JP3480801B2 - パケット転送方法及びノード装置 - Google Patents

パケット転送方法及びノード装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット通信網に
おける、一定水準の通信品質を提供するためのパケット
転送方法及びノード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、IP(Internet Pr
otocol)網のようなパケット通信においては、ル
ータはパケット転送時に、経路表を検索して出力リンク
を決定している。この経路表の検索は、比較的処理量が
大きいため、ルータの速度向上のボトルネックになりや
すい。
【0003】このボトルネックを解消するため、新しい
パケット転送方式が提案されている。例えば、CSR
(Cell Switch Router)と呼ばれる
ルータでは、同じ経路で転送されるパケット流毎に例え
ばATMのVC(Virtual Connectio
n)を用意し、VCとそこを流れるパケット流との対応
を隣接CSRに通知する(これをVC設定のためのプロ
トコルと言う)。入力側と出力側でVC設定のためプロ
トコルが動いたCSRでは、パケット流毎に入力VCと
対応するVCの対応を記憶することにより、入力VCの
セルをIPパケットに再構成することなく出力VCに流
すことができる。以後、この転送方式をカットスルー転
送と呼ぶことにする。また、IPパケット毎に出力リン
クを経路表から検索することも行わなくて済むため、高
速なパケット転送を実現することができる。
【0004】また、LSR(Label Switch
i Router)と呼ばれるルータでは、イーサネッ
ト等のコネクションレスのデータリンクメディアを用い
た場合にも、例えばIPパケットヘッダとこれを運ぶデ
ータリンクパケットヘッダとの間にラベルと呼ぶ値を書
き込み、経路を同じくするパケット流毎に異なる値のラ
ベルを用いる。LSRは、入力ラベルと対応する出力ラ
ベルの値と出力リンクを記憶することにより、受信パケ
ットのラベルの値から出力リンクと出力ラベルの値を決
定することができる。これにより、CSRと同様、IP
の経路表検索等のIP処理なしで、IPパケットの転送
を行う。すなわち、LSRではラベルを用いることによ
り、コネクションレスのデータリンクメディアにおいて
も仮想的にチャネルを設定し、この仮想チャネルの識別
子(すなわちラベル)に基づいてIP処理なしのパケッ
ト転送を行う。
【0005】以下、LSRで用いられるデータリンクレ
イヤのメディアとしてATMを例にとって説明を行う
が、上にも述べたようにたとえイーサのようなコネクシ
ョンレスのデータリンクメディアを用いたとしても、ラ
ベルという概念を用いることにより仮想チャネルを設定
することは可能であり、ATMの場合と同様の議論が成
り立つ。
【0006】フローを、(宛先アドレス、宛先ポート番
号、プロトコル番号、ソースアドレス、ソースポート番
号)を同じくするパケット流と定義した場合、LSRで
は、経路を同じくするフロー群に対して一本のVCを設
定する。例えば、(宛先アドレス、ソースアドレス)の
等しいフロー群を運ぶためのVCを設定する。これによ
り、フロー毎にVCを設定する場合よりも必要VC数を
削減することができる。あるいは、(宛先ネットワーク
アドレス、ソースネットワークアドレス)を同じくする
フロー群を運ぶためのVCを設定することにより、さら
に必要VC数を削減することができる。あるいは、ある
ドメインの入り口のエッジルータと宛先ネットワークア
ドレスを同じくするフロー群を運ぶためのVCを設定す
ることもできるし、あるドメインの入り口のエッジルー
タと出口のエッジルータを同じくするフロー群を運ぶた
めのVCを設定することもできる。
【0007】ここで、マルチキャストフローに対するカ
ットスルー転送の例を図8を利用して説明する。図8
は、4つのLSRで構成されるLSR網(ドメイン)に
送信者501と受信者601,602とが通信回線10
1〜103にて接続されている様子を示す。
【0008】通信回線101〜103は、LSR網のエ
ッジLSRとLSR網の外側の通信機器とを結ぶための
回線である。これら各回線は、物理的に一本の回線であ
る必要はなく、例えばルータ網によって作られた仮想的
な通信回線であってもよい。また、LSR間の通信回線
上にはVC801〜803が設定されている。LSR間
の回線も、物理的に一本の回線であってもよいし、AT
M網によって作られた仮想的な通信回線であってもよ
い。
【0009】送信者501は、マルチキャストフローA
とマルチキャストフローBとマルチキャストフローCと
を送出しており、受信者601と602とがそれらを受
信しているものとする。ここで、フローAとフローBと
フローCとは、同じ宛先マルチキャストアドレスとソー
スアドレスとを持ち、宛先ポート番号とソースポート番
号とプロトコル番号とのうちで少なくとも一つが異なる
ものとする。
【0010】図8では、LSR網の入り口のLSR(図
中701)がVC801へフローA,B,Cに属するパ
ケットを流し、その次段のLSR(図中702)は入力
VC801からのセルを出力VC802とVC803と
に出力してカットスルー転送している様子を示す。
【0011】ところで、例えば、IP(Interne
t Protocol)網のようなコネクションレス網
では、パケットの転送を行うルータに到着するパケット
量が多くなれば、パレットの被る遅延量は大きくなる
が、この場合、端末が送出パケット量を制限してルータ
の負荷を減らすか否かの判断は各端末に委ねられてお
り、しかも端末は送出パケット量を制限する義務を持た
ない。これは、インターネットプロトコルが、通信品質
の保証を考慮せずに設計されているためである。そのた
め本来IP網では、ユーザに対して通信品質を保証する
ことはできない。しかし、例えば動画像通信を行うため
には、パケット転送遅延等の通信品質の保証を行うこと
が必要であり、そこでIP網において通品品質の保証を
行うための検討が盛んに行われている。
【0012】例えば、IETFと称する標準化機関で
は、RSVP(Resource ReServati
on Protocol)と呼ばれる必要帯域を通知す
る方式が提案されている。この方式では、Pathメッ
セージ、Resvメッセージ、PathTearメッセ
ージ、ResvTearメッセージ、PathErrメ
ッセージ、ResvTearメッセージ、Confir
mationメッセージと呼ばれる7種類の制御メッセ
ージが用いられる。RSVPの基本動作は、送信端末が
Pathメッセージと呼ばれる制御メッセージを用いて
送信トラヒック特性を、網および受信端末に通知し、受
信端末がResvメッセージと呼ばれる制御メッセージ
を用いて必要帯域を網に通知するというものである。P
athメッセージのフィールドの値が不当なものであっ
た場合、網はPathErrメッセージを送出し、Re
svメッセージのフィールドの値が不当なものであった
場合、網はResvErrメッセージを送出する。ま
た、送信側ノード(送信端末もしくはルータ)からPa
thTearメッセージを、受信側ノード(受信端末も
しくはルータ)からResvTearメッセージを送出
することにより、確保した帯域をただちに削除すること
ができる。RSVPでは、網による通信経路の変更やル
ータの故障に対応するため、定期的にPathメッセー
ジおよびResvメッセージの送出を行っている。
【0013】RSVPのPathメッセージとResv
メッセージの流れを図9を利用して説明する。図9
(a)は、送信端末S1(501)がPathメッセー
ジを送出した場合のPathメッセージの流れを示して
いる。送信端末S(501)は、受信端末D1(60
1)とD2(602)の参加するマルチキャストグルー
プに向けてデータパケットを送出している。そして、送
信端末S(501)は、データパケットの宛先アドレス
と同じ宛先アドレスを付けたPathメッセージを送出
する。Pathメッセージの宛先アドレスをデータパケ
ットの宛先アドレスと等しくすることにより、Path
メッセージとデータパケットが同じ経路を通り、データ
パケットの経路上のルータは、Pathメッセージによ
り送信端末S(501)の送出するフローとそのトラヒ
ック特性を知ることができ、さらに前段のルータのアド
レスも知ることができる。また、受信端末は、帯域確保
を網に指示するため、Resvメッセージを送出する。
【0014】図9(b)は、受信端末D1(601)と
D2(602)とがResvメッセージを送出した場合
のResvメッセージの流れを示している。受信端末D
1(601)は、前段のルータ702に向けてResv
メッセージを送出し、これが経路上のルータへ転送され
ていくことにより、帯域確保の指示が経路上の全ルータ
と送信端末S(501)に伝わる。また、受信端末D2
(602)も前段のルータ702にResvメッセージ
を送出し、これが経路上を転送される。図9では、全て
の受信者D1(601),D2(602)がResvメ
ッセージを送出しているが、RSVPでは帯域を確保し
たくない受信者は、Resvメッセージを送出しなくて
もよいことになっている。このように、RSVPの必要
帯域通知の手順は、送信端末と、帯域を確保したい受信
端末とが制御メッセージを送信することにより行われ
る。また、この制御メッセージの送信は定期的に繰り返
される。このRSVPの手順は、インターネットRFC
2205“ResourceReSerVation
Protocol(RSVP)−Version1Fu
nctional Specification”に詳
しく記載されている。
【0015】さて、LSRにおいてRSVPのサポート
を考えた場合、指定されたフローに所望の通信品質を確
実に提供するため、指定されたフローのみを流すVCを
設定し、これを用いてカットスルー転送を行うことが望
ましい。図10は、受信者D1(601)のみがRSV
PでフローAの帯域の確保を要求した場合において、R
esvメッセージを受信した際に、帯域を要求されたフ
ローAのために、VC(804,805)を新たに設定
し、これにフローAを流す様子を示している。それゆ
え、帯域の確保が要求されている経路には、フローAの
ためだけのVC(804,805)が設定されている
が、帯域の確保が要求されていないLSR1702と1
704との間はフローAとBとCとを一本のVC803
に流している。この場合、LSR1702はVC801
と804とから流れて来るIPパケットを一本のVC
(803)に流すという特別な操作が必要であるという
問題を持つ。この操作はVCのマージと呼ばれ、ATM
のAALレイヤでAAL5フレームを用いている場合、
LSR1702は同時に二つのAAL5フレームに属す
るセルを受け取る可能性があり、この場合、二つのAA
L5フレームに属するセルが混ざらないようにVC(8
03)に出力しなければならない。これは、受信側でA
AL5を再構成するために必要な作業である。VCのマ
ージには、これをソフトウェアで実現する場合、処理量
が増大するという欠点があり、これをハードウェアで実
現する場合、特別なハードウェアを必要とする欠点があ
る。
【0016】ここでは、具体例としてIP網を挙げた
が、IP網に限らず、コネクションレス通信網上で帯域
を確保する方式は存在し、また今後も出現することが予
想される。また、LSRの例としてATMスイッチング
を行う場合を挙げたが、IPの下位レイヤとしてATM
以外にもラベルスイッチング技術が適用可能な下位レイ
ヤは存在し、また今後も出現することが予想される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように、LSRに
おいて必要VC数を削減するためには、なるべく多くの
フローを一本のVCに流して、これを用いてカットスル
ー転送を行うことが望ましい。しかしながら、特定のフ
ローに対して帯域の確保を要求された場合、このフロー
のみを流す新たなVCを設定すると、VCのマージが必
要になるという問題があった。
【0018】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、通信資源の確保(もしくは優先的な転送)を要求
された場合にも、LSRにおいてVCのマージを行わな
くて済むパケット転送方法及びノード装置を提供するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
送信者から複数の受信者へ向けて、ネットワーク層処理
手段を有する複数のノード(ルータ)からなるネットワ
ークを経由して、パケットを転送するパケット転送方法
において、前記ノードの各々において、前記複数の受信
者の全てを宛先とするある特定のフローに対する通信品
質の提供が各々の受信者により要求されたか否かにかか
わらずに、前記特定のフローのために前記通信品質を予
約するための手続きに使用され、前記複数の受信者への
前記特定のフローの経路において上流から下流へ転送さ
れる、あるメッセージ(例えばRSVPのPathメッ
セージ)を受信した場合に、前記特定のフロー用の一つ
または複数の仮想チャネルを、前記複数の受信者の全て
に向けて設定する設定ステップと、前記ノードのうちの
各々の中間ノードで、上流に設定された前記特定のフロ
ー用の仮想チャネルと、下流に設定された前記特定のフ
ロー用の一つまたは複数の仮想チャネルとの対応関係を
記憶する記憶ステップと、前記ノードのうちの各々の中
間ノードで、前記対応関係に従ってネットワーク層より
も下位の層の処理でパケットを転送する転送ステップと
を有することを特徴とする。好ましくは、前記設定ステ
ップでは、前記複数の受信者のうちで、(例えばRSV
PのResvメッセージにより)前記特定のフローに対
する通信品質の提供を要求した受信者へ向かう仮想チャ
ネルについては、該通信品質が提供されるように設定し
(下位層におけるその仮想チャネルへのパケット転送を
優先的に処理するあるいはその仮想チャネルをより通信
品質のよいものにするなど)、その他の受信者へ向かう
仮想チャネルについては、通信品質を保証しないものを
設定し、前記記憶ステップでは、上流に設定された前記
特定のフロー用の仮想チャネルと、該通信品質が提供さ
れるように設定された下流の仮想チャネルおよび通信品
質を保証しない下流の仮想チャネルとの対応関係を記憶
するようにしてもよい。好ましくは、前記ノードの各々
において、前記特定のフローに対する通信品質の提供を
要求した前記受信者から前記送信者へ向けて上流へ転送
される、通信品質の提供を要求するメッセージ(例えば
RSVPのResvメッセージにより)を受信した場合
に、設定した前記仮想チャネルのうち、前記ある受信者
に向かう仮想チャネルを、該通信品質が提供されるよう
に変更(下位層におけるその仮想チャネルへのパケット
転送を優先的に処理するあるいはその仮想チャネルをよ
り通信品質のよいものにするなど)する変更ステップを
更に有するようにしてもよい。好ましくは、前記送信者
から前記複数の受信者へ向けて転送すべきパケットのフ
ローが複数ある場合に、前記転送ステップは、前記特定
のフローに属するパケットを、前記設定ステップで設定
された前記仮想チャネルに転送し、その他のフローに属
するパケットを、前記仮想チャネル以外の仮想チャネル
に転送するようにしてもよい。また、本発明(請求項
5)は、送信者から複数の受信者へ向けて、ネットワー
ク層処理手段を有する複数のノード(ルータ)からなる
ネットワークを経由して、パケットを転送するパケット
転送方法において、前記ノードの各々において、前記複
数の受信者のうちの少なくとも一つの受信者から前記送
信者へと上流方向へ転送される、特定のフローのために
前記通信品質を予約するメッセージを受信した場合に
(例えばRSVPのResvメッセージによりの受信を
契機として)、前記特定のフロー用の仮想チャネルを、
前記少なくとも一つの受信者に向けて設定し、前記複数
の受信者のうち、各々ノードの下流側に位置する他の受
信者へ向けて、前記特定のフロー用の仮想チャネルの設
定が必要である旨を示す通知メッセージを送信する設定
ステップと、前記ノードのうちの各々の中間ノードで、
上流に設定された前記特定のフロー用の仮想チャネル
と、下流に設定された前記特定のフロー用の一つまたは
複数の仮想チャネルとの対応関係を記憶する記憶ステッ
プと、前記ノードのうちの各々の中間ノードで、前記対
応関係に従ってネットワーク層よりも下位の層の処理で
パケットを転送する転送ステップとを有し、前記特定の
フローの経路におけるノードにおいては、前記通知メッ
セージに応答して、前記特定のフローのための前記他の
受信者へ向かう仮想チャネルを設定するための別の仮想
チャネル設定手続きが起動されることを特徴とする。好
ましくは、前記設定ステップは、前記特定のフロー用の
仮想チャネルについて、前記通信品質が提供されるよう
に設定し(下位層におけるその仮想チャネルへのパケッ
ト転送を優先的に処理するあるいはその仮想チャネルを
より通信品質のよいものにするなど)、前記別の仮想チ
ャネル設定手続きは、前記特定のフローのための前記他
の受信者へ向かう仮想チャネルについて、前記通信品質
を保証しないものを設定するようにしてもよい。好まし
くは、前記送信者から前記複数の受信者へ向けて転送す
べきパケットのフローが複数ある場合に、前記転送ステ
ップは、前記特定のフローに属するパケットを、前記設
定ステップで設定された前記仮想チャネルに転送し、そ
の他のフローに属するパケットを、前記仮想チャネル以
外の仮想チャネルに転送するようにしてもよい。好まし
くは、前記別の仮想チャネル設定手続きは、2つの隣接
ノードのうちの上流側のノードの主導によって該2つの
隣接ノード間に仮想チャネルを設定するものか、または
2つの隣接ノードのうちの下流側のノードの主導によっ
て該2つの隣接ノード間に仮想チャネルを設定するもの
であるようにしてもよい。本発明(請求項9)は、送信
者から複数の受信者へ向けて、ネットワーク層処理手段
を有する複数のノード(ルータ)からなるネットワーク
を経由して、パケットを転送するパケット転送方法にお
いて、前記ノードの各々において、複数のフローが共有
できる仮想チャネルを、前記複数の受信者に向けて設定
する設定ステップと、パケットを転送するノードにおい
て、前記ネットワーク層処理手段によって、前記仮想チ
ャネルへパケットを出力する出力ステップと、前記ノー
ドのうちの各々の中間ノードで、上流に設定された前記
複数のフローが共有できる仮想チャネルと、下流に設定
された前記複数のフローが共有できる一つまたは複数の
仮想チャネルとの対応関係を記憶し、前記ノードのうち
の各々の中間ノードで、前記対応関係に従ってネットワ
ーク層よりも下位の層の処理でパケットを転送する転送
ステップとを有し、前記出力ステップにおいて、前記複
数のフローのうちあるフローに対する通信品質の提供が
ある受信者により要求された場合に、前記通信品質の提
供を要求されたフローに属するパケットは、その他のフ
ローに属するパケットよりも優先的に前記仮想チャネル
に出力されることを特徴とする。好ましくは、前記ある
受信者から前記送信者へ向けて上流へ転送される、通信
品質の提供を要求するメッセージを受信した場合に、設
定した前記仮想チャネルのうち、前記ある受信者に向か
う仮想チャネルを、該通信品質が提供されるように変更
(下位層におけるその仮想チャネルへのパケット転送を
優先的に処理するあるいはその仮想チャネルをより通信
品質のよいものにするなど)する変更ステップを更に有
するようにしてもよい。また、本発明(請求項11)
は、送信者から複数の受信者への経路上に存在してパケ
ットを転送するノード装置において、パケットにネット
ワーク層処理を施す処理手段と、前記複数の受信者の全
てを宛先とするある特定のフローに対する通信品質の提
供が各々の受信者により要求されたか否かにかかわらず
に、前記特定のフローのために前記通信品質を予約する
ための手続きに使用され、前記複数の受信者への前記特
定のフローの経路において上流から下流へ転送される、
あるメッセージを受信した場合に、前記特定のフロー用
の一つまたは複数の仮想チャネルを、前記複数の受信者
の全てに向けて設定する設定手段と、上流に設定された
前記特定のフロー用の仮想チャネルと、下流に設定され
た前記特定のフロー用の一つまたは複数の仮想チャネル
との対応関係を記憶する記憶手段と、この記憶された対
応関係に従ってネットワーク層よりも下位の層の処理で
パケットを転送する転送手段とを備えたことを特徴とす
る。本発明(請求項15)は、送信者から複数の受信者
への経路上に存在してパケットを転送するノード装置に
おいて、パケットにネットワーク層処理を施す処理手段
と、前記複数の受信者のうちの少なくとも一つの受信者
から前記送信者へと上流方向へ転送される、特定のフロ
ーのために前記通信品質を予約するメッセージを受信し
た場合に、前記特定のフロー用の仮想チャネルを、前記
少なくとも一つの受信者に向けて設定し、前記複数の受
信者のうち、前記ノードの下流側に位置する他の受信者
へ向けて、前記特定のフロー用の仮想チャネルの設定が
必要である旨を示す通知メッセージを送信する設定手段
と、上流に設定された前記特定のフロー用の仮想チャネ
ルと、下流に設定された前記特定のフロー用の一つまた
は複数の仮想チャネルとの対応関係を記憶する記憶手段
と、前記対応関係に従ってネットワーク層よりも下位の
層の処理でパケットを転送する転送手段とを備え、前記
特定のフローの経路におけるノードにおいては、前記通
知メッセージに応答して、前記特定のフローのための前
記他の受信者へ向かう仮想チャネルを設定するための別
の仮想チャネル設定手続きが起動されるものであること
を特徴とする。本発明(請求項19)は、送信者から複
数の受信者への経路上に存在してパケットを転送する複
数のノードを含み、各々の前記ノードは、パケットにネ
ットワーク層処理を施す処理手段と、複数のフローが共
有できる仮想チャネルを、前記複数の受信者に向けて設
定する設定手段とを有する、ネットワークシステムにお
いて、前記ネットワーク層処理手段によって、前記仮想
チャネルへパケットを転送するエッジノードと、上流に
設定された前記複数のフローが共有できる仮想チャネル
と、下流に設定された前記複数のフローが共有できる一
つまたは複数の仮想チャネルとの対応関係を記憶する記
憶手段と、前記対応関係に従ってネットワーク層よりも
下位の層の処理でパケットを転送する転送手段とを有す
る、少なくとも一つの中間ノードとを備え、前記エッジ
ノードにおいて、前記複数のフローのうちあるフローに
対する通信品質の提供がある受信者により要求された場
合に、前記通信品質の提供を要求されたフローに属する
パケットは、その他のフローに属するパケットよりも優
先的に前記仮想チャネルに出力されることを特徴とす
る。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】本発明(請求項1〜8,11〜18)で
は、送信者から複数の受信者へ向けてネットワーク層処
理手段を有するノードを経由してパケットを転送する際
に、例えば、RSVPのPathメッセージのような帯
域確保手順に使用される一部のメッセージを基に、該当
するフローのみを流すVCを帯域確保要求がなされてい
ない経路も含めてそのフローの経路上に設定し、これを
用いてカットスルー転送を行うことにより、VCのマー
ジを行うことなく、パケットの転送を行うことが可能と
なる。
【0030】本発明(請求項9,10,19,20)で
は、経路を同じくするフロー群毎にVCを設定し、これ
を用いてカットスルー転送を行う(帯域の確保が要求さ
れたフロー専用のVCを別に設定することはしない)
が、通信品質の提供を要求されたフローの帯域を保証す
るようにLSR網の入り口あるいはカットスルー転送の
始点のLSRにパケットスケジューリング(優先制御)
を行うことにより、VCのマージを行うことなく特定の
フローに要求された通信品質を提供することができる。
また、この際の必要VC数の増加を防ぐことができる。
【0031】本発明(請求項8,9)では、経路を同じ
くするフロー群毎にVCを設定し、これを用いてカット
スルー転送を行う(帯域の確保が要求されたフロー専用
のVCを別に設定することはしない)が、通信品質の提
供を要求されたフローの帯域を保証するようにLSR網
の入り口あるいはカットスルー転送の始点のLSRにパ
ケットスケジューリング(優先制御)を行うことによ
り、VCのマージを行うことなく特定のフローに要求さ
れた通信品質を提供することができる。また、この際の
必要VC数の増加を防ぐことができる。
【0032】このように本発明によれば、カットスルー
転送するフローについて通信品質の提供を要求された場
合に、そのフロー専用の通信資源(帯域)を確保したV
Cを用いることにより、もしくはそのフロー専用のVC
を設定しない代わりにそのフローについて優先的な転送
を行うことにより、網内のノードはVCのマージを行わ
ずにカットスルー転送を行うことができる。
【0033】なお、以上の装置に係る発明は方法に係る
発明としても成立し、方法に係る発明は装置に係る発明
としても成立する。また、装置または方法に係る本発明
は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させ
るための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する
手段として機能させるための、あるいはコンピュータに
当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として
も成立する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。以下の説明は、IPパケットを
運ぶメディアとしてATMを仮定して行われるが、AT
Mでなくとも、IETFのMPLSワーキンググループ
において提案されているLabel Switchin
g技術を用いることができるメディアであれば、本発明
を適用することが可能である。また、以下の説明はIP
網において行われるが、Label Switchin
g技術を用いることができるパケット網であれば、本発
明を適用することが可能である。
【0035】最初にLSRの基本構成と本発明が使われ
る具体例について説明する。図1は、LSRの基本構成
の一例を示す。LSRは、少なくとも一つの入力インタ
ーフェースと出力インターフェースを持ち、ATMセル
受信部2、ATMセル送信部4、パケット組み立て部
6、パケットセル化部8、IP処理部10、出力VC検
索部12とを備えている。
【0036】ATMセル受信部2は、ATMセルを受信
すると、その入力リンクとセルヘッダに記されているV
PIとVCIの値を出力VC検索部12に通知し、この
入力VPI,VCIに対応付けられている出力リンク,
VPI,VCIの検索を依頼する。出力VC検索部12
は、出力VC検索表を保持しており、与えられた入力リ
ンク,VPI,VCIをキーに対応付けられている出力
リンク,VPI,VCIを探し、この結果をATMセル
受信部2へ返す。対応付けられている出力VCが存在す
る場合は、受信したATMセルをATMセル送信部4へ
渡し、ATMセル送信部4はこれを出力VC検索表のエ
ントリに従って該当する出力リンク,VPI,VCI、
確保帯域で送出する。これにより、IP処理を行わずに
パケットを転送するカットスルー転送を実現する。
【0037】もし、出力VC検索表に該当するエントリ
がない場合は、ATMセル受信部2は、受信したATM
セルをパケットを組み立て部6に渡す。パケット組み立
て部6は、受信したATMセルからIPパケットを組み
立て、組み上がったIPパケットをIP処理部10に渡
す。IP処理部10は受け取ったIPパケットの出力リ
ンクと次段ノードを経路表から検索して決定し、IPパ
ケットをパケットセル化部8へ渡す。パケットセル化部
8は、IPパケットをATMセルに分割し、これをAT
Mセル送信部4へ渡す。ATMセル送信部4は、IP処
理部10が決定した出力リンクから、IP処理部10が
決定した次段ノードへ接続されたVCのVPIとVCI
を付けて、このセルを出力する。このとき送出されるV
Cは隣接LSR間に予め設定されており、カットスルー
転送を行うことができないパケットを転送するために使
われるVCである。
【0038】図2は、出力VC検索表の一構成例であ
る。出力VC検索表は、入力VC(リンク,VPI,V
CI)、出力VC(リンク,VPI,VCI)、確保帯
域のエントリを持つ。図2において、確保帯域が0と
は、帯域の確保を行わず、すなわち通信品質の保証がな
いことを意味する。また、図2では、確保帯域の値を明
に書くようになっているが、そうではなくて、セル転送
時の優先度を書き込み、帯域を確保されていないセルは
低優先で転送し、帯域を確保されているセルは高優先で
転送するようにしても、本発明の効果を減ずるものでは
ない。
【0039】図2の場合、ATMセル受信部2が入力
(リンク,VPI,VCI)=(0,10,32)のセ
ルを受信すると、パケット組み立て部6に渡すことな
く、ATMセル送信部4へ受信セルを渡す。ATMセル
送信部4は、出力1番のリンクから(VPI,VCI)
=(11,33)でセルを送出する。このATMセルの
転送の際には、通信品質は保証されない。また、ATM
セル受信部2が入力(リンク,VPI,VCI)=
(1,12,34)のセルを受信すると、パケット組み
立て部6に渡すことなく、ATMセル送信部4へ受信セ
ルを渡す。ATMセル送信部4は、出力2番のリンクか
ら(VPI,VCI)=(13,35)でセルを送出す
る。このATMセルの転送の際には、1.5[Mbp
s]の帯域で転送が行われる。さらに、出力3番のリン
クから(VPI,VCI)=(14,36)にもそのセ
ルのコピーを送出する。このATMセルの転送の際に
は、通信品質の保証は行われない。
【0040】一方、ATMセル受信部2は、入力(リン
ク,VPI,VCI)が(0,10,32)でも(1,
12,34)でもないセルを受信すると、出力VC検索
表に該当するエントリがないため、これをパケット組み
立て部6へ渡す。以後、IP処理部10、パケットセル
化部8、ATMセル送信部4にて処理される。
【0041】図8において、LSR701は、各フロー
と、そのフローのパケットを出力すべきVCとの対応関
係を記憶しており、これを参照して、受信したフローA
とフローBとフローCのIPパケットをATMセル化
し、VC801にて出力している。LSR702は、V
C801を出力VC検索表に登録し、その出力VCエン
トリにVC802と803とを登録することにより、フ
ローAとフローBとフローCとをIP処理することなく
転送することができる。少なくともLSR網901内で
は経路を同一にするフローAとフローBとフローCとを
同一VCで運んでいるのは、必要VC数の削減のためで
ある。
【0042】以上に、本発明のパケット転送方式が使わ
れる具体例を示した。以下では、カットスルー転送を行
うフローに対して通信資源の確保(もしくは優先的な転
送)を要求された場合にも、LSRにおいてVCのマー
ジを行わなくて済むようにしたいくつかの実施形態につ
いて詳しく説明する。
【0043】(第1の実施形態)まず、第1の実施形態
について説明する。本実施形態では、Pathメッセー
ジを受信すると、帯域の確保要求がなくてもすなわちR
esvメッセージを受信しなくとも、Pathメッセー
ジで指定されるフローを運ぶVCを別に設定し、これを
用いてカットスルー転送を行う。そして、実際にRes
vメッセージを受信した際に、LSR内部でのセル転送
のための帯域の確保を行う。このとき、Resvメッセ
ージを送信した下流LSRへのVCを例えばUBR(U
nspecified Bit Rate)からCBR
(Constant Bit Rate)へというよう
により通信品質の高いVCに変え,TAIIKIを確保
することが望ましい。
【0044】これにより、VCの設定状態と、フローが
流れる状態は、例えば図8のようであったものが図3に
示すもののようになる。図3では、送信者501がフロ
ーAのためのRSVPのPathメッセージを送出して
いる。LSR701,702はPathメッセージを受
信すると、Pathメッセージ内のSESSIONオブ
ジェクトから(宛先アドレス、宛先ポート番号、プロト
コル番号)を知り、SENDER_TEMPLATEオ
ブジェクトから(ソースアドレス、ソースポート番号)
を知ることにより、このPathメッセージの対象とし
ているフロー、すなわちフローAを特定することができ
る。LSR701〜704は、Pathメッセージの受
信をきっかけに、フローAの転送のためにVC804〜
806を設定する。LSR702は、自ノードの出力V
C検索表に、入力VCが804で、出力VCが805と
806であるエントリを作成する。ただし、セル転送の
確保帯域を0とする。また、VC804〜VC806は
UBRで設定することが望ましい。LSR701は、各
フローと、そのフローのパケットを出力すべきVCとの
対応関係を更新し、フローAに属するパケットを受信す
ると、これをセル化してVC804を用いて送出し、フ
ローBまたはCに属するパケットを受信すると、これを
セル化してVC801を用いて送出する。そして、LS
R702は、VC804から受信したセルをVC805
とVC806へカットスルー転送を行い、VC801か
ら受信したセルは今まで通りVC802とVC803へ
カットスルー転送を行う。
【0045】次に、受信者601より、フローAに対す
る帯域確保を要求するResvメッセージが到着した場
合、ResvメッセージをLSR702が受信すると、
そのResvメッセージ内に記された要求帯域Flow
specに応じた帯域を出力VC検索表の該当するエン
トリ、すなわち入力VCが804で出力VC805の確
保帯域の項目に書き込む。そして、Resvメッセージ
をLSR701へ送出する。このとき、VC805をよ
り通信品質のよいもの、例えばCBR−VCへ変更する
ことが望ましい。
【0046】この際、LSR702に帯域を割り当てる
だけの通信リソースがない場合には、ResvErrメ
ッセージをLSR703へ送出し、出力VC検索表の変
更は行わない。
【0047】LSR701はResvメッセージを受信
すると、そのメッセージに記された要求帯域Flows
pecに応じた帯域をフローAに割り当てる。すなわ
ち、そのレートでVC804へフローAに属するパケッ
トを流す。このとき、VC804をより通信品質の良い
もの、例えばCBR−VCへ変更することが望ましい。
すると、LSR702では、CBRのVC804から来
たセルをコピーしてCBRのVC805とUBRのVC
806に転送することになる。
【0048】上記の操作により、VCのマージを行うこ
となく、RSVPにより帯域確保を要求されたフローA
に対して、送信者から帯域確保を要求した受信者の経路
にのみ帯域保証を行うことができる。
【0049】なお、VC804とVC805をUBRに
て設定し、LSR701と702で、UBR間の優先制
御(804と805のセルを801と802のセルより
も優先して転送処理)することによっても、Resvメ
ッセージを送出した受信者の経路にある水準の通信品質
を提供することは可能である。
【0050】さらに、図3において、受信者602も、
帯域を要求するためにResvメッセージを送出した場
合、このResvメッセージをLSR702が受信する
と、そのResvメッセージ内に記された要求帯域Fl
owspecに応じた帯域を出力VC検索表の該当する
エントリ、すなわち入力VCが804で出力VC806
の確保帯域の項目に書き込む。この際、VC806をよ
り通信品質の良い設定、例えばCBR−VCに変更する
ことが望ましい。そして、ResvメッセージをLSR
701へ送出する。この際、LSR702に帯域を割り
当てるだけの通信リソースがない場合には、ResvE
rrメッセージをLSR704へ送出し、出力VC検索
表の変更は行わない。
【0051】上記の操作により、VCのマージを行うこ
となく、RSVPにより帯域確保を要求されたフローA
に対して、送信者から帯域確保を要求した受信者の経路
にのみ帯域保証を行うことができる。
【0052】なお、Pathメッセージの受信をきっか
けに対象となるフローを流すVCを設定する際に、Pa
thメッセージ自体をVC設定のためのプロトコルとし
て用いてもよいし、Pathメッセージとは別にVC設
定プロトコルを動かしてもよい。
【0053】次に、Pathメッセージをきっかけにし
たVCが張れない場合について説明する。本実施形態で
は、Pathメッセージの受信をきっかけに対象となる
フローを流すVCを設定し、これを使用してカットスル
ー転送を行うものであるが、このVCの設定に失敗した
場合、設定に失敗したLSRは、Err Codeとし
てVC設定の失敗を示す値を記したPathErrメッ
セージを上流LSRへ送出することが望ましい。このP
athErrメッセージは、LSR網の入り口のLSR
まで転送されるので、これを受信した入り口のLSR
は、一定時間、例えばN回Pathメッセージを送出す
る間、フローAをこのためのVCに流さないことが望ま
しい。また、入り口のLSRがPathErrメッセー
ジを上流のノードに転送する際、エラーコードをRSV
Pの仕様に記されている値、例えば23(エラーコード
=23はRSVP system errorを示す)
に変更し上流のノードに転送することが望ましい。
【0054】例えば、LSR702がLSR704への
VC806の設定に失敗した場合、これを示すエラーコ
ードの値を新たに定義し、このエラーコードを記したP
athメッセージをLSR701へ送出する。LSR7
01は、一定時間、フローAをVC804ではなくVC
801へ送出し、また、エラーコードとして例えば23
を記したPathErrメッセージを送信者501に転
送する。
【0055】次に、マルチアクセス網でLSR間が接続
している場合について説明する。これまでの説明は、L
SR間がポイント・ポイントリンクで接続されている場
合を例にとって行ってきた。ここで、LSR間がマルチ
アクセスリンクで接続されている場合に、第1の実施形
態を適用した場合について説明を行う。
【0056】図4は、ATM網によって構成される論理
的な一つのサブネット(LIS:Logical IP
Subnetwork)に、LSR710〜713が
接続されている様子を示す。この一つのサブネットは、
図8で言えば隣接LSR間(例えば702と703の
間)に相当する。Pathメッセージを受信する以前
は、図4に示すようにフローA,B,Cを一本のVC8
11に流している。なお、図4では、LIS内の全ての
ノードにVC811を接続しているように描かれている
が、フローA,B,Cを転送する必要のないノードには
VC811を接続しないことが望ましい。
【0057】LSR710がフローAのためのPath
メッセージを受信した場合の動作を、図5を用いて説明
する。LSR710は、フローAのためのPathメッ
セージを受信すると、新たなVC821を、フローAを
転送すべき次段LSR711〜713へ設定する。この
とき、VC821はUBR−VCであることが望まし
い。上流LSRからフローAを流すためのVC820が
設定されると、出力VC検索表に、入力VCとしてVC
820を、出力VCとしてVC821を設定することに
より、カットスルー転送を行うことができる。このと
き、出力VC検索表の確保帯域の項目に0を記す。
【0058】次段LSR、例えばLSR711、からR
esvメッセージをLSR710が受信した場合、LS
R710は、出力VC検索表に要求帯域Flowpec
に応じた値を該当するエントリ、すなわち入力VCがV
C820で出力VCが821の確保帯域の項目に書き込
む。これにより、LSR710におけるフローAの転送
時に帯域が確保される。そして、Resvメッセージを
上流のノードに転送する。このとき、VC821をより
通信品質の良いもの、例えばCBR−VCに変更するこ
とが望ましい。
【0059】このようにLSR間がマルチアクセスリン
クで接続されていても、マルチキャストVCを用い、ポ
イント・ポイントリンクの場合と同様の処理を行うこと
により、本発明を適用することができる。
【0060】次に、ベストエフォートカットスルーVC
がない場合について説明する。これまでの説明は、LS
R間にフローA,B,Cを流すVCが存在し、これらの
フローがカットスルー転送を行われている場合を例にと
って行ってきたが、このVCが存在しなくとも、フロー
AのためのPathメッセージを受信したLSRが、フ
ローAのためのVCを新たに設定することにより、第1
の実施形態を適用することができる。
【0061】次に、経路の途中で帯域が確保できなかっ
た場合について説明する。Resvメッセージの受信に
よる帯域を確保したVCの設定に失敗した場合、これを
示す新たに定義したエラーコードを記したResvEr
rメッセージを送出し、このResvErrを受信した
LSRは、対応するフローを運ぶVCの確保帯域を一定
時間、例えばN回Resvメッセージを送出する間、解
放するようにしてもよい。これによって、経路の途中で
帯域確保に失敗した場合、経路の一部にのみ帯域を確保
することを防ぐことができる。この場合、このResv
メッセージを受信した出側のLSRは、エラーコードを
RSVPの仕様に記載されている値に変えたResvE
rrメッセージを送出することが望ましい。なお、Re
svErrメッセージを受信しても、対応するフローを
運ぶVCの確保帯域をそのままとし、上流の(帯域の確
保されていない)そのフロー用のVCと下流の(帯域が
確保された)VCとを用いてカットスルー転送するよう
にしても構わない。
【0062】次に、図6に、本実施形態を実現するため
のLSRの構成例を示す。LSRは図1の構成に加え
て、RSVP処理部14と、VC設定/解放部16とを
備えている。ここでは、RSVP処理部14とVC設定
/解放部16についてのみ説明する。
【0063】受信パケットがRSVPパケットである場
合は、出力VC検索表に該当するエントリはなく、AT
Mセル受信部2で受信されたセルがパケット組み立て部
6でIPパケットに組み上げられて、RSVP処理部1
4に渡される。
【0064】RSVP処理部14は、RSVPメッセー
ジの処理を行い、上述したようにメッセージの内容に従
ってVC設定/解放部16への指示と、自装置内におけ
るスイッチ等の通信資源の帯域の確保・解放(もしくは
ATMセル受信部2および/またはATMセル送信部4
への優先制御の指示)と、出力VC検索表の該当するエ
ントリの確保帯域の項目の更新を行う。また、必要なら
ばPathメッセージ、Resvメッセージの内容が記
憶される。
【0065】VC設定/解放部16は、RSVP処理部
14からの指示により、VCの帯域の確保・解放を行
う。なお、VCの通信品質を例えばUBRからCBRに
変更することは、一旦、UBRのVCを解放し、そのフ
ロー用のCBRのVCを再設定することで実現できる。
【0066】ここでは、帯域確保の通知手段としてRS
VPを用いた場合を例に説明を行ったが、RSVPを用
いなくとも、予め帯域確保(通信資源の予約もしくは優
先的転送)を要求する可能性のあるフローを経路上のL
SRに通知するものであれば、本発明は適用可能であ
り、また、そのような場合でも本発明の効果を減ずるも
のではない。
【0067】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。本実施形態では、LSR
は、Pathメッセージの受信をきっかけに直ちにRS
VPで指定されるフローのためのVCを設定するのでは
なく、少なくとも一つの受信者がResvメッセージを
送出する場合に、少なくともResvメッセージを送出
していない受信者(もしくは全受信者)へ向けて、RS
VPで指定されるフローのためのVCの設定を指示する
値を書き込んだPathメッセージを送出することによ
り、フローの経路上にそのフロー専用のVCを設定し、
これを用いてカットスルー転送を行う。また、この経路
の中でResvメッセージを送出した受信者と送信者と
の間の経路上のVCはより通信品質の高いVCとするこ
とが望ましい。
【0068】このため、本実施形態では、Pathメッ
セージ内に持つことのできる新たなオブジェクト、VC
_SETUPオブジェクトを定義する。VC_SETU
Pオブジェクトは4byteのオブジェクトで、PAT
H_SETUPフィールドを持つ。このフィールドはS
ETUP、TEARDOWNの二つの値のどちらかをと
り得る。PATH_SETUPフィールドがSETUP
であるPathメッセージを受信したLSRは、これを
きっかけにVCの設定を試みる。PATH_SETUP
フィールドがTEARDOWNであるPathメッセー
ジを受信したLSRは、対応するフローのためのVC
が、もし存在すれば切断する。このVC_SETUPオ
ブジェクトの一構成例を図7に示す。
【0069】さて、本実施形態では、例えば図8を初期
状態として、LSR網の入り口のLSRはPathメッ
セージを送出する場合に、VC_SETUPオブジェク
トを含んだPathメッセージを送出し、まず始めは、
このPATH_SETUPにはTEARDOWNの値を
書き込む。このPathメッセージを受信したLSR
は、対応するフローのためのVCは存在しないので、通
常通り、同じ値のVC_SETUPオブジェクトを含む
Pathメッセージを送出する。
【0070】Resvメッセージを受信したLSRは、
対応するフローを出力すべき全ての(もしくはResv
メッセージを受信した以外の)出力インターフェースか
ら、PATH_SETUPフィールドにSETUPの値
を書き込んだPathメッセージを送出し、Resvメ
ッセージで帯域確保を要求された経路には帯域を確保し
た(もしくは他のVCに比べセルが優先的に転送され
る)そのフロー専用のVCを設定し、そうでない経路に
は帯域を確保しないそのフロー専用のVCを設定し、R
esvメッセージを上流に送出する。これにより、例え
ば図8を初期状態とすると、図3のようにVCが設定さ
れる。
【0071】ただし、帯域を確保したVCを設定できな
かったLSRは、ResvErrメッセージを下流へ送
出する。一方、帯域を確保しないVCを設定できなかっ
たLSRは、これを示すエラーコードを書き込んだPa
thErrメッセージを送出する。
【0072】このPathErrメッセージを受信した
LSRは、これを上流のLSRへ転送する。Resvメ
ッセージを一定時間、受信しなかったため、その帯域確
保のステートがタイムアウトしたLSRは、送出するP
athメッセージのVC_SETUPオブジェクトの値
を、上流から受信する値と等しくする。
【0073】Resvメッセージの受信をしなかったL
SR網の入り口のLSRは、送出するPathメッセー
ジのVC_SETUPオブジェクトの値を、TEARD
OWNとしたPathメッセージを送出する。
【0074】以下に、LSR網の入り口のLSRにおけ
るルールを示す。 (1)Resvメッセージを、過去一定時間内に受信し
た場合、PATH_SETUPの値を、SETUPとす
る。 (2)上記の(1)でない場合、PATH_SETUP
の初期値を、TEARDOWNとする。 (3)PATH_SETUPフィールドの値を上記の
(1)または(2)で決めたVC_SETUPオブジェ
クトを含んだPathメッセージを定期的に送出する。
【0075】以下に、LSR網内のLSRにおけるルー
ルを示す。 (1)Resvメッセージを、過去一定時間内に受信し
た場合、PATH_SETUPの値を、SETUPとす
る。 (2)上記の(1)でない場合、PATH_SETUP
の値を、上流から受信したPathメッセージのPAT
H_SETUPフィールドの値と等しくする。
【0076】(3)PATH_SETUPフィールドの
値を上記の(1)または(2)で決めたVC_SETU
Pオブジェクトを含んだPathメッセージを定期的に
送出する。
【0077】次に、本実施形態の動作について具体例を
用いて説明を行う。まず、図8において、送信者501
は、フローAのために、カットスルー転送されない図示
しないVCを用いてPathメッセージを送出してい
る。このとき、入り口のLSR701の送出するPat
hメッセージ内のVC_SETUPオブジェクトの値は
TEARDOWNである。
【0078】ここで、受信者601がフローAに対する
帯域確保を要求するResvメッセージを送出した場
合、LSR703はResvメッセージを受信すると、
通信回線102へフローAの帯域を確保し、Resvメ
ッセージをLSR702へ送出する。これを受信したL
SR702は、図3に示すように、フローAのためのV
C805を設定し、ResvメッセージをLSR701
へ送出する。また同時に、VC_SETUPオブジェク
トにSETUPを記したPathメッセージを、LSR
704へ送出し、VC806を設定する。Resvメッ
セージを受信したLSR701は、図3に示すように、
フローAのためのVC804を設定し、VC804を用
いて確保帯域に応じたレートでフローAに属するパケッ
トを転送する。このとき、LSR702は、出力VC検
索表に入力VCとしてVC804を、出力VCとしてV
C805とVC806とを記入し、VC805の確保帯
域の項目には確保帯域Flowspecに対応した値を
記入し、VC806の確保帯域の項目には0を記入する
ことにより、IP処理なしでフローAに帯域を確保する
ことができる。また、VCのマージを行う必要がない。
【0079】ただし、LSR702がVC806の設定
に失敗した場合、LSR702はその旨を示すエラーコ
ードを記したPathErrメッセージを送出する。こ
のとき、LSR702はResvメッセージをLSR7
11へ転送しないことが望ましい。このPathErr
メッセージを受信したLSR701は、フローAをVC
804へ流すのではなく、VC801に流すことが望ま
しい。これにより、LSR702は、フローAを、VC
801〜803を用いてカットスルー転送を行うことが
できる。
【0080】LSR702はResvメッセージをLS
R701へ送出し、これを受けてLSR701はVC8
04に帯域を確保するが、このときはじめてフローAを
VC804へ転送する(各フローとそのフローのパケッ
トを出力すべきVCとの対応関係を更新する)ことが望
ましい。
【0081】次に、Pathメッセージをきっかけにし
たVCが張れない場合について説明する。本実施形態で
は、PATH_SETUPフィールドの値がSETUP
であるPathメッセージの受信をきっかけに対象とな
るフローを流すVCを設定し、これを使用してカットス
ルー転送を行うものであるが、このVCの設定に失敗し
た場合、設定に失敗したLSRは、Err Codeと
してVC設定の失敗を示す値を記したPathErrメ
ッセージを上流LSRへ送出することが望ましい。この
PathErrメッセージは、LSR網の入り口のLS
Rまで転送されるので、これを受信した入り口のLSR
は、一定時間、例えばN回Pathメッセージを送出す
る間、フローAのためのVCに流さないことが望まし
い。また、入り口のLSRがPathErrメッセージ
を上流のノードに転送する際、エラーコードをRSVP
の仕様に記されている値、例えば23に変更し上流のノ
ードに転送することが望ましい。
【0082】例えば、LSR702がLSR704への
VC806の設定に失敗した場合、これを示す値を新た
に定義し、このエラーコードを記したPathメッセー
ジをLSR701へ送出する。LSR701は、一定時
間、フローAをVC804ではなくVC801へ送出
し、また、エラーコードとして例えば23を記したPa
thErrメッセージを送信者501に転送する。
【0083】次に、マルチアクセス網でLSR間が接続
している場合について説明する。これまでの説明は、L
SR間がポイント・ポイントリンクで接続されている場
合を例にとって行ってきた。ここで、LSR間がマルチ
アクセスリンクで接続されている場合に、第2の実施形
態を適用した場合について説明を行う。
【0084】図4は、ATM網によって構成される論理
的な一つのサブネット(LIS:Logical IP
Subnetwork)に、LSR710〜713が
接続されている様子を示す。PATH_SETUPフィ
ールドの値がTEARDOWNであるPathメッセー
ジを受信している間は、図4に示すようにフローA,
B,Cを一本のVC811に流している。図4では、L
IS内の全てのノードにVC811を接続しているよう
に描かれているが、フローA,B,Cを転送する必要の
ないノードにはVC811を接続しないことが望まし
い。
【0085】LSR710がPATH_SETUPの値
がSETUPであるPathメッセージを受信した場合
の動作を、図5を用いて説明する。ただし、このPat
hメッセージはフローAのためのものであるとする。L
SR710は、PATH_SETUPの値がSETUP
であるPathメッセージを受信すると、新たなVC8
21を、フローAを転送すべき次段LSR711〜71
3へ設定する。このとき、VC821はUBR−VCで
あることが望ましい。上流LSRからフローAを流すた
めのVC820が設定されると、出力VC検索表に、入
力VCとしてVC820を、出力VCとしてVC821
を設定することにより、カットスルー転送を行うことが
できる。このとき、出力VC検索表の確保帯域の項目に
0を記す。
【0086】次段LSR、例えばLSR711、からR
esvメッセージをLSR710が受信した場合、LS
R710は、出力VC検索表に要求帯域Flowpec
に応じた値を該当するエントリ、すなわち入力VCがV
C820で出力VCが821の確保帯域の項目に書き込
む。これにより、LSR710におけるフローAの転送
時に帯域が確保される。そして、Resvメッセージを
上流のノードに転送する。このとき、VC821をより
通信品質の良いもの、例えばCBR−VCに変更するこ
とが望ましい。
【0087】このようにLSR間がマルチアクセスリン
クで接続されていても、マルチキャストVCを用い、ポ
イント・ポイントリンクの場合と同様の処理を行うこと
により、本発明を適用することができる。
【0088】次に、ベストエフォートカットスルーVC
がない場合について説明する。これまでの説明は、LS
R間にフローA,B,Cを流すVCが存在し、これらの
フローがカットスルー転送を行われている場合を例にと
って行ってきたが、このVCが存在しなくとも、PAT
H_SETUPフィールドの値がSETUPであるフロ
ーAのためのPathメッセージを受信したLSRが、
フローAのためのVCを新たに設定することにより、第
2の実施形態を適用することができる。
【0089】次に、経路の途中で帯域が確保できなかっ
た場合について説明する。Resvメッセージの受信に
よる帯域を確保したVCの設定に失敗した場合、これを
示す新たに定義したエラーコードを記したResvEr
rメッセージを送出し、このResvErrを受信した
LSRは、対応するフローを選ぶVCの確保帯域を一定
時間、例えばN回Resvメッセージを送出する間、解
放してもよい。これによって、経路の途中で帯域確保に
失敗した場合、経路の一部にのみ帯域を確保することを
防ぐことができる。この場合、このResvErrメッ
セージを受信した出側のLSRは、エラーコードをRS
VPの仕様に記載されている値に変えたResvErr
メッセージを送出することが望ましい。なお、Resv
Errメッセージを受信しても、対応するフローを運ぶ
VCの確保帯域をそのままとし、上流の(帯域の確保さ
れていない)そのフロー用のVCと下流の(帯域が確保
された)VCとを用いてカットスルー転送するようにし
ても構わない。
【0090】図6に、本実施形態を実現するためのLS
Rの構成例を示す。LSRは図1の構成に加えて、RS
VP処理部14と、VC設定/解放部16とを備えてい
る。ここでは、RSVP処理部14とVC設定/解放部
16についてのみ説明する。
【0091】受信パケットがRSVPパケットである場
合は、出力VC検索表に該当するエントリはなく、AT
Mセル受信部2で受信されたセルがパケット組み立て部
6でIPパケットに組み上げられて、RSVP処理部1
4に渡される。
【0092】RSVP処理部14は、RSVPメッセー
ジの処理を行い、上述したようにメッセージの内容に従
ってVC設定/解放部16への指示と、自装置内におけ
るスイッチ等の通信資源の帯域の確保・解放と、出力V
C検索表の該当するエントリの確保帯域の項目の更新を
行う。また、必要ならばPathメッセージ、Resv
メッセージの内容が記憶される。
【0093】VC設定/解放部16は、RSVP処理部
14からの指示により、VCの帯域の確保・解放を行
う。なお、VCの通信品質を例えばUBRからCBRに
変更することは、一旦、UBRのVCを解放し、そのフ
ロー用のCBRのVCを設定することで実現できる。
【0094】ここでは、帯域確保の通知手段としてRS
VPを用いた場合を例に説明を行ったが、RSVPを用
いなくとも、予め帯域確保(通信資源の予約もしくは優
先的転送)を要求する可能性のあるフローを経路上のL
SRに通知するものであれば、本発明は適用可能であ
り、また、そのような場合でも本発明の効果を減ずるも
のではない。
【0095】また、ここでは、対象となるフローの経路
の中で受信者からのResvメッセージが転送されない
経路にもそのフロー専用のVCを新たに設定する必要を
経路上のノード(LSR)に教えるために、Pathメ
ッセージを利用したが、そうではなく、カットスルーパ
スの分岐が起こるLSRからResvメッセージを送出
していない受信者(もしくはその受信者につながる出口
のLSR)までの経路上のLSRにそのフロー専用のV
Cを設定するよう指示する別のプロトコルを定義しても
構わない。
【0096】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明を行う。本実施形態では、RSV
Pで帯域の確保を要求された場合に、対象となるフロー
のためのVCを新たに設定するのではなく、そのフロー
を運ぶVCに対して帯域を確保し、LSRによってその
VCにフローを流す場合に、RSVPフローとそうでは
ないフローとの間で優先制御を行うものである。
【0097】図8において、送信者501が送出した、
フローAのためのPathメッセージに応えて、受信者
601がフローAに対する帯域確保を要求するResv
メッセージを送出した場合、LSR703はResvメ
ッセージを受信すると、通信回線102へフローAの帯
域を確保し、ResvメッセージをLSR702へ送出
する。これを受信したLSR702は、フローAを運ん
でいるVC802の出力VC検索表の確保帯域の項目を
0からFlowspecに対応する値にセットし、Re
svメッセージをLSR701へ送出する。Resvメ
ッセージを受信したLSR701は、フローAに属する
パケットを、RSVPで帯域を要求されたレートでIP
処理部を介してVC801へ流す。帯域を要求されてい
ないフローBとフローCに属するパケットは、余った帯
域を用いてVC801へ送出する。LSR702では、
VC801から来たセルをコピーして、必要帯域が確保
された(もしくは図示しない他のVCよりも優先され
る)VC802と、帯域の確保されていないVC803
に転送する。なお、LSR701で、上流の(図示しな
い)フローA,B,C用のVCからVC801へのカッ
トスルー転送を行っている場合は、セルのヘッダに書か
れた優先度(フローAのパケットのセルの方がフロー
B,Cのパケットのセルよりも優先して転送されるよう
に値が書かれているようにする)に基づいて、IP処理
部を介さずに上記のようなパケットの送出を行うことも
可能である。同様に、LSR702でも、VC801か
ら来たセルをセルヘッダに書かれた優先度に基づいて転
送することで、同じVC内のフローAをフローB,Cよ
り優先的に扱うことも可能である。
【0098】以上の操作により、フローAのためのVC
を張ることなく、したがってVCのマージを行うことも
なく、帯域を要求した受信者601と送信者との間の経
路にフローAの帯域を確保することができる。
【0099】次に、マルチアクセス網でLSR間が接続
している場合について説明する。これまでの説明は、L
SR間がポイント・ポイントリンクで接続されている場
合を例にとって行ってきた。ここで、LSR間がマルチ
アクセスリンクで接続されている場合に、第3の実施形
態を適用した場合について説明を行う。
【0100】図4は、ATM網によって構成される論理
的な一つのサブネット(LIS:Logical IP
Subnetwork)に、LSR710〜713が
接続されている様子を示す。Resvメッセージを受信
する以前は、図4に示すようにフローA,B,Cを一本
のVC811に流している。図4では、LIS内の全て
のノードにVC811を接続しているように描かれてい
るが、フローA,B,Cを転送する必要のないノードに
はVC811を接続しないことが望ましい。
【0101】次段LSR、例えばLSR711、からR
esvメッセージをLSR710が受信した場合、LS
R710は、出力VC検索表に要求帯域Flowpec
に応じた値を該当するエントリ、すなわち入力VCがV
C810で出力VCが811の確保帯域の項目に書き込
む。これにより、LSR710におけるフローAの転送
時に帯域が確保される。そして、Resvメッセージを
上流のノードに転送する。このとき、VC811をより
通信品質の良いもの、例えばCBR−VCに変更するこ
とが望ましい。
【0102】このようにLSR間がマルチアクセスリン
クで接続されていても、マルチキャストVCを用い、ポ
イント・ポイントリンクの場合と同様の処理を行うこと
により、本発明を適用することができる。
【0103】次に、ベストエフォートカットスルーVC
がない場合について説明する。これまでの説明は、LS
R間にフローA,B,Cを流すVCが存在し、これらの
フローがカットスルー転送を行われている場合を例にと
って行ってきたが、このVCが存在しなくとも、フロー
AのためのResvメッセージを受信したLSRが、フ
ローA,B,CのためのVCを新たに設定することによ
り、第3の実施形態を適用することができる。
【0104】図6に、本実施形態を実現するためのLS
Rの構成を示す。LSRは図1の構成に加えて、RSV
Pメッセージの処理を行うRSVP処理部14と、VC
の設定・解放を行うVC設定/解放部16とを備えてい
る。
【0105】受信パケットがRSVPパケットである場
合は、出力VC検索表に該当するエントリはなく、AT
Mセル受信部2で受信されたセルがパケット組み立て部
6でIPパケットに組み上げられて、RSVP処理部1
4に渡される。
【0106】RSVP処理部14は、上述のようにRe
svメッセージを受けた場合、そのフローに対する優先
制御のために、LSR網の入り口および出口に位置する
エッジLSR(図8ではLSR701,703,70
4)にあってはIP処理部10に、それ以外のコアLS
R(図8ではLSR702)にあってはATMセル受信
部2および/またはATMセル送信部4に、優先制御の
指示を与えるとともに、出力VC検索表の該当するエン
トリの確保帯域の項目の更新を行う。また、必要ならば
Pathメッセージ、Resvメッセージの内容が記憶
される。
【0107】RSVP処理部14から上記指示を受けた
エッジLSRのIP処理部10では、Resvメッセー
ジで指定されたフローに属するパケットに対するIP処
理を優先的に行う。
【0108】RSVP処理部14から上記指示を受けた
コアLSRのATMセル受信部2および/またはATM
セル送信部4では、その内部のバッファに蓄積されてい
るセルのうち指定されたフローを収容するVCに属する
ものを優先的に送出するなどの優先制御を行う。
【0109】ここでは、帯域確保の通知手段としてRS
VPを用いた場合を例に説明を行ったが、他の帯域確保
(通信資源の予約もしくは優先的制御)の通知手段を用
いる場合にも本発明は適用可能であり、またそのような
場合でも本発明の効果を減ずるものではない。
【0110】以上の各実施形態では、隣接LSR間にV
Cを設定する際、VCを設定する契機となるメッセージ
を受信した上流側のLSRが主導して、該上流側のLS
Rと下流側のLSRとの間にVCを設定するものとした
が、その逆に、VCを設定する契機となるメッセージを
受信した下流側のLSRが主導して、該下流側のLSR
と上流側のLSRとの間にVCを設定するようなプロト
コルを採用する場合にも、本発明は適用可能である。
【0111】なお、以上の各手順、手段、機能は、ソフ
トウェアとしても実現可能である。また、コンピュータ
に上記各手順を実行させるための(あるいはコンピュー
タを上記各手段として機能させるための、あるいはコン
ピュータに上記各機能を実現させるための)プログラム
を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として実
施することもできる。本発明は、上述した実施の形態に
限定されるものではなく、その技術的範囲において種々
変形して実施することができる。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、カットスルー転送する
フローについて通信品質の提供を要求された場合に、そ
のフロー専用の通信資源を確保した仮想チャネルを用い
ることにより、もしくはそのフロー専用の仮想チャネル
を設定しない代わりにそのフローについて優先的な転送
を行うことにより、網内のノードは仮想チャネルのマー
ジを行わずにカットスルー転送を行いつつ、通信資源の
確保もしくは優先的な転送を要求されたフローについて
のパケット転送を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】LSRの基本構成の一例を示す図
【図2】出力VC検索表の一構成例を示す図
【図3】本発明の第1および第2の実施形態に係るLS
Rの動作を説明するための図
【図4】マルチアクセスリンクを利用した場合のVCの
設定例を示す図
【図5】マルチアクセスリンクを利用した場合の本発明
の適用例を示す図
【図6】通信品質保証機能を付加したLSRの構成例を
示す図
【図7】VC_SETUPオブジェクトの一構成例を示
す図
【図8】本発明の第1、第2および第3の実施形態に係
るLSRの動作を説明するための図
【図9】RSVPのメッセージの流れを示す図
【図10】従来のLSRによるVCマージを説明するた
めの図
【符号の説明】
2…ATMセル受信部 4…ATMセル送信部 6…パケット組み立て部 8…パケットセル化部 10…IP処理部 12…出力VC検索部 14…RSVP処理部 16…VC設定/解放部 101〜103…通信回線 501…送信端末 601,602…受信端末 701〜704,710〜713…LSR 801〜806,810〜814,820〜824…V
C 1701〜1704…LSR
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−95199(JP,A) 特開 平7−183888(JP,A) 特開 平9−36908(JP,A) 特開 平9−275408(JP,A) 特開 平10−28143(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04Q 3/00

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信者から複数の受信者へ向けて、ネット
    ワーク層処理手段を有する複数のノードからなるネット
    ワークを経由して、パケットを転送するパケット転送方
    法において、 前記ノードの各々において、前記複数の受信者の全てを
    宛先とするある特定のフローに対する通信品質の提供が
    各々の受信者により要求されたか否かにかかわらずに、
    前記特定のフローのために前記通信品質を予約するため
    の手続きに使用され、前記複数の受信者への前記特定の
    フローの経路において上流から下流へ転送される、ある
    メッセージを受信した場合に、前記特定のフロー用の一
    つまたは複数の仮想チャネルを、前記複数の受信者の全
    てに向けて設定する設定ステップと、 前記ノードのうちの各々の中間ノードで、上流に設定さ
    れた前記特定のフロー用の仮想チャネルと、下流に設定
    された前記特定のフロー用の一つまたは複数の仮想チャ
    ネルとの対応関係を記憶する記憶ステップと、 前記ノードのうちの各々の中間ノードで、前記対応関係
    に従ってネットワーク層よりも下位の層の処理でパケッ
    トを転送する転送ステップとを有することを特徴とする
    パケット転送方法。
  2. 【請求項2】前記設定ステップでは、前記複数の受信者
    のうちで、前記特定のフローに対する通信品質の提供を
    要求した受信者へ向かう仮想チャネルについては、該通
    信品質が提供されるように設定し、その他の受信者へ向
    かう仮想チャネルについては、通信品質を保証しないも
    のを設定し、 前記記憶ステップでは、上流に設定された前記特定のフ
    ロー用の仮想チャネルと、該通信品質が提供されるよう
    に設定された下流の仮想チャネルおよび通信品質を保証
    しない下流の仮想チャネルとの対応関係を記憶すること
    を特徴とする請求項1に記載のパケット転送方法。
  3. 【請求項3】前記ノードの各々において、前記特定のフ
    ローに対する通信品質の提供を要求した前記受信者から
    前記送信者へ向けて上流へ転送される、通信品質の提供
    を要求するメッセージを受信した場合に、設定した前記
    仮想チャネルのうち、前記ある受信者に向かう仮想チャ
    ネルを、該通信品質が提供されるように変更する変更ス
    テップを更に有することを特徴とする請求項1に記載の
    パケット転送方法。
  4. 【請求項4】前記送信者から前記複数の受信者へ向けて
    転送すべきパケットのフローが複数ある場合に、前記転
    送ステップは、前記特定のフローに属するパケットを、
    前記設定ステップで設定された前記仮想チャネルに転送
    し、その他のフローに属するパケットを、前記仮想チャ
    ネル以外の仮想チャネルに転送することを特徴とする請
    求項1に記載のパケット転送方法。
  5. 【請求項5】送信者から複数の受信者へ向けて、ネット
    ワーク層処理手段を有する複数のノードからなるネット
    ワークを経由して、パケットを転送するパケット転送方
    法において、 前記ノードの各々において、前記複数の受信者のうちの
    少なくとも一つの受信者から前記送信者へと上流方向へ
    転送される、特定のフローのために前記通信品質を予約
    するメッセージを受信した場合に、前記特定のフロー用
    の仮想チャネルを、前記少なくとも一つの受信者に向け
    て設定し、前記複数の受信者のうち、各々ノードの下流
    側に位置する他の受信者へ向けて、前記特定のフロー用
    の仮想チャネルの設定が必要である旨を示す通知メッセ
    ージを送信する設定ステップと、 前記ノードのうちの各々の中間ノードで、上流に設定さ
    れた前記特定のフロー用の仮想チャネルと、下流に設定
    された前記特定のフロー用の一つまたは複数の仮想チャ
    ネルとの対応関係を記憶する記憶ステップと、 前記ノードのうちの各々の中間ノードで、前記対応関係
    に従ってネットワーク層よりも下位の層の処理でパケッ
    トを転送する転送ステップとを有し、 前記特定のフローの経路におけるノードにおいては、前
    記通知メッセージに応答して、前記特定のフローのため
    の前記他の受信者へ向かう仮想チャネルを設定するため
    の別の仮想チャネル設定手続きが起動されることを特徴
    とするパケット転送方法。
  6. 【請求項6】前記設定ステップは、前記特定のフロー用
    の仮想チャネルについて、前記通信品質が提供されるよ
    うに設定し、 前記別の仮想チャネル設定手続きは、前記特定のフロー
    のための前記他の受信者へ向かう仮想チャネルについ
    て、前記通信品質を保証しないものを設定することを特
    徴とする請求項5に記載のパケット転送方法。
  7. 【請求項7】前記送信者から前記複数の受信者へ向けて
    転送すべきパケットのフローが複数ある場合に、前記転
    送ステップは、前記特定のフローに属するパケットを、
    前記設定ステップで設定された前記仮想チャネルに転送
    し、その他のフローに属するパケットを、前記仮想チャ
    ネル以外の仮想チャネルに転送することを特徴とする請
    求項5に記載のパケット転送方法。
  8. 【請求項8】前記別の仮想チャネル設定手続きは、2つ
    の隣接ノードのうちの上流側のノードの主導によって該
    2つの隣接ノード間に仮想チャネルを設定するものか、
    または2つの隣接ノードのうちの下流側のノードの主導
    によって該2つの隣接ノード間に仮想チャネルを設定す
    るものであることを特徴とする請求項5に記載のパケッ
    ト転送方法。
  9. 【請求項9】送信者から複数の受信者へ向けて、ネット
    ワーク層処理手段を有する複数のノードからなるネット
    ワークを経由して、パケットを転送するパケット転送方
    法において、 前記ノードの各々において、複数のフローが共有できる
    仮想チャネルを、前記複数の受信者に向けて設定する設
    定ステップと、 パケットを転送するノードにおいて、前記ネットワーク
    層処理手段によって、前記仮想チャネルへパケットを出
    力する出力ステップと、 前記ノードのうちの各々の中間ノードで、上流に設定さ
    れた前記複数のフローが共有できる仮想チャネルと、下
    流に設定された前記複数のフローが共有できる一つまた
    は複数の仮想チャネルとの対応関係を記憶し、 前記ノードのうちの各々の中間ノードで、前記対応関係
    に従ってネットワーク層よりも下位の層の処理でパケッ
    トを転送する転送ステップとを有し、 前記出力ステップにおいて、前記複数のフローのうちあ
    るフローに対する通信品質の提供がある受信者により要
    求された場合に、前記通信品質の提供を要求されたフロ
    ーに属するパケットは、その他のフローに属するパケッ
    トよりも優先的に前記仮想チャネルに出力されることを
    特徴とするパケット転送方法。
  10. 【請求項10】前記ある受信者から前記送信者へ向けて
    上流へ転送される、通信品質の提供を要求するメッセー
    ジを受信した場合に、設定した前記仮想チャネルのう
    ち、前記ある受信者に向かう仮想チャネルを、該通信品
    質が提供されるように変更する変更ステップを更に有す
    ることを特徴とする請求項9に記載のパケット転送方
    法。
  11. 【請求項11】送信者から複数の受信者への経路上に存
    在してパケットを転送するノード装置において、 パケットにネットワーク層処理を施す処理手段と、 前記複数の受信者の全てを宛先とするある特定のフロー
    に対する通信品質の提供が各々の受信者により要求され
    たか否かにかかわらずに、前記特定のフローのために前
    記通信品質を予約するための手続きに使用され、前記複
    数の受信者への前記特定のフローの経路において上流か
    ら下流へ転送される、あるメッセージを受信した場合
    に、前記特定のフロー用の一つまたは複数の仮想チャネ
    ルを、前記複数の受信者の全てに向けて設定する設定手
    段と、 上流に設定された前記特定のフロー用の仮想チャネル
    と、下流に設定された前記特定のフロー用の一つまたは
    複数の仮想チャネルとの対応関係を記憶する記憶手段
    と、 この記憶された対応関係に従ってネットワーク層よりも
    下位の層の処理でパケットを転送する転送手段とを備え
    たことを特徴とするノード装置。
  12. 【請求項12】前記設定手段では、前記複数の受信者の
    うちで、前記特定のフローに対する通信品質の提供を要
    求した受信者へ向かう仮想チャネルについては、該通信
    品質が提供されるように設定し、その他の受信者へ向か
    う仮想チャネルについては、通信品質を保証しないもの
    を設定し、 前記記憶手段では、上流に設定された前記特定のフロー
    用の仮想チャネルと、該通信品質が提供されるように設
    定された下流の仮想チャネルおよび通信品質を保証しな
    い下流の仮想チャネルとの対応関係を記憶することを特
    徴とする請求項11に記載のノード装置。
  13. 【請求項13】前記設定手段は、前記特定のフローに対
    する通信品質の提供を要求した前記受信者から前記送信
    者へ向けて上流へ転送される、通信品質の提供を要求す
    るメッセージを受信した場合に、設定した前記仮想チャ
    ネルのうち、前記ある受信者に向かう仮想チャネルを、
    該通信品質が提供されるように変更することを特徴とす
    る請求項11に記載のノード装置。
  14. 【請求項14】前記送信者から前記複数の受信者へ向け
    て転送すべきパケットのフローが複数ある場合に、前記
    転送手段は、前記特定のフローに属するパケットを、前
    記設定手段により設定された前記仮想チャネルに転送
    し、その他のフローに属するパケットを、前記仮想チャ
    ネル以外の仮想チャネルに転送することを特徴とする請
    求項11に記載のノード装置。
  15. 【請求項15】送信者から複数の受信者への経路上に存
    在してパケットを転送するノード装置において、 パケットにネットワーク層処理を施す処理手段と、 前記複数の受信者のうちの少なくとも一つの受信者から
    前記送信者へと上流方向へ転送される、特定のフローの
    ために前記通信品質を予約するメッセージを受信した場
    合に、前記特定のフロー用の仮想チャネルを、前記少な
    くとも一つの受信者に向けて設定し、前記複数の受信者
    のうち、前記ノードの下流側に位置する他の受信者へ向
    けて、前記特定のフロー用の仮想チャネルの設定が必要
    である旨を示す通知メッセージを送信する設定手段と、 上流に設定された前記特定のフロー用の仮想チャネル
    と、下流に設定された前記特定のフロー用の一つまたは
    複数の仮想チャネルとの対応関係を記憶する記憶手段
    と、 前記対応関係に従ってネットワーク層よりも下位の層の
    処理でパケットを転送する転送手段とを備え、 前記特定のフローの経路におけるノードにおいては、前
    記通知メッセージに応答して、前記特定のフローのため
    の前記他の受信者へ向かう仮想チャネルを設定するため
    の別の仮想チャネル設定手続きが起動されるものである
    ことを特徴とするノード装置。
  16. 【請求項16】前記設定手段は、前記特定のフロー用の
    仮想チャネルについて、前記通信品質が提供されるよう
    に設定し、 前記別の仮想チャネル設定手続きは、前記特定のフロー
    のための前記他の受信者へ向かう仮想チャネルについ
    て、前記通信品質を保証しないものを設定することを特
    徴とする請求項15に記載のノード装置。
  17. 【請求項17】前記送信者から前記複数の受信者へ向け
    て転送すべきパケットのフローが複数ある場合に、前記
    転送手段は、前記特定のフローに属するパケットを、前
    記設定手段により設定された前記仮想チャネルに転送
    し、その他のフローに属するパケットを、前記仮想チャ
    ネル以外の仮想チャネルに転送することを特徴とする請
    求項15に記載のノード装置。
  18. 【請求項18】前記別の仮想チャネル設定手続きは、2
    つの隣接ノードのうちの上流側のノードの主導によって
    該2つの隣接ノード間に仮想チャネルを設定するもの
    か、または2つの隣接ノードのうちの下流側のノードの
    主導によって該2つの隣接ノード間に仮想チャネルを設
    定するものであることを特徴とする請求項15に記載の
    ノード装置。
  19. 【請求項19】送信者から複数の受信者への経路上に存
    在してパケットを転送する複数のノードを含み、各々の
    前記ノードは、パケットにネットワーク層処理を施す処
    理手段と、複数のフローが共有できる仮想チャネルを、
    前記複数の受信者に向けて設定する設定手段とを有す
    る、ネットワークシステムにおいて、 前記ネットワーク層処理手段によって、前記仮想チャネ
    ルへパケットを転送するエッジノードと、 上流に設定された前記複数のフローが共有できる仮想チ
    ャネルと、下流に設定された前記複数のフローが共有で
    きる一つまたは複数の仮想チャネルとの対応関係を記憶
    する記憶手段と、前記対応関係に従ってネットワーク層
    よりも下位の層の処理でパケットを転送する転送手段と
    を有する、少なくとも一つの中間ノードとを備え、 前記エッジノードにおいて、前記複数のフローのうちあ
    るフローに対する通信品質の提供がある受信者により要
    求された場合に、前記通信品質の提供を要求されたフロ
    ーに属するパケットは、その他のフローに属するパケッ
    トよりも優先的に前記仮想チャネルに出力されることを
    特徴とするネットワークシステム。
  20. 【請求項20】各々のノードは、前記ある受信者から前
    記送信者へ向けて上流へ転送される、通信品質の提供を
    要求するメッセージを受信した場合に、設定した前記仮
    想チャネルのうち、前記ある受信者に向かう仮想チャネ
    ルを、該通信品質が提供されるように変更することを特
    徴とする請求項19に記載のネットワークシステム。
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