JP3485630B2 - 加振式搬送装置のトラフ取り付け構造 - Google Patents
加振式搬送装置のトラフ取り付け構造Info
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Description
る加振装置によってトラフ上の被搬送物に振動を与えな
がら該被搬送物をその振動方向に沿って搬送するように
した加振式搬送装置のトラフ取り付け構造に関する。
フを加振装置に取り付け、これに振動を与えることによ
りトラフ上の被搬送物をその振動方向に沿って搬送する
ものであるが、被搬送物として食品を始めとする種々の
物品が搬送されるため、トラフを清掃等のために加振装
置から取り外すことが頻繁に行われる。
着脱を簡単且つ確実に行うことができる構造や機構が作
業効率の面から望まれている。
は、図14に示すように、トラフの底板Aをトラフ取付
台Bに載置する際に、取付台Bの上面の前後に固着され
た二つの位置決め部材C及びDに形成された各傾斜面
と、底板Aの裏面の前後に固着された二つの接触部材E
及びFに形成された各傾斜面とを密接に当接させ、この
状態においてトラフ底板Aをトラフ取付台Bの方向に押
圧して挟持するトグル挟持機構Gを設けたトラフ取付装
置が開示されている。
際にはトグル挟持機構Gによって該トラフ底板Aを上方
向からトラフ取付台Bに押しつけて両者を挟持するよう
に着装することができ、取り外す際には該トグル挟持機
構Gによる挟持力を除去すればよいこととなる。
送物は図面上左方向へ搬送されるので、加振装置は図中
に示した矢印のように左右方向の振動をトラフに与える
こととなる。
がこの左右方向の振動の影響によって位置ズレを起こさ
ないように、トグル挟持機構Gの挟持力を該振動力に抗
して充分大きく設定しないとトラフの取り付けに弛みが
生じることとなる。また、トラフ底板Aの着装が位置決
め部材C,Dと、接触部材E,Fと、トグル挟持機構G
とを介してなされるため、これらの部材のみが局部的に
振動力を受けることとなり、長年使用によって摩耗劣化
してトラフの取り付けに弛みが生じるばかりでなく損傷
してしまう虞もある。
と振動時に打音等が発生すると共に、加振装置からトラ
フへ伝達される振動力の伝達効率が低下することとなっ
て被搬送物の搬送能力が減殺されることとなる。
トラフの着脱を簡単且つ確実に行うことができるトラフ
取り付け構造であって、部材の劣化や損傷がなく、その
結果、振動時の打音や振動力の伝達効率の低下等を誘発
することのないトラフ取り付け構造の提供を課題とす
る。
1に記載の発明(以下「第1発明」という。)は、加振
器の上面に、その振動方向に沿って物品を案内するトラ
フを取り付ける構造であって、上記加振器の上面とトラ
フの下面とに互いに対接可能にそれぞれ取り付けられた
加振器側係止部材及びトラフ側係止部材と、該両係止部
材の周縁部に係合する締め付けリングとを有すると共
に、該締め付けリングにその径を縮小させる縮径手段が
設けられて、該手段により締め付けリングの径が縮小さ
れ、上記両係止部材が対接して係止されることにより、
トラフを加振器に取り付けるように構成され、かつ、上
記締め付けリングには上記両係止部材の周縁部にテーパ
面を介してそれぞれ係合する下リム及び上リムが設けら
れていると共に、締め付けリングが元の形状に復帰した
ときに、上記下リムが加振機側係止部材から完全に離れ
る一方で、上記上リムがトラフ側係止部材上に引っ掛か
って残るように、各リムの径が設定されていることを特
徴とする加振式搬送装置のトラフ取り付け構造に関す
る。
「第2発明」という。)は、上記第1発明において、締
め付けリングは、両係止部材の略全周縁部に係合するこ
とを特徴とする。
「第3発明」という。)は、上記第1発明において、締
め付けリングは、両係止部材の周縁部に係合する係合部
材を有し、該係合部材に下リム及び上リムが設けられて
いることを特徴とする。
「第4発明」という。)は、上記第3発明において、係
合部材は、複数であることを特徴とする。
フの下面にそれぞれ加振器側係止部材及びトラフ側係止
部材が互いに対接可能に取り付けられて、これらの両係
止部材の周縁部に係合する締め付けリングが縮径手段に
よってその径が縮小されることにより、上記両係止部材
が対接して係止され、その結果、トラフが加振器に取り
付けられることとなる。ここで締め付けリングと両係止
部材とが係合する部位において、トラフ取り付けのため
の係止力が両係止部材に作用されることとなるが、該締
め付けリングが両係止部材と係合するのは両係止部材の
周縁部であるため、係止力が作用される部位は一箇所に
固定されるものではなくなり、加振器による振動方向の
みならず、該振動方向と所定の角度をなす方向において
も係止力が作用されることとなる。その結果、一部の部
材のみが局部的に振動力を受けて摩耗したり損傷するよ
うなことが回避される。また、テーパー面を介して両係
止部材の周縁部と締め付けリングとが係合するように構
成されているので、縮径手段によって締め付けリングの
径が縮小されるに伴って締め付けリングが両係止部材の
周縁部に水平方向から係合するときの締付け力がテーパ
ー面に及ぼされて、両係止部材を上下方向に圧着する係
止力に変換されることとなる。その結果、加振器側係止
部材とトラフ側係止部材とが強固に圧着され、トラフの
強固な取り付けが実現するので弛みが生じることがな
く、加振器の振動力が効率よくトラフへ伝達されると共
に振動時の打音等の発生がなくなる。
グが両係止部材の略全周縁部に係合するので、締め付け
リングが両係止部材と係合する際はその略全周縁部と係
合することとなる。従って、係合する部位が両係止部材
の略全周縁部に渡って存在することとなり、トラフ取り
付けのための係止力が両係止部材に対するあらゆる方向
において作用されることとなる。その結果、加振器によ
る振動方向とあらゆる角度をなす方向において、両係止
部材に係止力が作用されるので、一部の部材の局部的な
摩耗や損傷が一層回避されると共に、両係止部材の係止
が一層強固なものとなる。
ングが係合部材を有するので、係止部材の周縁部長さに
応じて係合部材を交換することが可能となり、種々の条
件に対応し得る締め付けリングが得られることとなる。
その場合に、上記第4発明によれば、係合部材の数を選
択できるので、例えば振動力が比較的小さく、その結
果、係止部材の全周縁部に係止力を作用させなくても該
振動力に抗し得る係止力が得られるような場合等には、
必要最小限の数だけ係合部材を取り付ければよく、締め
付けリングの軽量化が図られることとなる。
する。
搬送装置を示す側面図であって、加振装置本体1にトラ
フ10が取り付けられている状態を示す。
する加振器2が内蔵され、該加振器2による振動の伝達
媒体となる板バネ3…3にトラフ取付台4が水平に設置
されている。この取付台4の上面には円柱状のトラフ取
付用支持部材5及び支持盤6がこの順に取り付けられて
いると共に、該支持盤6と、加振装置本体1の上部を水
平に覆うように備えられた装置台7との間に渡って、弾
性体よりなるシール部材8が設けられて、上記装置台7
の洗浄時等に加振装置本体1に異物が入り込まないよう
になされている。
加振器側係止部材9が固定設置されていると共に、トラ
フ10の下面にはトラフ底板11を介してトラフ側係止
部材12が同様に固設されている。そして、これら両係
止部材9,12の外周面を取り巻くようにトラフ取付用
の締め付けリング20が装着され、該リング20によっ
て上記トラフ側係止部材12が加振器側係止部材9に圧
着されて取り付けられている。
グ20の構造について説明すると、加振器側係止部材9
及びトラフ側係止部材12はそれぞれ断面円形に形成さ
れた上下二つの部分からなり、図2に示すように、まず
加振器側係止部材9においては、上記支持盤6と接する
下部分が支承部9a、及び上部分がディスク部9bとさ
れ、該支承部9aからディスク部9bに至るディスク下
面9cは所定の角度で外方向へ突出するテーパー面に形
成されている。尚、ディスク部9bの上面は扁平に設け
られている。
記トラフ底板11と接する上部分が支承部12a、及び
下部分がディスク部12bとされ、該支承部12aから
ディスク部12bに至るディスク上面12cは、上記加
振器側ディスク下面9cと同様、所定の角度で外方向へ
突出するテーパー面に形成されている。尚、ディスク部
12bの下面は、上記加振器側ディスク上面と同様、扁
平に設けられている。
両ディスク部9bと12bは相互に断面円の径が等し
く、且つディスク部9b,12bの径の方が支承部9
a,12aの径より大きく設定されて、両係止部材9及
び12は取付時に上下に対称となるように形成されてい
る。
側ディスク部9bの上面とトラフ側ディスク部12bの
下面とを断面円の中心が一致するように密着させてトラ
フ側係止部材12を加振器側係止部材9の上に載置し、
ここで外方向へ突出する両ディスク部9b,12bに対
して締め付けリング20が係合している。
示したように、上リム20aと、該上リム20aよりも
幾分短い水平長さを有する下リム20bと、側リム20
cとを有し、これら各リムによって構成される断面が内
側に陥没するコ字状とされていると共に、全体が図3に
示すように円弧状とされ、且つその一部に連続しない部
分を有するC字状に形成されている。また、この非連続
部分の両端には、当該リング20の径を縮小させる縮径
装置21が掛け渡されて設けられている。
て締め付けリング20の径を縮小させたときに、上記図
2及び図3に示したように、ディスク部9b,12bの
外周部が当該リング20の側リム20cに当接せずに陥
没部に入り込むと共に、上リム20aと下リム20bが
それぞれテーパー面12cと9cに当接するように、リ
ング20各部の径が上記係止部材9,12の寸法に基づ
いて設定されている。
20の径が縮小されるに伴い、上リム20aと下リム2
0bと側リム20cとが水平に内方向へ移動し、その結
果、上リム20a及び下リム20bが上記係止部材9,
12のテーパー面12c及び9cに水平方向からの締め
付け力を付与することとなる。ここで上リム20a及び
下リム20bがそれぞれ締め付け力を付与するテーパー
面12c及び9cは前述のように所定の角度を有してい
るので、水平方向から及ぼされた締め付け力の一部が、
テーパー面12cにおいてはトラフ側係止部材12を図
2中下方向へ、及びテーパー面9cにおいては加振器側
係止部材9を図2中上方向へそれぞれ作用する圧着力に
変換される。
振器側係止部材9に強固に係止されることとなり、トラ
フ10の加振装置本体1への取り付けが実現される。ま
た、締め付けリング20が円弧状に形成されているの
で、上リム20a及び下リム20bがそれぞれ係止部材
12及び9の全周縁部と当接することとなり、その結
果、これら両係止部材9,12を上下方向に圧着する係
止力が上記全周縁部において均等に作用することとな
る。従って、加振器2による振動方向に拘らず、あらゆ
る方向において係止力が係止部材9,12に作用するの
で、振動による影響が一部の部材に対して局部的に及ぼ
されることがなくなると共に、強固なトラフ10の取り
付けが可能となる。
4に示すように縮径装置21のレバー22を上げて締め
付けリング20の径を拡大させることにより、上リム2
0a及び下リム20bをそれぞれテーパー面12c及び
9cから離反させ、トラフ側係止部材12と加振器側係
止部材9とに作用していた係止力を除去する。ここで縮
径装置21によって締め付けリング20に与えられてい
た締め付け力が解除され、該リング20が図示したよう
にその径が拡大した形状に復帰することにより上記レバ
ー22が図示した位置にセットされる。
に復帰したときに、図5に示すように、水平方向長さが
幾分短い下リム20bが加振器側ディスク部9bから完
全に離れる一方で、水平方向長さが幾分長い上リム20
aがトラフ側係止部材12のテーパー面12c上に引っ
掛かって残るように、当該リング20各部の径が上記係
止部材9,12の寸法に基づいて設定されている。
付けを解除しても当該リング20が係止部材9,12か
ら外れ落ちることがなく、リング20が落下損傷するこ
とがない。またトラフ側係止部材12ないしトラフ10
を当該リング20と共に加振装置本体1から取り外すこ
とができるので、部材の離散が回避できる。
2から取り外すときは、上記縮径装置21のレバー22
を締付時と反対方向へ倒して、図5に鎖線で示したよう
に上リム20aがトラフ側ディスク部12bから完全に
離れるまで上記リング20の径をさらに拡大させること
によって行われる。
付けリング20の一部に内方向へ突出する突起部23を
設け、この突起部23を嵌め込むことのできる凹陥部1
3を係止部材9,12に形成すると、締め付けリング2
0がこれら係止部材9,12に対して位置決めされるこ
ととなり、トラフ10の着脱を行う縮径装置21の存在
箇所が明らかとなって作業効率が向上することとなる。
その解除を行う縮径装置は以上説明した機構のものに限
られず、図6に示す縮径装置21’のように、ストッパ
ーピン21a’を内装するレバー21b’をリング20
の一方の端部に回動自在に取付ると共に、対向するリン
グ20の他端には該ストッパーピン21a’を掛け止め
ることができる形状を有する掛止突起21c’を設け
て、締め付け時には上記レバー21b’を倒してそのピ
ン21a’を上記掛止部材21c’に掛け止める機構を
有するものも又使用できる。
る。
は、図7に示すように、一部に連続しない部分を有する
C字状に形成されたリング部材31と、該リング部材3
1の内面に等間隔に配設された7個の係合部材32…3
2及びその非連続部分の両端に配設された2個の小さい
係合部材32’,32’とを有すると共に、該非連続部
分の両端には上記リング部材31の径を縮小させる縮径
装置21が掛け渡されて設けられている。
すように、上リム32aと、該上リム32aよりも幾分
短い水平長さを有する下リム32bと、側リム32cと
を有し、これら各リムによって構成される断面が内側に
陥没するコ字状とされて側リム32cの外面がリング部
材31の内面に取り付けられていると共に、各係合部材
32及び32’は、図7に示したように、係止部材9,
12のディスク部9b,12bの一部とのみ係合する。
てリング部材31の径を縮小させることにより当該締め
付けリング30の締め付けが行われ、このとき上リム3
2aと下リム32bがそれぞれ係合するテーパー面12
cと9cに当接して、前述した第1の実施例と同様、ト
ラフ側係止部材12と加振器側係止部材9とを上下に圧
着する係止力が作用し、トラフ10が加振装置本体1に
取り付けられることとなる。
の小さい係合部材32’,32’が等間隔に配設されて
いるので、一部の部材だけが加振器2からの振動を局部
的に受けることがないと共に、係止力が係止部材9,1
2の周縁部に均等に及ぼされるので、バランスのよい強
固なトラフ10の取り付けが可能となる。
2,32’がリング部材31に取り付けられてなるの
で、ディスク部9b,12bの円周長さに応じた種々の
長さのリング部材31と、係合部材32,32’との間
で組合せを変えて締め付けリング30とすることができ
部材の相互利用が可能となる。
部材32,32’の数を選択できるので、例えば振動力
が比較的弱く、その結果係止部材9,12に与えるべき
係止力が小さくても該振動力に抗し得るトラフ10の取
り付けが可能な場合等には、係合部材32,32’の数
を例えば6個に減らすことも可能で、締め付けリング3
0の軽量化に資することとなる。尚、この場合にも、バ
ランスよくトラフ10を取り付けるために、係合部材3
2,32’を等間隔に配設することが好ましい。
付けリング40は、図9に示すように、ワイヤ部材41
と、該ワイヤ部材41に等間隔に配設された7個の係合
部材42…42とを有すると共に、該ワイヤ部材41の
両端には、2個の小さい係合部材42’,42’を介し
て縮径装置51が掛け渡されて設けられている。
10に示すように、水平方向に貫く孔42dが設けら
れ、該孔42dを上記ワイヤ部材41が貫通することに
より各係合部材42…42がワイヤ部材41に取り付け
られる一方、縮径装置51には2個の小さい係合部材4
2’,42’が備えられて、これら係合部材42’,4
2’それぞれにワイヤ部材41の両端が取り付けられて
いる。
は、係合部材42…42をワイヤ部材41に通すだけで
取り付けることができ、また係合部材42…42の位置
決めも左右にずらすだけで簡単に行うことができる。
振器側係止部材9のディスク下面9c及びトラフ側係止
部材12のディスク上面12cをテーパー面に形成する
一方で、これら各面とそれぞれ当接係合する締め付けリ
ング20の下リム20b上面及び上リム20a下面を水
平面とした場合を示したが、例えば図11に示すよう
に、断面コ字状を構成する側リム90cに近いほど上下
間隔が小さくなるように上リム90aの下面と下リム9
0bの上面とをテーパー面とし、加振器側係止部材9’
のディスク下面9c’及びトラフ側係止部材12’のデ
ィスク上面12c’をテーパー面とせずに扁平に形成し
ても、当該締め付けリングの締付け時に水平方向からデ
ィスク部9b’,12b’に及ぼされる押圧力が、上リ
ム90aにおいてはトラフ側係止部材12’を図中下方
向へ、及び下リム90bにおいては加振器側係止部材
9’を図中上方向へそれぞれ圧着する係止力に変換され
て両係止部材9’,12’を強固に係止することとな
る。
グの下リム90b側のみをテーパー面とし、他の面は扁
平とする場合や、図13に示すように、加振器側係止部
材9’のディスク下面9c’のみをテーパー面とし、他
の面は扁平とする場合等においても、両係止部材を上下
方向に圧着することとなり、本発明の技術的思想に含ま
れる。
合し合う加振器側係止部材のディスク下面、トラフ側係
止部材のディスク上面、締め付けリング上リムの下面又
は下リムの上面の少なくとも一つの面がテーパー面に形
成されていると、該テーパー面を介して締め付け力が上
下方向の圧着力に変換され、トラフ10を加振装置本体
1に係止することができるので、以上図示した場合に限
られず、上記四つの面のいずれか一つ以上の面をテーパ
ー面とすることができる。
側係止部材、トラフ側係止部材及びこれらと係合する締
め付けリングを円形に形成した場合のみを示したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば楕円形又
は六角形若しくは八角形等の多角形としても、トラフを
加振器に取り付ける際の係止力の作用部位が一方向のみ
に固定されず他方向に渡るので、同様の作用効果が得ら
れる。
締め付けリングの締め付けによって生じるトラフ取り付
けのための係止力の作用部位が、加振器側係止部材及び
トラフ側係止部材の周縁部に、複数且つ均等に存在する
ので、加振器による振動方向に拘らず、局部的な振動力
の影響が低減されて、部材の局部的な摩耗や損傷が回避
される。
部材と、締め付けリングとの係合がテーパー面を介して
行われるので、水平方向から及ぼされた押圧力が両係止
部材を上下方向に圧着する係止力に変換されてトラフが
強固に取り付けられる結果、弛みが生じず、加振器の振
動力が効率よくトラフへ伝達されると共に、振動時の打
音等の発生がなくなる。
材に複数個の係合部材を脱着可能に取り付ける構成とす
ると、部品の交換によって様々な大きさの係止部材に対
応することができると共に、加振器の振動力の強弱によ
って係合部材の数を減らすことができる結果、効率よく
締め付けリングの軽量化が図られることとなる。
を示す側面図である。
ある。
る。
ア線における水平断面図である。
部拡大部分断面図である。
様を示す水平要部拡大図である。
の要部水平断面図である。
の要部水平断面図である。
る。
拡大部分断面図である。
の要部拡大部分断面図である。
の要部拡大部分断面図である。
いての説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 加振器の上面に、その振動方向に沿って
物品を案内するトラフを取り付ける構造であって、上記
加振器の上面とトラフの下面とに互いに対接可能にそれ
ぞれ取り付けられた加振器側係止部材及びトラフ側係止
部材と、該両係止部材の周縁部に係合する締め付けリン
グとを有すると共に、該締め付けリングにその径を縮小
させる縮径手段が設けられて、該手段により締め付けリ
ングの径が縮小され、上記両係止部材が対接して係止さ
れることにより、トラフを加振器に取り付けるように構
成され、かつ、上記締め付けリングには上記両係止部材
の周縁部にテーパ面を介してそれぞれ係合する下リム及
び上リムが設けられていると共に、締め付けリングが元
の形状に復帰したときに、上記下リムが加振機側係止部
材から完全に離れる一方で、上記上リムがトラフ側係止
部材上に引っ掛かって残るように、各リムの径が設定さ
れていることを特徴とする加振式搬送装置のトラフ取り
付け構造。 - 【請求項2】 締め付けリングは、両係止部材の略全周
縁部に係合することを特徴とする請求項1に記載の加振
式搬送装置のトラフ取り付け構造。 - 【請求項3】 締め付けリングは、両係止部材の周縁部
に係合する係合部材を有し、該係合部材に下リム及び上
リムが設けられていることを特徴とする請求項1に記載
の加振式搬送装置のトラフ取り付け構造。 - 【請求項4】 係合部材は、複数であることを特徴とす
る請求項3に記載の加振式搬送装置のトラフ取り付け構
造。
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