第2実施例によるキャパシタの製造方法を説明
する。図5Aはスペーサ63を形成する段階を示す。コ
ンタクトホールの形成段階まで前記第1実施例と同様に
行われた前記結果物の全面に、例えば高温酸化物などを
蒸着して酸化物層を形成した後、これを異方性食刻して
前記コンタクトホールの内部に酸化物スペーサ63を形
成する。
【0024】図5Bはストレージ電極パターン68およ
び第2導電層70を形成する段階を示す。スペーサが形
成されている前記結果物の全面に第1導電層を積層した
のち、第1実施例と同様にキャパシタのストレージ電極
を形成するためのマスクパターン(図示せず)を適用し
て前記第1導電層を乾式食刻する。次いで、前記第2物
質層62を湿式食刻してストレージ電極パターン68を
形成する。ストレージ電極68の形成された前記結果物
の全面に前記ストレージ電極パターンを取り囲むように
多結晶シリコンを蒸着して第2導電層70を形成する。
び第2導電層70を形成する段階を示す。スペーサが形
成されている前記結果物の全面に第1導電層を積層した
のち、第1実施例と同様にキャパシタのストレージ電極
を形成するためのマスクパターン(図示せず)を適用し
て前記第1導電層を乾式食刻する。次いで、前記第2物
質層62を湿式食刻してストレージ電極パターン68を
形成する。ストレージ電極68の形成された前記結果物
の全面に前記ストレージ電極パターンを取り囲むように
多結晶シリコンを蒸着して第2導電層70を形成する。
【0025】図5Cはストレージ電極72を形成する段
階を示す。前記ストレージ電極パターン68の上部に形
成された第2導電層および第1物質層上に形成された第
2導電層を、マスクを適用せずに食刻して前記ストレー
ジ電極パターンの上部を露出させる。次いで、前記第1
物質層60を、例えばSBOEなどで湿式食刻してスト
レージ電極72を形成する。
階を示す。前記ストレージ電極パターン68の上部に形
成された第2導電層および第1物質層上に形成された第
2導電層を、マスクを適用せずに食刻して前記ストレー
ジ電極パターンの上部を露出させる。次いで、前記第1
物質層60を、例えばSBOEなどで湿式食刻してスト
レージ電極72を形成する。
【0026】前記第2実施例は第1実施例におけるコン
タクトホールを形成する段階後、前記コンタクトホール
の内部に絶縁物質からなるスペーサを形成することを除
いては前記第1実施例と同様な工程で行われる。コンタ
クトホールの内部に絶縁物スペーサを形成することによ
りストレージ電極を完全に絶縁させ得る。また、前記第
2実施例は前記第1実施例をCOB構造に適用しても第
1および第2導電層が電気的に連結できることを示す。
タクトホールを形成する段階後、前記コンタクトホール
の内部に絶縁物質からなるスペーサを形成することを除
いては前記第1実施例と同様な工程で行われる。コンタ
クトホールの内部に絶縁物スペーサを形成することによ
りストレージ電極を完全に絶縁させ得る。また、前記第
2実施例は前記第1実施例をCOB構造に適用しても第
1および第2導電層が電気的に連結できることを示す。
【0027】(第3実施例)図6A〜図6Cを参照して
本発明の第3実施例によるキャパシタの製造方法を説明
する。図6Aは第1導電層65および第3物質層67を
形成する段階を示す。コンタクトホールの形成段階まで
前記第1実施例と同様に行われた前記基板の全面に、例
えばポリシリコンを蒸着して第1導電層65を形成した
後、前記第1導電層65上に、例えば高温酸化物を蒸着
して第3物質層67を形成する。
本発明の第3実施例によるキャパシタの製造方法を説明
する。図6Aは第1導電層65および第3物質層67を
形成する段階を示す。コンタクトホールの形成段階まで
前記第1実施例と同様に行われた前記基板の全面に、例
えばポリシリコンを蒸着して第1導電層65を形成した
後、前記第1導電層65上に、例えば高温酸化物を蒸着
して第3物質層67を形成する。
【0028】図6Bは第2導電層70を形成する段階を
示す。キャパシタのストレージ電極を形成するためのマ
スクパターン(図示せず)を適用して前記第3物質層6
7および第1導電層65を乾式食刻した後、前記第2物
質層62を湿式食刻する。前記結果物の全面に前記食刻
された第1導電層65および第3物質層67を取り囲む
ように多結晶シリコンを蒸着して第2導電層70を形成
する。
示す。キャパシタのストレージ電極を形成するためのマ
スクパターン(図示せず)を適用して前記第3物質層6
7および第1導電層65を乾式食刻した後、前記第2物
質層62を湿式食刻する。前記結果物の全面に前記食刻
された第1導電層65および第3物質層67を取り囲む
ように多結晶シリコンを蒸着して第2導電層70を形成
する。
【0029】図6Cはストレージ電極71を形成する段
階を示す。第1導電層65の上部に形成された第2導電
層70および第1物質層60の上部に形成された第2導
電層70をマスクを適用せずに食刻して前記第3物質層
67の上部を露出させる。次いで、前記第1物質層60
を湿式食刻してストレージ電極71を形成するが、この
際、前記第1物質層60と第3物質層67とを同一物質
で形成する。したがって、前記第3物質層67も共に湿
式食刻して取り除かれる。
階を示す。第1導電層65の上部に形成された第2導電
層70および第1物質層60の上部に形成された第2導
電層70をマスクを適用せずに食刻して前記第3物質層
67の上部を露出させる。次いで、前記第1物質層60
を湿式食刻してストレージ電極71を形成するが、この
際、前記第1物質層60と第3物質層67とを同一物質
で形成する。したがって、前記第3物質層67も共に湿
式食刻して取り除かれる。
【0030】前記第3実施例は第1実施例におけるコン
タクトホールを形成する段階後、前記コンタクトホール
の形成された基板の全面に第3物質層67を形成するこ
とを除いては前記第1実施例と同様な工程で行われる。
第3物質層67がマスクの役割を果たすことにより第2
導電層70の食刻時十分なオーバエッチを施すことかで
きる。また、第2導電層70を形成することにより、ス
トレージ電極の有効面積を拡張させることができ、前記
第3実施例をCOB構造に適用しても第1および第2導
電層が電気的に連結され得る。
タクトホールを形成する段階後、前記コンタクトホール
の形成された基板の全面に第3物質層67を形成するこ
とを除いては前記第1実施例と同様な工程で行われる。
第3物質層67がマスクの役割を果たすことにより第2
導電層70の食刻時十分なオーバエッチを施すことかで
きる。また、第2導電層70を形成することにより、ス
トレージ電極の有効面積を拡張させることができ、前記
第3実施例をCOB構造に適用しても第1および第2導
電層が電気的に連結され得る。
【0031】(第4実施例)図7A〜図7Cを参照して
本発明の第4実施例によるキャパシタ製造方法を説明す
る。図7Aは第1導電層80および第3物質層82を形
成する段階を示す。半導体基板50上に第2物質層62
を形成する段階までは前記第1実施例と同様の方法で行
う。前記第2物質層62上に、例えばポリシリコンを蒸
着して第1導電層80を形成した後、前記第1導電層8
0上に第3物質層82を形成する。この際、前記導電層
および物質層は必要に応じて追加に積層されることがで
きる。
本発明の第4実施例によるキャパシタ製造方法を説明す
る。図7Aは第1導電層80および第3物質層82を形
成する段階を示す。半導体基板50上に第2物質層62
を形成する段階までは前記第1実施例と同様の方法で行
う。前記第2物質層62上に、例えばポリシリコンを蒸
着して第1導電層80を形成した後、前記第1導電層8
0上に第3物質層82を形成する。この際、前記導電層
および物質層は必要に応じて追加に積層されることがで
きる。
【0032】図7Bはストレージ電極パターン85を形
成する段階を示す。写真食刻工程で前記第3物質層8
2、第1導電層80、第2物質層62、第1物質層6
0、食刻阻止層58および絶縁層56を部分的に食刻し
て前記基板50を露出させるコンタクトホールを形成す
る。コンタクトホールの形成された前記結果物の全面
に、例えばポリシリコンを蒸着して第2導電層84を形
成した後、キャパシタのストレージ電極を形成するため
のマスクパターン(図示せず)を適用して前記第2導電
層84、第3物質層82および第1導電層80を順にパ
タニングした後、例えばフッ酸(HFまたはSBOE)
などを使用して前記物質層、即ち、第2および第3物質
層のみを湿式食刻してストレージ電極パターン85を形
成する。この際、キャパシタのストレージ電極形成のた
めのマスクパターンを適用して前記第2導電層84を乾
式食刻し、前記第3物質層82を湿式食刻した後、前記
食刻された第2導電層84をマスクパターンとして前記
第1導電層80を乾式食刻し、第2物質層62を湿式食
刻して前記ストレージ電極パターン85を形成すること
ができる。
成する段階を示す。写真食刻工程で前記第3物質層8
2、第1導電層80、第2物質層62、第1物質層6
0、食刻阻止層58および絶縁層56を部分的に食刻し
て前記基板50を露出させるコンタクトホールを形成す
る。コンタクトホールの形成された前記結果物の全面
に、例えばポリシリコンを蒸着して第2導電層84を形
成した後、キャパシタのストレージ電極を形成するため
のマスクパターン(図示せず)を適用して前記第2導電
層84、第3物質層82および第1導電層80を順にパ
タニングした後、例えばフッ酸(HFまたはSBOE)
などを使用して前記物質層、即ち、第2および第3物質
層のみを湿式食刻してストレージ電極パターン85を形
成する。この際、キャパシタのストレージ電極形成のた
めのマスクパターンを適用して前記第2導電層84を乾
式食刻し、前記第3物質層82を湿式食刻した後、前記
食刻された第2導電層84をマスクパターンとして前記
第1導電層80を乾式食刻し、第2物質層62を湿式食
刻して前記ストレージ電極パターン85を形成すること
ができる。
【0033】図7Cはストレージ電極87を形成する段
階を示す。前記結果物の全面には前記ストレージ電極パ
ターン85を取り囲むように多結晶シリコンを蒸着して
第3導電層86を形成した後、前記第3導電層86をマ
スク適用せずに前記ストレージ電極パターン85の上部
表面が露出されるまで食刻する。次いで、前記第1物質
層60を湿式食刻してストレージ電極87を形成する。
階を示す。前記結果物の全面には前記ストレージ電極パ
ターン85を取り囲むように多結晶シリコンを蒸着して
第3導電層86を形成した後、前記第3導電層86をマ
スク適用せずに前記ストレージ電極パターン85の上部
表面が露出されるまで食刻する。次いで、前記第1物質
層60を湿式食刻してストレージ電極87を形成する。
【0034】この際、前記コンタクトホールを形成する
段階後、前記コンタクトホールの内部に窒化物スペーサ
を形成することができ、前記第2導電層を形成する段階
後、前記第1導電層の上部に第4物質層を形成すること
ができる。前記した方法によれば、従来の方法に比して
簡単な工程で三つのフィンを有するキャパシタを製造し
得る。また、第3導電層86を形成することによりスト
レージ電極の有効面積を拡張させることができ、前記第
4実施例をCOB構造に適用しても、第1、第2および
第3導電層が電気的に連結され得る。
段階後、前記コンタクトホールの内部に窒化物スペーサ
を形成することができ、前記第2導電層を形成する段階
後、前記第1導電層の上部に第4物質層を形成すること
ができる。前記した方法によれば、従来の方法に比して
簡単な工程で三つのフィンを有するキャパシタを製造し
得る。また、第3導電層86を形成することによりスト
レージ電極の有効面積を拡張させることができ、前記第
4実施例をCOB構造に適用しても、第1、第2および
第3導電層が電気的に連結され得る。
【0035】(第5実施例)図8A〜図8Cを参照して
本発明の第5実施例によるキャパシタの製造方法を説明
する。図8Aはコンタクトホール105を形成する段階
を示す。半導体基板50上に食刻阻止層58を形成する
段階までは前記第1実施例と同様の方法で行う。前記食
刻阻止層58上に、例えば高温酸化物、シリコン窒化物
(Si3N4 )および高温酸化物を順に積層して第1物質層
100、第2物質層102および第3物質層104を形
成する。次いで、写真食刻工程で前記第3物質層10
4、第2物質層102および第1物質層100、食刻阻
止層58および絶縁層56を部分的に食刻して前記基板
50を露出させるコンタクトホールを形成する。この
際、従来とは異なりコンタクトホールの形成される部分
の層が食刻選択比が極めて低い高温酸化物層(HTO)
とシリコン窒化物(Si3N4 )のみより構成されているの
で一回の食刻工程でコンタクトホールを形成し得る。
本発明の第5実施例によるキャパシタの製造方法を説明
する。図8Aはコンタクトホール105を形成する段階
を示す。半導体基板50上に食刻阻止層58を形成する
段階までは前記第1実施例と同様の方法で行う。前記食
刻阻止層58上に、例えば高温酸化物、シリコン窒化物
(Si3N4 )および高温酸化物を順に積層して第1物質層
100、第2物質層102および第3物質層104を形
成する。次いで、写真食刻工程で前記第3物質層10
4、第2物質層102および第1物質層100、食刻阻
止層58および絶縁層56を部分的に食刻して前記基板
50を露出させるコンタクトホールを形成する。この
際、従来とは異なりコンタクトホールの形成される部分
の層が食刻選択比が極めて低い高温酸化物層(HTO)
とシリコン窒化物(Si3N4 )のみより構成されているの
で一回の食刻工程でコンタクトホールを形成し得る。
【0036】この際、前記第2物質層102は、前記第
1物質層100および第3物質層104に対する乾式食
刻の選択比は小さく湿式食刻の選択比は大きい SiNまた
は SiON などの物質で形成する。図8Bはストレージ電
極パターン107を形成する段階を示す。コンタクトホ
ール105の形成された前記基板の全面に、例えばポリ
シリコンを蒸着して第1導電層106を形成した後、キ
ャパシタのストレージ電極を形成するためのマスクパタ
ーン(図示せず)を適用して前記第1導電層106を乾
式食刻する。次いで、例えばSBOE溶液を使用して第
3物質層104を湿式食刻し、前記食刻された第1導電
層106をマスクパターンとして前記第2物質層102
を乾式食刻したのち、下部の第1物質層100を、例え
ばSBOE溶液で湿式食刻してストレージ電極パターン
107を形成する。
1物質層100および第3物質層104に対する乾式食
刻の選択比は小さく湿式食刻の選択比は大きい SiNまた
は SiON などの物質で形成する。図8Bはストレージ電
極パターン107を形成する段階を示す。コンタクトホ
ール105の形成された前記基板の全面に、例えばポリ
シリコンを蒸着して第1導電層106を形成した後、キ
ャパシタのストレージ電極を形成するためのマスクパタ
ーン(図示せず)を適用して前記第1導電層106を乾
式食刻する。次いで、例えばSBOE溶液を使用して第
3物質層104を湿式食刻し、前記食刻された第1導電
層106をマスクパターンとして前記第2物質層102
を乾式食刻したのち、下部の第1物質層100を、例え
ばSBOE溶液で湿式食刻してストレージ電極パターン
107を形成する。
【0037】一方、前記第1導電層106の食刻時第3
物質層104、第2物質層102を順に乾式食刻した
後、残存する前記第3物質層104および第1物質層1
00を湿式食刻して前記ストレージ電極パターン107
を形成することができる。図8Cはストレージ電極10
9を形成する段階を示す。前記結果物の全面に前記スト
レージ電極パターン107を取り囲むように多結晶シリ
コンを蒸着して第2導電層108を形成した後、前記第
1導電層106の上部に形成された第2導電層108と
食刻阻止層58の上部に形成された第2導電層108を
マスクの適用なしに前記ストレージ電極パターン107
の上部表面が露出されるまで食刻してストレージ電極1
09を形成する。
物質層104、第2物質層102を順に乾式食刻した
後、残存する前記第3物質層104および第1物質層1
00を湿式食刻して前記ストレージ電極パターン107
を形成することができる。図8Cはストレージ電極10
9を形成する段階を示す。前記結果物の全面に前記スト
レージ電極パターン107を取り囲むように多結晶シリ
コンを蒸着して第2導電層108を形成した後、前記第
1導電層106の上部に形成された第2導電層108と
食刻阻止層58の上部に形成された第2導電層108を
マスクの適用なしに前記ストレージ電極パターン107
の上部表面が露出されるまで食刻してストレージ電極1
09を形成する。
【0038】前記本発明の第5実施例によれば、簡単な
食刻工程でキャパシタを形成し得るだけでなく、2回の
導電層の積層のみで三つのフィンを形成することができ
てセル内の段差を増やせずにも十分な有効面積が確保で
きる。 (第6実施例)図9A〜図10Dを参照して本発明の第
6実施例によるキャパシタ製造方法を説明する。前記第
6実施例では前記第5実施例によるキャパシタの製造方
法をCOB構造に適用した実施例である。
食刻工程でキャパシタを形成し得るだけでなく、2回の
導電層の積層のみで三つのフィンを形成することができ
てセル内の段差を増やせずにも十分な有効面積が確保で
きる。 (第6実施例)図9A〜図10Dを参照して本発明の第
6実施例によるキャパシタ製造方法を説明する。前記第
6実施例では前記第5実施例によるキャパシタの製造方
法をCOB構造に適用した実施例である。
【0039】まず、図9Aを参照してCOB構造を簡単
に説明する。COB構造はキャパシタの形成前にビット
ラインを形成することをその特徴とする。その一般的な
構造は、半導体基板50上に素子分離のために形成され
たフィールド酸化膜52とゲート電極54が形成されて
おり、前記基板50にはソース51とドレイン53が形
成されている。前記ソース51およびドレイン53の上
部にポリシリコンパッド55が形成されており、ドレイ
ン53の上部にあるポリシリコンパッド55上にビット
ライン57が、例えばBPSGからなる絶縁層59で取
り囲まれるように形成されている。前記ポリシリコンパ
ッド55はコンタクトのアライメントマージンを向上さ
せる役割を果たし、セルが十分に大きい場合には形成し
ないこともある。
に説明する。COB構造はキャパシタの形成前にビット
ラインを形成することをその特徴とする。その一般的な
構造は、半導体基板50上に素子分離のために形成され
たフィールド酸化膜52とゲート電極54が形成されて
おり、前記基板50にはソース51とドレイン53が形
成されている。前記ソース51およびドレイン53の上
部にポリシリコンパッド55が形成されており、ドレイ
ン53の上部にあるポリシリコンパッド55上にビット
ライン57が、例えばBPSGからなる絶縁層59で取
り囲まれるように形成されている。前記ポリシリコンパ
ッド55はコンタクトのアライメントマージンを向上さ
せる役割を果たし、セルが十分に大きい場合には形成し
ないこともある。
【0040】このようなCOB構造は以後に形成される
ストレージ電極の下部がBPSG層59により平坦化さ
れているので、ストレージ電極の表面積を増やすことが
でき、以後の写真食刻工程が容易でデザインのマージン
を確保し得るという長所がある。図9Aは第1物質層1
00、第2物質層102および第3物質層104を形成
する段階を示す。埋没ビットラインを有する前記トラン
ジスタを絶縁させるための絶縁層59上に形成された食
刻阻止層58上に前記第5実施例と同様に第1物質層1
00、第2物質層102および第3物質層104を形成
する。
ストレージ電極の下部がBPSG層59により平坦化さ
れているので、ストレージ電極の表面積を増やすことが
でき、以後の写真食刻工程が容易でデザインのマージン
を確保し得るという長所がある。図9Aは第1物質層1
00、第2物質層102および第3物質層104を形成
する段階を示す。埋没ビットラインを有する前記トラン
ジスタを絶縁させるための絶縁層59上に形成された食
刻阻止層58上に前記第5実施例と同様に第1物質層1
00、第2物質層102および第3物質層104を形成
する。
【0041】図9Bはスペーサ110を形成する段階を
示す。写真食刻工程で前記第3物質層104、第2物質
層102、第1物質層100、食刻阻止層58および絶
縁層59を部分的に食刻して前記ソース51側のポリシ
リコンパッド55を露出させるコンタクトホールを形成
する。この際、前記第5実施例と同様に一回の食刻工程
でコンタクトホールを形成し得る。コンタクトホールの
形成された前記の結果物の全面に、例えばシリコン窒化
物( Si3N4)を蒸着した後食刻してコンタクトホールの
内部にスペーサ110を形成する。前記スペーサ110
は洗浄液によるコンタクトホールの側面食刻を防止する
ために形成する。前記スペーサ110は前記ビットライ
ン57を取り囲む絶縁層59より、例えば Si3N4または
SiON のような湿式食刻比の高い物質で形成する。
示す。写真食刻工程で前記第3物質層104、第2物質
層102、第1物質層100、食刻阻止層58および絶
縁層59を部分的に食刻して前記ソース51側のポリシ
リコンパッド55を露出させるコンタクトホールを形成
する。この際、前記第5実施例と同様に一回の食刻工程
でコンタクトホールを形成し得る。コンタクトホールの
形成された前記の結果物の全面に、例えばシリコン窒化
物( Si3N4)を蒸着した後食刻してコンタクトホールの
内部にスペーサ110を形成する。前記スペーサ110
は洗浄液によるコンタクトホールの側面食刻を防止する
ために形成する。前記スペーサ110は前記ビットライ
ン57を取り囲む絶縁層59より、例えば Si3N4または
SiON のような湿式食刻比の高い物質で形成する。
【0042】スペーサ110を形成する段階以後の工程
は前記第5実施例と同一である。図10Cはストレージ
電極パターン107を形成する段階を示す。スペーサ1
10の形成された前記結果物の全面に第1導電層106
を形成した後、キャパシタのストレージ電極を形成する
ためのマスクパターン(図示せず)を適用して前記第1
導電層106を乾式食刻する。次いで、第3物質層10
4を湿式食刻し、前記食刻された第1導電層106をマ
スクパターンとして第2物質層102を乾式食刻した
後、下部の第1物質層100を湿式食刻してストレージ
電極パターン107を形成する。
は前記第5実施例と同一である。図10Cはストレージ
電極パターン107を形成する段階を示す。スペーサ1
10の形成された前記結果物の全面に第1導電層106
を形成した後、キャパシタのストレージ電極を形成する
ためのマスクパターン(図示せず)を適用して前記第1
導電層106を乾式食刻する。次いで、第3物質層10
4を湿式食刻し、前記食刻された第1導電層106をマ
スクパターンとして第2物質層102を乾式食刻した
後、下部の第1物質層100を湿式食刻してストレージ
電極パターン107を形成する。
【0043】図10Dはストレージ電極109を形成す
る段階を示す。前記結果物の全面に前記ストレージ電極
パターン107を取り囲むように多結晶シリコンを蒸着
して第2導電層108を形成した後、前記第1導電層1
06の上部に形成された第2導電層108と食刻阻止層
58の上部に形成された第2導電層108をマスク適用
なしに前記ストレージ電極パターン107が露出される
まで食刻してストレージ電極109を形成する。
る段階を示す。前記結果物の全面に前記ストレージ電極
パターン107を取り囲むように多結晶シリコンを蒸着
して第2導電層108を形成した後、前記第1導電層1
06の上部に形成された第2導電層108と食刻阻止層
58の上部に形成された第2導電層108をマスク適用
なしに前記ストレージ電極パターン107が露出される
まで食刻してストレージ電極109を形成する。
【0044】コンタクトホール内部に絶縁物スペーサを
必要とするCOB構造形成時、従来の方法はストレージ
電極の形成のための導電層が相互連結できないが、前記
実施例による方法は前記導電層を容易に連結して多数個
のフィンを形成することができる。
必要とするCOB構造形成時、従来の方法はストレージ
電極の形成のための導電層が相互連結できないが、前記
実施例による方法は前記導電層を容易に連結して多数個
のフィンを形成することができる。
【0045】
【発明の効果】前述したように本発明によれば、スタッ
ク型のキャパシタ構造でポリシリコンを多層化しても工
程が複雑でないので製造が容易である。したがって、製
造コストを下げることができ、セルの段差を増加させる
ことなく十分な有効面積を確保し得る。また、コンタク
トホールの内部に絶縁膜スペーサを形成するCOB構造
にも多層のフィン構造を形成させることができる。
ク型のキャパシタ構造でポリシリコンを多層化しても工
程が複雑でないので製造が容易である。したがって、製
造コストを下げることができ、セルの段差を増加させる
ことなく十分な有効面積を確保し得る。また、コンタク
トホールの内部に絶縁膜スペーサを形成するCOB構造
にも多層のフィン構造を形成させることができる。
【0046】本発明は前記の実施例に限定されず、多く
の変形が本発明の属する技術的思想内で当分野の通常の
知識を持つ者により可能なことは明白である。
の変形が本発明の属する技術的思想内で当分野の通常の
知識を持つ者により可能なことは明白である。
【図1】A〜Cは従来のフィン構造のキャパシタ製造方
法の一例を示す断面図である。
法の一例を示す断面図である。
【図2】従来のフィン構造のキャパシタをCOBに適用
した場合を示す断面図である。
した場合を示す断面図である。
【図3】A〜Cは本発明によるキャパシタの製造方法の
第1実施例を示す断面図である。
第1実施例を示す断面図である。
【図4】D〜Fは本発明によるキャパシタの製造方法の
第1実施例を示す断面図である。
第1実施例を示す断面図である。
【図5】A〜Cは本発明によるキャパシタの製造方法の
第2実施例を示す断面図である。
第2実施例を示す断面図である。
【図6】A〜Cは本発明によるキャパシタの製造方法の
第3実施例を示す断面図である。
第3実施例を示す断面図である。
【図7】A〜Cは本発明によるキャパシタの製造方法の
第4実施例を示す断面図である。
第4実施例を示す断面図である。
【図8】A〜Cは本発明によるキャパシタの製造方法の
第5実施例を示す断面図である。
第5実施例を示す断面図である。
【図9】AおよびBは本発明によるキャパシタの製造方
法の第6実施例を示す断面図である。
法の第6実施例を示す断面図である。
【図10】CおよびDは本発明によるキャパシタの製造
方法の第6実施例を示す断面図である。
方法の第6実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
50 半導体基板
51 ソース
52 フィールド酸化膜
53 ドレイン
54 ゲート電極
55 ポリシリコンパッド
56 絶縁層
57 ビットライン
58 食刻阻止層
59 絶縁層
60 第1物質層
62 第2物質層
63 スペーサ
64 コンタクトホール
65 第1導電層
66 第1導電層
67 第3物質層
68 ストレージ電極パターン
70 第2導電層
71 ストレージ電極
72 ストレージ電極
80 第1導電層
82 第3物質層
85 ストレージ電極パターン
86 第3導電層
87 ストレージ電極
100 第1物質層
102 第2物質層
104 第3物質層
105 コンタクトホール
106 第1導電層
107 ストレージ電極パターン
108 第2導電層
109 ストレージ電極
110 スペーサ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 李 怨植
大韓民国 ソウル特別市 松坡区 文井
洞 150番地 ファミリアパート 207棟
501号
(72)発明者 李 容煕
大韓民国 京畿道 城南市 盆唐区 西
▲見▼洞 291番地 東亞アパート 203
棟 1201号
(56)参考文献 特開 平5−291525(JP,A)
特開 平4−61265(JP,A)
特開 平5−198770(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01L 21/822
H01L 21/3065
H01L 21/8242
H01L 27/04
H01L 27/108
Claims (17)
- 【請求項1】 半導体装置のフィン構造のキャパシタ製
造方法であって、 表面にフィールド酸化膜およびゲート電極が形成されて
いる半導体基板上に絶縁層、食刻阻止層、第1物質層お
よび第2物質層を順に積層する段階と、 前記第2物質層、第1物質層、食刻阻止層および絶縁層
を部分的に食刻して前記基板を露出させるコンタクトホ
ールを形成する段階と、 コンタクトホールを形成する前記段階で得られた結果物
の全面に第1導電層を形成する段階と、 前記第1導電層をパタニングし前記第2物質層を食刻し
てストレージ電極パターンを形成する段階と、 ストレージ電極パターンを形成する前記段階で得られた
結果物の全面に前記ストレージ電極パターンおよび前記
第1物質層を取り囲むように第2導電層を形成する段階
と、 前記ストレージ電極パターンの上部表面が露出されるよ
うに前記第2導電層を食刻する段階と、 第2導電層を食刻する前記段階で得られた結果物上に誘
電体層とプレート電極を順に形成する段階と、 を具備すると共に、 前記第1導電層を形成する段階後、前記第1導電層の上
部に前記第1物質層と同一な物質で第3物質層を形成す
る段階をさらに具備することを特徴とする半導体装置の
キャパシタ製造方法。 - 【請求項2】 前記コンタクトホールを形成する段階
後、前記コンタクトホールの内部側壁に絶縁物スペーサ
を形成する段階をさらに具備することを特徴とする請求
項1記載の半導体装置のキャパシタ製造方法。 - 【請求項3】 前記第3物質層は酸化物で形成すること
を特徴とする請求項1記載の半導体装置のキャパシタ製
造方法。 - 【請求項4】 前記第2導電層を食刻する段階後、前記
第1物質層を食刻する段階をさらに具備することを特徴
とする請求項1記載の半導体装置のキャパシタ製造方
法。 - 【請求項5】 前記第1物質層は酸化物で、第2物質層
は窒化物で形成することを特徴とする請求項1記載の半
導体装置のキャパシタ製造方法。 - 【請求項6】 前記第2物質層をSOGで形成し、その
食刻溶剤としてフッ酸を使用することを特徴とする請求
項1記載の半導体装置のキャパシタ製造方法。 - 【請求項7】 半導体装置のフィン構造のキャパシタ製
造方法であって、 表面にフィールド酸化膜およびゲート電極が形成されて
いる半導体基板上に絶縁層、食刻阻止層、第1物質層、
第2物質層、第1導電層および第3物質層を順に積層す
る段階と、 前記第3物質層、第1導電層、第2物質層、第1物質
層、食刻阻止層および絶縁層を部分的に食刻して前記基
板を露出させるコンタクトホールを形成する段階と、 コンタクトホールを形成する前記段階で得られた結果物
の全面に第2導電層を形成する段階と、 前記第2導電層および前記第2導電層と接続する第1導
電層よりなるフィン構造のストレージ電極パターンを形
成する段階と、 ストレージ電極パターンを形成する前記段階で得られた
結果物の全面に前記ストレージ電極パターンおよび第1
物質層を取り囲むように第3導電層を形成する段階と、 前記ストレージ電極パターンの上部表面が露出されるよ
うに前記第3導電層を食刻する段階と、 第3導電層を食刻する前記段階で得られた結果物上に誘
電体層およびプレート電極を順に形成する段階と、 を具備することを特徴とする半導体装置のキャパシタ製
造方法。 - 【請求項8】 前記第3導電層を食刻する段階後、前記
第1物質層を食刻する段階をさらに具備することを特徴
とする請求項7記載の半導体装置のキャパシタ製造方
法。 - 【請求項9】 前記第1物質層は酸化物で形成し、第2
物質層および第3物質層は窒化物で形成することを特徴
とする請求項7記載の半導体装置のキャパシタ製造方
法。 - 【請求項10】 前記第2物質層および第3物質層をS
OGで形成し、食刻溶剤としてフッ酸を使用することを
特徴とする請求項7記載の半導体装置のキャパシタ製造
方法。 - 【請求項11】 前記フィン構造のストレージ電極パタ
ーンは前記第2導電層、第3物質層および第1物質層を
パタニングし、前記第2および第3物質層を湿式食刻し
て形成することを特徴とする請求項7記載の半導体装置
のキャパシタ製造方法。 - 【請求項12】 半導体装置のフィン構造のキャパシタ
製造方法であって、 表面にフィールド酸化膜およびゲート電極が形成されて
いる半導体基板上に絶縁層、食刻阻止層、第1物質層、
第2物質層および第3物質層を順に積層する段階と、 前記第3物質層、第2物質層、第1物質層、食刻阻止層
および絶縁層を部分的に食刻して前記基板を露出させる
コンタクトホールを形成する段階と、 前記コンタクトホールを形成する前記段階で得られた結
果物の全面に第1導電層を形成する段階と、 前記第1導電層および前記第1導電層と接続する第2物
質層よりなるフィン構造のストレージ電極パターンを形
成する段階と、 ストレージ電極パターンを形成する前記段階で得られた
結果物の全面に前記ストレージ電極パターンおよび食刻
阻止層を取り囲むように第2導電層を形成する段階と、 前記ストレージ電極パターンの上部表面が露出されるよ
うに前記第2導電層を食刻する段階と、 第2導電層を食刻する前記段階で得られた結果物上に誘
電体層およびプレート電極を順に形成する段階と、 を具備することを特徴とする半導体装置のキャパシタ製
造方法。 - 【請求項13】 前記フィン構造のストレージ電極パタ
ーンは前記第1導電層、第3物質層および第2物質層を
パタニングし、前記第1および第3物質層を湿式食刻し
て形成することを特徴とする請求項12記載の半導体装
置のキャパシタ製造方法。 - 【請求項14】 前記第2物質層は、前記第1物質層お
よび第3物質層に対して乾式食刻の選択比は小さく湿式
食刻の選択比は大きい物質で形成することを特徴とする
請求項12記載の半導体装置のキャパシタ製造方法。 - 【請求項15】 前記第2物質層はSi3N4およびSiONの
うちいずれか一つを選択して形成することを特徴とする
請求項14記載の半導体装置のキャパシタ製造方法。 - 【請求項16】 前記絶縁層の形成前に埋没ビットライ
ンを形成することを特徴とする請求項12記載の半導体
装置のキャパシタ製造方法。 - 【請求項17】 前記コンタクトホールの形成後、前記
コンタクトホールの内部側壁に絶縁物質スペーサを形成
することを特徴とする請求項16記載の半導体装置のキ
ャパシタ製造方法。
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KR1994P21905 | 1994-08-31 | ||
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JPH0878632A JPH0878632A (ja) | 1996-03-22 |
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---|---|---|---|
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---|---|
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KR100243288B1 (ko) * | 1997-03-20 | 2000-02-01 | 윤종용 | 반도체소자의 커패시터 제조방법 |
TW461049B (en) | 1998-02-27 | 2001-10-21 | Mosel Vitelic Inc | Bottom electrode process and structure of capacitor |
KR100327123B1 (ko) * | 1998-03-30 | 2002-08-24 | 삼성전자 주식회사 | 디램셀캐패시터의제조방법 |
US6136660A (en) * | 1998-09-28 | 2000-10-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Stacked capacitator memory cell and method of fabrication |
US6207524B1 (en) | 1998-09-29 | 2001-03-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Memory cell with a stacked capacitor |
KR100300059B1 (ko) * | 1998-12-08 | 2001-09-22 | 김영환 | 커패시터 제조방법 |
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FR2795554B1 (fr) * | 1999-06-28 | 2003-08-22 | France Telecom | Procede de gravure laterale par trous pour fabriquer des dis positifs semi-conducteurs |
US6455886B1 (en) | 2000-08-10 | 2002-09-24 | International Business Machines Corporation | Structure and process for compact cell area in a stacked capacitor cell array |
US6403455B1 (en) | 2000-08-31 | 2002-06-11 | Samsung Austin Semiconductor, L.P. | Methods of fabricating a memory device |
US6689668B1 (en) | 2000-08-31 | 2004-02-10 | Samsung Austin Semiconductor, L.P. | Methods to improve density and uniformity of hemispherical grain silicon layers |
KR100491421B1 (ko) * | 2002-11-05 | 2005-05-25 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 반도체 소자의 캐패시터 형성 방법 |
KR100917057B1 (ko) * | 2002-12-26 | 2009-09-10 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 반도체 소자의 커패시터 형성방법 |
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---|---|---|---|---|
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- 1994-08-31 KR KR1019940021905A patent/KR0138317B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1995
- 1995-08-23 JP JP21468295A patent/JP3485683B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-08-31 US US08/521,985 patent/US5714401A/en not_active Expired - Fee Related
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KR0138317B1 (ko) | 1998-04-28 |
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