JP3481008B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は公衆回線のみでなくコン
ピュータ等との画信号の授受を行うファクシミリ装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】近年いわゆるパーソナルコンピュータに
おいては、FAXモデム制御ソフトの発達により、特開
昭62−100071号公報に示されるように、コンピ
ュータとファクシミリ装置との画信号の授受を行い、あ
るいは更にファクシミリ装置を介して公衆回線により他
のファクシミリ装置との画信号を授受することができる
ようになった。この様なFAXモデム制御ソフトは複数
種類に及び、コンピュータの利用者はFAXモデム制御
ソフトを搭載したコンピュータをファクシミリ装置に接
続し、ファクシミリ装置をプリンタの代わりや光学的読
み取り装置の代わりに利用したり、コンピュータで作成
した文書などの公衆回線を利用した送信に利用してい
る。 【0003】そしてFAXモデム制御ソフトは、概ね、
そのソフトの実行を指示するだけでソフトの格納された
パーソナルコンピュータの記憶内容から相手先ダイヤル
番号を読み出してきて、自動ダイヤルを行い、送受信制
御(ファクシミリ通信におけるDIS、DCS、TCF
などのコマンドの授受)を行い、ついで画信号の送受信
を行うものであり、一方ファクシミリ装置においては、
操作者の設定もしくは接続されたパーソナルコンピュー
タからの予めの指示により、パーソナルコンピュータか
らのファクシミリ通信要求を自らの機器が応答するのか
公衆回線に対して通信制御をするのかを選択切り替えす
るようになっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】この様なファクシミリ
装置において、パーソナルコンピュータのFAXモデム
制御ソフトとの交信を自らの機器が応答しようとすると
通信エラーが発生することとなった。その原因を検討し
た結果、FAXモデム制御ソフトはその供給者によって
必ずしもファクシミリ装置同士の通信を模擬して開発さ
れておらず、ファクシミリ通信の規格のみに準じて手順
を定めており、一方でファクシミリ装置は公衆回線を介
さずに直接パーソナルコンピュータと接続されているた
めに応答が迅速すぎる等のため、両者の送受信制御が適
合しない場合が生じていることが分かった。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたもので、その特徴は、パーソナルコンピュ
ータと接続して前記パーソナルコンピュータとの間で通
信可能なファクシミリ装置であり、前記ファクシミリ装
置は、前記パーソナルコンピュータとの接続を行なう通
信ポートと、前記パーソナルコンピュータから送信され
たDIS信号(画情報受信側装置の受信能力を示す信
号)受信後に、前記パーソナルコンピュータからのフレ
ーム受信コマンド(AT+FR=3)受信すると、DC
S信号(受信命令信号)を前記パーソナルコンピュータ
に送信し、続いて前記パーソナルコンピュータから送信
されたデータ受信コマンド(AT+FRM=96)を受
信すると、所定の時間間隔でTCF信号(トレーニング
信号)を前記パーソナルコンピュータに送信するように
前記通信ポートを制御する制御手段と、を有することを
特徴とする。 【0006】 【0007】 【0008】 【作用】これによりコンピュータのほうがファクシミリ
装置同士の通信を模擬した手順を踏んでいなくとも画情
報通信を開始することができる。 【0009】 【実施例】図1は本発明におけるファクシミリ装置のブ
ロック図で、1は、CPU、CPUの動作プログラムを
格納するROM、処理データを記憶するRAMなどから
なる制御部で、後述する画像読み取り部、画像記録部、
回線接続部、通信ポート等を制御する制御手段を構成す
る。2は、操作パネル部で、手動時の送信受信指示をす
るスタートキー、ダイヤルのためのテンキーなどのほ
か、パーソナルコンピュータからのファクシミリ通信要
求を自らの機器が応答するのか公衆回線に対して通信制
御をするのかを選択切り替えする選択キーも具備してい
る。 【0010】3は密着イメージセンサーと紙送り機構と
原稿センサーなどからなる読み取り部で、4はサーマル
ヘッドと記録送り機構などからなる記録部である。5は
画信号などを記憶するバッファメモリで、6はFAXモ
デム制御ソフトを搭載したコンピュータあるいはその他
の通信機器等と直接通信を可能にする通信ポートで、種
々の通信ポートが利用できるし複数のポートをもってい
てもよいが、ここでは通信ケーブルでパーソナルコンピ
ュータ(PC)と接続するRS232C通信ポートを例
示している。 【0011】7は変復調部であるが、制御部の能力に余
裕があれば制御部1で変復調を行ってもよい。8は回線
接続部で、モデムとNCUを有しており、公衆回線Lを
介して他のファクシミリ装置と交信する言わば窓口とな
る。 【0012】斯ファクシミリ装置において、他のファク
シミリ装置と交信するときには、図2に示すような通信
手順によって通信を行う。この手順のうち特には画信号
交信に先だって、ファクシミリ装置であることの確認や
通信可能なモードの確認及び通信モードの設定の後、ト
レーニング信号(TCF)により受信局の機能テストを
行って受信準備完了信号を授受するという一連の送受信
制御を行った後、画信号授受を行っている。 【0013】そしてパーソナルコンピュータ(PC)の
FAXモデム制御ソフトとの交信を自らの機器が応答す
るように操作パネル2若しくはパーソナルコンピュータ
により指示した後、原稿をファクシミリ装置の読み取り
部3にセットし、パーソナルコンピュータからファクシ
ミリ装置を呼び出す場合を説明する。 【0014】ファクシミリ通信においてパーソナルコン
ピュータ側は受信命令信号(DCS)を検出した後、ト
レーニング信号(TCF)の受信を行う。FAXモデム
制御ソフトにおいては、このTCFの受信で通信エラー
を発生しやすい。それはTCF信号は所定数の「0」信
号を複数回にわたって送信する内容であるが、TCF信
号の受信側では所定数の「00」を受信した場合にトレ
ーニング完了とするか、逆に所定時間内に「00」以外
のデータを受信した場合にトレーニング失敗とするかの
いずれでもよいために、TCF信号の送信が高速に行わ
れるとTCFエラーとなることが判明した。従って本発
明では、制御手段1はファクシミリ通信機能を有するコ
ンピュータとの受信制御中の特定のコマンドに対し、所
定の時間間隔で通信ポートに受信動作のデータを送出す
ることとした。 【0015】具体的には、ファクシミリ装置は、パーソ
ナルコンピュータ(PC)からの受信開始コマンド(A
TA)を通信ポート6から受信して制御部1が識別し、
読み取り部3に原稿がセットされていることを確認した
後、CONNECT応答を返す。その後パーソナルコン
ピュータ(PC)から送られてくるDISフレームデー
タを受け取り、操作パネル部2によってあらかじめ設定
された送信モードなどに基づき、DCSフレームデータ
を作成し、パーソナルコンピュータからのフレーム受信
コマンド(AT+FR=3)を待って、送出する。その
後図3に示すように、パーソナルコンピュータからのデ
ータ受信コマンド(AT+FRM=96)により、TC
Fのデータを送出する。 【0016】このTCFデータの送出は図3のステップ
S5乃至S8に示しているが、800μs毎に1バイト
のデータを送出し、約1秒間これを行う。このように行
うことで、FAXモデム制御ソフトがTCF信号の受信
において、所定数の「00」を受信した場合にトレーニ
ング完了とするか、逆に所定時間内に「00」以外のデ
ータを受信した場合にトレーニング失敗とするかのいず
れの処理を行っていても、TCFの判定を正常に行うこ
とができる。 【0017】さらに、コンピュータ側から自動ダイヤル
により通信ケーブルで接続されたファクシミリ装置を呼
び出すときも回線接続に相当する応答がなされない場合
がある。これは例えば上述のファクシミリで読み取った
画信号をパーソナルコンピュータで受信する場合の逆に
パーソナルコンピュータで作成した文書を公衆回線を介
さないで、接続したファクシミリ装置に出力させたい場
合に多い。この原因は交換器を経ていないのでダイヤル
コマンドに対してファクシミリ装置が応答を返すタイミ
ングが早すぎることが主な原因であると判明した。そこ
で本発明では、制御手段としてコンピュータ等からの通
信の開始を示すダイヤルコマンドに対して所定の遅延時
間をおいて応答を返すこととした。 【0018】具体的には、図4に示すように、送信制御
情報中の通信を開始するダイヤルコマンド(ステップS
10)に対して、1秒間の待ち時間(S11)を設け、
その後CONNECT応答を返す(S13)こととし
た。これにより、パーソナルコンピュータ側も受信検出
の体制が整い、ファクシミリ装置に対して画信号の送信
が安定して行えるようになった。 【0019】 【発明の効果】以上の如くにより、コンピュータ等とフ
ァクシミリ装置の間のオフライン通信であるにも係わら
ず、信号授受とりわけ送受信制御が確実に行えることと
なり、ファクシミリ装置をコンピュータ等の画信号を公
衆回線に送出する道具としてのみでなくコンピュータ等
の入出力装置の一部としての活用が安定して図れるよう
になった。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明実施例のファクシミリ装置のブロック図
である。 【図2】ファクシミリ通信における通信手順図である。 【図3】本発明における要部フローチャートである。 【図4】本発明における要部のフローチャートである。 【符号の説明】 1 制御部 3 読み取り部 4 記録部 6 通信ポート 8 回線接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 パーソナルコンピュータと接続して前記
    パーソナルコンピュータとの間で通信可能なファクシミ
    リ装置であり、 前記ファクシミリ装置は、前記パーソナルコンピュータ
    との接続を行なう通信ポートと、 前記パーソナルコンピュータから送信されたDIS信号
    (画情報受信側装置の受信能力を示す信号)受信後に、
    前記パーソナルコンピュータからのフレーム受信コマン
    ド(AT+FR=3)受信すると、DCS信号(受信命
    令信号)を前記パーソナルコンピュータに送信し、続い
    て前記パーソナルコンピュータから送信されたデータ受
    信コマンド(AT+FRM=96)を受信すると、所定
    の時間間隔でTCF信号(トレーニング信号)を前記パ
    ーソナルコンピュータに送信するように前記通信ポート
    を制御する制御手段と、を有すること を特徴とするファ
    クシミリ装置。
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