JP3481181B2 - バッテリパックロック構造 - Google Patents

バッテリパックロック構造

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JP3481181B2 JP2000095441A JP2000095441A JP3481181B2 JP 3481181 B2 JP3481181 B2 JP 3481181B2 JP 2000095441 A JP2000095441 A JP 2000095441A JP 2000095441 A JP2000095441 A JP 2000095441A JP 3481181 B2 JP3481181 B2 JP 3481181B2
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    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリパックロ
ック構造に係り、より詳細には電気機器の本体に形成し
たバッテリパックを着脱する凹部にバッテリパックと係
合して固定するロックレバーを備えたバッテリパックロ
ック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器は、例えば、PHS電話
機、携帯電話機、携帯用無線機などの携帯電子機器にお
いて、本体の所定面にバッテリパックを脱着可能な凹部
を形成し、この凹部に脱着するバッテリパックを複数設
けて充電時間を短縮して常に使用可能とすることで携帯
性を向上している。このような本体の凹部には、一端側
に突出するロックレバーを装着しており、このロックレ
バーにバッテリパックを係合させることで固定するバッ
テリパックロック構造を備えている。この従来のバッテ
リパックロック構造は、ロックレバーが本体に確実に固
定されて良好にバッテリパックに係合させてロックする
ことが重要になる。
【0003】図8は、このような携帯電話機に採用した
従来のバッテリパックロック構造を示す構成図である。
また、図9は、図8に示した装着部74の詳細を示す図
である。また、図10は、図9に示したロックレバー8
0の詳細を示す図である。また、図11は、図9に示し
たC−C線の断面を示す断面図である。また、図12
は、図9に示した矢印D方向から見たリアケース70の
内面を示す図である。また、図13は、図12に示した
ロックレバー80をリアケース70に装着した状態を示
す図である。
【0004】図8に示すように、携帯電話機に採用した
従来のバッテリパックロック構造は、携帯電話機の外装
をフロントケース20及びリアケース70により形成し
た本体60を設け、この本体60のリアケース70表面
に凹状の凹部72を形成し、この凹部72に着脱可能な
バッテリパック30を設けるとともに、このバッテリパ
ック30を凹部72内に固定するロックレバー80を備
えている。ここで、本体60は、フロントケース20及
びリアケース70内に複数の電子部品を実装した回路基
板22を収納しているとともに、図示されていないテン
キー、スピーカ、マイクなどの部品を収納している。ま
た、本体60のリアケース70には、前述したように、
表面(本体60の背面)にバッテリパック30を着脱す
る凹状の凹部72を形成している。この凹部72には、
凹状の一端側にロックレバー80を挿入して固定する装
着部74を2箇所形成している。
【0005】この装着部74は、図9に示すように、凹
部72の一端側に開口する開口穴74bを形成し、この
開口穴74bの上部に凹状に形成した嵌入凹部74aを
備えるとともに、この嵌入凹部74aの底面に一部切り
欠いた切り欠き部74cを形成している。ここで、開口
穴74bには、リアケース70の内面両側に延在するリ
ブ76(図12参照)を形成している。そして、この装
着部74には、開口穴74b及び嵌入凹部74aにロッ
クレバー80を挿入して固定している。
【0006】また、ロックレバー80は、図10に示す
ように、薄板状に延在する上板82と、この上板82の
略中央部から直交してT字状に延在する接続部84と、
この接続部84の端部から上板82に平行して延在する
下板86とを一体に形成している。このロックレバー8
0の下板86には、一端側の両側面から弾性を備えて延
在するヒンジ部88が一体に形成されている。従って、
ロックレバー80は、図9に示したように、下板86及
びヒンジ部88を開口穴74bに挿入するとともに、上
板82を嵌入凹部74aに挿入することで装着部74に
固定している。ここで、ロックレバー80は、装着部7
4に装着する際、接続部84が装着部74の切り欠き部
74cに嵌入することで位置決めする構造を備えてい
る。
【0007】また、バッテリパック34は、図8を再び
参照して、リアケース70の凹部72に挿入する一端側
に2箇所凹状に開口した係合穴34を形成している。従
って、この係合穴34は、バッテリパック30をリアケ
ース70の凹部72に装着する際、図11に示すよう
に、装着部74に固定したロックレバー80の下板86
先端と係合するように形成している。このようにバッテ
リパック30は、係合穴34とロックレバー80とを係
合させることで、リアケース70の凹部72にロックす
ることができる。
【0008】次に、図12及び図13を参照して、ロッ
クレバー80をリアケース70に装着する動作について
説明する。まず、ロックレバー80は、下板86及びヒ
ンジ部88を装着部74の開口穴74bに、上板82を
装着部74の嵌入凹部74aに各々挿入する(図9参
照)。この際、ロックレバー80は、図12に示すよう
に、ヒンジ部88がリアケース70の開口穴74b内に
形成した両側のリブ76に当接して内側に付勢された状
態で開口穴74bに挿入される。そして、ロックレバー
80を更に押し込むことにより、ロックレバー80のヒ
ンジ部88がリブ76の先端で付勢状態を解除して図1
3に示すようにリアケース70内で外側に広がりロック
レバー80の抜け防止となる。これによりロックレバー
80は、図11に示したように、リアケース70の装着
部74に固定されてバッテリパック30をロックするこ
とができる。このように、従来のバッテリパックロック
構造は、リアケース70の凹部72に装着部74を設け
て、この装着部74に容易に固定できるロックレバー8
0を設けることで、簡単な構造によりリアケース70の
凹部72にバッテリパック30をロックできるように形
成していた。しかしながら、このような従来のバッテリ
パックロック構造では、図13に示したように、ロック
レバー80のヒンジ部88をリアケース70のリブ76
に当接させることで抜け防止とした構造であるため、こ
のロックレバー80にバッテリパック30(図11参
照)を係合する際に図13に示したF方向の移動力が加
わり、この移動力がある一定の量を越えるとロックレバ
ー80がF方向に押し出されてヒンジ部88が外側に広
がって破損(クラックまたは折れ)に至る可能性があっ
た。また、従来のバッテリパックロック構造では、リア
ケース70の開口穴74bにロックレバー80を装着し
た際、図13に示したように、開口穴74bとロックレ
バー80との間にクリアランスB(取り付けるために必
要なクリアランス)があるため、ロックレバー80を開
口穴74bに装着した状態で本体60を把持して振るこ
とで、ロックレバー80のガタ付く音が発生していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のバ
ッテリパックロック構造では、ロックレバー80にバッ
テリパック30を係合する際に図13に示したF方向の
移動力が加わりヒンジ部88が破損する可能性があるた
め、製品の信頼性を確保することが困難であるという不
具合があった。また、従来のバッテリパックロック構造
では、開口穴74bとロックレバー80とのクリアラン
スBによりロックレバー80のガタ付き音が発生するた
め、品質を向上させることが困難であるという不具合が
あった。本発明はこのような課題を解決し、電子機器本
体にバッテリパックを固定するロックレバーの破損を防
止し、ガタ付き音を抑えるバッテリパックロック構造を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、電子機器の本体にバッテリパックを着脱
可能な凹部を形成し、この凹部の一端側に突出するよう
に装着されてバッテリパックに係合して固定するロック
レバーを設け、このロックレバーの両側面に弾性を有し
て突出するヒンジ部を一体に形成し、ロックレバーが凹
部の一端側にヒンジ部を内側に付勢させて挿入でき本体
内でヒンジ部の付勢を解除して外側に広がるように設け
て抜け防止とする構造を備えるとともに、本体内でヒン
ジ部が広がる両側面に当接するリブを設けて本体に装着
するロックレバーのガタ付きを防止するように設ける。
【0011】ここで、本体内では、ヒンジ部が外側に広
がる幅W2に対し、このヒンジ部の両側面に当接するリ
ブ間の幅W1を、W1≦W2の寸法関係に設けることが
好ましい。また、本体は、フロントケース及びリアケー
スからなり、凹部をリアケースに形成してロックレバー
を装着するとともに、このロックレバーのヒンジ部を両
側から固定するリブをリアケースに一体に形成すること
が好ましい。また、本体の他の実施の形態は、フロント
ケース及びリアケースからなり、凹部をリアケースに形
成してロックレバーを装着するとともに、このロックレ
バーのヒンジ部を両側から固定するリブをリアケースに
装着する別部品に形成することが好ましい。また、本体
は、PHS電話機、携帯電話機、携帯用無線機などの携
帯電子機器の本体であることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
によるバッテリパックロック構造の実施の形態を詳細に
説明する。図1は、本発明によるバッテリパックロック
構造の実施の形態を示す構成図である。また、図2は、
図1に示した装着部14の詳細を示す図である。また、
図3は、図1に示した矢印A方向から見たリアケース1
0の内面を示す図である。また、図4は、図3に示した
リブ16及びロックレバー40の係合寸法を示す図であ
る。また、図5は、図1に示したロックレバー40の詳
細を示す図である。また、図6は、図4に示したD−D
線の断面を示す断面図である。ここで、図1に示したバ
ッテリパック30及びフロントケース20は、図7に示
した従来技術と同様のものであり、同じ構成要素には同
一の符号を記載している。
【0013】図1に示すように、本発明によるバッテリ
パックロック構造の実施の形態は、図8に示した従来技
術と同様に携帯電話機に採用したものであり、携帯電話
機の外装をフロントケース20及びリアケース10によ
り形成した本体1を設け、この本体1のリアケース10
表面に凹状の凹部12を形成し、この凹部12に着脱可
能なバッテリパック30を設けるとともに、このバッテ
リパック30を凹部12内に固定するロックレバー40
を備えている。
【0014】ここで、本体1には、フロントケース20
及びリアケース10内に複数の電子部品を実装した回路
基板22を収納しているとともに、図示されていないテ
ンキー、スピーカ、マイクなどの部品を収納している。
また、本体1のリアケース10には、前述したように、
表面(本体1の背面)にバッテリパック30を着脱する
凹状の凹部12を形成している。この凹部12には、凹
状の一端側にロックレバー40を挿入して固定する装着
部14を2箇所形成している。
【0015】この装着部14は、図2に示すように、凹
部12の一端側に開口する開口穴14bを形成し、この
開口穴14bの上部に凹状に形成した嵌入凹部14aを
備えるとともに、この嵌入凹部14aの底面に一部切り
欠いた切り欠き部14cを形成している。ここで、開口
穴14b内には、図3に示すように、リアケース10の
内面に両側で延在するリブ16を形成している。このリ
ブ16は、図13に示した従来技術とは異なり、開口穴
14bの両側からリアケース10の端部に向かって平行
して長く延在させて設けている。また、リブ16は、図
3に示したようにロックレバー40を装着した際にロッ
クレバー40の両側を固定するように形成している。従
って、このリブ16は、図4に示すように、ロックレバ
ー40両端の幅W2に対して両端を固定する幅W1を、
W1≦W2の寸法関係になるように形成している。そし
て、この装着部14には、リブ16間の幅W1内に凹状
に形成した凹面14dを設けている。
【0016】また、ロックレバー40は、図5に示すよ
うに、図10に示した従来技術と同様に、薄板状に延在
する上板42と、この上板42の略中央部から直交して
T字状に延在する接続部44と、この接続部44の端部
から上板42に平行して延在する下板46とを一体に形
成している。このロックレバー40の下板46には、一
端側の両側面から弾性を備えて延在するヒンジ部48が
一体に形成されている。従って、ロックレバー40は、
図2に示したように、下板46及びヒンジ部48を開口
穴14bに挿入し、上板42を嵌入凹部14aに挿入す
ることで装着部14に固定している。また、ロックレバ
ー40は、図10に示した従来技術とは異なり、下板4
6の表面に突出する凸部46aを一体に形成している。
従って、ロックレバー40は、装着部14に装着する
際、図2に示したように接続部44が装着部14の切り
欠き部14cに挿入して図6に示すようにロックレバー
40の凸部46aが装着部14の凹面14dと嵌合する
ことで位置決めされる。そして、ロックレバー40を装
着部14に装着すると、前述したように、図4に示した
幅W1のリブ16が幅W2のヒンジ部48を図3に示し
たように両側から固定する。また、バッテリパック30
は、図1に示したように、従来技術と同様の構成要素で
あり、リアケース10の凹部12に挿入する一端側に2
箇所凹状に開口した係合穴34を形成し、リアケース1
0に装着したロックレバー40に係合して凹部12内に
ロックされる。
【0017】次に、ロックレバー40をリアケース10
に装着する動作について詳細に説明する。まず、ロック
レバー40は、図2に示したように、下板46及びヒン
ジ部48を装着部14の開口穴14bに、上板42を装
着部14の嵌入凹部14aに各々挿入する。この際、ロ
ックレバー40は、図4に示したように、ヒンジ部48
がリアケース10の開口穴14bに設けた両側のリブ1
6に当接して内側に付勢された状態で開口穴14b内に
挿入される。そして、ロックレバー40を更に押し込む
と、ロックレバー40のヒンジ部48が付勢状態から解
除されて図3に示したようにリブ16方向に向かって広
がりロックレバー40の抜け防止となる。この際、ロッ
クレバー40は、図6に示したように、装着部14に挿
入する際、凸部46aが装着部14の凹面14dに嵌合
してクリック感を得ることができる。ここで、ロックレ
バー40は、ヒンジ部48の両側がリブ16に当接して
固定されているため、図13に示したF方向の移動力が
加わってもヒンジ部48の広がりを抑えて破損を防止す
るとともに、同時にガタ付きを防止できる。これにより
ロックレバー40は、リアケース10の装着部14に固
定されてバッテリパック30を確実にロックすることが
できる。
【0018】このように、本発明によるバッテリパック
ロック構造の実施の形態によると、リアケース10にリ
ブ16を設けてロックレバー40のヒンジ部48を両側
から固定する構造を備えることで、ヒンジ部48の広が
りを抑えて破損を防止するとともにロックレバー40の
ヒンジ部48(抜け防止機構)を強化することができる
ため、製品の信頼性を向上することができる。また、本
発明によるバッテリパックロック構造の実施の形態によ
ると、前述したようにリブ16を設けてヒンジ部48を
両側から固定することで、図3に示したロックレバー4
0と開口穴14bとのクリアランスBによるガタ付きを
防止することができるため、品質を向上することができ
る。さらに、本発明によるバッテリパックロック構造の
実施の形態によると、リブ16によりヒンジ部48を固
定することで、リアケース10に装着するロックレバー
40の嵌合調整をリブ16間の幅(図4に示したW1)
により調整できるため、ロックレバー40の嵌合調整を
簡略化することができる。
【0019】ここで、リアケース10にリブ16を一体
に形成した実施の形態を説明したが、これに限定するも
のではなく、例えば、リアケースに固定する別部品を利
用してリブを設けてもよい。図7は、このような別部品
56によりリブ56aを設けた図1に示したリアケース
の他の実施の形態を示す図である。また、図7に示した
ロックレバー40は、図5に示したロックレバーと同様
のものであり、同じ構成要素には同一の符号を記載する
とともに、重複する説明は省略する。
【0020】図7に示すように、リアケースの他の実施
の形態は、図4に示したリアケースとは異なり、ロック
レバー40を装着する近傍の内側面に別部品56を固定
する固定ボス51を一体に形成するとともに、この固定
ボス51に固定する別部品56にリブ56aを設けてロ
ックレバー40の両側に配置する構造を備えている。従
って、このリアケース50には、内側面の装着ボス51
に別部品56を装着することで、同時にリブ56aを形
成することができる。このようなリアケースの他の実施
の形態によると、リアケース50に固定する別部品56
によりロックレバー40の両側面にリブ56aを設ける
ことができるため、図3に示したリブを一体に形成する
リアケースと同様の効果を得ることができるとともに、
リアケース50にリブ56aを形成しないことでリアケ
ース50の表面にヒケなどの成形不良が発生することを
防止できる。
【0021】以上、本発明によるバッテリパックロック
構造の実施の形態を詳細に説明したが、本発明は前述し
た実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で変更可能である。例えば、本発明による
バッテリパックロック構造を携帯電話機に採用した実施
の形態を説明したが、これに限定されるものではなく、
PHS電話機、携帯用無線機などの携帯電子機器にも採
用することが可能である。また、ロックレバーのヒンジ
部をリアケースに形成したリブにより固定した実施の形
態を説明したが、これに限定されるものではなく、例え
ば、リアケースに予め形成された壁面を利用してヒンジ
部を固定してもよい。
【0022】
【発明の効果】このように本発明によるバッテリパック
ロック構造によれば、本体にリブを設けてロックレバー
のヒンジ部を両側から固定する構造を備えることで、ヒ
ンジ部の広がりを抑えて破損を防止するとともにロック
レバーのヒンジ部を強化することができるため、製品の
信頼性を向上することができる。また、本発明によるバ
ッテリパックロック構造によれば、前述したようにリブ
を設けてヒンジ部の両側を固定する構造を備えること
で、ロックレバーのガタ付きを防止することができるた
め、品質を向上することができる。さらに、本発明によ
るバッテリパックロック構造の実施の形態によると、リ
ブによりヒンジ部を固定する構造により、リアケースに
装着するロックレバーの嵌合調整をリブ間の幅により調
整できるため、ロックレバーの嵌合調整を簡略化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバッテリパックロック構造の実施
の形態を示す構成図。
【図2】図1に示した装着部の詳細を示す図。
【図3】図1に示した矢印A方向から見たリアケースの
内面を示す図。
【図4】図3に示したリブ及びロックレバーの係合寸法
を示す図。
【図5】図1に示したロックレバーの詳細を示す図。
【図6】図4に示したD−D線の断面を示す断面図であ
る。
【図7】図1に示したリアケースの他の実施の形態を示
す図。
【図8】従来のバッテリパックロック構造を示す構成
図。
【図9】図8に示した装着部の詳細を示す図。
【図10】図9に示したロックレバーの詳細を示す図。
【図11】図9に示したC−C線の断面を示す断面図。
【図12】図9に示した矢印D方向から見たリアケース
の内面を示す図。
【図13】図12に示したロックレバーをリアケースに
装着した状態を示す図。
【符号の説明】
1 本体 10 リアケース 12 凹部 14 装着部 14a 嵌合凹部 14b 開口穴 14c 切り欠き部 14d 凹面 16 リブ 20 フロントケース 22 回路基板 30 バッテリパック 34 係合穴 40 ロックレバー 42 上板 44 接続部 46 下板 46a 凸部 48 ヒンジ部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の本体にバッテリパックを着脱
    可能な凹部を形成し、この凹部の一端側に突出するよう
    に装着されて前記バッテリパックに係合して固定するロ
    ックレバーを設け、このロックレバーの両側面に弾性を
    有して突出するヒンジ部を一体に形成し、前記ロックレ
    バーが前記凹部の一端側に前記ヒンジ部を内側に付勢さ
    せて挿入でき前記本体内で前記ヒンジ部の付勢を解除し
    て外側に広がるように設けて抜け防止とする構造を備え
    るとともに、前記本体内で前記ヒンジ部が広がる両側面
    に当接するリブを設けて前記本体に装着する前記ロック
    レバーのガタ付きを防止するように設けたことを特徴と
    するバッテリパックロック構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のバッテリパックロック
    構造において、 前記本体内では、前記ヒンジ部が外側に広がる幅W2に
    対し、このヒンジ部の両側面に当接する前記リブ間の幅
    W1を、W1≦W2の寸法関係に設けることを特徴とす
    るバッテリパックロック構造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のバッテリパックロック
    構造において、 前記本体は、フロントケース及びリアケースからなり、
    前記凹部を前記リアケースに形成して前記ロックレバー
    を装着するとともに、このロックレバーのヒンジ部を両
    側から固定する前記リブを前記リアケースに一体に形成
    したことを特徴とするバッテリパックロック構造。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のバッテリパックロック
    構造において、 前記本体は、フロントケース及びリアケースからなり、
    前記凹部を前記リアケースに形成して前記ロックレバー
    を装着するとともに、このロックレバーのヒンジ部を両
    側から固定する前記リブを前記リアケースに装着する別
    部品に形成したことを特徴とするバッテリパックロック
    構造。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のバッテリパックロック
    構造において、 前記本体は、PHS電話機、携帯電話機、携帯用無線機
    などの携帯電子機器の本体であることを特徴とするバッ
    テリパックロック構造。
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