JP3480766B2 - 2サイクルエンジンの燃料噴射量制御装置 - Google Patents

2サイクルエンジンの燃料噴射量制御装置

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2サイクルエンジ
ンの燃料噴射量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2サイクルエンジンは、クランク軸1回
転(ピストン1往復,2ストローク)の間に1サイクル
を完了するエンジンであり、毎回爆発するので、2回転
に1回爆発する4サイクルエンジンに比べて、同一平均
トルクの場合、トルク変動が小さく、スムーズなトルク
特性が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
にクランク軸1回転に1回爆発するので、同一平均トル
クエンジンの場合、エンジン1回転当たりのトルクでみ
ると4サイクルエンジンよりも小さい。そのため、例え
ばスタート時のような低速回転低中負荷運転域ではエン
ジン停止し易い問題があり、また特に低中速かつ中高負
荷域での加速感(体感的トラクション感覚)が劣るとい
う問題がある。また、同様の運転状態において登坂中に
石等に乗り上げた場合のように、一時的に大きな負荷が
発生した時にもエンジン停止を起こしやすいと言う問題
もある。
【0004】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たもので、低中速かつ中高負荷運転域での加速感を向上
でき、また、一時的な大きな負荷に対しても対応できる
とともに、スタートも容易な2サイクルエンジンの燃料
噴射量制御装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エン
ジン運転状態を検出する運転状態検出手段と、クランク
軸1回転で完了する1サイクル毎の燃料噴射量をエンジ
ン運転状態に応じた基準噴射量に制御する燃料噴射量制
御手段と、低中速回転の運転域ではトルク振幅が発生す
るよう上記基準噴射量を所定サイクル毎に補正する燃料
噴射量補正手段とを備えたことを特徴とする2サイクル
エンジンの燃料噴射量制御装置である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、上
記運転状態検出手段が、エンジン回転数を検出する回転
数検出手段,及びスロットル開度を検出する開度検出手
段を備えており、上記燃料噴射量補正手段が、低中速回
転かつ中高負荷運転域において上記燃料噴射量補正を行
うことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1〜図11は本発明の一実施形態
による自動二輪車用2サイクルエンジンの燃料噴射量制
御装置を説明するための図であり、図1は上記2サイク
ルエンジンの構成図、図2,3は燃料噴射量制御領域を
示すエンジン回転数−負荷特性図、図4はサイクル毎の
燃料噴射量を示す特性図、図5は上記制御装置の動作を
説明するためのフローチャート図、図6はエンジン回転
数とスロットル開度と基準燃料噴射量との関係を示す三
次元マップを示す図、図7はエンジン回転数と負荷との
関係を示す特性図、図8は負荷とトルクとの関係を示す
特性図、図9はエンジンサイクルとトルクとの関係を示
す特性図、図10,11はスロットル開度とトルクとの
関係を示す特性図である。
【0008】図1は本発明が適用されるクランク室圧縮
式2サイクルエンジンの構成図である。このエンジン1
は、クランクケース2と、その上部のシリンダブロック
3と、シリンダヘッド4とにより構成されている。
【0009】上記シリンダブロック3のシリンダボア3
aには、ピストン5が摺動可能に挿入配置され、連接棒
6を介してクランク軸7に連結されている。このクラン
ク軸7には、所定の歯数を有するリングギア8が装着さ
れており、このリングギア8の回転位置を検出してクラ
ンク角及びエンジン回転数を計測するためのエンジン回
転数センサーを兼ねるクランク角センサー9が備えられ
ている。
【0010】上記シリンダヘッド4には、燃焼室10内
の燃焼圧力,温度を検出するための燃焼室圧センサー1
1,温度センサー25が装着されており、該燃焼室10
の燃焼圧力情報,温度情報及び上記クランク角センサー
9からのエンジン回転数信号Nはエンジン運転状態を制
御する制御装置(ECU)18に送られる。
【0011】また、上記シリンダヘッド4には点火プラ
グ26aが取り付けられており、該点火プラグ26aに
高電圧を供給する点火回路26に上記制御装置18から
点火タイミング信号aが供給される。なお、12は上記
燃焼室10,シリンダボアの周囲を囲む冷却水ジャケッ
トである。
【0012】上記シリンダブロック3の排気ポート3a
には排気管13が接続され、該排気管13の途中には排
気管温度センサー17が設けられており、該センサー1
7の検出信号は上記制御装置18に入力される。
【0013】上記クランクケース2に開口する吸気口2
aには吸気通路14が接続されており、該接続口にはリ
ードバルブ15が配設されている。また、上記吸気通路
14には、スロットル弁21を有するスロットルボディ
22が介設されている。該スロットルボディ22には吸
気管圧力センサー19,吸入空気温度センサ20が装着
されており、吸気管圧力情報,吸気温度情報が上記制御
装置18に入力される。
【0014】また上記スロットル弁21は、ワイヤ23
によりスロットルグリップ24に連結されており、該グ
リップ24を回動させることによりスロットル開度が調
整される。該スロットル開度はスロットル開度センサー
27により検出され、該スロットル開度信号θは上記制
御装置18に入力される。また、上記吸気通路14内に
は、吸入空気量センサー(不図示)が設けられ、吸入空
気量情報が上記制御装置18に送られる。
【0015】上記クランクケース2内は掃気ポート28
によって上記シリンダボア3a内に連通しており、該掃
気ポート28には、上記シリンダボア3a内に向けて燃
料を噴射する燃料噴射弁29が設けられる。この燃料噴
射弁29は上記制御装置18からの噴射制御信号bによ
り、運転状態に応じた燃料噴射時期及び燃料噴射量とな
るように制御される。エンジン1には不図示のクラッチ
装置及び変速装置が搭載され、クランク軸7の出力はク
ラッチ及び変速装置を経て、不図示のチェーン駆動装置
を経て、後輪に伝えられる。
【0016】次に、上記制御装置18による燃料噴射制
御について説明する。この燃料噴射制御では、まず、エ
ンジン回転数N,及びスロットル開度θ(負荷)によっ
て判定されるエンジン運転状態に応じた最適の基準燃料
噴射量をエンジン回転数−スロットル開度−燃料噴射量
の三次元マップから求め、該基準噴射量となるように燃
料噴射弁29が制御される。
【0017】一方、図2の斜線部Aに示すように、エン
ジン回転数が低中速回転数でかつエンジン負荷が中高負
荷の敷居値θ0 より図示上側の運転域では、トルク振幅
を発生させるために図4に示すように、所定サイクル毎
(例えば1サイクル毎)に上記基準噴射量を減量又は増
量補正する補正制御が行われる。なお、該燃料噴射量補
正制御は、上記燃料噴射弁29の開時間の制御により行
われる。
【0018】ここで、上記燃料噴射量補正制御の適用さ
れる運転域はエンジンの用途,あるいは特性等に応じて
適宜変更することができ、例えば図3の斜線部Bで示す
運転域で補正制御しても良い。この例では所定回転以下
の場合には無負荷であっても上記燃料補正制御を行う。
このようにした場合にはスタート時のエンジン停止を防
止できる。
【0019】上記燃料噴射量補正制御を図5のフローチ
ャートに基づいてさらに詳述する。制御がスタートする
と、まず、変数(フラッグ)Iが0に設定され、上記ク
ランク角センサー(回転数検出手段)9,スロットル開
度センサー(開度検出手段)27からのエンジン回転数
N,スロットル開度θが運転状態を表す因子として読み
込まれる(ステップS1,S2)。なお、上記変数I
は、燃料噴射量補正制御における補正量を決定するため
のサイクル番号であり、I=0の場合は補正は行われ
ず、I=I〜Nの場合には該サイクル番号に応じて噴射
量が補正制御される。
【0020】図6に示すエンジン回転数−スロットル開
度−基準燃料噴射量の三次元マップより、上記読み込ま
れたエンジン回転数N,スロットル開度θに応じた基準
燃料噴射量q0 が設定され(ステップS3)、また、図
7の特性図により敷居値スロットル開度θ1 〜θnが設
定される(ステップS4)。
【0021】次に、現在のスロットル開度θと上記設定
された所定の敷居値開度との比較結果に応じて燃料噴射
量の補正量が設定される。具体的には、上記θがθ1
り小さい場合には、上記基準燃料噴射量q0 がそのまま
補正値の噴射量q´とされ、また上記変数Iが0に設定
される(ステップS5〜S7)。
【0022】そして、上記設定された燃料噴射量q´よ
り燃料供給時間が設定されて、上記燃料噴射弁29から
燃料が噴射される(ステップS8)。その後、イグニッ
ションキーのオフ等の停止条件が入力されていればエン
ジン制御が停止され、入力されていなければ上記ステッ
プS2に戻り、再び上記処理が行われる(ステップS
9)。
【0023】また、上記ステップS5において、現在の
スロットル開度θが上記設定された開度θ1 以上の時
は、上記θがθ2 と比較される(ステップS10)。
【0024】そして、このθがθ2 より小さい場合に
は、変数Iで示すサイクル番号を所定の変数Nまでカウ
ントして、このサイクル番号に応じて燃料噴射量の補正
量Δq(I)が設定される。なお、この補正量の制御は
上記燃料噴射弁29の開時間を制御することにより行わ
れる。
【0025】詳細には、上記変数Iが0であればこのI
が1に設定されるとともに、上記燃料噴射弁29から上
記基準燃料噴射量q0 が噴射される(ステップS11〜
S13,S8)。
【0026】また、上記ステップS11において変数I
が0でない、かつステップS14においてIが1と判断
された時は、上記設定された基準燃料噴射量q0 から所
定燃料量Δq(1)だけ補正された燃料噴射量が新たな
燃料噴射量q´として設定される(ステップS14,S
15)。そして、上記変数Iに1が加えられるとともに
(ステップS13)、上記ステップS8に移行して、上
記燃料噴射量q´より設定された燃料供給時間だけ燃料
が噴射される。なお、上記燃料補正量(Δq(1)〜Δ
q(n))は、上記制御装置18に記憶されたN枚のエ
ンジン回転数−スロットル開度−燃料補正量の三次元マ
ップより設定される。
【0027】また、上記ステップS13において変数I
が1でない、かつステップ16においてIが2と判断さ
れた時は、上記設定された基準燃料噴射量q0 から所定
燃料量Δq(2)だけ補正された燃料噴射量が新たな燃
料噴射量q´として設定される(ステップS16,S1
7)。そして、上記変数Iに1が加えられるとともに、
上記ステップS8に移行して、上記燃料噴射量q´より
設定された燃料供給時間だけ燃料が噴射される。
【0028】同様に、上記変数Iが(N−1)の時は、
上記燃料噴射量q´として、上記基準燃料噴射量q0
ら所定の補正燃料量Δq(N−1)だけ補正された燃料
噴射量が新たな燃料噴射量q´として設定される(ステ
ップS17,S18)。そして、上記変数Iに1が加え
られるとともに、上記ステップS8に移行して、上記燃
料噴射量q´が噴射される。
【0029】そして、最後に上記変数Iが0〜(N−
1)でない時、つまりIがNの時は、上記燃料噴射量q
´として、基準燃料噴射量q0 から所定の補正燃料量Δ
q(N)だけ補正された燃料噴射量が新たな燃料噴射量
q´として設定される(ステップS20)。そして、上
記変数Iに0が設定されるとともに(ステップS2
1)、上記ステップS8に移行して、上記燃料噴射量q
´が噴射される。
【0030】ここで、上記ステップS10において、上
記θがθ2 以上の場合は、次にこのθと上記設定された
所定の敷居値開度θ3 とが比較される(ステップS2
2)。そして、上記θがθ3 より小さい時は上記ステッ
プS11〜S21と同様に燃料噴射量が設定される。
【0031】また、上記ステップS22において、上記
θがθ3 以上の場合は、このθが上記所定の敷居値開度
θ4 〜θnと順次比較されて、上記同様に燃料噴射量が
設定される。
【0032】このように、本実施形態では、変数Iが0
の時は基準燃料量を噴射するとともにこのIを1にセッ
トし、変数Iが1の時は上記基準燃料量を補正した燃料
量を噴射するとともに上記変数Iに1加え、変数IがN
に達するまで上記燃料量の補正を行うようにしたので、
図8の(a),(b)に示す上記補正外負荷領域におい
ては、図9(a),(b)に示すように、エンジンサイ
クル毎に同じ大きさのトルクが発生され、図8の
(c),(d),(e)に示す上記補正負荷領域におい
ては、図9(c),(d),(e)に示すように、エン
ジンサイクル毎に異なる大きさのトルクT1,T2が発
生されて、トルク振幅が発生することとなる。
【0033】その結果、低中速かつ中高負荷運転域での
体感的トラクション、ひいては加速感を向上できる。ま
た、登坂中に石等に乗り上げた場合のような一時的な負
荷の増大時のエンジン停止を回避できる。特に荒地走行
用オートバイにおいては、低速において石,岩を駆け上
がる使い方がなされ、この駆け上がる瞬間においては大
きなトルクが必要とされる。本実施例の点火時期制御装
置を搭載することにより、より高い落差を駆け登るある
いはより大きな石のある荒地を走破することが可能とな
る。また、これにより自動二輪車のみでなく、急な凸地
も走破する小型雪上車,波を乗り越え航行する小型船舶
等の機動性を要求される他の輸送機器にも有効である。
また、汎用エンジンにおいても急な負荷変動があるもの
を駆動するものにおいて有効である。
【0034】ここで、上記燃料噴射量補正制御が開始さ
れると、図9(c),(d),(e)に示すように、ト
ルクが1サイクル毎にT1からT2に減少することから
平均トルクもT3に低下することとなり、図10に実線
L1で示すように、スロットル開度がθ0 の時にエンジ
ントルクが一時的に低下することとなる。なお、図10
の破線L0は燃料噴射量補正制御が行われなかった時の
特性を示している。
【0035】このエンジントルクの一時的な低下は運転
者がスロットルグリップを少し開くことにより容易に修
正されるが、このトルク低下の回避方法として以下の燃
料噴射量補正制御が採用可能である。即ち、上記スロッ
トル開度θが敷居値開度θ0を越えた場合において、該
開度θが小さいほど上記燃料補正量Δqを少なく制御す
る方法が有効である。これにより図11の実線L2に示
すようにトルクの急激な低下を回避できる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明に係る2
サイクルエンジンの燃料噴射量制御装置によれば、低中
速回転の運転域では燃料噴射量を所定サイクル毎に補正
するようにしたので、当該サイクルのトルクが基準燃料
噴射量のサイクルから変化し、これによりトルク振幅が
発生し、その結果、体感的トラクションを向上できる効
果がある。
【0037】請求項2の発明によれば、低中速回転かつ
中高負荷運転域において、所定サイクル毎に燃料噴射量
を補正するようにしたので、同運転域におけるトルク感
を向上でき、また一時的に負荷がかかった場合にも対応
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による燃料噴射量制御装置
を備えた2サイクルエンジンの構成図である。
【図2】上記実施形態エンジンの燃料噴射量補正制御領
域を示すエンジン回転数−負荷特性図である。
【図3】上記実施形態エンジンの燃料噴射量補正制御領
域を示すエンジン回転数−負荷特性図である。
【図4】上記実施形態エンジンのサイクル毎の燃料噴射
量を示す特性図である。
【図5】上記実施形態エンジンの制御動作を説明するた
めのフローチャート図である。
【図6】上記実施形態エンジンのエンジン回転数とスロ
ットル開度と基準燃料噴射量との関係を示す三次元マッ
プ図である。
【図7】上記実施形態エンジンのエンジン回転数と敷居
値開度との関係を示す特性図である。
【図8】上記実施形態エンジンの負荷とトルクとの関係
を示す特性図である。
【図9】上記実施形態エンジンのサイクル毎のトルクを
示す特性図である。
【図10】上記実施形態エンジンのスロットル開度とト
ルクとの関係を示す特性図である。
【図11】上記実施形態エンジンのスロットル開度とト
ルクとの関係を示す特性図である。
【符号の説明】
9 クランク角センサー(運転状態検出手段,回転数検
出手段) 18 ECU(燃料噴射量制御手段,燃料噴射量補正手
段,燃料噴射量制御装置) 27 スロットル開度センサー(運転状態検出手段,開
度検出手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン運転状態を検出する運転状態検
    出手段と、クランク軸1回転で完了する1サイクル毎の
    燃料噴射量をエンジン運転状態に応じた基準噴射量に制
    御する燃料噴射量制御手段と、低中速回転の運転域では
    トルク振幅が発生するよう上記基準噴射量を所定サイク
    ル毎に補正する燃料噴射量補正手段とを備えたことを特
    徴とする2サイクルエンジンの燃料噴射量制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記運転状態検出手
    段が、エンジン回転数を検出する回転数検出手段,及び
    スロットル開度を検出する開度検出手段を備えており、
    上記燃料噴射量補正手段が、低中速回転かつ中高負荷運
    転域において上記燃料噴射量補正を行うことを特徴とす
    る2サイクルエンジンの燃料噴射量制御装置。
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