JP3482450B2 - 電子写真感光体及びその製造方法 - Google Patents

電子写真感光体及びその製造方法

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JP3482450B2 JP30074895A JP30074895A JP3482450B2 JP 3482450 B2 JP3482450 B2 JP 3482450B2 JP 30074895 A JP30074895 A JP 30074895A JP 30074895 A JP30074895 A JP 30074895A JP 3482450 B2 JP3482450 B2 JP 3482450B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体に関
し、詳しくは可視光から近赤外光にいたる広い波長範囲
で高感度を有する電子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いた情報処理シ
ステム機の発展は目覚ましいものがある。特に、情報を
デジタル信号に変換して光によって情報記録を行う光プ
リンターは、そのプリント品質、信頼性においてすばら
しいものがある。このデジタル記録技術はプリンターの
みならず通常の複写機にも応用され、所謂デジタル複写
機が開発されている。また、従来からあるアナログ複写
にこのデジタル記録技術を搭載した複写機は、種々様々
な情報処理機能が付加されるため、今後その需要性が益
々高まっていくであろう。
【0003】光プリンターの光源としては、現在のとこ
ろ小型で安価で信頼性の高い半導体レーザー(LD)や
発光ダイオード(LED)が多く使われている。現在よ
く使われているLEDの発光波長は660nmであり、
LDの発光波長域は赤外光領域にある。このため、可視
光領域から近赤外光領域に高い感度を有する電子写真感
光体の開発が望まれている。
【0004】電子写真感光体の感光波長域は、感光体に
使用される電荷発生物質の感光波長域によってほぼ決ま
ってしまう。そのため、従来から各種アゾ顔料、多環キ
ノン系顔料、三方晶形セレン、各種フタロシアニン顔料
等多くの電荷発生物質が開発されている。それらの内、
アゾ顔料はその顔料合成反応の容易性、化学構造の多様
性から、数多くの顔料が開発されてきた。特開昭64−
79753号、特開昭59−129857号、特公平3
−34503号、特公平4−52459号、特開昭62
−267363号各公報に記載のジフェニルポリエン骨
格を持つビスアゾ顔料や、特開昭57−195767号
公報記載のトリスアゾ顔料は、可視光域から近赤外光域
まで感度を有している帯電電位の保持性の高い電荷発生
物質であるが、将来の情報処理機の小型化、高速化に対
応するためには感度が未だ充分でなく、更なる高感度感
光体用材料が熱望されていた。
【0005】本発明者らの一人も、先に積層型電子写真
感光体における電荷発生材料として、Cu−Kα線によ
る粉末X線回折パターンで少なくとも2θ=6.8°〜
7.3°、2θ=16°及び2θ=24.5°〜26°
に回折ピークを有する特定構造の非晶質トリスアゾ顔料
の使用を提案した(特開昭61−151659号公
報)。たしかに、該顔料の使用により、可視領域から近
赤外領域にわたって高感度で且つ繰り返し疲労特性に優
れた積層型の電子写真感光体が得られるが、複写機・プ
リンター等の複写プロセスの高速化に伴ない、更なる感
光体の高感度化が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうした従
来技術の実情に鑑み、発明の全範囲において可視光域よ
り近赤外光域までの広い波長域にわたって高感度を有す
る電子写真感光体並びにその製造方法を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、可視光か
ら近赤外光までの波長域で光吸収する前記構造式〔I〕
のトリスアゾ顔料を用いた電子写真感光体の高感度化に
ついて研究を行った結果、該トリスアゾ顔料がCu−K
α線に対するX線回折スペクトルにおいて少なくともブ
ラッグ角7±0.3°に回折ピークを有し、しかも該ブ
ラッグ角7±0.3°のピークの半値幅が1.2°〜
1.6°の回折スペクトルを示す場合に、高感度電子写
真感光体が得られることを見いだし、本発明を完成する
に至った。また、本発明者らは、かかるX線回折パター
ンを有する前記構造式〔I〕のトリスアゾ顔料が30℃
以上で加熱分散することにより製造された分散液を塗布
・乾燥することで製造できることを見いだし、本発明を
完成した。更に、本発明者らは、かかるX線回折パター
ンを有する前記構造式〔I〕のトリスアゾ顔料が、該ト
リスアゾ顔料及び該トリスアゾ顔料以外の有機顔料を混
合して分散することにより製造された分散液を塗布・乾
燥することで製造できることを見いだし、本発明を完成
した。
【0008】このような特定のX線回折パターンを示す
アゾ顔料が高感度化するメカニズムについては、目下の
ところ明確にはなっていないが、次のように推察するこ
とができる。本発明者らの検討によれば、本発明の前記
構造式〔I〕で示されるトリスアゾ顔料の一つを用いた
機能分離型電子写真感光体の光キャリア発生は、該トリ
スアゾ顔料と電荷輸送材料の間で引きおこされることが
見いだされた(ジャーナル・オブ・アプライド・フィジ
ック誌第72巻117〜123頁)。一方、このような
電荷発生材料/電荷輸送材料界面の光キャリア発生は、
その界面における両者の接触量に支配されていることが
わかった(ジャーナル・オブ・イメージング・サイエン
ス・アンド・テクノロジー誌第38巻281〜286
頁)。また、このようなアゾ化合物と電荷輸送材料間の
キャリア発生は、アゾ化合物が単分子分散された状態で
は、その効率が非常に低いことも明らかになった(アド
バンスト・マテリアルズ誌第7巻481〜483頁)。
以上の知見に基づけば、アゾ顔料には光キャリア発生に
最も適した粒子サイズが存在すると考えられる。
【0009】さて、後述する実施例か明らかなように、
該アゾ顔料の7±0.3°の半値幅が1.2°〜1.6
°の場合に最も高い感度を示し、半値幅がそれよりも大
きくても小さくても感度が低くなることが見いだされ
た。このようなX線回折ピークの半値幅が大きくなる現
象は、顔料が非晶質状態に変質したか、あるいは結晶が
細かくなったためと考えられる。しかるに、上述した本
発明の最適な範囲のX線回折ピークの半値幅の存在は、
以下のように考察される。該半値幅が大きくなると感度
が高くなる領域では、おそらく該トリスアゾ顔料の表面
積が大きくなることにより電荷輸送材料との接触量が増
え、キャリア発生量が増大するためと考えられる。逆
に、該半値幅が大きくなっても高感度化しない領域で
は、アゾ顔料粒子が微細化ないし非晶質化することでよ
り単分子状態に近づき、キャリア発生に逆行したためと
解される。
【0010】本発明によれば、このような特定のX線回
折パターンを示すアゾ顔料を電荷発生材料として有機感
光体に使用する場合、電荷発生層と電荷輸送層からなる
積層感光体において、ことさら高感度を示すことが見い
だされた。
【0011】更に、本発明者らは鋭意検討した結果、こ
のような最適な粒子径を持つと考えられる前記構造式
〔I〕のCu−Kα線に対するX線回折スペクトルにお
いて、少なくともブラッグ角7±0.3°に回折ピーク
を有し、しかも該ブラッグ角7±0.3°のピークの半
値幅が1.2°〜1.6°の回折スペクトルを示すトリ
スアゾ顔料分散液を得る方法を見いだし本発明を完成す
るに至った。
【0012】本発明によれば、以下の発明が提供され
る。 (1)導電性支持体上にCu−Kα線に対するX線回折
スペクトルが少なくともブラッグ角7±0.3°に回折
ピークを有する下記構造式[I]で示されるトリスアゾ
顔料を、分散溶媒中にて30℃以上56℃の範囲で加熱
分散して得られる分散液を、ブラッグ角7±0.3°の
ピークの半値幅が1.2°〜1.6°とした分散液を、
塗布・乾燥する工程を含むことを特徴とする電子写真感
光体の製造方法。
【化1】 (式中、R及びRはアルキル基、アルコキシ基、ハ
ロゲン原子、ジアルキルアミノ基、ハロメチル基、ニト
ロ基、シアノ基、カルボキシル基若しくはそのエステ
ル、水酸基又はスルホン酸塩を示し、mは0〜5の間の
整数、nは0〜4の間の整数を表す。) (2)導電性支持体上に前記構造式〔I〕で示されるト
リスアゾ顔料と該トリスアゾ顔料以外の有機顔料とを混
合して、分散溶媒中にて30℃以上56℃の範囲で加熱
分散して得られる分散液中の、前記構造式〔I〕で示さ
れるトリスアゾ顔料のブラッグ角7±0.3°のピーク
の半値幅が1.2°〜1.6°とした分散液を、塗布・
乾燥する工程を含むことを特徴とする(1)に記載の電
子写真感光体の製造方法。 (3)導電性支持体上に電荷発生層と電荷輸送層とを積
層してなる電子写真感光体の製造方法において、該電荷
発生層が前記構造式〔I〕で示されるものであり、分散
溶媒中にて30℃以上56℃の範囲で加熱分散して得ら
れる分散液中の、前記構造式〔I〕で示されるトリスア
ゾ顔料のブラッグ角7±0.3°のピークの半値幅が
1.2°〜1.6°とした分散液を、塗布・乾燥する工
程により作製されることを特徴とする(1)又は(2)
記載の電子写真感光体の製造方法。
【0013】本発明にいうX線回折スペクトルは、粉末
状の電荷発生材料を粉末法で測定するものである。X線
管の対陰極として銅を用い、フィルターとしてニッケル
を使用すれば、Cu−Kα線(1.5418Å)が取り
出せる。本発明者らの研究によれば、前記構造式〔I〕
で示されるトリスアゾ顔料を粉末X線回折法(フィリッ
プス社製PW1729/00型使用)によりCu−Kα
線で管電流40kV、走査速度毎分1°で測定したとこ
ろ、少なくとも2θ=7±0.3°に回折ピークを有
し、しかもそのピークの半値幅が1.2°〜1.6°の
範囲にあるとき、非常に高い感度を示す電子写真感光体
が得られることが明らかになった。測定されたX線回折
スペクトルにおけるブラッグ角7±0.3°のピークの
半値幅は、図1及び図2に示されるように、ノイズを含
んだベースラインレベルからの立ち上がり点aとbを結
ぶ線分と、頂点cからおろした垂線との交点dを起点と
する線分cdの中点を通りX軸(回折角)に平行な線分
efの長さで示される角度の値で定義されるものとす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面を用いて本発明を詳し
く説明する。図3は、本発明に用いられる電子写真感光
体を表す断面図であり、導電性支持体31上に、電荷発
生材料と電荷輸送材料を主成分とする単層感光層33が
設けられている。図4と図5は、本発明に用いられる電
子写真感光体の別の構成例を示す断面図であり、電荷発
生材料を主成分とする電荷発生層35と、電荷輸送材料
を主成分とする電荷輸送層37とが、積層された構成を
とっている。
【0015】導電性支持体31としては、体積抵抗10
10Ωcm以下の導電性を示すもの、例えば、アルミニウ
ム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、銀、金、白金な
どの金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属酸化物
を、蒸着又はスパッタリングにより、フィルム状若しく
は円筒状のプラスチック、紙に被覆したもの、あるい
は、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステ
レンレス等の板及びそれらを素管化後、切削、超仕上
げ、研磨等で表面処理した管等を使用することができ
る。
【0016】次に、感光層について説明する。感光層は
単層でも積層でもよいが、説明の都合上、先ず電荷発生
層35と電荷輸送層37とで構成される場合から述べ
る。電荷発生層35は、電荷発生材料としてCu−Kα
線に対するX線回折スペクトルにおいて少なくともブラ
ッグ角7±0.3°に回折ピークを有し、しかも該ブラ
ッグ角7±0.3°のピークの半値幅が1.2°〜1.
6°の下記構造式〔I〕で示されるトリスアゾ顔料を主
成分とする層である。
【0017】
【化1】 (式中、R1及びR2はアルキル基、アルコキシ基、ハロ
ゲン原子、ジアルキルアミノ基、ハロメチル基、ニトロ
基、シアノ基、カルボキシル基若しくはそのエステル、
水酸基又はスルホン酸塩を示し、mは0〜5の間の整
数、nは0〜4の間の整数を表す。)
【0018】上記の構造式〔I〕で示されるトリスアゾ
顔料は、トリフェニルアミンをアゾ成分とし、カップラ
ー成分とアゾ基を介して化学結合してなるものである。
本発明に用いられる該トリスアゾ顔料のカップラー残基
としては、表1〜表4に示すものが代表例として例示さ
れ、且つ有用である。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】
【表4】
【0023】前記の構造式〔I〕で示されるトリスアゾ
顔料に、該トリスアゾ顔料以外の電荷発生材料を併用す
ることも可能であり、その代表例としては、モノアゾ顔
料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、ペリレン系顔料、
ペリノン系顔料、キナクリドン系顔料、キノン系縮合多
環化合物、スクアリック酸系染料、フタロシアニ系顔
料、ナフタロシアニン系顔料、アズレニウム塩系染料等
が挙げられ、用いられる。
【0024】本発明の電荷発生層35には、バインダー
樹脂が併用されることもある。このバインダー樹脂とし
ては、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、エポ
キシ樹脂、ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン
樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニ
ルホルマール、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリ
アクリルアミドなどが用いられる。
【0025】電荷発生層35は、Cu−Kα線に対する
X線回折スペクトルにおいて少なくともブラッグ角7±
0.3°に回折ピークを有し、しかも該ブラッグ角7±
0.3°のピークの半値幅が1.2°〜1.6°の前記
構造式〔I〕で示されるトリスアゾ顔料を適宜他の電荷
発生材料並びにバインダー樹脂を含む、テトラヒドロフ
ラン、シクロヘキサノン、ジオキサン、2−ブタノン、
ジクロルエタン等の適当な溶媒を用いた分散液を塗布す
ることにより形成できる。かかるX線回折パターンを示
す前記構造式〔I〕を含む電荷発生層を作製するには、
トリスアゾ顔料を、30℃以上で加熱分散することによ
り製造された分散液を、塗布・乾燥することで作製でき
るし、また、トリスアゾ顔料と該トリスアゾ顔料以外の
有機顔料とを混合して分散することにより製造された分
散液を、塗布・乾燥することで作製できる。
【0026】分散液を得るための分散手段としては、ボ
ールミル、アトライター、サンドミル、振動ミル、円盤
振動ミル、ペイントシェーカー、ジェットミルなどの公
知の方法が挙げられ、用いられる。但し、目的とするX
線回折パターンを得るための分散条件は各分散条件によ
り異なるため、画一的に定義することはできない。その
理由としては、分散手段ないしその使用条件により、粉
砕力、分散力、錬磨力等の比率が異なるためと考えるこ
とができる。
【0027】Cu−Kα線に対するX線回折スペクトル
において、少なくともブラッグ角7±0.3°に回折ピ
ークを有し、しかも該ブラッグ角7±0.3°のピーク
の半値幅が1.2°〜1.6°の前記構造式〔I〕で示
されるトリスアゾ顔料を含む分散液を製造する方法の一
つに、加熱しながら分散を行う方法が挙げられるが、分
散時の分散温度を30℃以上、好ましくは35℃以上に
加熱しながら分散を行うと、目的とする分散液が得られ
る。また、目的とする分散液を得る他の方法として、前
記構造式〔I〕のトリスアゾ顔料を該トリスアゾ顔料以
外の電荷発生材料とともに、同時に混合しなが分散する
手段が挙げられ、好ましく用いられる。この場合は、分
散時の加熱は行っても良いし行わなくても良い。但し、
上述したように、ここに記した方法は、目的とする分散
液を効率よく得るための手段ではあるが、これらの方法
に従っても、必ずしも目的とする分散液が確実に得られ
るということではないことを銘記するべきである。
【0028】前記構造式〔I〕のトリスアゾ顔料にそれ
以外の電荷発生材料を混合する場合の両者の比は、該ト
リスアゾ顔料1重量部に対し後者が0〜10重量部が望
ましく、更に好ましくは0〜20重量部である。電荷発
生層35において、電荷発生材料1重量部に対する樹脂
の割合は1.5重量部以下、好ましくは0〜1重量部で
あり、また膜厚は0.01〜5μm程度が適当で、好ま
しくは0.1〜2μmである。
【0029】電荷輸送層37は、電荷輸送材料及び適宜
バインダー樹脂を適当な溶剤により溶解ないし分散し、
これを塗布、乾燥することにより形成できる。また、必
要により、可塑剤やレベリング剤等を添加することもで
きる。電荷輸送層37は、電荷輸送材料とバインダー樹
脂とから構成される。
【0030】電荷輸送材料には、正孔輸送材料と電子輸
送材料とがある。電子輸送材料には、例えば、クロルア
ニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、テトラシ
アノキノジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フル
オレノン、2,4,5,7−テトラニトロキサントン、
2,4,8−トリニトロチオキサントン、2,6,8−
トリニトロ−4H−インデノ〔1,2−b〕チオフェン
−4−オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチオフェ
ン−5,5−ジオキサイド、3,5−ジメチル−3’,
5’−ジターシャリーブチル−4,4’−ジフェノキノ
ンなど公知の電子受容性物質が挙げられる。正孔輸送材
料としては、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘
導体、イミダゾール誘導体、モノアリールアミン誘導
体、ジアリールアミン誘導体、トリアリールアミン誘導
体、スチルベン誘導体、α−フェニルスチルベン誘導
体、ベンジジン誘導体、ジアリールメタン誘導体、トリ
アリールメタン誘導体、9−スチリルアントラセン誘導
体、ピラゾリン誘導体、ジビニルベンゼン誘導体、ヒド
ラゾン誘導体、インデン誘導体、ブタジエン誘導体など
その他公知の材料が挙げられ、用いられる。これらの電
荷輸送材料は、単独又は二種以上混合して用いられる。
【0031】バインダー樹脂としては、ポリスチレン、
スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、
ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リアリレート、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢
酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエ
ン、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メ
ラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッ
ド樹脂等の熱可塑性、又は熱硬化性樹脂が挙げられる。
【0032】溶剤としては、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、トルエン、2−ブタノン、モノクロルベンゼ
ン、ジクロルエタン、塩化メチレンなどが用いられる。
電荷輸送層37において、バインダー樹脂1重量部に対
する電荷輸送材料の割合は0.3〜2重量部、好ましく
は0.5〜1.4重量部であり、また膜厚は5〜100
μmが適当である。
【0033】本発明において、電荷輸送層37中に可塑
剤やレベリング剤を添加してもよい。可塑剤としては、
ジブチルフタレート、ジオクチルフタレートなど一般の
樹脂の可塑剤として使用されているものが、そのまま使
用できる。レベリング剤としては、ジメチルシリコーン
オイル、メチルフェニルシリコーンオイルなどのシリコ
ーンオイル類や、側鎖にパーフルオロアルキル基を有す
るポリマーあるいはオリゴマーが使用される。
【0034】次に、感光層が単層構成33の場合につい
て述べる。この場合も、電荷発生材料と電荷輸送材料よ
りなる機能分離型のものが用いられる。即ち、電荷発生
材料及び電荷輸送材料を、必要ならばバインダー樹脂と
ともに適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを塗布・乾
燥することによって形成できる。電荷発生材料並びに電
荷輸送材料は上述したものを用いることができるし、バ
インダー樹脂としては先に挙げた電荷輸送層に用いられ
る樹脂をそのまま使用できるし、必要に応じて電荷発生
層に用いることのできる樹脂を併用しても良い。また、
必要により、可塑剤やレベリング剤等を添加することも
できる。
【0035】単層感光層において、バインダー樹脂1重
量部に対する電荷発生材料の割合は0.01〜100重
量部、好ましくは0.02〜50重量部であり、またバ
インダー樹脂1重量部に対する電荷輸送材料の割合は
0.3〜2重量部、好ましくは0.5〜1.4重量部で
ある。なお、その膜厚は5〜50μmが適当である。
【0036】本発明の電子写真感光体には、導電性支持
体31と感光層との間に下引き層を設けることができ
る。下引き層には公知のものを用いることができる。下
引き層の膜厚は0〜5μmが適当である。
【0037】本発明の電子写真感光体には、感光層保護
の目的で、保護層が感光層の上に設けられることもあ
る。保護層には公知のものが公知の方法で設けられる。
保護層の厚さは、0.5〜10μm程度が適当である。
【0038】
【実施例】次に実施例を示すが、実施例は本発明を詳し
く説明するものであり、本発明が実施例によって制約さ
れるものではない。なお、実施例中の部はすべて重量部
である。
【0039】実施例1 下記構造で示される前記構造式〔I〕の化合物3部とブ
チラール樹脂1部とシクロヘキサノン200部をボール
ミルに入れ、30±0.5℃で分散し分散液を得た。こ
の分散液をアルミニウム導電層を有するポリエステルフ
ィルム上に塗布・乾燥し、乾燥膜厚が0.2μmになる
ように電荷発生層を設けた。
【化2】
【0040】その上に下記組成の電荷輸送層塗工液を塗
布・乾燥し、乾燥膜厚25μmの電荷輸送層を設け、本
発明の電子写真感光体を製造した。 〈電荷輸送層塗工液〉 下記構造の電荷輸送材料 10部
【化3】 ポリカーボネート(ユーピロン Z−300、三菱瓦斯化学社製)13部 塩化メチレン 90部
【0041】前記の構造式〔I〕で示されるトリスアゾ
顔料の分散液を凝固・乾燥し、粉末X回折法で測定を行
った結果、図6で示すX線回折スペクトルが得られた。
図6より該トリスアゾ顔料が少なくともブラッグ角7±
0.3°に回折ピークを有し、ピークの半値幅が1.2
7°であることがわかる。
【0042】実施例2〜6及び比較例1〜4 実施例1においてボールミルの分散温度を表5に示す温
度に変更した以外は、実施例1と全く同様にして実施例
2〜6及び比較例1〜4の感光体を得た。
【0043】比較例5 実施例1で製造した前記構造式〔I〕の化合物を含む分
散液を製造するにあたり、ボールミルの代わりに振動ミ
ルを用い、常温下(25〜30℃)で分散を行った以外
は、全て実施例1と同様にして比較例5の感光体を製造
した。
【0044】比較例6 実施例1で使用した前記構造式〔I〕の化合物の分散に
際し、先ず該トリスアゾ顔料だけをボールミル中で乾式
ミリングした後、樹脂と溶媒を投入して湿式分散を行い
分散液を製造した(この間の温度23〜27℃)以外
は、実施例1と同様にして比較例6を製造した。
【0045】以上のようにして製造した各感光体を、静
電複写紙試験装置[(株)川口電機製作所製、EPA−
8100]を用いて、次のような測定を行った。先ず、
−6kVのコロナ放電を15秒間行って帯電させた後、
感光体表面電位が−800Vになるまで暗減衰させ、タ
ングステンランプ光を単色光フィルターを通して照度が
1μW/cm2の単色光を照射して、表面電位が−10
0Vまで減衰する時間△tを測定し、次式により感度S
に換算した。 S=(800−100)/(1×△t)〔Vcm2/μ
J〕 各感光体の測定結果を表5に示す。実施例2〜6と比較
例1〜6の各粉末X線回折パターンはすべて実施例1と
同じであったが、ブラッグ角7±0.3°の回折ピーク
の半値幅が表5に示すように変化した。
【0046】
【表5】
【0047】実施例7 実施例2における前記構造式〔I〕のトリスアゾ顔料の
かわりに、次に示すトリスアゾ顔料を用い、また電荷輸
送層に用いる電荷輸送材料を下記構造式のものに変えた
以外は、全て実施例2と同様にして実施例7の感光体を
製造した。 〈電荷発生材料〉
【化4】
【0048】〈電荷輸送材料〉
【化5】
【0049】比較例7 実施例7において分散温度を20±0.5℃に変更した
以外は、全て実施例7と同様にして比較例7の感光体を
製造した。
【0050】実施例8 実施例3における前記構造式〔I〕のトリスアゾ顔料の
かわりに、次に示すトリスアゾ顔料を用い、また電荷輸
送層に用いる電荷輸送材料を下記構造式のもに変えた以
外は、全て実施例3と同様にして実施例8の感光体を製
造した。 〈電荷発生材料〉
【化6】
【0051】〈電荷輸送材料〉
【化7】
【0052】比較例8 実施例8において分散温度を25±0.5℃に変更した
以外は、全て実施例8と同様にして比較例8の感光体を
製造した。
【0053】比較例9 実施例8で製造した前記構造式〔I〕の化合物を含む分
散液を製造するにあたり、ボールミルの代わりにアトラ
イターを用い、25℃で分散を行った以外は、全て実施
例8と同様にして比較例9の感光体を製造した。
【0054】比較例10 実施例1において、トリスアゾ顔料分散溶媒をトルエン
に変更した以外は、全て実施例1と同様にして比較例1
0の感光体を製造した。このときのトリスアゾ顔料の粉
末X線回折スペクトルを図7に示すが、7±0.3°に
回折ピークは存在しない。
【0055】比較例11 実施例2においてトリスアゾ顔料分散溶媒をテトラヒド
ロフランに変更した以外は、全て実施例2と同様にして
比較例11の感光体を製造した。このときのトリスアゾ
顔料の粉末X線回折スペクトルを図8に示すが、7±
0.3°に回折ピークは存在しない。
【0056】実施例7、8と比較例7〜9の各粉末X線
回折パターンはすべて実施例1と同じであったが、ブラ
ッグ角7±0.3°の回折ピークの半値幅が表6に示す
ように変化した。
【0057】
【表6】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】実施例13及び14厚さ0.2mmのアルミニウム板上に下記組成の下引き
層塗工液を塗布・乾燥し、乾燥膜厚2.5μmの下引き
層を形成した。 〈下引き層塗工液〉 二酸化チタン粉末 30部 (石原産業社製:タイペーク R−670) アルキッド樹脂 5部 (大日本化学工業社製:ベッコゾール 1307−60−EL) メラミン樹脂 5部 (大日本化学工業社製:スーパーベッカミン G−821−60) 4−メチル−2−ペンタノン 50部 下記構造で示される前記構造式〔I〕の化合物2部とX
型無金属フタロシアニン1部とブチラール樹脂2部と2
−ブタノン200部をボールミルに入れ、常温で分散し
分散液を得た。この分散液を上で作製した下引き層の上
に塗布・乾燥し、乾燥膜厚が0.3μmになるように電
荷発生層を設けた。
【化2】 その上に下記組成の電荷輸送層塗工液を塗布・乾燥し、
乾燥膜厚30μmの電荷輸送層を設け、本発明の電子写
真感光体を製造した。 〈電荷輸送層塗工液〉 下記構造の電荷輸送材料 8部
【化8】 ポリカーボネート(パンライト K−1300、帝人化成社製)11部 塩化メチレン 90部 前記X型無金属フタロシアニンの代わりに表7のに示す
電荷発生材料を用いた 。電荷発生層塗工液の分散を35
±0.5℃で行った以外は、全く同様にして実施例13
と実施例14の感光体を各々製造した。
【0063】以上のようにして製造した各感光体につい
て、感度Sを測定した。各感光体の測定結果を表8に示
す。実施例9〜14の各粉末X線回折パターンはすべて
実施例1と同じであったが、ブラッグ角±0.3°の回
折ピークの半値幅が表8に示すように変化した。
【0064】
【表7】
【0065】
【表8】
【0066】実施例15 実施例3で製造したトリスアゾ顔料分散液100部に対
して、ポリエステル(バイロン200、東洋紡社製)2
0部、下記構造式の電荷輸送材料15部、テトラヒドロ
フラン90部を加えて溶解した。厚さ0.2mmのアル
ミニウム板上にこの塗工液を塗布・乾燥し、乾燥膜厚2
0μmの単層感光層を形成した。
【化9】
【0067】比較例12 実施例15において、実施例3で製造した分散液の代わ
りに比較例4で製造したトリスアゾ顔料分散液を使用し
た以外は、全て実施例15と同様にして比較例12の単
層感光体を製造した。
【0068】
【0069】
【0070】
【表9】
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、特定のX線回折パター
ンと回折ピークの半値幅で特定されたトリスアゾ顔料
を、電子写真感光体の電荷発生材料として用いることに
より、可視光域より近赤外光域までの広い波長域にわた
って高感度を有する電子写真感光体を得ることができ
る。また、本発明の電子写真感光体の製造方法によれ
ば、特定のX線回折パターンと回折ピークの半値幅で特
定されたトリスアゾ顔料を、電子写真感光体の電荷発生
材料として提供できるため、可視光域より近赤外光域ま
での広い波長域にわたって高感度を有する電子写真感光
体を安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】X線回折スペクトルのピークの半値幅を説明す
るための図である。
【図2】X線回折スペクトルのピークの半値幅を説明す
るための図である。
【図3】本発明の電子写真感光体(単層型)の層構成を
示す模式断面図である。
【図4】本発明の電子写真感光体(積層型)の層構成を
示す模式断面図である。
【図5】本発明の電子写真感光体(積層型)の別の層構
成を示す模式断面図である。
【図6】実施例1の分散液を凝固・乾燥して得られたト
リスアゾ顔料のX線回折スペクトル図である。
【図7】比較例10の分散液を凝固・乾燥して得られた
トリスアゾ顔料のX線回折スペクトル図である。
【図8】比較例11の分散液を凝固・乾燥して得られた
トリスアゾ顔料のX線回折スペクトル図である。
【符号の説明】
31 導電性支持体 33 単層感光層 35 電荷発生層 37 電荷輸送層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−151659(JP,A) 特開 平7−239561(JP,A) 特開 平7−168380(JP,A) 特開 平7−84389(JP,A) 特開 平7−13372(JP,A) 特開 平6−236054(JP,A) 特開 平5−341546(JP,A) 特開 平2−226257(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上にCu−Kα線に対する
    X線回折スペクトルが少なくともブラッグ角7±0.3
    °に回折ピークを有する下記構造式[I]で示されるト
    リスアゾ顔料を、分散溶媒中にて30℃以上56℃の範
    で加熱分散して得られる分散液を、ブラッグ角7±
    0.3°のピークの半値幅が1.2°〜1.6°とした
    分散液を、塗布・乾燥する工程を含むことを特徴とする
    電子写真感光体の製造方法。 【化1】 (式中、R及びRはアルキル基、アルコキシ基、ハ
    ロゲン原子、ジアルキルアミノ基、ハロメチル基、ニト
    ロ基、シアノ基、カルボキシル基若しくはそのエステ
    ル、水酸基又はスルホン酸塩を示し、mは0〜5の間の
    整数、nは0〜4の間の整数を表す。)
  2. 【請求項2】 導電性支持体上に前記構造式〔I〕で示
    されるトリスアゾ顔料と該トリスアゾ顔料以外の有機顔
    料とを混合して、分散溶媒中にて30℃以上56℃の範
    で加熱分散して得られる分散液中の、前記構造式
    〔I〕で示されるトリスアゾ顔料のブラッグ角7±0.
    3°のピークの半値幅が1.2°〜1.6°とした分散
    液を、塗布・乾燥する工程を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の電子写真感光体の製造方法。
  3. 【請求項3】 導電性支持体上に電荷発生層と電荷輸送
    層とを積層してなる電子写真感光体の製造方法におい
    て、該電荷発生層が前記構造式〔I〕で示されるもので
    あり、分散溶媒中にて30℃以上56℃の範囲で加熱分
    散して得られる分散液中の、前記構造式〔I〕で示され
    るトリスアゾ顔料のブラッグ角7±0.3°のピークの
    半値幅が1.2°〜1.6°とした分散液を、塗布・乾
    燥する工程により作製されることを特徴とする請求項1
    又は2記載の電子写真感光体の製造方法。
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