JP3430580B2 - 振動スクリーン - Google Patents
振動スクリーンInfo
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Description
更に詳しくは篩網の取り付け、取り外しの簡便な振動ス
クリーンに関するものである。 【0002】 【従来の技術及びその問題点】振動スクリーン、中でも
電磁駆動による振動スクリーンは回転部・摺動部がない
ために、殆どメインテナンスフリーに近い、無段階での
振幅調整が可能である、などの特長を有し、各種の粉粒
体の篩別に多用されている。しかし、一方、従来の振動
スクリーンは篩網の取り付け、取り外しに多大の労力と
時間を要するという難点を有している。 【0003】すなわち、従来の振動スクリーンを説明す
るに、図9はその部分破断側面図、図10は同平面図、
図11は図9の[11]−[11]線方向の断面図であ
るが、図9において、被篩別材料を移送篩別するための
トラフ10’の内部には篩網21が張架されている。篩
網21は、図10、図11に見られるように、その側縁
部を係合させた係合バー25を介し、丸頭角根ボルト2
3、ダブルナット24でトラフ側壁11に取り付けら
れ、更には篩網21の中央部を、篩網21と接する先端
部はゴム28が被覆され、下端はトラフ底板14に固定
された支持板29によって支持されて、架張されている
(この篩網21の架張については後に詳述する)。 【0004】トラフ10' の上流側、図9において左方
の直上方には被篩別材料を貯留するホッパ19が配設さ
れており、トラフ10' の下流端部の下側には篩下排出
口17、同じく下流端部の篩網21のレベルには図示せ
ずとも篩上排出口18が設けられている。 【0005】また、トラフ底板14の下面には可動コア
16が取り付けられており、一方、可動コア16と間隙
をあけて対向する位置に、コイル37を巻装した電磁石
36が支持台38を介して支持板31上に配設され、ボ
ルト39で固定されて駆動源を形成している。 【0006】更には、トラフ10’は上流から下流へ均
等に配したコイルばね32及び板ばね33によって支持
板31と結合されており、コイルばね32はトラフ底板
14側の結合部材32a、支持板31側の結合部材32
bによって、また板ばね33はトラフ底板14側の結合
部材33a、支持板31側の結合部材33bによって、
固定されている。なお、コイルばね32は動力ばねであ
り、板ばね33はトラフ10’の変位量と共振を決める
ばねである。 【0007】そして、支持板31とこれに固定されてい
る取付部材32b、33b及び支持台38、電磁石36
はトラフ10’に対するカウンタ・ウエイトを構成し、
支持板31はベース板35上の3個所において、防振コ
イルばね34で支えられている。 【0008】以上が従来例の振動スクリーンの構成であ
り、以下、この作用について説明する。 【0009】電磁石36のコイル37が半波整流された
電流によって励磁されることにより、可動コア16及び
これと一体的なトラフ10' が交番的に電磁石36に吸
引され、かつコイルばね32が圧縮され、半波間ではコ
イルばね32が復元するので、トラフ10' は矢印nで
示すように水平面と角度45度の方向に加振される。ま
た、トラフ10' の上流から下流へ均等に配されたコイ
ルばね32、板ばね33により、トラフ10' は加振に
伴う異常な揺れが回避されている。更には、多種部材の
固定された支持板31はカウンタ・ウエイトとして働
き、かつ防振コイルばね34がこれを支えているので、
トラフ10' の振動はベース板35へは殆ど伝わらな
い。 【0010】加振されているトラフ10’へホッパ19
から被篩別材料が投入される。被篩別材料は篩網21上
を振動によって下流側へ移送されつつ篩網21によって
篩別され、篩下はトラフ底板14上を下流へ移送されて
篩下排出口17から排出され、篩上は篩網21上をその
まま下流へ移送されて篩上排出口18から排出される。 【0011】従来例の振動スクリーンは以上のように構
成され作用するが、その難点である篩網21の架張につ
いて以下に説明する。 【0012】篩網21としては、金属線材からなる織り
網が多用されており、本明細書の図1〜図13は全て織
り網で示されている。篩網21の架張を示す図12にお
いて、篩網21の両側縁部には、係合バー25から受け
る引張作用及び支持アングル27との摩擦から保護する
ためのV字形の縁鞘22が被されている。篩網21は縁
鞘22を係合バー25の一側縁に係合され、係合バー2
5は他側縁を支点としてトラフ側壁11に支持されてい
る。そして篩網21は、係合バー25に形成した角孔2
6とトラフ側壁11に形成した丸孔12とをトラフ1
0’の内側から挿通する丸頭角根ボルト23をトラフ側
壁11の外側で座金を介しダブルナット24で締結する
ことによって架張されている。因みに、ダブルナット2
4の外側ナット24bは内側ナット24aの緩み止めで
ある。 【0013】また、図11、図13を参照して、篩網2
1は両側縁部での係合の他に、巾方向の中央部の2個所
において、篩網21に当接する先端部はゴム28で被覆
され、下端はトラフ底板14に固定された長尺の支持板
29によって支持されているが、これは篩網21を架張
する時に、篩網21が自重によって中だるみとなり、こ
れを水平に架張するべくダブルナット24を一層締め付
ける場合に、時として引張力が不均等に働いて篩網21
を破損することがあるのを防ぎ、かつ架張後においても
被篩別材料が篩網21上に投入されて中だるみを助長
し、その故に被篩別材料が中央部に集まって篩別の効率
を低下させるのを防ぐためである。従って、巾の狭い振
動スクリーンにあっては必ずしも支持板29を必要とし
ない。 【0014】更には、篩網21の両側縁部の直下方に、
トラフ側壁11に固定して支持アングル27を設けてい
るが、これは篩網21の取り付け、または取り外しの作
業時に、篩網21を一時的に仮り置きする場所であり、
作業を容易ならしめるためにある。 【0015】篩網21は以上のように架張されているが
図10に見られるように、多数の丸頭角根ボルト23
と、これに螺合するダブルナット24が使用されてい
る。目詰まりしたり、破損した篩網21を図12の架張
状態から取り外す場合には、ダブルナット24と座金を
外し、丸頭角根ボルト23を抜き取り、篩網21の両側
縁部の縁鞘22を支持アングル27上に仮り置きしつ
つ、係合バー25をトラフ10' の外部へ取り出さねば
ならない。この間、長尺の係合バー25を均等に支持し
ている必要がある。また、取り外した多数の丸頭角根ボ
ルト23やダブルナット24、座金類は散逸し易く紛失
され易い。 【0016】丸頭角根ボルト23を抜き取らずに篩網2
1を取り外すには、ねじ部の長い丸頭角根ボルト23を
使用し、ダブルナット24を緩めて係合バー25をトラ
フ10’の内部へ十分に送り込んで障害とならないよう
にしてから篩網21を取り外すことになるが、その間、
支えの無いに等しい長尺の係合バー25が篩網21上に
落ちて破損することのないよう均等に保持していなけれ
ばならず、不便、不合理なものとなる。 【0017】以上のように、篩網21の取り外し作業は
時間と労力を必要とするが、新しい篩網21の取り付け
は、上述の取り外しと逆の作業であり、共に極めて非能
率な作業であった。 【0018】 【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述した問
題に鑑みてなされ、篩網の取り付け、取り外し作業が簡
便な改良された振動スクリーンを提供することを目的と
する。 【0019】 【問題点を解決するための手段】以上の目的は、枠体に
篩網を架張し、前記枠体を振動させることにより、前記
篩網の上で被篩別材料を振動で移送させながら篩別する
振動スクリーンにおいて、前記篩網の架張は、前記枠体
の両側それぞれの側壁の内側で、一端側を前記篩網の側
縁部に係合し、他端側を前記側壁に支持される長尺係合
部材と、前記側壁それぞれの外側に取り付けられ、その
原節リンクを手動レバーとし、従節リンクには作動ロッ
ドの一端を枢着し、該作動ロッドの他端には長さ調節可
能なねじ継手が螺合されている四節回転機構からなる倍
力装置と、前記枠体の内側から前記長尺係合部材に形成
した孔と前記側壁に形成した孔を挿通し、かつ前記ねじ
継手に螺合されたボルトとによって行なわれ、前記篩網
を取り外すには、前記手動レバーを前記篩網の緊張解除
位置に回動し、次いで前記ねじ継手に対する前記ボルト
の螺合部分を短くして前記ボルト及び前記長尺係合部材
を前記枠体の内側方向に変位させて行ない、前記篩網を
取り付けるには、前記ねじ継手に対する前記ボルトの螺
合部分を長くし、次いで前記手動レバーを前記篩網の緊
張位置に回動して行なうようにしたことを特徴とする振
動スクリーン、によって達成される。 【0020】 【作用】本発明の振動スクリーンによれば、篩網の取り
外しは、手動レバーを篩網の緊張解除位置に回動し、次
いでねじ継手に対するボルトの螺合を浅くして、ボルト
及び長尺係合部材を枠体の内側方向に変位させるだけで
行なうことが出来、また篩網の取り付けは、長尺係合部
材、ボルトが枠体に取り付けられたままになっているの
で、ねじ継手に対するボルトの螺合を深くし、次いで手
動レバーを篩網の緊張位置まで回動するだけで行なうこ
とが出来る。すなわち、長尺結合部材やボルトナット、
座金類をばらばらに分解して取り外すことなく篩網の取
り外し、取り付けが可能である。 【0021】 【実施例】以下、本発明の実施例による振動スクリーン
について、図面を参照して説明する。 【0022】図1〜図3は本実施例の全体を示すが、従
来例の全体を示す図9〜図11と共通する部分について
は同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。 【0023】図1は本実施例の部分破断側面図、図2は
同平面図、図3は図1の[3]−[3]線方向の断面図
である。図1〜図3に見られるように本実施例の全体
は、内部に篩網21を架張したトラフ10と、トラフ底
板14に固定された可動コア16及びこれに間隙をあけ
て対向するよう支持板31上に固定された電磁石36か
らなる駆動源と、トラフ10と支持板31とを結合する
コイルばね32、板ばね33と、これらを底板35上で
支える防振コイルばね34とからなり、これに付属して
被篩別材料を貯留するホッパ19が配されている。すな
わち、実施例は全体としては従来例と同様に構成され、
同様に作用する。 【0024】以下、本実施例が従来例と異なる篩網21
の取り付け、取り外しの機構について詳述する。なお、
図2に見られるように、篩網21は両側のトラフ側壁1
1に複数の個所で取り付けられるが、これらは同一の機
構によっているので、以降、特に断わらない限り、1個
所について説明する。 【0025】図4は篩網21がトラフ側壁11に緊張状
態で取り付けられている取り付け部近傍を示すが、篩網
21は縁鞘22を係合バー25の一側端に係合され、係
合バー25の他側端は支点となってトラフ側壁11に支
持されている。 【0026】一方、トラフ側壁11の外側には取付部材
58、59を介して、四節回転機構からなる倍力装置と
してのトグルクランプ60が取り付けられている。 【0027】このトグルクランプ60を詳細に説明すれ
ば、図8も参照して、取付部材58、59に、上から見
てコ字状の支持部61が固定されており、平行する支持
部61a、61bには固定ピン63、66が設けられて
いる。 【0028】手動レバー62は先端部の二股62a、6
2bで支持部61a、62bを挟んで、固定ピン63に
よって結合されている。また、手動レバー62の二股6
2a、62bは更にピン64によって連接レバー67の
一端部と結合されている。なお、連接レバー67は手動
レバー62の二股62a、62bの内側にあり、かつ支
持部61a、61bと同一面にある2枚の板部材67
a、67bからなっている。 【0029】連接レバー67a、67bの他端部は1枚
の板部材である従節レバー68の一端部を挟んで、ピン
65により結合されている。従節レバー68はほぼその
中央部において固定ピン66によって支持部61a、6
1bに挟まれて結合されており、従節レバー68の他端
部はピン56によって作動ロッド55の一端部に結合さ
れている。すなわち、作動ロッド55の一端部は二股と
なっており、従節レバー68を挟んで結合されている。
また、作動ロッド55の他端部にはねじ継手54が螺合
されている。 【0030】以上説明したピン63、64、65、6
6、56による結合は何れも回動可能となっている。そ
してピン63、64、65、66は機構学上の四節回転
機構を構成し、固定ピン63、66間は固定リンクに相
当する。また、従節レバー68の下端部にはストッパー
69が設けられている。 【0031】更には、トラフ10の内側から6枚のばね
座金52を介して、ボルト51が係合バー25に形成し
た孔26とトラフ側壁11に形成した孔12を挿通し
て、作動ロッド55の先端のねじ継手54に螺合されて
いる。 【0032】なお、ばね座金52はボルト51の緩み止
めであると同時に、係合バー25と協同して篩網21を
弾性的に架張するためにある。 【0033】そしてボルト51には係合バー25とトラ
フ側壁11との間で係合バー25に近接してナット57
が螺合されているが、これは係合バー25が篩網21の
架張時に極度にトラフ側壁11へ引き寄せられることを
防ぐためのストッパーである。また、ボルト51にはね
じ継手54に接した位置にナット53が螺合されている
が、これは図5に示すように、短めのボルト51’を使
用した場合に、このナット53を回して篩網21の取り
付けの緊張度を調整することができる。 【0034】図4の状態から篩網21を取り外すには、
先ずトグルクランプ60の手動レバー62を篩網21の
緊張を緩める緊張解除位置まで持ち上げる。これによっ
てボルト51は係合バー25と共に、トグルクランプ6
0によって定まる移動距離だけトラフ10の内部へ送り
込まれるので、篩網21は係合が解除され、縁鞘22を
支持部材41上へ乗せるが、この状態を図6に示した。 【0035】次いで、図6の状態から、ねじ継手54の
頭部を手動レバー62側から見て時計方向に回してその
螺合を浅くし、更にナット53を反時計方向に回しボル
ト51の螺合を浅くすることによって、ボルト51及び
係合レバー25を篩網21の取り外しに障害とならない
位置まで更に送り込むことが出来る。この状態を図7に
示した。 【0036】こうすることによって篩網21は、図7に
示すように、一方の縁鞘22を支持部材41から取りお
ろし、次いで同様に操作して他方の縁鞘22も取りおろ
すことによって、トラフ10の外部へ取り出せるように
なる。 【0037】また、篩網21の取り付けは、上述の取り
外しと逆の手順で行なうことが出来る。以下、取り付け
た篩網21を緊張させるトグルクランプ60の作用を説
明する。図6の状態から手動レバー62をピン63の回
りに回動させて下方へ押し下げることによって、篩網2
1は係合バー25に係合され、トラフ側壁11に緊張し
て取り付けられることになるが、先ず、手動レバー62
の回動と同時に、連接レバー67は矢印V1 の方向へ、
従節レバー68は矢印V2 の方向へ回動する。今、矢印
V1 、V2 を速度ベクトルとし、この時の連接レバー6
7の瞬間回転中心を0として、0とピン64との距離を
S1 、0とピン65との距離をS2 とする時、数式1の
関係がある。 【0038】 【数1】 【0039】手動レバー62の、ピン63から手動レバ
ー62への作用点までの距離をL、従節レバー68のピ
ン65とピン66との距離をl(エル)とすれば、手動
レバー62の仕事量と従節レバー68の仕事量とは等し
いので、数式2のように示し得る。 【0040】 【数2】 【0041】ここにおいてfは手動レバー62の作用点
に作用する力、Fは従節レバー68のピン65に作用す
る力である。 【0042】数式1を数式2に代入すると、数式3が得
られる。 【0043】 【数3】 【0044】S1 、S2 はほぼ近似した値であるから、
篩網21は大きい力で引張されることを示している。 【0045】更には、手動レバー62を図4のほぼ水平
位置まで回動すると、連接レバー67もほぼ水平とな
り、従節レバー68はほぼ垂直となる。従って、この時
点では、S2≒0、S1=ピン64とピン65との距離
となり、数式3から、従節レバー68のピン65に作用
する力Fは極めて大きい値となる。ピン65とピン66
との距離はピン66とピン56との距離にほぼ等しいの
で、結局ピン56に結合されている作動ロッド55には
図6において左方向、篩網21を緊張する方向に大きい
力が働くことになる。 【0046】なお、連接レバー67がほぼ水平になった
状態で、連接レバー67の一端が支持部61の湾曲縁部
61cに圧接され、これによって従節レバー68、従っ
て作動ロッド55は図4に示す位置で安定したクランプ
状態になる。また、クランプ状態に達したことは、連接
レバー67がストッパー69に衝接することによって認
識される。 【0047】以上要するに、本実施例の振動スクリーン
によれば、篩網21の取り付け、取り外しに当っては、
係合バー25、ボルト51、ばね座金52、ナット53
をばらばらに分解し取り外すことなく、トラフ側壁11
に取り付けたままの状態で行なうことができるのでその
作業は極めて簡便であり、ボルト51やばね座金52、
ナット53を散逸、紛失する恐れもない。更には倍力装
置としてのトグルクランプ60を使用しているので、手
動レバー62を回動するだけで、篩網21を強く架張さ
せることが出来、その省力化の効果は極めて大きい。 【0048】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。 【0049】例えば、実施例においては篩網21として
織り網を採用したが、篩別に使用され得るものであれば
その種類は問わず、例えばフレキシブルな金属板を打ち
抜いたパンチング網であってもよい。 【0050】また実施例では、篩網21を水平に架張し
たが、篩網21を下流に向って若干下向きに傾斜させて
架張してもよいし、篩網21と共にトラフ10全体を下
流に向う下向き傾斜に配設してもよい。 【0051】また実施例では、振動の駆動源として電磁
石を用いたが、これ以外の公知の駆動源、例えば、振動
電動機によるもの、クランクによるものであってもよ
い。 【0052】また実施例で使用した篩網のクランプ機構
としての四節回転機構からなる倍力装置については、実
施例で示した以外の構造であっても四節回転機構からな
る倍力装置であればその種類は問わない。 【0053】 【発明の効果】本発明の振動スクリーンによれば、篩網
の取り付け、取り外しに当っては、手動レバーを回動さ
せ、ねじ継手に対するボルトの螺合長を操作調整するだ
けで、長尺係合部材やボルト、ナット、座金類をばらば
らに分解し取り外すことなく、振動スクリーンの枠体に
取り付けたままの状態で行ない得るほか、篩網の架張に
四節回転機構からなる倍力装置を用いているので、篩網
の取り付け、架張を極めて簡便に行ない得る。
断側面図ある。 【図2】同振動スクリーンの平面図である。 【図3】同振動スクリーンの、図1における[3]−
[3]線方向の断面図である。 【図4】同振動スクリーンの篩網の取付部近傍の部分破
断図であり、篩網が緊張されている状態を示す。 【図5】同じく篩網の取付部近傍の部分破断図であり、
螺合長の調整可能なように短めのボルトが使用されてい
る状態を示す。 【図6】同じく篩網の取付部近傍の部分破断図であり、
手動レバーを回動して、篩網の係合が解除された状態を
示す。 【図7】同じく篩網の取付部近傍の部分破断図であり、
図6の状態から更にねじ継手とボルトの螺合を浅くした
状態を示す。 【図8】同じく篩網の取付部近傍の斜視図である。 【図9】従来例による振動スクリーンの部分破断側面図
である。 【図10】同振動スクリーンの平面図である。 【図11】同振動スクリーンの図9における[11]−
[11]線方向の断面図である。 【図12】篩網の取付部近傍の部分破断図である。 【図13】同振動スクリーンの篩網をその中央部におい
て下支えする支持板の先端部の破断図である。 【符号の説明】 10 トラフ 11 トラフ側壁 21 篩網 25 係合レバー 51 ボルト 54 ねじ継手 60 トグルクランプ 62 手動レバー
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 枠体に篩網を架張し、前記枠体を振動さ
せることにより、前記篩網の上で被篩別材料を振動で移
送させながら篩別する振動スクリーンにおいて、前記篩
網の架張は、前記枠体の両側それぞれの側壁の内側で、
一端側を前記篩網の側縁部に係合し、他端側を前記側壁
に支持される長尺係合部材と、前記側壁それぞれの外側
に取り付けられ、その原節リンクを手動レバーとし、従
節リンクには作動ロッドの一端を枢着し、該作動ロッド
の他端には長さ調節可能なねじ継手が螺合されている四
節回転機構からなる倍力装置と、前記枠体の内側から前
記長尺係合部材に形成した孔と前記側壁に形成した孔を
挿通し、かつ前記ねじ継手に螺合されたボルトとによっ
て行なわれ、前記篩網を取り外すには、前記手動レバー
を前記篩網の緊張解除位置に回動し、次いで前記ねじ継
手に対する前記ボルトの螺合部分を短くして前記ボルト
及び前記長尺係合部材を前記枠体の内側方向に変位させ
て行ない、前記篩網を取り付けるには、前記ねじ継手に
対する前記ボルトの螺合部分を長くし、次いで前記手動
レバーを前記篩網の緊張位置に回動して行なうようにし
たことを特徴とする振動スクリーン。
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JP25220593A JP3430580B2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 振動スクリーン |
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- 1993-09-14 JP JP25220593A patent/JP3430580B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107030000A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-11 | 新乡市振英机械设备有限公司 | 一种可调式振动筛筛网张紧机构 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0780411A (ja) | 1995-03-28 |
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