JP3481449B2 - 自動車用補助灯点灯装置 - Google Patents

自動車用補助灯点灯装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の車幅灯
からの信号を利用して、補助灯の点灯や消灯を行う装置
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】自動車の車幅灯からの信号を利用して補
助灯を点灯する場合には、図2のごとく車幅灯(12)
と車幅灯スイッチ(14)と5V電源回路(16)から
なる車幅灯点灯回路と補助灯(13)と補助灯スイッチ
(15)と前記5V電源回路(16)からなる補助灯点
灯回路から構成されていた。すなわち、車幅灯が点灯し
ている時、補助灯の点灯や消灯を運転席で制御するため
に、補助灯専用の操作スイッチを追加していた。しか
し、操作スイッチを追加するには、部品点数も多く、ま
た運転席側のインストルメントパネルにスペースを必要
にするなど問題点があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の問
題点を解決すべく、補助灯専用のスイッチを設けること
なく、自動車にはじめから装備されている車幅灯のスイ
ッチの操作のみで、車幅灯の点灯時に補助灯の点灯と消
灯の状態を切り替えることができる点灯装置を提供する
ことを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の自動車用補助灯点灯装置について、図1に基
づいて説明する。図1において、ラッチ回路手段(1)
はラッチイネーブル入力(2)がHレベルからLレベル
に変化したときに、その時点での入力レベルを出力しつ
づける非反転タイプのもので、汎用ロジックICでは7
4HC373が相当する。 【0005】遅延回路1(3)はC1の一方を5V電源
に、R1の一方をGNDに接続して互いに接続すること
により、5V電源電圧の上昇を遅延することができるよ
うにしたものである。ダイオードD1はアノード側がG
NDになるようにR1に並列接続されている。 【0006】D1の機能は、電源が切られた場合に、C
1の電荷を速やかに放電し、ラッチイネーブル入力
(2)がGNDレベル以下にならないようにするための
ものである。電源の立ち上がり時の遅延時間は、C1と
R1の時定数によって決まるが、本発明ではT1秒とす
る。反転型バッファ(4)は、入力信号を反転して出力
するものである。 【0007】遅延回路2(6)は、入力から直列に接続
された抵抗R2と、R2に並列に接続された抵抗R4と
ダイオードD2の直列接続回路と、一方をGNDに接続
されたコンデンサC2とを接続することによって構成さ
れている。その他に遅延回路2(6)にはコンデンサC
2と並列に、コンデンサC2の放電用の抵抗R3が接続
されている。 【0008】反転型バッファ(4)の出力がHレベルの
とき、R2とR3で分圧されてもHレベルが出力できる
ように、R3の抵抗値はR2より十分大きい値(R2<
<R3)である。遅延時間はコンデンサC2の充電時に
は、R2・R4の合成抵抗とC2によって決まり、T2
秒とする。コンデンサC2の放電時の遅延時間は、R3
とC2の時定数あるいはR2とR3の合成抵抗とC2に
よって決まり、T3秒とする。各時間はT1<T2かつ
T1<T3に設定されている。 【0009】レベル変換用回路手段(7)は、入力電圧
が回路手段の電源電圧より高くなっても使用できるよう
に、回路手段の入力と電源間の保護ダイオードを除いて
ある種類のもので、汎用ロジックICでは4050や7
4HC4050が相当する。補助灯駆動回路(5)は、
入力がHレベルのときに補助灯を消灯し、入力がLレベ
ルのときに補助灯を点灯させる機能を有する。 【0010】車幅灯接続端子(8)は、車幅灯を点灯さ
せる12V系の信号に接続され、5V電源回路(10)
により、上記すべての回路に5V電源を供給している。
このように構成された回路により、通常の車幅灯点灯時
には補助灯が消灯しており、一旦車幅灯を消灯した後、
T4秒以内に車幅灯を点灯した場合は、T4<T1+T
3であれば補助灯が点灯し、再度車幅灯を消灯してから
点灯した場合は補助灯を消灯するという動作を繰り返す
ことを、問題解決の手段とする。図3は、本発明の装置
を用いた補助灯の配線例で、自動車に補助灯点灯装置
(18)取付、自動車にあらかじめ装備されている車幅
灯スイッチ(!7)の操作のみで、車幅灯(12)の点
灯時に補助灯(13)の点灯と消灯の状態を切り替える
ことができる。 【0011】 【発明の作用】1.初回の車幅灯点灯時 まず、初回の車幅灯の点灯時には補助灯が消灯される作
用を説明する。車幅灯の点灯により本回路に電源が供給
され、動作を開始する。遅延回路2では、電源がOFF
の状態ではコンデンサC2の電荷はR3により放電され
ているため、出力はLレベルである。このため5V電源
が供給された直後は、遅延回路2の出力はLレベルであ
る。このあと、反転型バッファの出力レベルがHレベル
であった場合は、R2とR4を通る経路でC2に充電さ
れるため徐々にレベルが変化し、T2秒後にHレベルと
判断されるレベルになる。また仮に反転型バッファの出
力レベルがLレベルの場合は、出力のLレベルに変化は
ない。 【0012】このためレベル変換回路手段の入力は電源
投入からT2秒まではLレベルが保証され、この間はレ
ベル変換回路手段を通し、ラッチ回路手段にLレベルが
入力される。ラッチ回路手段のラッチイネーブル入力
は、遅延回路1の働きにより、電源投入直後は5Vにな
り、その後T1秒後にLレベルと判定されるレベルに変
化する。 【0013】ここで、T1<T2であるから、ラッチ回
路手段の入力はラッチイネーブルの機能が有効になった
ときにはLレベルが保証され、その後の出力はLレベル
に固定される。その結果、反転型バッファの入力はLレ
ベル、反転型バッファの出力はHレベル、補助灯駆動回
路の入力はHレベルになり、補助灯は点灯されない。 【0014】2.補助灯を点灯する場合 次に車幅灯を一瞬消灯し、T4秒後に再度車幅灯を点灯
させた時、T4<T1+T3であった場合に補助灯を点
灯する作用を説明する。まず、前述のように車幅灯を点
灯した場合、補助灯は点灯せず、この時の反転バッファ
の出力はHレベルである。このため遅延回路2の出力
は、電源投入後T2秒後以降は、Hレベルを出力してい
る。この状態で車幅灯を消灯し本回路の電源を切ると、
C2に蓄積された電荷は、R3を通る経路で放電され
る。 【0015】一方、遅延回路1では、本回路の電源を切
ることによりダイオードD1を通しC1の電荷は放電さ
れる。このときの放電に要する時間は、ダイオードの抵
抗分は小さいため無視できる。 【0016】さて、車幅灯を消灯してからT4秒後に再
度車幅灯を点灯し本回路の電源を入れた場合に、T4<
T3の場合は、レベル変換用回路手段の入力はC2に蓄
積された電荷がまだ残っているためHレベルである。 【0017】その後、ラッチイネーブル入力が電源投入
後T1秒後にLレベルになり出力が固定される。電源再
投入後、ラッチ出力レベル確定までの遅延回路2の動作
は、ラッチ回路手段の出力がHレベルのときは反転型バ
ッファの出力がLレベルになりC2の電荷は、R2と反
転型バッファを通る経路と、R3を通る経路で徐々に放
電される。ラッチ回路手段の出力がLレベルに時には、
反転型バッファの出力はHレベルになり、C2が充電さ
れるので出力のHレベルに変化はない。 【0018】したがって、一旦車幅灯を消灯させ次に点
灯させるまでの時間T4秒が、T4<T3+T1であれ
ば、電源再投入後T1秒後でも、遅延回路2のコンデン
サ2には電荷がまだ残っており、レベル変換回路手段で
Hレベルと判断され、ラッチ回路手段にHレベルが入力
されるため、ラッチ回路手段の出力はHレベルに固定さ
れる。その結果、反転型バッファの出力から補助灯駆動
回路に入力される信号はLレベルになり補助灯が点灯さ
れる。 【0019】ここで、車幅灯を消灯してからT4秒後に
再度車幅灯を点灯し本回路の電源を入れた場合に、T4
>T3の場合には、電源を切った後T3秒後にC2の電
荷が放電されるため、本項の最初に述べた「初回の車幅
灯点灯時」と同じ動作になり、補助灯は消灯する。 【0020】3.補助灯を消灯する場合 補助灯が点灯している状態で、車幅灯を一旦消灯し再度
点灯した場合に、車幅灯のみを点灯し補助灯を消灯する
作用を説明する。まず、前述のように補助灯を点灯して
いる場合は、反転バッファの出力はLレベルになってい
る。このため、信号遅延回路のコンデンサC2に電荷は
充電されていない。車幅灯を消灯した場合は、本回路の
電源が切れるため、補助灯も消灯する。コンデンサC2
ははじめから蓄積された電荷はないので、回路の電源が
切れても電荷はないままである。 【0021】この状態で車幅灯を点灯した場合は、本項
の最初に記載した「初回の車幅灯の点灯時」と同じ動作
になり、補助灯は消灯している。 【0022】 【他の実施例】図4は、図1の遅延回路2(6)が異な
っているだけで、その他構成部品は同じで、遅延回路2
(19)からダイオードD2と抵抗R4を削除した例で
ある。ダイオードD2と抵抗R4は、初回の車幅灯点灯
後、速やかにC2への充電を完了するために設けるもの
である。しかし、本回路の動作を実現するためには、T
1<T2およびT1<T3の条件が確保されていれば可
能であり、ダイオードD1と抵抗R4は必ずしも必要な
条件ではない。 【0023】また、図5は、図1のラッチ回路手段に反
転型ラッチ回路手段を使用した例である。ラッチ回路手
段の出力論理が反転するにあわせ、ラッチ回路手段の出
力に接続された反転型バッファ(4)を省いて、レベル
変換回路手段を反転型レベル変換回路手段(20)にし
たもので、回路の作用は図1の場合と全く同じである。 【0024】 【発明の効果】本発明に係わる自動車用補助灯点灯装置
は、補助灯専用の操作スイッチを追加することなく、運
転席側のインストルメントパネルに操作スイッチ用の穴
も必要とせず
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の自動車用補助灯点灯装置の回路図 【図2】従来の補助灯の配線例 【図3】本発明の装置を用いた補助灯の配線例 【図4】ダイオードD2と抵抗R4を削除した、本発明
の他の実施例1 【図5】ラッチ回路手段に反転型ラッチ回路手段を使用
した本発明の他の実施例2 【符合の説明】 1 ラッチ回路手段 2 ラッチイネーブル入力 3 遅延回路1 4 反転型バッファ 5 補助灯駆動回路 6 遅延回路2 7 レベル変換回路手段 8 車幅灯接続端子 9 GND端子 10 5V電源回路 11 補助灯出力端子 12 車幅灯 13 補助灯 14 車幅灯スイッチ 15 補助灯スイッチ 16 5V電源回路 17 車幅灯スイッチ 18 補助灯点灯装置 19 遅延回路2 20 反転型レベル変換回路手段

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ラッチ回路手段(1)のラッチイネーブル
    入力(2)に、電源電圧の上昇を遅延して入力する遅延
    回路1(3)が接続されており、前記ラッチ回路手段
    (1)の出力に反転型バッファ(4)の入力が接続され
    ており、前記反転型バッファ(4)の出力は補助灯駆動
    回路(5)と、遅延回路2(6)の入力へ接続されてお
    り、出力はレベル変換回路手段(7)の入力に接続され
    ており、前記レベル変換回路手段(7)の出力は、前記
    ラッチ回路手段(1)の入力に接続されており、自動車
    の車幅灯から信号を分岐して接続する車幅灯接続端子
    (8)とGND端子(9)を持ち、前記車幅灯接続端子
    (8)を入力とする5V電源回路(10)は、これらす
    べての回路に5V電源を供給し、前記補助灯駆動回路
    (5)の出力は、補助灯へ接続する補助灯出力端子(1
    1)を備え、車幅灯の点灯と消灯の操作によって補助灯
    の点灯や消灯を制御する自動車用補助灯点灯装置。
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