JP3484985B2 - 光硬化型接着剤組成物 - Google Patents
光硬化型接着剤組成物Info
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Description
金属等の基材の接着、特にガラスと樹脂との接着、樹脂
と金属との接着等といった、線膨張係数が異なる基材同
士の貼り合せに有用な光硬化型接着剤組成物に関するも
のであり、より具体的には、CRT、液晶パネル及びプ
ラズマディスプレイパネル等のディスプレイから発せら
れる電磁波及び/又は近赤外線を遮断するために用いら
れるフィルターの製造や、プラズマディスプレイ等のデ
ィスプレイの破損防止のために当該ディスプレイを構成
する表示本体の前面に貼り付けられる樹脂の接着に有用
であり、これらを利用する技術分野において賞用され得
るものである。
いては、EVA(エチレン−酢酸ビニル)等のホットメ
ルト系接着剤、粘着剤及び粘着テープ等が多く使用され
ているが、ホットメルト系接着剤は、接着の際に接着剤
を溶融する必要があるため、熱に弱いプラスチック等の
接着には用いることができず、又、粘着剤や粘着テープ
は耐熱性及び耐久性に問題があるため、これらの性能が
要求される分野には使用することができない。これに対
して光硬化型接着剤組成物は、光により硬化する1液型
の無溶剤型の接着剤であり、常温で硬化できるため熱に
弱いプラスチック等の接着も可能であり、低粘度で作業
性に優れたものである。又、その硬化物は、架橋構造を
有するため、耐熱性及び耐久性に優れた特性を有してい
る。
光硬化型接着剤組成物は、ガラス同士やアクリル樹脂等
の樹脂同士といった、線膨張係数が同じ基材の接着にお
いては良好な耐熱性及び耐久性を有するものの、ガラス
と樹脂との接着、金属と樹脂との接着等といった線膨張
係数の異なる基材の接着においては、耐熱性及び耐久性
の問題を有するものであった。
ィスプレイパネル等のディスプレイから発せられる電磁
波や近赤外線が、人体への悪影響、リモコン等の誤動作
等の影響が懸念されている。そこで、これら電磁波や近
赤外線を遮断する方法として、特開平9−330612
号等で提案されているように、近赤外線を吸収する色素
を配合した樹脂とインジウム錫酸化物(ITO)等の金
属を蒸着した樹脂とを貼り合せたフィルターが提案され
ている。
化型接着剤組成物で貼り合せて製造されたものとして
は、現在のところ、樹脂同士、ガラス同士といった同種
の材料を光硬化型接着剤で貼り合わせて製造されたもの
が多い。フィルターとしては、軽量化の観点から、軽量
な樹脂同士を貼り合せたものが好ましいが、プラズマデ
ィスプレイ等といった大画面のディスプレイの場合、フ
ィルターの反りの問題が生じるためガラス同士を貼り合
せたものが多い。大画面のディスプレイでも反りの問題
がなく、さらに軽量なフィルターとして、樹脂とガラス
とを貼り合せたフィルターが提案されている。しかしな
がら、当該フィルターの製造に従来の光硬化型接着剤組
成物を使用した場合、線膨張係数が異なる基材の接着で
あるため、耐熱性及び耐久性が劣るという問題を有す
る。
は、蛍光体を含む2枚の平面ガラス基板で構成されてい
る。そのため、前面からの強い衝撃に対する強度が充分
ではなく、前面からの耐衝撃性に優れるディスプレイが
要求されている。前面からの耐衝撃性に優れるディスプ
レイの例としては、特開平9−149346号等にある
ように、樹脂板からなるフィルタをプラズマディスプレ
イの前面に設置したディスプレイが提案されている。し
かしながら、当該ディスプレイは、樹脂板を取り付け金
具によって設置したものであるが、この様な方法で樹脂
板を設置したものは、画面が見ずらくなってしまうとい
う問題を有するため、樹脂板とプラズマディスプレイを
直接貼り合せたディスプレイが検討されている。しかし
ながら、当該樹脂板とプラズマディスプレイの貼り合せ
に従来の光硬化型接着剤組成物を使用した場合、樹脂と
ガラスの接着であり、前記と同様に線膨張係数が異なる
基材の接着であるため、得られるディスプレイの耐熱性
及び耐久性が劣るという問題を有する。
接着においても、その硬化物が耐熱性及び耐久性に優
れ、より具体的には、電磁波及び/又は近赤外線遮断フ
ィルターや樹脂基材と表示本体を貼り合せたディスプレ
イの製造に適した光硬化型接着剤組成物を見出すため鋭
意検討を行ったのである。
題を解決するために種々の検討を行った結果、ウレタン
(メタ)アクリレート、特定のエチレン性不飽和二重結
合を有する化合物、水酸基含有のエチレン性不飽和二重
結合を含有する化合物及び光重合開始剤からなる光硬化
性の接着剤組成物が、線膨張係数が異なる基材の接着に
おいても、耐熱性及び耐久性に優れることを見出し、本
発明を完成した。以下、本発明を詳細に説明する。尚、
本明細書においては、アクリロイル基又は/及びメタク
リロイル基を(メタ)アクリロイル基と、アクリレート
又は/及びメタクリレートを(メタ)アクリレートとい
う。
トは、硬化物に強靭性及び耐久性を付与するための成分
である。ウレタン(メタ)アクリレートとしては、アル
コール、有機ポリイソシアネート及びヒドロキシル基含
有(メタ)アクリレートの反応物が挙げられる。好まし
くはアルコールと有機ポリイソシアネートを反応させ
て、イソシアネート基含有ウレタンプレポリマーを製造
し、これにヒドロキシ基含有(メタ)アクリレートを反
応させたものが好ましい。
グリコール、プロピレングリコール、テトラメチレング
リコール、シクロヘキサンジメタノール及び3−メチル
−1,5−ペンタンジオール等の低級アルコール、ポリ
エチレングリコール及びポリプロピレングリコール等の
ポリエーテルポリオール等や、これらのアルコールと、
アジピン酸、コハク酸、フタル酸、テトラヒドロフタル
酸、ヘキサヒドロフタル酸及びテレフタル酸等の二塩基
酸又はその無水物等とから得られるポリエステルポリオ
ール等が挙げられる。有機ポリイソシアネートとして
は、トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート及びイソホロンジイソシアネート等が挙げられる。
又、ヒドロキシ基含有(メタ)アクリレートとしては、
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート及び2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。
しては硬化後の物性が柔軟でかつ伸びの高いものがよ
い。ウレタン(メタ)アクリレートとしては、オリゴマ
ーを使用することが好ましく、好ましい分子量として
は、500〜50,000が挙げられる。
(B)及び(C)成分の合計量当り、又はこれら以外の
後記する光硬化性化合物をさらに配合する場合は、
(A)、(B)、(C)成分及び光硬化性化合物(尚、
本明細書では、これらを総称して硬化性成分という)の
合計量当り、5〜60重量%であり、好ましくは10〜
50重量%である。5重量%未満の場合は、硬化物の架
橋割合が少なくなるため耐久性に劣る。又、60重量%
を超えると、組成物の粘度が高くなるため塗工等の作業
性が悪くなる。
表される(メタ)アクリロイル基を1個有する化合物で
あり、硬化物に柔軟性及び伸び率を付与する成分であ
る。
メチル基であり、R2 は炭素数1〜4のアルキレン基で
あり、nは1〜10の整数である。〕 R2 の好ましい例は、エチレン基及びプロピレン基であ
り、より好ましくはエチレン基である。
メチル基である。〕
性成分の合計量当り10〜90重量%であり、好ましく
は20〜80重量%である。この割合が10重量%より
少ない場合は、(B)成分に起因する硬化物の柔軟性及
び伸び率が不充分となる。他方、90重量%を超える
と、耐久性及び接着性が低下する。
の水酸基及び1個のエチレン性不飽和二重結合を有する
化合物であり、密着性を付与するための成分である。
(C)成分としては、種々の化合物が挙げられ、例えば
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート及び2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−
フェノキシプロピル(メタ)アクリレート等のアリール
置換ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、1,2
−ジヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等のジヒド
ロキシアルキル(メタ)アクリレート、並びに3−クロ
ロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の
ハロゲン置換ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート
等が挙げられる。これらの中でも、組成物の粘度を低下
させることができるという点で、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート及び2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレートが好ましい。
性成分の合計量当り5〜60重量%であり、好ましくは
10〜50重量%である。この割合が5重量%より少な
い場合は、極性の高い表面を有するガラスや金属といっ
た基材への接着力に劣り、他方60重量%を超えると樹
脂への密着性が悪くなる。
を照射することにより、ラジカルを発生する化合物であ
れば良い。具体的には、ベンゾイン、ベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインエチルエーテル及びベンゾインイ
ソプロピルエーテル等のベンゾインとそのアルキルエー
テル;アセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェ
ニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニ
ルアセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノン、
1−ヒドロキシアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロ
ヘキシルフェニルケトン及び2−メチル−1−[ 4−
(メチルチオ)フェニル] −2−モルフォリノプロパン
−1−オン等のアセトフェノン;2−メチル−アントラ
キノン、2−エチルアントラキノン、2−ターシャリ−
ブチルアントラキノン、1−クロロアントラキノン及び
2−アミルアントラキノン等のアントラキノン;2,4
−ジメチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン
及び2,4−ジイソプロピルチオキサントン等のチオキ
サントン;アセトフェノンジメチルケタール及びベンジ
ルジメチルケタール等のケタール;ベンゾフェノン及び
o−ベンゾイル安息香酸メチル等のベンゾフェノン;カ
ンファーキノン、7,7−ジメチル−2,3−ジオキソ
ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタン−1−カルボン酸、
7,7−ジメチル−2,3−ジオキソビシクロ〔2.
2.1〕ヘプタン−1−カルボキシ−2−ブロモエチル
エステル、7,7−ジメチル−2,3−ジオキソビシク
ロ〔2.2.1〕ヘプタン−1−カルボキシ−2−メチ
ルエステル及び7,7−ジメチル−2,3−ジオキソビ
シクロ〔2.2.1〕ヘプタン−1−カルボン酸クロラ
イド等のカンファーキノン系化合物;ベンゾイルジフェ
ニルホスフィンオキサイド、2,6−ジメチルベンゾイ
ルジフェニルホスフィンオキサイド、2,4,6−トリ
メチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ベ
ンゾイルジエトキシホスフィンオキサイド、2,4,6
−トリメチルベンゾイルジメトキシフェニルホスフィン
オキサイド及び2,4,6−トリメチルベンゾイルジエ
トキシフェニルホスフィンオキサイド等のアシルホスフ
ィンオキサイド;並びにビス(2,6−ジメトキシベン
ゾイル)−2,4−,4−トリメチルフェニル−ホスフ
ィンオキサイド及びビス(2,4,6−トリメチルベン
ゾイル)フェニルホスフィンオキサイド等のホスフィン
オキサイド化合物等を挙げることができる。これらの光
重合開始剤は、単独で使用してもよく、2種以上組み合
わせて使用してもよい。
計量100重量部に対して、0.1〜10重量部であ
り、好ましくは0.5〜5重量部である。この割合が
0.1重量部未満の場合は、光硬化性が十分でなくな
り、又10重量部を越える場合は、光硬化性の改善が見
られないままコスト高を招くことになる。
て、前記(A)、(B)及び(C)成分以外の光硬化性
化合物を配合することもできる。光硬化性化合物の配合
割合としては、0〜30重量%が好ましい。この割合
が、30重量%を超えると、密着性や硬化性の改善が見
られない上、耐熱性及び耐久性を損なってしまう場合が
ある。光硬化性化合物としては、光硬化性のオリゴマー
及び光硬化性のモノマーがある。
(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレ
ートが挙げられる。エポキシ(メタ)アクリレートとし
ては、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂或いはそ
のハロゲン核置換体、又はビスフェノールF型エポキシ
樹脂又はそのハロゲン核置換体と、(メタ)アクリル酸
との反応物が挙げられる。ポリエステル(メタ)アクリ
レートとしては、例えばエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、シクロヘキサンジメタノール、3−メ
チル−1,5−ペンタンジオール、プロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、1,6−ヘキサンジオ
ール、トリメチロールプロパン及びこれらのアルキレン
オキシド付加物等のアルコール、とアジピン酸、コハク
酸、フタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフ
タル酸及びテレフタル酸等の二塩基酸又はその無水物等
の酸とから得られるポリエステルポリオールと、(メ
タ)アクリル酸との脱水縮合物が挙げられる。
不飽和二重結合を1個有する化合物、エチレン性不飽和
二重結合を2個以上有する化合物が挙げられる。エチレ
ン性不飽和二重結合を1個有する化合物としては、(メ
タ)アクリレート及びN−ビニルホルムアミド等が挙げ
られ、さらに(メタ)アクリレートとしては、窒素含有
(メタ)アクリレート、カルボキシル基含有(メタ)ア
クリレート及びリン酸基含有(メタ)アクリレート等が
挙げられる。窒素含有(メタ)アクリレートとしては、
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、モルホリ
ノエチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイル
モルホリン、ジメチル(メタ)アクリルアミド、ジエチ
ル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミド及びジメチルアミノプロピルメ
チル(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミ
ド等が挙げられる。カルボキシル基含有(メタ)アクリ
レートとしては、2−(メタ)アクリロイルオキシエチ
ルコハク酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルフ
タル酸及び2−(メタ)アクリロイルオキシエチルヘキ
サヒドロフタル酸等が挙げられる。リン酸基含有(メ
タ)アクリレートとしては、2−(メタ)アクリロイル
オキシエチルアシッドホスフェート、1−(メタ)アク
リロイルオキシプロピル−2−アシッドホスフェート及
び1−クロロ−3−(メタ)アクリロイルオキシプロピ
ル−2−アシッドホスフェート等が挙げられる。
る化合物としては、(メタ)アクリロイル基を2個以上
有する(メタ)アクリレートが挙げられる。具体的に
は、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テト
ラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート及びトリ
プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等のグリ
コールジ(メタ)アクリレート;ビスフェノールAジ
(メタ)アクリレート、ビスフェノールAのエチレンオ
キサイド付加物又はプロピレンオキサイド付加物等のア
ルキレンオキサイド付加物のジ(メタ)アクリレート;
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラ(メタ)アクリレート及びジペン
タエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等のポリ
オールポリ(メタ)アクリレート;並びに前記ポリオー
ルのアルキレンオキサイド付加物のポリ(メタ)アクリ
レート等が挙げられる。
にも、接着剤の性能に問題ない程度の割合でその他の成
分を配合することもできる。その割合としては、組成物
中に30重量%以下が好ましい。30重量%を超える
と、接着剤の性能を損なってしまうことがある。具体的
には、可塑剤、アミン化合物等の増感剤(ミヒラーケト
ン等)、有機過酸化物、染料、レドックス系の重合開始
剤及びラジカル重合安定剤等を配合することができる。
染料の具体例としては、オイルレッド及びスダンーI等
の油溶性染料;オレンジII及びセリトンファストイエ
ロG等のアゾ染料;ローダミンB等のキノンイミン染
料;インダスレンブリリアントピンクR等のインジゴイ
ド染料;サンレッドNo.1及びサンレッドLN等のア
ンスランキノン染料;ホワイトフローB等の蛍光染料;
並びに赤色2号、赤色3号、赤色106号、黄色5号、
青色1号、アカミンFR−100及び朱色No.101
等の食用色素等が挙げられる。
要に応じて所望成分を常法に従い混合することで得られ
る。本発明の光硬化型接着剤組成物は、種々の基材の接
着に適用できる。基材としてはポリメチルメタクリレー
ト等の(メタ)アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、
塩化ビニル樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリ
エステル樹脂、ポリスチレン樹脂及びトリアセチルセル
ロース等の樹脂、鉄、アルミ、亜鉛及び銅等の金属、並
びに石英ガラス、光学ガラス及びソーダガラス等のガラ
ス等が挙げられる。本発明の組成物は、特に線膨張係数
の異なる基材の接着に適しているものである。本発明に
おける線膨張係数とは、温度Tの上昇により物質の長さ
Lが増加する割合をあらわすもので、下記式で定義され
る。
す。線膨張係数の異なる基材の組み合わせとしてはガラ
スと樹脂、樹脂と金属が挙げられ、本発明では線膨張係
数の差が3×10-5/℃以上異なる組み合わせのものに
も好ましく適用できる。
としては、片方の基材、又は基材の両方に組成物を塗布
し、これらを貼り合わせた後、基材の一方の面又は両面
から光を照射すれば良い。光照射の方法としては、ハロ
ゲンランプ、メタルハライドランプ及び高圧水銀灯等を
使用し、常法の条件に従えば良い。
張係数の異なる基材に対して好ましく適用できるもので
あるが、この様な基材を組み合わせて製造される具体的
な用途としては、樹脂基板とガラス基板から構成される
電磁波及び/又は近赤外線の遮断フィルターの製造にお
ける樹脂基材とガラス基板の接着や、プラズマディスプ
レイ等といった蛍光体を含み2枚のガラス基板から構成
されてなる表示本体と、樹脂基材から構成されるディス
プレイの製造における、樹脂基材と表示本体の接着に好
ましく使用される。
び/又は近赤外線の遮断フィルターにおいて、これを構
成する樹脂基材としては、ポリメチルメタクリレート等
のメタクリレート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹
脂等のポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
スチレン樹脂及びトリアセチルセルロース樹脂等が挙げ
られる。樹脂基材としては、樹脂フィルム及び樹脂基板
のいずれも使用可能である。近赤外線遮断フィルターの
場合には、樹脂基材として、近赤外線を吸収させるため
のニッケル系、アルミニウム系、ジイモニウム系、アン
チモン系及びフタロシアニン系の色素を樹脂板に分散さ
せたものを使用することが好ましい。当該樹脂基材とし
て樹脂基板を使用する場合には、樹脂基板は樹脂に色素
を配合し溶融押出法等により成形して製造することがで
きる。又、樹脂基板と、樹脂フィルムに色素を分散させ
た近赤外線遮断フィルムを併用して使用することもでき
る。近赤外線遮断フィルムを使用する場合は、当該フィ
ルムを樹脂基板とガラス基板間、又は樹脂板の前面に、
光硬化型接着剤組成物を使用して接着すれば良い。本発
明の接着剤組成物を使用した近赤外線遮断フィルターの
例としては、色素を分散した樹脂基板/接着剤組成物硬
化物層/ガラス基板から構成されるもの等が挙げられ
る。又、電磁波遮断フィルターの場合には、銅、金、
銀、アルミニウム及び錫等の金属、当該金属の塩、並び
にITO等の酸化物等を、ポリエチンレテレフタレート
等の樹脂フィルム又は樹脂メッシュに、蒸着又はスパッ
タリングした電磁波遮断材を使用する。当該電磁波遮断
材は、樹脂基材とガラス基板の間、又は樹脂基材の前面
に、光硬化型接着剤組成物を使用して接着すれば良い。
本発明の接着剤組成物を使用した電磁波遮断遮断フィル
ターの例としては、樹脂基板/接着剤組成物硬化物層/
金属蒸着メッシュ層/ガラス基板から構成されるもの等
が挙げられる。さらに、本発明の接着剤組成物を使用し
た電磁波及び近赤外線遮断フィルターの例としては、色
素を分散した樹脂基板/接着剤組成物硬化物層/金属蒸
着メッシュ層/ガラス基板から構成されるもの等が挙げ
られる。
を含み2枚のガラス基板から構成されてなる表示本体
と、樹脂基材から構成される、前面からの耐衝撃性に優
れるディスプレイにおいて、樹脂基材としては、アクリ
ル樹脂及びポリカーボネート樹脂等が挙げられる。樹脂
基材としては、近赤外線遮断を遮断するために、前記色
素が分散したものも使用できる。樹脂基材としては、樹
脂フィルム及び樹脂基板のいずれも使用できる。
り具体的に説明する。尚、各例において、「部」は重量
部を意味する。 ○実施例1〜同5 表2に示す種類及び量の(A)〜(D)成分を常法に従
い配合して組成物を製造した。得られた組成物の粘度を
測定した。又、得られた組成物を、下記試験方法に従い
評価した。それらの結果を表3に示す。
号は以下の意味を示す。 ・UN9200A:アートレジンUN9200A、ウレ
タンアクリレート、根上工業(株)製 ・M1310:アロニックスM1310、ウレタンアク
リレート、東亞合成(株)製 ・M110:アロニックスM110、パラクミルフェノ
ールエチレンオキサイド1モル変性アクリレート〔式
(1)において、R1 が水素原子で、R2 がエチレン基
で、nが1の化合物〕、東亞合成(株)製 ・化合物A:下記式(3)で表される化合物〔式(2)
において、化合物R3 が水素原子である化合物〕
リレート、三菱ガス化学(株)製 ・HOP−A:ライトエステルHOP−A、2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、共栄社油脂(株)製 ・M5700:アロニックスM5700、2−ヒドロキ
シ−3−フェノキシプロピルアクリレート、東亞合成
(株)製 ・Irg651:イルガキュア651、ベンジルジメチ
ルケタール、チバガイギー社製 ・ルシリンTPO:2,4,6−トリメチルベンゾイル
ジフェニルホスフィンオキサイド、BASF社製
ストピースと貼り合わせた。これに、ウシオ電機製コン
ベア型80W高圧水銀灯を使用して、2000mJ/c
m2 の条件で照射し、テストピースの接着を行った。こ
れを試験体とした。使用したテストピースは、3cm角
であり、厚みが2mmであるアクリル樹脂(以下Aと略
す)、厚みが3mmであるポリカーボネート樹脂(以下
Pと略す)、厚みが1mmであるソーダガラス(以下G
と略す)、厚みが1mmである鉄板(以下Fと略す)を
用いた。耐熱性試験は、試験体を80℃のオーブンに5
00時間入れた後の接着面の状態を目視により観察し
た。耐湿熱性試験は、試験体を恒温恒湿器(50℃、湿
度95%)に500時間放置した後の接着面の状態を目
視により観察した。冷熱サイクル試験は、試験体を−4
0℃と85℃で、各30分放置し、これを100サイク
ル繰り返した後の接着面の状態を目視により観察した。
表4において、例えばA/Gはアクリルとガラスを貼り
合せたことを意味する。又、○、△、×は以下の意味を
示す。 ○:はがれ無し △:一部はがれ有り ×:大部分にはがれ有り −:初期未接着(ポリカーボネート板により紫外線が吸
収されたため)
い配合して組成物を製造した。得られた組成物の粘度を
測定した。得られた組成物を、実施例と同様に評価し
た。それらの結果を表5に示す。
号は、下記以外は前記表2と同様の意味を示す。 ・ACMO:アクリロイルモルホリン、興人(株)製 ・M150:アロニックスM150、N−ビニル−ピロ
リドン、東亞合成(株)製
トした樹脂製メッシュ/アクリル樹脂板から構成される
電磁波及び近赤外線遮断フィルターの製造において、ガ
ラスに実施例1の接着剤組成物を塗布した後、金属コー
トした樹脂製メッシュ、アクリル樹脂板の順に貼り合わ
せ、光照射して接着剤組成物を硬化接着させた。得られ
た電磁波及び近赤外線遮断フィルターは、良好な初期接
着性と、耐熱性及び耐久性を有するものであった。
40インチのプラズマディスプレイを貼り合わせ、光照
射して接着剤組成物を硬化接着させた。得られたディス
プレイは、良好な初期接着性と、耐熱性及び耐久性を有
するものであった。
張係数の異なる基材の接着においても良好な耐熱性及び
耐久性を有するため、各種基材の接着に有用なものであ
り、特に電磁波及び/又は近赤外線遮断フィルター、及
び表示本体と樹脂基材を貼り合せたディスプレイの製造
に有用なものである。
Claims (4)
- 【請求項1】(A)ウレタン(メタ)アクリレート、
(B)下記一般式(1)又は/及び式(2)で表される
(メタ)アクリロイル基を1個有する化合物、(C)下
記一般式(2)で表される化合物以外の水酸基及び1個
のエチレン性不飽和二重結合を有する化合物、並びに
(D)光重合開始剤からなる組成物であって、(A)、
(B)及び(C)成分の割合が、該組成物中の硬化性成
分の合計量当たり、それぞれ5〜60重量%、10〜9
0重量%及び5〜60重量%であり、(D)成分の割合
が、硬化性成分の合計量100重量部に対して0.1〜
10重量部である光硬化型接着剤組成物。 【化1】 〔式(1)において、R1 は水素原子又はメチル基であ
り、R2 は炭素数1〜4のアルキレン基であり、nは1
〜10の整数である。〕 【化2】 〔式(2)において、R3 は水素原子又はメチル基であ
る。〕 - 【請求項2】線膨張係数が異なる基材同士を請求項1記
載の組成物を用いて貼り合わせ、その後当該基材に光照
射することを特徴とする接着方法。 - 【請求項3】樹脂基材とガラス基板とを請求項1記載の
組成物で接着してなる電磁波及び/又は近赤外線遮断フ
ィルター。 - 【請求項4】蛍光体を含み2枚のガラス基板から構成さ
れてなる表示本体と樹脂基材を請求項1記載の組成物で
接着してなるディスプレイ。
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