JP3480692B2 - 車載用電源装置及び車載装置 - Google Patents

車載用電源装置及び車載装置

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JP3480692B2 JP03923399A JP3923399A JP3480692B2 JP 3480692 B2 JP3480692 B2 JP 3480692B2 JP 03923399 A JP03923399 A JP 03923399A JP 3923399 A JP3923399 A JP 3923399A JP 3480692 B2 JP3480692 B2 JP 3480692B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用電源装置お
よびこの車載用電源装置を含む車載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車、および、ハイブリッド車に
おいては、車輪を動かすモータおよびモータドライブ回
路の他に、車載機器(以下補機と称する)を駆動するた
めの車載用電源装置を備える。補機には、各種灯器、冷
暖房装置、ラジオ等の各種の機器が含まれている。これ
らの補機は、充電可能なバッテリでなる補機用直流電源
から電力供給を受けて動作する。車載用電源装置は、主
に、上述した補機用直流電源を充電すると共に、補機用
直流電源と一緒になって、補機に電力を供給するために
用いられる。車載用電源装置は、DCーDCコンバータ
を含み、車輪駆動モータのための主電源(メインバッテ
リ)から、主電源投入スイッチを経て供給される直流電
力をスイッチングし、かつ、電圧値の異なる直流電圧に
変換して、補機および補機用直流電源に供給する。
【0003】補機用直流電源の端子電圧および車載用電
源装置の直流出力電圧は、通常は、補機に見合った電圧
値に保たれている。ところが、DCーDCコンバータの
故障等で、過電圧状態になることがある。過電圧状態に
なると、補機用直流電源および補機にダメージを与える
ことになるので、通常は、車載用電源装置に過電圧保護
回路を備える。
【0004】過電圧保護回路としては、種々の回路構成
が提案されているが、基本的には、車載用電源装置の直
流出力電圧を、抵抗分圧回路によって検出し、検出され
た電圧信号を、比較器の入力端の一方(通常は非反転入
力端)に供給する。比較器の入力端の他方(通常は反転
入力端)には、メインバッテリを電源とする基準電圧信
号が供給されており、電圧検出信号が基準電圧信号より
も高くなった時に、比較器の出力を反転させて、過電圧
検出信号を出力する。そして、この過電圧検出信号を、
制御回路に供給し、制御回路によって、DCーDCコン
バータの動作を停止させる。
【0005】上述したように、車載用電源装置は、補機
用直流電源を充電すると共に、補機用直流電源と一緒に
なって、補機に電力を供給するために用いられるもので
あるので、車載用電源装置の直流出力側には、常に、補
機用の補機用直流電源が接続された状態になっている。
従って、比較器の非反転入力端には補機用直流電源の端
子電圧を分圧した電圧信号が供給されている。
【0006】この回路構成において、車の主電源投入ス
イッチが引き抜かれ、車載用電源装置に対する直流入力
電圧の供給が停止された場合、過電圧保護回路を構成す
る比較器において、反転入力端に供給されている基準電
圧信号が急激に低下するのに対し、比較器の非反転入力
端に供給されている電圧信号は、補機用直流電源の端子
電圧を分圧した電圧信号であるので、ほとんど低下しな
い。このため、比較器の非反転入力端、および、反転入
力端で見た電圧値の関係が、過電圧検出動作の場合と同
じ状態になる。この状態で、主電源投入スイッチが差し
込まれ、メインバッテリから車載用電源装置に直流電圧
が供給された場合、過電圧保護回路は、過電圧を検出し
た状態から動作を開始することになるので、主電源投入
スイッチによる電源投入と同時に、車載用電源装置を構
成するDCーDCコンバータに対し、動作停止制御が加
わってしまう。
【0007】しかも、過電圧保護回路は、一旦、過電圧
を検出した後は、その状態を保持する自己保持動作を有
するのが普通であるから、ラッチアップ状態となってし
まう。これを解除するには、主電源投入スイッチを抜い
て、ある時間をおき、再度、主電源投入スイッチを差し
込んで、スタートする外はなくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、補機
用直流電源および補機等を、過電圧から保護する過電圧
保護機能を有する車載用電源装置を提供することであ
る。
【0009】本発明のもう一つの課題は、直流入力電圧
の投入時に過電圧保護回路が誤動作をしない車載用電源
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、2つの態様に係る車載用電源装置を開
示するとともに、これらを用いた車載装置を開示する。
次に説明する。
【0011】<第1の態様に係る車載用電源装置>第1
の態様に係る車載用電源装置は、少なくとも一対の入力
端と、少なくとも一対の出力端と、DCーDCコンバー
タと、制御回路と、過電圧保護回路とを含む。
【0012】前記DCーDCコンバータは、前記一対の
入力端に供給される直流入力電圧を、異なる直流電圧に
変換して前記一対の出力端に供給する。前記制御回路
は、前記DCーDCコンバータを制御する。
【0013】前記過電圧保護回路は、前記DCーDCコ
ンバータから前記一対の出力端に供給される直流出力電
圧を検出して電圧検出信号を生成するとともに、前記直
流出力電圧から基準電圧信号を生成し、前記電圧検出信
号を前記基準電圧信号と比較して過電圧検出信号を生成
し、前記過電圧検出信号を前記制御回路に供給する。
【0014】上述した第1の態様に係る車載用電源装置
において、一対の入力端に供給される直流入力電圧は、
DCーDCコンバータにより、異なる電圧値を持つ直流
電圧に変換され、一対の出力端に供給される。一対の入
力端に供給される直流入力電圧は、従来と同様に、車輪
駆動用モータ、および、その駆動回路のために備えられ
た主電源(メインバッテリ)から供給される。一対の出
力端には、通常の構成に従って、補機用直流電源および
補機が接続されている。DCーDCコンバータは補機用
直流電源および補機に適した電圧値を持つ直流電圧を出
力する。補機用直流電源はDCーDCコンバータから供
給される直流出力電圧によって充電される。補機は、主
に、補機用直流電源を電源として動作する。
【0015】過電圧保護回路は、DCーDCコンバータ
から一対の出力端に供給される直流出力電圧を検出して
電圧検出信号を生成する。DCーDCコンバータの故障
等で、直流出力電圧が過電圧状態になると、電圧検出信
号が上昇する。そして、電圧検出信号が基準電圧信号よ
りも高くなった時に、過電圧検出信号を出力する。この
過電圧検出信号を、制御回路に供給し、制御回路によっ
て、DCーDCコンバータの動作を停止させる。
【0016】ここで、第1の態様に係る過電圧保護回路
においては、基準電圧信号は、直流出力電圧から生成す
る。即ち、過電圧保護回路に入力されている基準電圧信
号、および、電圧検出信号は、出力端に現れる直流出力
電圧から得ている。従って、車の主電源投入スイッチが
引き抜かれ、車載用電源装置に対する直流入力電圧の供
給が停止された場合、過電圧保護回路に入力されている
基準電圧信号、および、電圧検出信号は、同じように低
下して行く。このため、過電圧保護回路の入力端で見た
基準電圧信号および電圧検出信号の関係が、車載用電源
装置に対する直流入力電圧の供給停止による影響を受け
ることがなくなる。
【0017】従って、主電源投入スイッチが再投入さ
れ、メインバッテリから車載用電源装置に直流電圧が供
給された場合、車載用電源装置は、ラッチアップを生じ
ることなく、正常に動作を開始することになる。
【0018】<第2の態様に係る車載用電源装置>第2
の態様に係る車載用電源装置は、少なくとも一対の入力
端と、少なくとも一対の出力端と、DCーDCコンバー
タと、制御回路と、過電圧保護回路とを含む点で、第1
の態様に係る車載用電源装置と異なるところはない。第
2の態様に係る車載用電源装置が第1の態様に係る車載
用電源装置と異なる点は、補助電源回路から出力される
直流電圧を利用して、過電圧保護回路を動作させるよう
になっていること、及び、過電圧保護回路の構成が異な
ることである。以下に説明する。
【0019】まず、前記補助電源回路は、前記直流入力
電圧から直流電圧を生成する。前記過電圧保護回路は、
出力電圧検出回路と、第1の比較器と、第2の比較器と
を含む。前記出力電圧検出回路は、前記DCーDCコン
バータから前記一対の出力端に供給される直流出力電圧
を検出して電圧検出信号を生成する。
【0020】前記第1の比較器は、入力端の一方に、前
記電圧検出信号が供給され、入力端の他方に、前記補助
電源回路から基準電圧信号が供給され、前記電圧検出信
号の電圧値が前記基準電圧信号の電圧値よりも高いと
き、反転動作をして、反転信号を出力する。
【0021】前記第2の比較器は、入力端の一方に、時
定数充放電回路が接続されていて、前記時定数充放電回
路を通して、前記第1の比較器の出力信号、および、前
記補助電源回路で生成された直流電圧が供給される。前
記第2の比較器の入力端の他方には前記補助電源回路で
生成された前記直流電圧が供給される。そして、第2の
比較器は、前記入力端の一方で見た電圧値が、前記入力
端の他方で見た電圧値よりも高いことを条件にして反転
動作を行う。
【0022】上述した第2の態様に係る車載用電源装置
において、補助電源回路から供給される直流電圧が正常
レベルにあるときは、次のような動作になる。
【0023】まず、第1の比較器は、電圧検出回路から
入力端の一方に供給された電圧検出信号と、補助電源回
路から入力端の他方に供給された基準電圧信号とを比較
する。そして、電圧検出信号の電圧値が基準電圧信号の
電圧値よりも高いとき、反転動作をして反転信号を出力
する。
【0024】第2の比較器において、補助電源回路から
供給される直流電圧が正常レベルにあるときは、入力端
の一方には、ほぼ一定の充電電圧が印加される。
【0025】この状態で、入力端の他方に供給されてい
る基準電圧信号よりも高い反転信号が、入力端の一方に
供給されると、第2の比較器は、第1の比較器から供給
される反転信号により反転動作をして過電圧検出信号を
生成する。過電圧検出信号は制御回路に供給される。制
御回路は、過電圧検出信号の供給を受けたとき、DCー
DCコンバータの動作を停止させる。
【0026】直流出力電圧が正常電圧範囲にあるとき
は、第1の比較器において、電圧検出信号の電圧値が基
準電圧信号の電圧値よりも低くなる。従って、第1の比
較器が反転動作をすることはない。
【0027】次に、補助電源回路から供給される直流電
圧が低レベルに降下したときについて説明する。このよ
うな状態は、車の主電源投入スイッチが引き抜かれ、車
載用電源装置に対する直流入力電圧の供給が停止された
場合に発生する。
【0028】まず、第1の比較器において、補助電源回
路から供給される基準電圧信号が急激に低下するのに対
し、電圧検出回路から供給される電圧検出信号は、補機
用直流電源の端子電圧でもあるので、それほど低下しな
い。このため、第1の比較器の2つの入力端で見た入力
信号の関係が、過電圧検出動作の場合と同じ状態にな
り、第1の比較器が反転動作をし、反転信号が出力され
る。
【0029】第2の比較器の入力端の一方で見た場合、
補助電源回路で生成された直流電圧は、レベルが急激に
低下する。入力端の一方には、時定数充放電回路が接続
されているので、入力端の一方に供給されている電圧信
号は、時定数充放電回路による放電作用により、時間と
ともに減衰する。
【0030】一方、補助電源回路から、第2の比較器の
入力端の他方に供給される基準電圧信号のレベルも低下
する。ところが、第2の比較器において、基準電圧信号
と比較される電圧信号も、時間とともに減衰するので、
入力端の一方に供給される電圧信号と、入力端の他方に
供給される基準電圧信号のレベル関係が、逆転すること
はない。このため、第2の比較器は、補助電源回路から
供給される直流電圧が低レベルに降下した場合におい
て、第1の比較器から反転信号が供給されても反転動作
を生じない。従って、主電源投入スイッチが再投入さ
れ、メインバッテリから車載用電源装置に直流電圧が供
給された場合、車載用電源装置は、ラッチアップを生じ
ることなく、正常に動作を開始することになる。
【0031】<車載装置>本発明に係る車載装置は、主
電源と、主電源投入スイッチと、モータドライブ回路
と、モータと、電源装置とを含む。前記主電源は、バッ
テリを含む。前記モータドライブ回路は、前記主電源か
ら、前記主電源投入スイッチを介して供給される直流電
力を前記モータに供給する。前記モータは、車輪駆動源
として用いられる。
【0032】前記電源装置は、上述した2つの態様の車
載用電源装置の何れかでなる。この電源装置は、主電源
投入スイッチを介して、前記主電源から前記直流入力電
圧が供給される。
【0033】本発明の他の目的、構成及び利点について
は、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面
は、単に、例示に過ぎない。
【0034】
【発明の実施の形態】<第1の態様に係る車載用電源装
置を用いた車載装置>図1は第1の態様に係る車載用電
源装置を用いた車載装置の電気回路図である。図示され
た車載装置は、主電源1と、主電源投入スイッチ2と、
モータドライブ回路3と、モータ4と、第1の態様に係
る電源装置5とを含む。主電源1はメインバッテリを含
む。主電源投入スイッチ2は、一般には、イグニッショ
ンスイッチと称される。モータドライブ回路3は、主電
源1から、主電源投入スイッチ2を介して供給される直
流電力をモータ4に供給する。モータ4は、車輪駆動源
として用いられる。
【0035】電源装置5は、第1の態様の車載用電源装
置でなる。この電源装置5は、主電源投入スイッチ2を
介して、主電源1から直流入力電圧Vinが供給され
る。電源装置5は、少なくとも一対の入力端6、7と、
少なくとも一対の出力端8、9と、DCーDCコンバー
タ10と、制御回路11と、過電圧保護回路12とを含
む。更に、実施例では、補機用直流電源13および補機
14が図示されている。補機用直流電源13は充電可能
な二次バッテリである。
【0036】DCーDCコンバータ10は、入力端6、
7に供給される直流入力電圧Vinを、異なる電圧値を
持つ直流電圧V0に変換して出力端8、9に供給する。
制御回路11は、DCーDCコンバータ10を制御す
る。
【0037】過電圧保護回路12は、DCーDCコンバ
ータ10から出力端8、9に供給される直流出力電圧V
0を検出して電圧検出信号V1を生成するとともに、直
流出力電圧V0から基準電圧信号Vr1を生成し、電圧
検出信号V1を基準電圧信号Vr1と比較して過電圧検
出信号V2を生成し、過電圧検出信号V2を制御回路1
1に供給する。
【0038】第1の態様に係る車載用電源装置5におい
て、過電圧保護回路12は、比較器121を含むことが
できる。比較器121は入力端(+)に電圧検出信号V
1が供給され、入力端(−)に基準電圧信号Vr1が供
給される。そして、電圧検出信号V1の電圧値が基準電
圧信号Vr1の電圧値よりも高いとき、即ち、V1>V
r1のとき、過電圧である旨の過電圧検出信号V2を生
成する。比較器121の出力端と、入力端(+)との間
にはダイオード124が接続されている。このダイオー
ド124は比較器121の自己保持動作のために付加さ
れたものである。
【0039】実施例において、抵抗122、123によ
って、直流出力電圧V0を分圧し、その分圧電圧を、電
圧検出信号V1として、入力端(+)に供給する。ま
た、直流出力電圧V0を出力する高電位側出力ライン7
1と、低電位出力ライン72との間に基準電圧生成回路
125を接続し、直流出力電圧V0から基準電圧信号V
r1を生成するようになっている。
【0040】上述した第1の態様に係る車載用電源装置
5において、入力端6、7に供給される直流入力電圧V
inは、DCーDCコンバータ10により、異なる電圧
値を持つ直流電圧V0に変換され、出力端8、9に供給
される。入力端6、7に供給される直流入力電圧Vin
は、従来と同様に、車輪駆動用モータ4、および、モー
タドライブ回路3等のために備えられた主電源(メイン
バッテリ)1から供給される。出力端8、9には、通常
の構成に従って、補機用直流電源13および補機14が
接続されている。DCーDCコンバータ10は補機用直
流電源13および補機14に適した電圧値を持つ直流電
圧V0を出力する、補機用直流電源13はDCーDCコ
ンバータ10から供給される直流出力電圧V0によって
充電される。補機14は、主に、補機用直流電源13を
電源として動作する。補機14には、各種灯器、冷暖房
装置、ラジオ等の各種の機器が含まれる。
【0041】次に、図2に図示されたタイムチャートを
参照して、車の主電源投入スイッチ2が閉じている場合
の動作を説明する。過電圧保護回路12は、DCーDC
コンバータ10から出力端8、9に供給される直流出力
電圧V0を検出して電圧検出信号V1を生成する。直流
出力電圧V0が正常値にある場合は、電圧検出信号V1
は基準電圧信号Vr1よりも低くなっており、比較器1
21の出力は低レベル(論理値0とする)にある。この
状態は、過電圧が生じていないことに対応する。
【0042】DCーDCコンバータ10の故障等で、直
流出力電圧V0が、例えば、t1時(図2(a)参照)
に過電圧状態になると、電圧検出信号V1が上昇する。
そして、電圧検出信号V1が基準電圧信号Vr1よりも
高くなった時に、比較器121が反転動作をし、論理値
1の過電圧検出信号V2を出力する。この過電圧検出信
号V2を、制御回路11に供給し、制御回路11によっ
て、DCーDCコンバータ10の動作を停止させる。比
較器121の出力端と入力端(+)との間には、ダイオ
ード124が接続されているので、出力端に論理値1の
過電圧検出信号V2を生じた場合、この論理値1の過電
圧検出信号V2は、ダイオード124を通して、入力端
(+)に供給される。従って、過電圧検出信号V2が一
旦出力された後、直流出力電圧V0が正常値に復帰した
としても、比較器121の出力である過電圧検出信号V
2は、論理値1を維持する(図2(b)参照)。
【0043】次に、車の主電源投入スイッチ2が引き抜
かれ、車載用電源装置5に対する直流入力電圧Vinの
供給が停止された場合について、図3を参照して説明す
る。車の主電源投入スイッチ2がt2時に引き抜かれた
場合、車載用電源装置5に対する直流入力電圧Vin
が、ある時定数をもって低下して行く図3(a)参
照)。ここで、過電圧保護回路12において、基準電圧
信号Vr1は、直流出力電圧V0から生成する。即ち、
過電圧保護回路12に入力されている基準電圧信号Vr
1、および、電圧検出信号V1は、出力端8、9に現れ
る直流出力電圧V0から得ている。従って、車の主電源
投入スイッチ2がt2時(図3(a)参照)に引き抜か
れ、車載用電源装置5に対する直流入力電圧Vinの供
給が停止された場合、過電圧保護回路12に入力されて
いる基準電圧信号Vr1、および、電圧検出信号V1
は、同じように低下して行く(図3(b)参照)。この
ため、比較器121の2つの入力端(+)および(−)
で見た基準電圧信号Vr1および電圧検出信号V1の関
係が、車載用電源装置5に対する直流入力電圧Vinの
供給停止による影響を受けることがなく、Vr1>V1
の関係を維持することになるので、比較器121は、反
転動作をすることなく、論理値0の信号を出力し続ける
ことになる。
【0044】従って、例えば、t3時に主電源投入スイ
ッチ2が再投入(図3(b)参照)され、主電源1から
車載用電源装置5に直流電圧が供給された場合、車載用
電源装置5は、Vr1>V1の状態から動作を開始する
ことになるから、ラッチアップを生じることがない。初
期起動の場合も同様である。
【0045】<第2の態様に係る車載用電源装置5を用
いた車載装置>図4は第2の態様に係る車載用電源装置
5を用いた車載装置の電気回路図である。図において、
図1に現れた構成部分と同一の構成部分については、同
一の参照符号を付してある。第2の態様に係る車載用電
源装置5は、入力端6、7と、出力端8、9と、DCー
DCコンバータ10と、制御回路11と、過電圧保護回
路12とを含む点で、第1の態様に係る車載用電源装置
5と異なるところはない。第2の態様が第1の態様と異
なる点は、比較器の基準電圧を補助電源回路15から供
給していること、および、過電圧保護回路12の構成が
異なることである。以下に説明する。
【0046】まず、補助電源回路15は、直流入力電圧
Vinから直流電圧Vr1、Vc1、Vc2を生成す
る。過電圧保護回路12は、分圧抵抗122、123で
構成された出力電圧検出回路と、第1の比較器121
と、第2の比較器19とを含む。出力電圧検出回路を構
成する分圧抵抗122、123は、DCーDCコンバー
タ10から出力端8、9に供給される直流出力電圧V0
を分圧して電圧検出信号V1を生成する。
【0047】第1の比較器121は、入力端(+)に電
圧検出信号V1が供給され、入力端(−)に、補助電源
回路15から第1の基準電圧信号Vr1が供給される。
過電圧状態にない正常時は、Vr1>V1の関係にあ
り、このとき、第1の比較器121の出力は低レベル
(論理値0とする)にある。過電圧が生じた場合、電圧
検出信号V1の電圧値が第1の基準電圧信号Vr1の電
圧値よりも高くなる。即ち、V1>Vr1となる。この
とき、第1の比較器121は、反転動作をして、高レベ
ル(論理値1とする)の反転信号を出力する。
【0048】第2の比較器19は、入力端(+)に、時
定数充放電回路が接続されていて、時定数充放電回路を
通して、第1の比較器121の出力信号V2、および、
補助電源回路15で生成された直流電圧Vc1が供給さ
れる。時定数充放電回路は、直流電圧Vc1によって、
抵抗20、21を通して、コンデンサ23を充電する回
路と、コンデンサ23に蓄積された電荷を、抵抗22を
通して放電する放電回路とを含んでいる。補助電源回路
15で生成された直流電圧Vc1は制御回路11等にも
供給される。
【0049】第2の比較器19の入力端(−)にはツェ
ナーダイオード25が接続されている。ツェナーダイオ
ード25は、抵抗24を通して供給される直流電圧Vc
1より、第2の基準電圧信号Vr2を生成し、この第2
の基準電圧信号Vr2を、第2の比較器19の入力端
(−)に供給する。
【0050】第2の比較器19において、補助電源回路
15から供給される直流電圧Vc1が正常レベルである
ときは、第1の比較器121から論理値1の信号V2が
供給される。そして、入力端(−)に供給される第2の
基準電圧信号Vr2より、入力端(+)に供給される電
圧信号V3が高くなったとき、即ち、V3>Vr2のと
き、反転動作をして過電圧検出信号V4を生成し、過電
圧検出信号V4を制御回路11に供給する。第2の比較
器19において、補助電源回路15から供給される直流
電圧Vc1が低レベルに降下したときは、第2の基準電
圧信号Vr2及び電圧信号V3が共に低下し、第1の比
較器121から反転信号が供給されても反転動作を生じ
ない。
【0051】次に、図5、6のタイムチャートを参照し
て、図4に示した車載装置、特に、車載用電源装置5の
動作を説明する。図5は補助電源回路15から供給され
る直流電圧Vc1が正常レベルであるときの動作を示す
タイムチャートである。
【0052】まず、第1の比較器121は、電圧検出回
路から入力端(+)に供給された電圧検出信号V1と、
補助電源回路15から入力端(−)に供給された第1の
基準電圧信号Vr1とを比較する。電圧検出信号V1の
電圧値が第1の基準電圧信号Vr1の電圧値よりも低い
とき、即ち、Vr1>V1のとき、第1の比較器121
は低レベル(論理値0)の信号V2を出力する。図5の
タイムチャートでは、t1時より前が、この状態に対応
している。このとき、第2の比較器19の入力端(+)
の電圧V3は、信号V2が0Vであるので、0Vであ
る。また、第2の比較器19の入力端(−)には、ツェ
ナーダイオード25による第2の基準電圧信号Vr2
(>V3)が供給されている。
【0053】次に、図5(a)に示すように、t1時に
過電圧が生じた場合、電圧検出信号V1の電圧値が第1
の基準電圧信号Vr1の電圧値よりも高くなる。即ち、
V1>Vr1となる。このとき、第1の比較器121
は、反転動作をして、高レベル(論理値1とする)の信
号V2を出力する(図5(b)参照)。
【0054】第1の比較器121に生じた論理値1の信
号V2は、第2の比較器19の入力端(+)に供給され
る電圧信号V3を、第2の比較器19の入力端(−)に
供給されている第2の基準電圧信号Vr2よりも高い電
圧値まで上昇させる。第2の比較器19の入力端(−)
に供給されている第2の基準電圧信号Vr2よりも高い
反転信号V3が、入力端(+)に供給されると、第2の
比較器19は、反転動作をして、図5(c)に示すよう
に、論理値1の過電圧検出信号V4を生成する。
【0055】論理値1の過電圧検出信号V4は制御回路
11に供給される。制御回路11は、論理値1の過電圧
検出信号V4の供給を受けたとき、DCーDCコンバー
タ10の動作を停止させる。
【0056】直流出力電圧V0が正常電圧範囲にあると
きは、第1の比較器121において、電圧検出信号V1
の電圧値が第1の基準電圧信号Vr1の電圧値よりも低
くなる。従って、第1の比較器121が反転動作をする
ことはない。
【0057】次に、図6を参照して、補助電源回路15
から供給される直流電圧(第1の基準電圧信号)Vr1
が低レベルに降下したときについて説明する。このよう
な状態は、車の主電源投入スイッチ2が引き抜かれ、車
載用電源装置5に対する直流入力電圧Vinの供給が、
例えばt2時に停止された場合(図6(a)参照)に発
生する。
【0058】まず、第1の比較器121において、補助
電源回路15から供給される第1の基準電圧信号Vr1
が急激に低下するのに対し、分圧抵抗122、123に
よって分圧された電圧検出信号V1は、補機用直流電源
13の端子電圧信号であるので、ほとんど低下しない。
このため、第1の比較器121の2つの入力端(+)、
(−)で見た入力信号V1、Vr1の関係が、V1>V
r1となる(図6(b)参照)。第1の比較器121が
t3時に反転動作をし、論理値1の信号V2が出力され
る(図6(c)参照)。このタイミングでは、補助電源
回路15から出力される直流電圧Vc1も低下している
最中であるので、信号V2のレベルも低下して行く(図
6(c)参照)。
【0059】第2の比較器19の入力端(+)に印加さ
れる電圧信号V3は、信号V2が論理値1に対応するレ
ベルになったt3時に、レベルが高くなる(図6(d)
参照)が、補助電源回路15で生成された直流電圧Vc
1のレベルが急激に低下するので、それにつれて、電圧
信号V3も低下する。入力端(+)には、時定数充放電
回路が接続されているので、電圧信号V3は、時定数充
放電回路による放電作用により、時間とともに減衰する
(図6(d)参照)。
【0060】ところが、第2の比較器19の入力端
(−)に供給される第2の基準電圧信号Vr2も、補助
電源回路15から供給される直流電圧Vc1に基づいて
生成されており、第2の基準電圧信号Vr2も、補助電
源回路15から供給される直流電圧Vc1のレベル低下
とともに、急激にレベルが低下する。従って、入力端
(+)に供給される電圧信号V3と、入力端(−)に供
給される第2の基準電圧信号Vr2とは、Vr2>V3
の関係を保ち続け、この関係が逆転することはない(図
6(d)参照)。
【0061】このため、第2の比較器19は、補助電源
回路15から供給される直流電圧Vc1のレベルが低下
した場合において、第1の比較器121から反転信号が
供給されても、反転動作を生じない(図6(e)参
照)。
【0062】次に、主電源投入スイッチ2が再投入され
た場合について、図7を参照して説明する。主電源投入
スイッチ2がt0時に再投入されると、直流入力電圧V
inが上昇する(図7(a)参照)ので、補助電源回路
15から出力される直流電圧Vc1及びVr1も、t0
時より少し遅れたt01時より上昇し始める(図7
(b)、(c)参照)。
【0063】第1の比較器121において、主電源投入
スイッチ2の再投入直後は、入力端(+)に供給されて
いる電圧検出信号V1が、補機用直流電源13の一定の
端子電圧であるのに対し、入力端(−)に供給される基
準電圧信号Vr1は上昇過程にあるので、第1の比較器
121の2つの入力端(+)、(−)で見た入力信号V
1、Vr1の関係が、V1>Vr1となる(図7(c)
参照)。このため、主電源投入スイッチ2の再投入直後
は、第1の比較器121がt01時に反転動作をし、論
理値1の信号V2が出力される(図7(d)参照)。こ
の論理値1の信号V2は、V1<Vr1となるt02時
まで継続する。
【0064】次に、第2の比較器19において、2つの
入力端(+)、(−)で見た入力信号V3、Vr2のう
ち、入力信号V3は、入力端(+)に接続された時定数
充放電回路の充電時定数に従って、緩やかに上昇する。
入力信号V3の上昇カーブは、入力端(−)に供給され
る入力信号(第2の基準電圧信号)Vr2の立ち上がり
特性よりも緩やかである。従って、第1の比較器121
がt3時に反転動作をして論理値1の信号V2が出力さ
れても、第2の比較器19の2つの入力端(+)、
(−)で見た入力信号V3、Vr2に関して、Vr2>
V3の関係が維持される(図7(e)参照)。このた
め、主電源投入スイッチ2が再投入された場合、第2の
比較器19は反転動作をすることがない(図7(f)参
照)。よって、車載用電源装置5は、ラッチアップを生
じることなく、正常に動作を開始することになる。
【0065】図4に示した車載用電源装置5のもう1つ
の利点は、主電源投入スイッチ2がオフになった場合、
即ち、車を停車させてある場合等に、補機用直流電源1
3に対する電力消費が、分圧抵抗122、123の直列
回路による消費分だけに低減されることである。従来、
停車時に補機用直流電源13から流出する電流は、1.
5mA程度に低減させることが限界であったが、図4に
示した車載用電源装置によれば、流出電流を0.5mA
程度、またはそれ以下に低減させることが可能である。
【0066】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)補機用直流電源および補機等を、過電圧から保護
する過電圧保護機能を有する車載用電源装置を提供する
ことができる。 (b)直流入力電圧が投入された場合に過電圧保護回路
が誤動作をしない車載用電源装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の態様に係る車載用電源装置を用いた車載
装置の電気回路図である。
【図2】図1に図示された車載装置において、車の主電
源投入スイッチが閉じている場合の動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図3】図1に図示された車載装置において、車の主電
源投入スイッチをオフにした場合の動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図4】第2の態様に係る車載用電源装置を用いた車載
装置の電気回路図である。
【図5】図4に図示された車載装置において、車の主電
源投入スイッチが閉じている場合の動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図6】図4に図示された車載装置において、車の主電
源投入スイッチをオフにした場合の動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図7】図4に図示された車載装置において、車の主電
源投入スイッチを再投入にした場合の動作を説明するタ
イムチャートである。
【符号の説明】
1 主電源(メインバッテリ) 2 主電源投入スイッチ 3 モータドライブ回路 4 モータ 5 車載用電源装置 6、7 入力端 8、9 出力端 10 DCーDCコンバータ 11 制御回路 12 過電圧保護回路 13 補機用直流電源 14 補機 15 補助電源回路 18 第1の比較器 19 第2の比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−164709(JP,A) 特開 平7−107601(JP,A) 特開 平6−46560(JP,A) 実開 平5−55783(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の入力端と、少なくとも
    一対の出力端と、DCーDCコンバータと、補機用直流
    電源と、制御回路と、補助電源回路と、過電圧保護回路
    とを含む車載用電源装置であって、前記一対の入力端は、主電源投入スイッチを介して、直
    流入力電圧が供給され、 前記DCーDCコンバータは、前記一対の入力端に供給
    される前記直流入力電圧を、異なる電圧値を持つ直流電
    圧に変換して前記一対の出力端に供給し、前記補機用直流電源は、充電可能な二次バッテリであ
    り、前記一対の出力端に接続されており、 前記制御回路は、前記DCーDCコンバータを制御し、 前記補助電源回路は、前記一対の入力端に供給される
    記直流入力電圧から直流電圧を生成し、前記補助電源回路が生成する前記直流電圧は、第1の基
    準電圧信号と、第2の基準電圧信号として用いられ、 前記過電圧保護回路は、出力電圧検出回路と、第1の比
    較器と、第2の比較器と、時定数充放電回路とを含み、 前記出力電圧検出回路は、前記DCーDCコンバータか
    ら前記一対の出力端に供給される直流出力電圧を検出し
    て電圧検出信号を生成し、前記電圧検出信号は、前記直流入力電圧の供給が停止さ
    れた場合、前記第1の基準電圧信号よりも電圧レベルの
    低下が少なく、 前記第1の比較器は、入力端の一方に前記電圧検出信号
    が供給され、入力端の他方に、前記補助電源回路から
    記第1の基準電圧信号が供給され、前記電圧検出信号の
    電圧値が前記第1の基準電圧信号の電圧値よりも高いと
    き、前記一対の出力端に過電圧が生じていると判断し、
    反転動作をして反転信号を出力し、 前記第2の比較器は、 入力端の一方に、前記時定数充放電回路が接続されてい
    て、前記時定数充放電回路を通して、前記第1の比較器
    の出力信号が供給され、入力端の他方に前記第2の基準
    電圧信号が供給され、前記直流入力電圧の供給を停止し
    た後、再び前記直流入力電圧を供給した場合、前記時定
    数充放電回路から前記入力端の一方に供給される電圧値
    が、前記時定数充放電回路の有する時定数により、前記
    入力端の他方で見た電圧値よりも低くなり、 前記入力端の一方で見た電圧値が、前記入力端の他方で
    見た電圧値よりも高いとき、前記一対の出力端に過電圧
    が生じていると判断し、反転動作をして過電圧検出信号
    を生成し、前記過電圧検出信号を前記制御回路に供給
    し、 前記制御回路は、前記過電圧検出信号の供給を受けたと
    き、DCーDCコンバータの動作を停止させる 車載用電
    源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された車載用電源装置で
    あって、 前記一対の出力端は、車載負荷を接続するために備えら
    れ、 前記車載負荷は、充電可能な補機用直流電源と、補機と
    を含む車載用電源装置。
  3. 【請求項3】 主電源と、主電源投入スイッチと、モー
    タドライブ回路と、モータと、電源装置とを含む車載装
    置であって、 前記主電源は、メインバッテリを含み、 前記モータドライブ回路は、前記主電源から、前記主電
    源投入スイッチを介して供給される直流電力を前記モー
    タに供給し、 前記モータは、車輪駆動源として用いられ、 前記電源装置は、請求項1または2の何れかに記載され
    た車載用電源装置でなり、前記主電源投入スイッチを介
    して、前記主電源から前記直流入力電圧が供給される車
    載装置。
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