JPH0940140A - 振動コンベヤ - Google Patents

振動コンベヤ

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JPH0940140A
JPH0940140A JP21672495A JP21672495A JPH0940140A JP H0940140 A JPH0940140 A JP H0940140A JP 21672495 A JP21672495 A JP 21672495A JP 21672495 A JP21672495 A JP 21672495A JP H0940140 A JPH0940140 A JP H0940140A
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JP
Japan
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trough
cover
vibration
screen
vibrating
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JP21672495A
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Inventor
Takashi Yada
貴嗣 矢田
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [課題] カバーの着脱を容易とし、常にトラフ内を観
測し得る振動コンベヤを提供すること。 [解決手段] トラフ2の上方開口を5枚の硬質の塩化
ビニールで成るカバー部材52a〜52eを相当接させ
て、その両縁部で取付具54によりトラフ2の耳部2a
に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動コンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】図7及び図8には従来例
の振動コンベヤが示されているが、全体として1で示さ
れ、ほぼ直方形状のトラフ2の左端部には材料供給口3
が形成され、右端部には3つの材料排出口4a、4b及
び4cが形成されている。すなわち、図示せずともトラ
フ2内には2段のスクリーンが調節されており、材料は
大径、中径及び小径の材料にふるい分けされる。トラフ
2には、下方に配設されたカウンター・ウエイト5と左
右一対でなる三対のコイルスプリング6で結合されてお
り、これは水平線に対し45度の傾斜で取り付けられて
いるが、この軸心に対し直角方向にレンカー7がゴムブ
ッシュ8a、8cを介して結合されている。レンカー7
の中心部は同様な構成のゴムブッシュ8bにより基台1
0に結合されており、ゴムブッシュ8a、8b及び8c
は公知のように2重の円筒体でなり、これら円筒体内に
環状のゴムを加硫接着させている。これらゴムブッシュ
8a、8b及び8cの内筒が、それぞれトラフ2、基台
10、カウンター・ウエイト5に結合されており、外筒
はレンカー7に熔接固定されている。基台10は支柱1
2’上に設置されたコイルスプリング11により支持さ
れている。
【0003】カウンター・ウエイト5には電動機12が
固定されており、この回転軸に取り付けられたモータプ
ーリ13は大プーリ14との間でベルト15が巻装され
て、その電動機12の回転力を大プーリ14に伝達する
ように構成され、大プーリ14はクランクシャフトに結
合されていて回転運動を直線運動に変えるが、この直線
運動は平板状の駆動板16に伝達され、これは上端部に
設けられるショックアブソーバ17に結合される。本従
来例では、これは両側に配設されたゴム板20a、20
b及びその外面に固定された鉄板18、19からなり、
これら鉄板18、19はトラフ2の側壁部に熔接固定さ
れた取付板21に固定されている。
【0004】トラフ2の両側縁部には耳部2a、2aが
一体的に形成されており、これに図示しない取付部材を
介してステンレス板30が固定されている。図6で明ら
かなように、材料供給側及び排出側に近接して点検窓3
1a、31bが形成され、これらには透明なアクリル板
32a、32bが嵌着されている。よって、このアクリ
ル板32a、32bを介してトラフ2内部が観測し得る
ようになっている。
【0005】本従来例は以上のように構成されるが、次
にこの作用について説明する。電動機12を駆動する
と、その回転力は大プーリ14を介してクランク機構を
駆動しクランク板16を直線運動させ、起動時のショッ
クをゴム板20a、20bにより吸収し、以後、モータ
プーリ13と大プーリ14との径比で定まる振動数でト
ラフ2をコイルばね6の傾斜方向、すなわち45度の振
動角で矢印aで示すように振動させる。トラフ2とカウ
ンター・ウエイト5とは所定の質量比で構成されてお
り、トラフ2の振動とは180度位相を変えてカウンタ
ー・ウエイト5は振動する。従って、レンカー7の中央
部に取り付けられたゴムブッシュ8bには、180度異
なる振動反力が加わり、これが基台10に伝達される。
トラフ2とカウンター・ウエイト5の質量比1対1であ
り、レンカー7の中央部にゴムブッシュ8bが取り付け
られているとすれば、振動反力が180度位相が異なる
ことにより相殺し、基台10には殆ど反力が伝達される
ことなく、僅かに伝達したとしてもコイルスプリング1
1により防振されて、地上には殆ど伝達されることはな
い。
【0006】トラフ2内に調節させたスクリーン上で、
ふるい材料は振動により移送されるのであるが、この移
送途上、大、中、小の径でふるい分けられ、排出口4
a、4b、4cから、それぞれ外方に排出される。例え
ば、ふるい材料が砂糖(原糖)であればスクリーンに付
着し易く、従って目詰りを生じ易いが、これがどの程度
生じているかを、常に観測するように点検窓31a、3
1bが設けられ、作業者は透明なアクリル板32a、3
2bを介してスクリーンを観測し、もし、スクリーンに
目詰まりを生じてじると判断すれば電動機12の駆動を
停止し、図示しない取付具を外しカバー30をトラフ2
から離脱させる。この後、スクリーンを交換するか、あ
るいはその目詰りを起こしている材料を取り除く。スク
リーンを交換するか、あるいは目詰まり材料を取り除い
た後、再びカバー30を取付具によりトラフ2の上縁部
2a、2aに取り付ける。
【0007】従来の振動コンベヤ1は以上のように構成
され、作用を行ない、又、トラフ2内のスクリーン上の
目詰まり現象を観測しているのであるが、カバー30は
ステンレスで成り、本従来例のカバー30の長手方向は
4,500mmであり、巾が750mmでかなり重く、
一人の作業者で着脱させることは難しい。又、カバー3
0の角や縁部が鋭っているので、もし、作業者が手から
落とした場合には、非常に危険である。又、取扱いも不
自由である。
【0008】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、トラフ内部が観測され得る軽量で取扱
いが簡便なる振動コンベヤを提供することを目的とす
る。
【0009】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、ほぼ直
方形状のトラフの下方に配設された加振機構により該ト
ラフを振動させ、振動により材料を搬送させるように
し、前記トラフの上方開口をカバーで被覆した振動コン
ベヤにおいて、前記カバーは透明なプラスチックで成る
ことを特徴とする振動コンベヤ、によって達成される。
【0010】
【作用】トラフの上方開口は透明なプラスチックで成る
カバーで被覆され防塵を行なうことができる。従って、
トラフの上方開口が全域にわたって外部から目視で観測
可能であり、又、ステンレスよりはるかに軽量である。
従って、例えば、内部の清掃を行なうためにそのトラフ
への着脱が容易であるばかりでなく、何れの位置におい
てもトラフ内の、例えばスクリーン上の目詰まり現象を
点検することができる。又、プラスチックで成るが故に
トラフへの取り付けは簡単に行なうことが可能である。
例えば、接着テープで固定させるだけで取り付けが可能
であり、例えばトラフを550rpm、16mmで振動
させる場合、長期にわたって安定に取り付けられてい
る。又、振動強度上も問題はない。又、プラスチックで
あるが故に分割して、その取扱いを更に容易とすること
ができ、これら分割面をやはり接着テープで止めておく
だけで、トラフに対して長期にわたり安定な固着を保証
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例による振動コンベヤに
ついて図面を参照して説明する。なお、従来例に対応す
る部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0012】図1、図2において本発明の実施例による
振動コンベヤは全体として51で示されている。本実施
例においては、トラフ2の開口の全域を被覆するカバー
部材52a、52b、52c、52d、52eの5部材
でなり、材質は硬質の塩化ビニールであり、各々厚さ4
mm、長さ約900mm、巾約750mmである。これ
はトラフ2の全長が5,000mm、巾750mmに対
応するものである。又、これらは相当接し、透明であっ
てトラフ2内の内部が観測し得るように構成されてい
る。
【0013】各カバー部材52a〜52eは図1及び図
2に示すような等大で相当接しておりトラフ2の両耳部
2aに取付具54により固定させるように構成される。
これら取付具54の詳細は図3及び図4に示されている
が、トラフ2の上縁部に形成される耳部2aに帯状のパ
ッキング62を介して各カバー部材52a〜52eの両
縁部が宛てがわれ、更にこの上面に断面がL字形状の角
材60が宛てがわれ、これらは各カバー部材52a〜5
2eに対応し両側に5本づつ配設され、これらとトラフ
2の耳部2aとの間が取付具54により固定される。取
付具54は全て同一の構成であるので、1箇所について
のみ説明すると、フリーな第1金具55及びトラフ2の
側壁部に熔接された第2金具56、この第2金具56の
両側壁部にわたって固定されたピン部材58、このピン
部材58のねじ孔に螺着される取付ボルト57とからな
っている。取付ボルト52の上端部には、リング状のつ
まみ部57aが形成されており、この下端部に形成され
たねじが、ピン部材58に形成したねじ孔58aに螺着
締付けることにより、第1金具55と第2金具56とは
一体固定される。これにより、角材60を介して各カバ
ー部材52a〜52eは、その両縁部でトラフ2に対し
て固定される。
【0014】トラフ2内には、本実施例の振動コンベヤ
51は篩振動機であることにより、上下にスクリーン6
4、64が一対の取付具65を介してボルト66により
トラフ2に取付張設されている。下方のスクリーン64
も同様に取付金具69、ボルト70、ジャッキボルト7
1により固定されている。そして、これら各スクリーン
64、64の下方にゴム製のボウル68を多数収容した
パンチボックス67、67がトラフ2に介して固定され
ている。これらはパンチ板で構成される。又、トラフ2
の両側壁部には図1に示すような位置に掃除窓73を両
側で対として設けており、カバー72は不透明であり、
トッグルクランプ機構でトラフ2に取り付けられてい
る。
【0015】又、本実施例では各カバー部材52a〜5
2eの両端部に宛てがうように、図4に明示されるよう
な長方形状のストッパとしてのステンレス板80が、そ
の下縁部でトラフ2の耳部2aに熔接固定されている。
従って、耳部2aから上方に突出する部分で各カバー部
材52a〜52eの両端に当接している。
【0016】本発明の実施例による振動コンベヤ51は
以上のように構成されるが、次にこの作用について説明
する。
【0017】本実施例でも、供給口3に原糖がふるい分
け材料として供給される。トラフ2は従来と同様に、電
動機12の回転駆動により振動角45度で550rp
m、振巾16mmで振動する。よって、スクリーン64
上では原糖がこの振動で図1において右方へと移送され
るのであるが、この移送途上、上方のスクリーン64で
第1ふるい上と第2ふるい上とに分離される。ボウル6
8は振動により不規則な跳躍運動を行なっており、スク
リーン64を衝げきすることにより効率的なふるい分け
を行なう。特に、原糖は織網でなるスクリーン64の目
詰まりを起こしやすいので、これを有効にしている。ふ
るい下はパンチボックス67の孔を通過して下方のスク
リーン64上に落下し、同様にボウル68の衝げきを受
けて効率良くふるい上とふるい下とに分離される。よっ
て、トラフ2の下端部に形成された排出口4a、4b及
び4cから各ふるい分け材料である原糖が外方へ排出さ
れる。
【0018】以上の作用は従来とほぼ同様であるが、本
実施例では透明な硬質塩ビニールで成る各カバー部材5
2a〜52eでトラフ2の上方開口をカバーしているの
で、常に作業者はトラフ2の内部を目視で点検すること
ができる。例えば、スクリーン64上の目詰まり具合
や、このスクリーン64の張設具合などであるが、これ
らに不具合を生ずれば、直ちに電動機12を停止させて
各カバー部材52a〜52eを取り外してこの不具合を
直すのであるが、硬質の塩化ビニールは従来のステンレ
スに比べてはるかに軽量であり、かつ又、5分割されて
いるので各取付具54を取り外した後、簡単に1人の作
業者で離脱させることができる。又、不具合を直した
後、これらカバー部材52a〜52eをトラフ2の耳部
2aに宛てがって上述したように、取付具54によりト
ラフ2に固定されるのであるが、この場合にも各カバー
部材52a〜52eは軽量であるので、1人の作業者で
容易に行なうことができる。更に、各カバー部材52a
〜52e間の接合部に隙間ができたような場合には、接
着テープ、あるいはガムテープで容易に閉塞することが
でき、又、この取り除きも簡単に行なうことができる。
勿論、隙間ができない場合でもガムテープで固定させる
ようにしてもよい。
【0019】又、本実施例では各カバー部材52a〜5
2eの両側はストッパ80により、もし長期にわたる振
動でずれようとしても、或いは取付具54が不良であっ
てもこれを防止することができる。
【0020】従来はカバーは1枚のステンレスでなって
おり重かったが、振動強度については何ら問題はなく、
硬質の塩化ビニールを上述のような寸法でカバーとして
用いる場合には振動強度上、問題があると考えられてい
たが、500rpm、振動角45度、振巾16mmで長
期の振動においても、何ら強度上、問題はなく、上述の
ような取り付けで緩むこともなく、又、振動コンベヤ5
1の全長は本実施例でも5,000mmとかなり長く、
二次振動が生じるという恐れを抱く向きもあったが、こ
れも何ら問題なく、その本来のカバーとしての役割を長
期にわたって安定して果すものである。
【0021】なお、本実施例においては、トラフ2の両
側壁部に掃除口72を設けたが、場合によっては、カバ
ー部材52a〜52eを通しての観測によりスクリーン
64ないし又は、パンチボックス67に執拗な(原糖は
特に粘りがあり、目詰まりを起こさせ易い。)目詰り観
測をした場合には、この掃除口73をトッグルクランプ
を解除することにより、容易に取り外して作業者はこの
開口から手を入れてスクリーン64やパンチボックス6
7を清掃することができる。なお、これには従来の構成
が用いられており、カバー72は不透明であるが、これ
も透明材、例えば各カバー部材52a〜52eと同様
に、硬質の塩化ビニールで形成させるようにしてもよ
い。
【0022】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0023】例えば以上の実施例では、透明のカバー部
材52a〜52eは硬質の塩化ビニールで成るとした
が、材質はこれに限定されることなく、透明材で成る他
のプラスチック、例えばアクリルやポリカーボネートで
形成するようにしてもよい。あるいは、5分割された
が、トラフ2の長さによっては、単一のカバー部材とし
てもよい。一般に、塩化ビニールは特に弾力性に優れ、
価格が低く、透明度及び強度においても優れている。
又、アクリルは透明度において優れ、価格においても比
較的低いが、弾力性及び強度にやゝ難点がある。ポリカ
ーボネートは強度において優れ、弾力性も良いが、透明
度及び価格において難点がある。従って、塩化ビニール
が全ての点で最も本発明のカバーとして好ましいが、食
品が直接接触する場合には安全性を重視すればポリカー
ボネートが好ましい。
【0024】なお又、以上の実施例では、カバー部材5
2aは平らであったが、形状はこれに限ることなく、図
5で示すように上に凸なる円弧状のカバー102aを用
いても良い。図5において、本振動コンベヤの全体は1
01で示されているが、上記実施例に対応する部分につ
いては同一の符号を付している。本変形例ではカバー1
02aは実施例と同様に硬質の塩化ビニールでなるが、
市販品としては上記実施例と同様に平らなシート状であ
ったのが、トラフ2の両耳部2aとアングル部材60と
の間に挟持しながら、かつ、ステンレスでなる両側のス
トッパ部材80で両端の位置を規制し、トッグルクラン
プの機構で固定することにより、図示するような形状が
得られるのであるが、このプラスチックの図示する形状
を安定に保つような厚さ、剛性を有するものであれば、
市販品のプラスチックシートをそのまま用いることが出
来、何ら切断作業を必要とせず、又、ステンレスでなる
ストッパ80を有効に利用することが出来る。安定に図
示する形状を保持するならば、平らであるよりも、振動
数による曲げの強度を大きくすることが出来る。即ち、
2次振動を防止することができる。よって、厚さを小さ
くして更にカバー全体を軽量とすることが出来る。な
お、本変形例の場合にも、カバー部材102aと同様な
大きさのカバー部材を上記実施例と同様に連接して用い
るが、勿論分割せず、一枚のプラスチックシートを図示
するように上に凸なる円弧状に保持するように両縁部で
固定取り付けるようにしても良い。なお、何れにして
も、材料供給口3側においては、その端面は実施例とは
異なる構成となるが、これは単に図1において材料供給
口3の下流側に垂直壁を設ければ何ら問題はない。
【0025】図6は、他変形例を示すものであるが、全
体としては201で示され、上記実施例に対応する部分
においては同一の符号を付している。すなわち、本変形
例においてもカバー部材202aの断面形状が上記実施
例及び変形例と異なり、市販品で最初からこのような断
面が三角形状もしくは山形の形状を示しており、その両
縁部はフラットであっても、フラットでなくとも良く、
何れにしてもトラフの両耳部とアングル部材60との間
で挟圧する。その両縁部はストッパ80で位置が規制さ
れ、市販品で図示するような形状を保つ厚さと剛性を有
するので、何ら問題なくトラフ2へ取り付けることが出
来るが、この場合には上記変形例よりも振動の垂直成分
による曲げ強度は、より大きくなる。本変形例において
も上記変形例と同様に供給口3側に垂直壁を設ければ、
何ら構成状問題はない。
【0026】更に、上記実施例の平らなカバー部材52
aに代えて、図6で示すような断面形状の小さな山形を
多数平行に形成させた、いわゆるプラスチックの波板を
用いても良く、この場合には、更にその曲げ強度を大と
することが出来る。
【0027】又、以上の実施例では、電動機12の駆動
による所謂、クランク機構を用い、複数のレンカー7及
びコイルスプリング6で成る所謂、バランスタイプのク
ランク加振機構であったが、これに代えて一対の振動電
動機で直線振動を発生し、これによりトラフ2を加振さ
せるようにした振動コンベヤにも適用可能である。
【0028】更に公知のように、電磁石駆動型振動コン
ベヤにも適用可能である。
【0029】又、以上の実施例では、振動ふるいを振動
コンベヤとして説明したが、これに限ることなく、例え
ば単に材料をトラフの長手方向に沿って搬送させるだけ
の振動コンベヤにも本発明は適用可能である。あるいは
何らかの処理を行なう、例えば乾燥を行なう振動乾燥機
にも、本発明は適用可能である。
【0030】又、以上の実施例では、取付具で固定させ
たが硬質の塩化ビニールで成るカバー部材52a〜52
eは多数の接着テープ又はガムテープでのみ、トラフ2
に取り付けることも可能である。これは特に振動角が小
さく振巾が小さい場合に有効である。
【0031】又、以上の実施例では、トラフ2の両側壁
部に多数の掃除口73を形成させたが、これらは省略し
てもよい。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の振動コンベ
ヤによれば、トラフ内に何らかの不具合がいつどこで生
じても常に観測することができ、又、これを直すのにカ
バーの着脱が容易である。又、通常の振動状態では何ら
振動強度上、問題はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による振動コンベヤの側面図で
ある。
【図2】同平面図である。
【図3】部分を破断させた図1における[3]−[3]
線方向の断面図である。
【図4】同一部の拡大側面図である。
【図5】カバーの変形側を示す図3と同様な断面図であ
る。
【図6】カバーの他変形例を示す図3と同様な断面図で
ある。
【図7】従来例の振動コンベヤの側面図である。
【図8】同平面図である。
【符号の説明】
51 振動コンベヤ 52a カバー部材 52b カバー部材 52c カバー部材 52e カバー部材 54 取付具 101 振動コンベヤ 101a カバー部材 201 振動コンベヤ 201a カバー部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ直方形状のトラフの下方に配設され
    た加振機構により該トラフを振動させ、振動により材料
    を搬送させるようにし、前記トラフの上方開口をカバー
    で被覆した振動コンベヤにおいて、前記カバーは透明な
    プラスチックで成ることを特徴とする振動コンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記プラスチックは硬質の塩化ビニール
    又はポリカーボネート及びアクリルの何れかである請求
    項1に記載の振動コンベヤ。
  3. 【請求項3】 前記カバーの断面形状は平らである請求
    項1又は請求項2に記載の振動コンベヤ。
  4. 【請求項4】 前記カバーの断面形状は上方に凸なる円
    弧状又は三角形状である請求項1又は請求項2に記載の
    振動コンベヤ。
  5. 【請求項5】 前記カバーは前記トラフの長手方向に関
    し分割されている請求項1〜請求項4の何れかに記載の
    振動コンベヤ。
JP21672495A 1995-08-02 1995-08-02 振動コンベヤ Pending JPH0940140A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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