JP3484355B2 - 生体検知装置 - Google Patents

生体検知装置

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    • H03K17/94Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K17/94Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指等生体へのタ
ッチ(接触)を検出する生体検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般によく知られた従来のタッチセンサ
としては、光学式センサ、静電容量式センサ、電気伝導
率センサ、圧力センサ等がある。例えば、この種のセン
サとして比較的よく知られた静電容量式センサとして
は、特開平10−165382号がある。また、人体の
有無を高周波を用いて検出する人体検出装置を本発明者
がすでに創出している(特開平9−46205号)。こ
の人体検出装置は、図1に示すように、発振部101で
高周波信号を発生し、この高周波信号をセンサ部102
に送り、センサ部102は人体の有無により、回路イン
ピーダンスが変化するのに応じて、センサ部102から
の反射波レベルが変化する。この反射波レベルを検知部
103で検出し、制御部104で検出した反射波レベル
より、人体の有無を判定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のタッチ
センサでは、タッチしたものが本物の指であるかどうか
を判別することができなかった。また、静電容量式セン
サや電気伝導率センサや高周波センサの一部に、指に近
い特性でないと反応しないものもあるが、意図的に指で
ないものでセンサを誤動作させることは、比較的簡単に
行うことができ、分別能力が不完全であった。また、検
出コイルを用いた人体検出装置は、接触前でも人体を検
出するので、タッチの有無を検出するのに、精度的に問
題があった。
【0004】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、精度良く、指等生体の接触を検出し得る
生体検出装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の生体検出装置
は、高周波信号を出力する発振部と、この発振部からの
高周波信号を受け、かつ電極を含み、この電極に前記被
検体が接触する非共振回路の電極部と、この電極部のイ
ンピーダンス変化に応じた反射波信号を出力する検知部
と、この検知部からの反射波信号と基準信号とを比較し
て、被検体が生体であるかを判断する判定部と、前記被
検体が前記生体であるかを判断するための基準信号を予
め設定しておき、この基準信号を前記判定部に与える基
準信号設定部を備えている。
【0006】この生体検出装置では、発振部より高周波
信号が電極部に供給される。被検体が指等の生体であ
り、電極に接すると、電極部のインピーダンスが変化す
る。この際のインピーダンスが電極部の入力側とマッチ
ングがとれるようにしておくこと、人体の接触の場合
に、マッチングにより反射波が小さくなる検知部で、こ
の反射波を検出し、判定部で基準信号と比較し、検出レ
ベルより小さい場合、人体が接触したものと判定する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図2は、この発明の一実施
形態指検出装置の基本構成を示すブロック図である。こ
の実施形態指検出装置は、指がタッチされたか否かを検
出するための装置であり、高周波信号を発振し、出力す
る発振部1と、1対の電極2、3と、マッチング用のト
ランス4からなる電極部5と、発振部1から電極部5に
供給された高周波信号が電極部5で反射されて来る信号
レベルを検知する検知部6と、検知された信号レベルに
より、指のタッチの有無を判定する判定部7とを備えて
いる。
【0008】図3は、図2の指検出装置の検出原理を説
明するための等価回路図である。電極2、3間に指がタ
ッチされていない場合、トランス4の2次側はオープン
状態であるが、電極2、3にタッチされると、電極2、
3の抵抗値R2 、R3 、電極2、3と指の間の静電容量
2 、C3 、及びコンデンサC4 と抵抗R4 、R5 で構
成される指の等価回路FEがトランス4の2次側コイル
に接続されるものとなる。電極2、3に指がタッチされ
ると、電極2、3と指の間の静電容量が増加し、指の高
周波抵抗値が基準値となることにより、指であると判定
する。指がタッチされた時のトランス4の二次側をみた
インピーダンスがマッチングの取れるものとなるように
設定することにより、例えば発振部1よりの高周波信号
が電極部5で反射されて来る反射波レベルより、指のタ
ッチの有無を判定する。具体的に指の抵抗値R4 +R5
が約40Ω、電極の抵抗値R2 +R3 が約30Ω、指接
着時の容量が約3000PF、容量Cの抵抗分1/2π
fcが1.3Ω(40.68MHZ)として、合計抵抗
が102.6Ωとする。マッチング用のトランスを約5
0:100に設定すれば、指が置かれた時に約50Ωと
なり、整合がとれる。整合時を指有りと認識するように
設定すると、他の物質で指相当の抵抗値が無ければ整合
が取れず、また電極と密着できる物質でなければ容量が
低下するため、Cの抵抗分が増加し、整合が取れない。
この時、容量が低下すると、インピーダンスの虚数成分
が増加してくるため、例え抵抗成分が合致しても、虚数
により整合が取れず、指有りと認識できない。
【0009】図4は、周波数と反射波の関係を示す図で
ある。指でタッチした時に、インピーダンスの整合が取
れるように設定してあるので、親指、小指でタッチした
時の反射波のレベルが小さい。したがって、小指の時の
検出レベルよりもやや大きいレベルを判定部7のしきい
値としておけば、判定部7で指のタッチの有無を検出で
きる。
【0010】この実施形態指検出装置によれば、指と同
様に密着できる材質であること、指と同様な抵抗成分が
あること、の2つの条件を満たさなければ指と認識しな
いので誤検知に強い。電磁界イミュニティに強い。IS
M周波数を使用しているので、電波法や放射妨害に無関
係。1mW程度の電力で十分使用でき、人体に悪影響が
ない。等の利点がある。
【0011】上記実施形態指検出装置も含め、この発明
で使用する電極2、3は、等間隔1mmを挟んで左右対
象であり、図5の(a)に示すように、長方形である
が、図5の(b)に示すカマボコ形、図6の(c)に示
す三角形、図6の(d)に示す出刃包丁刃形等、種々の
ものでよい。また、電極2、3と発振部1の供給側との
インピーダンス整合を取るために、図7に示すように、
トランス4を使用する。しかし、これに代えて図8に示
すように、コンデンサC11、C12とコイルLとからなる
π型のインピーダンス変換回路を用いてもよい。また、
図示しないが、π型のインピーダンス変換回路に代え
て、T型、L型のインピーダンス変換回路を用いてもよ
い。
【0012】また、上記実施形態指検出装置の電極部5
をはじめ、発振部1、検出部6、判定部7の各回路は、
一体的なケースに収納されるものであるが、他の実施形
態として、図9に示すように、電極部5と、その他の回
路部11とは別体で構成し、この電極部5と他の回路部
11をケーブル12で接続し、いわゆる分離型の指検出
装置としてもよい。他の回路部11には、もちろん発振
部1、検出部6、判定部7が収容される。設置場所が狭
い場合に有効である。この実施形態指検出装置の回路構
成を図10に示す。ケーブル12は同軸ケーブルを使用
し、マッチング用のトランス4は電極部5側に設ける。
【0013】図11は、分離型の指検出装置の回路構成
の他の例を示すブロック図である。この指検出装置は、
ケーブル12として平衡線を使用し、他の回路部11側
にトランス4を配置する点で、図10に示すものと相違
する。図12は、上記実施形態指検出装置において、ト
ランス4を除いた電極構造を示す図である。図12にお
いて、(a)が平面図、(b)が断面図である。図12
において、ガラス板13上にITO膜である電極2、3
が形成され、電極2、3を保護層であるSiO2 膜14
で被覆している。保護面からいうと、SiO2膜14は
厚い方がよいが、膜厚が厚いと容量C成分が取れなくな
るので、薄い膜が望まれる。現状では、SiO2 膜14
の膜厚を1500Aとしている。
【0014】電極2、3の形状は、図12も含め、図
5、図6で面積のある平板状としているが、他の形状と
して、図13に示すように、棒状線の電極2、3として
もよい。この電極2、3は自動車の窓ガラス15の上部
に設置し、挟み込み防止センサとすることができる。こ
こで、窓15の上部側部及び上部全体に棒状の電極2、
3を展設している。
【0015】上記実施形態指検出装置の電極2、3間の
静電容量は、図12で示すSiO2膜14の膜厚にも依
存するが、生体以外の他の物質(固形物)が電極2、3
に密着した時は、500PF程にしか容量が上昇しな
い。生体の密着時は3000PF程になる。よって、5
00PF程を境界とし、生体密着時は500PFとなる
ように設計する。
【0016】この実施形態指検出装置において、タッチ
センサとして照明を併用する場合や指紋照合と併用する
場合などは、光を通過する必要があるために、電極2、
3の透過率を50%以上とする。この時、電極2、3
は、例えばITO膜を使用する。光を通過させる必要の
ない場合は、電極2、3の材質は高周波良導体が望まし
い。特に、電極の全長が長い場合は、良導体である必要
がある。高周波良導体の材料として、銀、金、銅、アル
ミ等がある。光を通過させる必要がある場合や、電極長
が短い場合は、電極2、3の材質は半導体でも検知可能
である。
【0017】電極部5は、周波数を変化させて反射波レ
ベルを取ると、図14に示すように、レベルが小さくな
る周波数があり、自己共振周波数を有する。その周波数
は電極にも依存するが、小さめの電極であってもほぼ3
00MHZ程で電極の自己共振周波数が存在する。よっ
て使用周波数は300MHZよりも小さくすることが望
ましい。
【0018】この実施形態指検出装置は、共振レスで広
い周波数帯が使用可能であるが、図4に示すように、周
波数の高低において、物質による特性が異なる。それゆ
え、周波数切替手段を付設し、複数の周波数を使用する
と、センサの分離能力が向上する。図15は、上記実施
形態指検出装置の検知部6の具体回路を示す回路接続図
である。発振部1が接続される端子21と、電極部5が
接続される端子23間に、M結合コイル22の一次巻線
(巻数N1 )が接続され、M結合コイル22の二次数
(巻数N2 )の両端に抵抗値R(R=51Ω)の抵抗2
4が接続され、抵抗24の一端(C)が接地接続されて
いる。抵抗24の他端(A)に、M結合コイル25の一
次巻数(巻数N1 )の一端が接続され、M結合コイル2
5の一次巻数の他端(B)がダイオード26のカソード
に接続されるとともに、ダイオード27のアノードに接
続されている。ダイオード27のカソードがコンデンサ
28の一端に接続されるとともに、出力端子29に接続
されている。ダイオード26のアノードとコンデンサ2
8の他端は接地接続されている。ダイオード26、27
とコンデンサ28で整流回路(検波回路)を構成してい
る。また、M結合コイル25の二次巻数は端子21と接
地間に接続されている。
【0019】この反射波の検知部6において、M結合コ
イル22の一次側から見た抵抗は、R(N1 /N)2
なる。端子23での抵抗を50Ωとすると、端子21で
の抵抗は50+R(N1 /N)2 となる。また、M結合
コイル22の二次側に得られる電力は、PR(N1
N)2 /50+R(N1 /N)2 となり、AC間電圧は
√PR2 (N1 /N)2 /50+R(N1 /N)2 とな
り、AB間電圧はN1 /N2 √50P+PR(N1
N)2 となる。M結合コイル22の二次側に導出された
反射波信号は、ダイオード26、27、コンデンサ28
の整流回路で整流されて出力端子29より出力される。
【0020】検知部6の他の例として、電極部5に供給
される電力の電圧や電流を検出してもよい。その回路例
を図16に示す。図16において、端子21a、21b
には、発振部が接続される。端子21には、コンデンサ
31の一端が接続され、コンデンサ31の他端はダイオ
ード32のカソードに接続されるとともに、ダイオード
33のアノードに接続されている。ダイオード32のア
ノードは接地接続されている。ダイオード33のカソー
ドがコンデンサ34の一端に接続されるともに、出力端
子38に接続され、コンデンサ34の他端は接地接続さ
れている。出力端子38から電圧出力が得られる。
【0021】端子21aには、M結合コイル35の一次
巻数の一端が接続され、この一次巻数の他端が電極部3
のトランス4に接続されている。M結合コイル35の二
次巻数の一端にダイオード36のアノードが接続され、
他端は接地接続されている。ダイオード36のカソード
はコンデンサ37の一端に接続されるとともに、出力端
子39に接続されている。コンデンサ37の他端は接地
接続されている。出力端子39には、電流出力が得られ
る。電圧と電流の出力は、いずれか一方のみであっても
よい。
【0022】なお、検知部6では一般的に、その直後で
検波し、直流に変換してオペアンプ等で増幅していた。
しかし、コストダウンのため、安価なオペアンプを単電
源で使用し、増幅率を高く設定するため、オペアンプの
オフセット電圧が増幅されて、出力電圧のオフセット電
圧が高くなり、制御部(判定部)における分解能が低下
していた。そこで、図17に示すように、検知器6の直
後に、高周波増幅器8を設けることにより、検波をし、
直流変換した時の電圧が高くなるので、オペアンプの増
幅率を下げることやオペアンプそのものを無くすことも
可能である。したがって、センサとしての分解能が向上
する。図18は、従来の一般的な検知部の回路例であ
り、図19は図17の具体回路図である。つまり、ダイ
オード26、27で検波する前に増幅器8を設け、信号
を増幅している。増幅器8はICでも、あるいはトラン
ジスタやFETで回路を組んでもよい。
【0023】使用環境によっては、電極部5から外来ノ
イズが回路内部に混入し、誤動作をする可能性がある。
特に、検知部6の出力電圧にノイズが混入すると、セン
サの出力に対する影響が大きい。イミュニティ強度を上
げるため、図19の高周波増幅器8に使用周波数でのフ
ィルタを設け、他周波数の成分を減少させる。また、検
知部6の出力波形がフィルタによって整形させるため、
高周波成分が減少し、センサの精度が向上する。図20
にその回路を示す。図19の高周波増幅器8として、狭
帯域高周波増幅器8aを採用したものである。
【0024】図21に示すように、検知部6と判定部7
の間に、使用周波数でのフィルタ9を設けることで、そ
の他の周波数成分が電極部5から混入した場合でもフィ
ルタにより、その他の周波数成分を取り除くことができ
る。これにより、センサが誤動作しないとともに、使用
周波数の検知信号を選択的に取り出すので、センサの感
度が向上する。
【0025】図22に、フィルタ9の具体回路例を示
す。図22の(a)はローパスフィルタ(LPF)の、
図22の(b)はハイパスフィルタ(HPF)の、図2
2の(c)はバンドパスフィルタ(BPF)の、それぞ
れ回路例である。図23は、判定部7の回路例である。
比較器41で検知電圧と判定基準電圧を比較している
が、検知部からの信号をオペアンプ42で増幅し、比較
器41に入力している。なお、オペアンプ42に検知部
で使用した検波用のダイオードと同じダイオード43を
使用する。検波用のダイオードは、使用温度によって出
力電圧に差が生じるため、後段の増幅器で補正してい
る。この補正のためには、同一のダイオードを使用する
ことが望ましい。
【0026】図24は、他の実施形態指検出装置を示す
ブロック図である。発振部1からの出力を判定部7に入
力し、この発振部1の出力を判定部7に設ける検波回路
7aで検波し、判定基準電圧として使用する。発振器1
の出力が変動して、検知部6の検知出力が変動しても、
それに対応して基準電圧も変動する。これにより、発振
器の変動に対応でき、また発振器の発振停止等、故障時
においても、センサが誤検知することがない。
【0027】図25は、さらに他の実施形態指検出装置
を示すブロック図である。周囲環境の温度変化によっ
て、検知部6の検波用のダイオードの出力電圧は変動す
る。そのため、ここでは判定部7において、判定基準電
圧を発振部1からの出力を検波して用い、この検波回路
に検知部6の検波用ダイオードと同一のものを使用する
ことによって、温度変化に対し、安定した判定が可能と
なる。
【0028】図26は、さらに他の実施形態指検出装置
を示すブロック図である。この実施形態では、判定部7
に温度センサ10を設けている。この温度センサ10の
出力信号により、判定部7では判定基準電圧を変化さ
せ、検知部6の検波用ダイオードの温度特性を補正して
いる。これにより安定した判定が可能となる。なお、判
定部7では、図27に示すように、周波数に対応した判
定基準値を設け、電極部5から外来ノイズなどで検知部
の出力信号が増加した時に、センサが誤動作しないよう
に、判定基準から信号レベルが下回る時に判定を行う。
【0029】図28は、この発明のさらに他の実施形態
指検出装置を示すブロック図である。発振部1と検知部
6の間にアッテネータ60を設けている。発振部1の出
力は生体の有無による負荷のインピーダンスの変化に対
し、常に安定した出力を保つ必要がある。負荷インピー
ダンスのミスマッチングの時でもアッテネータ60を設
けることにより、発振部1の負荷変動が軽減され、安定
した出力が可能である。アッテネータは損失分が大きい
程、発振部の安定動作が補償されるが、損失分が大きけ
れば通過する電力の損失も増加するので、50%程が適
当である。
【0030】図29は、この発明のさらに他の実施形態
指検出装置を示すブロック図である。発振部1と検知部
6の間に自動利得制御部61を設けている。自動利得制
御回路61によって、発振部1の出力を安定させて、電
極部5に与えている。これにより、検出精度が向上す
る。図30は、図29の回路にさらに温度センサ62を
加えたものである。検出部6の検波用ダイオードの温度
特性を補償するため、温度センサ62と自動利得制御回
路61を設け、温度が低下すると、発振器1の出力電力
を上昇させる。このことによって、ダイオードの温度補
償が可能である。
【0031】図31は、この発明のさらに他の実施形態
指検出装置を示すブロック図である。電極部5にヒータ
63を設け、このヒータ63上に、電極2、3を形成し
ている。温度スイッチ64によって、電極2、3の温度
が一定に保たれるようにしている。電極部5は、生体が
接する場所であるが、氷点下におよぶ低温時には、電極
2、3に接する生体が危険である。電極部5にヒータ6
3と温度センサ64を設け、低温時は電極部を温める。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、電極に人体が接触す
ると回路インピーダンスが変化し、そのインピーダンス
に応じた信号を検出し、この検出信号により接触の有無
を判定するものであるから、本物の指でないと反応せ
ず、他の物で接触した場合と確実に区別できる。温度
特性が安定している。調整が不要である。セキュリ
ティ度が強い。生体(指)の偽造が困難である。電
磁界イミュニティに強い。低電力使用により、生体へ
の影響が非常に少ない。等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の人体検知装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】この発明の一実施形態指検出装置の基本構成を
示すブロック図である。
【図3】同実施形態指検出装置の電極部の等価回路を示
す回路図である。
【図4】同実施形態指検出装置における電極への接触物
別による周波数−反射波の特性を示す図である。
【図5】同実施形態指検出装置に使用する電極の形状を
示す図である。
【図6】同実施形態指検出装置に使用する電極の他の形
状を示す図である。
【図7】同実施形態指検出装置の電極のみの回路図であ
る。
【図8】同実施形態指検出装置に使用する電極部の他の
例を示す回路図である。
【図9】この発明の他の実施形態指検出装置を示す概略
図である。
【図10】同実施形態指検出装置の回路例を示すブロッ
ク図である。
【図11】図9に示す実施形態指検出装置の他の回路例
を示すブロック図である。
【図12】上記各実施形態指検出装置で使用する電極の
構造を示す図である。
【図13】この発明のさらに他の実施形態指検出装置を
示す概略図である。
【図14】この実施形態指検出装置で使用する電極部の
周波数−反射波特性を示す図である。
【図15】上記実施形態指検出装置の検知部の具体例を
示す回路図である。
【図16】上記実施形態指検出装置の検知部の他の具体
例を示す回路図である。
【図17】この発明のさらに他の実施形態指検出装置を
示すブロック図である。
【図18】図1に示す人体検出装置の検知部の具体回路
を示す回路接続図である。
【図19】図17に示す実施形態指検出装置の検知部、
高周波増幅器の具体回路を示す回路接続図である。
【図20】この発明のさらに他の実施形態指検出装置を
示すブロック図である。
【図21】この発明のさらに他の実施形態指検出装置を
示すブロック図である。
【図22】図21に示す実施形態指検出装置のフィルタ
の具体例を示す回路接続図である。
【図23】上記実施形態指検出装置に使用可能な判定部
の具体回路を示す回路図である。
【図24】この発明のさらに他の実施形態指検出装置を
示すブロック図である。
【図25】この発明のさらに他の実施形態指検出装置を
示すブロック図である。
【図26】この発明のさらに他の実施形態指検出装置を
示すブロック図である。
【図27】上記各実施形態指検出装置の判定部の判定基
準値を説明するための周波数−反射波特性を示す図であ
る。
【図28】この発明のさらに他の実施形態指検出装置を
示すブロック図である。
【図29】この発明のさらに他の実施形態指検出装置を
示すブロック図である。
【図30】この発明のさらに他の実施形態指検出装置を
示すブロック図である。
【図31】この発明のさらに他の実施形態指検出装置を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 発振部 2、3 電極 4 トランス 5 電極部 6 検知部 7 判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 3/10 A61B 5/05

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波信号を出力する発振部と、この発振
    部からの高周波信号を受け、かつ電極を含み、この電極
    に前記被検体が接触する非共振回路の電極部と、この電
    極部のインピーダンス変化に応じた反射波信号を出力す
    る検知部と、この検知部からの反射波信号と基準信号と
    を比較して、被検体が生体であるかを判断する判定部
    と、前記被検体が前記生体であるかを判断するための基
    準信号を予め設定しておき、この基準信号を前記判定部
    に与える基準信号設定部を有することを特徴とする生体
    検知装置。
  2. 【請求項2】前記電極部は、前記電極と生体との密着に
    より、前記電極と生体間の容量が増加するものであり、
    かつ前記電極と生体間の容量と生体の高周波における実
    数値と電極を含む回路の抵抗分とによるインピーダンス
    が、使用周波数での発振器の出力のインピーダンスとで
    整合が採られていることを特徴とする請求項1記載の生
    体検知装置。
  3. 【請求項3】前記電極部は、前記電極と生体との密着が
    不十分であった時は、前記電極と生体間の容量が十分に
    増加せず、容量によるインピーダンスの虚数成分の増加
    により実数値の整合がとれても虚数による不整合によ
    り、前記判定部は生体であると判断しないことを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載の生体検知装置。
  4. 【請求項4】前記検知部の出力信号により、前記電極に
    密着している面積を判定し、指の種類を判別することを
    特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の生体
    検知装置。
  5. 【請求項5】前記電極部の電極は、一対であり、対称型
    であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3
    又は請求項4記載の生体検知装置。
  6. 【請求項6】前記電極部の一対の電極は、等間隔で分離
    されていることを特徴とする請求項6記載の生体検知装
    置。
  7. 【請求項7】前記電極部は、被検体が接触する複数の電
    極と、この電極に電力を供給するとともにインピーダン
    ス整合を行うトランスとからなることを特徴とする請求
    項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の生体検知
    装置。
  8. 【請求項8】前記電極部は、被検体が接触する複数の電
    極と、この電極に電力を供給するとともにインピーダン
    ス整合を行うコイルとコンデンサからなる整合回路を設
    けることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又
    は請求項4記載の生体検知装置。
  9. 【請求項9】前記電極部は、他の回路と分離し、他の回
    路部が内蔵される本体から分離構造としたことを特徴と
    する請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の
    生体検知装置。
  10. 【請求項10】前記電極部の電極は、薄膜でコーティン
    グされることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項
    8又は請求項9記載の生体検知装置。
  11. 【請求項11】前記電極部と生体間の容量は500PF
    以上となることを特徴とする請求項1、請求項2、請求
    項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求
    項8、請求項9又は請求項10記載の生体検知装置。
  12. 【請求項12】前記電極部の電極は、光の透過量が50
    %以上であることを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請
    求項8、請求項9又は請求項10記載の生体検知装置。
  13. 【請求項13】前記電極部の電極は、高周波良導体であ
    ることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請
    求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請
    求項9又は請求項10記載の生体検知装置。
  14. 【請求項14】前記電極部の電極は、高周波損失の大き
    な半導体であることを特徴とする請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、
    請求項8、請求項9又は請求項10記載の生体検知装
    置。
  15. 【請求項15】前記電極部の電極は、棒状であることを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、
    請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9又
    は請求項10記載の生体検知装置。
  16. 【請求項16】前記発振部の発振周波数は、0.1〜3
    00MHzまでの間であることを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項3又は請求項4記載の生体検知装置。
  17. 【請求項17】前記発振部の発振周波数は、複数の周波
    数を使用するものであることを特徴とする請求項1、請
    求項2、請求項3又は請求項4記載の生体検知装置。
  18. 【請求項18】前記検知部は、反射波の電力もしくはS
    WR値を電圧に変換して出力することを特徴とする請求
    項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の生体検知
    装置。
  19. 【請求項19】前記検知部は、前記電極部の電圧や電流
    を検出し、この電圧又は電流により生体の有無を検知す
    ることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は
    請求項4記載の生体検知装置。
  20. 【請求項20】前記検知部は、高周波増幅器を設けたこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求
    項4記載の生体検知装置。
  21. 【請求項21】前記検知部は、狭帯域の高周波増幅器を
    設けたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3
    又は請求項4記載の生体検知装置。
  22. 【請求項22】前記検知部は、使用周波数を選択的に通
    過させるフィルムを設けたことを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項3又は請求項4記載の生体検知装置。
  23. 【請求項23】前記判定部は、前記検知部と同じダイオ
    ードを使用し、温度補償を行うことを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の生体検知装
    置。
  24. 【請求項24】前記判定部は、判定基準信号を前記発振
    部の出力信号から取り出していることを特徴とする請求
    項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の生体検知
    装置。
  25. 【請求項25】前記判定部は、判定基準信号について高
    周波から検波する時、前記検出部と同じ整流素子を使用
    したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又
    は請求項4記載の生体検知装置。
  26. 【請求項26】前記判定部は、前記検知部の出力信号が
    判定基準信号より低い時に密着しているものが生体であ
    ると判定することを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3又は請求項4記載の生体検知装置。
  27. 【請求項27】前記発振部と前記検知部の間に抵抗体の
    アッテネータを有することを特徴とする請求項1、請求
    項2、請求項3又は請求項4記載の生体検知装置。
  28. 【請求項28】前記アッテネータは、通過する出力の5
    0%を消費するものであることを特徴とする請求項27
    記載の生体検知装置。
  29. 【請求項29】前記検知部と前記発振部の間に、自動利
    得制御回路を有することを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3又は請求項4記載の生体検知装置。
  30. 【請求項30】温度検出手段と利得制御回路を有し、使
    用温度により利得を制御することを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の生体検知装
    置。
  31. 【請求項31】温度検出手段と前記電極部に加温手段を
    有し、使用温度により電極部の生体接触部を加温するこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求
    項4記載の生体検知装置。
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