JP2539002Y2 - 金属検出機用ベルト簡易着脱型コンベヤー - Google Patents

金属検出機用ベルト簡易着脱型コンベヤー

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JP2539002Y2
JP2539002Y2 JP5492092U JP5492092U JP2539002Y2 JP 2539002 Y2 JP2539002 Y2 JP 2539002Y2 JP 5492092 U JP5492092 U JP 5492092U JP 5492092 U JP5492092 U JP 5492092U JP 2539002 Y2 JP2539002 Y2 JP 2539002Y2
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conveyor belt
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稔 堀越
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Nissin Electronics Co Ltd
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Nissin Electronics Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は化学,食品,縫製,各種
原料産業など幅広い産業界で多用されている、金属検出
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のベルトコンベヤーのベルト
の簡易着脱の方式としては、各種のものが試みられてお
り、また実用にも供せられているが、一般的にコンベヤ
ーベルトを取り外すために、金属検出機の支持フレーム
から、コンベヤーの主フレームごと検出コイル部を切り
離して取り出す方式が多く、ベルト単独を容易に取り出
す構造のものは少ない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】一般には金属検出機の
コンベヤーベルトを取り外す必要が発生する要因として
は、ベルトの老朽化,破損などの取替えの場合は勿論、
ベルト表面が汚れた場合などであるが、食品などを検査
する金属検出機では、汚れによるベルトの洗浄のための
取り外し、取付けのチャンスが圧倒的に多い。この場
合、機体から速やかにベルトだけを外せることは、極め
て使いがってがよいこととなるが、このようなベルトの
簡易着脱の方式は、あまり見当たらない。
【0004】本考案はコンベヤーベルトを容易に取り外
し得るようにした金属検出機用ベルト簡易着脱型コンベ
ヤーを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案による金属検出機用ベルト簡易着脱型コンベ
ヤーは、コンベヤーフレームのトッププーリー側の一部
をピン支点で連結してスイング自在にし、ベルトがけの
まま折り曲げてベルトに十分の緩みを与え前記プーリー
を取り外し、一方のドライブ側の駆動チェーンを容易に
弛め得るように構成されている。さらに遊動車を移動し
てドライブプーリーごと簡単に取り外し、またこれによ
り、ベルトがフリー状態になったところで、単に引き上
げるだけで取り出せるようにセットされているベルト下
のスライドプレートを取り外すことで、ベルトが容易に
機外に分離できる。即ち、主フレームはそのままにして
構成部品の最低の点数の部品を外すのみで、コンベヤー
ベルトを容易に着脱可能としている。
【0006】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面にもとづき説明
する。図1は本考案の金属検出機用ベルト簡易着脱型コ
ンベヤーの全体の斜視図である。図1において、1は金
属検出機の検出コイルで、主フレーム3上に緩衝具2に
よって振動からフリーに支持される。4はコンベヤーベ
ルトでトッププーリー5およびドライブプーリー6によ
って駆動され、また主フレーム3上に図3の一部詳細平
面図に示すように、瓢箪状穴24と頭付ビスで固定され
たスライドプレート7と、頭無しビス25にて緩いはめ
会い穴でセットされたスライドプレート8,9,10上
で軽くスリップしながらA方向に走行運転される。主フ
レーム3はトッププーリー5と検出コイル1との中間部
で二分されており、その先端部フレーム11,11’は
主フレーム3の一部に設けた支持板12,12’と支持
ピン13,13’で水平面より上にスイング自在に支持
されている。トッププーリー5は図4に示すように転が
り軸受け14を内蔵した軸15で回転自在になってお
り、軸15の両端は固定金物16,16’で凹スライド
部16,16a’にはめ込むようにしたテンション金物
17,17’に嵌め込み、セットねじ18,18’で固
定される。テンション金物17,17’は前記フレーム
11,11’の孔つき固定リブ19,20(対象側は省
略)にはめあったねじ棒23を有し、ばね21とこれの
強さ調整用の調整ナット22で、正常組立時にトッププ
ーリー5をベルト4が軽く緊張する方向に押すように横
方向スライド自在に支持する。図2は支持ピン13,ト
ッププーリー5などのコンベヤーヘッド部分の側面図、
図3はこれの平面の片側を示す。今、ベルト4の分解取
り出しの際、トッププーリー5を図示のU方向に持ち上
げると、回転中心即ち支点13がトッププーリー15の
正常中心よりずれて上位置にあるため、ベルト4は図示
の鎖線で示した位置付近ではその長さが不足することと
なり、図示Dの分だけばね21を圧縮することとなる
が、より角度を多く上に振ると、この分岐点を通過しベ
ルト4は完全にゆるみ外せる状態となる。この分岐点が
上位にあることは運転中の主フレーム3とフレーム11
の関係を固定無しでフリーにしておけることを意味し分
解の際の手間をより少なくでき、またテンション金物1
7にばね21を装備する所以でもある。スライドプレー
ト7,8,9,10の中プレート7のみに瓢箪孔24を
設けているのは、フレーム11,11’を持ち上げてベ
ルト4が充分緩んだ際、単なるばか孔ではプレート7が
容易に脱落するので、脱落防止のため常時は瓢箪孔24
の小型サイドを頭つきビスで締めておき、プレート7の
取り外しの際には大径サイドまでずらして引上げ、取り
外すためである。ドライブプーリー6は角型の軸受け2
6,26’により回転自在に支持され、角型軸受け2
6,26’は主フレーム3のテール部の角凹部スリット
部26a,26a’にねじ27,27’にて固定され
る。ドライブプーリー6の軸端には駆動車28が装備さ
れ、主フレーム3に取付けた電動機29とこれの軸に装
備した原動車30と遊動車31とをチェーン32で連結
しコンベヤーを駆動する。図4は遊動車31とこれの主
フレーム3に対する取付け関係(図1のB−B断面)を
示す。遊動車31は軸付クランプレバー34の軸受け3
5にて回動自在に支承され、図1のSの長さで示す長孔
33にディスタンスピース36を介してナット37で固
定され運転の正常時は図1の図示位置でチェーン32が
緊張の状態にセットされる。38はナット37の回り止
めであり、長さSの全長にわたり主フレーム3に熔接さ
れている。ここでベルト4の分解取り出しの際の手順は
次の通りである。クランプレバー34をゆるめ遊動車
31を長孔33に従いSの距離に移動し、図示の31’
の位置までスライドさせると、チェーン32は緩み、原
動車30,駆動車28から容易に外すことができる。前
記のコンベヤーのトップ部におけるベルト4を大幅にゆ
るめることと、この駆動チェーン32の取り外しは、以
後のベルトの解体を容易にする。そこでまず、スライ
ドプレート7の瓢箪孔24の大径孔で頭付ねじをかわ
し、このプレート7を上に引き上げ取り外す。次い
で、スライドプレート8,9,10は頭無しねじにルー
ズ孔で軽くはめあっているので、上に引き上げるだけで
容易に取り外せる。フレームの先端部を支持ピン1
3,13’を支点に上側に折り曲げてコンベヤーベルト
4に弛みを与える。両端のプーリー5,6はそれぞれ
をセットしているねじ18,18’および27,27’
をゆるめると、主フレーム3の角凹スリット部26a,
26a’とテンション金物17の角凹スリット部16
a,16a’からそれぞれ容易に抜き取れる。そこで
ベルト4の幅Wは図3に示すようにスライドプレート
7,8,9,10の支持部の幅の方を幾分大きくしてあ
るので、両端のプーリー5,6をベルト4から抜き取れ
ば、ベルト4は検出コイル1の外に引き出せるので、完
全に機外に外せる。
【0007】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案は金
属検出機本体から最小限の部品の取り出し、および最低
限の時間の分解作業によりコンベヤーベルトを機外に取
り出したり、また分解取り出しと逆の操作により該ベル
トの装着が可能であり、省力化が可能となる。従って例
えば、食品を対象とした金属検出機において、衛生保持
上、頻繁にベルトを機体外に取り出し水洗作業をする必
要がある場合、極めて至便であるため、実用的効果大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案装置の一部詳細側面図である。
【図3】本考案装置の一部詳細平面図である。
【図4】本考案装置の一部詳細断面図である。
【符号の説明】
1 金属検出機の検出コイル 2 緩衝具 3 主フレーム 4 コンベヤーベルト 5 トッププーリー 6 ドライブプーリー 7,8,9,10 スライドプレート 11,11’ 先端部フレーム 12,12’ 支持板 13,13’ 支持ピン 14 軸受け 15 軸 16,16’ 固定金物 16a,16a’ 角凹スリット部 17,17’ テンション金物(収容体) 18,18’ セットねじ 19,20 固定リブ 21 ばね 22 調整ナット 23 ねじ棒 24 瓢箪状穴 25 頭無しビス 26,26’ 角型の軸受け 26a,26a’ 角凹型スリット部 27,27’ ねじ 28 駆動車 29 電動機 30 原動車 31 遊動車 32 チェーン 33 長孔 34 クランプレバー 35 軸受け 36 ディスタンスピース 38 回り止め

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁コイルと受信コイルの組合せによる
    検出コイルによって金属を検出する金属検出機の該検出
    コイルの検出空間をコンベヤーベルトが貫通して駆動
    ーリーと非駆動のプーリーとの間でエンドレス駆動さ
    れるようにベルトコンベヤーが構成された金属検出機の
    コンベヤーにおいて、 該ベルトコンベヤーのフレームは、前記非駆動のプーリ
    ー側の先端と前記検出コイルの位置との中間で本体と先
    端部とに二分割されるとともにその分割位置で該本体と
    該先端部とが支持ピンにより連結されて前記先端部は水
    平面より上側に回動可能なるように前記本体に支持さ
    れ、 前記非駆動のプーリーと前記駆動のプーリーとの各両端
    軸部は、前記先端部の端面と前記本体の前記分割位置と
    反対側の他端面とにそれぞれ設けられた収容体の凹部内
    に外側方向に取り外し自在に収容支持され、 前記非駆動のプーリーの前記両端軸部を収容支持する前
    記収容体は前記コンベヤーベルトに常時緊張力を与える
    ようにばねを内蔵した支持体により前記先端部の端面に
    支持され、 前記駆動のプーリーの軸端に装備した駆動車と前記本体
    に固定された電動機側の原動車との間は駆動チェーンに
    より相互結合されるとともに、該駆動チェーンには十分
    のストロークで移動可能なる固定支持体で前記本体に支
    持される遊動車により常時適度の緊張力が与えられてお
    り、 前記コンベヤーベルトの上側フラット面と下側フラット
    面の中間に位置するスライドプレートは、該コンベヤー
    ベルトの幅より幾分広い幅を有しかつ該コンベヤーベル
    トの全長に亘って、複数個に分割されて前記フレーム上
    に上方に取り外し自在に保持されていることを特徴とす
    る金属検出機用ベルト簡易着脱型コンベヤー。
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