JP3482383B2 - 捻れ繊維を具備する液状、ペースト状又は微粉状の製品のアプリケータ及びこれを装備したアプリケータ装置 - Google Patents
捻れ繊維を具備する液状、ペースト状又は微粉状の製品のアプリケータ及びこれを装備したアプリケータ装置Info
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Description
状あるいは粒状のコンシステンシーの製品、例えば化粧
料又は皮膚用製品を、皮膚及びその表面の成長体(皮膚
骨格)のような面に塗布するために多くの剛毛を備えた
アプリケータ(アプリケータ具)に関する。また、本発明
は、前記製品を収容し、かかるアプリケータを具備した
アプリケータ装置(アプリケータアセンブリ)に関する。
が対象とする装置は、製品を含むリザーバを具備し、把
持のための部材となるキャップが取外し可能に取付けら
れた開口端を備えたタイプのものである。キャップは、
装置を閉止したときにアプリケータが製品中に絶えず浸
漬されるように一般に棒状部材によりアプリケータ部材
に固定されている。
膚科学的製品の何れか、より詳細にはマスカラ、液状口
紅、アイライナー、頬紅タイプのパウダー又はネイルラ
ッカー、あるいは毛髪処理用もしくは皮膚科学的製品を
収容するためのものである。この製品の一定量が、その
ようなアプリケータを使用して取り上げられ、処理され
るべき面に塗布される。
毛にマスカラを、爪にラッカーを、頬にパウダーを、毛
髪に染料を、塗布する目的で提案されている。しかし
て、本出願人名義の仏国特許出願公開第2607372
号には、それぞれそ全長に沿って直線状に延びる少なく
とも1条の毛管溝を表面に有する剛毛からなるマスカラ
ブラシ形態のアプリケータが開示されている。毛管溝
は、マスカラの貯留分を保持する部位を構成し、メーク
アップを均一に塗布するために、塗布時においてマスカ
ラを睫毛に迅速かつ効果的に移動させることができる。
2759872号には、取っ手を貫通する面に直交配置
されて該取っ手の第1の端部に埋め込まれた多数の剛毛
からなる、アプリケータ部材を支承し概略平坦な形状を
持つ取っ手を有する、睫毛のマスカラアプリケータが開
示されている。剛毛は、十字又は半円あるいはS字の形
状の面(又は断面)を有しうる。しかして、剛毛は、その
表面に、1条又はそれぞれ2条の直線状の溝を有してい
る。
公開第2687055号には、2種類の剛毛からなる房
を有し、その剛毛が少なくとも1条の長手方向に延びる
毛管溝を有するネイルラッカーのアプリケータが開示さ
れている。
4号には、断面が回転円筒体ではないモノフィラメント
をその中心軸の周りにねじることにより非円形断面の撚
り繊維を製造する方法が記載されている。この文献はフ
ィラメントの中心軸に平行に延びる少なくとも1つのリ
ブ部を持つコアを有するモノフィラメント又は楕円もし
くは多角形の断面の繊維を開示している。このような繊
維は押し出し後にねじられる。この文献は、これらの繊
維が、様々な種類の研磨又は洗浄ブラシ、あるいは歯ブ
ラシに使用されることを記述している。
いくものではあったが、非常にヘビーでしかも非常に均
一なメークアップ効果を達成することができ、公知のア
プリケータよりも多くの製品を取り分配するアプリケー
タが望まれている。問題は、上述のアプリケータでは、
特に塗布前にアプリケータ部材の搾り取り操作をすると
きに、充填した製品の多くの部分が失われてしまうとい
う欠点があることである。この搾り取り操作の間に剛毛
の溝又は毛管溝がその全長にわたってこすり取られる場
合に、この影響がいっそう痛切に感じられる。
って、本発明の目的は、特に搾り取り後でも多くの製品
保留分を有するアプリケータを提供することにある。特
に、本出願人は、左撚りの螺旋形を有する剛毛と、右撚
りの螺旋形を有する剛毛とを組合せることにより、保留
可能な製品量の点において、同一タイプの従来のアプリ
ケータの保有量よりも顕著に多い保有量のアプリケータ
を得ることができることを見出した。
する剛毛とは、半時計回りの回転向でもって、該剛毛の
長軸のまわりを螺旋状に進行する少なくとも1つのパタ
ーンをその表面が形成し、該螺旋パターンが該剛毛の軸
から見える剛毛を意味するものと理解されなければなら
ない。同様に、「右撚り」の螺旋形を有する剛毛とは、
時計回りに回転する方向でもって、該剛毛の長軸のまわ
りを螺旋状に進行する少なくとも1つのパターンをその
表面が形成し、該螺旋パターンが該剛毛の軸に沿って見
える剛毛を意味するものと理解されなければならない。
せしめられるアプリケータ部材部分に無関係に製品の調
節された塗布を可能にすることも目的とする。この種の
塗布は、睫毛又は眉毛、唇、皮膚又は爪へのメークアッ
プの塗布、あるいは毛髪又は皮膚処理に適している例で
ある。
的で実用的に使用できるアプリケータを提供することに
ある。さらに、塗布される製品が比較的流動的なもので
ある場合、本発明の目的は、塗布中に流れる製品の速度
をより良好にコントロールすることである。より詳細に
は、本発明の他の目的は、睫毛にメークアップを非常に
均一に塗布することができると同時に、従来のブラシよ
りもマスカラがより多く充填されるマスカラ用ブラシか
らなる。
備えられた左撚り及び右撚りの螺旋形を持つ剛毛の混合
体を睫毛に交差させると、瞼の睫毛の全ての形状にぴっ
たりとくっつくことを知見した。従来のブラシとは異な
り、このようなブラシによれば、各睫毛の全表面を完全
にかつより均質に被覆することができる。よって、使用
者が睫毛にブラシをあてがうと、瞼の幅全体にわたっ
て、睫毛の基部にマスカラが付与される。その後、ブラ
シをその中心軸の回りに捻ることにより、各睫毛の表面
全体にわたって剛毛の外形に充填されたマスカラが徐々
に放出され、睫毛を梳かし、離れていく。このようなブ
ラシにより、ヘビーで均質であり、睫毛を長くしカール
させるメークアップ効果を同時に得ることができる。
製品保有能力を持つと同時に調節されたフロー特性を有
する、ラッカーを爪に塗布するためのブラシからなる。
材と該把持部材に取付けられたアプリケータ部材とを具
備し、該アプリケータ部材が、少なくとも2つの異なる
種類のグループの剛毛の混合体から形成された剛毛列を
含んでなる、例えば化粧品用又は皮膚用製品のような製
品のアプリケータ(アプリケータ具)であって、該第1の
グループが、剛毛の長さ方向の少なくとも一部にわたっ
て、少なくとも1つの左撚りの螺旋形を有し、剛毛の第
2のグループが、剛毛の長さ方向の少なくとも一部にわ
たって、少なくとも1つの右撚りの螺旋形を有している
ことを特徴とするアプリケータを提供することにある。
び/又は第2のグループの剛毛の全て又は一部は、前記
剛毛の長軸の回りに螺旋状に進行する少なくとも1つの
稜線部を有する横断面を有している。
三角形又は長方形の形状であってよい。
/又は第2のグループの全て又は一部は、前記剛毛の長
軸の回りに螺旋状に進行する少なくとも1つの中空部を
有する横断面を有している。この場合、横断面は、十
字、三つ葉、四つ葉、中空の卵形、中空の円柱形、中空
の方形、多角形、中空の多角形、8字形、C、S、E、
F、H、I、L、N、W、V、T、Y字形、星型又は三
日月形の形状であってよい。
に形成される。また、中空部を剛毛の内部に形成するこ
ともできる。
の全て又は一部は、前記剛毛の長軸の回りに螺旋状に進
行する少なくとも1つのリブを有する横断面を有してい
る。
グループの剛毛の数は、2%〜98%の間で変わりう
る。
は、ほぼ平行に配向された剛毛からなる少なくとも1つ
の房を有し、該房の一端が棒状部材によって把持部材に
固定されている。アプリケータ部材が剛毛の単一の房か
らなる場合、特にネイルラッカー用ブラシのような、爪
にラッカーを塗布するのに適したアプリケータ具を得る
ことができる。またこのようなアプリケータ部材は、顔
にパウダーを塗布することを可能にする頬紅タイプのブ
ラシ、又はアイライナー用ブラシとして形態付けること
ができる。
ータ部材の自由端が支持体に固定され、該アプリケータ
部材が、該支持体の面に配され、支持体の長軸に対して
横断方向に配向されている。このような配置は、睫毛に
マスカラを塗布するアプリケータに好適に採用される。
ア部に対して、アプリケータ部材にほぼ放射状に配向さ
れている。この場合、アプリケータ具はマスカラ用ブラ
シ、又は毛髪に染料を塗布するためのアプリケータとし
て使用される。有利には、このようなコア部は、金属製
のワイヤの2本の分枝線を捻り合わせることにより形成
し、コア部の捻り合わされた分枝線間に剛毛が捉えられ
るようにする。この場合、得られたブラシは「ボトルブ
ラシ(bottle-brush)」型のものである。好ましくは、コ
ア部はアプリケータ具の軸と同一の軸を定める。
しかして、剛毛端部により形成されるその外形は、塗布
される製品の種類に応じて、支持体の形態に合うように
調整することができる。この外形は、例えばトリマーを
使用してブラシをトリミングすることで得ることができ
る。アプリケータ具は、第1の長さの剛毛と、第1のも
のよりも長い第2の長さの剛毛との混合体を含む。
ータ具の剛毛の全て又は一部は、任意のタイプのもの:
先細形又は丸み付けされた形、フォーク状又はピン頭部
状の端部を持つものであってよく、又は当業者に知られ
ている如何なる種類の処理が施されたものであってもよ
い。これらの剛毛は一面においてコルゲート状にされて
いても引き延ばされた渦巻形に形成されていてもよい。
は約6/100mmと約30/100mmの間の範囲の
直径の円内に入る。アプリケータ部材の種類と塗布され
る製品の種類に応じて、剛毛の長さは約2mm〜約25
mmの範囲となりうる。「ボトルブラシ」型のブラシの
場合、剛毛の長さはその2つの自由端間の距離により定
まる。
ン、エチレン/プロピレンのコポリマー、ポリアミド、
ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリテトラフルオロエ
チレン、ポリエチレンテレフタレート又は熱可塑性エラ
ストマーから作製することができる。
mm、好ましくは1.5mm〜10mm、さらには2m
m〜9mmの範囲のピッチを有する。前記外形が溝又は
リブの形で作製されている場合、有利には、溝(リブ)
は、溝(リブ)の深さ(高さ)と剛毛の横断面が入る円の直
径との比率が1/10〜9/10になるような深さ(高
さ)を有する。純粋に目安を示すと、溝の深さは2/1
00mm〜8/100mmの範囲とされうる。
リケータ具を使用して取り上げることができる、塗布さ
れる製品を収容するためのリザーバを具備するアプリケ
ータ装置(アセンブリ)を提供することにある。このよう
なアプリケータ装置には、製品を正しく計測することが
でき、アプリケータ部材に製品を均質に広げることがで
きるようにするために、いくつかの例では、有利にはリ
ザーバの開口端部の近傍に位置せしめられる絞り出し部
材が設けられる。このような絞り出し部材は、アプリケ
ータ部材により取り上げられた製品の量を計測し、製品
を均等に展伸させるためのものである。好ましくは、こ
のような絞り出し部材は、エラストマー材料、可能なら
ば発泡体から作製され、アプリケータ部材と、適切な場
合には、把持部材にアプリケータ部材を連結する棒状体
の一部が通過可能な通路を有する。前記絞り出し部材の
通路は、少なくとも1つの開口した又は隣接した絞り出
し唇状部を有する。特に、アプリケータ部材が平坦な棒
状体に支承されている場合、この通路は絞り出し部材の
横断面の実質的な部位を横切って延びる少なくとも1つ
のスリットの形態をしている。
は、添付図面を参照して記述され、発明を何ら限定する
ものではない幾つかの実施態様に対して以下により詳細
に説明する一定数の他の配置からなる。
状のリザーバ2に収容された製品Mを塗布するための、
中心軸Xを有するアプリケータ装置1が示されている。
アプリケータ3は、リザーバの首部21にねじ込むこと
により固定でき、把持部材として作用するキャップ3a
を具備している。首部21は、キャップ3aの内面の下
方部分に形成された相補的なネジ部3bと協働可能な外
側のネジ部22を有する。キャップ3aの全体的な形状
は、手で容易に保持できるように、長い円筒状になって
いる。キャップ3aには、キャップ3aから突出する中
央棒状体5が備えられている。この棒状体5は、例えば
接着により又はそこに挿入することによりアプリケータ
部材4が固定される下方端5aを有している。
る円形の自由縁部23を有している。この開口部には、
弾性変形可能な材料により形成された絞り出し部材8が
設けられている。絞り出し部材はシンブルの形状をして
おり、その端部はリザーバ2に対向している。前記端部
は、アプリケータ6がリザーバから抜き取られると、先
ず棒状体を絞り出し、ついでアプリケータ部材から過剰
の製品を除去することが可能な円形の絞り出し唇状部が
形成されるように、開口している。収納位置において、
絞り出し部材はそれを貫通する棒状体5を有している。
字型に折曲した金属ワイヤの2本の分枝線を捻り合わせ
ることにより形成された長尺のコア部4aを有する、睫
毛にマスカラを適用するためのブラシである。コア部4
aは、棒状体5の端部5aに圧入嵌合されて固定されて
いる。非常に多くの剛毛9がコア部4aのワイヤ間に放
射状に植え付けられている。ワイヤの分枝部が捻り合わ
されるときに、コア部4aの螺旋状の回旋間に剛毛が捉
えられ、保持される。詳細図Aには、三角形と正方形の
横断面を有する2種類の剛毛が示されており、三角形の
横断面の剛毛が左撚りの螺旋形P7であり、正方形の横
断面の剛毛が右撚りの螺旋形R20である。
部が、ブラシの軸線Xに一致する軸線を定める。また、
これは、剛毛が位置する円の中心からはずれていてもよ
い。合成及び場合によってはフロック加工された繊維か
らなる剛毛9は、先に定義され、何ら制限するものでは
なく、図4ないし25に図解された剛毛から選択され
る。ブラシ4は、異なる種類(異なる直径、形状、横断
面、弾性、材料)の剛毛の混合体を含んでいてもよい。
ブラシは、例えばトリマーを使用し剛毛9の端部を切断
することにより得られる任意の既知の外形を有するもの
とすることができる。
与することができる。ブラシと接触すると、今度は睫毛
の基部にマスカラが重厚に付与されるようになる。使用
者がブラシ1を回すと、睫毛がその全長に沿ってブラシ
と接触し続け、カールを受けながら、継続して付与され
る。剛毛は睫毛を梳かし始める。使用者がブラシを回し
続けると、ブラシは螺旋形の領域の剛毛により把持さ
れ、その方向は、睫毛とブラシが互いにかみ合う度合い
に応じて変化し得る。製品は、このようにして、各睫毛
の周囲全体と全長に沿って広げられる。換言すれば、メ
ークアップが塗布されながら、溝が構成する微細なリザ
ーバが、処理される睫毛に対する位置を変え、顕著に多
くの保留量を可能にし、睫毛を均質に被覆することを可
能にする。
かつその周囲全体の周りに均一に付与される。瞼の端部
の睫毛と中間部の睫毛との間に、メークアップの差はな
い。睫毛は互いに完全に分離し、長くなりカールされて
いる。
称の長軸Xを有するリザーバ102と、把持カラー部1
03を備えたアプリケータ106を具備するアプリケー
タ装置(アセンブリ)が示されている。有利にはガラス製
のリザーバ102は、液体又は粘性のある塗布される製
品Vで、例えばネイルラッカー組成物でありうるものを
収容している。リザーバ102は開口部110を形成す
る首部121を有している。首部121は、カラー部1
03の内側に形成された相補的なネジ部と協働可能なネ
ジ部122を有している。また、カラー部103は、こ
の特定の例においては、棒状体105の自由端105a
に固定されたほぼ平行な剛毛109の房からなるブラシ
から形成されているアプリケータ部材104を有してい
る。棒状体の他端はカラー部103に固定されている。
カラー部103を螺合させることにより閉塞されると、
剛毛109の房104が製品V中に浸漬する。これらの
剛毛109は先に定義したような左撚りと右撚りの外形
の剛毛の混合体からなる。剛毛は、図4ないし25に示
される剛毛から特に選択される。
キャップのネジを緩めて開け、リザーバからブラシを取
り出す。そのとき、通常は、ブラシには過剰の製品が保
持されている。ブラシを絞り出すために、使用者は首部
121の自由縁部に対してブラシを拭き取る。
液滴を形成することなく、数回の絞り出しを行った後で
もラッカーを保持する良好な能力を有していることは特
筆すべきことである。ラッカーは、低くほぼ一定である
流速で爪に付与される。得られたラッカーのコートはよ
り均一で、ラッカーはかなり素早く乾燥する。
る点が、図1に示したものとは異なるマスカラ用ブラシ
206を示す。その自由端205aにおいて、ブラシ
は、アプリケータ206の軸線に対してほぼ直角で、棒
状体205の面に形成された剛毛209の集合体204
と同様の幅を有する。使用された剛毛209は図1及び
2に対して記載されたものと同じ種類のものである。棒
状体205の他端は把持カラー部203内に固定されて
いる。
支承する部材222が上部に設けられた、製品Mを収容
するリザーバ202を具備するメークアップ装置(アセ
ンブリ)201の一部を形成している。絞り出し具を支
承する部材は、カラー部203が固定され得る首部21
0を有している。また絞り出し具を支承する部材は、絞
り出し部材208が上部に設けられた肩部223も有す
る。この特定の例において、絞り出し部材は、アプリケ
ータ206が引き出されるときに、少なくとも棒状体2
05の一部と剛毛209の集合体204が貫通可能なス
リット211を有するエラストマー又は発泡体の膜から
形成されている。剛毛209が埋め込まれる面は、棒状
体205を貫通する面に対して傾斜していてもよい。
ると、マスカラが充填されたブラシが絞り出し具(スリ
ット)211を通過する。後者が剛毛の外面を絞り出
し、剛毛の螺旋形が有意な量の製品を保持する。
製品の塗布前に絞り出し操作を受けるとき、絞り出しは
ランダムに行われる。すなわち、螺旋形部分を通しての
製品の分布が、製品の微細保留分が、各剛毛の長さに沿
って異なった位置に存在するようなものである。これら
の微細保留分により、処理される支持体に沿って製品を
非常に均一に広げることが確実にできる。
リケータ6、106、206を製作するために、特に好
ましい剛毛の形状を例証するものである。これらの図の
各々は、左撚りと右撚りの形状の同一横断面の一対の剛
毛を示している。任意の種類の左撚りの剛毛を、任意の
種類の右撚りの剛毛と混合することができることが明瞭
に理解されなければならない。螺旋形のリブ又は稜線部
は符号Nによって示し、螺旋形の溝は符号Gによって示
す。
形状である2つの剛毛の斜視図を示す。図5は、その横
断面S5がI字形状である2つの剛毛の斜視図を示す。
図6は、その横断面S6がY字形状である2つの剛毛の
斜視図を示す。図7は、その横断面S7が三角形の形状
である2つの剛毛の斜視図を示す。図8は、その横断面
S8がC字形状である2つの剛毛の斜視図を示す。図9
は、その横断面S9がL字形状である2つの剛毛の斜視
図を示す。図10は、その横断面S10がH字形状であ
る2つの剛毛の斜視図を示す。図11は、その横断面S
11がW字形状である2つの剛毛の斜視図を示す。図1
2は、その横断面S12がE字形状である2つの剛毛の
斜視図を示す。図13は、その横断面S13が三日月状
である2つの剛毛の斜視図を示す。図14は、その横断
面S14が中空の卵形である2つの剛毛の斜視図を示
す。図15は、その横断面S15が中空の方形である2
つの剛毛の斜視図を示す。図16は、その横断面S16
がS字形状である2つの剛毛の斜視図を示す。図17
は、その横断面S17がN字形状である2つの剛毛の斜
視図を示す。図18は、その横断面S18が扁平な方形
の形状である2つの剛毛の斜視図を示す。図19は、そ
の横断面S19が四つ葉状である2つの剛毛の斜視図を
示す。図20は、その横断面S20が正方形の形状であ
る2つの剛毛の斜視図を示す。図21は、その横断面S
21がX字形状である2つの剛毛の斜視図を示す。図2
2は、その横断面S22がビードNを持つ円形の形状で
ある2つの剛毛の斜視図を示す。図23は、その横断面
S23が2つの対向したビードNを持つ円形の形状であ
る2つの剛毛の斜視図を示す。図24は、その横断面S
24が8字形状である2つの剛毛の斜視図を示す。図2
5は、その横断面S25が星型である2つの剛毛の斜視
図を示す。
ルを通して熱可塑性材料を押し出し、ついで、その軸線
の右又は左回りに、所望の螺旋形のピッチと螺旋方向
(右回りか左回りか)でもって熱間捻り加工(hot twistin
g)を施すことにより、得ることができる。有利には、上
述した剛毛の横断面は、直径が6/100mmと30/
100mmの間の範囲の円の内部に入る。それらは、ポ
リアミド(PA-6、PA-6,6、PA-11、PA-6,10、PA-6,12)、
ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン
テレフタレート又は熱可塑性エラストマーから製造され
得る。適切ならば、スリップ強化剤(slip enhancers)、
例えばグラファイト、二硫化モリブデン又はテフロン
(登録商標)を、このような材料中に導入してもよい。
照した国際公開第97/10374号に記載されている
ものと同様の方法で得ることができる。本発明のアプリ
ケータは、上述のような、異なったタイプの右撚り又は
左撚り剛毛の混合体を具備することができる。これらの
剛毛は、従来から知られている任意の種類の無撚剛毛と
混合することもできる。
及び右撚りに捻られた螺旋形の剛毛を組合せることによ
り、特に剛毛間に形成される間隙において、製品の保持
容量をかなり増加させることが可能になる。また、螺旋
形の剛毛の混合体は、従来からよく知られている横断面
の無撚剛毛を所定量含有することができることも明瞭に
理解される。例として、円形、多角形で扁平なもの、三
つ葉、四つ葉、L、C、U等の形状の横断面を挙げるこ
とができる。これらの無撚剛毛は中実でも中空でもよ
く、例えば中空円筒状のものでもよい。
しい実施態様を参照した。特許請求の範囲に記載された
発明の精神から逸脱しないでこれに変更を加えることが
できることは明らかである。
用アプリケータアセンブリの軸断面図を表す。
ッカー用アプリケータアセンブリの軸断面図を表す。
カラ用アプリケータアセンブリの軸断面図を表す。
使用可能な剛毛を示す斜視図で、T字形状の横断面S4
を有する2つの剛毛の図である。
有する2つの剛毛の図である。
有する2つの剛毛のある。
する2つの剛毛の図である。
有する2つの剛毛の図である。
有する2つの剛毛の図である。
10を有する2つの剛毛の図である。
11を有する2つの剛毛の図である。
12を有する2つの剛毛の図である。
13を有する2つの剛毛の図である。
14を有する2つの剛毛の図である。
15を有する2つの剛毛の図である。
16を有する2つの剛毛の図である。
横断面S17を有する2つの剛毛の図である。
18を有する2つの剛毛の図である。
19を有する2つの剛毛の図である。
を有する2つの剛毛の図である。
21を有する2つの剛毛の図である。
横断面S22を有する2つの剛毛の図である。
Nを持つ円形の横断面S23を有する2つの剛毛の図で
ある。
24を有する2つの剛毛の図である。
有する2つの剛毛の図である。
Claims (27)
- 【請求項1】 把持部材(3、103、203)と該把持
部材に取付けられたアプリケータ部材(4、104、2
04)とを具備し、該アプリケータ部材が、少なくとも
2つの異なる種類のグループの剛毛の混合体から形成さ
れた剛毛(9、109、209)の列を含んでなる、化粧
品等の製品(M、V)を塗布するためのアプリケータ
(6、106、206)において、剛毛の第1のグループ
が、剛毛の長さ方向の少なくとも一部にわたって、少な
くとも1つの左撚りの螺旋形(P4-P25)を有し、剛
毛の第2のグループが、剛毛の長さ方向の少なくとも一
部にわたって、少なくとも1つの右撚りの螺旋形(R4-
R25)を有していることを特徴とするアプリケータ。 - 【請求項2】 前記第1及び/又は第2のグループの剛
毛の全て又は一部が、剛毛の長軸の回りに螺旋状に進行
する少なくとも1つの稜線部を有する横断面を有してい
ることを特徴とする請求項1に記載のアプリケータ。 - 【請求項3】 横断面が、正方形、三角形又は長方形等
の多角形の形状であることを特徴とする請求項2に記載
のアプリケータ。 - 【請求項4】 前記第1及び/又は第2のグループの剛
毛の全て又は一部が、剛毛の長軸の回りに螺旋状に進行
する少なくとも1つの中空または凹部を有する横断面を
有することを特徴とする請求項1又は2に記載のアプリ
ケータ。 - 【請求項5】 横断面が、十字、三つ葉、四つ葉、中空
の卵形、中空の円柱形、中空の方形、多角形、中空の多
角形、8字形、C、S、E、F、H、I、L、N、W、
V、T、Y字形、星型又は三日月形の形状であることを
特徴とする請求項4に記載のアプリケータ。 - 【請求項6】 中空または凹部が剛毛の表面に形成され
ていることを特徴とする請求項4又は5に記載のアプリ
ケータ。 - 【請求項7】 中空または凹部が剛毛の内部に形成され
ていることを特徴とする請求項4に記載のアプリケー
タ。 - 【請求項8】 前記第1及び/又は第2のグループの剛
毛の全て又は一部が、剛毛の長軸の回りに螺旋状に進行
する少なくとも1つのリブを持つ横断面を有することを
特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のア
プリケータ。 - 【請求項9】 前記剛毛からなる少なくとも1つの房を
有し、剛毛が互いにほぼ平行に配向せしめられており、
房の一端が、棒状部(105)によって把持部材(103)
に固定されていることを特徴とする請求項1ないし8の
いずれか1項に記載のアプリケータ(106)。 - 【請求項10】 前記アプリケータ部材(204)の自由
端が支持体(205)に固定され、アプリケータ部材(2
04)が、該支持体の面に配され、支持体(205)の軸
線に対して横断方向に配向されていることを特徴とする
請求項1ないし8のいずれか1項に記載のアプリケー
タ。 - 【請求項11】 前記剛毛が(109、209)が、軸線
(X)にほぼ平行に配向せしめられていることを特徴とす
る請求項10に記載のアプリケータ(6)。 - 【請求項12】 前記剛毛が、アプリケータ部材のコア
部(4a)に対してほぼ放射状に配向せしめられているこ
とを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載
のアプリケータ(6)。 - 【請求項13】 コア部(4a)が、金属製のワイヤ(3)
の2本の分枝線を捻り合わせて形成され、コア部の捻り
合わせられた分枝線間に剛毛(9)が捕捉されていること
を特徴とする請求項12に記載のアプリケータ。 - 【請求項14】 マスカラ用ブラシを構成することを特
徴とする請求項10ないし13のいずれか1項に記載の
アプリケータ(6)。 - 【請求項15】 コア部(4a)が、アプリケータ部材
(4)の中心軸線(X)と同一の軸線を有することを特徴と
する請求項12ないし14のいずれか1項に記載のアプ
リケータ。 - 【請求項16】 第1の長さの剛毛と、第1の長さより
も長い第2の長さの剛毛との混合体を含んでなることを
特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の
アプリケータ。 - 【請求項17】 アプリケータ部材の剛毛の全て又は一
部が、丸み付けされた形又は先細状の形、フォーク状又
はピン頭部状の端部を有することを特徴とする請求項1
ないし16のいずれか1項に記載のアプリケータ。 - 【請求項18】 螺旋形(G、N)が、1mm〜20m
m、好ましくは1.5mm〜10mm、さらに特定的に
は2mm〜9mmの範囲のピッチを有することを特徴と
する請求項1ないし17のいずれか1項に記載のアプリ
ケータ。 - 【請求項19】 剛毛の横断面が、約6/100mmと
約30/100mmの間の範囲の直径の円内に入ること
を特徴とする請求項1ないし18のいずれか1項に記載
のアプリケータ。 - 【請求項20】 溝が、溝の深さと剛毛の横断面が入る
円の直径との比率が1/10〜9/10になる深さを有
することを特徴とする請求項19に記載のアプリケー
タ。 - 【請求項21】 剛毛の長さが約2mm〜約25mmで
あることを特徴とする請求項1ないし20のいずれか1
項に記載のアプリケータ。 - 【請求項22】 剛毛(9、109、209)が、ポリエ
チレン、ポリプロペン、エチレン/プロピレンのコポリ
マー、ポリアミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポ
リテトラフルオロエチレン、ポリエチレンテレフタレー
ト又は熱可塑性エラストマーからなることを特徴とする
請求項1ないし21のいずれか1項に記載のアプリケー
タ。 - 【請求項23】 アプリケータ(6、106、206)を
使用して取り上げることができる製品(M、V)を収容す
るためのリザーバ(2、102、202)を具備するアプ
リケータ装置(1、101、201)において、アプリケ
ータが請求項1ないし22のいずれか1項に記載のもの
であることを特徴とするアプリケータ装置。 - 【請求項24】 リザーバが開口部(10、210)を有
し、該開口部(10、210)の近傍には、前記アプリケ
ータ部材を使用して取り上げられる製品(M)の量を計測
し、及び/又は把持部材(3、203)にアプリケータ部
材(4、204)を連結する棒状体(5、205)を絞り出
す、アプリケータ部材(4、204)が通過可能な絞り出
し部材(8、208)が設けられていることを特徴とする
請求項23に記載のアプリケータ装置。 - 【請求項25】 絞り出し部材(8、208)が、発泡体
であってもよいエラストマー材料からなり、前記アプリ
ケータ部材が通過可能な少なくとも1つの通路(11、
211)を有していることを特徴とする請求項24に記
載のアプリケータ装置。 - 【請求項26】 絞り出し部材(208)が、絞り出し部
材の横断面の実質的な部位を横切って延びる少なくとも
1つのスリット(211)を有していることを特徴とする
請求項25に記載のアプリケータ装置。 - 【請求項27】 睫毛又は爪用製品等の、メークアップ
製品(M、V)を塗布するためのものである請求項23な
いし26のいずれか1項に記載のアプリケータ装置。
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