JP2962276B2 - Atmコネクションレス通信網におけるセッション管理方式及びコネクション管理方式 - Google Patents

Atmコネクションレス通信網におけるセッション管理方式及びコネクション管理方式

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    • H04L2012/5667IP over ATM

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セッション管理方
式及びコネクション管理方式に関し、特に、ATM(非
同期転送モード:Asynchronous Transfer Mode)網を介
して、インターネットにおけるデータグラムのようなコ
ネクションレスデータ通信を行う形態でのセッション管
理方式及びコネクション管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、急激に増加しているIP(インタ
ーネットプロトコル:Internet Protocol)トラヒック
をATM網で収容し、レイヤ2スイッチングによりこの
トラヒックの処理の高速化を図る技術志向が盛んであ
る。しかしながら、標準のATM通信方式は、“Connec
tion Oriented”すなわちコネクション指向型であっ
て、送信元ユーザ端末が宛先ユーザ端末にデータを送信
する際にはその送信前にユーザ間のコネクションを明示
的に設定する必要があり、コネクション確立過程とデー
タ転送過程が独立している。ATM通信でのコネクショ
ン確立過程におけるSVC(Switched Virtual Connect
ion:相手選択接続)では、コネクション管理をGCI
D(Global Connection ID:グローバルコネクションI
D)とATMレイヤのセルラベル(VPI/VCI)と
によって行ない、エンド端末間の接続において各リンク
で一つのVCIを割り当てている。ここで、VPIは仮
想パス識別子(Virtual Path Identifier)であり、V
CIは仮想チャネル識別子(Virtual Channel Identifi
er)である。
【0003】ATM網でコネクションレスのデータ通信
を行う従来の方式として、ITU−T勧告I.364に
示されたものがあり、この方式を用いたものとして、例
えば特開平7−74767号公報に開示されるコネクシ
ョンレスサービス装置がある。この従来の方式では、サ
ーバ装置とユーザ装置とが伝送路により接続されたネッ
トワーク構成において、リンク上でデータ伝送単位のセ
ルを2階層の論理的なコネクションに多重し、下位層の
コネクション(以下、VC(仮想チャネル:Virtual Ch
annel)またはATMコネクションとする)と上位層の
コネクション(以下、AAL(ATMアダプテーション
レイヤ:ATM Adaptation Layer)コネクションとする)
に分類した管理を行っている。ATMコネクションにお
いては、ATMセルレベルの配信先を決定するための識
別子として上述のVCIを使用し、AALコネクション
においては、ユーザ装置が生成するデータ伝送単位とし
てのセルがVC上で複数に分割されている場合に、これ
ら分割セルを組み立てるための識別情報として、送信元
ユーザ装置ごとに多重識別子MID(Message IDentifi
er)を使用する。そして、このようなMIDフィールド
を持つAALタイプ3/4を使用して、ユーザ情報をカ
プセル化(encapsulate)する。
【0004】図8は、特開平7−74767に示す従来
のコネクションレスサービス装置の構成を示したもので
ある。サーバ装置81とユーザ装置82とが伝送路83
を介して接続している。サーバ装置81には、ネットワ
ークへのアクセスを行うネットワークアクセス部84
と、セルの生成や解析を行うセル生成・解析部85とが
設けられ、さらに、サーバ装置81および各ユーザ装置
82が受信を行う際に用いる受信用VCI値を各装置ご
とに1つずつ割り当て、割り当てた受信用VCI値を各
ユーザ装置82に通知する受信用VCI初期割り当て部
86と、ユーザ受信用VCIとユーザ識別子として割り
当てるMIDとの対応を保持して各VCについてのMI
D値の使用状況を管理するMID管理部87とが、設け
られている。一方、ユーザ装置82には、ネットワーク
アクセス部91と、セルの多重化や分離を行うセル多重
・分離部92と、セルの組み立てや分解を行うセル組立
・分解部93と、コネクションの制御を行うコネクショ
ン制御部94と、ユーザとのインタフェースを行うユー
ザインタフェース部95と、ユーザアプリケーション9
6とが設けられている。
【0005】ユーザ装置82間で通信する時は、ユーザ
装置92のコネクション制御部94とサーバ装置81の
MID管理部87との通信により、受信用VCI値をキ
ーに未使用のMID(多重識別子)が検索され、選択さ
れたMID値がユーザ装置82に通知される。MIDを
獲得したユーザ装置82は、そのMIDを用いてAAL
コネクションを確立し、ユーザ装置82間での通信を可
能とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−74767
号に例示される上述した従来の方式の第1の問題点は、
パケット管理がコネクション管理に依存しており、両者
ともATMレイヤで処理されていることである。IP通
信が目指すマルチキャスト(Multicast)サービスは多
対多通信を前提としており、同一セッション上に異なる
送信元から同一宛先に向かうパケットが混在する。AT
Mフォーラム(ATM Forum)のIP over ATM
(IPパケットをATM網上で転送する方式)系で主流
となっているAALタイプ5のSAR(Segmentation a
nd Reassembly sublayer:セル分割・組立サブレイヤ)
処理は、MIDフィールドをもつAALタイプ3/4と
は異なり、EOM(End Of Message:メッセージの終わ
り)フラグによるパケット単位の管理はできるが、1つ
のコネクション中で別のパケットからのセル混入に対処
する手段(複数のパケットを多重するフィールド)を持
たない。したがって、AALタイプ5では、受信側ノー
ドでのパケット再構築プロセスにおいて、混入したセル
を識別し、首尾よくパケットに組み立てることができ
ず、このため、マルチキャストサービス実現上の課題を
有している。
【0007】このようにAALタイプ5が多対多のマル
チキャスト通信に関する問題点を抱えているにもかかわ
らず、現在ではデータ伝送のためにAALタイプ3/4
を使用することは稀である。なぜなら、AALタイプ3
/4は、SAR処理において各セル単位にLI(Length
Indication:データ長表示)やCRC(Cycllic Redun
dancy Check:巡回冗長検査)を付加し、セル単位に誤
り検出を行う点で、AALタイプ5と較べて複雑なプロ
トコル処理を必要とし、実装上コストがかかるためであ
る。実際、AALタイプ5は、ユーザ宅内装置に搭載す
るATM−NIC(Network Interface Card:ネットワ
ークインタフェースカード)等で広く使用されているの
が現状である。
【0008】上述した従来の方式の第2の問題点は、多
対多のコネクション確立手順が、ATM標準での実現方
式として規定されていないことである。上述した従来の
方式では、多対多通信を行うためのATMコネクション
(VCI)の割り当て方法、およびユーザ端末へのVC
I通知処理負荷が高く、多対多コネクション確立手順の
複雑さがその後のデータ転送遅延を引き起こす原因とな
る。
【0009】第3の問題点は、MIDリソースを浪費す
る問題である。上述した従来の方法では、多対多通信を
行うマルチキャストグループ内に属する端末ごとに予め
唯一のMIDを割り当てておくことにより、網内ノード
でのセルの混入問題を排除し、両方向の多対多コネクシ
ョン確立を行っている。しかしながら、MIDが取りう
る値が10ビット(1024端末)と小さいため、マル
チキャストグループ内で送信可能となる端末数が厳しく
制限される。特開平7−74767号公報では、端末に
予めMIDを割り当てることはせずにサーバ装置が空き
MID値を一元管理し、データ送信に先立ち送信元端末
がサーバ装置に空きMIDを問い合わせ、その後データ
送信を行う例が示されており、ここでは、同時期に送出
されるパケットに対して、ユニークなMID値を使うこ
とを保証するメカニズムを用意している。しかしなが
ら、この方法では、サーバ装置に負荷が集中し、サーバ
の処理能力が全体の処理に対するボトルネックになり得
る。またこの公報には、サーバの単一障害時におけるシ
ステム全体の頑強性に関する記載が明確でない。
【0010】第4の問題点は、ATM標準のシグナリン
グとIP通信で仕様化が進められているRSVP(リソ
ース予約プロトコル:resource ReSerVation Protoco
l)との相互作用(干渉)問題である。現在、IP通信
における帯域幅のダイナミックな割り当てに関する先進
的な方式として、リソース予約プロトコル(RSVP)
が認知されつつある。このRSVPは、IPネットワー
ク全体の資源予約を行う現行のIP通信の拡張として、
標準化が進められている。しかしながら、多対多のセッ
ション管理を前提としたRSVPと一対多のコネクショ
ン確立手段しか持たないATM標準のシグナリング(A
AL Type 5 on VC:仮想チャネル上のA
ALタイプ5)とでは、基本的な方式上の差異があり、
両者の協調が困難である。この差異を吸収するためには
RSVPメッセージを下位レイヤのシグナリングメッセ
ージに変換する処理等が必要となり、RSVP ove
rATM(ATM網でRSVPパケットを転送する方
式)を実現する上での障壁となっている。
【0011】本発明の目的は、ATM網を介してコネク
ションレス型のデータグラムを転送する際に、多対多で
のマルチキャスト通信を可能とするセッション管理方式
とこれに対応したコネクション管理方式を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のセッション管理
方式は、ATM網を介して、コネクションレス型のデー
タグラムを、特定のデータフローの受け渡しをセッショ
ンと呼ばれるグループ単位に配送するATMコネクショ
ンレス通信網における、セッション管理方式において、
QoS(要求サービス品質)セッションとNo−QoS
セッションが混在する任意のユーザ網と相互接続され、
ユーザ網からのIPv4パケットを中間フレームにいっ
たん収容し、中間フレームをさらにATMセルに収容す
る、ATMセル化とデセル化を機能を有するエッジ装置
と、ATM網内の中継転送処理を行うコア装置とを有
し、コア装置とエッジ装置との間、及びコア装置の相互
間が固定仮想パスにより接続されてコネクションレス
(CL)網が形成され、エッジ装置において前記ユーザ
網内のエンド端末のQoS申告手順の有無を解釈し、セ
ッション単位の識別子を割り当て、セッション単位の識
別子を中間フレームに収容することにより、転送径路上
の各ノードでセッション識別を行うことを特徴とする。
【0013】このセッション管理方式において、エッジ
装置は典型的には相互接続装置(IWU)であり、コア
装置は典型的にはコネクションレス−クロスコネクト装
置(CL−XC)である。
【0014】本発明のコネクション管理方式は、ATM
コネクションレス通信網におけるコネクション管理方式
において、QoS(要求サービス品質)申告手順及びレ
ートベース制御機能を持たないエンド端末間のベストエ
フォートコネクションを、レイヤ3情報である送信元I
Pアドレス及び宛て先IPアドレスで特定し、かつ宛て
先となるエッジ装置の番号毎に集約し、データ転送処理
過程内でエッジ装置間で双方向対称となる転送経路をス
トレートフォワードに管理するコネクション管理手段を
有し、ATM標準の明示的なコネクション手順によるオ
ーバーヘッド処理を必要としないことを特徴とする。
【0015】すなわち本発明は、上述した課題を解決す
るために、ATM標準のコネクション確立手順を排除
し、かつQoSセッションとNo−QoSセッションが
混在するユーザLANを収容するコネクションレス(C
L)基幹網において、CL網内の各ノードにセッション
管理機能を設けたものである。
【0016】CL網内の各エッジ装置及びコア装置は、
セッション管理手段およびコネクション管理手段とを備
え、両者の協調によりバッファリソースもしくはスイッ
チリソースを管理する。セッション管理手段では、受信
したユーザ端末からのデータパケットがRSVPの帯域
予約申告等によるQoSセッションに属するか否かを解
釈し、そのセッションの性質に合わせた動作指示をコネ
クション管理手段に与える。
【0017】本発明における構成要素の役割分担に関し
て以下に記す。セッション管理手段は、エンド端末の送
信元IPアドレス(SA_IP)と上位レイヤ(レイヤ
3以上)で規定されるセッション番号(Session ID)の
対応情報を管理する手段を有する。この手段は、エッジ
装置でQosセッションに属するか否かを識別し、各セ
ッションと一対一に対応するフロー番号(flow_I
D)をCL網内でローカルに割り当てる。このフロー番
号(flow_ID)は、例えば、中間フレーム構築部
によりフローラベル(flow_label)フィールド内に収容
され、CL網内を転送される。転送経路上の各コア装置
では、送信元IPアドレス(SA_IP)とflow_
IDを抽出し、セッション管理を行う。セッション管理
手段は、QoSセッションに属さないベストエフォート
トラヒックに関して、エッジ装置でのレート制御により
CL網内で発生した局所的な輻輳を吸収する制御指示
を、コネクション管理手段に与える。
【0018】コネクション管理手段は、RM(リソース
管理:Resource Management)セルのフィードバックに
よるレート制御を行うために、双方向対称すなわち上り
/下り同一となる経路を維持管理する。送信元エッジ装
置におけるコネクション管理は、送信元IPアドレス
(SA_IP),宛て先IPアドレス(DA_IP)で
規定されるエンド端末間のベストエフォートコネクショ
ンを、宛先エッジ装置(DA CL)単位に集約して管
理する。
【0019】CL内転送経路上の各コア装置は、データ
パケットもしくは順方向(Forward方向)のRMセル
(FRMセル)受信時に、送信元CLアドレス(SA_
CL)、宛先CLアドレス(DA_CL)、connection
-IDを、受信したポート番号と組み合わせてテーブルに
登録する手段と、逆方向(Backward)方向のRMセル
(BRMセル)受信時に、ペイロード中に記述されてい
る送信元CLアドレス(SA_CL)と宛先CLアドレ
ス(DA_CL)を元に左記テーブルを検索し登録デー
タを得る手段を有する。また、CL網内の送信元エッジ
装置および各コア装置は、宛先エッジ装置に向かうトラ
ヒック発生時のアクティブコネクションのみタイマー監
視するソフトステート型の維持手段を有する。
【0020】《作用》本発明のCL網におけるデータ転
送系の特徴は、ユーザパケット認識とコネクション認識
の両者を備え、かつ各々が独立したレイヤ処理により実
施される点である。パケット認識は、VCIを使用した
レイヤ2(ATMレイヤ)の処理であり,コネクション
認識はレイヤ3(中間フレームとして採用するIPv
6)の処理である。このように、パケット認識とコネク
ション認識が完全に独立したレイヤ処理で行われるた
め、MIDフィールドや明示的なBOM識別フィールド
をもたないAALタイプ5でも適用可能である。
【0021】CL網内での転送動作は、セル単位に固定
VP(PVC)間を動的に接続することにより、先頭セ
ルから、セル・バイ・セル(cell by cell)転送(いわ
ゆるカットスルー転送)を行うものである。CL網内コ
ネクション識別に、必要となる送信元CLアドレス(S
A_CL),宛て先CLアドレス(DA_CL)の組情
報は、各パケットの先頭セルに全て含まれる。そのた
め、ストレートフォワード型の高速なコネクション管理
ができる。
【0022】本発明は、QoSセッションとNo−Qo
Sセッションが混在する網形態での運用を許容する。こ
のため、将来的なインターネットに付随するRSVP等
の多対多通信サービス等に対して、ITUやATMフォ
ーラムのATMレイヤのみによるコネクション規定方法
よりも柔軟に対応できる。本発明におけるコネクション
管理は、QoS申告手段を持たないエンド端末(No−
RSVP端末)間コネクションを宛先エッジ装置番号
(DA_CL)毎に集約したバッファ管理である。これ
より、管理するコネクション数を節約すると共に統計多
重効果によるIWU内バッファの平滑化を図ることがで
きる。
【0023】本発明では、エッジ装置間で双方向対称
(上り/下りが同一)となる経路をソフトステートによ
り維持する。このため、ATM標準の明示的なコネクシ
ョンセットアップ(Set-up)/ティアダウン(Tear-dow
n)手順等のオーバーヘッド処理を必要とせず、側セル
に対し、FRM側セルが同一経路を逆送することができ
ると共に、自律的な運用、頑強性(ロバスト性)の利点
が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の好まし
い実施の一形態のセッション管理方式である相互接続装
置(IWU:InterWorking Unit)の構成を示すブロッ
ク図である。また、図2は、このIWUが適用されるコ
ネクションレス(CL)網の構成を示す図である。
【0025】まず、CL(コネクションレス)網の構成
から説明する。このCL網1は、例えば既存のイーサネ
ット(Ethernet)に代表されるLAN(ローカルエリア
ネットワーク)であるユーザ網4に対して相互接続する
ためのIWU(相互接続装置)2と、CL網1内の中継
転送処理を行うコア装置であるCL−XC(コネクショ
ンレス−クロスコネクト装置:ConnectionLess-crossco
nnect)3により構成されている。IWU2は、CLA
D(Cell Assembly Disassembly:ATMセル化とデセ
ル化)機能を有するエッジ装置である。隣接するCL−
XC3とIWU2の間、及びCL−XC3の相互間は固
定接続VP(PVC接続)を使用する(VP:仮想パ
ス, Virtual Path、PVC:Permanebt Virtual Connec
tion, 相手固定接続)。
【0026】本実施の形態のセッション管理方式は、A
TM標準のコネクション確立過程を排除したCL網内の
IWU2とCL−CX3で適用する。CL網2が収容す
るユーザLAN(ユーザ網4)では、RSVPトラヒッ
クとベストエフォート(BestEffort)トラヒックとが混
在する形態を許容する。RSVPトラヒックとは、レイ
ヤ3以上でのQoS(要求サービス品質、要求通信品
質:Quality of Service)申告手順を持つ帯域保証型の
トラヒックであり、QoSセッション(QoS Session)
と呼ぶ。一方、ベストエフォートトラヒックとは、RS
VPやシグナリング等の帯域予約手順やQoS申告手順
を持たない端末群のIPトラヒックであり、No−Qo
Sセッション(No-QoS Session)と呼ぶ。
【0027】本実施の形態によるセッション管理方式で
は、IWU2でエンド端末のQoS申告手段の有無を解
釈し、QoSセッションに対しては、特定のデータフロ
ーの受け渡しを行う“セッション”と呼ばれるグループ
単位に、制御用のフロー番号flow_IDを割り当
て、中間フレーム内の所定フィールドにこのflow_
IDを収容する。機能を有すると共に、QoS申告手順
やソーストラヒックに対する規制手段もたない端末群の
No−QoSセッションに対しては、IWU2間コネク
ションに集約し、双方向同一経路を管理し、レートベー
ス(rate base)でのフロー制御を行う。
【0028】図3は、IWU2がCL網1へ送信する際
のカプセル化過程を示したものである。ここでは、ユー
ザ網4(ユーザLAN)からIPv4フレームがIWU
2に送られてくるものとする。IWU2では、ユーザ網
4から受け取ったIPv4フレームを一旦、中間フレー
ムであるIPv6フレームに収容する。IPv6フレー
ムのヘッダ部には、CL網内転送情報として使用する発
信元IWU番号(SA_CL)と宛先IWU番号(DA
_CL)、およびセッションを識別する情報としてフロ
ー番号flow_IDが含まれる。また、このIPv6
フレームにAALタイプ5のヘッダおよびトレイラを付
加することにより、CPCS−PDU(Common Part Co
nvergence Sublayer-Protocol Data Unit、コンバージ
ェンスサブレイヤ共通部−プロトコルデータユニット)
フレームを生成する。さらに、AALのSAR処理によ
り、CPCS−PDUフレームをATMセルに収容す
る。同一のCPCS−PDUフレームを構成する全ての
ATMセルには、同一の仮想チャネル識別子VCIを付
与し、セル順序を崩すことなくCL網1側に転送される
ようにする。IPv6ヘッダは通常40バイトであり、
AALタイプ5でセル化した場合は、CL網内転送情報
として使用する発信元IWU番号と宛先IWU番号、お
よびflow_IDは、先頭セル(BOMセル)に全て
収容される。
【0029】図1に戻ってIWU2の構成を説明する。
IWU2において、ユーザLANインターフェース11
はユーザ網4とのパケットの送受信インタフェースであ
り、CL網インタフェース21はCL網1との送受信イ
ンタフェースである。ユーザLANインタフェース11
の出力側には、受信したパケットヘッダ情報からRSV
P制御パケットか主信号データパケットかを識別するパ
ケット識別部12が設けられている。パケット識別部1
2においてRSVP制御パケットと識別された場合に
は、パケット識別部12は、送信セッション管理部13
を経由してそのRSVP制御パケットをRSVP制御部
17へ転送する。
【0030】ここでセッション管理部13は、パケット
識別部12の他に、中間フレーム構築部14と、RSV
P制御部17、コネクション管理部22及び受信パケッ
ト識別部24と接続している。また、セッション管理部
13は、テーブルを持ち、RSVP制御パケット受信タ
イミングで、送信元IPアドレス(SA_CL)とセッ
ション番号とをキーにして、flow_IDに対応付け
た登録処理を行った後、RSVP制御部17にRSVP
制御パケットを転送する。RSVP制御部17は、RS
VPパケット内のQoS情報(サービス指定要求)を解
釈し、バッファ管理部18及び出力スケジューラ部20
へのリソースパラメータ設定を行うインタフェースを備
えている。
【0031】一方、パケット識別部11において主信号
データパケットと識別した場合には、セッション管理部
13内のテーブルが検索され、そのデータパケットがR
SVPによるQoSセッションに属するか否かが識別さ
れる。テーブル検索の結果、事前登録されたテーブルエ
ントリにヒットした場合は、QoSセッションと特定
し、セッション管理部13は、同一送信IPアドレスと
セッション番号に対応するflow_IDを一対一に割
り当て、中間フレーム構築部14へ転送する。このfl
ow_IDは、中間フレーム構築部14において、(S
A_CL:DA_CL)の対応情報とともに中間フレー
ムのヘッダ部に収容される。セッション管理部13での
検索の結果、No−QoS(非帯域予約)セッションと
判定された場合には、ベストエフォートトラヒックを明
示するflow_ID(例えば全部が“0”)が、セッ
ション管理部13から中間フレーム構築部14へ渡され
る。中間フレーム構築部14は、取得したflow_I
Dを中間フレームのヘッダに付与した後、エンド端末間
コネクションを宛先IWU毎コネクションに集約した形
式でコネクション管理部22に渡す。コネクション管理
部22は、コネクション管理テーブルを備えており、集
約された宛先IWU毎コネクションIDとともにエンド
端末間コネクションをコネクション管理テーブルに登録
する。コネクション管理テーブルはソフトステート(so
ft-state)管理であり、各宛先IWU毎コネクションに
属するセルの到着をタイマーで監視することにより、ア
クティブコネクションのみの維持管理を行う。コネクシ
ョン管理部22は、セッション管理部13や中間フレー
ム構築部14の他に、バッファ管理部18、出力スケジ
ューラ部20及びFRMセル挿入部23と接続してい
る。そしてコネクション管理部22は、コネクションが
アクティブな状態の時には、定期的なRM(リソース管
理:Resource Management)セルの挿入、転送指示をF
RM挿入部23に送出し、CL網1内の輻輳状況を監視
する。FRMセルは、CL網インタフェース21を介し
てCL網1に送出される。ここでFRMセルとは、フォ
ワード(Forward)RMセルのことである。
【0032】中間フレーム構築部14でflow_ID
を取得した主信号データパケットは、セル化多重部15
においてATMセルに収容され、多重処理が施された
後、セルラベル付与部16においてパケット単位にVC
Iが付与され、セルバッファ19に格納される。バッフ
ァ管理部18は、セルバッファ19の使用状況をQoS
セッションであればQoSセッションごとに管理し、N
o−QoSセッションの場合は宛先IWU毎に管理す
る。また、セルバッファ19は、出力スケジューラ部2
0によって、出力帯域速度に基づいた読み出し制御を受
け、セルバッファ19内のセルは、この読み出し制御に
したがってCL網インタフェース21に入力し、CL網
1に送出される。
【0033】また、CL網1側から受信したパケットを
識別するために受信パケット識別部24が設けられてい
る。受信パケットはCL網インタフェース21を介して
受信パケット識別部24に入力する。受信パケット識別
部24には、RMセルを折り返すためにRMセル折り返
し部25とBRMセルを検出するためのBRMセル検出
部26も接続している。RMセル折り返し部25で折り
返されたRMセルは、CL網インタフェース21を介し
て再びCL網1側に送出される。BRMセルとは、バッ
クワード(Backward)RMセルのことである。
【0034】
【実施例】次に、実施例によって、本発明のセッション
管理方式をさらに詳しく説明する。図4は本実施例での
相互接続装置(IWU)の要部の構成とデータの流れを
説明する図である。図4は、図1に示すIWUにおける
セッション管理部13や中間フレーム構築部14からC
L網インタフェース部21までの部分に相当する部分を
示したものであり、IWUで中間フレームに構築された
主信号データパケットがセッション別に分類され、CL
網に送出される過程を模式的に示している。
【0035】ところで、本発明のセッション管理方式
は、CL網が収容対象とするユーザLANの性質によ
り、2種類の構成要素を有する。そして、CL網におい
ては、QoSセッションとNo−QoSセッションが混
在する。
【0036】そこでまず、QoSセッションの収容方式
について説明する。
【0037】QoSセッションでは、特定のサービス品
質として要求されるデータフローを設定するために、R
SVP制御パケットに収容される帯域予約要求を用い
る。RSVP制御部33で受信した帯域予約要求は、帯
域管理部34に渡され許可判定を受ける。リソースの提
供が許可された場合には、RSVP制御部33は、セッ
ション管理部34に対し、送信元IPアドレス(SA_
IP)とセッション番号と対応付けたflow_IDの
登録処理を行った後、バッファ管理部35に対し、キュ
ー37での書込処理に必要となるフィルタリングパラメ
ータを設定し、また、出力スケジューラ部36に対し、
読出処理に必要なリソース制御パラメータ設定を行う。
また、flow_IDは、中間フレーム構築部31にも
渡される。キュー37はセッションごとのキュー(Per
session Queue)であり、このキュー37の出力側に
は、スケジューラ38が設けられている。このスケジュ
ーラ38は、セッションごとのスケジューラ(Per sess
ion Schedular)である。
【0038】上述の処理により、あるデータパケットが
予約設定されたノードに到着した場合、セッション管理
部32によりそのパケットの属するセッション毎に分類
され、事前に出力スケジューラ部36に設定されたパラ
メータに従って配送される。ここではQoSセッション
に属するデータパケットなので、このデータパケット
は、中間フレーム構築部インタフェース31から、キュ
ー37、スケジューラ38、CL網インタフェース部4
3を介して配送されることになる。
【0039】QoSセッションに属するデータパケット
の識別情報となるflow_IDの維持管理は、ソフト
ステート管理である。セッション管理部32は、ソフト
ステートの削除を行うまでの期間を計るために、クリー
ンアップタイマを備える。セッション管理部32のfl
ow_IDは、データフローを定期的に検出することに
よりリフレッシュされ、クリーンアップタイムアウトの
期間内にリフレッシュされない場合は、ソフトステート
が削除される。
【0040】RSVP制御部33はQoSセッションを
CL網でエミュレートするために、以下の機能を有す
る。 ユーザ端末が送出するRSVPパケットのQoS情報
(サービス指定要求)をCL網でサポートするQoS情
報に翻訳する機能, RSVPパケット転送経路の定期的なチェック(RS
VPで規定されるパスメッセージ(Path Message)とリバ
ースメッセージ(Reserve Message))をエミュレートす
る機能, 受信ユーザ端末単位の異なるQoSの保持機能。
【0041】次に、CL網におけるNo−QoSセッシ
ョンの収容方式について説明する。
【0042】データパケット受信時に、セッション管理
部32のセッション管理テーブルを参照し、送信元IP
アドレス(SA_IP)とセッション番号(Session_I
D)とをキーとして、フロー番号flow_IDを検索
する。セッション管理テーブル内にflow_IDのエ
ントリが存在しないことにより、そのデータパケット
は、No−QoSセッションに属するものと特定され
る。No−QoSセッションと特定された場合は、中間
フレーム構築部31によってflow_ID=“0…
0”(全部が“0”)を持つ中間フレームが構築され
る。そして、コネクション管理部39が多重化部(MU
X)40を制御することにより、エンド端末間のコネク
ション(SA_IP,DA_IP)がIWU間のコネク
ション(SA_CL,DA_CL)に多重化される。こ
こで、SA_IP,DA_IPはそれぞれ送信元と宛て
先の端末のIPアドレスであり、SA_CL,DA_C
Lはそれぞれ送信元と宛て先となるIWUを表してい
る。この多重化されたコネクションはキュー41に格納
される。このキュー41は、宛て先となるIWUごとの
キュー(Per DA_CL Queue)であり、大量のバッファメ
モリから構成されている。バッファ管理部35は、宛て
先となるIWU(DA_CL)単位にバッファ使用状況
の管理を行う。キュー41の出力側には、スケジューラ
42が設けられている。このスケジューラ42は、宛て
先となるIWUごとのスケジューラ(Per DA_CL Schedu
lar)である。
【0043】このようなIWU間コネクションは、コネ
クション管理部39において、送信元IWUで宛先CL
アドレスをエントリとして持つコネクション管理テーブ
ルにより管理される。コネクション管理部39はタイマ
ーを有しており、このコネクション管理は、宛先IWU
に向かうトラヒックの発生をタイマーで監視するソフト
ステート管理である。タイムアウト時、つまり宛先IW
Uに向かうトラヒックのないコネクションは解消したと
みなし、前記コネクション管理テーブルから削除する。
新規宛先CLアドレスへのパケットが入力した時に、コ
ネクションIDの登録を行う。
【0044】なお、CL−XCは、BOMセルまたはF
RMセルに収容される、送信元CLアドレス及び宛て先
CLアドレスの対を基にアクティブなコネクションのみ
を管理する。
【0045】No−QoSセッションを扱うCL網は、
高負荷時のセル廃棄によるスループット低下に対応する
ために、レートベースのフロー制御機能を有する。IW
Uにおいては、データパケット送出に伴い、アクティブ
なコネクションのみ定期的にRM(Resource Managemen
t:リソース管理)セルを挿入する。RMセルのフィー
ドバック制御により、輻輳発生時の該当リンクを通過す
るトラヒックをCL網とユーザLANの境界点であるI
WUで吸収し、レート規制、出力スケジューリングによ
るフロー制御を行う。宛て先IWU(DA_CL)毎コ
ネクション間のフィードバック制御により、CL網内で
規定した最小セルレート(MCR:Minimum Cell Rat
e)を保証しつつ、必要に応じてピークセルレート(P
CR:PeakCell Rate)までCL網内リソースを提供す
ることが可能となる。
【0046】図5は、ATMフォーラムのトラヒック・
マネージメント・スペシフィケーション第4.0版(Tra
ffic Management Specification Ver4.0)(1996年
3月)の規定のRMセルフォーマットを示す。CL網内
でのRMセルルーティングに必要となる(SA_CL,
DA_CL)は、主信号データパケットをAALタイプ
5でセル化する際にBOMセルに収容する(SA_C
L,DA_CL)の箇所と統一し、RMセルペイロード
部の26バイト目から28バイトまでの3バイトにSA
_CLを、42バイト目から44バイト目までの3バイ
トにDA_CLを設定する。FRMセルを折り返す宛て
先IWUでの処理は、メッセージタイプ(Message Typ
e)フィールドの方向ビット(Direction bit)を“0”
すなわち順方向(Forward)から“1”すなわち(Backw
ard)に変更する。
【0047】次に、本実施例の動作について説明する。
図6は、本実施例でのRMセルのフィードバックルーテ
ィングの動作概念図である。
【0048】ここでは、2つのIWU(IWU_AとI
WU_B)と4つのCL−XC(CL−XC_1〜CL
−XC_4)によってCL網が構成されている。IWU
A(6a)とIWU B(6f)との間は上り下りで
異なる転送経路が設定されており、IWU A(6a)
からIWU B(6f)への主信号セル転送経路はCL
−XC 1(6b)→CL−XC 2(6c)→CL−
XC 4(6e)を経由し、IWU B(6f)からI
WU A(6a)への主信号セル転送経路はCL−XC
4(6e)→CL−XC 3(6d)→CL−XC
1(6b)を経由するものとする。
【0049】送信元IWU(6a)では、宛て先IWU
毎にアクティブなコネクションの管理を行う。データパ
ケット先頭セル(BOMセル)の所定フィールド、及び
RMセル内の空きペイロード部に送信元(Source)CL
アドレス(SA_CL):宛て先(Destination)CL
アドレス(DA_CL)の組を設定して送出する。
【0050】FRMセル転送経路上に位置するCL−X
Cは、データフロー中のBOMセル、またはこのFRM
セル転送時にこのセル内に収容される(SA_CL:D
A_CL)をキーとして、(入力ポート番号,出力ポー
ト番号)をアクティブコネクション管理テーブルに登録
する。FRMセル転送経路上のCL−XCは、同一の
(SA_CL:DA_CL)を収容するFRMセルの到
着をタイマー監視することにより、アクティブコネクシ
ョン管理テーブルの維持管理を行い、BRMセル転送用
に使用される。このような登録・管理動作により、AT
M標準のシグナリング等による明示的なコネクション確
立手段を使用しないCL網においても、RMセルのフィ
ードバック転送が可能となる。
【0051】次に、図6により、RMセルのフィードバ
ック制御におけるIWU/CL−XCの動作手順を説明
する。
【0052】1.送信元であるIWU_Aは、宛て先C
Lアドレス(DA_CL)毎にFRMセルを送出すると
ともに、アクティブコネクションをソフトステートによ
り管理する。
【0053】2. BOMセル及びFRMセル内に(S
A_CL:DA_CL)の組を収容してCL網内に転送
する。RMセルにおいては,ペイロ−ドの空き領域(1
7バイト目から46バイト目まで)中にこの(SA_C
L:DA_CL)の組を収容する。
【0054】3.経路上の各CL−XCは、FRMセル
受信時に(SA_CL:DA_CL)に対応する(入力
ポート番号、出力ポート番号)を保持し、タイマーによ
るテーブル管理を行う。このテーブルは、BRMセルの
フィードバックルーティング時に使用する。また(SA
_CL:DA_CL)の組は、該当CL−XC内のみで
定義されるコネクション番号と一意に対応つけられ、標
準のATM網においてVC単位にバッファ管理を行うレ
ートベース制御のキーに変換(Translate)される。各
CL−XCでは、FRMセルに、バッファ輻輳状況及び
レート情報であるECR(Explicit Cell Rate:明示的
セルレート)値やCCR(Current CellRate:現在のセ
ルレート)値等が書き込まれて、転送が繰り返される。
【0055】4.送信先であるIWU_Bは、FRMセ
ルの所定ビットを順方向(forward)から逆方向(backw
ard)に変更したBRMセルを折り返す。
【0056】5.BRMセルを受信したCL−XCは、
コネクション管理テーブルより、SA_CL,DA_C
L及び出力ポート番号をキーに、逆方向(Backward方
向)のポート(FRMセル入力ポート番号)を取得する
とともに、該当ポートの最新のバッファ輻輳状況を必要
に応じてBRMセルに上書きし、送信元のIWU_Aま
で逆方向に配送する。
【0057】6.BRMセルを受信した送信元のIWU
_Aは、BRMセル内の(レート情報,輻輳状況)及び
自IWU内のバッファ状況を基に、各DA_CLに対応
するレート制御、及び出力スケジューリングを行う。
【0058】図7は、図6におけるCL−XC_2(6
c)に着目し、FRM/BRMセル転送動作を示したも
のである。FRMセル受信時は、データセル転送用と同
様のスイッチングテーブルを参照し、DA_CLをキー
に出力ポート番号を取得して順方向に転送するととも
に、SA_CL,入力ポート番号(#0)をアクティブ
コネクション管理テーブルに保持し、BRMセルの逆方
向転送に備える。送信先IWUで折り返されたBRMセ
ルは、FRMセルを送出した出力ポート番号と同値の入
力ポート番号(#1)より、このCL−XC_2に受信
する。BRMセル受信時は、FRMセル転送時に保持し
ていたアクティブコネクション管理テーブルを(SA_
CL)の組と出力ポート番号(#1)ちによってキーに
逆引きして、入力ポート番号(#0)を取得する。この
処理により、BRMセル転送時はFRMセル転送経路を
逆方向に転送することが可能となる。BRMセル中のE
R値と自CL−XCで算出したER値を比較し、BRM
セル中のER(明示的レート)値より自CL−XCで算
出したER値が小さい時のみ、ER値を上書きする。
【0059】次に、本発明のセッション管理方式につい
て、パケットごとの処理過程を説明することによって、
さらに詳しく説明する。図8、図9及び図10は、本発
明を適用したセッション管理方式の動作を示すフローチ
ャートである。図8は、IWUなどのエッジ装置がCL
(コネクションレス)網へ送信する際のセッショシ管理
方式の動作を示すフローチャートであり、図9は、コネ
クション管理方式と主信号のセッション識別動作を示す
フローチヤートであり、図10は、RSVP制御パケッ
トの転送動作を示すフローチャートである。これらの図
を参照して、パケット毎の処理過程を説明する。
【0060】最初にRSVP制御パケットの転送動作フ
ローについて、図8により説明する。ここでは、図1に
示すのと同様のIWUがエッジ装置として使用されるも
のとする。ユーザLAN(ユーザ網)のホストからIP
v4パケットを受信すると、このIPv4パケットを受
信した送信元IWUは、受信パケットがRSVPパケッ
トか否かをパケット識別部12で識別する(S1)。R
SVP制御パケットは、プロトコル番号:46(0x2E)
のIPデータグラムとして規定されており、IWUで
は、IPヘッダ内のプロトコルフィールド(8ビット)
を抽出し、プロトコル番号が46であるかどうかでRS
VPパケットか否かを識別する。
【0061】RSVP制御パケットと判別された場合
は、そのパケットはRSVP制御部17へ転送され、R
SVPメッセージの共通ヘッダ(Common Header)内の
Msg Type(メッセージタイプ)フィールド(8ビ
ット)を参照することにより、7タイプある各RSVP
メッセージ種別を判別し、メッセージ種別に応じたプロ
トコル処理およびシーケンス管理が実施される。RSV
Pの予約メッセージを受信した場合は、帯域管理部へ渡
され(Dに遷移する)、リソース提供の可否判定を受け
る。判定が“OK”であれは、バッファ管理部、および
出力スケジューラ部への本パラメータ設定を行い、判定
が“NG”であればエラーメッセージが返信される。
【0062】ここで、セッション管理部へと登録処理
(S2)、すなわちセッションテーブルへの登録と維持
動作について説明する。RSVP制御部17は、セッシ
ョンテーブルを管理し、RSVP制御パケット内に含ま
れる(SA_IP,sesson_ID)を抽出して、これをキ
ーにして、セッションテーブル(sessionTBL)を検索す
る。次に、flow_IDが登録されているかどうかを
判断する。flow_IDが登録されていない場合は、
新規flow_IDをテーブルに登録し、既に登録され
ている場合は、エージング(Aging)用タイマがリフレ
ッシュされる。
【0063】次に、主信号パケットにセッション識別情
報であるflow_IDが付与されて転送される過程
(S3)を説明する。パケット識別部12で主信号と識
別されたパケット群は、ヘッダ部が抽出され、そのパケ
ットヘッダ部より送信元IPアドレス(SA_IP)と
セッション番号(session_ID)が抽出され、これにより
セッションテーブルの検索が行なわれる。パケットのデ
ータ領域は、中間フレーム構築待ちバッファに格納され
る。ここで、flow_IDがすでに登録されているか
どうかが判断され、RSVP制御パケットによりflo
w_IDが事前登録されている場合は、該当flow_
IDを取得しQoSセッションとして扱われる。テーブ
ル検索結果、登録データが取得できない場合は、flo
w_ID=all“0”が割り当てられ、No−QoS
セッションとして扱われる。その後、QoS、No−Q
oSのいずれの場合も、セッション管理テーブルの参照
によりflow_IDが取得されてこの値は中間フレー
ム構築部14に転送される。中間フレームに構築された
データパケットは、セッション別のキューに格納され、
出力スケジューラによる読み出し制御を受ける。なお、
No−QoSの場合は、コネクション管理部22へのア
クティブ指示も行われる。
【0064】図9を参照して、アクティブコネクション
管理動作を説明する。No−QoSセッションに属する
(flow_ID=all“0”)データパケット群
は、同一宛先IWUに向かうパケット毎のキューに格納
され、出力スケジューラによる読み出し制御を受ける。
flow_ID=all“0”が割り当てられたタイミ
ングで、コネクション管理がアクティブモードに遷移す
る(B)。中間フレームヘッダ内のDA_CLをキーにして
コネクション管理テーブルが検索され、レートベース制
御のキーとなるコネクション番号(Connection_ID)を
取得する。テーブル内にエントリが存在しない場合は、
Connection_IDが新規登録され、アクティブモードに遷
移する。アクティブなコネクションに対しては、定期的
なFRMセルを挿入し、送信先IWUまでの経路の輻輳
状況を監視する。受信部では、BRMセルを検出し、B
RMセル内に含まれるレート情報に基づく読出速度が出
力スケジューラ部に設定される。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ATM標
準のコネクション確立手段を持たないCL網においても
ソフトステート型のコネクション管理が可能となるとい
う効果がある。本発明によれば、ATM標準の明示的な
コネクションセットアップ(Set-up)/ティアダウン
(Tear-down)手順等のオーバーヘッド処理を必要とせ
ずに、ストレートフォワード(straight forward)型の
高速なコネクション管理ができる。そして本発明の方
式、上り/下りの経路が異なるデータ転送網においても
双方向同一となる経路管理を可能とし、レートベースの
フロー制御におけるバッファ管理及びBRMセルのフィ
ードバック転送に使用できる。エンド端末間のベストエ
フォートコネクションをIWU間コネクションに集約
(aggregate)することにより、管理するコネクション
数を節約すると共に統計多重効果によるIWU内バッフ
ァの平滑化を図ることができる。
【0066】本発明によれば、RSVP等の今後のIP
通信サービスが目指す多対多通信のセッション管理が可
能となる。そのため、IP通信の柔軟性を残しつつ、下
位レイヤでの余分な遅延を感じることなくQoSセッシ
ョンとNo−QoSセッションが混在する網形態におい
ても、各セッションの性質に合わせた転送処理ができ、
RSVP over ATMへの高い流用性が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のセッション管理方式を
用いた相互接続装置(IWU)の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1のIWUが使用されるコネクションレス網
の構成を示すブロック図である。
【図3】IWUでのカプセル化処理を説明する図であ
る。
【図4】本発明の一実施例でのIWUの要部の構成とデ
ータの流れを説明する図である。
【図5】RMセルのフォーマット例を示す図である。
【図6】実施例でのフロー制御動作を示す説明図であ
る。
【図7】CL−XC内での動作を示す説明図である。
【図8】エッジ装置からCL網へ送信する際のセッショ
ン管理方式の動作を示すフローチャートである。
【図9】コネクション管理方式と主信号のセッション識
別動作を示すフローチャートである。
【図10】RSVP制御パケットの転送動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】従来のコネクションレスサービス装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 コネクションレス(CL)網 2 相互接続装置(IWU) 3 コネクションレス−クロスコネクト(CL−X
C) 4 ユーザ網 11 ユーザLANインタフェース 12 パケット識別部 13,32 セッション管理部 14,31 中間フレーム構築部 15 セル化多重部 16 セルラベル付与部 17,33 RSVP制御部 18,35 バッファ管理部 19 セルバッファ 20,36 出力スケジューラ部 21,43 CL網インタフェース 22 コネクション管理部 23 FRMセル挿入部 24 受信パケット識別部 25 RMセル折返し部 26 BRMセル検出部 34 帯域管理部 37,41 キュー 38,42 スケジューラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−95199(JP,A) 特開 平7−202906(JP,A) 特開 平9−83537(JP,A) 特開 平9−64915(JP,A) 特開 平10−28143(JP,A) 信学技報SSE97−36 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM網を介して、コネクションレス型
    のデータグラムを、特定のデータフローの受け渡しをセ
    ッションと呼ばれるグループ単位に配送するATMコネ
    クションレス通信網における、セッション管理方式にお
    いて、 QoS(要求サービス品質)セッションとNo−QoS
    セッションが混在する任意のユーザ網と相互接続され、
    前記ユーザ網からのIPv4パケットを中間フレームに
    いったん収容し、前記中間フレームをさらにATMセル
    に収容する、ATMセル化とデセル化を機能を有するエ
    ッジ装置と、 前記ATM網内の中継転送処理を行うコア装置とを有
    し、 前記コア装置と前記エッジ装置との間、及び前記コア装
    置の相互間が固定仮想パスにより接続されてコネクショ
    ンレス(CL)網が形成され、 前記エッジ装置において前記ユーザ網内のエンド端末の
    QoS申告手順の有無を解釈し、前記セッション単位の
    識別子を割り当て、前記セッション単位の識別子を前記
    中間フレームに収容することにより、転送径路上の各ノ
    ードでセッション識別を行うことを特徴とするセッショ
    ン管理方式。
  2. 【請求項2】 前記エッジ装置が相互接続装置(IW
    U)であり、前記コア装置がコネクションレス−クロス
    コネクト装置(CL−XC)である請求項1に記載のセ
    ッション管理方式。
  3. 【請求項3】 ATMコネクションレス通信網における
    コネクション管理方式において、 QoS(要求サービス品質)申告手順及びレートベース
    制御機能を持たないエンド端末間のベストエフォートコ
    ネクションを、レイヤ3情報である送信元IPアドレス
    及び宛て先IPアドレスで特定し、かつ宛て先となるエ
    ッジ装置の番号毎に集約し、データ転送処理過程内で前
    記エッジ装置間で双方向対称となる転送経路をストレー
    トフォワードに管理するコネクション管理手段を有し、 ATM標準の明示的なコネクション手順によるオーバー
    ヘッド処理を必要としないことを特徴とするコネクショ
    ン網内コネクション管理方式。
  4. 【請求項4】 前記エッジ装置及び前記コア装置が、Q
    oS申告手順及びレートベース制御機能を持たないエン
    ド端末間のベストエフォートコネクションを、レイヤ3
    情報である送信元IPアドレス及び宛て先IPアドレス
    で特定し、かつ宛て先となるエッジ装置の番号毎に集約
    し、データ転送処理過程内で前記エッジ装置間で双方向
    対称となる転送経路をストレートフォワードに管理する
    コネクション管理手段と、受信したユーザデータパケッ
    トがQoSセッションに属するか否かを判断して前記コ
    ネクション管理手段に動作指示を与えるセッション管理
    手段と、を有して、前記コネクション管理手段と前記セ
    ッション管理手段との協調による管理動作を行い、さら
    に、 前記ユーザ網から受信したパケットヘッダ情報内に収容
    する前記送信元IPアドレスとレイヤ3以上の上位レイ
    ヤで規定されるセッション番号との対応情報をフロー番
    号として割り当ててソフトステートに管理する保持手段
    と、前記中間フレームに収容するフロー番号の性質に合
    わせた動作指示をコネクション管理手段に与える動作指
    示手段を有する、請求項1または2に記載のセッション
    管理方式。
  5. 【請求項5】 前記エッジ装置が、宛先となるエッジ装
    置のアドレス単位のバッファと、各バッファの出力に定
    期的にリソース管理(RM)セルを挿入するRMセル挿
    入手段を有し、 前記コネクションレス網内の輻輳発生箇所に位置するコ
    ア装置が、前記リソース管理セル及び逆方向リソース管
    理セルに諸情報を書き込んで転送するRMセル転送手段
    を有し、 前記逆方向リソース管理セルを受け取ったエ
    ッジ装置が、該当宛先のエッジ装置のアドレスのバッフ
    ァにおいてセルの送出を規制し、トラヒックソースに対
    するフロー制御機能を持たない送信元ユーザ端末の代わ
    りにレートベースのフロー制御を実行する請求項3に記
    載のコネクション管理方式。
  6. 【請求項6】 前記ユーザ網から受けたIPv4フレー
    ムが中間フレームであるIPv6フレームにいったん収
    容され、前記IPv6フレームのヘッダ部が発信元のエ
    ッジ装置番号と宛先のエッジ装置番号とセッションを識
    別する情報としてフロー番号とを含み、前記IPv6フ
    レームのヘッダ部がAAL(ATMアダプテーションレ
    イヤ)タイプ5の先頭セル(BOMセル)に全て収容さ
    れる請求項1または2に記載のセッション管理方式。
  7. 【請求項7】 前記エッジ装置がリソース予約プロトコ
    ル(RSVP)のセッションを解釈してフロー番号とし
    て基幹網に転送し、帯域幅の動的な割当はレイヤ3以上
    の処理で行われる請求項1,2及び6のいずれか1項に
    記載のセッション管理方式。
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