JP3482430B2 - ボード類の突き合わせ部分の施工方法、及び補強テープ - Google Patents

ボード類の突き合わせ部分の施工方法、及び補強テープ

Info

Publication number
JP3482430B2
JP3482430B2 JP2000178122A JP2000178122A JP3482430B2 JP 3482430 B2 JP3482430 B2 JP 3482430B2 JP 2000178122 A JP2000178122 A JP 2000178122A JP 2000178122 A JP2000178122 A JP 2000178122A JP 3482430 B2 JP3482430 B2 JP 3482430B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
paper
water
reinforcing tape
strength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000178122A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001059324A (ja
Inventor
禎造 赤田
原田  進
勇 並木
Original Assignee
富士川建材工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士川建材工業株式会社 filed Critical 富士川建材工業株式会社
Priority to JP2000178122A priority Critical patent/JP3482430B2/ja
Publication of JP2001059324A publication Critical patent/JP2001059324A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3482430B2 publication Critical patent/JP3482430B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石膏ボード等のボ
ード類の突き合わせ角部や突き合わせ平面部の表面にセ
メント系、石膏系、しっくい系等の材料を塗り付ける際
に、必要以上に厚塗りにすることがなく、しかもその後
に亀裂等が発生することがないボード類の突き合わせ部
分の施工方法、及び補強テープに関する。
【0002】
【従来の技術】室内施工において、石膏ボード等のボー
ド類の端部を突き合わせて角部を形成し、その表面にセ
メント系、石膏系、しっくい系等の材料を塗り付け、さ
らに仕上げ材、壁材等を敷設して内壁面構造を形成する
手法は頻繁に採られている。しかし、ボード類の突き合
わせ角部には各種の応力が集中するため、何等処理を施
すことなくそのまま直接的にセメント系、石膏系、しっ
くい系等の材料を塗り付けた場合には、ボード類の伸縮
や振動等により亀裂(クラック)が発生してしまい、極
めて美観を損ねるばかりでなく、そこから更なるクラッ
クが生ずる。
【0003】そのため、種々の補強具を用いて予めボー
ド類の伸縮や振動を抑制する手法が提案され、一部実施
されている。これらの補強具としては以下の構成のもの
が知られている。 突き合わせ角部に跨るようなサイズ及び形状に成形
された金属素材又はプラスチック素材から構成される補
強具をビスや両面テープにて突き合わせ角部に取り付け
る。 所謂ガムテープと呼ばれる包装用紙テープの裏面
に、金属の薄板或いは厚手のプラスチックフィルムを積
層(貼着)し、さらにこれらの裏面に両面テープを貼着
した構成の補強具(テープ)を突き合わせ角部に跨るよ
うに貼り付ける。 グラスファイバーネット又はPP繊維ネット状等の
裏面に両面テープを貼着し、その裏面に金属の薄板或い
は厚手のプラスチックフィルムを積層(貼着)し、さら
にこれらの裏面にも両面テープを貼着した構成の補強具
(テープ)を突き合わせ角部に跨るように貼り付ける。 グラスファイバーネット又はPP繊維ネット状等に
粘着剤が塗布されたものを突き合わせ角部に跨るように
貼り付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の補強具の及びの補強具は、その表面にセメント
系、石膏系、しっくい系等の材料を塗り付けた際に滑っ
て塗りにくく、必要以上に厚塗りする必要があった。ま
た、仮に塗りが可能であったとしても、補強具の表面は
そもそも水をはじく性状であるため水引きが悪く、乾燥
を遅らせるので、角部の面精度を出すためには長時間を
要し、養生中や施工後に極めて軽微な力が加えられただ
けで容易に剥がれ落ちてしまうものであった。これに対
しての補強具(テープ)は表面に凹凸が形成されるた
め、相対的には塗り作業性、並びに定着性が向上する
が、水引きが悪い点では同じであり、満足できる接着性
及び仕上げ状態が得られなかった。また、表面の網目の
隙間から両面テープの粘着剤層が露出するため、作業性
が悪いという問題も有していた。そこで、セメント系、
石膏系、しっくい系等の水分を含有する材料を塗り付け
た際に、プラスターボード等のボード類の表面と同じよ
うな水引き及び接着性が得られる補強具が必要とされて
いた。また、のテープの場合は満足できる接着性は得
られるが、補強効果及び突き合わせ部分の下地処理の方
法により均一な仕上がりが期待できなかった。
【0005】さらに、室内施工において、石膏ボード等
のボード類の端部を突き合わせて平面部を形成する場合
においては、ボード類の端面同士を突き合わせたり、そ
れぞれの端面を切り欠いて突き合わせた際に形成される
空間に石膏等を充填する方法などが採られているが、こ
の場合にも前述の突き合わせ角部と同様に補強具(テー
プ)が用いられている。特にこの場合に平面部であるた
め、継ぎ目部に貼り付けた補強テープの上に、セメント
系、石膏系、しっくい系等の材料を塗り付けた場合に
は、補強テープと石膏ボードとの水引きの違いにより仕
上げ材の色に濃淡が形成され、しかもそれが前述の突き
合わせ角部よりも目立ってしまう。また、補強テープの
両端部(の直上)に亀裂(クラック)が発生してしまう
傾向も、前述の突き合わせ角部よりも大きい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、表面から吸水可能であって且つ吸水時も
高強度を有する紙基材の裏面に粘着剤層を形成した紙
(粘着)テープと、該紙テープの裏面に積層される吸水
性を有する素材からなる高強度支持体とからなる補強
(粘着)テープ(以下、第1の補強テープという)、或
いは表面から吸水可能であって且つ吸水時も高強度を有
する紙基材と、該紙基材の裏面に形成された粘着剤層と
からなる補強(粘着)テープ(以下、第2の補強テープ
という)を、石膏ボード等のボード類の端部を突き合わ
せて形成される突き合わせ角部又は突き合わせ平面部に
跨るように貼り付け、補強テープを被覆するようにセメ
ント系、石膏系、しっくい系等の材料を塗りつけること
を特徴とするボード類の突き合わせ部分の施工方法、及
びそれに用いる補強テープを提案するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1の補強テープは、前
記のように、表面から吸水可能であって且つ吸水時も高
強度を有する紙基材の裏面に粘着剤層を形成した紙テー
プと、この紙テープの裏面に積層される高強度支持体と
からなる。これら各素材について以下に説明する。
【0008】まず、紙テープ(紙粘着テープ)は、従来
の所謂ガムテープと呼ばれる包装用紙テープのように表
面に撥水処理が施されているものは不適であり、また吸
水性を有するものの吸水時の強度が著しく低下するもの
は不適であり、ボード類の表面と同等或いはそれ以上の
水引き性及び接着性を有するものが用いられる。さら
に、吸水又は乾燥時に伸縮しない素材からなるものが望
ましい。このような紙テープを構成する紙基材として
は、縦横の引張り強度が5kg/15mm以上、透気度
20秒/100cc以上が好適である。また、吸水時の
強度については、湿潤引張強度が乾燥引張強度の20%
以上あることが望ましい。尚、紙基材の吸水性(透水
性)については、素材構成のみに依存するものではな
く、片面又は両面を粗面処理したり、放電加工にて多数
の微細な穴を開ける処理などを施すことにより吸水性
(透水性)を向上させるようにしてもよい。
【0009】上記紙基材の裏面に形成されて紙テープを
構成する粘着剤層は、紙基材が吸水してもこの紙基材及
び被着体と剥離しない耐水性を有するものが望ましく、
アクリル系、ゴム系、ポリウレタン系の各種のものを使
用でき、特に耐候性が優れるアクリル系のものが望まし
い。また、粘着剤層の厚みは20〜70μmの範囲が望
ましいが、粘着力と塗工費用の点から25〜60μmが
特に望ましい。尚、この粘着剤層は、コーター塗工等の
通常のテープの製造方法に準じて作成したものでも良い
し、両面テープの粘着剤層を転着させてテープ状として
も良い。また、この紙テープは、使用状態においてテー
プ状となっているものであれば良く、剥離紙を裏面に接
合したラベル形態として製品化してもよい。
【0010】 また、この第1の補強テープの態様にお
ける高強度支持体は、吸水性を有する素材、勿論吸水時
に強度が低下しない素材を用いる。このような高強度支
持体としては、前記紙テープ用の紙基材と同様に縦横の
引張り強度が5kg/15mm以上、透気度20秒/1
00cc以上が好適であるが、前記紙テープ用の紙基材
よりもさらに高強度のものが用いられる。例えばポリウ
レタン樹脂等を含浸させることにより、強度を向上させ
るとともに耐水処理を施したもの、撚り込んだ紙紐を複
数連結して帯状としたものなどがより好適である。即
ち、前者はポリウレタン樹脂の含浸により繊維素自身の
吸水を防止し、見掛け上吸水性を有するが、内部に保水
(透水)しているので、湿潤時に伸縮したり、強度低下
を生ずることがない。また、後者は、既に梱包用等とし
て用いられている高強度の紙紐を複数本(10〜16
本)並列的に連結させて帯状(紙バンド)としたもので
あり、質量742〜748g/mのものが既に市販さ
れている。
【0011】尚、この第1の補強テープの態様における
高強度支持体は、前記一枚の紙テープに対して一枚(一
列)のみ積層(貼着)しても良いし、二枚(二列)以上
を並列状に積層(貼着)しても良い。一枚のみを積層す
る場合、突き合わせ平面部に対しては特に必要ないが、
突き合わせ角部に対しては容易に密着するような成形加
工を予め施しておくか、容易に折り曲げられるような折
り加工を施しておくことが望ましいが、二枚以上を積層
する場合にはそれらの加工は必要なく短冊状でよい。さ
らに、この高強度支持体は、裏面に、前記紙テープを構
成する粘着剤層と同様の耐水性を有する粘着剤層が形成
されていることが望ましい。
【0012】本発明の第2の補強テープは、前記のよう
に、表面から吸水可能であって且つ吸水時も高強度を有
する紙基材と、この紙基材の裏面に形成された粘着剤層
とからなる。即ち、この第2の補強テープでは、紙基材
が高強度支持体を兼ねる構成であり、前記第1の補強テ
ープにおける紙テープと同様に、ボード類の表面と同等
或いはそれ以上の水引き性及び接着性を有するものが用
いられる。
【0013】この第2の補強テープの態様における紙基
材は、前記第1の補強テープにおける紙基材と同様に縦
横の引張り強度が5kg/15mm以上、透気度20秒
/100cc以上が好適であり、吸水時の強度について
は、湿潤引張強度が乾燥引張強度の20%以上あること
が望ましいが、通常前記第1の補強テープにおける紙基
材よりもさらに高強度のものが用いられる。表面から適
度の吸水性があるように例えばポリウレタン樹脂等を含
浸させることにより、強度を向上させるとともに耐水処
理を施したものなどがより好適である。このような紙基
材としては、質量が100g/m2(坪量100g)以
上であり、120〜150g/m2のものが強度の点か
ら望ましい。
【0014】このような構成を有する第1の補強テープ
又は第2の補強テープを、突き合わせ角部に貼り付け
て、セメント系、石膏系、しっくい系等の材料を塗布し
た際にセメント系、石膏系、しっくい系等の材料中の水
分が表面から吸水され、十分に乾燥が進む状態となり、
突き合わせ角部の面精度を出し易く、極めて高い定着
(接着)性を示す。
【0015】しかしながら、これらの第1の補強テープ
又は第2の補強テープを、突き合わせ平面部に貼り付け
て、セメント系、石膏系、しっくい系等の材料を塗布し
た場合には、補強テープとボード類との水引きの違いに
より仕上げ材の色に濃淡が形成されて美観を損なった
り、補強テープの両側端(の直上)に亀裂(クラック)
が発生してしまうことがあった。この原因としては、補
強テープが、ボード類の表面と同等或いはそれ以上の水
引き性を有していないこと、補強テープの中央から吸収
された水がボード類へ透過せずに両側端方向へ流れて両
側端に水分が集中したこと、それにより補強テープが幅
方向に収縮したこと、などが推測される。
【0016】そこで、本発明者らは、第2の補強テープ
の長さ方向に複数の貫通孔が形成された列を左右にそれ
ぞれ1列以上穿設することにより、突き合わせ平面部に
貼り付けて、セメント系、石膏系、しっくい系等の材料
を塗布した場合にも、補強テープの両側端(の直上)に
亀裂が発生しないことを見出した。勿論突き合わせ角部
に対しても亀裂が発生することがない。これら複数の貫
通孔は、中央部15mm以上の幅と側端部1mm以上
(より望ましくは3mm以上)の幅との間に形成され、
開口率4〜30%になるように形成することが望まし
い。また、貫通孔1個の開口面積は3〜50mm2(よ
り望ましくは開口面積7〜25mm2)であることが望
ましい。さらに、貫通孔の平面形状は、円形(円孔)が
望ましい。
【0017】即ちこれらの複数の貫通孔によって、透水
性能が増大し、水引き性を大幅に向上することができ、
補強テープの中央から吸収された水がボード類へ透過せ
ずに両側端方向へ流れてもその直前(両側端に至る前)
にてボード類へ透過させることができ、それにより亀裂
の発生を防止できたものと推測される。さらに、これら
貫通孔の開口率が4%より小さい場合には、十分な透水
性能、水引き性が得られず、貫通孔の開口率が30%よ
り大きい場合には、接着強度が不足して浮き等が生ずる
おそれがある。また、各貫通孔の開口面積が3mm2
り小さい場合には、小さな貫通孔を多数形成することに
なるため、抜き加工性が悪くなり、各貫通孔の開口面積
が50mm2より大きい場合には、大きな貫通孔を接近
した1列に穿設しようとすると接着強度の不均一性が増
大し、部分的に浮きが生じたり、亀裂が発生したりする
ため、2列以上に穿設する必要が生ずる。さらに、貫通
孔の平面形状が三角形や四角形状の場合には、抜き加工
において裂け等を起こして強度低下を招き易く、同一面
積の円形の貫通孔に比べて透水性能、水引き性も悪くな
る。尚、補強テープの中央部15mm以上の幅部分は、
専らボード類の端部同士を接合する作用を果たすため、
その接着強度を低下させるような貫通孔をここに穿設す
ることは望ましくないと考えられる。また、側端部1m
m以上(より望ましくは3mm以上)の幅部分は、貫通
孔の形成により接着強度の低下した部分が浮き上がるこ
とを防止する作用を果たすものと考えられる。
【0018】前記第1の補強テープ又は第2の補強テー
プの表面に塗布するセメント系、石膏系、しっくい系等
の材料は、特にその組成を限定するものではない。
【0019】
【実施例】〔1.突き合わせ角部に対する施工試験〕 1−1.試験材料;実施例1〜5,比較例1〜3 表1に示す組み合わせの実施例1〜5の補強テープと、
比較例(市販品)1〜3の補強テープを以下の施工試験
に供した。実施例4を除く各試験材料は、基材の下面に
耐水性両面テープ(粘着剤層)が、さらにその下面に幅
12mmの高強度支持体を2枚並列させて積層し、さら
にその下面に耐水性両面テープ(粘着剤層)を積層した
構成である。実施例4は、テープ部分が高強度支持体を
兼ねる構成である。尚、耐水性両面テープとしては、吸
水時の紙基材及び吸水時の高強度支持体並びに石膏ボー
ドと剥離しない耐水性を有する。
【表1】
【0020】1−2.施工試験方法 内壁下地に石膏ボード(厚み9.5mm)を張り、91
0mm×1820mmの平面と幅200mm×厚み10
0mm×長さ1820mmの凸のある壁面を7ヶ所作
り、その凸部壁面のコーナー部分(突き合わせ角部)に
前記実施例1〜5及び比較例1〜3の補強テープを貼り
付け、塗り下地を作製した。その上に石膏系薄塗り下地
材(富士川建材工業(株)製『SSプラスター』)を塗
り、コーナー部の仕上げの作業性を評価した。乾燥後、
上半分に珪藻土系仕上げ材(富士川建材工業(株)製『レ
ーヴ』)、下半分に内装薄塗材W(富士川建材工業(株)
製『京壁』)をそれぞれ塗り、仕上がり状態を観察し
た。そして、以下の4項目について◎〜×の判定を行
い、表2に示した。 補強テープの貼り易さ 曲がりくせ等を生じずに壁面の所定の箇所に容易に貼り
付けられるかを判定した。 下地材の水引き状態 下地材を塗った際に石膏ボードと同様の水引きが得られ
るかを判定した。 コーナー部の下地材の仕上げ易さ 下地材を塗った後に水引きムラを生じず、均一な施工面
が得られるかを判定した。 仕上げ材の仕上がり易さ 速やかに仕上げ材による仕上げを行えるかを判定した。
【0021】1−3.試験結果
【表2】 表2に示すように、実施例1〜5の補強テープは、貼り
易く、下地材を塗った際も水引きが良く、速やかに且つ
美麗に仕上げを行うことができることが確認された。特
に実施例4の補強テープは、高強度支持体を用いていな
いので、全体的に均一な厚みであって、貼り易かった。
実施例5の補強テープは、スチール製の高強度支持体を
用いたため、曲がりくせがつき易く、貼り難かった。ま
た、吸水(透水)性がこのスチール製の高強度支持体に
て部分的に損なわれるために、水引き性等も他のものに
比べて若干劣った。これに対し、比較例1では吸水性能
が良くない紙基材を用いているため、石膏ボードと同等
の水引きが得られず、下地材を塗った際に水が引かず、
下地材の水引きを遅延させるとともに、その上の仕上げ
にも支障を生じていた。また、比較例2及び比較例3で
は、PP(メッシュ状)を用いたエッジ部分が跳ね上が
ったりして貼り付けた際に石膏ボード表面に密着させる
ことが困難であった。
【0022】〔2.突き合わせ平面部に対する施工試
験〕以下の実施例6〜9及び比較例4〜5に使用した材
料の特性を以下のように測定し、比較のために一般クラ
フト紙と併せて表3に示した。 ・ 測定法;測定の対象となる紙材料をカッターナイフ
にて切断して幅15mmのサンプルとし、100mm/
minの引張り速度にて測定した。 ・ 乾燥時抗張力;サンプルをそのまま引張り試験機に
より切断時の抗張力を測定した。 ・ 湿潤時抗張力;サンプルを5分間水中に浸漬し、水
から取り出してガーゼに挟んで水分を拭き取った後、引
張り試験機により切断時の抗張力を測定した。 ・ 湿潤による抗張力の残率;湿潤時抗張力を乾燥時抗
張力で割り、100を掛けて%表示した。
【表3】
【0023】2−1−(1);実施例6 表3に示す片面に粗面加工と共に放電加工により微細な
穴を開けて吸水性を付与した紙基材(ビーシービー・マ
ルコ社製の『マルコペーパー(MARCO PAPER)』;質量1
33g/m2)に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)
製の『SK−1986H』)を乾燥厚さ30μmになる
ように塗工した上に、剥離紙(カイト化学(株)製『S
LB80WD』)を添付した後、スリット加工して幅5
2mmの帯状に加工し、さらにテープの中央部25mm
幅と側端部3mm幅との間に、長さ方向に直径4mmの
貫通孔が複数形成された列を左右にそれぞれ2列ずつ、
開口率が13%になるように穿設して補強テープとし
た。この補強テープを、2枚の石膏ボードの端面同士を
突き合わせた平面状の接合部分(突き合わせ平面部)の
継ぎ目に貼り付けた後、石膏ボードと補強テープの上に
珪藻土系仕上げ材(富士川建材工業(株)製『レーヴ』)
を厚さ3mmになるように施工した。乾燥後、補強テー
プの両側端部には亀裂の発生は認められなかった。ま
た、接合部分の水引きの差による色の濃淡も観察され
ず、美観上も問題なく仕上げることができた。
【0024】2−1−(2);実施例7 表3に示す片面に粗面加工と共に放電加工により微細な
穴を開けて吸水性を付与した紙基材(ビーシービー・マ
ルコ社製の『マルコペーパー(MARCO PAPER)』;質量1
33g/m2)に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)
製の『SK−1720』)を乾燥厚さ30μmになるよ
うに塗工した上に、剥離紙(サンエー化研(株)製『W
HT−52B』)を添付した後、スリット加工して幅5
0mmの帯状に加工し、さらにテープの中央部20mm
幅と側端部1.5mm幅との間に、長さ方向に直径4m
mの貫通孔が複数形成された列を左右にそれぞれ1列ず
つ、開口率が7%になるように穿設して補強テープとし
た。この補強テープを、2枚の石膏ボードの端面同士を
突き合わせた平面状の接合部分(突き合わせ平面部)の
継ぎ目に貼り付けた後、石膏ボードと補強テープの上に
珪藻土系仕上げ材(富士川建材工業(株)製『レーヴ』)
を厚さ3mmになるように施工した。乾燥後、補強テー
プの両側端部には亀裂の発生は認められなかった。ま
た、接合部分の水引きの差による色の濃淡も観察され
ず、美観上も問題なく仕上げることができた。
【0025】2−1−(3);実施例8 表3に示す片面に粗面加工と共に放電加工により微細な
穴を開けて吸水性を付与した紙基材(ビーシービー・マ
ルコ社製の『マルコペーパー(MARCO PAPER)』;質量1
33g/m2)に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)
製の『SK−1986H』)を乾燥厚さ40μmになる
ように塗工した上に、剥離紙(サンエー化研(株)製
『WHT−52B』)を添付した後、スリット加工して
幅50mmの帯状に加工し、さらにテープの中央部22
mm幅と側端部2mm幅との間に、長さ方向に直径3m
mの貫通孔が複数形成された列を左右に1列ずつ、直径
2mmの貫通孔が複数形成された列を左右に2列ずつ、
開口率が7%になるように穿設して補強テープとした。
この補強テープを、2枚の石膏ボードの端面同士を突き
合わせた平面状の接合部分(突き合わせ平面部)の継ぎ
目に貼り付けた後、石膏ボードと補強テープの上に珪藻
土系仕上げ材(富士川建材工業(株)製『レーヴ』)を厚
さ3mmになるように施工した。乾燥後、補強テープの
両側端部には亀裂の発生は認められなかった。また、接
合部分の水引きの差による色の濃淡も観察されず、美観
上も問題なく仕上げることができた。
【0026】2−1−(4);実施例9 表3に示す片面に粗面加工と共に放電加工により微細な
穴を開けて吸水性を付与した紙基材(ビーシービー・マ
ルコ社製の『マルコペーパー(MARCO PAPER)』;質量1
33g/m2)に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)
製の『SK−1986H』)を乾燥厚さ30μmになる
ように塗工した上に、剥離紙(サンエー化研(株)製
『WHT−52B』)を添付した後、スリット加工して
幅50mmの帯状に加工し、さらにテープの中央部24
mm幅と側端部2mm幅との間に、長さ方向に直径4m
mの貫通孔が複数形成された列を左右に3列ずつ、開口
率が19%になるように穿設して補強テープとした。こ
の補強テープを、2枚の石膏ボードの端面同士を突き合
わせた平面状の接合部分(突き合わせ平面部)の継ぎ目
に貼り付けた後、石膏ボードと補強テープの上に珪藻土
系仕上げ材(富士川建材工業(株)製『レーヴ』)を厚さ
3mmになるように施工した。乾燥後、補強テープの両
側端部には亀裂の発生は認められなかった。また、接合
部分の水引きの差による色の濃淡も観察されず、美観上
も問題なく仕上げることができた。
【0027】2−2−(1);比較例4 表3に示す片面に粗面加工と共に放電加工により微細な
穴を開けて吸水性を付与した紙基材(ビーシービー・マ
ルコ社製の『マルコペーパー(MARCO PAPER)』;質量1
33g/m2)に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)
製の『SK−1986H』)を乾燥厚さ30μmになる
ように塗工した上に、剥離紙(サンエー化研(株)製
『WHT−52B』)を添付した後、スリット加工して
幅50mmの帯状に加工して補強テープとした。即ち前
記実施例9における複数の貫通孔を穿設する加工を行わ
ない以外は全く同様にして補強テープとした。この補強
テープを、2枚の石膏ボードの端面同士を突き合わせた
平面状の接合部分(突き合わせ平面部)の継ぎ目に貼り
付けた後、石膏ボードと補強テープの上に珪藻土系仕上
げ材(富士川建材工業(株)製『レーヴ』)を厚さ3mm
になるように施工した。乾燥後、補強テープの両側端部
には明瞭な亀裂の発生が認められた。また、接合部分の
水引きの差による色の濃淡も観察され、性能的にも美観
上も極めて問題であった。
【0028】2−2−(2);比較例5 表3に示す耐洗紙(大王製紙(株)製『コスモタフペー
パー』;質量140g/m2)に、アクリル系粘着剤
(綜研化学(株)製の『SK−1986H』)を乾燥厚
さ30μmになるように塗工した上に、剥離紙(サンエ
ー化研(株)製『WHT−52B』)を添付した後、ス
リット加工して幅50mmの帯状に加工し、さらにテー
プの中央部22mm幅と側端部2mm幅との間に、長さ
方向に直径3mmの貫通孔が複数形成された列を左右に
1列ずつ、直径2mmの貫通孔が複数形成された列を左
右に2列ずつ、開口率が7%になるように穿設して補強
テープとした。この補強テープを、2枚の石膏ボードの
端面同士を突き合わせた平面状の接合部分(突き合わせ
平面部)の継ぎ目に貼り付けた後、石膏ボードと補強テ
ープの上に珪藻土系仕上げ材(富士川建材工業(株)製
『レーヴ』)を厚さ3mmになるように施工した。乾燥
後、補強テープの両側端部には明瞭な亀裂の発生が認め
られた。また、接合部分の水引きの差による色の濃淡も
観察され、性能的にも美観上も極めて問題であった。
【0029】〔3.突き合わせ平面部における貫通孔の
影響を調べる施工試験〕 3−1.試験材料;Sample No.0〜16 表4に示す孔の構成となるように貫通孔を穿設した補強
テープを以下の施工試験に供した。尚、穿設孔以外の構
成については、前記実施例6と同様とした。
【0030】3−2.施工試験方法 この補強テープを、2枚の石膏ボードの端面同士を突き
合わせた平面状の接合部分(突き合わせ平面部)の継ぎ
目に貼り付けた後、石膏ボードと補強テープの上に珪藻
土系仕上げ材(富士川建材工業(株)製『レーヴ』)を厚
さ3mmになるように施工した。乾燥後、仕上がり状態
を観察し、クラックの発生の有無を観察し、以下のよう
に判定して、その結果を表4に示した。 目視によるクラックが発生していないものを ○、 水を霧吹きし、ヘヤクラックが確認されたものを△、 クラックが確認されたものを ×、と
判定した。
【0031】3−3.試験結果
【表4】 表4に示すように、Sample No.(以下、Sと略する)1
〜4の補強テープは、クラックが発生していなかった。
即ち前述のように貫通孔1個の開口面積は、7〜25m
2が最も望ましいことが確認された。また、S3の結
果より、間隔を10mm程度にすれば直径6mmの円孔
でも同様にクラックの発生を防止できることが予想され
る。但し、直径8mmの円孔では隣接する貫通孔の縁部
は2mmとなってしまうため、接着強度の低下が懸念さ
れる。また、S5〜8の比較より、側端部からの距離は
短い方が良く、少なくともこの実験においては側端部か
ら4.5mm以下が望ましいことが分かった。さらに、
S12のように貫通孔1個の開口面積が大きい(50.
27mm2)場合でも2列以上に穿設することにより、
クラックの発生を防止できることが確認された。尚、S
13〜16のような貫通孔を三角形、四角形状にしたサ
ンプルを作製する際、抜き加工において裂けが生じ易か
ったが、クラックも発生していた。特にS3とS14を
比較すると、密度(数や間隔)はほぼ同じであり、孔一
つの開口面積や開口率はむしろS14の方が明らかに大
きいにもかかわらず、S3の方がクラックは生じず、S
14ではヘヤクラックが発生した。このような結果には
明らかに孔形状が関与していることに他ならず、円形の
貫通孔の方が製造上も品質上も望ましいことが分かっ
た。
【0032】3−4.挙動確認試験 クラックが発生しなかったS1〜4,10,12の補強
テープ及びクラックが発生したものとしてS0の補強テ
ープについて、クラックが発生する際の挙動を確認する
ための実験を行った。前述と同様に施工実験を行うに際
し、2枚の石膏ボードの端面同士を突き合わせた平面状
の接合部分(突き合わせ平面部)の継ぎ目間隔の開閉を
「ボードジョイント横」とし、そこに貼り付ける補強テ
ープの縦方向の伸縮を「テープ上縦」とし、横方向の伸
縮を「テープ横」とし、補強テープの側端部(エッジ)
と石膏ボードとの端面の伸縮を「テープtoボード」と
し、それぞれの開閉、伸縮の時間的変化を測定し、図1
〜7に示した。また、「ボードジョイント横」の開閉最
大値、「テープ横」の伸縮最大値、及び「テープtoボー
ド」の伸縮最大値を求め、表5に示した。
【0033】3−5.試験結果
【表5】 図1〜7及び表5より明らかなように、クラックは、
「テープtoボード」の最大値が750μmを越えた場合
に発生し、750μm以内では発生しないようであっ
た。これは、クラックが補強テープの側端部(エッジ)
の直上で発生することと整合している。
【0034】以上本発明の実施例を示したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲
に記載の構成を変更しない限りどのようにでも実施する
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、石膏ボー
ド等のボード類の突き合わせ角部や突き合わせ平面部の
表面に補強テープを貼り付けてボード類の伸縮や振動を
抑制するものであって、セメント系、石膏系、しっくい
系等の水分を含有する材料を塗り付ける際に、必要以上
に厚塗りにすることがなく、良好な水引きと接着性が得
られ、しかもその後に仕上げ材の色に濃淡が形成される
こともなく、亀裂等が発生することもないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるSample No.1の補強テープを用
いた施工試験(クラックは発生しなかった)における挙
動の時間的変化を示すグラフである。
【図2】実施例におけるSample No.2の補強テープを用
いた施工試験(クラックは発生しなかった)における挙
動の時間的変化を示すグラフである。
【図3】実施例におけるSample No.3の補強テープを用
いた施工試験(クラックは発生しなかった)における挙
動の時間的変化を示すグラフである。
【図4】実施例におけるSample No.4の補強テープを用
いた施工試験(クラックは発生しなかった)における挙
動の時間的変化を示すグラフである。
【図5】実施例におけるSample No.10の補強テープを
用いた施工試験(クラックは発生しなかった)における
挙動の時間的変化を示すグラフである。
【図6】実施例におけるSample No.12の補強テープを
用いた施工試験(クラックは発生しなかった)における
挙動の時間的変化を示すグラフである。
【図7】実施例におけるSample No.0の補強テープを用
いた施工試験(クラックが発生した)における挙動の時
間的変化を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−317630(JP,A) 特開 昭53−91942(JP,A) 実開 昭50−39461(JP,U) 実開 昭64−41529(JP,U) 実開 平6−10465(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 13/04 102 E04F 13/00 E04F 19/02 C09J 7/02 C09J 7/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面から吸水可能であって且つ吸水時も
    高強度を有する紙基材の裏面に粘着剤層を形成した紙テ
    ープと、該紙テープの裏面に積層される吸水性を有する
    素材からなる高強度支持体とからなる補強テープを、石
    膏ボード等のボード類の端部を突き合わせて形成される
    突き合わせ角部又は突き合わせ平面部に跨るように貼り
    付け、補強テープを被覆するようにセメント系、石膏
    系、しっくい系等の材料を塗りつけることを特徴とする
    ボード類の突き合わせ部分の施工方法。
  2. 【請求項2】 紙テープ用の紙基材及び高強度支持体
    は、縦横の引張り強度が5kg/15mm以上、透気度
    20秒/100cc以上であることを特徴とする請求項
    1に記載のボード類の突き合わせ部分の施工方法。
  3. 【請求項3】 表面から吸水可能であって且つ吸水時も
    高強度を有し、縦横の引張り強度が5kg/15mm以
    上、透気度20秒/100cc以上、湿潤引張強度が乾
    燥引張強度の20%以上あり、質量が100g/m2以
    上である紙基材と、該紙基材の裏面に形成された粘着剤
    層とからなる補強テープを、石膏ボード等のボード類の
    端部を突き合わて形成される突き合わせ角部又は突き合
    わせ平面部に跨るように貼り付け、補強テープを被覆す
    るようにセメント系、石膏系、しっくい系等の材料を塗
    りつけることを特徴とするボード類の突き合わせ部分の
    施工方法。
  4. 【請求項4】 紙基材及び/又は高強度支持体は、吸水
    時に伸縮が小さく強度変化の小さい素材からなることを
    特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のボード
    類の突き合わせ部分の施工方法。
  5. 【請求項5】 補強テープには、長さ方向に複数の貫通
    孔が形成された列が左右にそれぞれ1列以上穿設されて
    いることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記
    載のボード類の突き合わせ部分の施工方法。
  6. 【請求項6】 表面から吸水可能であって且つ吸水時も
    高強度を有する紙基材の裏面に粘着剤層を形成した紙テ
    ープと、該紙テープの裏面に積層される吸水性を有する
    素材からなる高強度支持体とからなることを特徴とする
    補強テープ。
  7. 【請求項7】 表面から吸水可能であって且つ吸水時も
    高強度を有し、縦横の引張り強度が5kg/15mm以
    上、透気度20秒/100cc以上、湿潤引張強度が乾
    燥引張強度の20%以上あり、質量が100g/m2以
    上である紙基材と、該紙基材の裏面に形成された粘着剤
    層とからなる補強テープに、長さ方向に複数の貫通孔が
    形成された列を左右にそれぞれ1列以上穿設したことを
    特徴とする補強テープ。
  8. 【請求項8】 複数の貫通孔は、中央部15mm以上の
    幅と側端部1mm以上の幅との間に形成され、開口率4
    〜30%になるように形成されていることを特徴とする
    請求項7に記載の補強テープ。
JP2000178122A 1999-06-14 2000-06-14 ボード類の突き合わせ部分の施工方法、及び補強テープ Expired - Fee Related JP3482430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000178122A JP3482430B2 (ja) 1999-06-14 2000-06-14 ボード類の突き合わせ部分の施工方法、及び補強テープ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-166450 1999-06-14
JP16645099 1999-06-14
JP2000178122A JP3482430B2 (ja) 1999-06-14 2000-06-14 ボード類の突き合わせ部分の施工方法、及び補強テープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001059324A JP2001059324A (ja) 2001-03-06
JP3482430B2 true JP3482430B2 (ja) 2003-12-22

Family

ID=26490821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000178122A Expired - Fee Related JP3482430B2 (ja) 1999-06-14 2000-06-14 ボード類の突き合わせ部分の施工方法、及び補強テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3482430B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5435888B2 (ja) * 2008-05-01 2014-03-05 早川ゴム株式会社 天井構造及びその施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001059324A (ja) 2001-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2002359520B2 (en) Caulkless panelized wall system
AU2016326372B2 (en) Drywall joint tape with dual purpose adhesive backing
JP3482430B2 (ja) ボード類の突き合わせ部分の施工方法、及び補強テープ
US20050193668A1 (en) Drywall joint construction and method
KR102008406B1 (ko) 건축물의 내부벽면 마무리 작업 방법
US20030165651A1 (en) Self-adhesive film
WO2017083387A1 (en) Drywall tape, method of making and method of using the same
JP5378655B2 (ja) 木質化粧床材および木質化粧床のリフォーム方法。
JP4031410B2 (ja) 塗膜防水工法
US20220412098A1 (en) Joint Support Including Adhesive Layer, System Including Joint Support, and Method of Use
JP2003041741A (ja) 内装積層体及びその製造方法
JP2009121055A (ja) 壁紙の施工方法
JP5395339B2 (ja) 表装材及び表面仕上げ方法
JP3484502B2 (ja) 化粧シート付パネルを使用した壁面施工方法及び該方法に使用する化粧シート付パネル
JP3817654B2 (ja) 目地処理テープ及びそれ用いた壁面の仕上方法
AU2022467173A1 (en) Joint support including adhesive layer, system including joint support, and method of use
KR20230144235A (ko) 석고보드 이음새용 초배지
JP2006083560A (ja) ジョイントテープ
AU2002365406B2 (en) Adhesive-edge building panel and method of manufacture
JP2000054591A (ja) 化粧ボードの固定方法
JP2003213883A (ja) 目地処理テープ及びそれを用いた塗装方法
JP2000328015A (ja) 壁紙めくれ防止用テープ
JP2009046974A (ja) 表装材の端部処理方法及びその方法に用いられる端部処理材
JPS5945630B2 (ja) タイルシ−トの施工方法及びそれに使用するタイルシ−ト
JPH07217147A (ja) 目地被覆用テープ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101017

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees