JP3481570B2 - 部品在庫管理における需要予測装置 - Google Patents

部品在庫管理における需要予測装置

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JP3481570B2
JP3481570B2 JP2000260918A JP2000260918A JP3481570B2 JP 3481570 B2 JP3481570 B2 JP 3481570B2 JP 2000260918 A JP2000260918 A JP 2000260918A JP 2000260918 A JP2000260918 A JP 2000260918A JP 3481570 B2 JP3481570 B2 JP 3481570B2
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    • G06Q30/0201Market modelling; Market analysis; Collecting market data
    • G06Q30/0202Market predictions or forecasting for commercial activities

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は部品在庫管理にお
ける需要予測装置に関し、より具体的には需要が所定頻
度以下となった低頻度部品群の将来の需要を予測する
に関する。
【0002】
【従来の技術】製造業にあっては、販売した自動車など
の製品を構成する多くの部品(スペアパーツ)群を所定
期間にわたって保有し、ディーラあるいはユーザの需要
に応じて供給する必要があるが、現状では熟練者が適宜
な手法で将来の需要を予測して部品群の在庫量を算出し
ているのが通常である。
【0003】尚、特開平11−7482号公報は、流通
経路における中間サプライ業者が保有すべき在庫量を、
モンテカルロ・シミュレーションを用いて予測する技術
を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、部品の需要
は、製品が生産中あるいは生産が中止されてから暫くの
間は比較的活発であるが、その後は次第に減少し、やが
ては月に1個以下程度の低頻度となる。
【0005】需要が活発な間は取引数も多く、実績デー
タも多いことから、適正な在庫量を予測することは比較
的容易であるが、需要が減少するにつれて予測が困難と
なる。特に、需要が低頻度となると、熟練者をもってし
ても需要を精度良く予測することは困難である。
【0006】しかしながら、部品点数としては低頻度化
した部品の方が多く、さらに低頻度部品群に関しては部
品製作用金型を廃棄すべきか否かなど付随的に生じる問
題も解決しなければならない。
【0007】従って、部品群、特に低頻度化した部品群
に対するユーザあるいはディーラなどの末端の需要を精
度良く予測することが望まれているが、上記した従来技
術は、ユーザなどの末端の需要予測を既知とした上で、
中間のサプライ業者が保有すべき適正在庫量をモンテカ
ルロ・シミュレーションを用いて予測する手法を提案す
るに止まっていた。
【0008】 従って、この発明の目的は上記した課題
を解決し、部品群、特に低頻度化した部品群に対するユ
ーザあるいはディーラなどの末端の需要を精度良く予測
する部品在庫管理における需要予測装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、この発明は請求項1項にあっては、メインフレー
ムコンピュータに接続されるマイクロコンピュータから
なり、販売した製品を構成する部品群を所定期間にわた
って保有すると共に、需要に応じて販売する部品在庫管
理において需要が所定頻度以下となった低頻度部品群の
将来の需要を予測する装置であって、前記メインフレー
ムコンピュータにアクセスして前記部品群のそれぞれに
ついて過去の経時的な需要実績を入力して前記需要実績
が前記所定頻度以下となった低頻度部品群を抽出し、抽
出した低頻度部品群についてのデータをデータベースに
格納する手段前記格納された低頻度部品群についての
データを部品カテゴリ別に設けられたデータベースに入
力し、そこで前記需要実績から前記所定頻度以下となっ
た時点以後の需要の特徴を示すパラメータに基づいて
記抽出された低頻度部品群を複数のカテゴリに分類する
手段前記複数のカテゴリに分類された低頻度部品群の
データを入力し、前記複数のカテゴリのそれぞれについ
て前記需要の特徴を示すパラメータに基づいて需要発生
確率分布を算出し、前記算出された需要発生確率分布
入力してモンテカルロ・シミュレーションを行って所定
期間における需要個数の出現頻度確率分布を算出する手
、および前記算出された所定期間における需要個数の
出現頻度確率分布を入力し、入力した需要個数の出現頻
に基づいて前記低頻度部品群の将来の需要個数を予測
し、CRTを介して表示する手段を備える如く構成し
た。
【0010】部品群のそれぞれについて過去の経時的な
需要実績を求め、所定頻度以下となった低頻度部品群を
抽出し、需要実績から所定頻度以下となった時点以後の
需要の特徴を示すパラメータを求めて抽出された低頻度
部品群を複数のカテゴリに分類すると共に、そのそれぞ
れについて前記需要の特徴を示すパラメータに基づいて
需要発生確率分布を算出し、算出された需要発生確率分
布に基づいてモンテカルロ・シミュレーションを行って
所定期間における需要個数の出現頻度確率分布を算出
し、算出された需要個数の出現頻度確率分布に基づいて
低頻度部品群の将来の需要個数を予測することからなる
如く構成したので、需要が低頻度化した部品群の将来の
需要個数を精度良く予測することができ、それによって
在庫管理量を適正に求めることができる。さらに、部品
製作用金型の廃棄すべきか否かなどについても適正に判
断することができると共に、カバー率も含めた在庫管理
に関する経営戦略の決定を容易にすることができる。
【0011】 請求項2項にあっては、さらに、前記メ
インフレームコンピュータにアクセスして前記部品群の
それぞれについて過去の経時的な需要実績を入力して前
需要実績が前記所定頻度より高頻度の第2の所定頻度
以下となった第2の低頻度部品群を抽出し、抽出した第
2の低頻度部品群についてのデータをデータベースに格
納する手段前記格納された第2の低頻度部品群につい
てのデータを部品カテゴリ別に設けられたデータベース
に入力し、そこで前記抽出された第2の低頻度部品群を
複数のカテゴリに分類する手段前記複数のカテゴリに
分類された第2の低頻度部品群のデータを入力し、前記
複数のカテゴリのそれぞれについて前記需要の特徴を示
すパラメータに基づいて需要発生確率分布を算出し、前
記算出された需要発生確率分布を入力してモンテカルロ
・シミュレーションを行って所定期間における需要個数
の出現頻度確率分布を算出する手段、前記算出された所
定期間における需要個数の出現頻度確率分布を入力し、
入力した需要個数の出現頻度確率分布に基づいて前記第
2の低頻度部品群の将来の需要個数を算出する手段、お
よび前記第2の所定頻度以下となった時点以前の前記需
要実績と前記算出された需要個数に基づき、回帰分析に
よって前記第2の低頻度部品群の将来の需要個数を予測
し、CRTを介して表示する手段を備える如く構成し
た。
【0012】さらに、前記部品群のそれぞれについて過
去の経時的な需要実績を求め、前記所定頻度より高頻度
の第2の所定頻度以下となった第2の低頻度部品群を抽
出し、抽出された低頻度部品群を複数のカテゴリに分類
すると共に、そのそれぞれについて前記需要の特徴を示
すパラメータに基づいて需要発生確率分布を算出し、算
出された需要発生確率分布に基づいてモンテカルロ・シ
ミュレーションを行って所定期間における需要個数の出
現頻度確率分布を算出し、それに基づいて前記第2の低
頻度部品群の将来の需要個数を算出し、前記第2の所定
頻度以下となった時点以前の前記需要実績と算出された
需要個数に基づき、回帰分析によって前記第2の低頻度
部品群の将来の需要個数を予測する如く構成したので、
換言すればモンテカルロ分析と回帰分析の利点を組み合
わせて予測するようにしたので、低頻度化した部品群
が、その取引の挙動が部品間によって必ずしも同様の特
性に示すに至っていない場合であっても、その将来の需
要個数の予測精度を一層向上させることができる。
【0013】請求項3項にあっては、前記需要の特徴を
示すパラメータが、需要発生間隔および需要個数率の少
なくともいずれか、より望ましくはその両方である如く
構成した。
【0014】このように、前記需要の特徴を示すパラメ
ータとして需要発生間隔および需要個数率の少なくとも
いずれかに着目し、それらに基づいて需要発生確率分布
を算出してモンテカルロ・シミュレーションの入力とす
ることで、モンテカルロ・シミュレーションの出力とし
て同様の所定期間における需要頻度の確率分布を算出す
ることができ、それによって低頻度部品群の将来の需要
個数の予測精度を一層向上させることができる。
【0015】請求項4項にあっては、前記個数率が、需
要が途絶える前の需要個数に対する需要が途絶えた後の
需要個数の割合である如く構成した。
【0016】このように、途絶える前と途絶えた後の需
要の挙動を個数面から勘案することで需要発生確率分布
を的確に算出することができ、よって低頻度部品群の将
来の需要個数の予測精度を一層向上させることができ
る。
【0017】 請求項5項にあっては、メインフレーム
コンピュータに接続されるマイクロコンピュータからな
り、販売した製品を構成する部品群を所定期間にわたっ
て保有すると共に、需要に応じて販売する部品在庫管理
において需要が所定頻度以下となった低頻度部品群の将
来の需要を予測する装置であって、前記メインフレーム
コンピュータにアクセスして前記部品群のそれぞれにつ
いて過去の経時的な需要実績を入力し、前記需要実績が
前記所定頻度以下となった低頻度部品群を抽出し、抽出
した低頻度部品群についてのデータをデータベースに格
納する手段前記格納されたデータを入力し、前記需要
実績に基づき、時間に対する需要発生確率分布、および
需要個数率に対する需要発生確率分布を算出し、前記算
出された需要発生確率分布を入力してモンテカルロ・シ
ミュレーションを行って所定期間における需要個数の出
現頻度確率分布を算出する手段、および前記算出された
所定期間における需要個数の出現頻度確率分布を入力
し、入力した需要個数の出現頻度確率分布に基づいて前
記低頻度部品群の将来の需要個数を予測し、CRTを介
して表示する手段を備える.如く構成した。
【0018】部品群のそれぞれについて過去の経時的な
需要実績を求め、所定頻度以下となった低頻度部品群を
抽出し、需要実績に基づき、時間に対する需要発生確率
分布、および需要個数率に対する需要発生確率分布を算
出し、算出された需要発生確率分布に基づいてモンテカ
ルロ・シミュレーションを行って所定期間における需要
個数の出現頻度確率分布を算出し、算出された所定期間
における需要個数の出現頻度確率分布に基づいて低頻度
部品群の将来の需要個数を予測する如く構成したので、
換言すれば、時間に対する需要発生確率分布、および需
要個数率に対する需要発生確率分布の少なくともいずれ
かに着目して需要発生確率分布を算出してモンテカルロ
・シミュレーションの入力とするこどで、モンテカルロ
・シミュレーションの出力として同様の所定期間におけ
る需要頻度の確率分布を算出して需要を予測するように
構成したので、需要が低頻度化した部品群の将来の需要
個数を精度良く予測することができ、それによって在庫
管理量を適正に求めることができる。さらに、部品製作
用金型の廃棄すべきか否かなどについても適正に判断す
ることができると共に、カバー率も含めた在庫管理に関
する経営戦略の決定を容易にすることができる。
【0019】 請求項6項にあっては、さらに、前記抽
出された低頻度部品群を複数のカテゴリに分類すると共
に、前記複数のカテゴリのそれぞれについて前記需要発
生確率分布を算出する手段を備える如く構成した。
【0020】抽出された低頻度部品群を複数のカテゴリ
に分類すると共に、複数のカテゴリのそれぞれについて
需要発生確率分布を算出する如く構成したので、部品に
特有の需要の挙動を勘案することができ、よって低頻度
部品群の将来の需要個数の予測精度を一層向上させるこ
とができる。
【0021】 請求項7項にあっては、さらに、前記予
測された需要個数の精度を検証する手段、および前記検
証した結果に基づいて前記カテゴリを変更する手段を備
える如く構成した。
【0022】予測された需要個数の精度を検証し、その
結果に基づいてカテゴリを変更する如く構成したので、
換言すれば需要予測を進化させるように構成したので、
これによって低頻度部品群の将来の需要個数の予測精度
を絶え間なく向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に即してこの発明
の一つの実施の形態に係る部品在庫管理における需要予
装置を説明する。
【0024】 図1は、この発明の一つの実施の形態に
係る部品在庫管理における需要予測装置を説明するブロ
ック図である。
【0025】 尚、図1では、この需要予測装置を実現
する、マイクロコンピュータからなる装置10の処理
(図で「ENG」と示す)として示す。
【0026】図示の如く、装置10は、メインフレーム
コンピュータ(あるいはホストコンピュータ。図示せ
ず)12に接続され、そこに格納された基幹システムの
需要実績DB(データベース)12aおよび部品情報D
B(データベース)12bにアクセスして販売した製品
群を構成する部品群の需要実績および部品情報を入力す
る。部品情報は、各部品の名称、部品番号、仕向け地
(出荷先)、価格などを意味する。
【0027】尚、この実施の形態において、販売した製
品群は、4輪自動車、2輪自動車および汎用エンジンな
どの汎用製品の3種に大別されるものとし、部品群はそ
れらの構成部品(いわゆるスペアパーツ)とする。部品
は、独立して取引される単位当たりを1個とすると共
に、部品番号で特定される。
【0028】データ抽出および加工ENG10aでは入
力したデータに基づき、4輪自動車などの複数個の部品
のそれぞれについて過去の経時的な需要実績が求めら
れ、需要実績が第1の所定頻度以下となった第1の低頻
度部品群、および前記第1の所定頻度より高頻度の第2
の所定頻度以下となった第2の低頻度部品群が抽出され
る。
【0029】図2は、その作業を示す説明図である。
【0030】図示の如く、第1の所定頻度としては、あ
る部品について月平均需要個数が1個以下で、かつ過去
に24ケ月の間、需要が途絶えたことがあることを条件
とし、それに該当するものを集合的に第1の低頻度部品
群(以下「極低頻度(1)部品」という)とする。
【0031】また、第2の所定頻度としては、ある部品
について月平均需要個数が1個以下で、かつ過去に需要
が発生した月が通算して13ケ月以上あることを条件と
し、それに該当するものを集合的に第2の低頻度部品群
(以下「極低頻度(2)部品」という)とする。
【0032】ここで、「月平均需要個数が1個以下で、
かつ過去に需要が発生した月が通算して13ケ月以上あ
る」とは、ある部品について現在の月平均需要は1個以
下であるが、過去に、1個以上需要が発生した月が、継
続すると否とを問わず、合計すると、13ケ月以上あっ
た、という意味である。
【0033】即ち、図2の左側に示すように、一般に、
部品の需要は、製品が生産中あるいは生産が中止されて
から暫くの間は、例えば5000個程度と比較的活発で
あるが、その後は次第に減少し、やがては平均して月に
1個以下程度の低頻度となる。
【0034】尚、この明細書で「需要」とは、末端のユ
ーザあるいはディーラからの需要(発注)をいい、「需
要個数」とは発注回当たりの部品個数をいう。従って、
1ケ月の間に、1度に同一部品を3個発注された場合
も、3度に分けて1個づつ発注された場合も、需要個数
は3となる。
【0035】上記した定義から明らかな如く、通例、部
品は需要が低頻度化すると、最初に極低頻度(2)部品
となり、次いで極低頻度(1)部品となる。データ抽出
および加工ENG10aでは、このようにして極低頻度
(1)部品および極低頻度(2)部品が抽出される。
【0036】図1の説明に戻ると、データ抽出および加
工エンジン10aで抽出された極低頻度(1)部品およ
び極低頻度(2)部品についての情報は、極低頻度需要
予測DB(データベース)10bに、一旦、格納され
る。
【0037】次いで、格納された極低頻度部品情報は、
需要特性分析データ作成ENG10c、極低頻度(1)
部品Mシミュレーション(モンテカルロ・シミュレーシ
ョン)用入力データ作成ENG10d、および極低頻度
(2)部品入力データ作成ENG10eに送られる。
【0038】需要特性分析データ作成ENG10cに送
られた極低頻度部品情報は、次いで統計分析処理および
特性式入力処理を経て部品カテゴリ別に設けられた需要
発生判定式および需要個数判定式DB(データベース)
10fに入力され、そこで、需要実績から第1所定頻度
以下となった時点以後の需要の特徴を示すパラメータに
基づき、抽出された低頻度部品群(極低頻度(1)部
品)は、複数のカテゴリに分類される。
【0039】複数のカテゴリへの分類は、4輪自動車
用、2輪自動車用および汎用製品用の3種に止まらず、
さらに細分類、例えば24,50,100などのグルー
プに分類することを意味する。
【0040】需要発生判定式および需要個数判定式DB
(データベース)10fに入力されたデータは、極低頻
度(1)部品Mシミュレーション用入力データ作成EN
G10dに格納されたデータと共に、Mシミュレーショ
ンENG10gに送られる。
【0041】尚、「需要発生判定式」および「需要個数
判定式」は上記した「所定頻度以下となった時点以後の
需要の特徴を示すパラメータ」を意味し、より具体的に
は上記したように、需要発生間隔および需要個数を意味
する。
【0042】MシミュレーションENG10gにおいて
は、カテゴリごとにそのカテゴリに属する対象部品につ
いて前記した需要の特徴を示すパラメータに基づいて需
要発生確率分布が2種算出され、算出された需要発生確
率分布を入力してモンテカルロ・シミュレーションが行
われ、所定期間Nにおける需要個数の出現頻度確率分布
が算出される。
【0043】ここで、そのモンテカルロ・シミュレーシ
ョンを利用した需要予測手法について説明する。
【0044】モンテカルロ・シミュレーション(「モン
テカルロ分析」あるいは「モンテカルロ法」とも呼ばれ
る)は、定式化されたものを再び確率の世界に置き直し
て解く手法であり、解析的な手法では解けない問題の近
似的な解を求める際に良く利用される。
【0045】発明者は低頻度化した部品群の需要予測に
ついて考究を重ねたところ、低頻度化した後の需要には
幾つかの特徴(法則性)があるのが見い出された。図3
は部品a,b,cについて需要個数(月平均値)の経時
的な変動を示す図であるが、図示の如く、需要が活発に
ある間は部品によって需要個数は相違する。
【0046】しかしながら、需要が減少して需要の頻度
が低下し、先に述べたように、例えば、月平均需要個数
が1個以下で、かつ過去に24ケ月の間、需要が途絶え
るようになると、部品間の需要の個性は薄れてほぼ均一
化し、部品a,b,cの需要個数は共通化してほぼ1種
の特性で把握することができる。
【0047】従って、そのような時点(第1の所定頻度
以下となる時点)に着目することで、換言すれば低頻度
化した時点を揃えることで、複数個の部品の需要個数を
共通した特性で把握することができる。
【0048】 さらに、図3に示す過去の経時的な需要
実績(データ)について考察を重ねた結果、低頻度化し
た後の部品の取引の挙動は、需要(個数を問わず)が何
ケ月ぶりに発生したかを示すもの、即ち、時間に対する
需要発生確率分布、より具体的には、翌月の需要が発生
する確率分布を示すことが見い出された。
【0049】さらに、この需要実績(データ)は、例え
ば24ケ月などの間途絶える前の需要個数に対してどの
位の個数の需要が発生したかを示すもの、即ち、需要個
数率に対する需要発生確率分布を示すことが見い出され
た。尚、図3で右側下方に示すn倍は、途絶えた後の需
要個数が、途絶える前のそれの何倍であることを示す。
【0050】このように、途絶える前と途絶えた後の需
要の挙動を個数面から勘案することで需要発生確率分布
を的確に算出することができ、よって低頻度部品群の将
来の需要個数の予測精度を一層向上させることができ
る。
【0051】図4に、上記した知見に基づき、過去の経
時的な需要実績(点で表す)を近似的にプロットして得
た、時間に対する需要発生確率分布、より具体的には、
需要発生間隔(月)に対する需要発生確率分布を示す。
【0052】また、図5に、過去の経時的な需要実績を
分析して得た、需要個数率に対する需要発生確率分布を
示す。
【0053】「個数率」は、需要が途絶える前の需要個
数に対する需要が途絶えた後の需要個数の割合を示す。
より具体的には、個数率=24ケ月の間、需要が途絶え
た後の需要発生月の需要個数/24ケ月の間、需要が途
絶える直前の需要個数を意味する。簡単に言えば、個数
率は、途絶える前と途絶えた後の需要個数の割合を意味
する。
【0054】さらに、図4および図5に示す特性は、部
品の種類によって相違することから、抽出した極低頻度
(1)部品群を複数のカテゴリに分類し、カテゴリごと
に図6に示すように時間に対する需要発生確率分布(図
4に示す)を算出すると共に、図7に示すように需要個
数率に対する需要発生確率分布(図5に示す)を算出す
るようにした。
【0055】部品群のカテゴリへの分類は、極低頻度
(1)部品のそれぞれについて需要発生間隔および需要
個数率(所定頻度以下となった時点以後の需要の特徴を
示すパラメータ)を求め、求めたパラメータが近い部品
同士を同一のカテゴリとみなして行うようにした。
【0056】尚、部品群は、例えば24,50などのカ
テゴリに細分されるが、図6および図7では図示の簡略
化のため、4個のカテゴリA,B,C,Dのみ示す。
【0057】次いで、算出した図6および図7に示す2
種の需要発生確率分布に基づいて図8に示すようにモン
テカルロ・シミュレーションを繰り返し(例えば500
0回)実行し、図9に示すように、将来、需要がどの位
の確率で何ケ月の間隔で何個発生するか、具体的には所
定期間(Nケ月間)における需要個数(総数)の出現頻
度を算出する。
【0058】尚、モンテカルロ・シミュレーションは、
当該の部品が属するカテゴリについて算出された図6お
よび図7に示す2種の需要発生確率分布を選択し、選択
した需要発生確率分布ごとに実行する。
【0059】即ち、この発明は、過去の需要実績は既知
であり、将来の需要は未知であるが、将来の需要も、過
去の需要発生と同様な確率分布で生じるとみなすこと
で、予測できるという知見に基づいてなされた。
【0060】 このように、需要の特徴を示すパラメー
タとして時間に対する需要発生確率分布および需要個数
率に着目、それらの少なくともいずれかに着目して需
要発生確率分布を算出してモンテカルロ・シミュレーシ
ョンの入力とすることで、モンテカルロ・シミュレーシ
ョンの出力として同様の所定期間における需要頻度の確
率分布を算出することができ、それによって低頻度部品
群の将来の需要個数の予測精度を一層向上させることが
できる。
【0061】次いで、算出されたNケ月間における需要
個数(総数)の出現頻度確率分布に基づいて極低頻度
(1)部品の将来の需要個数を予測(算出)する。より
具体的には、図10に示すように、当該カテゴリに属す
る極低頻度(1)部品のNケ月間の需要をZ%のカバー
率(需要に対する目標供給率)でまかなうにはYz個必
要と予測(算出)する。
【0062】尚、上記でNケ月をどの程度の期間に設定
するかは任意であり、所望の予測期間に対応する値を適
宜設定すれば良い。
【0063】 このように、任意の幅をもった期間にお
ける需要個数(より正確には総数)として予測できるよ
うにした点も、この需要予測装置の特徴の一つに挙げる
ことができる。
【0064】これにより、目標とする予測期間あるいは
予測数に応じてその期間に適宜設定することで、必要と
する需要を精度良く予測することができる。また、例え
ばその幅を小さく設定することによって需要個数を絞る
ことも可能となり、あるいは、縦軸に示す出現頻度確率
が所定値以上にあるか否か判断することによって需要個
数を絞ることも可能となる。
【0065】上記を図1に示す構成で説明すると、Mシ
ミュレーションENG10gにおいてモンテカルロ・シ
ミュレーションによって得たデータ(Nケ月間の需要総
数(個数)の出現頻度確率分布)は、計算結果表示EN
G10hに送られる。
【0066】計算結果表示ENG10hではデータに基
づいて上記のように極低頻度(1)部品の将来の需要個
数が予測(算出)され、図示しないCRTおよびプリン
タなどを介して表示される。
【0067】また、MシミュレーションENG10gの
出力は予測精度検証データ作成ENG10iにも送ら
れ、極低頻度(1)部品のカテゴリ(分類)の適否が検
討され、必要に応じてカテゴリの再設定(変更)が行わ
れる。
【0068】予測精度検証データ作成ENG10iで
は、該当するカテゴリに属する極低頻度(1)部品につ
いて過去のある時点以前の需要実績に基づき、その時点
から過去のある時点までの需要が予測され、実績データ
と比較されて予測精度が検証される。その結果、予測精
度が低いときは、カテゴリが再設定(変更)される。
【0069】カテゴリの数は少ないほど作業が容易とな
るが、予測精度は低下することから、この実施の形態に
あっては、カテゴリ数は先に述べたように、例えば2
4,50などとする。
【0070】 ここで、図11を参照し、23万900
0アイテムの低頻度部品群について、カテゴリ数を24
としたときの、この実施の形態に係る需要予測装置を適
用した場合の予測精度を検証した結果を、過去の需要実
績と対比して示す。
【0071】 尚、予測精度検証データ作成ENG10
でも同種の処理が行われるが、図11に示すものは、
アイテム数などにおいてそれと相違する。「アイテム」
は部品番号に部品の仕向け地を付したものを意味し、従
って同一の部品が日本と米国を仕向け地とするとき、ア
イテムの数は2となる。
【0072】 同図は、23万9000アイテムについ
て、この実施の形態に係る需要予測装置で予測した部品
在庫量を保有したと仮定した場合の、カバー率90%,
95%,98%および99.6%(横軸)としたときの
欠品率および引当率(縦軸)を示す。
【0073】上記で、「欠品率」(%)は需要に応じら
れなかった率を、「引当率」(%)は需要に応じられた
率を示す。本来的には100%から引当率を減算した値
が欠品率となるが、検証期間内に異常需要があったた
め、欠品率と引当率と異常需要(例えばカバー率99.
6%のとき0.15%)を加算して100%とした。
【0074】 同図から明らかな通り、ほぼ目標通りの
引当率が達成されており、この実施の形態に係る需要予
装置が効果的であることが実証された。
【0075】図1の説明に戻ると、極低頻度(2)部品
入力データ作成ENG10eの出力は一方では極低頻度
(2)部品需要予測ENG10jに直接に送られると共
に、他方ではMシミュレーションENG10gを介して
極低頻度(2)部品需要予測ENG10jに送られる。
【0076】概括すると、この実施の形態においては、
極低頻度(1)部品に関しては上記したようにモンテカ
ルロ・シミュレーションを用いて需要を予測すると共
に、極低頻度(2)部品に関しては回帰分析手法を用い
るようにした。また、回帰分析において回帰直線を決定
するとき、既知データにモンテカルロ・シミュレーショ
ンで得た需要予測値(需要個数)を加えるようにした。
即ち、極低頻度(2)部品については、回帰分析とモン
テカルロ・シミュレーションの利点を組み合わせて需要
を予測するようにした。
【0077】図12を参照して説明すると、同図上部に
示すように需要量が多い期間は、単位期間当たりの需要
量で取り扱うのが便利であるが、需要量が減少して低頻
度化した場合、人為的に決めた単位期間によってデータ
自身が変化してしまう。
【0078】そこで、同図左下に示すように、低頻度部
品群(より正確には極低頻度(2)部品)は、累積需要
数で取り扱うようにした。具体的には、指数関数を用い
て同図右下に示すように累積需要数(実績データ)を直
線化し、それから回帰直線を引くようにした。
【0079】より具体的には、図13に示すように、既
知データから最小2乗法などの公知の手法を用いて回帰
係数を決定して直線を引くと共に、モンテカルロ・シミ
ュレーションで得たデータの中の任意の値(符合Mdで
示す)も利用して回帰直線を決定するようにした。
【0080】即ち、回帰分析とモンテカルロ分析は本来
的に異なる手法であるが、先に述べたように、通例、部
品は需要が低頻度化すると、最初に極低頻度(2)部品
となり、次いで極低頻度(1)部品となるという関係に
あると共に、モンテカルロ・シミュレーションで得た極
低頻度(1)部品の需要予測が高精度であることが検証
されたため、このように構成した。
【0081】ただし、上で述べたように極低頻度(2)
部品は極低頻度(1)部品に時間的に先行することか
ら、極低頻度(2)部品の需要予測のとき、同一部品に
ついてのモンテカルロ・シミュレーションによる需要予
測はなされていない。
【0082】従って、この実施の形態においては、極低
頻度(1)部品について述べた手法を変形し、極低頻度
(2)部品についてカテゴリごとに時間に対する需要発
生確率分布および需要個数率に対する需要発生確率分布
を求めるとき、例えば個数率の算出に際しては24ケ月
に代えて数ケ月などの短縮した期間を使用するようにし
た。
【0083】 図13において、L1は既知データのみ
から得た回帰直線であり、L2は既知データと変形モン
テカルロ・シミュレーションで得た値Mdから得た回帰
直線である。図において、回帰直線L1は参考的に示す
ものであり、この実施の形態に係る需要予測装置におい
ては回帰直線L2が使用される。
【0084】従って、図13の横軸に示す予測期間に対
応する回帰直線L2上の値が、縦軸に示す予測数とな
る。極低頻度(1)部品の場合と同様に、極低頻度
(2)部品についても、将来の需要は、任意の幅の期間
における需要個数(総数)として予測される。
【0085】このように、極低頻度(2)部品について
は、モンテカルロ分析と回帰分析の利点を組み合わせて
予測するようにしたので、極低頻度(2)部品の取引の
挙動が、極低頻度(1)部品について図3を参照して説
明したような部品間によって同様の特性に示す状態ま
で、必ずしも至っていない場合であっても、その将来の
需要個数の予測精度を一層向上させることができる。
【0086】図1の説明に戻ると、極低頻度(2)部品
需要予測ENG10jにおいては、極低頻度(2)部品
入力データ作成ENG10eとMシミュレーションEN
G10gの出力に基づいて上記したような回帰直線L2
が決定される。
【0087】極低頻度(2)部品需要予測ENG10j
の出力は、MシミュレーションENG10gの出力と共
に計算結果表示ENG10hに送られ、そこで極低頻度
(2)部品の需要個数が予測(算出)されると共に、図
示しないCRTおよびプリンタなどを介して表示され
る。
【0088】この実施の形態は上記の如く構成したの
で、需要が月1個以下程度に減少した低頻度部品群の将
来の需要を精度良く予測することができ、それによって
在庫管理量を適正に求めることができる。
【0089】さらに、低頻度部品群の将来の需要を精度
良く予測することで、部品製作用金型を廃棄すべきか否
かなどについても適正に判断することができる。
【0090】さらに、低頻度部品群の将来の需要を精度
良く予測することで、カバー率も含めた部品在庫に関す
る経営戦略の決定を容易にすることができる。
【0091】 さらに、図1に示す如く、予測精度検証
データ作成ENG10iにおいて予測精度を検証し、検
証結果に基づき、必要に応じてカテゴリを再設定(変
更)する、換言すれば、この実施の形態に係る需要予測
装置が進化できるように構成したので、絶え間なく予測
精度の向上を図ることができる。
【0092】さらに、低頻度部品群を極低頻度(1)部
品と極低頻度(2)部品に区分し、前者についてはモン
テカルロ分析を用いて需要個数を予測すると共に、後者
についてはモンテカルロ分析と回帰分析をコンバインし
て需要個数を予測、換言すれば両者の利点を組み合わせ
て予測するようにしたので、予測精度を一層向上させる
ことができる。
【0093】即ち、極低頻度(2)部品の取引の挙動
が、極低頻度(1)部品について図3を参照して説明し
たような部品間によって同様の特性に示す状態まで、必
ずしも至っていない場合であっても、その将来の需要個
数の予測精度を一層向上させることができる。
【0094】さらに、需要を任意の幅をもった期間にお
ける需要個数(総数)として予測するようにしたので、
目標とする予測期間あるいは予測数に応じて最適に需要
を予測することができる。
【0095】 上記した如く、この実施の形態にあって
は、販売した製品(4輪自動車、2輪自動車および汎用
製品)を構成する部品群を所定期間にわたって保有する
と共に、需要に応じて販売する部品在庫管理において需
要が所定頻度以下となった低頻度部品群の将来の需要を
予測する装置であって、前記部品群のそれぞれについて
過去の経時的な需要実績を求め、前記需要実績が前記所
定頻度以下となった低頻度部品群(極低頻度(1)部
品)を抽出し(データ抽出および加工ENG10a,極
低頻度需要予測DB10b)、前記需要実績から前記所
定頻度以下となった時点以後の需要の特徴を示すパラメ
ータを求めて前記抽出された低頻度部品群を複数のカテ
ゴリに分類すると共に、前記複数のカテゴリのそれぞれ
について前記需要の特徴を示すパラメータに基づいて需
要発生確率分布を算出し(需要特性分析データ作成EN
G10c、極低頻度(1)部品Mシミュレーション用入
力データ作成ENG10d、需要発生判定式および需要
個数判定式DB10f、予測精度検証データ作成ENG
10i,MシミュレーションENG10g)、前記算出
された需要発生確率分布に基づいてモンテカルロ・シミ
ュレーションを行って所定期間(Nケ月間)における需
要個数の出現頻度確率分布を算出し(Mシミュレーショ
ンENG10g)、および前記算出された所定期間にお
ける需要個数の出現頻度確率分布に基づいて前記低頻度
部品群の将来の需要個数(総数)を予測する(計算結果
表示ENG10h)ことからなる如く構成した。
【0096】 さらに、前記部品群のそれぞれについて
過去の経時的な需要実績を求め、前記需要実績が前記所
定頻度より高頻度の第2の所定頻度以下となった第2の
低頻度部品群(極低頻度(2)部品)を抽出し(データ
抽出および加工ENG10a,極低頻度需要予測DB1
0b)、前記抽出された低頻度部品群を複数のカテゴリ
に分類すると共に、前記複数のカテゴリのそれぞれにつ
いて前記需要の特徴を示すパラメータに基づいて需要発
生確率分布を算出し(需要特性分析データ作成ENG1
0c、極低頻度(2)部品Mシミュレーション用入力デ
ータ作成ENG10d、需要発生判定式および需要個数
判定式DB10e、予測精度検証データ作成ENG10
i,MシミュレーションENG10g)、前記算出され
た需要発生確率分布に基づいてモンテカルロ・シミュレ
ーションを行って所定期間における需要個数の出現頻度
確率分布を算出し(MシミュレーションENG10
g)、前記算出された所定期間における需要個数の出現
頻度確率分布に基づいて前記第2の低頻度部品群の将来
の需要個数を算出し、および前記第2の所定頻度以下と
なった時点以前の前記需要実績と前記算出された需要個
数に基づき、回帰分析によって前記第2の低頻度部品群
の将来の需要個数を予測する(極低頻度(2)部品需要
予測ENG10、計算結果表示ENG10h)ことか
らなる如く構成した。
【0097】また、前記需要の特徴を示すパラメータ
が、需要発生間隔(月)(図4に示す)および需要個数
率(図5に示す)の少なくともいずれか、より望ましく
はその両方である如く構成した。
【0098】また、前記個数率が、需要が途絶える前の
需要個数に対する需要が途絶えた後の需要個数の割合、
より具体的には、24ケ月の間、需要が途絶えた後の需
要発生月の需要個数/24ケ月の間、需要が途絶える直
前の需要発生月の需要個数である如く構成した。
【0099】 また、販売した製品(4輪自動車、2輪
自動車および汎用製品)を構成する部品群を所定期間に
わたって保有すると共に、需要に応じて販売する部品在
庫管理において需要が所定頻度以下となった低頻度部品
群の将来の需要を予測する装置であって、前記部品群の
それぞれについて過去の経時的な需要実績を求め、前記
需要実績が前記所定頻度以下となった低頻度部品群(極
低頻度(1)部品)を抽出し(データ抽出および加工E
NG10a,極低頻度需要予測DB10b)、前記需要
実績に基づき、時間に対する需要発生確率分布、および
需要個数率に対する需要発生確率分布を算出し(需要特
性分析データ作成ENG10c、極低頻度(1)部品M
シミュレーション用入力データ作成ENG10d、需要
発生判定式および需要個数判定式DB10f、予測精度
検証データ作成ENG10i,MシミュレーションEN
G10g)、前記算出された需要発生確率分布に基づい
てモンテカルロ・シミュレーションを行って所定期間
(Nケ月間)における需要個数の出現頻度確率分布を算
出し(MシミュレーションENG10g)、および前記
算出された所定期間における需要個数の出現頻度確率分
布に基づいて前記低頻度部品群の将来の需要個数を予測
する(計算結果表示ENG10h)ことからなる如く構
成した。
【0100】また、前記抽出された低頻度部品群を複数
のカテゴリ(例えば24,50)に分類すると共に、前
記複数のカテゴリのそれぞれについて前記需要発生確率
分布を算出する(需要特性分析データ作成ENG10
c、極低頻度(1)部品Mシミュレーション用入力デー
タ作成ENG10d、需要発生判定式および需要個数判
定式DB10f、予測精度検証データ作成ENG10
i,MシミュレーションENG10g)如く構成した。
【0101】さらに、前記予測された需要個数の精度を
検証し、前記検証した結果に基づいて前記カテゴリを変
更する(予測精度検証データ作成ENG10i)如く構
成した。
【0102】尚、上記において、期間あるいは時間の単
位として月を使用しているが、それに代え、日、週、
旬、季、年など、期間あるいは時間を示す単位であれ
ば、他のどのようなものを用いても良い。
【0103】
【発明の効果】請求項1項にあっては、部品群のそれぞ
れについて過去の経時的な需要実績を求め、所定頻度以
下となった低頻度部品群を抽出し、需要実績から所定頻
度以下となった時点以後の需要の特徴を示すパラメータ
を求めて抽出された低頻度部品群を複数のカテゴリに分
類すると共に、そのそれぞれについて前記需要の特徴を
示すパラメータに基づいて需要発生確率分布を算出し、
算出された需要発生確率分布に基づいてモンテカルロ・
シミュレーションを行って所定期間における需要個数の
出現頻度確率分布を算出し、算出された需要個数の出現
頻度確率分布に基づいて低頻度部品群の将来の需要個数
を予測することからなる如く構成したので、需要が低頻
度化した部品群の将来の需要個数を精度良く予測するこ
とができ、それによって在庫管理量を適正に求めること
ができる。さらに、部品製作用金型の廃棄すべきか否か
などについても適正に判断することができると共に、カ
バー率も含めた在庫管理に関する経営戦略の決定を容易
にすることができる。
【0104】請求項2項にあっては、さらに、前記部品
群のそれぞれについて過去の経時的な需要実績を求め、
前記所定頻度より高頻度の第2の所定頻度以下となった
第2の低頻度部品群を抽出し、抽出された低頻度部品群
を複数のカテゴリに分類すると共に、そのそれぞれにつ
いて前記需要の特徴を示すパラメータに基づいて需要発
生確率分布を算出し、算出された需要発生確率分布に基
づいてモンテカルロ・シミュレーションを行って所定期
間における需要個数の出現頻度確率分布を算出し、それ
に基づいて前記第2の低頻度部品群の将来の需要個数を
算出し、前記第2の所定頻度以下となった時点以前の前
記需要実績と算出された需要個数に基づき、回帰分析に
よって前記第2の低頻度部品群の将来の需要個数を予測
する如く構成したので、換言すればモンテカルロ分析と
回帰分析の利点を組み合わせて予測するようにしたの
で、低頻度化した部品群が、その取引の挙動が部品間に
よって必ずしも同様の特性に示すに至っていない場合で
あっても、その将来の需要個数の予測精度を一層向上さ
せることができる。
【0105】請求項3項にあっては、前記需要の特徴を
示すパラメータとして需要発生間隔および需要個数率少
なくともいずれかに着目し、それらに基づいて需要発生
確率分布を算出してモンテカルロ・シミュレーションの
入力とすることで、モンテカルロ・シミュレーションの
出力として同様の所定期間における需要頻度の確率分布
を算出することができ、それによって低頻度部品群の将
来の需要個数の予測精度を一層向上させることができ
る。
【0106】請求項4項にあっては、途絶える前と途絶
えた後の需要の挙動を個数面から勘案することで需要発
生確率分布を的確に算出することができ、よって低頻度
部品群の将来の需要個数の予測精度を一層向上させるこ
とができる。
【0107】請求項5項にあっては、部品群のそれぞれ
について過去の経時的な需要実績を求め、所定頻度以下
となった低頻度部品群を抽出し、需要実績に基づき、時
間に対する需要発生確率分布、および需要個数率に対す
る需要発生確率分布を算出し、算出された需要発生確率
分布に基づいてモンテカルロ・シミュレーションを行っ
て所定期間における需要個数の出現頻度確率分布を算出
し、算出された所定期間における需要個数の出現頻度確
率分布に基づいて低頻度部品群の将来の需要個数を予測
する如く構成したので、換言すれば、時間に対する需要
発生確率分布、および需要個数率に対する需要発生確率
分布の少なくともいずれかに着目して需要発生確率分布
を算出してモンテカルロ・シミュレーションの入力とす
るこどで、モンテカルロ・シミュレーションの出力とし
て同様の所定期間における需要頻度の確率分布を算出し
て需要を予測するように構成したので、需要が低頻度化
した部品群の将来の需要個数を精度良く予測することが
でき、それによって在庫管理量を適正に求めることがで
きる。さらに、部品製作用金型の廃棄すべきか否かなど
についても適正に判断することができると共に、カバー
率も含めた在庫管理に関する経営戦略の決定を容易にす
ることができる。
【0108】請求項6項にあっては、抽出された低頻度
部品群を複数のカテゴリに分類すると共に、複数のカテ
ゴリのそれぞれについて需要発生確率分布を算出する如
く構成したので、部品に特有の需要の挙動を勘案するこ
とができ、よって低頻度部品群の将来の需要個数の予測
精度を一層向上させることができる。
【0109】請求項7項にあっては、予測された需要個
数の精度を検証し、その結果に基づいてカテゴリを変更
する如く構成したので、換言すれば需要予測を進化させ
るように構成したので、これによって低頻度部品群の将
来の需要個数の予測精度を絶え間なく向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施の形態に係る部品在庫に
おける需要予測装置を、その実現に使用する装置(マイ
クロコンピュータ)の処理を介して全体的に示す概略図
である。
【図2】図1に示す需要予測装置で行われる低頻度部品
(極低頻度(1)部品および極低頻度(2)部品)の抽
出処理を示す説明図である。
【図3】図1に示す需要予測装置で予測する部品群の需
要個数の経時的な変動を示す説明図である。
【図4】図1に示す需要予測装置で行われるモンテカル
ロ・シミュレーションの入力たる需要発生間隔(需要の
特徴を示すパラメータ)に対する需要発生確率分布を示
す説明図である。
【図5】同様に、図1に示す需要予測装置で行われるモ
ンテカルロ・シミュレーションの入力たる需要個数率
(需要の特徴を示すパラメータ)に対する需要発生確率
分布を示す説明図である。
【図6】図4に示す需要発生間隔に対する需要発生確率
分布を部品のカテゴリごとに算出した例を示す説明図で
ある。
【図7】図5に示す需要個数率に対する需要発生確率分
布を部品のカテゴリごとに算出した例を示す説明図であ
る。
【図8】図6および図7の需要発生確率分布を用いて図
1に示す需要予測装置で行われるモンテカルロ・シミュ
レーションを示す説明図である。
【図9】図8のモンテカルロ・シミュレーションで得ら
れる所定期間(Nケ月間)における需要個数の出現頻度
確率分布を示す説明図である。
【図10】図9の需要個数の出現頻度確率分布に基づい
て行われる需要個数の予測を示す説明図である。
【図11】図8のモンテカルロ・シミュレーションによ
る需要予測の予測精度の検証結果を示すグラフである。
【図12】図1に示す需要予測装置で行われる回帰分析
による需要予測を示す説明図である。
【図13】同様に、図1に示す需要予測装置で行われる
回帰分析による需要予測を示す説明図である。
【符号の説明】
10 装置(マイクロコンピュータ) 12 メインフレームコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 320 G06F 17/60 106 G06F 19/00 100 JICSTファイル(JOIS)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインフレームコンピュータに接続され
    るマイクロコンピュータからなり、販売した製品を構成
    する部品群を所定期間にわたって保有すると共に、需要
    に応じて販売する部品在庫管理において需要が所定頻度
    以下となった低頻度部品群の将来の需要を予測する装置
    であって、 a.前記メインフレームコンピュータにアクセスして
    記部品群のそれぞれについて過去の経時的な需要実績を
    入力して前記需要実績が前記所定頻度以下となった低頻
    度部品群を抽出し、抽出した低頻度部品群についてのデ
    ータをデータベースに格納する手段、 b.前記格納された低頻度部品群についてのデータを部
    品カテゴリ別に設けられたデータベースに入力し、そこ
    前記需要実績から前記所定頻度以下となった時点以後
    の需要の特徴を示すパラメータに基づいて前記抽出され
    た低頻度部品群を複数のカテゴリに分類する手段、 c.前記複数のカテゴリに分類された低頻度部品群のデ
    ータを入力し、前記複数のカテゴリのそれぞれについて
    前記需要の特徴を示すパラメータに基づいて需要発生確
    率分布を算出し、前記算出された需要発生確率分布を入
    力してモンテカルロ・シミュレーションを行って所定期
    間における需要個数の出現頻度確率分布を算出する手
    、 および d.前記算出された所定期間における需要個数の出現頻
    度確率分布を入力し、入力した需要個数の出現頻度に基
    づいて前記低頻度部品群の将来の需要個数を予測し、C
    RTを介して表示する手段を備えることを特徴とする 部品在庫管理における需要予
    装置
  2. 【請求項2】 さらに、 e.前記メインフレームコンピュータにアクセスして
    記部品群のそれぞれについて過去の経時的な需要実績を
    入力して前記需要実績が前記所定頻度より高頻度の第2
    の所定頻度以下となった第2の低頻度部品群を抽出し
    抽出した第2の低頻度部品群についてのデータをデータ
    ベースに格納する手段、 f.前記格納された第2の低頻度部品群についてのデー
    タを部品カテゴリ別に設けられたデータベースに入力
    し、そこで前記抽出された第2の低頻度部品群を複数の
    カテゴリに分類する手段、 g.前記複数のカテゴリに分類された第2の低頻度部品
    群のデータを入力し、前記複数のカテゴリのそれぞれに
    ついて前記需要の特徴を示すパラメータに基づいて需要
    発生確率分布を算出し、前記算出された需要発生確率分
    を入力してモンテカルロ・シミュレーションを行って
    所定期間における需要個数の出現頻度確率分布を算出
    る手段、 h.前記算出された所定期間における需要個数の出現頻
    度確率分布を入力し、入力した需要個数の出現頻度確率
    分布に基づいて前記第2の低頻度部品群の将来の需要個
    数を算出する手段、 および i.前記第2の所定頻度以下となった時点以前の前記需
    要実績と前記算出された需要個数に基づき、回帰分析に
    よって前記第2の低頻度部品群の将来の需要個数を予測
    し、CRTを介して表示する手段を備えることを特徴とする 請求項1項記載の部品在庫管
    理における需要予測装置
  3. 【請求項3】 前記需要の特徴を示すパラメータが、需
    要発生間隔および需要個数率の少なくともいずれかであ
    ることを特徴とする請求項1項または2項記載の部品在
    庫管理における需要予測装置
  4. 【請求項4】 前記個数率が、需要が途絶える前の需要
    個数に対する需要が途絶えた後の需要個数の割合である
    ことを特徴とする請求項3項記載の部品在庫管理におけ
    需要予測装置
  5. 【請求項5】 メインフレームコンピュータに接続され
    るマイクロコンピュータからなり、販売した製品を構成
    する部品群を所定期間にわたって保有すると共に、需要
    に応じて販売する部品在庫管理において需要が所定頻度
    以下となった低頻度部品群の将来の需要を予測する装置
    であって、 j.前記メインフレームコンピュータにアクセスして
    記部品群のそれぞれについて過去の経時的な需要実績を
    入力し、前記需要実績が前記所定頻度以下となった低頻
    度部品群を抽出し、抽出した低頻度部品群についてのデ
    ータをデータベースに格納する手段、 k.前記格納されたデータを入力し、前記需要実績に基
    づき、時間に対する需要発生確率分布、および需要個数
    率に対する需要発生確率分布を算出し、前記算出された
    需要発生確率分布を入力してモンテカルロ・シミュレー
    ションを行って所定期間における需要個数の出現頻度確
    率分布を算出する手段、 および .前記算出された所定期間における需要個数の出現頻
    度確率分布を入力し、入力した需要個数の出現頻度確率
    分布に基づいて前記低頻度部品群の将来の需要個数を予
    し、CRTを介して表示する手段を備えることを特徴とする 部品在庫管理における需要予
    装置
  6. 【請求項6】 さらに、前記抽出された低頻度部品群を
    複数のカテゴリに分類すると共に、前記複数のカテゴリ
    のそれぞれについて前記需要発生確率分布を算出する
    段を備えることを特徴とする請求項5項記載の部品在庫
    管理における需要予測装置
  7. 【請求項7】 さらに、 .前記予測された需要個数の精度を検証する手段、 および n.前記検証した結果に基づいて前記カテゴリを変更す
    手段を備える ことを特徴とする請求項1項から6項のいずれ
    かに記載の部品在庫管理における需要予測装置
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