JP2008143643A - 振動式コンベア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送方向に向けて延びる樋状に形成されたトラフ2と、トラフ2に振動を与える振動付与手段とを備えた振動式コンベアであって、トラフ2の底面には、エラストマからなるシート材22が、搬送方向に直交する断面において中央部分が上側に凸となるアーチ状に張架されており、シート材22の下側には、複数の隔壁28によって形成された収容室29が複数並列に設けられ、収容室29の少なくとも一つには、前記振動手段による振動によって収容室29内で跳動してシート材22の下面を叩くタッピング部材30が収容されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
ところで、振動式コンベアによって搬送される搬送材の一例として、焼却炉で発生する焼却灰が挙げられる。焼却炉で発生する焼却灰には、冷却のため及び搬送中の飛散防止のために水が吹き付けられており、搬送される焼却灰は水分を20%から30%を含んだ泥状のものとされている。
さらに、トラフに付着した搬送材を除去するために、トラフの清掃を頻繁に行う必要があり、振動式コンベアのメンテナンス作業に多くの時間と労力を要するといった問題や、振動式コンベアの稼働率が低下するといった問題があった。
さらに、ゴム板全体が大きく上下に揺動するため、ゴム板に付着した搬送材を効率よく剥離できないといった問題があった。
請求項1に係る発明は、搬送方向に向けて延びる樋状に形成されたトラフと、該トラフに振動を与える振動付与手段とを備えた振動式コンベアであって、前記トラフの底面には、エラストマからなるシート材が、前記搬送方向に直交する断面において中央部分が上側に凸となるアーチ状に張架されており、前記シート材の下側には、複数の隔壁によって形成された収容室が複数並列に設けられ、該収容室の少なくとも一つには、前記振動手段による振動に伴って前記収容室内で跳動して前記シート材の下面を叩くタッピング部材が収容されていることを特徴としている。
また、シート材の下側に設けられた収容室に、収容室内で跳動するタッピング部材が収容されているので、振動付与手段による振動に伴ってタッピング部材が収容室内で跳動してシート材を下側から叩くことになる。
この構成の振動式コンベアでは、振動付与手段による振動によってボール材が収容室内で跳動し、シート材を下側から局所的に叩くことになる。
この構成の振動式コンベアでは、隔壁が搬送方向に交差する方向に延びるように配置されているので、例えば搬送方向に沿ってトラフが傾斜している場合でも、タッピング部材とされたボール材が一箇所に偏ってしまうことがない。
この構成の振動式コンベアでは、張力調整機構によってシート材の張力を調整することにより、振動付与手段による振動に伴ってシート材が揺動する場合のシート材の上下方向の移動量が調整されることになる。つまり、張力を高くすることにより、シート材の弾性変形が抑制されてシート材の移動量が小さくなり、張力を低くすることにより、シート材が弛緩してシート材の移動量が大きくなるのである。
また、請求項3に係る発明によれば、例えばトラフが傾斜するように配置されている場合でもタッピング部材としてのボール材が一箇所に偏ってしまうことがなく、シート材全体にわたって搬送材の付着を防止できる。
振動式コンベア1は、図3及び図4に示すように、搬送方向Xに向けて延びる樋状をなすトラフ2と、トラフ2を収容する箱型のケーシング3と、トラフ2及びケーシング3を支持する振動台4とを有している。
また、連結部材11と振動台4とは、一端がケーシング3に設けられた第1係止部12に接続された傾斜バネ15によって連結されている。
これらの収容室29には、収容室29の内部で跳動するタッピングボール30が複数収容されており、本実施形態では、図2に示すように、一つの収容室29に4〜5個のタッピングボール30が収容されている。
モータ7を回転させることにより、ベルトを介して接続されたクランクプーリー8が回転する。このクランクプーリー8の回転によってクランクプーリー8に他端側が接続された振動伝達部材9が揺動し、この揺動が振動伝達部材9の一端側が固定されているケーシング3に伝達されて、ケーシング3及びケーシング3内部に収容されたトラフ2に振動が付与される。ここで、傾斜バネ15及び連結部材11は、ケーシング3の動きを規制するガイドの役割をなしている。また、振動台4もケーシング3からの反力により振動することになるが、基台5と振動台4との間に設けられた制振バネ6によって振動台4の振動が基台5へ伝わることを防止している。
よって、ゴム板22が無用にばたつくことがなくなり、ゴム板22の寿命延長を図ることができる。
また、ゴム板22への付着が防止されてゴム板22を頻繁に清掃する必要がなくなるとともに、振動式コンベア1が簡単な構成とされているので、この振動式コンベア1のメンテナンス作業に掛かる労力と時間とを大幅に削減することができる。
また、仕切り壁27が搬送方向に直交する方向に延びるように設けられ、収容室29がゴム板22の下面全体にわたって形成されているので、トラフ2が傾斜するように配置されていてもタッピングボール30が一箇所に偏ってしまうことがなく、ゴム板22の下面全体を叩くことができる。
また、ゴム板22の搬送方向と直交する方向における張力を調整する張力調整機構26が備えられているので、調整ボルト25によってゴム板22の張力を調整してゴム板22の上方への移動量を調整でき、搬送材を効率よく搬送することができる。
例えば、本実施形態では、水分を含む焼却灰を搬送する振動式コンベアとして説明したが、他の搬送材を搬送するものであってもよい。
また、タッピング部材をタッピングボールとして説明したが、他の形状であっても良く、立方体形状や板状のものであってもよい。
2 トラフ
10 振動付与手段
22 ゴム板(シート材)
23 支持壁
26 張力調整機構
27 仕切り壁
28 隔壁
29 収容室
30 タッピングボール(タッピング部材)
Claims (4)
- 搬送方向に向けて延びる樋状に形成されたトラフと、該トラフに振動を与える振動付与手段とを備えた振動式コンベアであって、
前記トラフの底面には、エラストマからなるシート材が、前記搬送方向に直交する断面において中央部分が上側に凸となるアーチ状に張架されており、
前記シート材の下側には、複数の隔壁によって形成された収容室が複数並列に設けられ、該収容室の少なくとも一つには、前記振動手段による振動に伴って前記収容室内で跳動して前記シート材の下面を叩くタッピング部材が収容されていることを特徴とする振動式コンベア。 - 前記タッピング部材がボール材であることを特徴とする請求項1に記載の振動式コンベア。
- 前記隔壁のうちの少なくともひとつが、前記搬送方向に交差する方向に延びるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の振動式コンベア。
- 前記トラフには、前記シート材の張力を調整する張力調整機構が備えられたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の振動式コンベア。
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