JP3485133B2 - 角加速度センサのスリット付きディスクの製造方法 - Google Patents

角加速度センサのスリット付きディスクの製造方法

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JP3485133B2
JP3485133B2 JP22171795A JP22171795A JP3485133B2 JP 3485133 B2 JP3485133 B2 JP 3485133B2 JP 22171795 A JP22171795 A JP 22171795A JP 22171795 A JP22171795 A JP 22171795A JP 3485133 B2 JP3485133 B2 JP 3485133B2
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disc
slit
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イヴァン ゴドレール
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2枚のスリット付
きディスクのスリットの相対移動に基づきモータ軸等の
回転体の角加速度を検出するように構成された角加速度
センサにおけるスリット付きディスクの製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】モータ軸等の回転体における無限回転角
度範囲に渡る角加速度の検出を行うための角加速度セン
サとしては、本願出願により、先に、国際公開第93/
20451号パンフレット(特願平4−101877号
に基づく優先権主張出願)において、2枚のスリット付
きディスクを利用した構造のものを提案している。
【0003】この角加速度センサにおいては、2枚のス
リット付きディスクを回転体に対して一体回転するよう
に取付け、これらに形成したスリットの相対的な移動に
基づき、回転体の角加速度を検出するようになってい
る。
【0004】このようなセンサにおいては、各ディスク
に対して正確なピッチでスリットを形成しておかない
と、検出精度が低下してしまう。例えば、スリットにピ
ッチ誤差があると、回転速度が一定であっても、形成さ
れているスリットのピッチ誤差のために回転むらが発生
した状態と同様なセンサ出力が得られてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ディスクに対してスリ
ットをピッチ誤差なく正確に形成するためには、スリッ
ト付きディスクを製造するためのディスク原盤に対して
精度良くスリットを形成する必要がある。しかし、スリ
ットが正確に形成されたディスク原盤を製造するために
は、その製造設備が大がかりとなり、費用も嵩んでしま
う。
【0006】本発明の課題は、この点に鑑みて、形成さ
れたスリットにピッチ誤差が発生していたとしても、2
枚のスリット付きディスクを対向配置して使用する状態
における相対的なピッチ精度を上げることの可能な角加
速度センサのスリット付きディスクの製造方法を提案す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転体に対し
て一体回転するように固定される第1および第2のスリ
ット付きディスクを備え、これらのディスクに形成され
ているスリットの相対移動に基づき回転体の角加速度を
検出するようになっている角加速度センサにおける前記
第1および第2のスリット付きディスクの製造方法であ
って、次の工程により2枚のスリット付きディスクを製
造している。
【0008】まず、1枚のディスク原盤用素材を用意
し、このディスク原盤用素材を回転軸に取付け、当該デ
ィスク原盤用素材のフォトレジスト面に対峙させてスリ
ット形成用のフォトマスクを配置し、回転軸を回転させ
て前記ディスク用原盤素材を1ピッチづつ一体回転させ
ながら、フォトマスクを介して当該ディスク原盤用素材
のフォトレジスト面にスリットを形成することによりデ
ィスク原盤を作成する。
【0009】次に、このスリットの形成時に、当該ディ
スク原盤の円周方向の原点位置を規定する原点マークを
前記フォトレジスト面に形成する。しかる後に、このデ
ィスク原盤を用いて、第1および第2のスリット付きデ
ィスク素材に対してスリットおよび原点マークを転写し
て、前記第1および第2のスリット付きディスクを作成
する。このように作成した第1および第2のスリット付
きディスクは、双方に形成された傾斜スリットが交差す
るように平行に対峙させると共に双方の原点マークが一
致するように合わせた状態で使用する。
【0010】ここで、傾斜スリットの代わりに、ディス
ク半径方向に延びる縦スリットを形成する場合において
も同一の工程を採用することができる。
【0011】また、本発明では上記の工程の代わりに次
に工程を採用して2枚のスリット付きディスクを製造す
るようにしている。まず、第1および第2のディスク原
盤用素材を用意し、まず、第1のディスク原盤用素材を
回転軸に取付け、当該ディスク原盤用素材のフォトレジ
スト面に対峙させてスリット形成用のフォトマスクを配
置し、回転軸を回転させて前記第1のディスク原盤用素
材を1ピッチづつ回転させながらフォトマスクを介して
当該ディスク原盤用素材のフォトレジスト面にスリット
を形成すると共に、当該ディスク原盤用素材の周方向の
原点位置を規定する原点マークを形成することにより第
1のディスク原盤を作成する。次に、同一の回転軸およ
びフォトマスクを用いて、前記第2のディスク原盤用素
材に対して同一の工程を経てスリットおよび原点マーク
を形成することにより第2のディスク原盤を作成する。
しかる後に、前記第2のディスク原盤を裏返した状態で
用いて、そこに形成されているスリットおよび原点マー
クが転写された中間原盤を作成する。前記第1のディス
ク原盤および前記中間原盤を用いて、第1のディスク用
素材および第2のディスク用素材に対してそれぞれスリ
ットおよび原点マークを転写することにより、前記第1
および第2のスリット付きディスクを作成する。このよ
うに作成した第1および第2のスリット付きディスク
は、双方に形成された傾斜スリットが交差するように平
行に対峙させると共に双方の原点マークが一致するよう
に合わせた状態で使用する。
【0012】この工程も、傾斜スリットの代わりに、デ
ィスク半径方向に延びる縦スリットを形成する場合にも
そのまま適用することができる。
【0013】さらに、本発明は、上記の方法の代わりに
次の方法によって2枚のスリット付きディスクを製造す
るようにしている。まず、円周方向に向けて傾斜方向の
異なるスリットが1ピッチづつずらした状態で形成され
ていると共に、円周方向の原点位置を規定する原点マー
クが形成されている母原盤を作成する。この母原盤に形
成されたスリットおよび原点マークを転写することによ
り、第1および第2の原盤を作成する。次に、前記第1
の原盤を用いて、一方向に傾斜したスリットと原点マー
クのみが転写された第1の中間原盤を作成する。前記第
2の原盤を用いて、前記第1の中間原盤に転写したスリ
ットとは異なる傾斜方向のスリットと原点マークのみが
転写された第2の中間原盤を作成する。前記第2の中間
原盤を裏返した状態で用いて、スリットおよび原点マー
クが転写された第3の中間原盤を作成する。次に、前記
第1の中間原盤を用いて前記第1のスリット付きディス
クを作成すると共に、前記第3の中間原盤を用いて前記
第2のスリット付きディスクを作成する。このように作
成した第1および第2のスリット付きディスクは、双方
に形成された傾斜スリットが交差するように平行に対峙
させると共に双方の原点マークが一致するように合わせ
た状態で使用する。
【0014】ここで、この方法においては、前記母原盤
を用いて、前記第1の中間原盤を直接に作成するように
してもよい。
【0015】また、この方法も、前記傾斜スリットの代
わりに、ディスク半径方向に延びる縦スリットを形成す
る場合にそのまま適用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。
【0017】まず、図1には、本発明の方法を適用して
製造したスリット付きディスクを備えた角加速度センサ
を示してある。図に示すように、角加速度センサ10
は、薄い円筒状のハウジング11を有し、このハウジン
グ11の中央を、ベアリング12を介して、測定対象の
回転軸13が回転自在に貫通している。ハウジング11
内に位置する回転軸13の外周には、本発明の方法によ
り製造された2枚のスリット付きディスク14、15が
対峙した状態で固定されている。これらのディスク1
4、15の外周側の部分には、円周方向に向けて同一ピ
ッチでそれぞれスリット群16、17が形成されてい
る。これらのスリット群16、17を挟む状態で、半導
体位置検出装置の検出部19が配置されている。この検
出部19は、発光ダイオード20と半導体位置検出器2
1から構成されている。
【0018】図2および図3には、上記のディスク15
の形状を示してある。これらの図に示すように、本例の
ディスク15は、最も外周側の部分が薄肉の環状部分1
5aとなっており、ここにスリット群17が形成されて
いる。この環状部分15aの内側には、厚肉の環状重り
部分15bが形成されている。この重り部分15bは、
その内周面の側から90度間隔で中心に向かって延びる
リブ15cによって支持されている。これらのリブ15
cの中心側は、回転体13の外周に固定したフランジ1
5dの外周に支持されている。ここに、リブ15cはデ
ィスクの円周方向への弾性変形が可能なばね部分であ
る。なお、他方のディスク14は全体として同一厚さの
剛性円盤である。
【0019】このように構成した本例の角加速度センサ
10において、回転軸13が回転を開始し、あるいは回
転速度が変化した場合には、ディスク15の側のスリッ
ト群17が他方のディスク14の側のスリット群16に
対して円周方向にずれる。すなわち、ディスク15に形
成した環状の重り部分15bの慣性力によって、そのば
ね部分15bが円周方向に弾性変形するので、スリット
群17もそれに伴って円周方向にずれる。
【0020】ここで、スリット群16の各スリットに対
して、スリット群17の各スリットはディスク半径方向
に対して逆方向に傾斜している。したがって、双方のス
リット群が相対的に円周方向にずれると、スリット群1
6とスリット群17の間に形成される交差部分が半径方
向にずれる。このずれを、半導体位置検出器21によっ
て検出することにより、回転軸13に発生した角加速度
を測定することができる。
【0021】ここで、本例のディスク14、15にスリ
ット群を形成するためのディスク原盤は次のようにして
製造することができる。
【0022】(実施形態1)まず、図4に示すように、
1枚のディスク原盤34を回転軸41上に取り付ける。
この際に、ディスク原盤のフォトレジスト面34aに対
峙させて、フォトマスク44を配置する。そして、駆動
源51、駆動ドライバ52および角度センサ53から構
成した回転軸41の回転制御機構を用いて、回転軸41
を1ピッチづつ回転させる。これに同期させて、フォト
マスク44に対峙させた光源61を、発光ドライバ63
によって駆動する。この回転軸41の駆動および光源6
1の発光は、上位のコントローラ71によって統括され
ている。この操作により、ディスク原盤34のフォトレ
ジスト面には、一定のピッチでスリット部分が形成され
る。
【0023】ここで、スリットの焼付け動作とは別に、
ディスク原盤34に対しては、回転軸41に取り付けた
状態において、円周方向の原点位置を規定する原点マー
ク(図示せず)を形成しておく。
【0024】次に、このディスク原盤34を用いて、第
1および第2のスリット付きディスク素材に対してスリ
ットおよび原点合わせマークを転写して、第1および第
2のスリット付きディスク14、15を作成する。この
ように作成した第1および第2のスリット付きディスク
14、15は、双方に形成された傾斜スリット16、1
7が交差する状態で、双方の原点マークが一致するよう
に平行に対峙させて使用する。すなわち、図1のように
組み付けられて使用される。
【0025】ここで、傾斜スリットの代わりに、ディス
ク半径方向に延びる縦スリットを形成する場合において
も同一の工程を採用することができる。
【0026】(実施形態2)上記の方法の代わりに、図
5に示す方法を採用しても第1および第2のスリット付
きディスク14、15を製造することができる。
【0027】この方法でも、図4に示す一般的なスリッ
ト形成用の装置を用いてディスク原盤を作成する。しか
し、本例では、まず、第1および第2のディスク原盤用
素材を用意しておき、図4の装置を用いて、スリットお
よび原点マークをそれぞれに形成することにより、第1
および第2のディスク原盤A、Bを作成する。しかる後
に、第2のディスク原盤Bを裏返した状態で用いて、ス
リット17Bおよび原点マーク171Bが転写された中
間原盤B1を作成する。
【0028】この後は、第1のディスク原盤Aおよび中
間原盤B1を用いて、予め用意してある第1のディスク
用素材および第2のディスク用素材に対してそれぞれス
リットおよび原点マークを転写することにより、第1お
よび第2のスリット付きディスク14、15を作成す
る。
【0029】このように作成した第1および第2のスリ
ット付きディスク14、15は、双方に形成された傾斜
スリット16、17が交差する状態で、双方の原点マー
ク161、171が一致するように平行に対峙させた状
態で、図1に示すセンサ回転軸13に取付けて使用され
ることになる。
【0030】ここで、第1のディスク原盤Aを用いて中
間原盤を作成し、この中間原盤を用いて第1のスリット
付きディスク14を作成すると共に、第2のディスク原
盤Bを用いて直接に第2のスリット付きディスク15を
作成するようにしてもよい。
【0031】また、本例の方法は、傾斜スリットの代わ
りに、ディスク半径方向に延びる縦スリットを形成する
場合にもそのまま適用することができる。
【0032】(実施形態3)次に、図6には、本発明の
更に別の方法を示してある。この方法においては、ま
ず、図4に示す装置を用いて、円周方向に向けて傾斜方
向の異なるスリットが1ピッチづつずらした状態で形成
されていると共に、円周方向の原点位置を規定する原点
マークが形成されている母原盤A0を作成する。
【0033】次に、この母原盤A0に形成されたスリッ
トおよび原点マークを転写することにより、第1および
第2の原盤A11、B11を作成する。次に、第1の原
盤A11を用いて、一方向に傾斜したスリットと原点マ
ークのみが転写された第1の中間原盤A12を作成す
る。また、第2の原盤B11を用いて、第1の中間原盤
A12に転写したスリットとは異なる傾斜方向のスリッ
トと原点マークのみが転写された第2の中間原盤B12
を作成する。
【0034】次に、第2の中間原盤B12を裏返した状
態で用いて、スリット17Bおよび原点マーク161B
が転写された第3の中間原盤B13を作成する。
【0035】この後は、第1の中間原盤A12を用いて
第1のスリット付きディスク14を作成すると共に、第
3の中間原盤B13を用いて第2のスリット付きディス
ク15を作成する。
【0036】このように作成した第1および第2のスリ
ット付きディスク14、15は、双方に形成された傾斜
スリット16、17が交差する状態で、双方の原点マー
ク161、161が一致するように平行に対峙させた状
態で、図1の回転軸13に取付けて使用される。
【0037】ここで、この方法においては、母原盤A0
を用いて、第1の中間原盤A12あるいは第1の中間原
盤B12を直接に作成するようにしてもよい。
【0038】また、この方法も、傾斜スリットの代わり
に、ディスク半径方向に延びる縦スリットを形成する場
合にそのまま適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
れば、一般的に使用されているスリット形成装置を用い
て、2枚のスリット付きディスクに形成されるピッチの
相対的な精度を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により製造したディスクを備えた
角加速度センサの構造を示す概略縦断面図である。
【図2】図1の装置のディスクの形状を示す断面図であ
る。
【図3】図1の装置のディスクの形状を示す平面図であ
る。
【図4】図1のディスクを製造するためのディスク原盤
の製造装置を示す概略構成図である。
【図5】本発明の方法を説明するための説明図である。
【図6】本発明の別の方法を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
10・・・角加速度センサ 14、15・・・スリット付きディスク 16、17・・・スリット群 161、171、161B、171B・・・原点マーク 34・・・ディスク原盤 34a・・・フォトレジスト面 41・・・回転軸 44・・・フォトマスク 61・・・光源 A0 母原盤 A、B、A11、B11・・・原盤 A12、B1、B12、B13・・・中間原盤 161、171、161B、171B・・・原点マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−333009(JP,A) 特開 平6−337212(JP,A) 特開 平2−181608(JP,A) 特開 昭61−172067(JP,A) 特開 昭59−224514(JP,A) 特開 昭62−57140(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 15/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体に対して一体回転するように固定
    される第1および第2のスリット付きディスクを備え、
    これらのディスクに形成されている相互に反対方向に傾
    斜している傾斜スリットの相対移動に基づき回転体の角
    加速度を検出するようになっている角加速度センサにお
    ける前記第1および第2のスリット付きディスクの製造
    方法であって、 1枚のディスク原盤用素材を用意し、このディスク原盤
    用素材を回転軸に取付け、当該ディスク原盤用素材のフ
    ォトレジスト面に対峙させてスリット形成用のフォトマ
    スクを配置し、回転軸を回転させて前記ディスク用原盤
    素材を1ピッチずつ一体回転させながら、フォトマスク
    を介して当該ディスク原盤用素材のフォトレジスト面に
    スリットを形成することによりディスク原盤を作成し、 このスリットの形成時に、当該ディスク原盤の円周方向
    の原点位置を規定する原点マークを前記フォトレジスト
    面に形成し、 このディスク原盤を用いて、第1および第2のスリット
    付きディスク素材に対してスリットおよび原点マークを
    転写して、前記第1および第2のスリット付きディスク
    を作成し、 これらの第1および第2のスリット付きディスクを、双
    方に形成された傾斜スリットが交差するように平行に対
    峙させると共に双方の原点マークが一致するように合わ
    せた状態で使用することを特徴とする角加速度センサの
    スリット付きディスクの製造方法。
  2. 【請求項2】 回転体に対して一体回転するように固定
    される第1および第2のスリット付きディスクを備え、
    これらのディスクに形成されているディスク半径方向に
    延びる縦スリットの相対移動に基づき回転体の角加速度
    を検出するようになっている角加速度センサにおける前
    記第1および第2のスリット付きディスクの製造方法で
    あって、 1枚のディスク原盤用素材を用意し、このディスク原盤
    用素材を回転軸に取付け、当該ディスク原盤用素材のフ
    ォトレジスト面に対峙させてスリット形成用のフォトマ
    スクを配置し、回転軸を回転させて前記ディスク用原盤
    素材を1ピッチずつ一体回転させながら、フォトマスク
    を介して当該ディスク原盤用素材のフォ トレジスト面に
    スリットを形成することによりディスク原盤を作成し、 このスリットの形成時に、当該ディスク原盤の円周方向
    の原点位置を規定する原点マークを前記フォトレジスト
    面に形成し、 このディスク原盤を用いて、第1および第2のスリット
    付きディスク素材に対してスリットおよび原点マークを
    転写して、前記第1および第2のスリット付きディスク
    を作成し、 これらの第1および第2のスリット付きディスクを、平
    行に対峙させると共に双方の原点マークが一致するよう
    に合わせた状態で使用することを 特徴とする角加速度セ
    ンサのスリット付きディスクの製造方法。
  3. 【請求項3】 回転体に対して一体回転するように固定
    される第1および第2のスリット付きディスクを備え、
    これらのディスクに形成されている反対方向に傾斜して
    いる傾斜スリットの相対移動に基づき回転体の角加速度
    を検出するようになっている角加速度センサにおける前
    記第1および第2のスリット付きディスクの製造方法で
    あって、 第1および第2のディスク原盤用素材を用意し、まず、
    第1のディスク原盤用素材を回転軸に取付け、当該ディ
    スク原盤用素材のフォトレジスト面に対峙させてスリッ
    ト形成用のフォトマスクを配置し、回転軸を回転させて
    前記第1のディスク原盤用素材を1ピッチずつ回転させ
    ながらフォトマスクを介して当該ディスク原盤用素材の
    フォトレジスト面にスリットを形成すると共に、当該デ
    ィスク原盤用素材の周方向の原点位置を規定する原点マ
    ークを形成することにより第1のディスク原盤を作成
    し、 次に、同一の回転軸および前記フォトマスクとは逆傾斜
    のスリット形成用のフォトマスクを用いて、前記第2の
    ディスク原盤用素材に対して同一の工程を経てスリット
    および原点マークを形成することにより第2のディスク
    原盤を作成し、 しかる後に、前記第2のディスク原盤を裏返した状態で
    用いて、そこに形成されているスリットおよび原点マー
    クが転写された中間原盤を作成し、 前記第1のディスク原盤および前記中間原盤を用いて、
    第1のディスク用素材および第2のディスク用素材に対
    してそれぞれスリットおよび原点マークを転写すること
    により、前記第1および第2のスリット付きディスクを
    作成し、 これらの第1および第2のスリット付きディスクを、双
    方に形成された傾斜スリットが交差するように平行に対
    峙させると共に双方の原点マークが一致するように合わ
    せた状態で使用することを特徴とする角加速度センサの
    スリット付きディスクの製造方法。
  4. 【請求項4】回転体に対して一体回転するように固定さ
    れる第1および第2のスリット付きディスクを備え、こ
    れらのディスクに形成されているディスク半径方向に延
    びる縦スリットの相対移動に基づき回転体の角加速度を
    検出するようになっている角加速度センサにおける前記
    第1および第2のスリット付きディスクの製造方法であ
    って、 第1および第2のディスク原盤用素材を用意し、まず、
    第1のディスク原盤用素材を回転軸に取付け、当該ディ
    スク原盤用素材のフォトレジスト面に対峙させてスリッ
    ト形成用のフォトマスクを配置し、回転軸を回転させて
    前記第1のディスク原盤用素材を1ピッチずつ回転させ
    ながらフォトマスクを介して当該ディスク原盤用素材の
    フォトレジスト面にスリットを形成すると共に、当該デ
    ィスク原盤用素材の周方向の原点位置を規定する原点マ
    ークを形成することにより第1のディスク原盤を作成
    し、 次に、同一の回転軸および前記フォトマスクとは異なる
    スリット形成用のフォトマスクを用いて、前記第2のデ
    ィスク原盤用素材に対して同一の工程を経てスリットお
    よび原点マークを形成することにより第2のディスク原
    盤を作成し、 しかる後に、前記第2のディスク原盤を裏返した状態で
    用いて、そこに形成されているスリットおよび原点マー
    クが転写された中間原盤を作成し、 前記第1のディスク原盤および前記中間原盤を用いて、
    第1のディスク用素材および第2のディスク用素材に対
    してそれぞれスリットおよび原点マークを転写すること
    により、前記第1および第2のスリット付きディスクを
    形成し、 これらの第1および第2のスリット付きディスクを、
    行に対峙させると共に双方の原点マークが一致するよう
    に合わせた状態で使用することを特徴とする角加速度セ
    ンサのスリット付きディスクの製造方法。
  5. 【請求項5】 回転体に対して一体回転するように固定
    される第1および第2のスリット付きディスクを備え、
    これらのディスクに形成されている反対方向に傾斜して
    いる傾斜スリットの相対移動に基づき回転体の角加速度
    を検出するようになっている角加速度センサにおける前
    記第1および第2のスリット付きディスクの製造方法で
    あって、 円周方向に向けて傾斜方向の異なるスリットが1ピッチ
    ずつずらした状態で形成されていると共に、円周方向の
    原点位置を規定する原点マークが形成されている母原盤
    を作成し、 この母原盤に形成されたスリットおよび原点マークを転
    写することにより、第1および第2の原盤を作成し、前
    記第1の原盤を用いて、一方向に傾斜したスリットと原
    点マークのみが転写された第1の中間原盤を作成し、 前記第2の原盤を用いて、前記第1の中間原盤に転写し
    たスリットとは異なる傾斜方向のスリットと原点マーク
    のみが転写された第2の中間原盤を作成し、 前記第2の中間原盤を裏返した状態で用いて、スリット
    および原点マークが転写された第3の中間原盤を作成
    し、 次に、前記第1の中間原盤を用いて前記第1のスリット
    付きディスクを作成すると共に、前記第3の中間原盤を
    用いて前記第2のスリット付きディスクを作成し、 これらの第1および第2のスリット付きディスクを、双
    方に形成された傾斜スリットが交差するように平行に対
    峙させると共に双方の原点マークが一致するように合わ
    せた状態で使用することを特徴とする角加速度センサの
    スリット付きディスクの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記母原盤を用い
    て、前記第1の中間原盤を直接に作成することを特徴
    する角加速度センサのスリット付きディスクの製造方
    法。
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