JP3485136B2 - ウエハの製法およびそれに用いる装置 - Google Patents

ウエハの製法およびそれに用いる装置

Info

Publication number
JP3485136B2
JP3485136B2 JP30274995A JP30274995A JP3485136B2 JP 3485136 B2 JP3485136 B2 JP 3485136B2 JP 30274995 A JP30274995 A JP 30274995A JP 30274995 A JP30274995 A JP 30274995A JP 3485136 B2 JP3485136 B2 JP 3485136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ingot
wafer
etching gas
chamber
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30274995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09141645A (ja
Inventor
明 吉野
敬志 横山
宣典 大森
和馬 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Air Water Inc
Original Assignee
Air Water Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Air Water Inc filed Critical Air Water Inc
Priority to JP30274995A priority Critical patent/JP3485136B2/ja
Priority to TW085114112A priority patent/TW350095B/zh
Priority to KR1019960055494A priority patent/KR970030443A/ko
Priority to US08/755,762 priority patent/US5912186A/en
Priority to DE69626360T priority patent/DE69626360T2/de
Priority to EP96308435A priority patent/EP0776031B1/en
Publication of JPH09141645A publication Critical patent/JPH09141645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3485136B2 publication Critical patent/JP3485136B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/30Reducing waste in manufacturing processes; Calculations of released waste quantities

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハの製法およ
びそれに用いる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種半導体デバイスの製造に用いられる
ウエハは、一般に、Si,GaAs等の結晶インゴット
を、所定間隔で切断して板状体とし、その表面を鏡面研
磨することによって得られる。
【0003】上記結晶インゴットの切断には、従来か
ら、金属切削に用いられるダイヤモンドブレードソーや
ワイヤーソーが用いられており、インゴット表面に、高
速回転するダイヤモンドブレードや、高速振動するワイ
ヤーを圧接し、その衝撃によって物理的にインゴットを
切断していくようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記切
断方法では、ダイヤモンドブレードやワイヤーがインゴ
ットに食い込んだ部分のみが切除されるのではなく、そ
の周囲までも変形・破壊されるため、切りしろとしてか
なりの厚さを無駄にしなければならず、経済的でない、
という問題がある。より具体的にいうと、上記切断方法
において、1枚のウエハを切り出すには、その切りしろ
として、例えば約500μmの厚さ分が無駄になるので
あり、500μmの厚さのウエハを切り出す場合、なん
とインゴットの約50%が切りしろとして無駄になって
しまう。
【0005】また、上記切断方法では、切断作業を繰り
返すと工具に刃こぼれや焼付が生じて切れ味が悪くなる
ため定期的にダイヤモンドブレードやワイヤー等を交換
しなければならず、手間を要するという問題もある。
【0006】さらに、上記切断方法では、切削部に冷却
効果と潤滑効果を与えるために切削液を投射するが、こ
の液および切削時に生じる切り屑が周囲に飛び散って作
業環境を汚染するという問題もある。しかも、上記切り
屑の混じった切削液は、回収して再利用に供するにして
も、廃棄除去するにしても、切り屑と切削液の分離が不
可欠であり、その作業が煩雑であるという問題もある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、ウエハの切断に際し、材料無駄が極力少なく、
しかも衛生的で煩雑な手間もかからない、優れたウエハ
の製法およびそれに用いる装置の提供をその目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、結晶インゴットからウエハを得る方法で
あって、上記結晶インゴットの切断予定部にエッチング
ガスを供給するとともに、上記切断予定部に、受光部の
スポット径が100μm以下となるよう集光させた状態
レーザ照射もしくは光子照射を行い、上記受光部にお
ける切断予定部を300〜600℃に加熱して上記エッ
チングガスを励起し、上記結晶インゴットの構成成分と
上記励起されたガス成分とを化学反応させて結晶インゴ
ットの切断予定部を小面積ずつ揮発除去することを場所
を移動しながら連続的に行い、最終的に切断予定部全面
を揮発除去してウエハを切り出すようにしたウエハの製
法を第1の要旨とする。
【0009】また、円柱状結晶インゴットからウエハを
得る際に用いられるウエハの製造装置であって、上記イ
ンゴット装着部と、上記装着部に装着されたインゴット
を周方向に回転させ、もしくは軸方向に移動させるイン
ゴット移動手段と、上記インゴットから切り出されたウ
エハを保持するウエハ保持手段とを備えた密閉式のチャ
ンバーと、上記チャンバー内にエッチングガスを供給す
るエッチングガス供給手段と、上記チャンバー内から排
ガスを取り出すガス取り出し手段とを設け、かつ上記装
着されたインゴットに対し、チャンバー外から、受光部
のスポット径が100μm以下となるよう集光させた状
態でレーザ照射もしくは光子照射を行い、上記受光部に
おける切断予定部を300〜600℃に加熱するよう設
定されたエッチングガス励起手段を設けたウエハの製造
装置を第2の要旨とする。
【0010】さらに、角柱状結晶インゴットからウエハ
を得る際に用いられるウエハの製造装置であって、上記
インゴット装着部と、上記装着部に装着されたインゴッ
トを同一平面上でX−Y方向に移動させるインゴット移
動手段と、上記インゴットから切り出されたウエハを保
持するウエハ保持手段とを備えた密閉式のチャンバー
と、上記チャンバー内にエッチングガスを供給するエッ
チングガス供給手段と、上記チャンバー内から排ガスを
取り出すガス取り出し手段とを設け、かつ上記装着され
たインゴットに対し、チャンバー外から、受光部のスポ
ット径が100μm以下となるよう集光させた状態で
ーザ照射もしくは光子照射を行い、上記受光部における
切断予定部を300〜600℃に加熱するよう設定され
エッチングガス励起手段を設けたウエハの製造装置を
第3の要旨とする。
【0011】つぎに、本発明の実施の形態を説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、本発明が対象とする結晶イ
ンゴットとしては、従来から、ウエハ材料として用いら
れている各種のものをあげることができる。例えば、S
i,GaAs,SiO2 ,Si3 4 ,Al2 3 等の
単結晶または多結晶によって形成されている結晶インゴ
ットがあげられる。そして、インゴットの形状も、特に
限定されるものではないが、通常、円柱状もしくは角柱
状に成形されている。
【0013】上記結晶インゴットを切断するために用い
るエッチングガスとしては、上記インゴットの構成成分
と反応して揮発性物質を生成する物性を有するものが最
適であり、このようなガスとしては、NF3 ,CCl2
2 ,CF4 ,C2 6 ,C 3 8 ,CHF3 ,CCl
4 ,SF6 ,CCl3 F,ClF3 ,HCl等があげら
れる。これらのガスは、単一で用いても2種以上の混合
ガスとして用いてもよい。
【0014】また、上記レーザ照射では、発振波長が
0.1〜10μmの領域のレーザ光を用いるのが好適で
あり、このようなレーザ光を発振しうる発振源として
は、YAG,Ar等があげられる。そして、その出力は
通常1〜100w程度に設定される。また、上記光子照
射では、通常0.1〜10kwのHg,Xe等を光源と
して用いるのが好適である。そして、これらの照射によ
り、インゴット表面が300〜600℃に加熱されるよ
う設定することが必要である。すなわち、上記加熱が3
00℃未満ではエッチングガスに対する励起効果が不充
分となり反応が進行しにくく、逆に上記加熱が600℃
を超えると、得られるウエハの品質が熱によって変化す
るおそれあるからである。
【0015】なお、上記レーザ照射,光子照射に際して
は、これらがインゴット表面で拡散せず、限定されたご
く狭い範囲を集中的に照射するよう、凸レンズ等の集光
手段を通すことが好ましい。そして、上記レーザ照射も
しくは光子照射により300〜600℃になるインゴッ
ト表面のスポット径が100μm以下になるよう設定
しなければならない
【0016】つぎに、実施例について説明する。
【0017】
【実施例】図1は、本発明を、円柱形の結晶インゴット
にレーザ照射してウエハを得る方法に適用した装置の一
実施例を示している。この装置は、密閉式のチャンバー
1内の中央に、上方から垂下するシャフト2が設けら
れ、このシャフト2の下端部に、円柱形の結晶インゴッ
ト(以下「インゴット」という)3がシャフト2と同軸
的に取り付けられるようになっている。なお、上記シャ
フト2には、チャンバー1の外側から回転駆動および上
下動が与えられるようになっており、それに伴いインゴ
ット3が、矢印Aで示すように周方向に回転し、あるい
は矢印Bで示すように軸方向に上下動するようになって
いる。
【0018】また、上記チャンバー1の側壁には、石英
ガラスからなる透明な窓4が設けられており、この窓4
の対面に、集光用の凸レンズ5を介してレーザ発振装置
6が配置され、インゴット3表面に、レーザ照射が行わ
れるようになっている。
【0019】さらに、上記チャンバー1の天井面には、
インゴット3切断用のエッチングガスを導入するための
エッチングガス供給配管7が接続され、チャンバー1の
底面には、排ガス取り出し配管8が接続されている。
【0020】なお、9はインゴット3から切り出された
ウエハ10を載置してその厚み分ずつ下降するウエハ保
持ステージで、このステージ9上に所定量だけウエハ1
0が溜まると、チャンバー1の下部側方に連結されてい
るウエハ取り出し手段(図示せず)が作動して、ステー
ジ9上のウエハ10をチャンバー1外に取り出すように
なっている。そして、ウエハ10が取り出されて空にな
ると、ステージ9は初期位置まで上昇し、再び切り出さ
れたウエハ10を溜めていくようになっている。
【0021】上記装置を用い、例えばつぎのようにして
ウエハ10の切り出しを行うことができる。すなわち、
まずSi単結晶からなる円柱状のインゴット3をシャフ
ト2に取り付け、チャンバー1内に装着する。つぎに、
排ガス取り出し配管8から真空引きを行い、チャンバー
1内を10-3Torr程度の真空にしたのち、エッチン
グガス供給配管7から、NF3 ガスを導入する。
【0022】そして、レーザ発振装置6を作動させ、図
2(a)に示すように、レーザ光Pを、インゴット3表
面の切断予定部(斜線部Q)の一箇所に集光させる。こ
のとき、インゴット3表面の受光部のスポット径が10
0μm以下になるよう集光具合を調整するとともに、こ
のスポット径内において、インゴット3の温度が300
〜600℃となるようにする。この状態で、インゴット
3表面近傍においてNF3 が励起され、インゴット3の
構成成分であるSiとNF3 ガスが、下記のように反応
してインゴット3がエッチングされる。
【0023】
【化1】4NF3 + 3Si → 3SiF4 (揮発
性物質)+2N2 (ガス)
【0024】したがって、インゴット3を、シャフト2
を介してゆっくり回転させると、図2(b)に示すよう
に、レーザ光Pの照射された部分が周方向に徐々に移動
しながら溝となって削れていき、最終的に、図2(c)
に示すように、切断予定部全面がエッチング除去されて
ウエハ10を切り出すことができる。切り出されたウエ
ハ10は前記ステージ9(図1参照)の上に落下する。
【0025】つぎに、レーザ照射を中断し、シャフト2
を、ウエハ10の厚み分(例えば500μm)+切りし
ろ分(例えば100μm)だけ下降させ、つぎの切断予
定部がレーザ光を受光する位置にインゴット3を位置決
めする。そして、レーザ照射を開始し、上記と同様にし
て、つぎのウエハ10を切り出す。これを繰り返すこと
により、一定の間隔でつぎつぎとウエハ10を得ること
ができる。なお、ステージ9上に溜まったウエハ10
は、前述のとおり定期的にウエハ取り出し手段によりチ
ャンバー1の外に取り出される。
【0026】上記装置によれば、平行性に優れたレーザ
光を集光してスポット径を絞り(例えば100μm以
下)、その範囲内でエッチングガス(NF3 )を励起し
てインゴット3表面を揮発除去させることができるた
め、従来の方法に比べて大幅に切りしろを薄くすること
ができ、切断時の無駄を最小限に抑えることができる。
また、従来のように、切削液や切り屑の飛散がないため
作業環境がクリーンで衛生的である。しかも、工具交換
の必要がないため作業性がよい。
【0027】なお、上記実施例では、エッチングガスの
励起を、レーザ照射のみによって行っているが、励起を
より短時間で行うために、チャンバー1内に導入された
エッチングガス自体の加熱を併せて行うようにしてもよ
い。上記加熱方法は、適宜に設定されるが、例えば図3
に示すように、エッチングガス供給配管7の下流端7a
を、レーザ光の受光部近傍まで延ばし、この下流端部の
周囲にヒータのコイル11を巻回して、この部分を通過
するエッチングガスを高温に加熱し、その状態でインゴ
ット3の表面に吹き付けるようにすることが好適であ
る。エッチングガスの加熱温度は、レーザ光による加熱
と同様、300〜600℃程度に設定することが好まし
い。
【0028】また、上記実施例では、インゴット3が円
柱状であり、シャフト2に取り付けてこれに回転動作あ
るいは昇降動作を与えて切断予定部を小面積ずつ移動さ
せるようにしているが、インゴット3が角柱状の場合に
は、図4に示すように、インゴット3をX−Yステージ
12上に載置し、図示のようにレーザ光Pを照射してX
−Yステージ12を介してインゴット3を紙面左右方向
および紙面垂直方向に移動させることにより、切断予定
部を揮発除去するようにする。なお、図において、13
はX−Yステージ12を支受する基台である。
【0029】さらに、レーザ発振装置6を一台ではな
く、一つのチャンバー1に対し複数台、異なる配置で設
け、複数のレーザ光をインゴット3に同時に照射するこ
とにより、切断効率を向上させることができる。
【0030】もちろん、これらの実施例において、レー
ザ発振装置6に代えてHgランプ等の発光装置を用い、
エッチングガスの励起を光子照射によって行うようにし
ても差し支えはない。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明は、従来物理的な
切削加工によってインゴットからウエハを切り出してい
たのに対し、エッチングガスをレーザ照射もしくは光
子照射により特定条件で励起してガス成分とインゴット
構成成分との間に化学反応を生起させ、それによってイ
ンゴットの切断予定部を揮発除去させてウエハの切り出
しを行うようにしたものである。したがって、本発明の
方法によれば、レーザ照射もしくは光子照射の受光部を
小面積に絞り(スポット径100μm以下)、その範囲
内のみのインゴットを揮発除去させることができるた
め、従来に比べて大幅に切りしろを薄くすることがで
き、切断時の無駄を最小限に抑えることができる。ま
た、従来のように、切削液や切り屑の飛散がないため作
業環境がクリーンで衛生的である。しかも、工具交換の
必要がないため作業性がよいという利点を有する。さら
に、得られたウエハの切断面が、従来の切削による切断
とは異なり、平滑性に優れているため、表面研磨が不要
か、あるいはごく短時間の研磨作業ですむという利点も
有する。そして、本発明の装置によれば、上記方法を効
率よく実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置を示す構成図である。
【図2】(a)は上記装置によるウエハ切り出し動作の
第1段階の説明図であり、(b)はその第2段階の説明
図であり、(c)はその第3段階の説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の装置を示す構成図であ
る。
【図4】本発明のさらに他の実施例の装置を示す構成図
である。
【符号の説明】
1 チャンバー 2 シャフト 3 インゴット 6 レーザ発振装置 7 エッチングガス供給配管 8 排ガス取り出し配管 9 ステージ 10 ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 和馬 大阪府堺市築港新町2丁6番地40 大同 ほくさん株式会社 堺研究所内 (56)参考文献 特開 平1−125829(JP,A) 特開 昭58−125677(JP,A) 特開 平3−52224(JP,A) 特開 昭57−173118(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28D 5/04 H01L 21/302 H01L 21/304

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶インゴットからウエハを得る方法で
    あって、上記結晶インゴットの切断予定部にエッチング
    ガスを供給するとともに、上記切断予定部に、受光部の
    スポット径が100μm以下となるよう集光させた状態
    レーザ照射もしくは光子照射を行い、上記受光部にお
    ける切断予定部を300〜600℃に加熱して上記エッ
    チングガスを励起し、上記結晶インゴットの構成成分と
    上記励起されたガス成分とを化学反応させて結晶インゴ
    ットの切断予定部を小面積ずつ揮発除去することを場所
    を移動しながら連続的に行い、最終的に切断予定部全面
    を揮発除去してウエハを切り出すようにしたことを特徴
    とするウエハの製法。
  2. 【請求項2】 上記エッチングガスが、NF3 ,CCl
    2 2 ,CF4 ,C2 6 ,C3 8 ,CHF3 ,CC
    4 ,SF6 ,CCl3 F,ClF3 およびHClから
    なる群から選ばれた少なくとも一つの成分からなる請求
    項1記載のウエハの製法。
  3. 【請求項3】 上記エッチングガスを供給する際、エッ
    チングガス自体を高温加熱して結晶インゴットの切断予
    定部に吹き付けるようにした請求項1または2に記載の
    ウエハの製法。
  4. 【請求項4】 円柱状結晶インゴットからウエハを得る
    際に用いられるウエハの製造装置であって、上記インゴ
    ット装着部と、上記装着部に装着されたインゴットを周
    方向に回転させ、もしくは軸方向に移動させるインゴッ
    ト移動手段と、上記インゴットから切り出されたウエハ
    を保持するウエハ保持手段とを備えた密閉式のチャンバ
    ーと、上記チャンバー内にエッチングガスを供給するエ
    ッチングガス供給手段と、上記チャンバー内から排ガス
    を取り出すガス取り出し手段とを設け、かつ上記装着さ
    れたインゴットに対し、チャンバー外から、受光部のス
    ポット径が100μm以下となるよう集光させた状態で
    レーザ照射もしくは光子照射を行い、上記受光部におけ
    る切断予定部を300〜600℃に加熱するよう設定さ
    れたエッチングガス励起手段を設けたことを特徴とする
    ウエハの製造装置。
  5. 【請求項5】 角柱状結晶インゴットからウエハを得る
    際に用いられるウエハの製造装置であって、上記インゴ
    ット装着部と、上記装着部に装着されたインゴットを同
    一平面上でX−Y方向に移動させるインゴット移動手段
    と、上記インゴットから切り出されたウエハを保持する
    ウエハ保持手段とを備えた密閉式のチャンバーと、上記
    チャンバー内にエッチングガスを供給するエッチングガ
    ス供給手段と、上記チャンバー内から排ガスを取り出す
    ガス取り出し手段とを設け、かつ上記装着されたインゴ
    ットに対し、チャンバー外から、受光部のスポット径が
    100μm以下となるよう集光させた状態でレーザ照射
    もしくは光子照射を行い、上記受光部における切断予定
    部を300〜600℃に加熱するよう設定されたエッチ
    ングガス励起手段を設けたことを特徴とするウエハの製
    造装置。
  6. 【請求項6】 上記エッチングガス供給手段の下流端
    が、装着されたインゴットの、レーザ照射もしくは光子
    照射を受ける部分近傍まで延びており、その下流端部に
    加熱手段が設けられている請求項4または5に記載のウ
    エハの製造装置。
JP30274995A 1995-11-21 1995-11-21 ウエハの製法およびそれに用いる装置 Expired - Fee Related JP3485136B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30274995A JP3485136B2 (ja) 1995-11-21 1995-11-21 ウエハの製法およびそれに用いる装置
TW085114112A TW350095B (en) 1995-11-21 1996-11-18 Cutting method and apparatus for semiconductor materials
KR1019960055494A KR970030443A (ko) 1995-11-21 1996-11-20 반도체재료의 가공방법 및 그 장치
US08/755,762 US5912186A (en) 1995-11-21 1996-11-21 Method for processing semiconductor material
DE69626360T DE69626360T2 (de) 1995-11-21 1996-11-21 Verfahren zur Bearbeitung eines Halbleiterkristallblocks
EP96308435A EP0776031B1 (en) 1995-11-21 1996-11-21 A method for processing a semiconductor crystal ingot

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30274995A JP3485136B2 (ja) 1995-11-21 1995-11-21 ウエハの製法およびそれに用いる装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09141645A JPH09141645A (ja) 1997-06-03
JP3485136B2 true JP3485136B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=17912693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30274995A Expired - Fee Related JP3485136B2 (ja) 1995-11-21 1995-11-21 ウエハの製法およびそれに用いる装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3485136B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3530114B2 (ja) 2000-07-11 2004-05-24 忠弘 大見 単結晶の切断方法
JP2002184724A (ja) * 2000-12-13 2002-06-28 Komatsu Ltd シリコンインゴット切断装置、シリコンインゴットの切断方法、及びシリコンウェハ
US7005081B2 (en) 2001-07-05 2006-02-28 Canon Kabushiki Kaisha Base material cutting method, base material cutting apparatus, ingot cutting method, ingot cutting apparatus and wafer producing method
JP2004090534A (ja) 2002-09-02 2004-03-25 Tokyo Electron Ltd 基板の加工装置および加工方法
GB2399311B (en) * 2003-03-04 2005-06-15 Xsil Technology Ltd Laser machining using an active assist gas
JP4897616B2 (ja) * 2007-08-27 2012-03-14 トーヨーエイテック株式会社 プラズマ加工装置及びプラズマ加工方法
JP4897617B2 (ja) * 2007-08-27 2012-03-14 トーヨーエイテック株式会社 プラズマ加工装置及びプラズマ加工方法
JP4975556B2 (ja) * 2007-08-27 2012-07-11 トーヨーエイテック株式会社 プラズマ加工装置及びプラズマ加工方法
WO2015085014A1 (en) * 2013-12-05 2015-06-11 Muñoz David Callejo System and method for obtaining laminae made of a material having known optical transparency characteristics

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09141645A (ja) 1997-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5912186A (en) Method for processing semiconductor material
JP2006245498A (ja) 基板の製造方法およびその装置
JP3267977B2 (ja) 照射による物質の選択的除去
JP2005086175A (ja) 半導体薄膜の製造方法、半導体薄膜、半導体薄膜チップ、電子管、及び光検出素子
JP3012926B1 (ja) 透明材料のレーザー微細加工法
JPH0640797A (ja) ダイヤモンドの加工方法
JP2005277136A (ja) 基板製造方法および基板製造装置
JP3485136B2 (ja) ウエハの製法およびそれに用いる装置
KR19990067432A (ko) 변형된 가스 조성에 의한 레이저 스트립핑 개선 장치
JP2005101416A (ja) レーザー加工方法およびレーザー加工装置
JP2009200140A (ja) 半導体チップの製造方法
JP2015119076A (ja) 内部加工層形成単結晶部材およびその製造方法
JP2005294325A (ja) 基板製造方法及び基板製造装置
US20240079274A1 (en) Die cleaning systems and related methods
JP2009034694A (ja) レーザ加工方法
JP2005294656A (ja) 基板製造方法及び基板製造装置
JP2006142556A (ja) 基板製造装置および基板製造方法
JP5918044B2 (ja) 加工方法および加工装置
JP2682230B2 (ja) レーザ加工方法
JPH05330806A (ja) 立方晶窒化ホウ素の加工方法
JPH0740336A (ja) ダイヤモンドの加工方法
JPH04118190A (ja) ウェハの割断方法
JPH03276662A (ja) ウエハ割断法
US6265138B1 (en) Process and apparatus for oblique beam revolution, for the effective laser stripping of sidewalls
JPH1167700A (ja) 半導体ウェハの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030924

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees