JP3433561B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3433561B2
JP3433561B2 JP09895995A JP9895995A JP3433561B2 JP 3433561 B2 JP3433561 B2 JP 3433561B2 JP 09895995 A JP09895995 A JP 09895995A JP 9895995 A JP9895995 A JP 9895995A JP 3433561 B2 JP3433561 B2 JP 3433561B2
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隆志 坂山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信装置に係り、特に
指示データや応答データを識別し、その識別結果をポス
トメッセージコマンドで送出して次のプロトコル手順を
決定することにより、従来通りのプロトコル手順を保持
すると共に、送受入れ替え等の場合でも通信時間の短縮
化を図った通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置間の通信におい
て、フェーズBのプロトコル時間を短縮する技術として
特開昭60−111576号公報に開示された技術が知
られている。
【0003】この技術は、複数枚の原稿の送信におい
て、1枚目の原稿の送信前に受信した相手のファクシミ
リ装置からのDIS信号を記憶し、2枚目以降の送信に
モード変更がある場合、記憶していたDIS信号を参照
するというものである。これにより、メッセージ確認信
号であるMCF信号を受信した後に、相手から送られて
くるDIS信号を待たずにDCS信号を送出することが
でき、プロトコル時間の短縮を図ることができる。
【0004】また、ファクシミリ装置間の通信におい
て、送信側と受信側を入れ替える送受入れ替え技術とし
て特公昭60−26342号公報に開示された技術が知
られている。
【0005】この技術は、送信局から受信局へ送信権移
行の命令信号を送出することにより送受信の入れ替えを
行うというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭60−111576号公報に開示された技術では、
モード変更時には適用可能であるが、送受入れ替え時に
適用できないという問題が生じる。すなわち、送受入れ
替え手順においては、通常受信から送信へ移行する場
合、受信から送信へ移行するファクシミリ装置はDIS
信号で送信能力有りを受信側へ通知する必要がある。
【0007】また、上記特公昭60−26342号公報
に開示された技術では、送受信が交代するときのネゴシ
エーションについて記述されておらず、このままでは、
送受入れ替え後に送られる原稿のパラメータを受信側に
伝えることができないという問題が生じる。
【0008】なお、上記特公昭60−26342号公報
の技術において、新たな独自のプロトコル手順を開発し
ようとすれば開発労力が大きいという新たな問題が生
じ、また、その労力を省くため上記特開昭60−111
576号公報の技術を適用しても送信から受信へ移行す
るときは、相手機の送信能力の有無を示すDIS信号が
不可欠のため通信時間の短縮が図れないというジレンマ
に陥る。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、従来のプロト
コル手順を踏襲しつつ、モード変更時のみならず送受の
入れ替え時にもプロトコル時間の短縮化を実現した通信
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、相手機に所定の動作を指示する
ための指示データを作成する指示データ作成手段と、こ
の指示データが相手機に応答データの送信を指示するか
否かを判断する判断手段と、この判断手段の判断結果を
示すポストメッセージコマンドを作成するメッセージ作
成手段と、前記指示データ及び前記ポストメッセージコ
マンドを送信すると共に、前記判断手段による判断結果
に応じたプロトコル手順を制御する通信制御手段と、を
含んで構成されている。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の前記通信制
御手段を、前記判断手段により前記指示データが相手機
に応答データの作成を指示していると判断された場合、
前記指示データ及び前記ポストメッセージコマンドの送
出後に、前記相手機からの受信確認の信号を受信すると
直ちに、前記相手機に対して前記応答データの送信を命
令する信号を送出するようにしたものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項1の前記判断手
段を、2つ以上の指示データがある場合には、さらに、
これらの指示データが同じ種類か否かを判断するように
したものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項3の前記通信制
御手段を、前記判断手段により先に送出された指示デー
タとは異なる種類であると判断された指示データを次に
送出する場合、前記相手機から当該相手機の機能を示す
識別信号の受信を待って送出するようにしたものであ
る。
【0014】
【0015】請求項の発明は、相手機から送られてき
た指示データ及びポストメッセージコマンドを受信する
受信手段と、受信した指示データに応じて所定の動作を
行うように制御する制御手段と、受信したポストメッセ
ージコマンドを識別する識別手段と、この識別手段によ
る識別結果に応じてプロトコル手順を制御する通信制御
手段と、を含む通信装置において、前記通信制御手段
を、前記識別手段により、受信したポストメッセージコ
マンドが応答データの送信を指示する送受入れ替えを示
すものであると識別された場合、前記相手機へ受信確認
の信号を送信した後に、前記相手機からの応答データの
送信命令の受信を待ってから前記応答データを送出する
ようにしたものである。
【0016】請求項の発明は、請求項の前記通信制
御手段が、前記応答データの有無を判断するデータ判断
手段と、前記相手機からの応答データの送信命令を受信
したときに、このデータ判断手段により応答データが無
いと判断された場合には、送信能力が無い旨を初期識別
信号に示して前記相手機に送出する送信能力通知手段
と、を含むように構成したものである。
【0017】請求項の発明は、相手機から送られてき
た指示データ及びポストメッセージコマンドを受信する
受信手段と、受信した指示データに応じて所定の動作を
行うように制御する制御手段と、受信したポストメッセ
ージコマンドを識別する識別手段と、この識別手段によ
る識別結果に応じてプロトコル手順を制御する通信制御
手段と、を含む通信装置において、前記通信制御手段
を、前記識別手段により、ポストメッセージコマンドが
先に受信した指示データとは異なる種類の指示データを
受信したモード変更を指定するものと識別された場合、
この通信装置の機能を示す識別信号を送信するようにし
たものである。
【0018】
【作用】請求項1の発明では、指示データ作成手段が、
相手機に所定の動作を指示するための指示データを作成
する。判断手段は、この指示データが相手機に応答デー
タの送信を指示するものであるか否かを判断する。次
に、ポストメッセージ作成手段は、判断手段の判断結果
を示すポストメッセージコマンドを作成する。なお、こ
のポストメッセージコマンドは、例えば応答データの送
信指示の有無を識別できる符号化データであってもよ
い。そして、通信制御手段は、指示データとポストメッ
セージコマンドを送信すると共に、判断手段の判断結果
に応じたプロトコル手順を制御して相手機との通信を実
行する。すなわち、相手機に応答データの作成を指示す
る場合と指示しない場合でそれぞれに応じたプロトコル
手順を実行する。これにより、送受入れ替えとそうでな
い場合でそれぞれに適したプロトコル手順を実行でき
る。
【0019】請求項2の発明では、通信制御手段は、判
断手段により指示データが相手機に応答データの作成を
指示していると判断された場合、指示データ及びポスト
メッセージコマンドの送出後に、相手機からの受信確認
の信号を受信すると直ちに、この相手機に対して応答デ
ータの送信を命令する信号を送出するように制御する。
これにより、送受入れ替え手順のプロトコル時間の短縮
を行うことができる。
【0020】請求項3の発明では、判断手段は、2つ以
上の指示データがある場合には、さらに、これらの指示
データが同じ種類か否かを判断する。ポストメッセージ
作成手段は、次に送信する指示データが先に送信した指
示データと同じ種類であるか否かを示すポストメッセー
ジコマンドを作成する。そして、通信制御手段は、指示
データとポストメッセージコマンドを送信すると共に、
判断手段の判断結果に応じたプロトコル手順を制御して
相手機との通信を実行する。これにより、指示データの
内容で次のプロトコル手順を決定することができ、複数
種類のポストメッセージコマンドにより、通信制御を簡
単に実行できる。
【0021】請求項4の発明では、通信制御手段は、判
断手段により先に送出された指示データとは異なる種類
であると判断された指示データを次に送出する場合、相
手機から当該相手機の機能を示す識別信号の受信を待っ
てから次の指示データを送出する。これにより、モード
変更時の指示を確実に行うことができる。
【0022】請求項5の発明では、受信手段は相手機か
ら送られてきた指示データ及びポストメッセージコマン
ドを受信する。次に制御手段が受信した指示データに応
じて所定の動作を行うように制御すると共に、識別手段
がこのポストメッセージコマンドを識別する。そして、
通信制御手段は、この識別手段による識別結果に応じて
プロトコル手順を制御して通信を行う。例えば、この通
信装置が応答データを作成して送信する場合とそうでな
い場合とを簡単に切り換えて通信可能となる。これによ
り、簡単なプロトコルでもって送受入れ替え等の通信が
可能となる。
【0023】通信制御手段は、特に、識別手段により、
ポストメッセージコマンドが応答データの送信を指示す
る送受入れ替えを示すものであると識別された場合、相
手機へ受信確認の信号を送信した後に、当該相手機から
の応答データの送信命令の受信を待ってから応答データ
を送出するように通信を制御する。これにより、送受入
れ替え手順のプロトコル時間の短縮を行うことができ
る。
【0024】請求項の発明では、送信能力通知手段
は、相手機からの応答データの送信命令を受信したとき
に、データ判断手段により応答データが無いと判断され
た場合には、送信能力が無い旨を初期識別信号に示して
相手機に送出する。これにより、応答データが無い異常
時の場合の対処が可能となる。
【0025】請求項の発明では、受信手段は相手機か
ら送られてきた指示データ及びポストメッセージコマン
ドを受信する。次に制御手段が受信した指示データに応
じて所定の動作を行うように制御すると共に、識別手段
がこのポストメッセージコマンドを識別する。そして、
通信制御手段は、この識別手段による識別結果に応じて
プロトコル手順を制御して通信を行い、特に、識別手段
により、ポストメッセージコマンドが先に受信した指示
データとは異なる種類の指示データを受信したモード変
更を指定するものと識別された場合、この通信装置の機
能を示す識別信号を送信するように通信を制御する。こ
れにより、相手機がモード変更後の指示が実際に可能か
否かを判定することができ、モード変更時にも対応でき
る。
【0026】
【実施例】本実施例に係る通信装置の構成ブロックを図
1に示す。
【0027】システムバス8は、この通信装置を構成す
る各構成部相互間のデータ送受信や制御命令の伝達を行
うためのバスである。
【0028】CPU10は、システムバス26を介して
各構成部に制御命令を送出することにより通信装置全体
を制御する制御回路である。なお、CPU10は、この
通信装置の電源投入時にプログラムROM32からプロ
グラムを読み取り、このプログラムに基づいて制御を行
う。
【0029】RAM12は、CPU10のワークエリア
として使用される揮発性のメモリである。
【0030】操作表示装置14は、いわゆるタッチパネ
ルから構成され、パネルへの接触等により装置への命令
を入力する入力手段である。
【0031】読取装置16は、送信原稿やコピー原稿等
に対して白色光を照射しながらスキャンし、その反射光
の強度を量子化することによりデジタル画像に変換する
装置である。
【0032】印字装置18は、受信画像等を記録用紙等
に印字出力するための装置である。外部I/F(インタ
ーフェイス)制御装置20は、ワークステーション、パ
ーソナルコンピュータ、プリンタ等の外部機器24との
データ送受信を制御するインターフェイス回路である。
なお、外部機器24とのインターフェイスとして例えば
SCSIなどを用いればデータ転送時間を高速化でき
る。
【0033】画像処理装置28は、送信データの符号化
と受信データの複合化を行う装置である。また、この画
像処理装置28は、送受信データの拡大や縮小等も行う
ことができる。
【0034】蓄積装置30は、読取装置16により読み
取られたデジタル画像データや受信したデータをファイ
ル毎に記憶しておくための記憶装置である。
【0035】プログラムROM32は、CPU10の制
御用プログラムを格納しておくための不揮発性メモリで
ある。
【0036】デジタル網制御装置42は、デジタル網に
アクセスして相手の通信装置との通信の接続や切断を制
御してデジタル通信データを検知するための制御装置で
ある。
【0037】アナログ網制御装置36は、アナログ網に
アクセスして相手の通信装置との通信の接続や切断を制
御してアナログ通信データを検知するための制御装置で
ある。
【0038】回線切り換え制御装置38は、デジタル網
とアナログ網のいずれの回線網にアクセスして通信を行
うかを切り換えるための切り換え回路であり、デジタル
網制御装置34とアナログ網制御装置36と接続されて
いる。
【0039】モデム40は、アナログ網によって検出さ
れたアナログデータをデジタルデータに変換するための
変復調装置であり、回線切り換え装置38を介してアナ
ログ網制御装置36が検知した信号を入力できるように
回線切り換え装置38と接続されている。なお、このモ
デム40は低速モードと高速モードを備えている。
【0040】デジタル通信制御部42は、デジタル網制
御装置34を制御することによりデジタル網に適した通
信プロトコル(例えばG4)を実行するための制御回路
である。また、その内部にはデジタル通信制御用のプロ
グラムを格納しておくためのROMを備えている。
【0041】アナログ通信制御部44は、アナログ網制
御装置36を制御することによりアナログ網に適した通
信プロトコル(例えばG3)を実行するための制御回路
である。また、その内部にはアナログ通信制御用のプロ
グラムを格納しておくためのROMを備えている。
【0042】上記構成の通信装置は、上記と同一構成の
通信装置、アナログ網にのみ接続可能な通信装置、デジ
タル網にのみ接続可能な通信装置等の相手機と回線を介
して接続される。この通信装置をアナログ網にのみ接続
する場合には、デジタル通信制御部42及びデジタル網
制御装置34を省略することができ、また、デジタル網
にのみ接続する場合には、アナログ通信制御部44、モ
デム40及びアナログ網制御装置36を省略することが
できる。
【0043】上記構成を持つ通信装置の制御の流れにつ
いて、指示データを送出するマスター装置とこの指示デ
ータの指示により所定の動作を行うスレーブ装置の場合
に分けて図2乃至図7により説明する。
【0044】先ず、マスター装置の通信制御の流れにつ
いて図2により説明する。なお、フェーズCまでのプロ
トコル手順は、通常のプロトコル手順と同じである。す
なわち、ECMで送信し、ブロック分割送信も行うと共
に、再送手順も行ってフロー制御も行う。
【0045】図2より、マスター装置は、スレーブ装置
へ発呼し(ステップ100)、この発呼に対するレスポ
ンスを受信するまで待機する(ステップ102否定判
定)。この発呼に対するレスポンス信号を受信すると
(ステップ102肯定判定)、このレスポンス信号がN
SF信号(Non-Standard Facilities)であるか否か、又
はDIS信号(Digital Identification Signal)である
か否かを判定する(ステップ104)。このレスポンス
信号がNSF信号でもDIS信号でもない場合(ステッ
プ104否定判定)、再びレスポンス信号を受信するま
で待機する(ステップ102否定判定)。
【0046】NSF信号又はDIS信号を受信すると
(ステップ104肯定判定)、NSS信号(Non-Standa
rd facilities Set-up) を送出する(ステップ10
6)。このNSS信号は、先に受信したNSF信号やD
IS信号で表示された非標準機能又は標準機能の中から
設定される機能を示すための命令信号である。
【0047】次に、TCF信号(Training Check) を送
出して回線トレーニングを行う(ステップ108)。こ
れにより相手のスレーブ装置への伝送速度を確認するこ
とができる。
【0048】次に、スレーブ装置からのレスポンス応答
があるまで待機し(ステップ110否定判定)、レスポ
ンスを受信すると(ステップ110肯定判定)、このレ
スポンス信号がメッセージ送出開始の許可を示すCFR
信号(Confirmation to Receive)であるか否かを判定す
る(ステップ112)。CFR信号を受信しなかった場
合(ステップ112否定判定)には、再びNSS信号を
送出して(ステップ106)、CFR信号を受信するま
で同様の通信手順を繰り返す。
【0049】CFR信号を受信すると(ステップ112
肯定判定)、指示データをフレームに入れて送出する
(ステップ114)。指示データが終了するまで、この
指示データの送出は続けられる(ステップ116否定判
定)。
【0050】指示データがすべて送出終了すると(ステ
ップ116肯定判定)、ポストメッセージ判断を行い
(ステップ118)、この判断結果に応じて各種のポス
トメッセージコマンドを送出する(ステップ130、1
32、134、136)。
【0051】このポストメッセージ判断は、図3のフロ
ーチャートに示されたように、指示データについて次に
続くページがあるか否かについて判定を行う(ステップ
120)。次ページがある場合には(ステップ120肯
定判定)、今送出終了した指示データと次ページの指示
データの種類を比較し(ステップ124)、種類が同じ
なら(ステップ128肯定判定)、PPS−MPSコマ
ンドを送出し(ステップ136)、異なる場合には(ス
テップ128否定判定)、PPS−EOMXコマンドを
送出する(ステップ134)。なお、このPPS−EO
MXコマンドはユニークなコマンドであり、標準手順の
PPS−EOMコマンドに該当する。
【0052】送出終了した指示データに次ページが無い
場合には(ステップ120否定判定)、この指示データ
がスレーブ装置に応答データが作成される指示データか
チェックする(ステップ122)。このチェックにより
応答データが作成される指示データであると判定された
場合(ステップ126肯定判定)、PPS−EOMコマ
ンドを送出する(ステップ132)。応答データが作成
されない指示データであると判定された場合(ステップ
126否定判定)、すなわち最後の指示データの場合に
は、PPS−EOPコマンドを送出する(ステップ13
0)。
【0053】以上のようなポストメッセージコマンドを
送出した後、相手側のメッセージ確認信号であるMCF
信号(Message Confirmation) を受信するまで待機する
(ステップ138、140、142、144、146、
148、150、152の否定判定)。MCF信号を受
信すると(ステップ146、148、150、152の
肯定判定)、各ポストメッセージコマンド毎に用意され
た以下のような通信手順を実行する。
【0054】PPS−MPSコマンドを送出した場合に
は、フェーズCに戻って次ページ以降の指示データをフ
レームに入れて送出し(ステップ114)、上述と同様
の手順を繰り返す。
【0055】PPS−EOMXコマンドを送出した場合
には、フェーズBに戻ってNSF信号を受信し(ステッ
プ102、104)通常のプロトコル手順のフェーズB
を経た後フェーズCに移行して次の指示データを送出す
る。
【0056】PPS−EOPコマンドを送出した場合に
は、フェーズEへ移行してDCN信号を送出して(ステ
ップ154)回線を開放する(ステップ156)。これ
により、通信手順が終了する。
【0057】PPS−EOMコマンドを送出した場合に
は、図4のフローチャートに示される次のような通信手
順を実行する。
【0058】送信命令コマンドであるNSC信号を送出
し(ステップ162)、スレーブ装置からのNSS信号
又はDCS信号を待つ(ステップ164否定判定)。こ
こでNSF信号を受信すると(ステップ192肯定判
定)、スレーブ装置の送信能力の有無をチェックし、送
信能力がある場合は(ステップ194肯定判定)、再び
NSC信号を送出して(ステップ162)同様の手順を
繰り返す。スレーブ装置に送信能力が無い場合(ステッ
プ194否定判定)、DCN信号を送出して(ステップ
196)回線を開放し(ステップ198)、通信を停止
させる。
【0059】NSS信号を受信したら(ステップ166
肯定判定)、通常のプロトコルB手順を実行する。すな
わち、TCF信号の受信を待ち(ステップ168否定判
定)、この信号の受信が終了すると(ステップ168肯
定判定)、トレーニングが成功したか否かを判定し(ス
テップ170)、失敗した場合にはFTT(Failureto
Train) 信号を送出して再トレーニングを要求し(ステ
ップ172)、再びTSF信号の受信を待機する(ステ
ップ168)。トレーニングが成功した場合(ステップ
170肯定判定)には、CFR信号を送出して(ステッ
プ174)、受信準備完了をスレーブ装置に知らせる。
【0060】受信準備が完了したら、スレーブ装置から
送出された応答データの受信を行う(ステップ17
6)。応答データの受信終了後(ステップ178肯定判
定)にポストメッセージコマンドの受信を待機する(ス
テップ180否定判定)。ポストメッセージコマンドを
受信したら(ステップ180肯定判定)、当該コマンド
に合わせてその後のプロトコル手順を制御する。
【0061】PPS−MPSコマンドを受信した場合
(ステップ182肯定判定)には、MCF信号送出(ス
テップ200)後に、フェーズCに戻って次の応答デー
タを受信する(ステップ176)。
【0062】PPS−EOMXコマンドを受信した場合
(ステップ184肯定判定)には、MCF信号を送出
(ステップ202)してから時間T2 経過後に、フェー
ズBに戻ってNSF信号又はDIS信号を送出し(ステ
ップ206)、通常のプロトコル手順を実行して次の応
答データを受信する(ステップ176)。
【0063】PPS−EOPコマンドを受信した場合
(ステップ186否定判定)には、MCF信号を送出し
(ステップ188)、DCN信号を送出して回線を開放
し(ステップ190)、通信を終了させる。
【0064】PPS−EOMコマンドを受信した場合
(ステップ186肯定判定)には、MCF信号を送出し
た(ステップ208)後で、NSC信号又はDTC信号
の受信を待つ(ステップ210、212否定判定)。N
SC信号又はDTC信号を受信すると(ステップ212
肯定判定)、NSS信号又はDCS信号を送出し(図
2;ステップ106)、同様に指示データ送信、応答デ
ータ受信を繰り返す。
【0065】次に、スレーブ装置の通信制御の流れにつ
いて図5により説明する。スレーブ装置はマスター装置
からの着信を待ち(ステップ220否定判定)、着信が
あると(ステップ220肯定判定)、NSF信号又はD
IS信号を送出する(ステップ222)。
【0066】次に、送出したNSF信号又はDIS信号
に対するレスポンスを受信するまで待機する(ステップ
224否定判定)。レスポンス信号を受信すると(ステ
ップ224肯定判定)、このレスポンス信号がNSS信
号であるか否かを判定する(ステップ226)。このレ
スポンス信号がNSS信号ではなかった場合(ステップ
226否定判定)、再びレスポンス信号を受信するまで
待機する(ステップ224否定判定)。ここでNSF信
号を受信すると(ステップ256肯定判定)、この信号
に表示されたマスター装置の送信能力の有無をチェック
し、送信能力がある場合は(ステップ258肯定判
定)、再びNSC信号を送出して(ステップ262)N
SS信号の受信を待つ。マスター装置に送信能力が無い
場合(ステップ258否定判定)、DCN信号を送出し
て(ステップ260)回線を開放し(ステップ26
4)、通信を停止させる。
【0067】NSS信号を受信したら(ステップ226
肯定判定)、通常のプロトコルB手順を実行する。すな
わち、TCF信号の受信を待ち(ステップ228否定判
定)、この信号の受信が終了すると(ステップ228肯
定判定)、トレーニングが成功したか否かを判定し(ス
テップ230)、失敗した場合にはFTT(Failureto
Train) 信号を送出して再トレーニングを要求し(ステ
ップ172)、再びTSF信号の受信を待機する(ステ
ップ228)。トレーニングが成功した場合(ステップ
230肯定判定)には、CFR信号を送出して(ステッ
プ234)、受信準備完了をマスター装置に知らせる。
【0068】次に、マスター装置から送られてきた指示
データを受信する(ステップ236)。指示データの受
信が終了したら(ステップ238肯定判定)、当該指示
データの解析を行い、必要に応じてこの指示に対する応
答データを作成する(ステップ240)。
【0069】次に、ポストメッセージコマンドの受信を
待機する(ステップ242否定判定)。ポストメッセー
ジコマンドを受信したら(ステップ242肯定判定)、
当該コマンドに合わせてその後のプロトコル手順を制御
する。
【0070】PPS−MPSコマンドを受信した場合
(ステップ244肯定判定)には、MCF信号送出(ス
テップ266)後に、フェーズCに戻って次の指示デー
タを受信する(ステップ236)。
【0071】PPS−EOMXコマンドを受信した場合
(ステップ246肯定判定)には、MCF信号を送出
(ステップ268)してから時間T2 経過後に(ステッ
プ270肯定判定)、フェーズBに戻ってNSF信号又
はDIS信号を送出し(ステップ272)、通常のプロ
トコル手順を実行して次の指示データを受信する(ステ
ップ236)。
【0072】PPS−EOPコマンドを受信した場合
(ステップ248否定判定)には、MCF信号を送出し
(ステップ250)、DCN信号を受信したら(ステッ
プ252)回線を開放して(ステップ254)通信を終
了させる。
【0073】PPS−EOMコマンドを受信した場合
(ステップ248肯定判定)には、MCF信号を送出し
(ステップ274)、図6のフローチャートに示された
次のような通信手順を実行する。
【0074】図6より、PPS−EOMコマンドを受信
してメッセージが完全に受信されたことを示すMCF信
号を送出したスレーブ装置は、マスター装置からの次の
コマンドの受信を待機する(ステップ280否定判
定)。
【0075】コマンドを受信すると(ステップ280肯
定判定)、このコマンドが送信命令コマンドであるNS
C信号であるか否かを判定し(ステップ282)、NS
C信号でなかった場合(ステップ282否定判定)、回
線を開放して(ステップ326)、通信を停止させる。
【0076】受信コマンドがNSC信号の場合(ステッ
プ282肯定判定)、マスター装置へ送出すべき応答デ
ータがあるか否かを判定し(ステップ284)、応答デ
ータが無い場合(ステップ284否定判定)には、NS
F信号又はDIS信号を送出し(ステップ285)、再
び送信命令コマンドであるNSC信号の受信を待機する
(ステップ282)。
【0077】応答データが有る場合(ステップ284肯
定判定)、NSS信号を送出し(ステップ286)、さ
らにTCF信号を送出して(ステップ288)回線トレ
ーニングを行う。
【0078】そして、マスター装置からのレスポンス応
答があるまで待機し(ステップ290否定判定)、レス
ポンスを受信すると(ステップ290肯定判定)、この
レスポンス信号がメッセージ送出開始の許可を示すCF
R信号(Confirmation to Receive)であるか否かを判定
する(ステップ292)。CFR信号を受信しなかった
場合(ステップ292否定判定)には、再度応答データ
の有無を確認し(ステップ284)同様の手順を繰り返
す。
【0079】CFR信号を受信すると(ステップ292
肯定判定)、応答データをフレームに入れて送出する
(ステップ294)。応答データが終了するまで、この
応答データの送出は続けられる(ステップ296否定判
定)。
【0080】応答データがすべて送出終了すると(ステ
ップ296肯定判定)、ポストメッセージ判断を行い
(ステップ298)、この判断結果に応じて各種のポス
トメッセージコマンドを送出する(ステップ306、3
08、310)。
【0081】このポストメッセージ判断は、図7のフロ
ーチャートに示されたように、応答データについて次に
続くページがあるか否かについて判定を行う(ステップ
300)。次ページがある場合には(ステップ300肯
定判定)、今送出終了した応答データと次ページの応答
データの種類を比較し(ステップ302)、種類が同じ
なら(ステップ304肯定判定)、PPS−MPSコマ
ンドを送出し(ステップ306)、異なる場合には(ス
テップ304否定判定)、PPS−EOMXコマンドを
送出する(ステップ308)。なお、このPPS−EO
MXコマンドはユニークなコマンドであり、標準手順の
PPS−EOMコマンドに該当する。
【0082】送出終了した応答データに次ページが無い
場合には(ステップ300否定判定)、PPS−EOM
コマンドを送出する(ステップ310)。
【0083】以上のようなポストメッセージコマンドを
送出した後、相手側のメッセージ確認信号であるMCF
信号(Message Confirmation) を受信するまで待機する
(ステップ312、314、316、318、320、
322の否定判定)。MCF信号を受信すると(ステッ
プ318、320、322の肯定判定)、各ポストメッ
セージコマンド毎に用意された以下のような通信手順を
実行する。
【0084】PPS−MPSコマンドを送出した場合に
は、フェーズCに戻って次ページ以降の応答データをフ
レームに入れて送出し(ステップ294)、上述と同様
の手順を繰り返す。
【0085】PPS−EOMXコマンドを送出した場合
には、フェーズBに戻ってレスポンス受信を待機し(ス
テップ328否定判定)、NSF信号又はDIS信号を
受信した場合には(ステップ330肯定判定)、応答デ
ータの有無の確認(ステップ284)後、通常のプロト
コル手順のフェーズBを経てフェーズCに移行し次の応
答データを送出する。
【0086】PPS−EOMコマンドを送出した場合に
は、送信命令コマンドであるNSC信号を送出する(ス
テップ324)。そして、NSS信号を受信すると(図
5;ステップ226肯定判定)、回線トレーニングを行
い、指示データを受信したら(ステップ236)、応答
データを作成して同様の手順を繰り返す。
【0087】次に、図2乃至図7で示された各ポストメ
ッセージコマンドが送出された場合の各通信シーケンス
を図8乃至図11に示す。
【0088】マスター側から同じ種類の指示データがス
レーブ装置へ連続的に送出された場合の通信シーケンス
を図8に示す。
【0089】図8によれば、通常のフェーズBを経て指
示データの伝送及び受信の準備が整うと、マスター装置
は、バイナリ形式の指示データをフレームに入れて送出
し、1フレームの指示データが送出終了したら、PPS
−MPSコマンドを送出する。PPS−MPSコマンド
を受信したスレーブ装置は、MCF信号を送出してマス
ター装置に受信完了を知らせ、次の指示データの受信を
待機する。MCF信号を受信したマスター装置は同様に
トレーニング後に指示データをフレームに入れて送出す
る。以後指示データが終了又は異なる種類の指示データ
になるまで同様の通信手順が繰り返される。
【0090】図8で示されたように同じ種類の指示デー
タを連続的に送出する場合には、PPS−MPSコマン
ドにより、その旨をスレーブ装置に伝達し、受信確認を
待ってからフレーム単位で指示データを送出していくと
いう単純な手順を用いているので、きわめて高速に指示
データの送出を行うことができる。
【0091】次に、異なる種類の指示データを送出する
場合の通信シーケンスを図9に示す。
【0092】図9によれば、通常のフェーズBを経て指
示データをスレーブ装置に送出するまでは図8と同様で
あるが、次に送出するべき指示データが異なるので、マ
スター装置は指示データ送出後はPPS−EOMXコマ
ンドを送出する。このコマンドを受信したスレーブ装置
は次の指示データが異なる種類のものであることを知
り、MCF信号を送出した後所定時間経過後に初期識別
信号であるNSF信号を送出する。マスター装置はこの
NSF信号によりスレーブ装置にこの指示データに応答
できる能力があるか否かを判断できる。スレーブ装置に
応答能力がある場合、再びフェーズBを経て次の指示デ
ータが送出される。
【0093】図9で示されたように異なる種類の指示デ
ータを送出する場合には、データ送出毎に初期識別信号
であるNSF信号を送出してスレーブ装置の非標準的機
能を示すようにしたので、モード変更指示に確実に対応
することができる。
【0094】次に、送受入れ替えの場合の通信シーケン
スを図10に示す。この送受入れ替えの場合には、例え
ばマスター装置が送出する指示データがスレーブ装置に
応答データを作成させる指示を与える場合がある。
【0095】図10によれば、マスター装置は、この指
示データを解析してスレーブ装置に応答データを作成さ
せる指示であると判断すると、通常のフェーズBを経て
指示データを送出した後にPPS−EOMコマンドを送
出する。そして、マスター装置は、スレーブ装置からの
MCF信号を受信すると直ちに送信命令コマンドである
NSC信号を送出する。NSC信号を受信したスレーブ
装置は、フェーズBを経て応答データを送出する。同じ
種類の応答データが次ページにあれば、PPS−MPS
コマンドを送出して同様の手順を繰り返す。
【0096】図10で示されたように送受入れ替えの場
合は、指示データ送出後に相手機からMCF信号を受信
すると、直ちに送信命令コマンドを送出するようにし
た。というのは、初期識別信号であるNSF信号を受け
て相手機に応答データを作成させる指示データを作成し
たということは、既に相手機に送信能力があるというこ
とを確信したことであるから、相手機からの送信能力の
有無を示す信号を待つ必要はないからである。これによ
って、従来の送受入れ替えの場合のように、MSF信号
を受信して、さらに6秒経過後に、相手機の送信能力の
有無を示すNSF信号を受信する手順は不必要となり、
プロトコル時間の短縮化を図ることが可能になる。具体
的には、指示と応答データのやりとり1回で、従来方式
では約33秒かかったところ、本実施例では約16秒程
度となり、約52%に通信時間を短縮することができ
る。
【0097】次ページに指示データがなく、かつ、指示
データがスレーブ装置に応答データを作成させるもので
はない場合の通信シーケンスを図11に示す。
【0098】図11によれば、マスター装置は指示デー
タ送出後にPPS−EOPコマンドを送出する。そし
て、相手機からのMCF信号を受信すると、DCN信号
を送出して通信を停止させる。
【0099】以上が本発明に係る実施例であるが、上述
の例のみに限定されるものではない。例えば本実施例に
おける通信装置としてファクシミリ装置を想定している
が、指示データや応答データの送受信を行う通信装置で
あれば、ファクシミリ装置に限られない。
【0100】また、本実施例で示した通信プロトコルも
G3に限られるものではなく、例えばG4プロトコルな
どでも同様のことができる。
【0101】その他、通信装置の構成等や通信装置の流
れ等も任意好適に変更可能である。
【0102】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明では、相手機に応答データの作成を指示する場合と
指示しない場合とを識別するためのポストメッセージコ
マンドを送出するようにしたので、送受入れ替えとそう
でない場合でそれぞれに適したプロトコル手順を実行で
きる、という効果が得られる。
【0103】請求項2の発明では、指示データが相手機
に応答データの作成を指示していると判断された場合、
指示データ及びポストメッセージコマンドの送出後に受
信確認の信号を受信すると直ちに、この相手機に対して
応答データの送信を命令する信号を送出するようにした
ので、送受入れ替え手順のプロトコル時間の短縮を行う
ことができる、という効果が得られる。
【0104】請求項3の発明では、同じ種類の指示デー
タを送る場合と異なる種類の指示データを送る場合とで
は、異なるポストメッセージコマンドを送出すると共
に、それぞれに応じた異なるプロトコル手順で通信を行
うようにしたので、送受入れ替えのみならずモード変更
の場合にも適切に対応でき、通信制御を簡単に実行でき
る、という効果が得られる。
【0105】請求項4の発明では、先に送出された指示
データとは異なる種類の指示データを次に送出する場
合、識別信号の受信を待ってから次の指示データを送出
するようにしたので、モード変更時の指示を適切に行う
ことができる、という効果が得られる。
【0106】請求項5の発明では、受信したポストメッ
セージコマンドの識別結果に応じてプロトコル手順を制
御して通信を行うようにしたので、送受入れ替えとそう
でない場合でそれぞれに適したプロトコル手順を実行で
、且つ送受入れ替えの場合に、相手機からの応答デー
タの送信命令の受信を待ってから応答データを送出する
ようにしたので、送受入れ替え手順のプロトコル時間の
短縮を行うことができる、という効果が得られる。
【0107】請求項の発明では、応答データの送信命
令を受信したときに応答データが無い場合には、送信能
力が無い旨を初期識別信号に示して相手機に送出するよ
うにしたので、応答データが無い異常時の場合の対処が
可能となる、という効果が得られる。
【0108】請求項の発明では、先に受信した指示デ
ータとは異なる種類の指示データを受信した場合、識別
信号を送信するようにしたので、相手機がモード変更後
の指示が実際に可能か否かを判定することができ、モー
ド変更にも対応できる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る通信装置の構成ブロック図であ
る。
【図2】マスター装置のメイン通信制御の流れを示すフ
ローチャートである。
【図3】マスター装置のポストメッセージ判断の流れを
示すフローチャートである。
【図4】マスター装置において、PPS−EOMコマン
ドを送出した後の通信制御を示すフローチャートであ
る。
【図5】スレーブ装置のメイン通信制御の流れを示すフ
ローチャートである。
【図6】スレーブ装置において、PPS−EOMコマン
ドを受信した後の通信制御を示すフローチャートであ
る。
【図7】スレーブ装置のポストメッセージ判断の流れを
示すフローチャートである。
【図8】同じ種類の指示データを送受信する場合の通信
手順を示す図である。
【図9】異なる種類の指示データを送受信する場合の通
信手順を示す図である。
【図10】送受入れ替えの場合の通信手順を示す図であ
る。
【図11】次の指示データが無く、応答データも無い場
合の通信手順を示す図である。
【符号の説明】
10 CPU 34 デジタル網制御装置 36 アナログ網制御装置 38 回線切り換え制御装置 40 モデム 42 デジタル通信制御部 44 アナログ通信制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−7961(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手機に所定の動作を指示するための指
    示データを作成する指示データ作成手段と、 この指示データが相手機に応答データの送信を指示する
    か否かを判断する判断手段と、 この判断手段の判断結果を示すポストメッセージコマン
    ドを作成するメッセージ作成手段と、 前記指示データ及び前記ポストメッセージコマンドを送
    信すると共に、前記判断手段による判断結果に応じたプ
    ロトコル手順を制御する通信制御手段と、 を含む通信装置。
  2. 【請求項2】 前記通信制御手段は、前記判断手段によ
    り前記指示データが相手機に応答データの作成を指示し
    ていると判断された場合、前記指示データ及び前記ポス
    トメッセージコマンドの送出後に、前記相手機からの受
    信確認の信号を受信すると直ちに、前記相手機に対して
    前記応答データの送信を命令する信号を送出する請求項
    1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、2つ以上の指示データ
    がある場合には、さらに、これらの指示データが同じ種
    類か否かを判断する請求項1に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記通信制御手段は、前記判断手段によ
    り先に送出された指示データとは異なる種類であると判
    断された指示データを次に送出する場合、前記相手機か
    ら当該相手機の機能を示す識別信号の受信を待って送出
    する請求項3に記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 相手機から送られてきた指示データ及び
    ポストメッセージコマンドを受信する受信手段と、 受信した指示データに応じて所定の動作を行うように制
    御する制御手段と、 受信したポストメッセージコマンドを識別する識別手段
    と、 この識別手段による識別結果に応じてプロトコル手順を
    制御する通信制御手段と、 を含む通信装置であって、 前記通信制御手段、前記識別手段により、受信したポ
    ストメッセージコマンドが応答データの送信を指示する
    送受入れ替えを示すものであると識別された場合、前記
    相手機へ受信確認の信号を送信した後に、前記相手機か
    らの応答データの送信命令の受信を待ってから前記応答
    データを送出する通信装置。
  6. 【請求項6】 前記通信制御手段は、 前記応答データの有無を判断するデータ判断手段と、 前記相手機からの応答データの送信命令を受信したとき
    に、このデータ判断手段により応答データが無いと判断
    された場合には、送信能力が無い旨を初期識別信号に示
    して前記相手機に送出する送信能力通知手段と、 を含む請求項に記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 相手機から送られてきた指示データ及び
    ポストメッセージコマンドを受信する受信手段と、 受信した指示データに応じて所定の動作を行うように制
    御する制御手段と、 受信したポストメッセージコマンドを識別する識別手段
    と、 この識別手段による識別結果に応じてプロトコル手順を
    制御する通信制御手段と、を含む通信装置であって、 前記通信制御手段、前記識別手段により、ポストメッ
    セージコマンドが先に受信した指示データとは異なる種
    類の指示データを受信したモード変更を指定するものと
    識別された場合、この通信装置の機能を示す識別信号を
    送信する通信装置。
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