JPH07107601A - 電気自動車用充電装置 - Google Patents
電気自動車用充電装置Info
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- JPH07107601A JPH07107601A JP5244586A JP24458693A JPH07107601A JP H07107601 A JPH07107601 A JP H07107601A JP 5244586 A JP5244586 A JP 5244586A JP 24458693 A JP24458693 A JP 24458693A JP H07107601 A JPH07107601 A JP H07107601A
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- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 補機バッテリへの過充電を防止する電気自動
車用充電装置を提供すること。 【構成】 補機バッテリB2の端子電圧Vaは、信号線
S1,S2を介して制御回路10に伝達され、また、D
C−DCコンバータ1の出力電圧は、信号線S3,S4
を介して、制御回路10に伝達され検出される。そし
て、通常の場合、制御手段は、補機バッテリB2の端子
電圧に基づいて、DC−DCコンバータ1を変圧制御す
るが、信号線S1,S2に断線等が生じた場合、DC−
DCコンバータ1の出力電圧に基づいて変圧制御する。
そのため、信号線S1,S2に不具合が生じたとして
も、補機バッテリーへの過充電を防止することができ
る。
車用充電装置を提供すること。 【構成】 補機バッテリB2の端子電圧Vaは、信号線
S1,S2を介して制御回路10に伝達され、また、D
C−DCコンバータ1の出力電圧は、信号線S3,S4
を介して、制御回路10に伝達され検出される。そし
て、通常の場合、制御手段は、補機バッテリB2の端子
電圧に基づいて、DC−DCコンバータ1を変圧制御す
るが、信号線S1,S2に断線等が生じた場合、DC−
DCコンバータ1の出力電圧に基づいて変圧制御する。
そのため、信号線S1,S2に不具合が生じたとして
も、補機バッテリーへの過充電を防止することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メインバッテリと補機
バッテリとの充電に用いられる電気自動車用充電装置に
関する。
バッテリとの充電に用いられる電気自動車用充電装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気自動車には、走行用に使用さ
れるメインバッテリと、例えば、前照灯、ワイパー等の
補助器具の駆動に使用される補機バッテリーとが搭載さ
れている。そして、この補機バッテリは、メインバッテ
リからの電力供給により充電されるものであるが、メイ
ンバッテリと異なる電圧のため、DC−DCコンバータ
が必要となる。そのため、電気自動車には、メインバッ
テリ、補機バッテリ、及びDC−DCコンバータが搭載
されている。
れるメインバッテリと、例えば、前照灯、ワイパー等の
補助器具の駆動に使用される補機バッテリーとが搭載さ
れている。そして、この補機バッテリは、メインバッテ
リからの電力供給により充電されるものであるが、メイ
ンバッテリと異なる電圧のため、DC−DCコンバータ
が必要となる。そのため、電気自動車には、メインバッ
テリ、補機バッテリ、及びDC−DCコンバータが搭載
されている。
【0003】そして、補機バッテリを一定電圧で充電す
る方法として、一般に、バッテリ電圧をセンシング線に
より接続し、補機バッテリ端の電圧を検出することによ
りDC−DCコンバータの出力電圧を制御させる方法が
なされている。
る方法として、一般に、バッテリ電圧をセンシング線に
より接続し、補機バッテリ端の電圧を検出することによ
りDC−DCコンバータの出力電圧を制御させる方法が
なされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
のものでは、例えば、補機バッテリ端の電圧を検出する
ための検出用信号線が断線した場合、DC−DCコンバ
ータの出力電圧が過大となり、補機バッテリーが過充電
になるという問題が生じる。そこで本発明は上記問題点
に鑑みてなされたものであり、補機バッテリ端の電圧を
検出するための検出用信号線が断線したとき、DC−D
Cコンバータの過充電等を防止するとともに、補機バッ
テリーの充電を引き続き行う電気自動車用充電装置を提
供することを目的とするものである。
のものでは、例えば、補機バッテリ端の電圧を検出する
ための検出用信号線が断線した場合、DC−DCコンバ
ータの出力電圧が過大となり、補機バッテリーが過充電
になるという問題が生じる。そこで本発明は上記問題点
に鑑みてなされたものであり、補機バッテリ端の電圧を
検出するための検出用信号線が断線したとき、DC−D
Cコンバータの過充電等を防止するとともに、補機バッ
テリーの充電を引き続き行う電気自動車用充電装置を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、電気
自動車の主バッテリの高電圧を低電圧に変換し、補機バ
ッテリに電力を供給するDC−DCコンバータを備えた
電気自動車用充電装置において、前記補機バッテリの電
圧を伝達する第1の伝達手段と、前記DC−DCコンバ
ータの出力電圧を伝達する第2の伝達手段と、前記第1
の伝達手段が伝達した電圧と前記第2の伝達手段が伝達
した電圧とのどちらか一方の電圧を取り入れ、この取り
入れた電圧に応じて前記DC−DCコンバータの出力電
圧を制御する制御手段とを備えるものである。
自動車の主バッテリの高電圧を低電圧に変換し、補機バ
ッテリに電力を供給するDC−DCコンバータを備えた
電気自動車用充電装置において、前記補機バッテリの電
圧を伝達する第1の伝達手段と、前記DC−DCコンバ
ータの出力電圧を伝達する第2の伝達手段と、前記第1
の伝達手段が伝達した電圧と前記第2の伝達手段が伝達
した電圧とのどちらか一方の電圧を取り入れ、この取り
入れた電圧に応じて前記DC−DCコンバータの出力電
圧を制御する制御手段とを備えるものである。
【0006】
【作用】上記構成により、制御手段は、通常の場合、第
1の伝達手段が伝達する補機バッテリの端子電圧に応じ
て、DC−DCコンバータの出力電圧を制御している
が、第1の伝達手段が伝達する電圧に基づいて、第1の
伝達手段に不具合が生じたことを検知した場合、取り込
むべき伝達手段を第1の伝達手段から第2の伝達手段に
切り換え、第2の伝達手段が伝達する電圧に応じて、D
C−DCコンバータの出力電圧を制御する。
1の伝達手段が伝達する補機バッテリの端子電圧に応じ
て、DC−DCコンバータの出力電圧を制御している
が、第1の伝達手段が伝達する電圧に基づいて、第1の
伝達手段に不具合が生じたことを検知した場合、取り込
むべき伝達手段を第1の伝達手段から第2の伝達手段に
切り換え、第2の伝達手段が伝達する電圧に応じて、D
C−DCコンバータの出力電圧を制御する。
【0007】つまり、本発明においては、第1の伝達手
段に不具合が生じたとしても、第2の伝達手段が伝達し
た電圧に応じてDC−DCコンバータの出力電圧を制御
することができる。
段に不具合が生じたとしても、第2の伝達手段が伝達し
た電圧に応じてDC−DCコンバータの出力電圧を制御
することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1において、DC−DCコンバータ1は、入力側
に走行用のメインバッテリB1が接続されており、出力
側に補機バッテリB2が接続され、この補機バッテリB
2を介して、図示されていない前照灯、ワイパ等の補機
である負荷5が接続されている。
明する。図1は、本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1において、DC−DCコンバータ1は、入力側
に走行用のメインバッテリB1が接続されており、出力
側に補機バッテリB2が接続され、この補機バッテリB
2を介して、図示されていない前照灯、ワイパ等の補機
である負荷5が接続されている。
【0009】また、DC−DCコンバータ1の内部に
は、トランス2が設置されており、一次側がメインバッ
テリB1に接続され、二次側が補機バッテリB2に接続
されている。さらに、このトランス2の一次側には、制
御用のトランジスタTR1が接続され、2次側にはダイ
オード、リアクトル、コンデンサからなる整流回路3が
接続されている。また、トランジスタTR1のベースに
は、ベース駆動回路4が接続されており、このベース駆
動回路4に接続された制御回路10からの信号に基づい
て、ベース駆動回路4はトランジスタTR1を制御して
いる。一方、制御回路10には、メインバッテリB1に
接続され一定電圧を出力する補助電源5が端子T6,T
7を介して接続されている。また、制御回路10の端子
T1,T2には、補機バッテリB2の端子電圧を検出す
るための信号線S1,S2が接続されている。さらに、
制御回路10の端子T3、T4には、整流回路3の負荷
側の電圧を検出するための信号線S3,S4が接続され
ている。なお、DC−DCコンバータ1と補機バッテリ
B2との配線は、車両配置上配線の長さ等により、配線
の電圧ドロップがさけられない。そのため、通常は、補
機バッテリB2の端子電圧を直接信号線S1,S2でセ
ンシングして配線の電圧ドロップを補償している。
は、トランス2が設置されており、一次側がメインバッ
テリB1に接続され、二次側が補機バッテリB2に接続
されている。さらに、このトランス2の一次側には、制
御用のトランジスタTR1が接続され、2次側にはダイ
オード、リアクトル、コンデンサからなる整流回路3が
接続されている。また、トランジスタTR1のベースに
は、ベース駆動回路4が接続されており、このベース駆
動回路4に接続された制御回路10からの信号に基づい
て、ベース駆動回路4はトランジスタTR1を制御して
いる。一方、制御回路10には、メインバッテリB1に
接続され一定電圧を出力する補助電源5が端子T6,T
7を介して接続されている。また、制御回路10の端子
T1,T2には、補機バッテリB2の端子電圧を検出す
るための信号線S1,S2が接続されている。さらに、
制御回路10の端子T3、T4には、整流回路3の負荷
側の電圧を検出するための信号線S3,S4が接続され
ている。なお、DC−DCコンバータ1と補機バッテリ
B2との配線は、車両配置上配線の長さ等により、配線
の電圧ドロップがさけられない。そのため、通常は、補
機バッテリB2の端子電圧を直接信号線S1,S2でセ
ンシングして配線の電圧ドロップを補償している。
【0010】ここで、制御回路10の内部構成について
図2に基づき説明する。図2に示される様に、帰還増幅
器13の非反転入力端子は、端子T4に接続された抵抗
21と抵抗22とで分圧された中間点に接続されてお
り、帰還増幅器13の反転入力端子は、基準電源15を
介して端子T7の延長線上でアースされている。また、
この帰還増幅器13の出力端子は、ダイオード19を介
して比較器12の反転入力端子に接続されており、この
出力端子とダイオード19の中間点は、トランジスタ1
7のコレクタに接続されている。同様に、帰還増幅器1
4の非反転入力端子は、端子T1に接続された抵抗23
と抵抗24とで分圧された中間点に接続されており、帰
還増幅器14の反転入力端子は、基準電源16を介して
端子T7の延長線上でアースされている。また、この帰
還増幅器14の出力端子は、ダイオード18を介して比
較器12の反転入力端子に接続されている。そして、比
較器12の非反転入力端子は、三角波発振器11が接続
されており、比較器12の出力端子は端子T5に接続さ
れている。なお、トランジスタ17のベースは抵抗20
を介して端子T1に接続されており、エミッタは端子T
7の延長線上でアースされている。
図2に基づき説明する。図2に示される様に、帰還増幅
器13の非反転入力端子は、端子T4に接続された抵抗
21と抵抗22とで分圧された中間点に接続されてお
り、帰還増幅器13の反転入力端子は、基準電源15を
介して端子T7の延長線上でアースされている。また、
この帰還増幅器13の出力端子は、ダイオード19を介
して比較器12の反転入力端子に接続されており、この
出力端子とダイオード19の中間点は、トランジスタ1
7のコレクタに接続されている。同様に、帰還増幅器1
4の非反転入力端子は、端子T1に接続された抵抗23
と抵抗24とで分圧された中間点に接続されており、帰
還増幅器14の反転入力端子は、基準電源16を介して
端子T7の延長線上でアースされている。また、この帰
還増幅器14の出力端子は、ダイオード18を介して比
較器12の反転入力端子に接続されている。そして、比
較器12の非反転入力端子は、三角波発振器11が接続
されており、比較器12の出力端子は端子T5に接続さ
れている。なお、トランジスタ17のベースは抵抗20
を介して端子T1に接続されており、エミッタは端子T
7の延長線上でアースされている。
【0011】次に、制御回路10の動作を説明する。通
常時、補機バッテリB2の端子電圧は、信号線S1,S
2により端子T1,T2に入力され、端子T1に接続さ
れたトランジスタ17がON状態となる。このトランジ
スタ17がON状態になると、ダイオード19に電流が
流れなくなり、比較器12の反転入力端子には、ダイオ
ード18を介して帰還増幅器14の出力のみが入力され
ることになる。なお、帰還増幅器14の出力は、補機バ
ッテリB2の端子電圧Vaを抵抗23と抵抗24とで分
圧した抵抗24の電位の入力と基準電圧16の電位との
入力により決定される。
常時、補機バッテリB2の端子電圧は、信号線S1,S
2により端子T1,T2に入力され、端子T1に接続さ
れたトランジスタ17がON状態となる。このトランジ
スタ17がON状態になると、ダイオード19に電流が
流れなくなり、比較器12の反転入力端子には、ダイオ
ード18を介して帰還増幅器14の出力のみが入力され
ることになる。なお、帰還増幅器14の出力は、補機バ
ッテリB2の端子電圧Vaを抵抗23と抵抗24とで分
圧した抵抗24の電位の入力と基準電圧16の電位との
入力により決定される。
【0012】つまり、通常時、比較器12は、帰還増幅
器14の出力と三角波発振器11とで決まるデューティ
比のパルス信号をベース駆動回路4に出力することとな
り、この比較器12から出力されるパルス信号に応じて
ベース駆動回路4が駆動し、DC−DCコンバータ1が
作動することとなる。次に、補機バッテリB2に接続さ
れた信号線S1,S2が断線等により故障を生じた場合
について説明する。
器14の出力と三角波発振器11とで決まるデューティ
比のパルス信号をベース駆動回路4に出力することとな
り、この比較器12から出力されるパルス信号に応じて
ベース駆動回路4が駆動し、DC−DCコンバータ1が
作動することとなる。次に、補機バッテリB2に接続さ
れた信号線S1,S2が断線等により故障を生じた場合
について説明する。
【0013】まず、信号線S1,S2が断線すると、補
機バッテリB2の端子電圧は、制御回路10の端子T
1,T2に供給されなくなる。そのため、端子T1に接
続された帰還増幅器14の出力は低下し、また、トラン
ジスタ17はOFF状態となる。そして、トランジスタ
17がOFF状態になることにより、ダイオード19は
ON状態となり、帰還増幅器13の出力が比較器12に
加わることになる。なお、帰還増幅器13の出力は、D
C−DCコンバータ1の出力電圧Vdを抵抗21、22
で分圧した抵抗22の電位と、基準電圧15の電位によ
って決定される。そして、比較器12は、帰還増幅器1
3の出力と三角波発振器11とで決まるデューティ比の
パルス信号をベース駆動回路4に出力し、このパルス信
号に応じてベース駆動回路4が駆動して、DC−DCコ
ンバータ1が作動することとなる。
機バッテリB2の端子電圧は、制御回路10の端子T
1,T2に供給されなくなる。そのため、端子T1に接
続された帰還増幅器14の出力は低下し、また、トラン
ジスタ17はOFF状態となる。そして、トランジスタ
17がOFF状態になることにより、ダイオード19は
ON状態となり、帰還増幅器13の出力が比較器12に
加わることになる。なお、帰還増幅器13の出力は、D
C−DCコンバータ1の出力電圧Vdを抵抗21、22
で分圧した抵抗22の電位と、基準電圧15の電位によ
って決定される。そして、比較器12は、帰還増幅器1
3の出力と三角波発振器11とで決まるデューティ比の
パルス信号をベース駆動回路4に出力し、このパルス信
号に応じてベース駆動回路4が駆動して、DC−DCコ
ンバータ1が作動することとなる。
【0014】したがって、本実施例のDC−DCコンバ
ータ1においては、通常時の場合、帰還増幅器14の出
力が比較器12に取り入れられることによって、補機バ
ッテリーB2の電圧Vaが一定に保たれるように制御さ
れる。また、信号線S1もしくはS2が断線した場合、
帰還増幅器13の出力が比較器12に取り入れられるこ
とによって、DC−DCコンバータ1の出力電圧Vdが
一定に保たれるように制御される。なお、DC−DCコ
ンバータ1の出力電圧Vdは、DC−DCコンバータ1
の出力端1a,1bと、補機バッテリB2との配線抵抗
Rlによる電圧降下を補償して、目標とする補機バッテ
リB2の電圧Vaに近づけるように、
ータ1においては、通常時の場合、帰還増幅器14の出
力が比較器12に取り入れられることによって、補機バ
ッテリーB2の電圧Vaが一定に保たれるように制御さ
れる。また、信号線S1もしくはS2が断線した場合、
帰還増幅器13の出力が比較器12に取り入れられるこ
とによって、DC−DCコンバータ1の出力電圧Vdが
一定に保たれるように制御される。なお、DC−DCコ
ンバータ1の出力電圧Vdは、DC−DCコンバータ1
の出力端1a,1bと、補機バッテリB2との配線抵抗
Rlによる電圧降下を補償して、目標とする補機バッテ
リB2の電圧Vaに近づけるように、
【0015】
【数1】Vd≒Va+I0 max×Rl (I0 max:DC−DCコンバータ1の最大負荷電
流)のように制御されている。以上のようにDC−DC
コンバータ1が制御されていることにより、信号線S
1,S2が断線したとしても、補機バッテリB2が過充
電になることはない。なお、補機バッテリB2の電圧
は、DC−DCコンバータ1の出力電流により若干変動
するが、支障のないレベルに制御される。
流)のように制御されている。以上のようにDC−DC
コンバータ1が制御されていることにより、信号線S
1,S2が断線したとしても、補機バッテリB2が過充
電になることはない。なお、補機バッテリB2の電圧
は、DC−DCコンバータ1の出力電流により若干変動
するが、支障のないレベルに制御される。
【0016】次に他の実施例として、図3に基づき説明
する。この実施例においては、図3に示されるように、
前記実施例に警報発生部30および警報表示部L1を設
けた構成のものであり、図示されていない信号線S1,
S2が断線等によりオープンの状態になった時、警報表
示部L1によって、その状態をユーザに知らせる装置で
ある。なお、図2と同一の構成部は同一の番号で示され
ているものとする。
する。この実施例においては、図3に示されるように、
前記実施例に警報発生部30および警報表示部L1を設
けた構成のものであり、図示されていない信号線S1,
S2が断線等によりオープンの状態になった時、警報表
示部L1によって、その状態をユーザに知らせる装置で
ある。なお、図2と同一の構成部は同一の番号で示され
ているものとする。
【0017】図3において、端子T1,T2に補機バッ
テリB2の電圧が印加されている場合は、トランジスタ
31がON状態となり、トランジスタ32がOFF状態
となるため、警報表示部L1は点灯されることはない。
一方、図示されていない信号線S1、もしくはS2が断
線した場合、端子T1,T2に補機バッテリB2の電圧
が印加されなくなることから、トランジスタ31がOF
F状態となり、トランジスタ32がON状態になるた
め、警報表示部L1が点灯し、警報が保持される。な
お、警報表示部L1は、ランプを例に示したが、例えば
ブザー等にしてもよい。
テリB2の電圧が印加されている場合は、トランジスタ
31がON状態となり、トランジスタ32がOFF状態
となるため、警報表示部L1は点灯されることはない。
一方、図示されていない信号線S1、もしくはS2が断
線した場合、端子T1,T2に補機バッテリB2の電圧
が印加されなくなることから、トランジスタ31がOF
F状態となり、トランジスタ32がON状態になるた
め、警報表示部L1が点灯し、警報が保持される。な
お、警報表示部L1は、ランプを例に示したが、例えば
ブザー等にしてもよい。
【0018】また、以上の実施例においては、信号線を
S1,S2として分けているが、例えば、ボディーアー
スにより信号線S1のみの構成としてもよい。なお、本
実施例においては、信号線S1,S2が第1の検出手段
に相当し、信号線S3,S4が第2の検出手段に相当
し、制御回路10が制御手段に相当する。
S1,S2として分けているが、例えば、ボディーアー
スにより信号線S1のみの構成としてもよい。なお、本
実施例においては、信号線S1,S2が第1の検出手段
に相当し、信号線S3,S4が第2の検出手段に相当
し、制御回路10が制御手段に相当する。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、補
機バッテリ端の電圧を検出するための検出用信号線が断
線したとしても、DC−DCコンバータの出力電圧を検
出してDC−DCコンバータを制御することができるこ
とから、補機バッテリの過充電等を防止するという優れ
た効果がある。
機バッテリ端の電圧を検出するための検出用信号線が断
線したとしても、DC−DCコンバータの出力電圧を検
出してDC−DCコンバータを制御することができるこ
とから、補機バッテリの過充電等を防止するという優れ
た効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の実施例における制御回路を示す回路構
成図である。
成図である。
【図3】他の実施例の制御回路を示す回路構成図であ
る。
る。
10 制御部 S1,S2 信号線 S3,S4 信号線
フロントページの続き (72)発明者 伴在 慶一郎 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 電気自動車の主バッテリの高電圧を低電
圧に変換し、補機バッテリに電力を供給するDC−DC
コンバータを備えた電気自動車用充電装置において、 前記補機バッテリの電圧を伝達する第1の伝達手段と、 前記DC−DCコンバータの出力電圧を伝達する第2の
伝達手段と、 前記第1の伝達手段が伝達した電圧と前記第2の伝達手
段が伝達した電圧とのどちらか一方の電圧を取り入れ、
この取り入れた電圧に応じて前記DC−DCコンバータ
の出力電圧を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電気自動車用充電装置。 - 【請求項2】 前記第2の伝達手段が伝達した電圧に応
じて、前記DC−DCコンバータの出力電圧が制御され
ている場合、異常状態であることを知らせるための表示
手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の電気自動
車用充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5244586A JPH07107601A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 電気自動車用充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5244586A JPH07107601A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 電気自動車用充電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07107601A true JPH07107601A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17120929
Family Applications (1)
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---|---|
JP (1) | JPH07107601A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000245146A (ja) * | 1999-02-17 | 2000-09-08 | Tdk Corp | 車載用電源装置及び車載装置 |
JP2010141984A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Denso Corp | 車載充電装置 |
WO2013145495A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電源装置 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP5244586A patent/JPH07107601A/ja active Pending
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JP2013208000A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電源装置 |
US9499063B2 (en) | 2012-03-29 | 2016-11-22 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Power-supply device |
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