JP3480305B2 - 条鋼製品の切断方法及び切断装置 - Google Patents

条鋼製品の切断方法及び切断装置

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JP3480305B2 JP07992698A JP7992698A JP3480305B2 JP 3480305 B2 JP3480305 B2 JP 3480305B2 JP 07992698 A JP07992698 A JP 07992698A JP 7992698 A JP7992698 A JP 7992698A JP 3480305 B2 JP3480305 B2 JP 3480305B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、H型鋼や鋼矢板
等の圧延された条鋼製品を所望の長さ寸法に切断する方
法及び装置に関し、特に、条鋼製品の先端を所定位置に
設置されたストッパに当接させて切断する方法及び装置
において、切断される条鋼製品の寸法精度の向上等が図
られるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】H形鋼等の条鋼製品を所望の長さ寸法に
切断する従来の切断装置は、例えば第4図に示すような
構成であった。
【0003】即ち、この従来の切断装置1は、駆動ロー
ルであるテーブルロール2Aとエプロン2Bとを交互に
並べて構成された搬送テーブル2を有し、その搬送テー
ブル2の長手方向の所定位置を基準位置Aとし、その基
準位置Aに、H形鋼等の条鋼製品Sを切断可能な切断装
置を構成するホットソー3の案内用のソー溝3Aを設け
ている。条鋼製品Sは、基準位置Aよりも上流側(図4
斜め右上側)から搬送テーブル2によって搬送され、基
準位置Aを越えてさらに下流側(図4斜め左下側)に搬
送されるようになっている。そして、搬送テーブル2の
基準位置Aよりも下流側の部分に隣接して、ゲージスト
ッパ装置4が設けられている。ゲージストッパ装置4
は、搬送テーブル2の搬送方向に沿って所定範囲(例え
ば、3m)で移動可能な可動ベース4Aと、この可動ベ
ース4A上に所定間隔(例えば、3m間隔)で設置され
通常は持ち上がっているが制御信号に応じて搬送テーブ
ル2上に振り降ろされる複数のストッパ4Bと、を備え
て構成され、制御信号により各ストッパ4Bのうちの一
つが搬送テーブル2上に振り降ろされ、他のストッパ4
Bは持ち上がった状態を維持するようになっている。
【0004】一方、基準位置Aを挟んで上流側及び下流
側のそれぞれに、条鋼製品Sを固定するためのクランプ
装置5が設けられている。各クランプ装置5は、搬送テ
ーブル2の一方の側部に固定されたサイドガイド5A
と、搬送テーブル2の他方の側部に設置され搬送テーブ
ル2の幅方向に進退可能なサイドクランプ5Bとを備え
ている。
【0005】条鋼製品Sを所望の長さ寸法に切断する際
には、可動ベース4Aを適宜前後させて、任意のストッ
パ4Bの基準位置Aからの距離がその長さ寸法となるよ
うにし、その状態でその任意のストッパ4Bを振り降ろ
す。一方、クランプ装置5のサイドクランプ5Bを、サ
イドガイド5Aから離れる方向に移動させ、条鋼製品S
が通過可能な幅を確保しておく。そして、搬送テーブル
2のテーブルロール2Aを駆動させて、条鋼製品Sを搬
送し、基準位置Aよりもさらに下流側に送り出し、その
条鋼製品Sの先端を、振り降ろされているストッパ4B
に当接させる。すると、基準位置Aからそのストッパ4
Bまでの距離が所望の長さ寸法となっているから、その
状態でテーブルロール2Aの駆動を停止し、次いでサイ
ドクランプ5Bをサイドガイド5Aに近づく方向に移動
してそれらサイドガイド及びサイドクランプ5B間に条
鋼製品Sを挟み込んで固定する。その固定が完了した
ら、回転するホットソー3をソー溝3Aに沿って移動さ
せて、基準位置Aにおいて条鋼製品Sを鋸断する。これ
で、所望の長さ寸法の切断処理が完了する。
【0006】そして、このような切断処理は、多くの場
合オペレータの手動操作によって行われており、手動操
作の場合にも、基準位置Aから送り出された条鋼製品S
がストッパ4Bに強く衝突して、そのストッパ4Bを破
壊してしまったり、ストッパ4Bへの衝突により条鋼製
品Sが跳ね返って切断寸法に不足した位置で条鋼製品S
の先端が停止したりすることがないように、オペレータ
は、条鋼製品Sがストッパ4Bに近づいたところで搬送
速度を低下させて、比較的遅い速度で条鋼製品Sの先端
がストッパ4Bに衝突するという操作を行うのが一般的
であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような切断装置1の従来の操作方法のように、搬送速
度を低下させて条鋼製品Sの先端をストッパ4Bに衝突
させるようにしても、不慣れなオペレータ等が操作する
場合には衝突速度がばらつき、条鋼製品Sがストッパ4
Bで僅かであるが跳ね返ってしまい、比較的離れた位置
で操作しているオペレータが気付かない場合があり、そ
のままクランプ装置5で条鋼製品Sを固定して切断を行
ってしまうと、所望の長さ寸法に切断したつもりが数十
mm不足してしまった、という事態が生じることがあっ
た。
【0008】また、上記のような手動操作ではなく、コ
ンピュータ制御により自動的に切断処理を行う場合、従
来は、図4に示すようにテーブルロール2Aの回転を計
数するためのパルス発信器6を設け、そのパルス発信器
6の出力に基づいて条鋼製品Sの先端部の位置トラッキ
ングを行い、そして、その条鋼製品Sの先端位置に従っ
て図5に示すようなテーブルを参照して目標速度Vを設
定し、その目標速度Vに基づいてテーブルロール2Aを
駆動させるようにしていた。そして、目標速度Vは、処
理効率を上げるため出来るだけ短時間のうちに最高速度
Vmax に上昇させる一方、先端位置xと図5中に示す目
標停止位置(ストッパ4Bの位置)x0との偏差がある
程度小さくなった時点で減速して最高速度Vmax よりも
十分に低い速度とし、その低い速度でストッパ4Bに衝
突させるようにしていた。
【0009】しかし、H形鋼等の条鋼製品は、製品の単
重差が40〜1200kg/mと大きく、製品の断面形
状の種類が非常に多く、しかも圧延後の曲がりや反りに
よって、テーブルロール2Aと条鋼製品Sとの接触状態
が大きく変化するという特徴があるため、両者間にスリ
ップが発生する可能性があり、しかもそのスリップ量が
予測困難であるし、搬送テーブル2の応答遅れもある。
従って、パルス発信器6の出力に基づいた先端位置xの
トラッキング精度は、それほど高くはないのである。図
6は、上記パルス発信器の出力に基づいて求められた条
鋼製品Sの先端位置Aと、実際に目視により確認した条
鋼製品Sの先端位置Bと、それら先端位置A及びBの差
Cとを示しており、これによっても、先端位置Aの精度
が低いことが判る。
【0010】このため、パルス発信器6の出力から求め
た先端位置xと、目標停止位置x0との偏差に基づいて
目標速度Vを設定してテーブルロール2Aを駆動させて
も、目標停止位置x0 近傍の実際の条鋼製品Sの移動速
度は、図5に一点鎖線で示すようにばらついてしまい、
ストッパ4Bへの条鋼製品Sの衝突速度が十分に低下で
きない場合があり、ストッパ4Bへの衝突によって条鋼
製品Sが大きく跳ね返ってしまったり、ストッパ4Bが
損傷するようなこともある。
【0011】特に、所望の長さ寸法がそれほど長くはな
い短尺材を切り出す場合には、図5に示すように、最高
速度Vmax にまで加速した後に比較的短い時間で減速し
なければならないため、テーブルロール2Aと条鋼製品
Sとの間のスリップ状態が不安定のまま減速に転じなけ
ればならず、目標停止位置x0 近傍の実際の条鋼製品S
の移動速度が大きくばらついてしまう。
【0012】本発明は、このような従来の技術における
未解決の課題に着目してなされたものであって、切断さ
れる条鋼製品の寸法精度を向上できる切断方法及び切断
装置を提供すること、並びに、条鋼製品のストッパへの
衝突速度を安定させることができる切断方法及び切断装
置を提供することをその目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、条鋼製品を所望の長さ寸法
に切断する方法であって、前記条鋼製品を所定搬送方向
に送り出して、その条鋼製品の先端を、前記搬送方向下
流側の前記所望の長さ寸法に応じた位置に設置されたス
トッパに当接させ、前記条鋼製品の先端が前記ストッパ
に当接した状態で且つ前記搬送のための駆動力を前記条
鋼製品に付与したまま、クランプ装置を作動させて前記
条鋼製品を固定し、その固定が完了した後に前記搬送の
ための駆動力を停止し、そして、前記ストッパよりも前
記搬送方向上流側の所定位置で前記条鋼製品を切断する
ものである。
【0014】請求項2に係る発明は、上記請求項1に係
る発明である条鋼製品の切断方法において、前記条鋼製
品に接触しその条鋼製品の搬送に伴って回転するメジャ
ーリングロールを含む搬送距離検出手段によって、その
条鋼製品の実際の搬送距離を検出し、その検出された実
際の搬送距離に基づいて前記条鋼製品が前記ストッパに
当接する時点を予測するものである。
【0015】請求項3に係る発明は、上記請求項2に係
る発明である条鋼製品の切断方法において、前記所望の
長さ寸法に対応した前記条鋼製品の目標搬送距離と、前
記搬送距離検出手段が検出した実際の搬送距離との偏差
に基づいて目標搬送速度を設定し、その目標搬送速度に
基づいて前記条鋼製品の搬送速度を制御する一方、前記
条鋼製品の先端が前記ストッパに当接すると予測される
時点よりも前に、前記目標搬送速度を、前記条鋼製品の
前記ストッパへの衝突が許容される衝突可能速度に移行
させるとともに、その衝突可能速度に移行する直前に
は、前記目標速度を、その衝突可能速度よりもさらに低
い速度に一旦低下させるものである。
【0016】請求項4に係る発明は、上記請求項1〜3
に係る発明である条鋼製品の切断方法において、前記条
鋼製品を搬送しているときの最高速度が、予め定めた一
定時間以上継続するように、前記最高速度を前記条鋼製
品の前記所望の長さ寸法に応じて可変とした。
【0017】そして、請求項5に係る発明は、上記請求
項1〜4に係る発明である条鋼製品の切断方法におい
て、前記ストッパの前記搬送方向の振動を検出する振動
計の出力に基づいて、前記条鋼製品の先端が前記ストッ
パに当接した時点を検出するものである。
【0018】上記目的を達成するために、請求項6に係
る発明は、条鋼製品を所望の長さ寸法に切断する装置で
あって、前記条鋼製品を長手方向に搬送する搬送手段
と、この搬送手段による前記条鋼製品の搬送方向下流側
の前記所望の長さ寸法に対応した位置に配設されるスト
ッパと、このストッパよりも前記搬送方向上流側の所定
位置で前記条鋼製品を切断可能な切断手段と、前記条鋼
製品に接触しその条鋼製品の搬送に伴って回転するメジ
ャーリングロールを含む搬送距離検出手段と、前記条鋼
製品を固定するクランプ装置と、前記搬送距離検出手段
の検出結果が入力され且つ前記前記搬送手段,前記切断
手段及び前記クランプ装置を制御可能な制御手段と、を
備え、前記制御手段は、前記搬送距離検出手段が検出し
た実際の搬送距離に基づいて前記条鋼製品が前記ストッ
パに当接する時点を予測し、その予測した時点よりも手
前において前記搬送手段を制御して前記条鋼製品の搬送
速度をその条鋼製品の前記ストッパへの衝突が許容され
る衝突可能速度に移行させ、前記条鋼製品の先端が前記
ストッパに当接したら前記搬送手段を駆動させたまま前
記クランプ装置を作動させて前記条鋼製品を固定し、そ
の固定が完了した後に前記搬送手段の駆動を停止し、そ
して、前記切断手段を作動させて前記条鋼製品を切断す
るようにした。
【0019】また、請求項7に係る発明は、上記請求項
6に係る発明である条鋼製品の切断装置において、前記
ストッパの前記搬送方向の振動を検出する振動計を設け
るとともに、前記制御手段は、前記振動計の出力に基づ
いて前記条鋼製品の先端が前記ストッパに当接した時点
を検出するようにした。
【0020】そして、請求項8に係る発明は、上記請求
項7に係る発明である条鋼製品の切断装置において、前
記振動計は、前記ストッパの前記搬送方向の振動の速度
を検出し、前記制御手段は、前記振動の速度に基づいて
前記当接した時点を検出するようにした。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1乃至図3は本発明の一実施
の形態を示す図であって、図1は切断装置1の構成を示
す斜視図である。なお、図4に示した従来の切断装置1
と同様の構成には、同じ符号を付し、その重複する説明
は省略する。
【0022】即ち、本実施の形態にあっては、条鋼製品
Sの基準位置Aよりも若干上流側の部位に接触可能なメ
ジャーリングロール10Aと、このメジャーリングロー
ル10Aと一体に回転するパルスジェネレータ10B
と、を備えるとともに、そのメジャーリングロール10
Aを条鋼製品Sの搬送ラインに対して出し入れ可能な図
示しないシリンダ装置が設けられていて、そのシリンダ
装置を適宜駆動させることによりメジャーリングロール
10Aを搬送ラインに対して出し入れしつつ、そのメジ
ャーリングロール10Aを条鋼製品Sの側面に押し付け
ることが可能となっている。よって、条鋼製品Sが基準
位置Aよりも下流側に送り出されると、その送り出し量
に応じた回数だけメジャーリングロール10Aが回転
し、そのメジャーリングロール10Aの回転に同期した
パルス信号Pがパルスジェネレータ10Bによって生成
されるようになっている。なお、特に図示はしないが、
メジャーリングロール10Aの配設位置近傍に条鋼製品
Sの有無を感知する例えば光式のセンサが設けられてい
て、そのセンサが条鋼製品Sを感知すると、シリンダ装
置が作動してメジャーリングロール10Aが条鋼製品S
の側面に押し付けられるようになっている。
【0023】一方、ゲージストッパ装置4の可動ベース
4Aの下流側端面4aには、その可動ベース4Aの振動
のうち特に搬送テーブル2の搬送方向に沿った方向の振
動を検出するように振動計11が固定されている。具体
的には、振動計11は、搬送テーブル2の搬送方向に沿
った方向の振動の速度を検出するようになっていて、そ
の速度に対応した検出信号Dを生成し出力するようにな
っている。
【0024】そして、図2に示すように、パルスジェネ
レータ10Bが生成したパルス信号Pと、振動計11の
検出信号Dとが、この切断装置1全体を制御するコント
ローラ20に供給されるようになっている。
【0025】コントローラ20は、マイクロコンピュー
タやインタフェース回路等を含んで構成されていて、パ
ルス信号Pに基づいて、条鋼製品Sの先端位置xのトラ
ッキングを行うようになっている。なお、本実施の形態
では、メジャーリングロール10Aを基準位置Aよりも
若干上流側に配設しているため、コントローラ20はそ
のメジャーリングロール10Aと基準位置Aとの間の距
離分を差し引いて先端位置xを認識するようになってい
る。
【0026】また、コントローラ20は、検出信号Dに
基づいて、条鋼製品Sがストッパ4Bに衝突したことを
検出するようになっている。具体的には、コントローラ
20は、予め実験等を行って条鋼製品Sがストッパ4B
に衝突したか否かを区別可能なしきい値Dthを設定し記
憶しており、振動計11から供給される検出信号Dの値
がそのしきい値Dthを上回ったときに、条鋼製品Sがス
トッパ4Bに衝突したと判断するようになっている。但
し、コントローラ20は、条鋼製品Sがストッパ4Bに
衝突したか否かの判断処理は、上記トラッキングにより
認識される先端位置xと、目標停止位置x0 との偏差が
大きいときには実行せず、その偏差が一定距離より短く
なった後にのみ実行するようになっている。
【0027】そして、コントローラ20には、上位計算
機25から、これから切断する条鋼製品Sの所望の長さ
寸法L等を含む種々の情報が供給されるようになってい
て、コントローラ20は、どのような長さ寸法Lであっ
ても、搬送中の目標速度Vの最高速度Vmax が一定時間
(例えば、2秒)以上継続するように、その最高速度V
max を設定するようになっている。具体的には、搬送テ
ーブル2の加減速率をα、最高速度Vmax の継続時間を
tとすれば、 L=Vmax2/2α×2+Vmax ×t という関係が成り立つから、t=2とすれば、 Vmax ={−α+(α2 +4αL)1/2 }/2 ……(1) として最高速度Vmax が求められる。
【0028】コントローラ20は、上記(1)式に基づ
いて最高速度Vmax を求めたら、その最高速度Vmax
基づいて、図3(a)に示すような、先端位置xと目標
速度Vとの関係を設定する。図3(a)にも示すよう
に、本実施の形態では上記のように最高速度Vmax を可
変としているから、長尺材と短尺材とで最高速度Vmax
が異なっている。
【0029】そして、先端位置xと目標速度Vとの関係
は、本実施の形態では、搬送を開始した直後に最高速度
max にまで加速し、その最高速度Vmax の状態を少な
くとも2秒以上継続し、先端位置xと目標停止位置x0
との偏差が一定値になった時点で、目標速度Vを一旦零
にまで低下させ、その状態を短時間(0.5〜1.0秒
程度)継続した後に、条鋼製品Sのストッパ4Bへの衝
突が許容される衝突可能速度V0 に移行する、という関
係になっている。なお、目標速度Vを一旦零に低下させ
るのは、厳密に零でなくてもよく、極低速であってもよ
いし、極僅かに逆向きの速度であってもよい。むしろ、
目標速度Vを単に零にしてしまうと、テーブルロール2
Aの駆動力が零になってそのテーブルロール2Aが単な
る従動輪になってしまう搬送テーブル2の場合には、極
低速又は極僅かに逆向きの速度とする。
【0030】また、衝突可能速度V0 に移行した後は、
先端位置xと目標停止位置x0 との偏差に関係なく、他
の条件に基づいて目標速度Vを零に戻すようになってい
る。その条件とは、振動計11の検出信号Dに基づいて
条鋼製品Sの先端がストッパ4Bに衝突したことが検出
されたということと、その検出後にクランプ装置5を作
動させて条鋼製品Sの固定が完了したということ、の両
方である。
【0031】さらに、コントローラ20は、搬送テーブ
ル2と、ゲージストッパ装置4と、クランプ装置5と、
ホットソー3を含む切断設備30と、に対して適宜制御
信号を出力して、それら各装置の駆動状態を制御できる
ようになっている。
【0032】実際に条鋼製品Sを長さ寸法Lに切断する
ときの動作について説明すると、先ず、コントローラ2
0は上位計算機25から供給される長さ寸法Lに基づい
て最高速度Vmax を求め、その最高速度Vmax が例えば
2秒以上継続するように図3(a)に示すような速度パ
ターンを設定する。
【0033】一方、コントローラ20は、従来の装置と
同様に、長さ寸法Lに基づいてゲージストッパ装置4を
制御して、可動ベース4Aを適宜前後させて、任意のス
トッパ4Bの基準位置Aからの距離が長さ寸法Lに一致
するようにし、その状態でその任意のストッパ4Bを振
り降ろさせるとともに、クランプ装置5を制御して、ク
ランプ装置5のサイドクランプ5Bを、サイドガイド5
Aから離れる方向に移動させ、条鋼製品Sが通過可能な
幅を確保する。
【0034】そして、条鋼製品Sが基準位置Aに近づく
と、メジャーリングロール10Aが条鋼製品Sの側面に
押し付けられ、それ以降は条鋼製品10Aの搬送に伴っ
てメジャーリングロール10Aが回転するから、パルス
ジェネレータ10Bからパルス信号Pがコントローラ2
0に供給されるようになる。すると、コントローラ20
は、先端位置xを認識するようになり、且つ、図3
(a)のような速度パターンを参照して目標速度Vを読
み込み、その目標速度Vに応じた制御信号を出力して搬
送テーブル2を駆動させ、先端位置xと目標停止位置x
0 との偏差が一定値以下になると、目標速度Vを零と
し、それに応じた制御信号が出力される。
【0035】すると、搬送テーブル2の搬送速度は一旦
零に落ちるから、条鋼製品Sの実際の搬送速度は、図3
(a)に一点鎖線で示すように、比較的速やかに衝突可
能速度V0 付近にまで低下し、その後に目標速度Vが衝
突可能速度V0 に移行した後に、条鋼製品Sの実際の搬
送速度は衝突可能速度V0 に調整される。
【0036】目標速度Vが衝突可能速度V0 に移行した
あたりから、検出信号Dとしきい値Dthとを比較して条
鋼製品Sがストッパ4Bに衝突したことの検出処理を開
始する。図3(b)は、先端位置xが目標停止位置x0
を若干過ぎたと認識した時点で、検出信号Dがしきい値
Dthを上回った様子を示している。
【0037】このとき、条鋼製品Sとの間でスリップが
生じにくい従動ロールであるメジャーリングロール10
Aの回転に基づいて条鋼製品Sの先端位置xをトラッキ
ングしているから、そのトラッキングの精度は高く、ま
た、上記のように条鋼製品Sの実際の搬送速度は衝突可
能速度V0 に調整されるため、条鋼製品Sがストッパ4
Bに衝突する際の実際の速度が大きくばらつくことはな
い。従って、衝突可能速度V0 を適宜設定しておくこと
により、条鋼製品Sがストッパ4Bに衝突した際に大き
く跳ね返るようなことはない。
【0038】そして、コントローラ20は、条鋼製品S
がストッパ4Bに衝突したことを検出したら、搬送テー
ブル2の駆動を維持したまま、クランプ装置5に制御信
号を出力してサイドクランプ5Bを移動させて、条鋼製
品Sを固定する。すると、搬送テーブル2の駆動を維持
したままであるから、仮に条鋼製品Sがストッパ4Bに
衝突した際に多少跳ね返っていたとしても、搬送テーブ
ル2の駆動力によって条鋼製品Sの先端がストッパ4B
に押し付けられているから、クランプ装置5によって条
鋼製品Sを固定した際には、略確実に、条鋼製品Sの先
端がストッパ4Bに当接しているのである。
【0039】このため、コントローラ20が、搬送テー
ブル2の駆動を停止させ、その後に切断設備30に制御
信号を出力してホットソー3によって条鋼製品Sを鋸断
すると、条鋼製品Sを略正確に長さ寸法Lに切断するこ
とができるのである。
【0040】そして、本実施の形態のように略確実に条
鋼製品Sの先端をストッパ4Bに当接させた状態で鋸断
することができれば、その条鋼製品Sの先端がストッパ
4Bに当接していることを目視等により確認するような
手間が不要になるから、その分作業効率が向上する。本
発明者等の試算によれば、一回の切断処理に要する時間
が、比率にして約2割程度減少できる処理速度の向上が
期待できる。
【0041】また、本実施の形態であれば、メジャーリ
ングロール10Aを利用して条鋼製品Sの先端位置xを
トラッキングしているから、テーブルロール2Aの回転
に基づいてトラッキングを行う従来の構成に比べて、よ
り正確な制御が可能になるという利点もある。つまり、
メジャーリングロール10Aの回転は条鋼製品Sの搬送
量にのみ依存するから、パルスジェネレータ10Bのパ
ルス信号Pに応じて先端位置xを求め、その先端位置x
と目標停止位置x0 との偏差に応じて目標速度Vを決定
する閉ループ制御が実行されるため、テーブルロール2
Aと条鋼製品Sとの間のスリップが大きくなったとして
も、認識している先端位置xが実際の位置から大きくず
れるようなことはないのである。
【0042】そして、衝突可能速度V0 に移行する直前
に、その衝突可能速度V0 よりも低い速度に一旦落とす
ようにしているから、条鋼製品Sの実際の衝突速度が大
きくばらつくようなことも防止できる。
【0043】さらに、本実施の形態では、搬送時の最高
速度Vmax を、その最高速度Vmaxが一定時間以上継続
するように速度パターンを設定するようにしているか
ら、例えば図3(a)に示すような短尺材の場合には、
長尺材の場合よりも低い最高速度Vmax が設定され、条
鋼製品Sの実施の搬送速度が安定してから減速に転じる
ことができる。このため、短尺材の場合に条鋼製品Sの
実際の衝突速度が大きくばらつくようなことも防止でき
るのである。
【0044】また、本実施の形態では、振動計11の検
出信号に基づいて条鋼製品Sがストッパ4Bに衝突した
時点を検出するようにしているから、条鋼製品Sがスト
ッパ4Bに衝突しているのに無駄に搬送テーブル2を駆
動させ続けるようなことがない。つまり、衝突を確認し
た直後に、クランプ装置5を作動させて条鋼製品Sを固
定することができるから、その分、無駄な時間を費やす
ことなくなり、それによっても処理時間の短縮を図るこ
とができるのである。
【0045】しかも、振動計11が検出する振動の速度
に基づいて衝突を検出するようにしているから、より確
実に衝突を検出することができる。これが、衝突の加速
度によって検出する構成では、条鋼製品Sの搬送に伴う
振動も振動計が感知してしまうため、しきい値の設定が
難しく、検出精度も低くなる。
【0046】さらに、そのような振動計11を、可動ベ
ース4Aの下流側の端面4aに固定しているから、各ス
トッパ4Bに固定するのに比べて安価で済むし、下流側
の端面4aであれば、搬送時の振動の速度を感知する可
能性も低い。
【0047】ここで、上記実施の形態にあっては、搬送
テーブル2によって搬送手段が構成され、切断設備30
によって切断手段が構成され、メジャーリングロール1
0A及びパルスジェネレータ10Bによって搬送距離検
出手段が構成され、コントローラ20によって制御手段
が構成される。
【0048】なお、上記実施の形態は、条鋼製品として
のH形鋼を切断する場合を例に説明しているが、これに
限定されるものではなく、ビレットを切断する場合にも
本発明は適用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明にあっては、略確実に条鋼製品の先端をストッパに当
接させた状態で切断することができるから、切断される
条鋼製品の寸法精度を向上することができるし、条鋼製
品の先端がストッパに当接していることを目視等により
確認するような手間が不要になる分、作業効率が向上し
生産性が上がるという効果がある。
【0050】また、請求項2に係る発明であれば、メジ
ャーリングロールを利用して条鋼製品の先端位置を認識
するから、条鋼製品がストッパに当接する時点をより正
確に予測でき、条鋼製品のストッパへの実際の衝突速度
が大きくばらつくことを防止できるという効果がある。
【0051】そして、請求項3に係る発明にあっては、
衝突可能速度に移行する直前に、目標速度を衝突可能速
度よりも低い速度に一旦落とすようにしているから、よ
り確実に条鋼製品の実際の衝突速度が大きくばらつくよ
うなことを防止できるという効果がある。
【0052】さらに、請求項4に係る発明にあっては、
条鋼製品の切断寸法に関係なく、条鋼製品の実施の搬送
速度が安定してから減速に転じることができるため、短
尺材の場合に条鋼製品の実際の衝突速度が大きくばらつ
くようなことも防止できるという効果がある。
【0053】また、請求項5に係る発明にあっては、振
動計の出力に基づいて条鋼製品がストッパに衝突した時
点を検出するようにしているから、条鋼製品に無駄に搬
送のための駆動力を付与し続けることが避けられ、その
分、処理時間の短縮を図ることができるという効果もあ
る。
【0054】そして、請求項6に係る発明にあっては、
略確実に条鋼製品の先端をストッパに当接させた状態で
鋸断することができるから、切断される条鋼製品の寸法
精度を向上することができ、条鋼製品の先端がストッパ
に当接していることを目視等により確認するような手間
が不要になる分、作業効率が向上し生産性が上がり、し
かも、メジャーリングロールを利用して条鋼製品の先端
位置を認識するから正確な制御が行えるという効果があ
る。
【0055】さらに、請求項7に係る発明にあっては、
振動計の出力に基づいて条鋼製品がストッパに衝突した
時点を検出できるから、搬送手段を無駄に駆動し続ける
ことが避けられ、その分、処理時間の短縮を図ることが
できるという効果もある。
【0056】また、請求項8に係る発明にあっては、振
動計が検出する振動の速度に基づいているため、条鋼製
品がストッパに衝突した時点をより確実に検出できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における切断装置の斜視
図である。
【図2】実施の形態の制御系を示すブロック線図であ
る。
【図3】実施の形態の動作を示す波形図である。
【図4】従来の切断装置の斜視図である。
【図5】従来の切断装置の動作を示す波形図である。
【図6】従来の切断装置の不具合を説明するグラフであ
る。
【符号の説明】
1 切断装置 2 搬送テーブル(搬送手段) 2A テーブルロール 3 ホットソー 4 ゲージストッパ装置 4B ストッパ 5 クランプ装置 10A メジャーリングロール 10B パルスジェネレータ 11 振動計 20 コントローラ(制御手段) S 条鋼製品
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−25136(JP,A) 特開 平9−85524(JP,A) 特開 平9−192924(JP,A) 実開 昭55−103117(JP,U) 実開 平6−42021(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 45/00 - 55/04 B23D 33/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 条鋼製品を所望の長さ寸法に切断する方
    法であって、前記条鋼製品を所定搬送方向に送り出し
    て、その条鋼製品の先端を、前記搬送方向下流側の前記
    所望の長さ寸法に応じた位置に設置されたストッパに当
    接させ、前記条鋼製品の先端が前記ストッパに当接した
    状態で且つ前記搬送のための駆動力を前記条鋼製品に付
    与したまま、クランプ装置を作動させて前記条鋼製品を
    固定し、その固定が完了した後に前記搬送のための駆動
    力を停止し、そして、前記ストッパよりも前記搬送方向
    上流側の所定位置で前記条鋼製品を切断することを特徴
    とする条鋼製品の切断方法。
  2. 【請求項2】 前記条鋼製品に接触しその条鋼製品の搬
    送に伴って回転するメジャーリングロールを含む搬送距
    離検出手段によって、その条鋼製品の実際の搬送距離を
    検出し、その検出された実際の搬送距離に基づいて前記
    条鋼製品が前記ストッパに当接する時点を予測する請求
    項1記載の条鋼製品の切断方法。
  3. 【請求項3】 前記所望の長さ寸法に対応した前記条鋼
    製品の目標搬送距離と、前記搬送距離検出手段が検出し
    た実際の搬送距離との偏差に基づいて目標搬送速度を設
    定し、その目標搬送速度に基づいて前記条鋼製品の搬送
    速度を制御する一方、前記条鋼製品の先端が前記ストッ
    パに当接すると予測される時点よりも前に、前記目標搬
    送速度を、前記条鋼製品の前記ストッパへの衝突が許容
    される衝突可能速度に移行させるとともに、その衝突可
    能速度に移行する直前には、前記目標速度を、その衝突
    可能速度よりもさらに低い速度に一旦低下させる請求項
    2記載の条鋼製品の切断方法。
  4. 【請求項4】 前記条鋼製品を搬送しているときの最高
    速度が、予め定めた一定時間以上継続するように、前記
    最高速度を前記条鋼製品の前記所望の長さ寸法に応じて
    可変とした請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の条
    鋼製品の切断方法。
  5. 【請求項5】 前記ストッパの前記搬送方向の振動を検
    出する振動計の出力に基づいて、前記条鋼製品の先端が
    前記ストッパに当接した時点を検出する請求項1乃至請
    求項4のいずれかに記載の条鋼製品の切断方法。
  6. 【請求項6】 条鋼製品を所望の長さ寸法に切断する装
    置であって、前記条鋼製品を長手方向に搬送する搬送手
    段と、この搬送手段による前記条鋼製品の搬送方向下流
    側の前記所望の長さ寸法に対応した位置に配設されるス
    トッパと、このストッパよりも前記搬送方向上流側の所
    定位置で前記条鋼製品を切断可能な切断手段と、前記条
    鋼製品に接触しその条鋼製品の搬送に伴って回転するメ
    ジャーリングロールを含む搬送距離検出手段と、前記条
    鋼製品を固定するクランプ装置と、前記搬送距離検出手
    段の検出結果が入力され且つ前記前記搬送手段,前記切
    断手段及び前記クランプ装置を制御可能な制御手段と、
    を備え、 前記制御手段は、前記搬送距離検出手段が検出した実際
    の搬送距離に基づいて前記条鋼製品が前記ストッパに当
    接する時点を予測し、その予測した時点よりも手前にお
    いて前記搬送手段を制御して前記条鋼製品の搬送速度を
    その条鋼製品の前記ストッパへの衝突が許容される衝突
    可能速度に移行させ、前記条鋼製品の先端が前記ストッ
    パに当接したら前記搬送手段を駆動させたまま前記クラ
    ンプ装置を作動させて前記条鋼製品を固定し、その固定
    が完了した後に前記搬送手段の駆動を停止し、そして、
    前記切断手段を作動させて前記条鋼製品を切断するよう
    になっていることを特徴とする条鋼製品の切断装置。
  7. 【請求項7】 前記ストッパの前記搬送方向の振動を検
    出する振動計を設けるとともに、前記制御手段は、前記
    振動計の出力に基づいて前記条鋼製品の先端が前記スト
    ッパに当接した時点を検出するようになっている請求項
    6記載の条鋼製品の切断装置。
  8. 【請求項8】 前記振動計は、前記ストッパの前記搬送
    方向の振動の速度を検出し、前記制御手段は、前記振動
    の速度に基づいて前記当接した時点を検出するようにな
    っている請求項7記載の条鋼製品の切断装置。
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