JP3484628B2 - タイヤ補強用スチールコード - Google Patents
タイヤ補強用スチールコードInfo
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Description
使用されるタイヤ補強用スチールコード(以下、単に
「コード」という。)に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、この種のコードは、多本数が平
行に引き揃えられた状態でゴム材に被覆されて、自動車
用タイヤとして使用されている。そして、コードに要求
される条件としては、機械的強度が優れていることは勿
論のこと、ゴム材との化学的、物理的な接着が良好であ
ること、およびコード内部へのゴム浸入性が良好である
こと等があげられる。すなわち、コードがタイヤ補強材
としての役割を充分に果たすためには、機械的強度に優
れたゴム材との完全な複合体となることが必要である。 【0003】従来、この種のコードの典型的な例では、
図2に示す3+6構造の2層撚りコード4がある。この
コード4は、3本の芯素線5を撚り合わせてコアを形成
し、その周りに6本の側素線6を撚り合わせた構造であ
る。しかし、このコード4は2回の撚り工程を要するた
め生産性が低く、製造コストが高くなる。また、3本撚
りのコアの中心部Cまでゴムが浸入しにくく、コア中心
部Cに空隙を生じやすい。そのため、その部分より内部
腐食やフレッティング摩耗が容易に発生し、コードの寿
命がかなり短くなるという欠点を有していた。 【0004】これに対し、コード内部にゴムを浸入させ
るために、オープンコードも考えられるが、図3(a)
に示すコード7のように全ての素線8、9をオープン構
造にしたのでは、ゴム浸入性は良いが撚りの安定性が低
下し、タイヤの生産におけるカレンダー工程(コードを
ゴムに挟む工程)の際に付加される低荷重でコードが伸
び、隙間が減少して、ゴム浸入が低下してしまう。 【0005】また、図3(b)に示すコード10のよう
な、単に側素線12のみをオープン構造にした場合に
は、芯素線11間にゴムが浸入しないことに加えて、密
構造の芯素線11とオープン構造の側素線12とでは伸
長が異なることに起因して、カレンダー工程の際に付加
される、しごき力や押圧力で、外層形状のみが変形し、
コードの形状崩れや部分的な突っ張り状態でゴムシート
の平坦性が損なわれるという問題点が発生する。この平
坦性はタイヤの加工性及び耐疲労性に大きな影響を与え
る。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、生産性を維持し、形状安
定性、耐疲労性に優れたスチールコードを提供すること
を課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のコー
ドは、2本の素線を芯素線とし、4〜7本の素線を側素
線として同一方向に一度に撚り合わせたスチールコード
で、芯素線径をd1 、側素線径をd2 としたとき、d1
=0.17〜0.25mm、d2 =1.65d 1 〜2.
0d1 mmであって、コード横断面が、ゴムに埋め込ま
れる長さ範囲内で長手方向に略同一向きの略楕円形状で
あり、その偏平比(長径/短径)が1.1〜2.2であ
り、かつ、2本の芯素線が、コード長径軸に平行に並ぶ
とき、0.03d1 mm以上の隙間を有して離間して、
コード短径軸に平行に並ぶとき略接触し、さらに側素線
の相隣り合う素線間の一部は空間を有して撚り合わされ
たことを特徴とする。 【0008】本発明のコードは、2本の芯素線と4〜7
本の側素線とからなり、1回の工程で撚り合わされた2
/N(N:4〜7)構造で、側素線がオープン撚り構造
である。芯素線を2本としたのは、3本の場合のような
空隙がなく、一度撚りの場合、芯素線2本が最も安定し
た撚り構造が得られることによる。 【0009】また、本発明のコードは、2本の芯素線
が、コード長径軸に平行に並ぶとき離間し、短径軸に平
行に並ぶとき略接するコードである。これにより、芯素
線間にゴム材が浸入し、耐フレッティング摩耗性が向上
するとともに、芯素線と側素線との伸長が同調するの
で、芯素線と側素線の伸長の違いに起因する、カレンダ
ー工程でのコードの形状崩れや部分的突っ張りによるシ
ートの平坦異常を防止することができる。また、2本の
芯素線がコード短径側で接触するので、コードの偏平形
状を阻害することがない。 【0010】2本の芯素線がコード短径軸に平行に並ぶ
ときの配置については、コード短径軸方向の曲げ応力を
極小化するために密着させることが理想であるが、略接
触状態でもほぼ同様の効果が得られる。 【0011】この2本の芯素線がコード長径方向に並ぶ
ときの離間距離を0.03d1 mm以上としたのは、充
分なるゴム浸入を得るためばかりでなく、ゴム材で被覆
した後のコード長径軸方向の曲げ応力が極大にならない
ようにするためである。 【0012】また、側素線径d2 をd2 =1.65d1
〜2.0d1 mmとしたのは、この範囲が芯素線群との
関係において撚り構造が最も安定することによるが、
1.65d1 mm未満では側素線の撚り形状が不均一に
なり、耐疲労性が低下し、2.0d1 mmを超えると側
素線間の隙間が減少してゴム浸入性が低下し、フレッテ
ィング摩耗の原因となることによる。 【0013】さらに、本発明のコードは、横断面形状が
略楕円形であるので、その短径側をタイヤベルト層の厚
み側に一致するように配置することで、ベルト層の厚み
を薄くすることができるとともに、タイヤ回転方向の曲
げ剛性を低くしながら、タイヤの回転方向と直交する方
向の曲げ剛性を高め、タイヤの圧縮、曲げに対する耐疲
労性を向上させることができる。 【0014】偏平率(長径/短径)を1.1〜2.2と
したのは、1.1未満では、形状が真円形状に近くな
り、楕円としての効果が得られないことにより、2.2
を超えると長径が増大する分、ゴムシートの単位面積当
たりのコード敷き並べ本数が減り、タイヤの強力レベル
が低下してしまうことによる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 【0016】図1(a)、(b)は本発明の2/5構造
のコードの横断面図であり、(a)は、芯素線2、2が
コード長径軸mに平行に並んだ状態を示し、(b)は芯
素線2、2がコード短径軸nに平行に並んだ状態を示し
ている。このコード1は、芯素線2の径d1 が0.17
〜0.25mmで、側素線3の径d2 が芯素線径d2の
1.65〜2.0倍である。そして、2本の芯素線2、
2がコード長径軸mに平行に並んだときに両素線間に
0.03d1 mm以上の隙間Sを有して離間し(図1
(a))、短径軸nに平行に並ぶとき略接する(図1
(b))、構造である。すなわち、コード長手方向にお
いて、2本の芯素線2、2は離間と略接を1/4撚りピ
ッチ毎に繰り返す構造である。また、このコードの横断
面は略楕円形状で、その長径a/短径bは1.1〜2.
2である。 【0017】本発明のコードは、2/N(N:4〜7)
構造であるので、1回の工程で撚り合わすことができ生
産性が低下することがなく、芯素線が2本であるので、
一度撚りにおける最も安定した撚り構造で、3本の場合
のような空隙が生じない。 【0018】また、2本の芯素線が、コード長径軸に平
行に並ぶとき離間し、短径軸に平行に並ぶとき略接する
ので、芯素線間にゴム材が浸入し、耐フレッティング摩
耗性が向上するとともに、芯素線と側素線の伸長の違い
に起因する、カレンダー工程におけるコードの形状崩れ
や部分的突っ張りによるシートの平坦異常を防止するこ
とができる。さらに、2本の芯素線がコード短径側で接
触するので、コードの偏平形状を阻害することがない。
そして、本発明のコードは、横断面形状が略楕円形であ
るので、その短径側をタイヤベルト層の厚み側に一致す
るように配置することで、ベルト層の厚みを薄くするこ
とができるとともに、タイヤ回転方向の曲げ剛性を低く
しながら、タイヤの回転方向と直交する方向の曲げ剛性
を高め、タイヤの圧縮、曲げに対する耐疲労性を向上さ
せることができる。 【0019】 【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。 【0020】5.5φの線材をパテンチング、伸線加工
を繰り返して、表面にブラスメッキを施した直径0.1
75〜0.37mmの素線を製造し、これらを撚り合わ
せて本発明に基づく2/5構造および2/6構造のコー
ドを製造した。また、同時に従来例である3+6構造及
び3+6オープン構造のスチールコードと比較例として
2/5構造で本発明の構成から外れたコードも製造し
た。 【0021】なお、本発明のコード及び比較例のコード
は、撚り合わせ後、千鳥状に配したローラ間に通して断
面を略楕円形状に押圧加工した。 【0022】そして、上記コードにおいて、ゴム浸入、
曲げ剛性、耐疲労性及び取り扱い作業性を比較した。そ
の結果を表1に示す。 【0023】 【表1】 【0024】上記評価に際して、ゴムの浸入性は、各コ
ードに5kgの引張荷重をかけた状態でゴム中に埋め込
み、加圧加硫した後コードを取り出し、そのコードを分
解して一定長さを観察し、観察した長さに対してゴム材
と接触した形跡のある長さの比をパーセント表示して比
較した。 【0025】曲げ剛性は、長径方向の曲げ剛性と短径方
向の曲げ剛性の比で比較、評価した。この曲げ剛性比
は、コード断面の長径方向および短径方向から荷重をか
け、コードのたわみが5mmになる荷重値を、(短径方
向の荷重/長径方向の荷重)×100で表した。裸コー
ドで、サンプルの敷き並べ本数は5本とし、支点間距離
は20mmとした。 【0026】また、耐疲労性は、上記コードの複数本を
ゴムシートに埋め込み、このシートを用いて3点プーリ
曲げ疲労試験機により評価した。結果は従来例1を10
0として指数表示した。最終的にはフレッティング摩
耗、座屈等により破断に至るが、この状態になるまでの
繰り返し回数で評価した。 【0027】取扱作業性は、コードの形状安定性と同じ
で、コード製造の撚線工程での、素線の繰り出し、撚線
および巻き取り作業における作業性並びに生産性と、タ
イヤ製造工程での取扱作業性および生産性を総合的に評
価し、良好なものを○、不良のものを×、その中間程度
のものを△とした。 【0028】表1より以下の点が明らかである。従来例
1のコードは、素線径0.175mmの3本の芯素線を
S方向に撚り合わせ、その外側に0.37mmの6本の
側素線をZ方向に密に撚り合わせた3+6構造の、断面
が真円のコードである。このコードは、密に撚り合わさ
れているため形状安定性に優れ、取扱作業性も良好であ
るが、ゴム浸入性が非常に悪く、耐疲労性に劣る。しか
もコード製造はS撚り、Z撚りの2工程作業となり、生
産性に劣る。 【0029】従来例2のコードは、従来例1のコードに
おいて、側素線をオープン構造に撚り合わせたコードで
ある。ゴム浸入性は従来例1のコードに比べやや向上し
ているが、芯素線間にゴムが浸入していない分、数値は
低い。従って耐疲労性が低く、しかも形状安定性に劣
り、取扱作業性が悪い。 【0030】比較例1のコードは、芯素線間の隙間が本
発明の構成要件から小さく外れたコードであって、耐疲
労性に劣る。 【0031】実施例1及び2は、本発明の構成要件を全
て満足するコードで、全ての点において優れていること
がわかる。 【0032】 【発明の効果】本発明のタイヤ補強用スチールコード
は、前記のとおり構成されているので、次の効果を奏す
る。 2本の芯素線が、コード長径軸に平行に並ぶとき離間
し、短径軸に平行に並ぶとき略接するので、芯素線間に
ゴム材が浸入し、耐フレッティング摩耗性が向上すると
ともに、芯素線と側素線の伸長の違いに起因する、カレ
ンダー工程におけるコードの形状崩れや部分的突っ張り
によるシートの平坦異常を防止することができ、タイヤ
の加工性及び耐疲労性が向上する。 横断面形状が略楕円形であるので、その短径側をタイ
ヤベルト層の厚み側に一致するように配置することで、
ベルト層の厚みを薄くすることができ、タイヤの軽量化
が図れる。 タイヤ回転方向の曲げ剛性を低くしながら、タイヤの
回転方向と直交する方向の曲げ剛性を高め、タイヤの圧
縮、曲げに対する耐疲労性が向上する。 2/N(N:4〜7)構造であるので、1回の工程で
撚り合わすことができ生産性が低下することがない。 ゴム浸入性にすぐれ、ゴム材との完全な複合体となる
ので耐疲労性が向上し、タイヤの寿命が大幅に向上す
る。
は芯素線がコード長径軸に平行に並ぶときの概略断面
図、(b)は短径軸に平行に並ぶときの概略断面図であ
る。 【図2】従来のコードの例を示す概略断面図である。 【図3】(a)(b)は従来のコードの別の例を示す概
略断面図である。 【符号の説明】 1、4、7、10 スチールコード 2、5、8、11 芯素線 3、6、9、12 側素線 C 空隙 S 隙間距離 m コード長径軸 n コード短径軸 a 長径 b 短径
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 2本の素線を芯素線とし、4〜7本の素
線を側素線として同一方向に一度に撚り合わせたスチー
ルコードで、芯素線径をd1 、側素線径をd 2 としたと
き、d1 =0.17〜0.25mm、d2 =1.65d
1 〜2.0d 1 mmであって、コード横断面が、ゴムに
埋め込まれる長さ範囲内で長手方向に略同一向きの略楕
円形状であり、その偏平比(長径/短径)が1.1〜
2.2であり、かつ、2本の芯素線が、コード長径軸平
行に並ぶとき、0.03d1 mm以上の隙間を有して離
間して、コード短径軸に平行に並ぶとき略接触し、さら
に側素線の相隣り合う素線間の一部は空間を有して撚り
合わされたことを特徴とするタイヤ補強用スチールコー
ド。
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