JP3483460B2 - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置の製造方法Info
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Description
電気的に書換え及び消去可能な不揮発性半導体記憶装置
で、EEPROMやフラッシュEEPROM(フラッシ
ュメモリとも呼ばれる)と呼ばれる記憶装置に関するも
のである。EEPROMやフラッシュメモリは、例えば
電子手帳、電話機、音声認識・記憶装置、コンピュータ
等における信号処理回路の記憶装置や、携帯用機器の記
憶装置などに用いるのに適する。
半導体記憶装置の中でフラッシュメモリが近年注目を浴
び、業界全体で量産に向けた開発が盛んに行なわれてい
る。従来のEEPROMは一般に単ビット消去を基本に
しているのに対し、フラッシュメモリはブロック単位で
の消去を前提としており、使いにくい面もあるが、1ビ
ットの単素子化やブロック消去等の採用により、DRA
Mに匹敵或いはそれ以上の集積度が期待できる次世代の
メモリとして注目されており、その市場の大きさは計り
知れない。
社から種々の構造・方式が提案されているが、一般に浮
遊ゲート型の不揮発性メモリ素子が用いられている。浮
遊ゲート型の不揮発性メモリ素子では、絶縁体で囲まれ
た浮遊ゲート中に電荷を保持し、制御ゲートにバイアス
をかけたときにソース・ドレイン間にチャネルが形成さ
れるしきい値電圧が、浮遊ゲート中の電荷量により変化
することを利用してデータの記憶を行なっている。
国特許第5280446号に開示された Yueh Y.Ma 等
によるものがある。図1は、従来のスプリットゲート型
フラッシュメモリのメモリセルアレイを表す図であり、
(A)は平面図、(B)は(A)のB−B’線に沿った
位置での断面図である。p型シリコン基板1に、拡散層
であるソース3とドレイン5がそれぞれ帯状にかつ平行
に形成されている。基板1上には、トンネル酸化膜7を
介して、ドレイン5に隣接し、かつソース3から離れた
位置に、メモリセルごとの浮遊ゲート9が形成され、そ
の上に絶縁膜11を介して複数のメモリセルに共通の制
御ゲート13が拡散層に平行に延びて形成されている。
さらに、これらのゲート電極を跨ぐように絶縁膜を介
し、基板1上にはゲート酸化膜15を介し、制御ゲート
13と直交する方向に延びる選択ゲート17が形成され
ている。浮遊ゲート9下の基板1の表面がメモリチャネ
ル領域19、浮遊ゲート9とソース3との間の基板1の
表面が選択チャネル領域21となっている。また、拡散
層方向に並ぶメモリ素子を分離するためにフィールド酸
化膜(LOCOS)23が形成されている。
合、例えば、制御ゲート13に15V、ドレイン5に5
V、選択ゲート17に1.5〜2Vの電圧を印加し、こ
れによって浮遊ゲート9へのチャネルホットエレクトロ
ンのソース側注入(Sorce SideInjection:SSI方
式)を実現している。ソース側注入は、通常のドレイン
側注入に比べて電子の注入効率が高く、これによって単
一電源化を可能としている。また、この方式は、制御ゲ
ート13と選択ゲート17とによってメモリセルをマト
リクス選択できることから、隣り合ったメモリセル同士
でソース3、ドレイン5を共有するようなメモリセルア
レイを持つ方式(コンタクトレスNOR方式など)で配
線することができ、チップ面積の低減を実現できる。
は、長方形状のLOCOSを形成し、半導体基板上にゲ
ート酸化膜を介してLOCOSを含む半導体基板上に浮
遊ゲート用ポリシリコンを堆積した後、LOCOS上の
浮遊ゲート用ポリシリコンを除去して開口部を形成し、
拡散層方向に並ぶ浮遊ゲートの分離をしている。しか
し、LOCOSを形成する際に、LOCOSの周囲にバ
ーズビークが生じてしまうために微細化に不利であると
いう欠点がある。さらに、浮遊ゲート、制御ゲート又は
選択ゲートのパターニングを行なうとき、LOCOSと
浮遊ゲートの間に重ね合わせ余裕の距離をとる必要があ
るので、微細化を図る上で1つの障害になっている。
や浮遊ゲートの段差も、制御ゲート、選択ゲート及びメ
タル配線のパターニング時に行なう写真製版工程での解
像不良や寸法不良等に影響するため微細化への障害にな
っている。このような問題はオフセット領域をもたない
従来のスタック型フラッシュメモリでも同様の問題が生
じる。
OCOS及びフィールド段差をなくし、かつ写真製版工
程での精度を向上させ、セル面積を低減化する半導体装
置の製造方法を提供することを目的とするものである。
ルのソース・ドレインとなるメモリ拡散層が互いに平行
に、かつ帯状に形成され、一対のメモリ拡散層間の半導
体基板上にトンネル絶縁膜を介し、一方のメモリ拡散層
と隣接し他方のメモリ拡散層と間隔をもって配置され、
素子分離絶縁膜によりメモリセルごとに分離された導電
体にてなる浮遊ゲートが形成され、浮遊ゲート上に層間
絶縁膜を介し、メモリ拡散層に平行に帯状に延びて複数
のメモリセルについて共通の導電体にてなる制御ゲート
が形成され、制御ゲート上には絶縁体を介し、浮遊ゲー
トとの間に間隔をもって配置されているメモリ拡散層と
浮遊ゲートとの間の半導体基板上にはゲート絶縁膜を介
して制御ゲートに直交する方向に帯状に延びて複数のメ
モリセルについて共通の導電体にてなる選択ゲートが形
成され、浮遊ゲート下方の半導体基板表面をメモリチャ
ネル領域とし、メモリ拡散層と浮遊ゲートとの間の半導
体基板表面を選択チャネル領域とするスプリットゲート
型メモリセルがマトリクス状に配置されたメモリマトリ
クスを含む半導体記憶装置の製造方法において、酸化膜
若しくは窒化膜の単層膜又は積層膜からなる素子分離絶
縁膜を半導体基板上に堆積し、メモリチャネル領域及び
選択チャネル領域を含む領域の素子分離絶縁膜を拡散層
に直交する方向に帯状に除去してストライプ状の開口部
を形成し、又はメモリチャネル領域及び選択チャネル領
域を含む領域の素子分離絶縁膜を矩形状に除去して矩形
状の開口部を形成し、開口部の基板上にはトンネル酸化
膜を介して半導体基板全面上に浮遊ゲートとなる導電膜
を形成し、素子分離絶縁膜をエンドポイントとして浮遊
ゲートとなる導電膜をエッチバックして開口部に浮遊ゲ
ートとなる導電膜を埋め込む工程を含むことが好まし
い。その結果、スプリットゲート型メモリセルの浮遊ゲ
ートを拡散層方向に分離することができる。
法を寸法Wとするとき、寸法Wの1/2以上の膜厚で浮
遊ゲートとなる導電膜を堆積することが好ましい。その
結果、浮遊ゲートとなる導電膜を良好な形状に形成する
ことができる。
からなる素子分離絶縁膜を半導体基板上に堆積し、メモ
リチャネル領域を含む領域の素子分離絶縁膜を拡散層に
直交する方向に帯状に除去してストライプ状の開口部を
形成し、又はメモリチャネル領域を含む領域の素子分離
絶縁膜を矩形状に除去して矩形状の開口部を形成し、開
口部の基板上にはトンネル酸化膜を介して半導体基板全
面上に浮遊ゲートとなる導電膜を形成し、素子分離領域
の拡散層方向の寸法を寸法Lとするとき、素子分離絶縁
膜をエンドポイントとして素子分離領域の浮遊ゲートと
なる導電膜を寸法Lより小さい寸法でストライプ状又は
矩形状に除去して開口部を埋め、かつ素子分離絶縁膜上
にまで延在する浮遊ゲートを形成することが好ましい。
その結果、制御ゲート−浮遊ゲート間の層間絶縁膜の面
積が増大する。
からなる素子分離絶縁膜を半導体基板上に堆積し、メモ
リチャネル領域及び選択チャネル領域を含む領域の素子
分離絶縁膜を拡散層に直交する方向に帯状に除去してス
トライプ状の開口部を形成し、又はメモリチャネル領域
及び選択チャネル領域を含む領域の素子分離絶縁膜を矩
形状に除去して矩形状の開口部を形成し、開口部の基板
上にはトンネル酸化膜を介して半導体基板全面上に浮遊
ゲートとなる導電膜を形成し、素子分離領域の拡散層方
向の寸法を寸法Lとするとき、素子分離絶縁膜をエンド
ポイントとして素子分離領域の浮遊ゲートとなる導電膜
を寸法Lより小さい寸法でストライプ状又は矩形状に除
去して開口部を埋め、かつ素子分離絶縁膜上にまで延在
する浮遊ゲートを形成することが好ましい。その結果、
スプリットゲート型メモリセルの制御ゲート−浮遊ゲー
ト間の層間絶縁膜の面積が増大する。
の幅又は長さのいずれか短い方の寸法の2分の1以下で
あることが好ましい。その結果、浮遊ゲート上面が凹形
状になり、制御ゲート−浮遊ゲート間の層間絶縁膜の面
積が増大する。選択チャネル領域及び制御ゲート上を被
うように、拡散層形成領域に隣接して制御ゲートに平行
な帯状のレジストを形成し、そのレジストをマスクとし
て拡散層形成領域上にある素子分離絶縁膜を除去し、続
けてそのレジストをマスクとして拡散層用の不純物導入
を行なうことが好ましい。同一マスクを用いることによ
り製造工程を簡略化することができる。
る耐エッチング性絶縁膜を制御ゲート上に予め形成し、
選択チャネル領域及び制御ゲート上の一部を被うよう
に、ソースに隣接して制御ゲートに平行な帯状のレジス
トを形成し、耐エッチング性絶縁膜及びレジストをマス
クをして拡散層形成領域上にある素子分離絶縁膜を除去
し、続けてそのレジストをマスクとして拡散層用の不純
物導入を行なうことが好ましい。その結果、耐エッチン
グ性絶縁膜により拡散層形成領域上の素子分離絶縁膜を
制御ゲートに対して自己整合的に除去することができ
る。ストライプ状の開口部の断面形状を上方に開いたテ
ーパー状に形成することが好ましい。その結果、素子分
離酸化膜を拡散層に直交する方向にエッチングして形成
する浮遊ゲート用の開口部がテーパー状に形成されてい
る。その結果、浮遊ゲート−基板間のトンネル酸化膜の
静電容量が小さくなり、浮遊ゲート−制御ゲート間の層
間絶縁膜静電容量/浮遊ゲート−基板間のトンネル酸化
膜の静電容量が増大し、メモリセルの低電圧化を図るこ
とができる。
成図であり、(F)は平面図、(f)はS−S'線、及
びC−C'線に沿った断面図である。シリコン基板に、
ソース46とドレイン48が形成されている。メモリセ
ル領域には、トンネル酸化膜24を介して、ドレイン4
8と隣接し、かつソース46上から離れた位置に、メモ
リセルごとの浮遊ゲート34が形成されている。素子分
離領域の基板上には、窒化膜層22を介して、拡散層方
向に並ぶメモリセルの浮遊ゲート34を分離するために
形成された素子分離酸化膜26が形成されている。浮遊
ゲート34の表面と素子分離酸化膜26の表面は同じ平
面上にある。浮遊ゲート34及び素子分離酸化膜26上
に、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸化
膜の3層膜からなる帯状のインターONO膜38を介し
て、拡散層方向に並ぶ複数のメモリセルで共通の制御ゲ
ート40が形成されている。さらに、浮遊ゲート34、
インターONO膜38及び制御ゲート40からなる積層
ゲート部を覆うように、積層ゲート部の側壁には絶縁膜
サイドウォール55を介し、その上面には絶縁膜42及
び窒化膜50を介し、基板上にはゲート酸化膜53を介
し、制御ゲート40に直交する方向に延びる選択ゲート
44が形成されている。トンネル酸化膜24下の基板表
面がメモリチャネル領域52となり、ゲート酸化膜53
下の基板表面が選択チャネル領域54となる。ソース4
6及びドレイン48上にはソース46又はドレイン48
と選択ゲート44とを絶縁する厚い増速酸化膜60が形
成されている。
(G)を用いて本発明による製造方法の一実施例を説明
する。 (A)公知の方法を用いてウェル形成等がなされたシリ
コン基板上に、窒化膜層22を形成し、さらにその上に
例えばCVD酸化膜からなる素子分離酸化膜26を形成
する。素子分子酸化膜26は酸化膜又は酸化膜と窒化膜
の積層膜でもよい。
真製版技術及びドライエッチング技術を用いて、窒化膜
層22をエンドポイントとしてメモリチャネル領域52
及び選択チャネル領域54を含むように拡散層形成領域
27,28に直交する方向に素子分離酸化膜26を除去
し、幅寸法Wをもつストライプ状の開口部30を形成す
る(図2)。開口部30には窒化層膜22が露出してい
る。このとき、窒化膜層22を形成する工程を省略し
て、シリコン基板をエンドポイントとして素子分離酸化
膜26を除去してもよいが、メモリチャネル領域52及
び選択チャネル領域54のエッチングダメージを避ける
ために、窒化膜層22を形成しておくことが好ましい。
に形成するコンタクトホール32周辺については、例え
ばコンタクトホール32の寸法をL1とすると、コンタ
クトホール32と素子分離酸化膜26とのアライメント
マージンの寸法L2と素子分離領域の寸法L3を考慮し
て、寸法L1の約4倍の寸法L4の素子分離酸化膜26
を残しておく。また、図10に示すようにコンタクトホ
ール32と素子分離酸化膜26との間に寸法L2のアラ
イメントマージンを持たせて、コンタクトホール32及
びソース領域27及びドレイン領域28上を開口してお
いてもよい。
0で露出した窒化膜層22をウエットエッチングにより
除去した後、開口部30で露出した基板上にトンネル酸
化膜24を形成する。その後、半導体基板上全面に、開
口部30の幅又は長さのいずれか短い方(この場合は幅
W)の1/2以上の膜厚で浮遊ゲート34となる例えば
CVDポリシリコン膜を堆積する。次に、素子分離酸化
膜26表面をエンドポイントとして浮遊ゲート34とな
るポリシリコン膜をエッチバックし、浮遊ゲート34と
なるポリシリコン膜を開口部30に埋め込む。浮遊ゲー
ト34となるポリシリコン膜を開口部30に対して自己
整合的に形成するので、素子分離酸化膜26と浮遊ゲー
ト領域25間のアライメントマージンを削減できる(図
3)。
を形成し、さらにその上に制御ゲート40となるCVD
ポリシリコン膜を形成し、さらにその上に制御ゲート4
0と選択ゲート44との絶縁用の絶縁膜42を形成し、
さらにその上にエッチングストッパー用の窒化膜50を
形成する。次に公知の写真製版技術及びエッチング技術
を用いて、上層から窒化膜50、絶縁膜42、制御ゲー
ト40及び浮遊ゲート34を、ドレイン領域28に隣接
しソース領域27から離れた位置に、ソース領域27及
びドレイン領域28に平行方向に帯状にパターニングす
る(図4)。
(C)で形成したパターンの一部及び選択チャネル領域
54上を覆うソース領域27及びドレイン領域28に平
行な帯状のレジストマスク58を形成する。露出した窒
化膜50を制御ゲート40のエッチングマスクとし、レ
ジストマスク58を選択チャネル領域54のエッチング
マスクとして、ソース領域27及びドレイン領域28上
の素子分離酸化膜26、浮遊ゲート34となるポリシリ
コン膜及び窒化膜層22を除去する。この場合、ドレイ
ン領域48に隣接する制御ゲート40下の素子分離酸化
膜26は制御ゲート40に対して自己整合的に除去され
る。次に、窒化膜50及びレジスト58をマスクとして
ソース領域27及びドレイン領域28に不純物イオンを
注入して、ソース46、ドレイン48を形成する(図
5)。
ンタクトホール32−素子分離酸化膜26のアライメン
トマージンL2を持たせ、制御ゲート40に対して自己
整合的にドレイン48上の素子分離酸化膜26の除去を
行なう(図6)。ソースコンタクトについても、同様に
アライメントマージンを持たせて、レジスト開口部の素
子分離酸化膜26の除去を行なう。
後、工程(C)で形成した浮遊ゲート34及び制御ゲー
ト40を含むパターンの側面に絶縁膜サイドウォール5
5を形成する。この目的は制御ゲート40と選択ゲート
44の絶縁を確実にすること、及び選択チャネル領域5
4とメモリチャネル領域52との間の長さをサイドウォ
ール55の膜厚により制御性よく得ることである。選択
チャネル領域54とメモリチャネル領域52との間の長
さは、ソース側から浮遊ゲートへの電子の注入を高効率
で行なうソースサイド注入を得るのに重要な寸法であ
り、通常数十nm〜100nm程度にする。絶縁膜サイ
ドウォール55の形成方法については説明を省略する
が、選択チャネル領域54の基板表面が酸化膜のドライ
エッチバック等でダメージを受けないように配慮するこ
とが必要である。
にゲート酸化膜53を形成し、ソース46及びドレイン
48上にソース46又はドレイン48と選択ゲート44
とを絶縁するための厚い増速酸化膜60を形成する。続
いて選択ゲート44用のポリシリコン膜を形成し、公知
の写真製版技術及びエッチング技術を用いて、選択チャ
ネル領域54上を被うように、制御ゲート40に直交す
る方向に帯状の選択ゲート44を形成する(図7)。
みにより形成された拡散層形成領域28に直交する方向
に延びる素子分離酸化膜26を制御ゲート40に対して
自己整合的に除去し、拡散層イオン注入を行なうので、
LOCOSを素子分離膜に用いた半導体装置に比べて、
制御ゲートとLOCOS又は拡散層イオン注入用レジス
トとLOCOSとのアライメントマージンを考慮する必
要がなく、セル面積の低減を図ることができる。
御ゲート40に対して素子分離酸化膜26を自己整合的
に除去するので、コンタクトホール32と制御ゲート4
0とのアライメントマージンL2を最小限にしてセル面
積の低減を図ることができる(図8)。
として、拡散層イオン注入後に拡散層上に形成される厚
い増速酸化膜を利用するので、従来法ではアライメント
誤差による非イオン注入部分で基板のエッチング掘れを
生ぜぬように、拡散層注入用レジストマスクとLOCO
Sのアライメントマージンが十分必要である。本発明で
はこのアライメントマージンを不要とした点で、素子面
積縮小化及び形成の容易化の効果は大きい。
シリコン層34の良好な埋込形状を得るために、素子分
離酸化膜26の膜厚は、素子分離酸化膜の開口部30の
幅又は長さのいずれか短い方(この場合は幅W)の1/
2以上であることが好ましい。例えばサブハーフルール
に基づいた具体例を挙げると、幅Wが0.35μm程度
の開口部30への埋込みのみを良好に行なえるようにプ
ロセス条件を定めればよい。CVD酸化膜24の膜厚も
1800Å(0.18μm)以上と設定でき、また埋込
みに用いるCVDポリシリコン膜34の膜厚も1800
Å以上あれば十分である。CVD酸化膜24の膜厚は例
えば2000Å(0.2μm)〜3500Å(0.35
μm)程度が好ましい。
図7の実施例と同じ役割を果たす部分には同じ符号を付
す。素子分離領域の基板上には、窒化膜層22を介して
素子分離酸化膜26が形成されている。メモリセル領域
には、トンネル酸化膜24を介して、ドレインと隣接
し、かつソース上から離れた位置に、メモリセルごとの
浮遊ゲート34が形成され、浮遊ゲート34の一部は素
子分離酸化膜26上に延在している。浮遊ゲート34の
素子分離酸化膜26上に延在する部分の側面、及び凹形
状の表面上、並びに素子分離酸化膜26上に、インター
ONO膜38を介して、拡散層方向に並ぶ複数のメモリ
セルで共通の制御ゲート40が形成されている。
において、ポリシリコン膜34を基板上に堆積した後、
そのポリシリコン膜34を拡散層領域28と直交する方
向に開口部30の幅Wより大きい幅L5で開口部30上
及び素子分離絶縁膜26上に残るようにストライプ状に
ポリシリコン膜34をエッチングし、開口部36を形成
する(図12)。その後、シリコン酸化膜、シリコン窒
化膜及びシリコン酸化膜の3層膜からなるインターON
O膜38を基板上全面に形成し、さらにその上に制御ゲ
ート40となるポリシリコン膜を形成した後、制御ゲー
ト40をパターニングする。
ンターONO膜38の面積が増大し、書込、消去時の制
御ゲート40の電位の低減を図ることができ、メモリセ
ルの低電圧駆動を実現できる。このような形状を得るに
は、浮遊ゲート34用のポリシリコン膜の膜厚は、開口
部30の幅又は長さのうちいずれか短い方の2分の1以
下であることが好ましい。その結果、浮遊ゲート34上
面が凹形状になり、浮遊ゲート34−制御ゲート40間
のインターONO膜38の面積が増大し、浮遊ゲート3
4−制御ゲート40間のインターONO膜38の静電容
量/浮遊ゲート34−基板間のトンネル酸化膜24の静
電容量の値(カップリング比という)が増大し、メモリ
セルの低電圧動作を図ることができる。
モリセルに適用した例を示しているが、本発明は浮遊ゲ
ート及び制御ゲートからなる積層ゲートをもち選択ゲー
トをもたない不揮発性半導体記憶装置にも適用すること
ができる。
断面図である。図7の実施例と同じ役割を果たす部分に
は同じ符号を付す。素子分離酸化膜26を拡散層に直交
する方向にエッチングして形成する浮遊ゲート34用の
開口部が上方に開いたテーパー状に形成されている。そ
の結果、浮遊ゲート34−制御ゲート40間のインター
ONO膜24の静電容量が大きくなり、カップリング比
が増大し、メモリセルの低電圧動作を図ることができ
る。
に素子分離絶縁膜を半導体基板上に成膜し、そこに開口
部を形成してその開口部に浮遊ゲート用のポリシリコン
膜を埋め込むことにより素子分離を行なうメモリアレイ
においては、LOCOSの角部の丸まりやバーズピーク
の発生がなく、方形状の素子分離用の方形状の活性領域
が得られる。メモリチャネル領域及び選択チャネル領域
の素子分離膜を除去する際に、素子分離領域を含む拡散
層に直交する方向に帯状の領域で素子分離酸化膜を開口
しているが、素子分離領域上を含む領域を方形状に開口
してもよい。その場合でも、制御ゲート位置のアライメ
ント誤差によるチャネル抵抗のばらつきはほとんど生じ
ない。これはメタル配線による周期的な裏打ちによって
高速動作を行なうメモリアレイの面積低減を容易にする
ものである。
のメモリセルアレイを表す図であり、(A)は平面図、
(B)は(A)のB−B’線位置での断面図である。
工程を表す平面図である。
ある。
ある。
ある。
(F)は平面図、(f)はS−S’線、及びC−C’線
に沿った断面図である。
図である。
の周辺部の一態様を表す平面図である。
ルの周辺部の他の態様を表す平面図である。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 半導体基板上にメモリセルのソース・ド
レインとなるメモリ拡散層が互いに平行に、かつ帯状に
形成され、一対のメモリ拡散層間の半導体基板上にトン
ネル絶縁膜を介し、一方のメモリ拡散層と隣接し他方の
メモリ拡散層と間隔をもって配置され、素子分離絶縁膜
によりメモリセルごとに分離された導電体にてなる浮遊
ゲートが形成され、浮遊ゲート上に層間絶縁膜を介し、
メモリ拡散層に平行に帯状に延びて複数のメモリセルに
ついて共通の導電体にてなる制御ゲートが形成され、制
御ゲート上には絶縁体を介し、浮遊ゲートとの間に間隔
をもって配置されているメモリ拡散層と浮遊ゲートとの
間の半導体基板上にはゲート絶縁膜を介して制御ゲート
に直交する方向に帯状に延びて複数のメモリセルについ
て共通の導電体にてなる選択ゲートが形成され、浮遊ゲ
ート下方の半導体基板表面をメモリチャネル領域とし、
メモリ拡散層と浮遊ゲートとの間の半導体基板表面を選
択チャネル領域とするスプリットゲート型メモリセルが
マトリクス状に配置されたメモリマトリクスを含む半導
体記憶装置の製造方法において、 酸化膜若しくは窒化膜の単層膜又は積層膜からなる素子
分離絶縁膜を半導体基板上に堆積し、前記メモリチャネ
ル領域及び前記選択チャネル領域を含む領域の前記素子
分離絶縁膜を前記拡散層に直交する方向に帯状に除去し
てストライプ状の開口部を形成し、又は前記メモリチャ
ネル領域及び前記選択チャネル領域を含む領域の前記素
子分離絶縁膜を矩形状に除去して矩形状の開口部を形成
し、前記開口部の基板上にはトンネル酸化膜を介して半
導体基板全面上に前記浮遊ゲートとなる導電膜を形成
し、前記素子分離絶縁膜をエンドポイントとして前記浮
遊ゲートとなる導電膜をエッチバックして前記開口部に
浮遊ゲートとなる導電膜を埋め込み、前記浮遊ゲートを
前記拡散層方向に分離することを特徴とする半導体記憶
装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記開口部の幅又は長さのいずれか短い
方の寸法を寸法Wとするとき、寸法Wの1/2以上の膜
厚で前記浮遊ゲートとなる導電膜を堆積する請求項1に
記載の半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項3】 半導体基板上にトンネル酸化膜を介して
形成される浮遊ゲートと、浮遊ゲート上を層間絶縁膜を
介して覆うライン状の制御ゲートと、制御ゲートに対し
て平行方向に、かつ、交互に配されるライン状のソー
ス、ドレイン用のメモリ拡散層とを備え、浮遊ゲート下
方の半導体基板表面をメモリチャネル領域とする不揮発
性半導体記憶装置の製造方法において、 酸化膜若しくは窒化膜の単層膜又は積層膜からなる素子
分離絶縁膜を半導体基板上に堆積し、前記メモリチャネ
ル領域を含む領域の前記素子分離絶縁膜を前記拡散層に
直交する方向に帯状に除去してストライプ状の開口部を
形成し、又は前記メモリチャネル領域を含む領域の前記
素子分離絶縁膜を矩形状に除去して矩形状の開口部を形
成し、前記開口部の基板上にはトンネル酸化膜を介して
半導体基板全面上に前記浮遊ゲートとなる導電膜を形成
し、前記素子分離領域の拡散層方向の寸法を寸法Lとす
るとき、前記素子分離絶縁膜をエンドポイントとして前
記素子分離領域の前記浮遊ゲートとなる導電膜を寸法L
より小さい寸法でストライプ状又は矩形状に除去して前
記開口部を埋め、かつ素子分離絶縁膜上にまで延在する
浮遊ゲートを形成することを特徴とする半導体記憶装置
の製造方法。 - 【請求項4】 半導体基板上にメモリセルのソース・ド
レインとなるメモリ拡散層が互いに平行に、かつ帯状に
形成され、一対のメモリ拡散層間の半導体基板上にトン
ネル絶縁膜を介し、一方のメモリ拡散層と隣接し他方の
メモリ拡散層と間隔をもって配置され、素子分離絶縁膜
によりメモリセルごとに分離された導電体にてなる浮遊
ゲートが形成され、浮遊ゲート上に層間絶縁膜を介し、
メモリ拡散層に平行に帯状に延びて複数のメモリセルに
ついて共通の導電体にてなる制御ゲートが形成され、制
御ゲート上には絶縁体を介し、浮遊ゲートとの間に間隔
をもって配置されているメモリ拡散層と浮遊ゲートとの
間の半導体基板上にはゲート絶縁膜を介して制御ゲート
に直交する方向に帯状に延びて複数のメモリセルについ
て共通の導電体にてなる選択ゲートが形成され、浮遊ゲ
ート下方の半導体基板表面をメモリチャネル領域とし、
メモリ拡散層と浮遊ゲートとの間の半導体基板表面を選
択チャネル領域とするスプリットゲート型メモリセルが
マトリクス状に配置されたメモリマトリクスを含む半導
体記憶装置の製造方法において、 酸化膜若しくは窒化膜の単層膜又は積層膜からなる素子
分離絶縁膜を半導体基板上に堆積し、前記メモリチャネ
ル領域及び前記選択チャネル領域を含む領域の前記素子
分離絶縁膜を前記拡散層に直交する方向に帯状に除去し
てストライプ状の開口部を形成し、又は前記メモリチャ
ネル領域及び前記選択チャネル領域を含む領域の前記素
子分離絶縁膜を矩形状に除去して矩形状の開口部を形成
し、前記開口部の基板上にはトンネル酸化膜を介して半
導体基板全面上に前記浮遊ゲートとなる導電膜を形成
し、前記素子分離領域の拡散層方向の寸法を寸法Lとす
るとき、前記素子分離絶縁膜をエンドポイントとして前
記素子分離領域の前記浮遊ゲートとなる導電膜を寸法L
より小さい寸法でストライプ状又は矩形状に除去して前
記開口部を埋め、かつ素子分離絶縁膜上にまで延在する
浮遊ゲートを形成することを特徴とする半導体記憶装置
の製造方法。 - 【請求項5】 前記浮遊ゲートとなる導電膜の膜厚が、
前記開口部の幅又は長さのいずれか短い方の寸法の2分
の1以下である請求項3又は4に記載の半導体記憶装置
の製造方法。 - 【請求項6】 前記選択チャネル領域及び前記制御ゲー
ト上を被うように、拡散層形成領域に隣接して前記制御
ゲートに平行な帯状のレジストを形成し、そのレジスト
をマスクとして拡散層形成領域上にある素子分離絶縁膜
を除去し、続けてそのレジストをマスクとして拡散層用
の不純物導入を行なう請求項1又は4に記載の半導体記
憶装置の製造方法。 - 【請求項7】 窒化膜又は酸化膜と窒化膜の積層膜から
なる耐エッチング性絶縁膜を前記制御ゲート上に予め形
成し、前記耐エッチング性絶縁膜をマスクとして前記拡
散層形成領域上にある素子分離絶縁膜を除去し、続けて
前記耐エッチング性絶縁膜をマスクとして拡散層用の不
純物導入を行なう請求項3に記載の半導体記憶装置の製
造方法。 - 【請求項8】 窒化膜又は酸化膜と窒化膜の積層膜から
なる耐エッチング性絶縁膜を前記制御ゲート上に予め形
成し、前記選択チャネル領域及び前記制御ゲート上の一
部を被うように、前記ソースに隣接して前記制御ゲート
に平行な帯状のレジストを形成し、前記耐エッチング性
絶縁膜及び前記レジストをマスクをして前記拡散層形成
領域上にある素子分離絶縁膜を除去し、続けてそのレジ
ストをマスクとして拡散層用の不純物導入を行なう請求
項1又は4に記載の半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記開口部の断面形状を上方に開いたテ
ーパー状に形成する請求項1から8のいずれかに記載の
半導体記憶装置の製造方法。
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JP07671198A JP3483460B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 半導体記憶装置の製造方法 |
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JPH11260940A JPH11260940A (ja) | 1999-09-24 |
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JP2021040028A (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | キオクシア株式会社 | 半導体記憶装置、及び半導体記憶装置の製造方法 |
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