JP3482100B2 - 建設機械用キャブ - Google Patents

建設機械用キャブ

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JP3482100B2
JP3482100B2 JP11981697A JP11981697A JP3482100B2 JP 3482100 B2 JP3482100 B2 JP 3482100B2 JP 11981697 A JP11981697 A JP 11981697A JP 11981697 A JP11981697 A JP 11981697A JP 3482100 B2 JP3482100 B2 JP 3482100B2
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博昭 安藤
徳明 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前窓が移動自在に
設けられた建設機械用キャブに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示されるように、油圧ショベルな
どの建設機械用キャブは、運転席を囲繞するキャブ本体
1の前側から天井側にわたってローラガイドレール2,
3が設けられ、前側のローラガイドレール2から天井側
のローラガイドレール3にわたって前窓4が移動自在に
設けられている。
【0003】前記前窓4は、下部および上部の両側部に
ガイドローラ6を軸支し、これらのガイドローラ6をロ
ーラガイドレール2,3に摺動自在に嵌合し、ローラガ
イドレール2,3に沿って移動させることにより、開窓
時にキャブ天井側部の下面に収納できる。
【0004】図6に示されるように、キャブ本体1の後
部内側には、一側のローラガイドレール2,3に沿って
配設されたワイヤ7を介し前窓4を天井側へ付勢する前
窓引上用のスプリングアッセンブリ8が配置され、前窓
4の下部に取付けられたハンドル9を把持して前窓4を
昇降操作する際に、スプリングアッセンブリ8によりワ
イヤ7を巻取るようにして前窓4の自重を軽減するよう
にしている。
【0005】図7に示されるように、従来のローラガイ
ドレール2,3は、フロントピラー11の内板12などに凹
溝13を成形することにより設けられ、このローラガイド
レール2,3の凹溝13に嵌合する前窓4のガイドローラ
6を回転自在に軸支するローラピン14にジョイントプレ
ート15が嵌着され、このジョイントプレート15と一体的
に設けられたワイヤ接続部16が、前記内板12にボルト17
およびナット18により取付けられたワイヤアシスト用の
ワイヤガイドレール19に摺動自在に嵌合され、ワイヤ接
続部16に前記ワイヤ7の先端部が連結されている。フロ
ントピラー11側には雨水侵入防止用のウェザーストリッ
プ20が取付板21を介して設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
前窓4の天井側への収納時の操作力を軽減するために、
スプリングアッセンブリ8により伸縮可能なワイヤ7を
配設し、このワイヤ7をローラガイドレール2,3に沿
って案内するために、ローラガイドレール2,3とは別
物のワイヤガイドレール19をキャブ本体1の内側に組付
けるようにしているが、キャブ本体1の内側に別物のワ
イヤガイドレール19をボルト17およびナット18により組
付ける作業では、組付性が悪いという問題点がある。
【0007】また、内板12と前窓4の側面との間にワイ
ヤガイドレール19が位置するため、このワイヤガイドレ
ール19の幅分Wだけ前窓4を狭くする必要があり、前窓
4と対向するウェザーストリップ20もフロントピラー11
から突出する取付板21により上記幅分Wだけ中央寄りに
配置せざるを得ないから、オペレータにとって視界が悪
くなる問題点もある。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、前窓を天井側へ付勢するためのワイヤガイドレー
ルを設けるに当って、組付性の向上を図り、視界の向上
を図ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、建設機械の運転席を囲繞するキャブ本体と、この
キャブ本体の側面側に位置しオペレータ側に内板が配置
され中空に形成された中空部材と、この中空部材の内板
の一部を中空側に凹ませて設けられた切欠凹部と、キャ
ブ本体の前側から天井側にわたって切欠凹部内に固着さ
れたローラガイドレール、このローラガイドレールに
摺動自在に嵌合されたガイドローラを介し移動自在に設
けられた前窓と、前窓をローラガイドレールに沿って配
設されたワイヤを介し天井側へ付勢する付勢手段と、ロ
ーラガイドレールと一体に成形されるとともに切欠凹部
内に固着され付勢手段のワイヤを摺動自在に嵌合したワ
イヤガイドレールとを具備した建設機械用キャブで
る。
【0010】そして、ローラガイドレールをキャブ本体
側に溶接付けなどで一体化することにより、ローラガイ
ドレールと一体成形のワイヤガイドレールもキャブ本体
に一体化される。この場合、キャブ本体側の内板に切欠
凹部を設け、この切欠凹部内にローラガイドレールおよ
びワイヤガイドレールを固着することにより、前窓を内
板側に拡大し、視界を向上させる。
【0011】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の建設機械用キャブにおけるワイヤガイドレールが、
前側のローラガイドレールに対し前後方向に、天井側の
ローラガイドレールに対し上下方向にそれぞれ配置され
たものである。
【0012】そして、ワイヤガイドレールが、ローラガ
イドレールの前後方向および上下方向に位置するから、
その分、前窓を幅方向(左右方向)に拡大して、視界を
向上させる。
【0013】請求項3に記載された発明は、請求項1ま
たは2記載の建設機械用キャブにおけるローラガイドレ
ールおよびワイヤガイドレールが、全長にわたって平行
にロール成形されたものである。
【0014】そして、ローラガイドレールとワイヤガイ
ドレールとを、ロール成形により1枚の材料から一体成
形する。ワイヤガイドレールは、ローラガイドレールの
全長にわたってワイヤを平行に案内し、前窓の開閉動作
における全域にわたって前窓操作力の軽減を安定させ
る。
【0015】求項に記載された発明は、請求項1乃
のいずれかに記載の建設機械用キャブにおける付勢
手段として、天井側に配置されたワイヤガイドレールの
後部に前窓引上用のスプリングアッセンブリが配置さ
れ、このスプリングアッセンブリは、キャブ本体の内側
面に取付けられたアッセンブリ本体と、このアッセンブ
リ本体に回転自在に軸支された二つのスプリングドラム
と、この二つのスプリングドラムに巻付けられたゼンマ
イスプリングと、このゼンマイスプリングにより回転付
勢された一方のスプリングドラムに一体的に設けられた
ワイヤ巻取部とを具備したものである。
【0016】そして、二つのスプリングドラムに巻付け
られたゼンマイスプリングにより一方のスプリングドラ
ムをほぼ一定の復元力で回転付勢して、そのスプリング
ドラムに一体的に設けられたワイヤ巻取部にてワイヤを
巻取るようにして、前窓を常に安定した付勢力により開
方向に付勢し、前窓を開くときは開窓操作力の軽減を図
り、閉じるときはゼンマイスプリングの緩衝力により前
窓を徐々に閉め、前窓の自然落下を防止する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図6を参照しながら説明する。なお、既に説明した
図5乃至7と同様の部分には、同一符号を付して、そ
の説明を省略する場合もある。
【0018】図5および図6に示されるように、建設機
械の運転席を囲繞するキャブ本体1の左右部にて前側か
ら天井側にわたってローラガイドレール2,3が設けら
れ、このローラガイドレール2,3に、図1に示される
ように前窓4のローラピン14にて回転自在に軸支された
ガイドローラ6が摺動自在に嵌合され、前窓4がキャブ
本体1の前側から天井側にわたって移動自在に設けられ
ている。
【0019】図1に示されるように、前側のローラガイ
ドレール2と、天井側のローラガイドレール3とが連続
的に一体成形されているとともに、これらのローラガイ
ドレール2,3に対し、それらの全長にわたって平行に
ワイヤガイドレール31が一体に成形されている。このワ
イヤガイドレール31は、前側のローラガイドレール2に
対し後方に、天井側のローラガイドレール3に対し下方
にそれぞれ配置されている。
【0020】ワイヤガイドレール31は、前窓4をローラ
ガイドレール2,3に沿って天井側へ付勢するワイヤ7
を案内するものであり、その全長にわたってワイヤ7が
挿通されるワイヤ挿通溝32を有している。
【0021】さらに、このワイヤ挿通溝32によりローラ
ガイドレール2,3に沿って配設されたワイヤ7を介し
前窓4を天井側へ付勢する付勢手段として、天井側に位
置するワイヤガイドレール31の後部に前窓引上用のスプ
リングアッセンブリ8が配置されている。
【0022】このスプリングアッセンブリ8から引出さ
れたワイヤ7が、ワイヤガイドレール31のワイヤ挿通溝
32に摺動自在に挿通され、さらに、このワイヤ7の先端
が、ワイヤ挿通溝32に摺動自在に嵌合されたワイヤ連結
ピン33に接続されている。
【0023】このワイヤ連結ピン33に、ジョイントプレ
ート34の一端に穿設されたピン挿入孔35が嵌合され、ワ
イヤ連結ピン33に嵌着されたE形ストップリング36によ
りジョイントプレート34が抜止め係止されている。
【0024】さらに、ジョイントプレート34の他端に穿
設されたピン挿入孔37に下部のローラピン14が嵌入さ
れ、ジョイントプレート34を介してローラピン14に下部
のガイドローラ6が嵌着され、このガイドローラ6はロ
ーラガイドレール2,3に摺動自在に嵌合されている。
【0025】図2に示されるように、キャブ本体の側
面側に位置する中空部材としてのフロントピラー11は、
オペレータ側に内板12が配置され中空に形成されたもの
で、 の内板12の一部を中空側に凹ませて切欠凹部41が
設けられ、この切欠凹部41内に、ローラガイドレール2
が溶接付けなどにより固着されている。このため、ロー
ラガイドレール2と一体に成形されたワイヤガイドレー
ル31も同時に固着される。
【0026】ローラガイドレール2およびワイヤガイド
レール31は、1枚の鋼板をロール成形して、凹形断面の
ローラガイドレール2と球形断面のワイヤガイドレール
31とが一体加工されたものである。
【0027】すなわち、ワイヤガイドレール31は、ロー
ラガイドレール2の一側縁部に連続形成された折返部42
と、この折返部42に連続形成された球形断面部43と、こ
の球形断面部43に連続形成された折返部44と、この折返
部44に連続形成された平板部45とを、1枚の鋼板にてロ
ール成形したものである。
【0028】球形断面部43は、内部に前記ワイヤ挿通溝
32を有し、このワイヤ挿通溝32にワイヤ連結ピン33の球
形部46が摺動自在に嵌合され、ワイヤ7が摺動自在に挿
通されている。
【0029】図3に示されるように、前記スプリングア
ッセンブリ8は、キャブ本体1の内側面に取付けられた
アッセンブリ本体51と、このアッセンブリ本体51に回転
自在に軸支された二つのスプリングドラム52,53と、こ
の二つのスプリングドラム52,53に巻付けられたゼンマ
イスプリング54と、このゼンマイスプリング54により回
転付勢された一方のスプリングドラム52に一体的に設け
られたワイヤ巻取部55とを有する。
【0030】図4は、このスプリングアッセンブリ8を
拡大したものであり、ほぼコ字形断面のアッセンブリ本
体51に、これをキャブ本体1の内板に取付けるためのブ
ラケット56,57,58が一体に突設されている。各ブラケ
ット56,57,58には、取付ボルトを挿入するための取付
孔がそれぞれ設けられている。
【0031】このアッセンブリ本体51に2本のシャフト
61,62が嵌着されてEリング63により脱落係止され、こ
れらの各シャフト61,62によって大径および小径の二つ
のスプリングドラム52,53がそれぞれ回転自在に軸支さ
れている。
【0032】これらのスプリングドラム52,53は、それ
ぞれの両端部にフランジが一体成形されたスプリング巻
付面を有しており、その一方のスプリングドラム52のス
プリング巻付面から他方のスプリングドラム53のスプリ
ング巻付面にわたって、図4に示されるように長尺のゼ
ンマイスプリング54がS字形に巻付けられている。この
ゼンマイスプリング54の一端および他端が止めねじ64に
より各スプリングドラム52,53に固定されている。
【0033】このゼンマイスプリング54は、該スプリン
グ54が小径のスプリングドラム53に巻付くように成形さ
れているため、このゼンマイスプリング54により小径の
スプリングドラム53は図4にて反時計方向に回転するよ
うに付勢され、同時に大径のスプリングドラム52は図4
にて時計方向に回転するように付勢されている。
【0034】この大径のスプリングドラム52に一体化さ
れた前記ワイヤ巻取部55は、V溝断面のワイヤ巻取溝に
より、外部のワイヤ7と接続される内部のワイヤ65を巻
取る。
【0035】この内部のワイヤ65の先端にはリング形接
続部66が設けられ、前記アッセンブリ本体51から突出板
部67を介して一体に突設された係止板部68により、スト
ッパ69を介してこのリング形接続部66が係止されてい
る。
【0036】次に、図1乃至図4に示された実施形態の
作用効果を説明する。
【0037】二つのスプリングドラム52,53に巻付けら
れたゼンマイスプリング54により一方のスプリングドラ
ム52をほぼ一定の復元力で回転付勢して、そのスプリン
グドラム52に一体的に設けられたワイヤ巻取部55にてワ
イヤ7を常に巻取る方向に付勢する。
【0038】このため、ワイヤ7からワイヤ連結ピン33
およびジョイントプレート34を介して前窓4のローラピ
ン14に作用する安定した上方への引張付勢力により、前
窓4を常に開方向に付勢し、前窓4を開くときは開窓操
作力の軽減を図り、閉じるときはゼンマイスプリング54
の緩衝力により前窓4を徐々に閉めることができ、前窓
4の自然落下を防止できる。
【0039】また、ロール成形により1枚の鋼材から一
体成形されたワイヤガイドレール31は、ローラガイドレ
ール2,3の全長にわたってワイヤ7を平行に案内する
から、前窓4の開閉動作における全域にわたって前窓4
の操作力軽減作用を安定させることができる。
【0040】さらに、ローラガイドレール2,3をキャ
ブ本体1に溶接付けなどで一体化すると、ローラガイド
レール2,3と一体成形のワイヤガイドレール31も同時
にキャブ本体1に一体化されるので、ワイヤガイドレー
ル31のみを単独でキャブ本体1に組付ける手間が省け
る。
【0041】このとき、フロントピラー11の内板12に設
けられた切欠凹部41内に、一体成形のローラガイドレー
ル2およびワイヤガイドレール31を固着したから、前窓
4と内板12との間隙A(図2)を狭めるように、前窓4
の幅を内板12の近傍まで拡大することができ、これに伴
いウェザーストリップ20もフロントピラー11側に配置で
き、オペレータにとっての前方視界を向上できる。
【0042】同様に、ワイヤガイドレール31が、ローラ
ガイドレール2,3の前後方向および上下方向に位置す
るから、すなわち、ローラガイドレール2,3の幅方向
(左右方向)に位置しないから、その分、前窓4を幅方
向に拡大して、オペレータにとっての前方視界を向上で
きる。
【0043】なお、ワイヤ7、スプリングアッセンブリ
8およびワイヤガイドレール31は、片側のみのローラガ
イドレール2,3に沿って設けても良いし、左右両側の
ローラガイドレール2,3に沿ってそれぞれ設けても良
い。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、付勢手段
のワイヤを摺動自在に嵌合したワイヤガイドレールを、
ローラガイドレールと一体に成形したから、ローラガイ
ドレールをキャブ本体側に一体化したとき、同時にワイ
ヤガイドレールもキャブ本体に一体化でき、組付性を向
上できる。この場合、キャブ本体の側面側に位置する中
空部材の内板に切欠凹部が設けられ、この切欠凹部内
に、一体成形のローラガイドレールおよびワイヤガイド
レールが固着されたから、前窓を内板側に拡大して、視
界を向上できる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、ワイヤガイ
ドレールが、ローラガイドレールの前後方向および上下
方向に位置するから、その分、前窓を幅方向に拡大し
て、視界を向上できる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、ローラガイ
ドレールとワイヤガイドレールとを、ロール成形により
1枚の材料から容易に一体成形でき、また、ワイヤガイ
ドレールにより、ローラガイドレールの全長にわたって
ワイヤを平行に案内でき、前窓の開閉動作における全域
にわたって前窓操作力の軽減効果を安定的に得ることが
でき、操作性を向上できる。
【0047】求項記載の発明によれば、付勢手段と
して、天井側に配置されたワイヤガイドレールの後部に
前窓引上用のスプリングアッセンブリが配置され、この
スプリングアッセンブリは、二つのスプリングドラムに
巻付けられたゼンマイスプリングにより一方のスプリン
グドラムをほぼ一定の復元力で回転付勢して、そのスプ
リングドラムに一体的に設けられたワイヤ巻取部にてワ
イヤを巻取るようにしたから、前窓を常に安定した付勢
力により開方向に付勢し、前窓を開くときは開窓操作力
の軽減を図り、閉じるときはゼンマイスプリングの緩衝
力により前窓を徐々に閉めることができ、操作性の向上
と前窓の自然落下防止とを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建設機械用キャブにおける前窓開
閉補助装置の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上補助装置の要部の断面図である。
【図3】同上補助装置の付勢手段を示す斜視図である。
【図4】同上付勢手段の平面図である。
【図5】建設機械用キャブの一部を破断した建設機械車
両の側面図である。
【図6】同上キャブの斜視図である。
【図7】従来の前窓開閉補助装置の断面図である。
【符号の説明】
1 キャブ本体 2,3 ローラガイドレール 4 前窓 6 ガイドローラ 7 ワイヤ 8 付勢手段としてのスプリングアッセンブリ 11 中空部材としてのフロントピラー 12 内板 31 ワイヤガイドレール 41 切欠凹部 51 アッセンブリ本体 52,53 スプリングドラム 54 ゼンマイスプリング 55 ワイヤ巻取部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 昌宏 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新 キャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 安藤 博昭 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新 キャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 遠藤 徳明 神奈川県川崎市川崎区塩浜一丁目1番1 号 プレス工業株式会社内 (72)発明者 原山 雄介 神奈川県川崎市川崎区塩浜一丁目1番1 号 プレス工業株式会社内 (72)発明者 平野 智也 神奈川県川崎市川崎区塩浜一丁目1番1 号 プレス工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−209746(JP,A) 特開 平8−302745(JP,A) 実開 平7−9613(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の運転席を囲繞するキャブ本体
    と、 このキャブ本体の側面側に位置しオペレータ側に内板が
    配置され中空に形成された中空部材と、 この中空部材の内板の一部を中空側に凹ませて設けられ
    た切欠凹部と、 キャブ本体 の前側から天井側にわたって切欠凹部内に固
    着されたローラガイドレール、 このローラガイドレールに摺動自在に嵌合されたガイド
    ローラを介し移動自在に設けられた前窓と、 前記前窓を前記ローラガイドレールに沿って配設された
    ワイヤを介し天井側へ付勢する付勢手段と、 前記ローラガイドレールと一体に成形されるとともに切
    欠凹部内に固着され付勢手段のワイヤを摺動自在に嵌合
    したワイヤガイドレールとを具備したことを特徴とする
    建設機械用キャブ。
  2. 【請求項2】 ワイヤガイドレールは、前側のローラガ
    イドレールに対し前後方向に、天井側のローラガイドレ
    ールに対し上下方向にそれぞれ配置されたことを特徴と
    する請求項1記載の建設機械用キャブ。
  3. 【請求項3】 ローラガイドレールおよびワイヤガイド
    レールは、全長にわたって平行にロール成形されたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の建設機械用キャ
    ブ。
  4. 【請求項4】 付勢手段として、天井側に配置されたワ
    イヤガイドレールの後部に前窓引上用のスプリングアッ
    センブリが配置され、 このスプリングアッセンブリは、 キャブ本体の内側面に取付けられたアッセンブリ本体
    と、 このアッセンブリ本体に回転自在に軸支された二つのス
    プリングドラムと、 この二つのスプリングドラムに巻付けられたゼンマイス
    プリングと、 このゼンマイスプリングにより回転付勢された一方のス
    プリングドラムに一体的に設けられたワイヤ巻取部とを
    具備したことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに
    記載の建設機械用キャブ。
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JP4681750B2 (ja) * 2001-04-17 2011-05-11 株式会社小松製作所 作業車両のアシスト機能付前窓開閉装置
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