JPH0640797A - ダイヤモンドの加工方法 - Google Patents

ダイヤモンドの加工方法

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JPH0640797A
JPH0640797A JP5048452A JP4845293A JPH0640797A JP H0640797 A JPH0640797 A JP H0640797A JP 5048452 A JP5048452 A JP 5048452A JP 4845293 A JP4845293 A JP 4845293A JP H0640797 A JPH0640797 A JP H0640797A
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wavelength
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Yukihiro Ota
進啓 太田
Katsuko Harano
佳津子 原野
Naoharu Fujimori
直治 藤森
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工しようとするダイヤモンド本体に影響を
与えることなく、高精度な切断及び表面の平滑化を行う
ことを可能にし、かつ加工速度を向上させる。 【構成】 表面に、波長が190nmから360nmの
範囲にある光を照射することによりダイヤモンドを加工
する。照射する光のエネルギー密度、ビームの広がり
角、スペクトル半値幅を規定する。また、ビームを円筒
型レンズにより集光する。さらに特定の物質中で加工す
ることにより加工面の平滑性、加工速度を改善する。 【効果】 従来加工が困難であったり、コストが非常に
かかることの為に使用できなかった分野にダイヤモンド
の応用範囲を広げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工具、ヒートシンク
等に用いられるダイヤモンド単結晶及び多結晶の加工法
に係わり、ダイヤモンドの切断及び表面の平滑化を高効
率、高精度に行う方法を提供する。
【0002】
【従来の技術】ダイヤモンドは物質中最高の硬度を有し
ており、その加工は極めて難しい。単結晶の場合は、比
較的加工し易い面方位及び方向がある程度把握されてお
り、その制限された範囲であるが、スカイフ研磨により
従来研削加工がなされていた。しかし、多結晶体の場合
は構成しているダイヤモンド粒子の面方位はあらゆる方
向を向いており、スカイフ研磨等が行われているが、平
滑化は困難であった。
【0003】一方、切断に関しては、導電性の焼結助材
を使用して焼結させた焼結体の場合は、放電加工が適用
できたが、単結晶や非導電性助材による焼結体、気相合
成ダイヤモンド等の電気伝導性のないダイヤモンドには
この方法は使用できない。そこで従来、レーザを用いて
熱的に切断加工することが行われており、レーザとして
は、CO2、CO、YAGレーザが使用されていた。し
かし、ダイヤモンドはこれらのレーザ光に対しては透明
で、光のエネルギーの利用効率が悪い、すなわち、加工
の効率が悪いという欠点を有していた。
【0004】また、波長が1μm以上の赤外光を使用し
ていて、加熱して溶融、グラファイト化及び酸化をおこ
させて加工する為、熱により加工周辺部が影響を受けて
劣化する。さらに、切り代が大きくとられる為、加工の
精度が悪くなるという大きな問題があった。
【0005】従来レーザによる切断加工を行う場合、熱
による周辺部のダイヤモンドの劣化が起こる。そのた
め、変質した周辺部をスカイフ研磨等により機械的に削
り落とす必要が生じる。表面の平滑化にレーザを使用す
る場合にも、熱による周辺部のダイヤモンドの劣化に加
えて、加工する必要の無い内部及び下地までレーザが透
過して悪影響を与える。この悪影響を防ぐ為にレーザが
表面のみにあたる様に入射角を制限したり、表面でのレ
ーザの散乱を抑える工夫を必要としていた。
【0006】スカイフ研磨等によって研削加工する場合
も、熱を利用して研磨しており、摩擦熱によりダイヤモ
ンドは数百℃まで加熱され、必然的に本体への悪影響が
起こる。ダイヤモンドは大気中では600℃位でグラフ
ァイト化及び酸化が起こり始め劣化することが知られて
いる。また、スカイフ研磨による場合、試料の固定方法
の難しさがあり、小さすぎたり形状が不定形の場合、研
磨は極めて難しくなり作業性がわるくなる。時として加
工が出来ない事態も生じる。さらに、スカイフ研磨によ
る加工は時間がかなりかかるという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、加工しよ
うとするダイヤモンド本体になんら影響を与えることな
く、ダイヤモンドを切断または研削したり、表面の平滑
化を行うことを可能にし、かつ加工速度を向上すること
ができる新規なダイヤモンドの加工方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ダイヤモンド
表面に、波長が360nm以下の範囲または190nm
から360nmの範囲にある光を照射することを特徴と
するダイヤモンドの加工方法である。照射する光のエネ
ルギー密度は、10W/cm2以上1011W/cm2以下
の範囲であることが適当である。またパルス状レーザ光
を用い、その1パルス当りのエネルギー密度が、10ー1
J/cm2以上で、106J/cm2以下の範囲とするこ
とによって良好な加工の結果を得る。
【0009】さらに、レーザ発振器より発振される際の
レーザ光の広がり角度が10ー2mrad以上で5×10
ー1mrad以下とし、またレーザ光の発振スペクトルの
半価幅を10ー4nm以上で1nm未満であるようにす
る。レーザ光のビームの断面におけるエネルギー分布の
均一性は10%以下の範囲であることが望ましい。パル
スレーザ光を円筒型レンズあるいは円筒型ミラーにより
集光することによって、良好な加工の結果を得る。
【0010】また本発明は、ダイヤモンド表面を特定の
粉末状粒子または液体で覆い、これに190nmから3
60nmの範囲にある光を照射することによって、粒子
または液体の層から露出したダイヤモンドを削ることを
特徴とするダイヤモンドの加工方法である。さらに本発
明の別の方法は、ダイヤモンドを特定の液体中に配置
し、これに190nmから360nmの範囲にある光を
照射することによって、ダイヤモンドを加工することを
特徴とする。
【0011】
【作用】ダイヤモンドによる光の吸収は、高純度のIIa
型ダイヤモンドの場合、図3に示す吸収曲線をとる。波
長が400nm以下の領域に於て吸収がみられる。40
0nmから240nmにかけて徐々に吸収量が増加し、
さらに220nmまでに急峻に吸収が増加して完全に吸
収する様になる。通常の気相合成ダイヤモンドや天然及
び人工に於て一般的に見られるIa型あるいはIb型ダ
イヤモンドでは、これら紫外領域に於て大きな吸収が存
在する。この領域の光は紫外光であり、物質に吸収され
ると、主として化学結合での電子の励起に関与すること
が知られている。
【0012】すなわち、400nm以下の波長の光の照
射により、ダイヤモンドを構成している炭素−炭素結合
に何らかの影響を与え、変化させることが可能になるこ
とが考えられる。しかし、ダイヤモンドの様に共有結合
により3次元的に極めて強固に結合しているものを、熱
的効果以外の紫外光により加工を行うことは常識的には
考えにくい事柄であった。
【0013】本発明者らは、光とダイヤモンドとの反応
について鋭意研究を進めた結果、360nm以下の波長
の光を照射することで、ダイヤモンドにダメージを全く
与えることなく且つ高効率に加工できることを見いだし
た。特に、360nm以下で190nm以上の波長を有
する光がダイヤモンドの加工に有効であることを見出
し、本発明に至った。これらの波長範囲では光はダイヤ
モンドの表面層のみにて100%吸収され、内部まで浸
透しない。IIa型ダイヤモンドにおいても、多光子吸収
が発生し入射光の大部分が表面で吸収されることを見出
した。
【0014】そのため、光のエネルギーが加工する場所
に効率よく集中し、高効率に高速で加工できる。また、
表面を平滑にする場合でも、表面のみにエネルギーを集
中させることができ、他の部分への影響を全く抑えて、
入射角度依存性は小さくなる。
【0015】加工に使用する光源としては、F2、Ar
F、KrCl、KrF、XeCl、N2、XeFの各エ
キシマレーザ及び水銀灯、さらにシンクロトロン放射光
(SOR)があげられるが、これらに限定されない。エ
キシマレーザはそれぞれ固有の発振波長を持ち、順に1
57、193、222、248、308、337、35
3nmである。一方、水銀灯及びSORは連続した波長
帯を有している。この連続光を照射してもよく、また光
学フィルター等により波長帯域を狭帯域化してもよい。
【0016】一般にこれらの光源は平行光線ではなく、
ある広がりを持って自由な方向に発散している。この為
レンズで集光した場合、集光した周辺部にエネルギー密
度の低い部分が形成され、加工精度の低下の原因にな
る。表面の平滑化に対しては、試料の走査等により低減
できるが、切断等に使用する場合、切断した角が少しだ
れる欠点を有している。通常の用途では特に問題になら
ないが、サブミクロンの精密な加工を行う場合、光線の
平行化が必要になる。
【0017】エキシマレーザの平行光線化の手法として
は、不安定条件の共振ミラーで共振させて発振させるこ
とがある。レーザ発振器より発振される際のレーザ光の
広がり角度を、通常の1〜3mrad位から5×10ー1
mrad以下と小さくすることで、レンズによる集光性
を高めることが可能となり、切断面とダイヤモンド表面
との角をシャープにすることができ、切断面の切口の平
坦さの点で有効となる。10ー2mrad未満にすること
は困難であり、またそれに比して加工に対してはあまり
大きな効果は期待できない。
【0018】さらに0.1μmオーダーあるいはそれ以
下の超精密な加工を必要としている場合、波長の狭帯域
化を行うことが有効である。狭帯域化の方法としては、
エタロンを使用する方法とインジェクションロック方式
がある。発振波長の狭帯域化の程度としては、そのバン
ド幅の半価幅が10ー4nm以上1nm未満の範囲にある
ことが必要である。1nm以上の場合は、上記の様な精
密な加工を施すには充分でない。また、10ー4nm未満
では加工に必要な充分なエネルギーが得られず不適であ
る。
【0019】ダイヤモンド表面に凹凸がある場合や薄板
状のダイヤモンドに反りがある場合にこれを平坦化・平
滑化することは、本発明の方法によって次のように行う
ことができる。すなわち凹凸または反りを有するダイヤ
モンドの表面を、アルミナ、窒化珪素等の粒径0.5〜
10μmの粒子の層で覆い、粒子の層で覆われたダイヤ
モンドの表面に波長が190nmから360nmの範囲
の光を照射する。またはダイヤモンドの表面を、シリコ
ンオイル等の液体の層で覆い、液体の層で覆われたダイ
ヤモンドの表面に波長が190nmから360nmの範
囲の光を照射する。
【0020】アルミナ、窒化珪素等の粒子やシリコンオ
イル等の液体の層は、190nmから360nmの範囲
の光を透過しない。したがって、これらの粒子または液
体に覆われたダイヤモンドの部分は光が照射されても削
られることがない。粒子または液体から露出したダイヤ
モンドの部分だけが削られ、全体として平坦・平滑なダ
イヤモンドの表面が得られる。光を遮蔽するには1×1
2cm-1以上の吸収係数が必要である。
【0021】ダイヤモンドを酸またはアルカリの水溶
液、またはアルコール、ケトン等の液体に浸した状態
で、190nmから360nmの範囲の光を照射して加
工するとより平滑な面が得られる。Hイオン、OHイオ
ンまたはアルコール、ケトン等に含まれる酸素原子が、
光の照射を受けたダイヤモンド表面の分解反応に関与す
るために、これらが存在しない場合に比べてより平滑に
ダイヤモンド表面が加工されるものと考えられる。
【0022】ダイヤモンド表面に光を集光して照射する
過程にはレンズ・全反射ミラーが使用される。レンズ及
びミラーの種類としては、点状に集光する凸レンズ及び
凹型ミラーがある。線状に集光する場合には、円筒型凸
レンズ及び円筒型凹面鏡が使用される。さらに、凹レン
ズあるいは凸面鏡を組み合わせて平行光線もしくはそれ
に近い集光の角度の小さい光線にする。照射される光の
エネルギー密度は、集光の状態により制御される。
【0023】ダイヤモンドの加工を進める時、光を走査
して行ってもよいが、平面の場合にはむしろ試料を平行
に駆動させた方が正確に加工できる。3次元的試料の表
面を平滑化する場合には、光と試料の両方を駆動させる
必要がある。切断を行う場合、エネルギ−密度及び切断
面の直角性の関係から、切断面に対して垂直に照射する
ことが有効であるが、表面を平滑にする場合、光を当て
る角度による影響がある。
【0024】すなわち、エネルギー密度と照射領域すな
わち加工領域および表面状態との関係で、各々の場合に
よって最適条件が存在する。また、エネルギー密度は、
集光するレンズあるいはミラーの焦点距離及び焦点と試
料との位置関係を調整することでも変化させることがで
きる。そして、エネルギー密度が10ー1J/cm2未満
あるいは10W/cm2未満の時は、ダイヤモンドを分
解するに必要なエネルギー条件に達せず、105J/c
2あるいは1011W/cm2を越える場合は、ダイヤモ
ンドの加工を施す場所以外に対して劣化等の悪影響を与
える。
【0025】エキシマレーザ光の断面は通常約10mm
×20mm前後の四角い形状をしており、ビームの断面
のエネルギープロファイルは均一でなく、分布を持って
いる。そのエネルギー分布は周辺部に於てエネルギーが
低くなり、中央部は比較的なだらかな山なりになって
る。そのエネルギーの不均一性が加工面に対して凹凸等
精度の低下をもたらす。すなわち、レンズで集光した場
合もエネルギー分布をそのまま保持し、ダイヤモンド加
工面の不均一の原因になる。
【0026】しかし、このレーザ光を円筒型レンズを用
いて線状に集光してダイヤモンド表面に照射すると、ダ
イヤモンドが均一で平坦且つ切断面も高精度に高速で加
工されること新たに見いだした。この原因については、
今のところ解明できていないが、一方向に集光すること
で上記の問題が相殺される様な条件が存在していること
も考えられる。大きな凹凸を有する気相合成ダイヤモン
ドの成長面を平滑にする場合、線状に集光した部分の線
幅および照射角度が大きな影響を与える。
【0027】線幅としては、10μm以上が好ましい。
10μm未満では加工された面に線状のムラが残る。照
射角度については加工する表面の凹凸の状態、凹凸の斜
面の角度等によって最適値が存在する。通常の条件で合
成した気相合成ダイヤモンドの場合は、照射角度をダイ
ヤモンド表面において法線に対して40〜85度の範囲
にすると、垂直入射の場合よりも平滑な表面が得られ
る。45度以下とするとより好ましい表面が得られる。
【0028】また、エキシマレーザの状態によっては、
線状に集光して加工した部分の両端に不均一が生じるこ
とがあるが、この場合はそのレーザの両端部を遮蔽する
ことにより均一な加工面を得ることができる。さらに、
レーザビームの断面内のエネルギー分布のばらつきを1
0%以下に抑えることで、殆ど加工精度に影響を与えな
いことが判明した。エネルギーの平均化の手法として
は、ホモジナイザーを使用する方法や比較的エネルギー
分布の均一な中央部だけをマスク等により切り出す方法
などがある。
【0029】ダイヤモンドを加工する際、その雰囲気に
も影響を受けることが分かっている。光照射により、ダ
イヤモンドの分解とともにグラファイト等への構造変化
が起こっているとも考えられる。そのため、光の吸収の
ないヘリウム等不活性ガス雰囲気や真空も有効である
が、酸素雰囲気または酸化性雰囲気に於いても、ダイヤ
モンドやグラファイトと酸素との反応を促進し、加工に
対して良い効果を与える。一方、F2エキシマレーザや
SORは真空紫外領域の光である為、加工は高真空中
で、全反射ミラーで集光して行われる必要がある。
【0030】加工速度は、パルスレーザを使用する場合
パルスの繰り返し周波数に比例して増加し、装置として
は高繰り返しのレーザ発振器を使用することが好まし
い。また、エネルギー密度が高い程エッチング速度は速
くなる傾向にあり、切断する場合には高エネルギーを発
生できる装置が好ましい。
【0031】
【実施例】
(実施例1) 気相合成ダイヤモンドをエキシマレーザ
により切断した。気相合成ダイヤモンドは厚さが350
μmで大きさが50mm角の薄板状であった。エキシマ
レーザには、インジェクションロック型ArFエキシマ
レーザを使用した。同レーザの増幅側には不安定共振器
が設置され平行性が高く、且つ発振波長193nmのバ
ンド幅の半価幅が1000分の5nmに狭帯域化されて
いた。このレーザ光を合成石英製凸レンズ及び凹レンズ
を組み合わせて10μm角に集光して、加工するダイヤ
モンドの表面に大気中にて照射した。
【0032】この時のエネルギー密度は105J/cm2
であった。パルスの繰り返しは200Hzにした。照射
角度はダイヤモンド面の法線に対して平行にした。ダイ
ヤモンドはレーザ光に対して垂直に駆動させた。50m
mの幅を0.2mm/secの速度で走査させ、250
秒で切断した。切断面の電子顕微鏡観察では切断面周辺
のモフォロジーの変化は見られず、また切断面自体もグ
ラファイトの生成の見られない極めて滑らかな面になっ
ていた。
【0033】(実施例2) 天然IIa型ダイヤモンドを
図1に示すようにエキシマレーザにより切断した。ダイ
ヤモンド3は厚さが2mmで大きさが2mm角であっ
た。エキシマレーザ1には、ArFエキシマレーザを使
用した。このレーザ光を合成石英製円筒型凸レンズ2に
より2mm×10μm角に集光して、切断するダイヤモ
ンド3の表面に窒素気流中にて照射した。この時のエネ
ルギー密度は104J/cm2であった。パルスの繰り返
しは250Hzにした。
【0034】照射角度はダイヤモンド面の法線に対して
平行にした。ダイヤモンド3はレーザ光に対して垂直に
駆動させた。2mm厚の試料を30秒で切断した。切断
面の電子顕微鏡観察では切断面周辺のモフォロジーの変
化は見られず、また切断面自体もグラファイトの生成の
見られない極めて滑らかな面になっていた。
【0035】(実施例3) 気相合成ダイヤモンドの表
面を図2に示すとおり、エキシマレーザ1により平滑化
した。気相合成ダイヤモンド5は厚さが350μmで大
きさが50mmの円盤状であり、表面には約30μmの
高さのピラミッド状の凹凸が形成されていた。エキシマ
レーザ1は、ArFエキシマレーザを使用した。
【0036】このレーザ光を円筒面を有する凹面鏡4を
用いて10mm×10μm角の面積に集光して、加工す
るダイヤモンドの表面に窒素気流中にて照射した。この
時のエネルギー密度は5×102J/cm2であった。パ
ルスの繰り返しは200Hzにした。照射角度はダイヤ
モンド面の法線に対して45度にした。ダイヤモンド5
はレーザ光に対して平行に駆動させた。50mmの幅を
0.5mm/secの速度で合計500秒で5往復走査
させた。表面の電子顕微鏡観察では殆ど凹凸のない平滑
な面であることが分かり、表面粗さの平均値Raは0.
1μm以下であった。また加工面にはグラファイトの生
成は見られなかった。
【0037】(実施例4) 気相合成ダイヤモンドの表
面をエキシマレーザにより平滑化した。気相合成ダイヤ
モンドは厚さが350μmで大きさが50mm角の薄板
状であり、表面には約30μmの高さのピラミッド状の
凹凸が形成されていた。エキシマレーザは、XeFエキ
シマレーザを使用した。同レーザの増幅側には不安定共
振器が設置され平行性が高く、且つホモジナイザーによ
りエネルギー分布のばらつきが最大9%になっていた。
【0038】このレーザ光を合成石英製円筒型凸レンズ
及び円筒型凹レンズを組み合わせて10mm×20μm
角のに集光して、加工するダイヤモンドの表面に大気中
にて照射した。この時のエネルギー密度は10J/cm
2であった。パルスの繰り返しは200Hzにした。照
射角度はダイヤモンド面の対して垂直にした。ダイヤモ
ンドはレーザ光に対して垂直に駆動させた。50mmの
幅を0.5mm/secの速度で合計500秒で5往復
走査させた。表面の電子顕微鏡観察では殆ど凹凸のない
平滑な面であることが分かり、また加工面にはグラファ
イトの生成は見られなかった。
【0039】(実施例5) 気相合成ダイヤモンドの表
面平滑化をSORにより行った。気相合成ダイヤモンド
は厚さが350μmで大きさが50mm角の薄板状で、
表面には30μm程度のピラミッド状凹凸があった。こ
のSOR光を全反射ミラーで集光して、加工するダイヤ
モンドの表面に真空中で照射した。この時のエネルギー
密度は1010W/cm2であった。照射角度はダイヤモ
ンド面の法線に対して平行にした。ダイヤモンドはレー
ザ光に対して垂直に駆動させた。切断面の電子顕微鏡観
察では切断面周辺のモフォロジーの変化は見られず、ま
た切断面自体もグラファイトの生成の見られない極めて
滑らかな面になっていた。
【0040】(実施例6) 気相合成ダイヤモンド表面
をエキシマレーザにより削除した。気相合成ダイヤモン
ドは厚さが350μmで大きさが25mm角の板状であ
り、表面の粗さはRa=4μmであった。エキシマレー
ザには、248nmの発振波長を有するKrFエキシマ
レーザを使用した。このレーザ光を合成石英製凸型及び
凹型円筒レンズを組み合わせて、25mm長さ100μ
m幅に集光して、加工するダイヤモンドの表面に酸素ガ
スを吹き付けながら照射した。この時のエネルギー密度
は10J/cm2であった。パルスの繰り返しは100
Hzにした。照射角度はダイヤモンド面の法線方向にし
た。ダイヤモンドはレーザ光に対して垂直に25mmの
長さを2mm/分の速度で4回走査させた。加工後、試
料の厚みを測定したところ、200μmになっており、
表面の粗さRaは0.2μmまで改良されていた。
【0041】(実施例7) 合成Ib型ダイヤモンドの
(111)面をエキシマレーザにより加工した。as−
grownのダイヤモンドは厚さが約5mmで大きさが
ほぼ10mm角であり、種面側にはインクルージョンと
称される溶媒金属の巻き込みがみられた。この種面及び
成長面をエキシマレーザにより平滑化した。エキシマレ
ーザには、ArFエキシマレーザを使用した。このレー
ザ光をマスクイメージ法により合成石英製シリンドリカ
ル凸型レンズで10mm×10μm形状に集光して、ダ
イヤモンドの表面にヘリウム気流中にて照射した。この
時のエネルギー密度は30J/cm2であった。パルス
の繰り返しは100Hzにした。照射角度はダイヤモン
ド面に対して垂直にした。ダイヤモンドはレーザ光に対
して垂直に駆動させた。種面側は10往復させ、インク
ルージョンごと500μm削除した。1往復の所用時間
は、10分であった。種面側は1往復し、平滑化した。
厚みが約4mmのインクルージョンを含まない平坦なダ
イヤモンド単結晶板を得ることができた。
【0042】(比較例1) 機械研磨(スカイフ研磨)
により、合成Ib型ダイヤモンドの(111)面を加工
した。as−grownのダイヤモンドは厚さが約5m
mで大きさがほぼ10mm角であり、種面側にはインク
ルージョンと称される溶媒金属の巻き込みがみられた。
この種面及び成長面をスカイフ研磨により平坦化した。
スカイフ研磨とは、高速回転する鉄製加工台に遊離ダイ
ヤモンド砥粒をまき、これに圧着してダイヤモンドを加
工するもので、数百℃まで温度は上昇する。
【0043】(111)面はダイヤモンドの面の中で最
も硬い面である。そのため、種面側の片面の0.5mm
を落とすのに、245時間かかった。この際、熱的影響
と思われるインクールジョン部よりのクラックがみられ
た。さらに、成長面側を数μm研削するのに数日を要し
た。また、研削面は曲面になり、これは加工面の変形が
原因と考えられた。
【0044】(比較例2) 気相合成ダイヤモンドをメ
タルボンドダイヤモンド砥石により研削加工した。気相
合成ダイヤモンドの大きさは、25mm角で厚みが50
0μmの自立板であった。これを回転する砥石面に圧着
した。100μm厚みを研削するのに、313時間を要
した。その間、研削砥石の交換を5回行った。また、研
削面は曲面状を呈した。
【0045】(実施例8) 気相合成ダイヤモンドをエ
キシマレーザにより平坦化及び平滑化した。気相合成ダ
イヤモンドは厚さが500μmで大きさが50mm角の
薄板状であり、大きく湾曲している。その湾曲即ちソリ
の大きさを、面の最も高い点と最も低い点の差で表した
場合、100μmであった。また、表面には約30μm
の高さのピラミッド状の凹凸が形成されていた。平坦な
板の上にある約50mm角の型枠の中に静置した。囲い
の中には、約0.5μm〜10μm径のアルミナ(酸化
アルミニウム)粒子をメタノール液に懸濁させたものを
入れてあり、メタノールを蒸発させる様、静置もしくは
加熱した。
【0046】乾固後、型枠を取り外し、ダイヤモンド面
がでるまでアルミナを平行に削り落とした。この全体を
エキシマレーザにより平坦化し、ダイヤモンドの平坦平
滑化を行った。エキシマレーザは、波長が308nmの
XeClエキシマレーザを使用した。このレーザ光を、
合成石英製シリンドリカル凸型レンズにて、30mm長
×100μm幅に集光して、加工するダイヤモンドの表
面に酸素ガスを吹き付けながら照射した。この時の平均
エネルギー密度は5J/cm2であった。パルスの繰り
返しは100Hzにした。
【0047】照射角度はダイヤモンド面の法線に対して
75度にした。ダイヤモンドはレーザ光に対して平行に
駆動させた。50mmの幅を1mm/min.の速度で
2往復走査させた。上下を変えて、同様にレーザ光を走
査させた。その後、超音波洗浄によりアルミナを落とし
た。表面の電子顕微鏡観察では殆ど凹凸のない平滑な面
であることが分かり、Raは0.2μmであった。また
加工面にはグラファイトの生成は見られなかった。
【0048】アルミナ粒子の代わりに、窒化珪素、炭化
珪素、酸化珪素、窒化アルミニウム、窒化硼素、酸化硼
素、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、
酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化イットリウムおよびダ
イヤモンドからなる群から選ばれた1または2以上の物
質、もしくはそれらの化合物など、照射光に対して1×
102cm-1以上の吸収係数を有する物質を用いても同
様の結果が得られる。
【0049】(実施例9) 気相合成ダイヤモンドをエ
キシマレーザにより平坦化及び平滑化した。気相合成ダ
イヤモンドは厚さが500μmで大きさが50mm角の
薄板状であり、大きく湾曲している。その湾曲即ちソリ
の大きさを、面の最も高い点と最も低い点の差で表した
場合、100μmであった。また、表面には約30μm
の高さのピラミッド状の凹凸が形成されていた。
【0050】このダイヤモンド板を試料台に固定し、紫
外線を通さないシリコンオイルの入っている容器内にお
いた。試料台は容器中で上下動制御できるようにした。
エキシマレーザは、波長が248nmのKrFエキシマ
レーザを使用した。このレーザ光を、合成石英製シリン
ドリカル凸型及び凹型レンズを組み合せた光学系にて、
50mm長×100μm幅に集光して、加工するダイヤ
モンドの表面にヘリウム希釈酸素ガスを吹き付けながら
照射した。この時の平均エネルギー密度は3J/cm2
であった。パルスの繰り返しは100Hzにした。
【0051】50mmの幅を1mm/min.の速度で
3往復走査させた。照射角度はダイヤモンド面の法線に
対して60度にした。ダイヤモンドはレーザ光に対して
平行に駆動させた。この際、1走査毎に試料台を10〜
20μm程度上に上げて行った。100μmのそり部が
削除された時点で、試料面の上下を変えて、同様にレー
ザ光を走査させた。その後、洗浄によりシリコンオイル
を落とした。表面の電子顕微鏡観察では殆ど凹凸のない
平滑な面であることが分かり、Raは0.2μmであっ
た。また加工面にはグラファイトの生成は見られなかっ
た。シリコンオイルの代わりに、ベンゼン、アセトン、
酢酸エチル、炭酸プロピレン、トルエン等のエキシマレ
ーザに対して不透明な液体を用いても同様の結果が得ら
れる。
【0052】(実施例10) 気相合成ダイヤモンドの
表面をエキシマレーザにより一部削除し、凹形状にし
た。気相合成ダイヤモンドは厚さが350μmで大きさ
が50mm角の平滑化された薄板状であった。エキシマ
レーザは、XeFエキシマレーザを使用した。このレー
ザ光を合成石英製シリンドリカル凸型レンズ及びシリン
ドリカル凹レンズを組み合わせて、かつマスクイメージ
法により、10mm×20μm角に集光して、加工する
ダイヤモンドの表面にアセトンの霧を噴霧しながら照射
した。
【0053】この時のエネルギー密度は20J/cm2
であった。パルスの繰り返しは80Hzにした。照射角
度はダイヤモンドの面に対して垂直にした。ダイヤモン
ドはレーザ光に対して垂直に駆動させた。10mmの幅
を3mm/minの速度で4往復走査させた。その結
果、中央が10mm角で深さ80μmの溝を形成するこ
とが出来た。表面の電子顕微鏡観察では殆ど凹凸のない
平滑な面であることが分かり、Raは0.2μmであっ
た。また加工面にはグラファイトの生成は見られなかっ
た。この凹型ダイヤモンド板に半導体レーザを埋め込
み、発振させたところ良好な冷却特性を示した。
【0054】(実施例11) 気相合成ダイヤモンドの
表面削除を塩酸の水溶液中で行った。気相合成ダイヤモ
ンドは厚さが350μmで大きさが25mm角の薄板状
で、表面には30μm程度のピラミッド状凹凸があっ
た。
【0055】エキシマレーザには、248nmの発振波
長を有するKrFエキシマレーザを使用した。このレー
ザ光を合成石英製凸型及び凹型円筒レンズを組み合わせ
て、25mm長さ100μm幅に集光して、加工するダ
イヤモンドの表面に照射した。この時のエネルギー密度
は10J/cm2であった。パルスの繰り返しは100
Hzにした。照射角度はダイヤモンド面の法線方向にし
た。
【0056】ダイヤモンドはレーザ光に対して垂直に駆
動させた。切断面の電子顕微鏡観察では殆ど凹凸のない
平滑な面であることが分かり、Raは0.1μmまで改
良されていた。また加工面にはグラファイトの生成は見
られなかった。切断面の状態は蒸気の実施例10の場合
よりも良好であった。また1走査で削除されるダイヤモ
ンドの厚みは40μmであった。
【0057】酸の水溶液として、塩酸の他に硝酸、酢
酸、硫酸、燐酸等を用いても同様の結果が得られる。ま
た、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、アンモニア等
のアルカリ水溶液を用いても同様の結果が得られる。水
溶液中の酸、アルカリの濃度は0.5〜10%が適当で
ある。0.5%よりも薄いと効果がなく、10%よりも
濃くなると水溶液がエキシマレーザに対して不透明にな
る。
【0058】(実施例12) 気相合成ダイヤモンドの
表面削除をメタノール液中で行った。気相合成ダイヤモ
ンドは厚さが350μmで大きさが25mm角の薄板状
で、表面には30ミクロン程度のピラミッド状凹凸があ
った。
【0059】エキシマレーザには、248nmの発振波
長を有するKrFエキシマレーザを使用した。このレー
ザ光を合成石英製凸型及び凹型円筒レンズを組み合わせ
て、25mm長さ100μm幅に集光して、加工するダ
イヤモンドの表面に照射した。この時のエネルギー密度
は10J/cm2であった。パルスの繰り返しは100
Hzにした。照射角度はダイヤモンド面の法線方向にし
た。
【0060】ダイヤモンドはレーザ光に対して垂直に駆
動させた。切断面の電子顕微鏡観察では殆ど凹凸のない
平滑な面であることが分かり、Raは0.1μmまで改
良されていた。また加工面にはグラファイトの生成は見
られなかった。切断面の状態は蒸気の実施例10の場合
よりも良好であった。また1走査で削除されるダイヤモ
ンドの厚みは35μmであった。
【0061】メタノールの他に、エタノールその他のア
ルコール類、アセトン等のケトン類、エーテル類等、酸
素を含有する有機物を用いても同様の効果が得られる。
試料ダイヤモンドを液中に置く代わりに、これらの有機
物を霧状にして吹き付けてもまたこれらの蒸気中で加工
してもよい。
【0062】
【発明の効果】本発明は高効率・高精度のダイヤモンド
加工法を提供するもので、ダイヤモンドの高硬度、比較
的弱い耐酸化性等の問題の為、加工ができなかったり、
コストが非常にかかることの為に従来適応できなかった
分野にダイヤモンドの応用範囲を広げることができる。
さらに、本発明はダイヤモンドの3次元の超精密加工法
を提示するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する装置の他の例を示す概
念図である。
【図2】本発明の方法を実施する装置の一例を示す概念
図である。
【図3】高純度のIIa型ダイヤモンドの吸収スペクトル
である。
【符号の説明】
1:エキシマレーザ 2:円筒型レンズ 3、5:ダイヤモンド 4:円筒型凹面鏡

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤモンドの表面に光を照射して加工
    する方法に於て、波長が360nm以下の光を照射する
    ことを特徴とするダイヤモンドの加工方法。
  2. 【請求項2】 ダイヤモンド表面に光を照射して加工す
    る方法に於て、波長が190nmから360nmの範囲
    にある光を照射することを特徴とするダイヤモンドの加
    工方法。
  3. 【請求項3】 ダイヤモンドの表面に照射する光のエネ
    ルギー密度が、10W/cm2以上1011W/cm2以下
    の範囲であることを特徴とする請求項1または2に記載
    のダイヤモンドの加工方法。
  4. 【請求項4】 光がパルス状レーザ光であることを特徴
    とする請求項2に記載のダイヤモンドの加工方法。
  5. 【請求項5】 ダイヤモンドの表面に照射するパルスレ
    ーザの1パルス当りのエネルギー密度が、10ー1J/c
    2以上で、106J/cm2以下の範囲にあることを特
    徴とする請求項4に記載のダイヤモンドの加工方法。
  6. 【請求項6】 レーザ発振器より発振される際のレーザ
    光の広がり角度が10ー2mrad以上で5×10ー1mr
    ad以下であることを特徴とする請求項4に記載のダイ
    ヤモンドの加工方法。
  7. 【請求項7】 レーザ光の発振スペクトルの半価幅が1
    ー4nm以上で1nm未満であることを特徴とする請求
    項4に記載のダイヤモンドの加工方法。
  8. 【請求項8】 レーザ光のビームの断面におけるエネル
    ギーのバラツキが10%以下の範囲であることを特徴と
    する請求項4に記載のダイヤモンドの加工方法。
  9. 【請求項9】 パルスレーザ光を円筒型レンズあるいは
    円筒型ミラーにより集光してダイヤモンド表面に照射す
    ることを特徴とする請求項4または8に記載のダイヤモ
    ンドの加工方法。
  10. 【請求項10】 パルスレーザ光を円筒型レンズあるい
    は円筒型ミラーにより10μm以上の線幅に集光してダ
    イヤモンド表面に照射することを特徴とする請求項4ま
    たは8に記載のダイヤモンドの加工方法。
  11. 【請求項11】 パルスレーザ光を円筒型レンズあるい
    は円筒型ミラーにより集光してダイヤモンド表面に照射
    する際に、ダイヤモンド表面への照射角度が法線に対し
    て40〜85度の範囲にあることを特徴とする請求項9
    または10に記載のダイヤモンドの加工方法。
  12. 【請求項12】 ダイヤモンドの表面に光を照射して加
    工する方法であって、ダイヤモンドの表面を、1×10
    2cm-1以上の吸収係数を有する物質の粒径0.5〜1
    0μmの粒子の層で覆い、粒子の層で覆われたダイヤモ
    ンドの表面に波長が190nmから360nmの範囲の
    光を照射することによって、粒子の層から露出したダイ
    ヤモンドを削ることを特徴とするダイヤモンドの加工方
    法。
  13. 【請求項13】 ダイヤモンドの表面に光を照射して加
    工する方法であって、ダイヤモンドの表面を、酸化アル
    ミニウム、窒化珪素、炭化珪素、酸化珪素、窒化アルミ
    ニウム、窒化硼素、酸化硼素、酸化チタン、酸化マグネ
    シウム、酸化カルシウム、酸化鉄、酸化ジルコニウム、
    酸化イットリウムおよびダイヤモンドからなる群から選
    ばれた1または2以上の物質、もしくはそれらの化合物
    の粒径0.5〜10μmの粒子の層で覆い、粒子の層で
    覆われたダイヤモンドの表面に波長が190nmから3
    60nmの範囲の光を照射することによって、粒子の層
    から露出したダイヤモンドを削ることを特徴とするダイ
    ヤモンドの加工方法。
  14. 【請求項14】 ダイヤモンドの表面に光を照射して加
    工する方法であって、ダイヤモンドの表面を、波長が1
    90nmから360nmの範囲における光の吸収係数が
    1×102cm-1以上である液体の層で覆い、液体の層
    で覆われたダイヤモンドの表面に波長が190nmから
    360nmの範囲の光を照射することによって、液体の
    層から露出したダイヤモンドを削ることを特徴とするダ
    イヤモンドの加工方法。
  15. 【請求項15】 ダイヤモンドの表面に光を照射して加
    工する方法であって、ダイヤモンドの表面を、シリコン
    オイル、石油エーテル、ヘキサン、ベンゼン、アセト
    ン、酢酸エチル、炭酸プロピレンおよびトルエンからな
    る群から選ばれた1の液体または2以上の液体の混合物
    の層で覆い、液体の層で覆われたダイヤモンドの表面に
    波長が190nmから360nmの範囲の光を照射する
    ことによって、液体の層から露出したダイヤモンドを削
    ることを特徴とするダイヤモンドの加工方法。
  16. 【請求項16】 酸またはアルカリの水溶液中にダイヤ
    モンドを配置し、これに波長が190nmから360n
    mの範囲の光を照射することを特徴とするダイヤモンド
    の加工方法。
  17. 【請求項17】 アルコール、ケトンまたはエーテルも
    しくはこれらのうちの2以上の混合物の液中にダイヤモ
    ンドを配置し、これに波長が190nmから360nm
    の範囲の光を照射することを特徴とするダイヤモンドの
    加工方法。
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