JP3479696B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP3479696B2
JP3479696B2 JP34911498A JP34911498A JP3479696B2 JP 3479696 B2 JP3479696 B2 JP 3479696B2 JP 34911498 A JP34911498 A JP 34911498A JP 34911498 A JP34911498 A JP 34911498A JP 3479696 B2 JP3479696 B2 JP 3479696B2
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升 ▲ヒ▼ 李
印 哲 朴
香 律 金
星 俊 安
鳳 奎 盧
完 鎔 崔
俊 憲 金
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ビオイ−ハイディス テクノロジー カンパニー リミテッド
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    • G02OPTICS
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    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1343Electrodes
    • G02F1/134309Electrodes characterised by their geometrical arrangement
    • G02F1/134363Electrodes characterised by their geometrical arrangement for applying an electric field parallel to the substrate, i.e. in-plane switching [IPS]

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Liquid Crystal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置(liqui
d crystal display;LCD)に関し、より具体的には、
下部絶縁基板上に液晶駆動電極をすべて配置した電極を
有して、カラーシフト現象の発生を防止しうる液晶表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、LCDは、パーソナルコンピュ
ータのディスプレー、ビデオカメラのビューファインダ
ー、TVセット、あるいはプロジェクションTVのスペ
シャルライトモジュレータ(spatial light modulato
r)等多方面に利用されている。
【0003】このようなLCDの代表的な駆動方式に
は、TN(twisted nematic)、STN(super twisted
nematic)モードがある。しかし、これらのTN−LC
D、STN−LCDは、視野角が非常に狭いという問題
点を有する。この問題点を解決するために、あらたにI
PS−LCDが提案されている。
【0004】このIPS−LCDは、図1に示すよう
に、下部絶縁基板10上に多数のゲートバスライン11
が、図のx方向に、相互平行に配列される。また、多数
のデータバスライン15は、x方向と実質的に垂直であ
る第2方向に相互平行に配列されて、単位画素を画定す
る。この時、図では一つの単位画素を示すために、一対
のゲートバスライン11と一対のデータバスライン15
を示している。ここで、ゲートバスライン11とデータ
バスライン15は、ゲート絶縁膜(図示せず)を挟んで絶
縁されている。
【0005】カウンタ電極12は、単位画素内に、例え
ば直四角すなわち直方体の枠状を有するようにそれぞれ
形成される。ここで、カウンタ電極12はゲートバスラ
イン11と同一平面上に配置される。
【0006】画素電極14はカウンタ電極12の形成さ
れた各単位画素空間に形成される。画素電極14は直方
体の枠状のカウンタ電極12で囲まれている領域をy方
向に分けるウェブ(web)部分14aと、ウェブ部分1
4aの一端と連結されてx方向のカウンタ電極12部分
とオーバラップする第1フランジ部分14bと、この第
1フランジ部分14bと平行しながらウェブ部分14c
の他端と連結され、x方向のカウンタ電極部分とオーバ
ラップする第2フランジ部分14cとからなる。即ち、
画素電極14は、"I"字形状に形成される。ここで、画
素電極14及びカウンタ電極12はゲート絶縁膜(図示
せず)によって絶縁されている。
【0007】薄膜トランジスタ16は、ゲートバスライ
ン11とデータバスライン12との交叉部分に配置され
る。この薄膜トランジスタ16は、ゲートバスライン1
1から延出するゲート電極と、データバスライン15か
ら延出して形成されたドレイン電極と、画素電極14か
ら延出するソース電極と、ゲート電極の上部に形成され
るチャンネル層17とを含む。補助容量キャパシタ(Cs
t)は、カウンタ電極12と画素電極14がオーバラッ
プする部分に形成される。
【0008】そして、図1には示していないが、カラー
フィルタを備えた上部基板は、下部基板10上に所定距
離を有して対向、配置される。また、下部基板10及び
上部基板間には、液晶分子を含む液晶層が介在される。
【0009】また、水平配向膜(図示せず)は、下部基板
10の結果物の上部、及び上部基板の内側面にそれぞれ
形成される、この時、水平配向膜は、カウンタ電極12
及び画素電極14間に電界が形成される前に、液晶分子
19を基板と平行に配列させる。すなわち、水平配向膜
は、液晶分子の配列方向を決定する。図に示す矢印"R"
方向は、下部基板10に形成される水平配向膜のラビン
グ軸方向を示す。
【0010】さらに、下部基板10の外側面には第1偏
光板(図示せず)が配置され、上部基板(図示せず)の外側
面には第2偏光板(図示せず)が配置される。ここで、第
1偏光板の偏光軸は、図に示す矢印"P"方向と平行に配
置される。すなわち、配向膜のラビング軸方向Rと偏光
軸Pは互いに平行する。一方、第2偏光板の偏光軸は第
1偏光板の偏光軸と実質的に垂直である"Q"方向と平行
に配置される。
【0011】このようなIPS-LCDは、選択された
ゲートバスライン11に走査信号が印加され、データバ
スライン15にディスプレイ信号が印加されると、走査
信号の印加されたゲートバスライン11とディスプレイ
信号の印加されたデータバスライン15との交叉部分の
薄膜トランジスタ16がターンオンする。このターンオ
ンにより、データバスライン15のディスプレイ信号
は、薄膜トランジスタ16を通じて画素電極14に伝達
される。これにより、共通信号が印加されるカウンタ電
極12及び画素電極14間に電界Eが発生する。この
時、電界Eは図に示すように"x"方向であるため、ラビ
ング軸Rとは所定の角度をなすことになる。
【0012】従って、液晶層内の分子19は、電界Eが
形成される前には、その長軸は、基板10の表面と平行
しながらラビング軸R方向と一致するように配列され
る。これにより、第1偏光板及び液晶層を通過した光は
第2偏光板が通過できず、画面はダーク状態となる。
【0013】一方、電界Eが形成されると、液晶分子1
9の長軸(または短軸)が、電界Eと平行に再配列される
ことから、入射光は第2偏光板を通過することになる。
したがって、画面はホワイト状態となる。
【0014】この時、液晶分子は、電界形成の有無によ
り、基板表面と平行をなしながら、液晶分子19の長軸
の方向だけが変化するので、視野角が改善される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記液
晶内の液晶分子は、周知のように長軸と短軸の長さが相
異して屈折率異方性(Δn)を有し、見る方向によって
屈折率異方性(Δn)が変化する。これにより、極角が
0゜付近で方位角が0゜、90゜、180゜、270゜
付近では、ホワイト状態にも係わらず所定の色相が現れ
る。こうした現象をカラーシフトといい、これは、画面
の一部分では液晶分子の短軸のみが見えて、他の部分で
は液晶分子の長軸のみが見えるために発生する現象であ
る。これを次の式1によって詳細に説明する。 T≒T sin(2χ)・sin (π・Δnd
/λ).....(式1) T:透過率 T:参照(reference)光に対する透過率 χ:液晶分子の光軸と偏光板の偏光軸がなす角 Δn:屈折率異方性d:上下基板間の距離またはギャッ
プ(液晶層厚) λ:入射される光波長 前記式1によれば、最大透過率(T)を得るためには、
χがπ/4であるか、あるいはΔnd/λがπ/2の場
合となる。この時、Δndが変化すると(液晶分子の屈
折率異方性値は見る方向によって変化するためであ
る)、λ値は、π/2を満足させる為に変化する。これ
により、変化した光波長(λ)に該当する色相が画面に
現れる。
【0016】したがって、液晶分子の短軸に向かって見
る方向(図面a、cの方向)では、Δnが減少するにつ
れて、最大透過率に至るための入射光の波長は相対的に
短くなる。これにより、ホワイトの波長より短い波長の
方を有する青色を視認することになる。
【0017】一方、液晶分子の短軸に向かって見る方向
(図面b、dの方向)では、Δnが増大するにつれて入
射光の波長は相対的に長くなる。これにより、ホワイト
の波長より長い波長を有する黄色を視認することにな
る。これが、IPS−LCDの画質特性が低下する原因
である。
【0018】本発明は前記問題点を解決するために創案
されたものであり、その目的は、カラーシフト現象を防
止して、画質特性を改善したIPS−LCDの液晶表示
装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記、本発明の目的を達
成するために、本発明においては、基板と、この基板上
に形成され、直方体の枠状のメーン電極と、このメーン
電極で囲まれた空間を多数に分ける多数の分割電極とを
含むカウンタ電極;前記基板上に形成され、前記カウン
タ電極の多数の空間の一部を第1方向に横切る第1電極
と、前記第1電極と電気的に連結して前記カウンタ電極
の多数の空間の他部を第1方向と垂直な第2方向に横切
る第2電極とを含む画素電極;及び、前記カウンタ電極
と画素電極を絶縁させる絶縁膜を含む。
【0020】また、数個の液晶分子を含む液晶層;液晶
層の一表面に配置され、液晶層との当接面にゲートバス
ラインとデータバスラインとを交叉配列させて単位画素
を限定しており、ゲートバスライン及びデータバスライ
ンの各々の交点には薄膜トランジスタを備え、それぞれ
の単位画素空間には液晶分子を駆動させるカウンタ電極
と画素電極を備えた下部基板;前記液晶層の他表面に配
置され、カラーフィルタを備えた上部基板;前記液晶層
と前記下部基板との間、前記液晶層と前記上部基板との
間にそれぞれ介在され、所定方向のラビング軸を持つ第
1及び第2水平配向膜;及び前記下部基板の外側面と前
記上部基板の外側面にそれぞれ配置される第1及び第2
偏光板を含み、前記カウンタ電極は直四角枠状のメーン
電極と、前記メーン電極で囲まれた空間を多数に分ける
多数の分割電極とを含み、前記画素電極は前記カウンタ
電極の多数の空間の一部をゲートバスラインと平行な方
向に横切る第1電極と、前記第1電極と電気的に連結し
て前記カウンタ電極の多数の空間の他部をデータバスラ
インと平行な方向に横切る第2電極を含み、前記カウン
タ電極と画素電極に電圧印加時、カウンタ電極と画素電
極との間には基板表面と平行しながらゲートバスライン
と平行な電界及びデータバスラインと平行な電界を同時
に形成する。
【0021】また、数個の液晶分子を含む液晶層;液晶
層の一表面に配置され、液晶層との当接面にゲートバス
ラインとデータバスラインとを交叉配列させて単位画素
を限定しており、ゲートバスライン及びデータバスライ
ンの各々の交点には薄膜トランジスタを備え、それぞれ
の単位画素空間には液晶分子を駆動させるカウンタ電極
と画素電極を備えた下部基板;前記液晶層の他表面に配
置され、カラーフィルタを備えた上部基板;前記液晶層
と前記下部基板との間、前記液晶層と前記上部基板との
間にそれぞれ介在される第1及び第2垂直配向膜;前記
下部基板の外側面と前記上部基板の外側面にそれぞれ配
置される第1及び第2偏光板;及び、前記上部基板と第
2偏光板との間に介在される位相補償板を含み、前記カ
ウンタ電極は直四角枠状のメーン電極と、前記メーン電
極で囲まれた空間を多数に分ける多数の分割電極とを含
み、前記画素電極は前記カウンタ電極の多数の空間の一
部をゲートバスラインと平行な方向に横切る第1電極
と、前記第1電極と電気的に連結して前記カウンタ電極
の多数の空間の他部をデータバスラインと平行な方向に
横切る第2電極を含み、前記カウンタ電極と画素電極に
電圧印加時、カウンタ電極と画素電極との間には基板表
面と平行しながらゲートバスラインと平行な電界及びデ
ータバスラインと平行な電界を同時に形成する。
【0022】また、数個の液晶分子を含む液晶層;液晶
層の一表面に配置され、液晶層との当接面にゲートバス
ラインとデータバスラインとを交叉配列させて単位画素
を限定しており、ゲートバスライン及びデータバスライ
ンの各々の交点には薄膜トランジスタを備え、それぞれ
の単位画素空間には液晶分子を駆動させるカウンタ電極
と画素電極を備えた下部基板;前記液晶層の他表面に配
置され、カラーフィルタを備えた上部基板;前記液晶層
と前記下部基板との間、前記液晶層と前記上部基板との
間にそれぞれ介在される第1及び第2配向膜;前記下部
基板の外側面と前記上部基板の外側面にそれぞれ配置さ
れる第1及び第2偏光板を含み、前記カウンタ電極は直
四角枠状のメーン電極と、前記メーン電極で囲まれた空
間を多数個に分ける多数の分割電極とを含み、前記画素
電極は前記カウンタ電極の多数の空間の一部をゲートバ
スラインと平行な方向に横切る第1電極と、前記第1電
極と電気的に連結して前記カウンタ電極の多数の空間の
他部をデータバスラインと平行な方向に横切る第2電極
を含み、前記画素電極の第2電極は単位画素の中央に配
置され、前記カウンタ電極と画素電極に電圧印加時、カ
ウンタ電極と画素電極との間には基板表面と平行しなが
らゲートバスラインと平行な電界及びデータバスライン
と平行な電界を同時に形成される。なお、前記カウンタ
電極は直四角枠状のメーン電極;前記メーン電極で囲ま
れた空間を第1及び第2空間に二分するようにゲートバ
スラインと平行な方向に延長されたバー電極;前記第1
空間を所定個の第3空間に区画するようにゲートバスラ
インと平行な方向に延長された多数の第1分割電極;前
記第2空間を所定個の第4空間に区画するようにデータ
バスラインと平行な方向に延長される多数の第2分割電
極及び;前記第3空間を二分するようにデータバスライ
ンと平行に延長された第3分割電極を含み、前記画素電
極は、前記第3空間をそれぞれ分けるようにゲートバス
ラインと平行に延長された第1電極と、前記第4空間を
それぞれ分けるようにデータバスラインと平行に延長さ
れた第2電極と、前記第1及び第2電極を連結させなが
ら前記第3分割電極とオーバラップされるように配置さ
れる第3電極とを含む。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。 〔第1の実施の形態〕 :二方向の電界を形成するカウンタ電極及び画素電極構
造 図2(a)によれば、液晶分子を駆動させるカウンタ電
極27及び画素電極29はすべて同一基板上に形成され
る。前記カウンタ電極27は、直方体の枠状のメーン電
極27aと、このメーン電極27aの内部を二分するよ
うにx方向に延長されたバー電極27bとを含む。これ
により、第1空間28a及び第2空間28bに二分され
る。また、カウンタ電極27にはレファレンス(refere
nce)信号が印加される。
【0024】画素電極29はカウンタ電極27の所定部
分とオーバラップするように形成される。このような画
素電極29は、第1空間28aを分割するx方向の第1
電極29aと、第2空間28bを分割するy方向の第2
電極29bと、第1電極29aの一端と第2電極29b
の一端を連結しながら、カウンタ電極27のメーン電極
27aの所定部分とバー電極27bの所定部分とがオー
バラップする第3電極29cと、第2電極29bの他端
及びディスプレイ信号印加部25間を連結しながらメー
ン電極27aの所定部分とオーバラップする第4電極2
9dとを含む。
【0025】ここで、 カウンタ電極27及び画素電極
29間には、ゲート絶縁膜(図示せず)が介在され、両電
極27、29間は絶縁される。
【0026】また、カウンタ電極27と画素電極29が
オーバーラップする部分には補助容量キャパシタC1、
C2が形成される。この時、カウンタ電極27のメーン
電極27aとバー電極27aの幅は、略同じで、W1で
表示される。また、画素電極29の第1及び第2電極2
9a、29bの幅もW1と同様に設計される。但し、第
3及び第4電極29c、29dの幅は適当なキャパシタ
ンスを実現できる範囲内で形成される。L1はカウンタ
電極27及び画素電極29間の距離で、第1空間28a
及び第2空間28bでのL1は略同様である。
【0027】また、本実施の形態では、液晶(図示せず)
として、誘電率異方性が正の物質を用いる場合には、前
記電極27、29はW1よりL1の方が大きいように設
計される。その理由は、液晶分子がL1の空間で動作す
ることになるためである。
【0028】さらに、液晶として誘電率異方性が負の物
質を用いる場合には、液晶分子は、その短軸と電界とが
平行するように配列されるので、液晶分子は前記電極2
7、29の上部で動作する。したがって、図2(b)に
示すように、電極27、29はL1よりW1の方が大き
いか、あるいは同一であるように設計される。この電極
27、29の部分は光の透過領域になるので、誘電率異
方性が負の液晶を用いる場合には、電極27、29は必
ず透明金属物質で形成される必要がある。
【0029】カウンタ電極27及び画素電極29間に電
圧差が発生すれば、第1空間28aでは、x方向のメー
ン電極27aと画素電極29の第1電極29aとの間
と、画素電極29の第1電極29aとカウンタ電極27
のバー電極27bとの間でy方向の電界E1が形成され
る。一方、第2空間28bでは、y方向のメーン電極2
7aと、画素電極29の第2電極29bとの間でx方向
の電界E2が形成される。従って、一つの単位画素にx
方向の電界とy方向の電界が同時に形成される。したが
って、電界の方向に沿って動く液晶分子の配列により、
単位画素内にはx方向を取る液晶分子ドメインとy方向
を取る液晶分子ドメインとが形成される。この場合、E
1の総体的な強さ及びE2の総体的な強さは実質的に同
一である。
【0030】又、単位画素内にx方向電界とy方向の電
界を同時に形成するために、カウンタ電極と画素電極を
図15乃至図22に示すように変形させることができ
る。
【0031】(変形例1)まず、図15に示すように、
カウンタ電極67は、直方体枠状のメーン電極67a
と、このメーン電極67a内の空間を分割するx方向に
延長された第1バー電極67bとを含む。メーン電極6
7a内の空間は、第1バー電極67bによって第1空間
68aと第2空間68bに分けられる。また、カウンタ
電極67は、第1空間68aを分割するy方向に延長さ
れた第2バー電極67cを含む。第2バー電極67cに
よって第1空間68aを二つの第3空間68cに分け
る。
【0032】画素電極69は、それぞれの第3空間68
cを二分するy方向に延長された第1電極69aと、第
2空間68bを二分するx方向に延長された第2電極6
9bと、第1電極69aの一端と第2電極69bの一端
を連結させながら、カウンタ電極67の第1バー電極6
7b及びメーン電極67aの所定部分とオーバラップす
る第3電極69cとを含む。ここで、第2電極69b
は、所定方向に延長されてディスプレイ信号印加部65
と連結される。この時、ディスプレイ信号印加部65
は、画素電極69のどの部分と連結されても構わない。
また、カウンタ電極67と画素電極69がオーバラップ
する部分では、補助容量キャパシタが形成される。
【0033】一方、カウンタ電極67のメーン電極67
aと第1及び第2バー電極67b、67cの幅は、略同
じで、W2で表示される。L2は、画素電極69及びカ
ウンタ電極67間の距離を意味するもので、第2空間6
8b及び第3空間68cで同じ大きさを持つ。また、画
素電極69の第1及び第2電極69a、69bの幅はほ
とんど同一であり、前記W2と同様に設計し得る。但
し、画素電極69の第3電極69cは、第1及び第2電
極69a、69bを連結させるためのもので、その幅は
適当なキャパシタンスを実現できる範囲内で形成する。
【0034】ここで、W2及びL2は上述したように、
液晶分子の誘電率異方性を考慮して設定し得る。前記図
15に示す例はW2よりL2の方が大きいケースであっ
て、誘電率異方性が正の液晶を用いた場合である。一
方、図16に示す例は、L2よりW2の方が大きいケー
スであって、誘電率異方性が負の液晶を用いた場合であ
る。かつ、図16のカウンタ電極67及び画素電極69
は、必ず透明金属物質で形成するべきである。その理由
は上述のように液晶分子が電極の上部で大部分動作する
ためである。
【0035】カウンタ電極67と画素電極69に電圧差
が発生すれば、それぞれの第3空間68cでは、x方向
の電界E3が形成される。また、第2空間68bではy
方向の電界E4が形成される。この単位画素内に対称さ
れる二方向の電界は同時に形成される。
【0036】x方向の電界E3は4部分で形成され、y
方向の電界E4は2部分で形成される。この時、透過光
の強さは電界強さの自乗に比例するので、E3の自乗と
E4の自乗とが同じ条件を満たすには、E3に対するE
4の比は1/2になるのが望ましく、工程上の重要な役
割及び誤差の限界などを考慮して、0.2〜0.8がよ
り望ましい。
【0037】(変形例 2)図17によれば、カウンタ
電極77は、直方体枠状のメーン電極77aと、このメ
ーン電極77aで囲まれた空間を分割するx方向に延長
された第1バー電極77bと、y方向に延長された第2
バー電極77cとを含む。メーン電極77aで囲まれた
空間は、第1及び第2バー電極77a、77bによって
第1、第2、第3、第4空間78a、78b、78c、
78dに分けられる。
【0038】画素電極79は、第1空間78a及び第2
空間78bを分割するようにx方向に延長された第1電
極79aと、第3空間78cを分割するようにy方向に
延長された第2電極79bと、第4空間78dを分割す
るようにy方向に延長された第3電極79cと、第1電
極79aの一端と第2及び第3電極79b、79cの一
端を連結する第4電極79dとを含む。ここで、第4電
極79dは、カウンタ電極77のメーン電極79a及び
第1バー電極79bの所定部分とオーバラップするよう
に配置される。
【0039】ここで、画素電極79の第1電極79b
は、所定方向に延長されてディスプレイ信号印加部75
と連結される。この時、ディスプレイ信号印加部75
は、画素電極79のどの部分と連結しても構わない。ま
た、カウンタ電極77と画素電極79がオーバラップす
る部分では補助容量キャパシタが形成される。
【0040】前記実施の形態のように、カウンタ電極7
7のメーン電極79aと第1及び第2バー電極77b、
77cの幅は略同じで、W3で表示される。L3は、画
素電極及びカウンタ電極間の距離を意味するもので、第
1乃至第4空間78a〜78dで同じ大きさを持つ。ま
た、画素電極79の第1乃至第3電極79a〜79cの
幅はW3と同様に設計し得る。但し、画素電極79の第
4電極69dは第1電極79aの一端を第2及び第3電
極79b、79cの一端と連結させるためのものであ
り、第4電極79dの幅は適当なキャパシタンスを実現
できる範囲内で形成する。
【0041】ここで、W3及びL3は、上述したように
液晶分子の誘電率異方性を考慮して設定し得る。前記図
17に示す例は、W3よりL3の方が大きいケースであ
って、誘電率異方性が正の液晶を用いた場合である。一
方、図18に示す例は、L3よりW3の方が大きいケー
スであって、誘電率異方性が負の液晶を用いた場合であ
る。かつ、図18に示すカウンタ電極77及び画素電極
79は必ず透明金属物質で形成されるべきである。
【0042】カウンタ電極77と画素電極79に電圧差
が発生すれば、第3及び第4空間78c、78dでx方
向の電界E5が形成される。E5の形成と共に、第1及
び第2空間78a、78bでy方向の電界E6が形成さ
れる。従って、単位画素内に対称される二方向の電界は
同時に形成される。
【0043】ここで、x方向の電界E5は4部分で形成
され、y方向の電界E6も4部分で形成されるので、E
5に対するE6の比は1が望ましく、より望ましくは
0.6〜1.4の範囲である。
【0044】(変形例3)図19によれば、カウンタ電
極87は、直方体枠状のメーン電極87aと、このメー
ン電極87aで囲まれた空間を分割するx方向に延長さ
れたバー電極87bとを含む。バー電極87bによって
メーン電極87aで囲まれた空間を第1空間88aと第
2空間88bに分ける。また、カウンタ電極87は第1
空間88aを二分するx方向に延長された第1分割電極
87cと、第2空間88bを二分するy方向に延長され
た第2分割電極87dとを含む。また、第1分割電極8
7cによって第1空間88aを二つの第3空間88cに
分ける。さらに、第2分割電極87dによって第2空間
88bを二つの第4空間88dに分ける。
【0045】画素電極89は、それぞれの第3空間88
cを二分するy方向に延長された第1電極89aと、そ
れぞれの第4空間88dを二分するx方向に延長された
第2電極89bと、第1電極89aの一端と第2電極8
9bの一端を連結する第3電極89cとを含む。ここ
で、第3電極89cは、カウンタ電極87のメーン電極
87aの所定部分とバー電極87bの所定部分とオーバ
ラップするように配置される。ここで、第2電極89b
の一端はディスプレイ信号印加部85と連結される。こ
の時、ディスプレイ信号印加部85は、画素電極89の
どの部分と連結されても構わない。また、カウンタ電極
87と画素電極89がオーバラップする部分では補助容
量キャパシタが形成される。
【0046】同じく、カウンタ電極87のメーン電極8
7a、バー電極87b、第1及び第2分割電極87c、
87dの幅は略同じで、W4で表示される。又、画素電
極89の第1及び第2電極89a、89bの幅もW4と
実質的に同様である。但し、画素電極89の第3電極8
9cは、第1及び第2電極89a、89bを連結させる
ためのもので、第3電極89cの幅は適当なキャパシタ
ンスを実現できる範囲内で形成する。符号L4は、画素
電極89及びカウンタ電極87間の距離を意味し、第3
及び第4空間おおいて、それぞれ同一である。
【0047】ここで、W4及びL4は、上述したように
液晶分子の誘電率異方性を考慮して設定し得る。前記図
19に示す例はW4よりL4の方が大きいケースであっ
て、誘電率異方性が正の液晶を用いた場合である。一
方、図20に示す例ではL4よりW4の方が大きいケー
スであり誘電率異方性が負の液晶を用いた場合である。
かつ、図20に示すカウンタ電極87及び画素電極89
は必ず透明金属物質で形成される必要がある。
【0048】ここで、カウンタ電極87及び画素電極8
9間に電圧差が発生すれば、第4空間88dでx方向の
電界E7が形成される。これと共に、第3空間88cで
y方向の電界E8が形成される。従って、単位画素内に
対称される二方向の電界が形成される。
【0049】この時、x方向の電界E7は4部分で形成
され、y方向の電界E8も4部分で形成されるので、E
7に対するE8の比は1がよく、より望ましくは0.6
〜1.4である。
【0050】(変形例4)図21によれば、カウンタ電
極97は直方体枠状のメーン電極97aと、このメーン
電極97aで囲まれた空間を二分するx方向に延長され
たバー電極97bとを含む。メーン電極97aで囲まれ
た空間は、バー電極97bによって第1及び第2空間9
8a、98bに分けられる。また、カウンタ電極97
は、第1空間98aを数個に分けるx方向に延長された
多数の第1分割電極97cと、第2空間98bを数個に
分割するy方向に延長された多数の第2分割電極97d
とを含む。本変形例では、第1分割電極97cを例えば
二つ設け、第2分割電極97dを一つ設ける。第1分割
電極97cによって第1空間98aを三つの第3空間9
8cに分けて、第2分割電極97dによって第2空間9
8bを二つの第4空間98dに分ける。この時、第3空
間98cの長方向は、y軸と平行で、第4空間98dの
長方向はx軸と平行である。
【0051】画素電極99はそれぞれの第3空間98c
を二分するy方向に延長された第1電極99aと、第4
空間98dを二分するx方向に延長された第2電極99
bと、第1電極99aの一端と第2電極99bの一端を
連結する第3電極99cとを含む。ここで、第3電極9
9cはカウンタ電極97のバー電極97bの所定部分及
びメーン電極97aの所定部分とオーバラップされる。
ここで、第2電極99bの一端はディスプレイ信号印加
部95と連結される。この時、ディスプレイ信号印加部
95は画素電極99のどの部分と連結されても構わな
い。
【0052】同じく、カウンタ電極97のメーン電極9
7a、バー電極97b、第1及び第2分割電極97c、
97dの幅はほぼ同じで、W5で表示される。又、画素
電極99の第1及び第2電極99a、99bの幅もW5
と実質的に同様である。但し、画素電極99の第3電極
99cは第1及び第2電極99a、99bを連結させる
ためのもので、第3電極99cの幅は適当なキャパシタ
ンスが具現できる範囲内で形成する。L5は画素電極9
9及びカウンタ電極97間の距離を意味するもので、第
3及び第4空間でそれぞれ同様である。
【0053】ここで、W5及びL5は、上述したように
液晶分子の誘電率異方性を考慮して設定し得る。前記図
21に示す例はW5よりL5の方が大きいケースであっ
て、誘電率異方性が正の液晶を用いた場合である。一
方、図22に示す例は、L5よりW5の方が大きいケー
スであって、誘電率異方性が負の液晶を用いた場合であ
る。かつ、図22のカウンタ電極97及び画素電極99
は必ず透明金属物質で形成するべきである。
【0054】カウンタ電極97及び画素電極99間に電
圧差が発生すれば、第3空間88cでx方向の電界E9
が形成される。これと共に、第4空間98dでy方向の
電界E10が形成される。従って、単位画素内に対称さ
れる二方向の電界が形成される。
【0055】この時、x方向の電界E9は第6空間部分
で、y方向の電界E10は第4空間部分でというように
4部分で形成されるので、E9に対するE10の比は2
/3になるのがよく、より望ましくは0.3〜0.8で
ある。
【0056】〔第2の実施の形態〕 :二重ドメインを持つアクティブマトリックス型のIP
S−LCD 図3及び図4によれば、下部基板30と上部基板50は
所定距離(d:以下セルギャップ)をおいて対向する。
下部基板30と上部基板50は透明な素材の絶縁基板
で、セルギャップ(d)は6μm以下、望ましくは4〜
4.5μm程度である。下部基板30及び上部基板50
間には数個の液晶分子60aを含む液晶層60が介在さ
れる。ここで、液晶層60内の液晶分子60aは、誘電
率異方性(Δε)及び屈折率異方性(Δn)を有し、誘
電率異方性(Δε)は、電極の配置状態によって、正ま
たは負の物質が選択的に使用される。また、液晶分子6
0aの屈折率異方性(Δn)はセルギャップ(d)を考
慮した値が選定され、液晶分子60aの屈折率異方性
(Δn)とセルギャップ(d)との積(位相遅延値)は
0.2〜0.6μmとなるようにする。
【0057】図4に示すように、下部基板30の上部
に、x方向に延長されたゲートバスライン31と、y方
向に延長されたデータバスライン33とがマトリックス
状に配列されて単位画素PIXを画定する。
【0058】前記、ゲートバスライン31とデータバス
ライン33との交点にはスイッチング素子としての薄膜
トランジスタ35が配置される。
【0059】カウンタ電極37は、単位画素PIX内の
下部基板30上にそれぞれ形成される。このカウンタ電
極37は、直方体枠状のメーン電極37aと、メーン電
極37aで囲まれた空間を二分するx方向に延長された
バー電極37bとを含む。二分された空間は、バー電極
37bによってを第1空間X1と第2空間X2に分けら
れる。また、カウンタ電極37は、第1空間X1を等分
するようにx方向に延長された多数の第1分割電極37
cと、第2空間X2を等分するようにy方向に延長され
た多数の第2分割電極37dとを含む。第1分割電極3
7cにより第1空間X1は数個の第3空間X3に分割さ
れる。本実施の形態では、第1分割電極37cを二つ設
けて、第1空間X1を3個の第3空間X3に分割してい
る。この時、第1分割電極37cは等間隔に配置され、
また、第3空間X3の大きさは均一であり、第3空間X
3の長方向はx軸と平行する。また、第2分割電極37
dによって第2空間X2は数個の第4空間X4に分割さ
れる。本実施の形態では、第2分割電極37dを一つ設
け、第2空間X2は2個の第4空間X4に分割される。
ここで、第2分割電極37dはy方向のメーン電極37
a部分と等間隔をなすように設けられ、第4空間X4の
長方向はy軸と平行する。また、カウンタ電極37は参
照電圧が持続的に印加される共通電極線370と連結さ
れる。
【0060】画素電極39は、単位画素PIXの下部基
板30内にそれぞれ形成される。画素電極39は、それ
ぞれの第3空間X3を二分するようにx方向に延長され
た第1電極39aと、それぞれの第4空間X4を二分す
るようにy方向に延長された第2電極39bと、第1電
極39aの一端と第2電極39bの一端を連結する第3
電極39cと、第2電極39bの他端間を連結しながら
薄膜トランジスタ35と連結される第4電極39dとを
含む。ここで、第3電極39cは、y軸と平行なメーン
電極37aの所定部分、及びバー電極37bの所定部分
とオーバラップし、第4電極39dは、x軸と平行なメ
ーン電極37aの所定部分とオーバラップする。
【0061】カウンタ電極37のメーン電極37a、バ
ー電極37b、第1及び第2電極37c、37dの幅は
略同じでW11で表示される。又、画素電極39の第1
及び第2電極39a、39bの幅も略同一で、カウンタ
電極37の各電極37a〜37dの幅と略同一である。
但し、画素電極39の第3及び第4電極39c、39d
は、第1及び第2電極39a、39b間を連結させ、第
2電極39b及び薄膜トランジスタ35間を連結させる
ためのもので、この第3及び第4電極39c、39dの
幅は、適当なキャパシタンスを実現できる範囲になるよ
うにする。また、L11は、画素電極39及びカウンタ
電極37間の距離を意味しており、この距離は第3及び
第4空間でそれぞれ同一である。
【0062】カウンタ電極37と画素電極39の幅W1
1は、詳述したように前記液晶の誘電率異方性に依存す
る。例えば、液晶の誘電率異方性が正であれば、図4に
示すように、L11はW11より大きく設計される。一
方、液晶の誘電率異方性が負であれば図5に示すよう
に、L11はW11より小さく設計される。また、前記
例と同様にカウンタ電極37と画素電極39は透明金属
物質で形成される。
【0063】このような下部基板と対向する上部基板5
0(図3参照)の内側面にはカラーフィルタ層52が配
置される。下部基板30の内側表面及び上部基板50の
カラーフィルタ層52表面に、第1及び第2配向膜42
a、42bがそれぞれ配置される。この時、第1及び第
2配向膜42a、42bはプレティルト角が10゜以下
の水平配向膜である。第1及び第2配向膜42a、42
bはラビング工程が進行して所定方向のラビング軸r
1、r2を持つ。この時、最大透過率を得るために、第
1配向膜42aのラビング軸r1はx軸と約35〜55
゜、より望ましくは約45゜をなすようにラビングされ
る。一方、第2配向膜42bのラビング軸r2は第1配
向膜42aのラビング軸と非並列(anti parallel)に
ラビングされる。
【0064】第1及び第2偏光板45a、45bは、下
部基板30の外側面と上部基板50の外側面にそれぞれ
配置される。第1偏光板45aの偏光軸は第1配向膜4
2aのラビング軸と平行に配置され、第2偏光板45b
の偏光軸は第1偏光板45aの偏光軸と直交するように
配置される。
【0065】図6は第1及び第2配向膜42a、42b
のラビング軸r1、r2と、第1及び第2偏光板45
a、45bの偏光軸P、Aの方向を示した図である。図
示のように、第1及び第2配向膜42a、42bのラビ
ング軸r1、r2は互いに180゜の方向をなし、第1
偏光板45aの偏光軸Pは第1配向膜42aのラビング
軸r1と平行し、第2偏光板45bの偏光軸Aは第1偏
光板45aの偏光軸Pと直交する。
【0066】前記の構成を持つ本発明による液晶表示素
子の動作を説明する。まず、カウンタ電極37及び画素
電極39間に電界が形成される前には、液晶分子60a
の長軸は、第1及び第2配向膜42a、42bの影響の
ため、上部及び下部基板30、50の表面と平行に配列
され、かつ、前記配向膜42a、42bのラビング軸r
1、r2と平行に配列される。これにより、バックライ
トから第1偏光板45aを通過した光は液晶層60を通
過する際に偏光状態が変化されない。したがって、液晶
層60を通過した光は第1偏光板45aの偏光軸と直交
する偏光軸を有する第2偏光板45bによって吸収され
て画面はダーク状態となる。
【0067】一方、ゲートバスライン31が選択されて
データバスライン33にディスプレイ信号が伝達される
と、ゲートバスライン31とデータバスライン33との
交叉部に位置した薄膜トランジスタ35がターンオンす
る。これにより、データバスライン33のディスプレイ
信号が画素電極39に伝達され、参照信号を印加される
カウンタ電極37及び画素電極39間に電界E11、E
12が形成される。
【0068】この時、第3空間X3のX軸と平行なメー
ン電極37a及び第1電極37c間、第1分割電極37
c及び第1電極39a間、バー電極37b及び第1電極
39a間では、y方向の電界E12が形成される。一
方、第4空間のy軸と平行なメーン電極37a及び第2
電極39b間、第2分割電極37d及び第2電極39b
間ではx方向の電界E11が形成される。従って、一つ
の単位画素PIX内に、x方向の電界E11とy方向の
電界E12が同時に形成される。このとき、x方向の電
界E11は第4空間部分で形成され、y方向の電界E1
2は第6空間部分で形成されるので、E11に対するE
12の比は、3/2がよく、より好ましくは1.2〜
1.8の範囲である。
【0069】こうした電界の形成のため、液晶分子の誘
電率異方性特性によって電界と液晶分子の長軸または
が一致するように配列される。例えば、液晶分子は、
誘電率異方性が正の場合に次の通り動作する。先ず、第
3空間X3にある液晶分子の長軸は、電界E12と平行
するように反時計方向にツイストされる。一方、第4空
間X4にある液晶分子の長軸は、電界E11と平行する
ように時計方向にツイストされる。したがって、一つの
単位画素内に、液晶分子の長軸がy方向と平行するよう
に配列される第1ドメインと、液晶分子の長軸がx方向
と平行するように配列される第2ドメインとが形成され
る。
【0070】また、液晶分子の誘電率異方性が負の場合
には次の通り動作する。先ず、第3空間X3にある液晶
分子の短軸は電界E12と平行するように時計方向にツ
イストされる。一方、第4空間X4にある液晶分子の
は電界E11と平行するように反時計方向にツイスト
される。したがって、誘電率異方性が負の液晶を用いて
も二重ドメインは形成される。
【0071】第1偏光板45aを通過した光は、液晶層
60を通過し、第1偏光板45aの偏光軸とそれぞれ所
定角度をなす第1及び第2ドメイン内の液晶分子により
偏光状態が変化される。また、液晶層60を通過した光
は、第2偏光板45bの偏光軸とも所定角度をなすこと
になり、第2偏光板45bを通過することになる。した
がって画面はホワイト状態となる。
【0072】この時、単位画素に2個のドメインを築く
につれて、画面の全ての方位角で液晶分子の長軸及び
が同時に視認される。すなわち、図7に示すように、
単位画素の1/2領域は、液晶分子の長軸がy方向に配
列され(第1ドメイン:101)、残り領域は液晶分子
の長軸がx方向に配列されるので(第2ドメイン:10
2)、画面のどの方向でも液晶分子の長軸及び短軸を同
時に視認される。これにより、液晶分子の屈折率異方性
が補償され、カラーシフト現象が発生しない。
【0073】ここで、上述した変形例等のカウンタ電極
及び画素電極の構造も本実施の形態におけるアクティブ
マトリックス型−LCDに、ともに適用できる。
【0074】〔第3の実施の形態〕 :多重ドメインを持つアクティブマトリックス型IPS
VA−LCD 図8及び図4によれば、下部基板30と上部基板50
は、所定距離(d:以下セルギャップ)をおいて対向す
る。下部基板30と上部基板50は透明な素材の絶縁基
板で、セルギャップ(d)は6μm以下、望ましくは4
〜4.5μm程度である。下部基板30及び上部基板5
0間には多数の液晶分子60aを含む液晶層60が介在
される。ここで、液晶層60内の液晶分子60aは、誘
電率異方性(Δε)及び屈折率異方性(Δn)を有し、
誘電率異方性(Δε)は、正または負の物質が選択的に
使用される。このとき、液晶分子の屈折率異方性(Δ
n)はセルギャップ(d)を考慮した値が選定され、液
晶分子の屈折率異方性(Δn)とセルギャップ(d)と
の積(位相遅延値)は0.2〜0.6μmとなるように
する。
【0075】下部基板30の内側面にゲートバスライン
31、データバスライン33、薄膜トランジスタ35、
カウンタ電極37及び画素電極39は、前記第2の実施
の形態と同様に形成される(図4参照)。または、カウ
ンタ電極と画素電極は、前記第1の実施の形態の変形例
等の形態にして配置させることができる。
【0076】下部基板30と対向する上部基板50の内
側面にはカラーフィルタ層52が配置される。下部基板
30の内側表面及び上部基板50のカラーフィルタ層5
2表面に第1及び第2配向膜43a、43bが形成され
る。本実施の形態の第1及び第2配向膜43a、43b
は、プレティルト角が85゜〜95゜、望ましくは90
゜の垂直配向膜である。この垂直配向膜の第1及び第2
配向膜43a、43bはラビング工程が要求されない。
【0077】第1及び第2偏光板45a、45bは、下
部基板30の外側面と上部基板50の外側面にそれぞれ
配置される。第1偏光板45aの偏光軸は、x軸と約4
5゜をなすように配置される。また、第2偏光板45b
の偏光軸は第1偏光板45aの偏光軸と直交するように
配置される。
【0078】図9は、第1及び第2偏光板45a、45
bの偏光軸P、Aの方向を示した図であり、第1偏光板
45aの偏光軸Pはx軸と約45゜をなし、第2偏光板
45bの偏光軸Aは第1偏光板45aの偏光軸Pと直交
する。この時、第1偏光板45aをその偏光軸Pとx軸
が45゜をなすように配置させるのは、電界形成時に液
晶分子が45゜だけ動くようにし、液晶表示装置が最大
透過率を得るようにするためである。
【0079】第2偏光板45b及び上部基板50間には
位相補償板48が介在される。この位相補償板48は、
ネガティブ屈折率異方性を持つ液晶分子を含む層で、垂
直配向された液晶分子の屈折率異方性を補償する。この
時、位相補償板48の位相遅延値(phase retardatio
n;位相補償板の厚さと位相補償板をなす液晶分子の屈
折率異方性との積)は、液晶層60の位相遅延値と同一
であるようにする。
【0080】このような構成を持つIPSVA−LCD
は動作は次の通りである。先ず、カウンタ電極37及び
画素電極39間に電界が形成される前には、液晶分子6
0aの長軸は第1及び第2配向膜43a、43bの影響
のために上下部基板30、50の表面と垂直をなすよう
に配列される。これにより、バックライトから第1偏光
板45aを通過した光は液晶層60を通過しながら偏光
状態が変化されない。したがって、液晶層60を通過し
た光は第1偏光板45aの偏光軸と直交する偏光軸を有
する第2偏光板45bによって吸収されて画面はダーク
状態となる。
【0081】一方、カウンタ電極37及び画素電極39
間に電圧差が発生すれば、前記第2の実施の形態で説明
したように、単位画素PIX内の第3空間X3にはy方
向の電界E12が形成され、第4空間X4にはx方向の
電界E11が形成される。
【0082】すると、液晶分子60aの光軸(長軸また
短軸)と電界は平行に動くことになり、画面がホワイ
ト状態となる。この時、本実施の形態では、配向膜43
a、43bとして垂直配向膜を用いたので、電界中心線
にある液晶分子は電界の形成される以前の状態を維持す
ることになり、電界中心線の両側にある液晶分子はその
光軸と電界が平行するようにティルトされる。
【0083】即ち、図10(a)に示すように、例えば
誘電率異方性が正の液晶分子を用いた時、x軸方向にカ
ウンタ電極37と画素電極39が配列された第3空間X
3には、電界E12の中心線を境界にして、−y方向に
ティルトされる液晶分子からなる第1ドメイン領域20
1と、+y方向にティルトされる液晶分子からなる第2
ドメイン領域202とを築く。電界E11の中心線にあ
る液晶分子は、公知のように、第1及び第2ドメイン領
域201、202のファンデルワールス力によって初期
の垂直配向状態を維持し、ディスクリネーションライン
(disclinationline)200をなす。この時、光遮断線2
00は、周知のようにIPSVA−LCDでドメインを
境界付ける役割をする。
【0084】又、y軸方向にカウンタ電極37と画素電
極39が配列された第4空間X3では、電界E11の中
心線を境界にして、+x方向にティルトされる液晶分子
からなる第3ドメイン領域203と、−x方向にティル
トされる液晶分子からなる第4ドメイン領域204とを
築く。電界E12の中心線にも同様に液晶分子は初期の
配列状態を維持してディスクリネーションライン200
をなす。
【0085】これにより、垂直配向膜を用いるIPSV
A−LCDの場合、単位画素に4個のドメインが形成さ
れるので、全ての方位角で、液晶分子の長軸及び短軸
同時に見られる。従って、液晶分子の屈折率異方性が補
償されてカラーシフト現象が発生しない。
【0086】図11は、本実施の形態のIPSVA−L
CDの視野角によるコントラスト比を示すもので、本発
明の液晶分子は平行場によって駆動されるので、ほとん
どの方位角でコントラスト比CRは10以上を表し、コ
ントラスト比が50以上の領域は鏡面対称をなす。ま
た、偏光軸と一致する方向の、45゜、135゜、22
5゜、315゜付近での視野角の特性は一層優れてい
る。
【0087】更に、本実施の形態のようにIPSVA−
LCDを用いる場合、前記第2の実施の形態のIPS−
LCDと比較してみれば、配向膜のラビングステップが
要求されなくても多重ドメインが形成できるという利点
がある。尚、垂直配向膜の使用によって早い応答時間が
確保できる。
【0088】〔第4の実施の形態〕 :均一な電界分布を持って多重ドメインを持つアクティ
ブマトリックス型IPSVA-LCD 本実施の形態は、前記第3の実施の形態のIPSVA−
LCDの上部基板、配向膜、偏光板構造は同一であり、
下部基板のカウンタ電極構造のみが一部相異する。
【0089】前記、図4の下部基板構造を持つIPSV
A−LCDの主な電界形成空間は、第3空間X3と第4
空間X4である。しかしながら、第3及び第4空間X
3、X4内のカウンタ電極37と画素電極39とがなす
稜部分に不所望の縁電界が発生される。この縁電界はx
方向またはy方向の主な電界E11、E12に対して斜
線形態に現れるので、カウンタ電極37と画素電極39
とがなす稜部分では液晶分子は不所望の方向に動くこと
になる。
【0090】更に、カウンタ電極37及び画素電極39
に高電圧が印加されると、その縁電界の強さも大きくな
り、主な電界E11、E12は均衡を失うことになる。
つまり、主な電界E11、E12の中心が移動してディ
スクリネーションラインは一側に偏ることになる。この
ようにディスクリネーションラインが電界形成空間の中
央に配置されず、一側に偏るように配置されると、完壁
な二重ドメインを形成し難い。
【0091】従って、本実施の形態では、均一な電界分
布を得るために、図12に示すように、カウンタ電極3
7の各稜部分ed1、ed2、ed3、ed4、ed
5、ed6、ed7、ed8、ed9、ed10、ed
11、ed12に直角三角形状のリーブ37eをそれぞ
れ設ける。また、前記リーブ37eはその斜辺がラウン
ディングされることもある。
【0092】このように、稜部分にリーブ37eを設
け、稜部分の交叉角を鈍角になるようにすることで、稜
部分に寄生電界の発生を減らすことができる。よって、
主な電界E11、E12は寄生電界による歪なしに均一
に分布され、ディスクリネーションラインが電界形成空
間の第3及び第4空間X3、X4の中央に配置される。
従って、完全な4重ドメインが形成されてカラーシフト
が除去できる。このとき、リーブ37eは第2の実施の
形態のIPS−LCDにも適用して寄生電界の発生を低
減することができる。
【0093】〔第5の実施の形態〕 :クロストークを減らして二重または多重ドメインを持
つアクティブマトリックス型IPS-LCDまたはIP
SVA-LCD 本実施の形態では、データバスライン及び画素電極間に
発生されるクロストーク現象を防止できるLCDであっ
て、IPSモードで用いる場合には上下基板の構造を図
3のように構成し、IPSVAモードで用いる場合には
上下基板の構造を図8のように構成する。
【0094】また、下部基板上に形成されるゲートバス
ライン31、データバスライン33、薄膜トランジスタ
35は、図4と同様にし、カウンタ電極37及び画素電
極39の構造のみを一部変更する。
【0095】図13によれば、本実施の形態のカウンタ
電極37−1は、直方体枠状のメーン電極37−1a
と、メーン電極37−1aで囲まれた空間を二分するx
方向に延長されたバー電極37−1bとを含む。二分さ
れた空間はバー電極37−1bによって第1空間X1と
第2空間X2に分けられる。また、カウンタ電極37−
1は第1空間X1を分割するx方向に延長された多数の
第1分割電極37−1cと、第2空間X2を分割するy
方向に延長された多数の第2分割電極37−1dとを含
む。第1分割電極37−1cによって第1空間X1は幾
つかの第3空間X3に分割され、第2分割電極37−1
dによって第2空間X2は幾つかの第4空間X4に分割
される。また、カウンタ電極37−1はそれぞれの第3
空間X3を二分するようにy方向に延長された第3分割
電極37−1fを含む。これにより、第3分割電極37
−1fと第1分割電極37−1cは直交する。さらに、
カウンタ電極37−1は参照電圧が持続的に印加される
共通電極線370と連結される。
【0096】画素電極39−1はそれぞれの第3空間X
3をさらに二分するようにx方向に延長された第1ブラ
ンチ39−1aと、それぞれの第4空間X4を二分する
ようにy方向に延長された第2ブランチ39−1bと、
第1ブランチ39−1aと交叉しながらカウンタ電極3
7−1の第3分割電極37−1fとオーバラップされる
第3ブランチ39−1cと、第2ブランチ39−1bの
一端を連結しながらカウンタ電極37−1のバー電極3
7−1bとオーバラップされて第3ブランチ39−1c
と交叉する第4ブランチ39−1dと、第2ブランチ3
9−1bの他端を連結しながら薄膜トランジスタ35と
コンタクトされる第5ブランチ39−1eとを含む。
【0097】このように、画素電極39−1を構成する
ブランチ39−1a、39−1b、39−1c、39−
1d、39−1eのうち、より望ましくはデータバスラ
イン32と平行な画素電極のブランチを単位画素のほぼ
中央に配置するので、データバスライン32の影響をあ
まり受けないことになる。したがって、クロストークの
ような問題点を減少させることができる。
【0098】(変形例1)本変形例は第5の実施の形態
の液晶表示装置における縁電界を防止する構造であっ
て、本変形例のゲートバスライン、データバスライン、
薄膜トランジスタ、共通電極線及び画素電極の各構造
は、図13に示す電極と同様であり、カウンタ電極の構
造のみが一部相異する。
【0099】すなわち、図14によれば、本変形例のカ
ウンタ電極37−1は、直方体の枠状のメーン電極37
−1aと、メーン電極37−1aで囲まれた空間を二分
するx方向に延長されたバー電極37−1bとを含む。
この二分された空間は、バー電極37−1bによって第
1空間X1と第2空間X2に分けられる。また、カウン
タ電極37−1は、第1空間X1を分割するx方向に延
長された多数の第1分割電極37−1cと、第2空間X
2を分割するy方向に延長された多数の第2分割電極3
7−1dとを含む。第1分割電極37−1cによって第
1空間X1は数個の第3空間X3に分割され、第2分割
電極37−1dによって第2空間X2は数個の第4空間
X4に分割される。また、カウンタ電極37−1はそれ
ぞれの第3空間X3を二分するようにy方向に延長され
た第3分割電極37−1fを含む。これにより、第3分
割電極37−1fと第1分割電極37−1cは直交す
る。さらに、カウンタ電極37−1はその各稜部分に発
生する縁電界をなくすために、稜部分を鈍角化させるリ
ーブ37−1eを含む。この時、リーブ37−1eは、
直角三角形状であるか、あるいは斜辺のラウンディング
された直角三角形状である。
【0100】このように、画素電極39−1を単位画素
PIXの中心に配置させ、カウンタ電極の稜部分にそれ
ぞれリーブを設けることにより、データバスライン31
及び画素電極39−1間のクロストーク現象を防止し、
カウンタ電極と画素電極とがなす稜部分の縁電界を防止
する。
【0101】以上で説明した各実施の形態に含まれてい
た本発明の思想は、同一基板に画素電極及びカウンタ電
極を形成するような型の液晶表示装置にすべて適用でき
る。また、本発明にかかるカウンタ電極及び画素電極構
造は、前記の実施の形態及びその変形例に限定されず、
x方向の電界とy方向の電界とが同時に形成される範囲
内で多様に変更可能である。その他、本発明はその技術
思想から逸脱しない範囲内で多様に変更して実施するこ
とができる。
【0102】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、カウンタ電極及び画素電極に電圧印加時、単位画
素内にゲートバスラインと平行な電界(x方向電界)
と、データバスラインと平行な電界(y方向電界)とを
同時に形成して二重または多重ドメインを形成する構成
により、どの方位角から画面を見ても、液晶分子の長軸
及び短軸を同時に見ることができることから、液晶分子
の屈折率異方性を補償することができる。したがって、
カラーシフトが改善され、優れた画質を得ることができ
る。又、カウンタ電極の稜部分にリーブを設けて寄生電
界の発生を防止することにより、液晶表示装置の画質が
一層改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のIPS−LCDの下部基板平面図であ
る。
【図2】(a)及び(b)は、本発明の第2の実施の形
態を説明するためのカウンタ電極及び画素電極を示す平
面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を説明するためのL
CDの斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態及び第3実施の形態
を説明するためのLCDの下部基板平面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態及び第3の実施の形
態を説明するためのLCDの下部基板平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態で、配向膜のラビン
グ軸及び偏光板の偏光軸の方向を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のLCDのオン状態
の液晶分子配列を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を説明するためのL
CDの斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態で偏光板の偏光軸の
方向を示す図である。
【図10】(a)及び(b)は、本発明の第3の実施の
形態のLCDオン状態における液晶分子配列を示す図で
ある。
【図11】本発明の第3の実施の形態の視野角に対する
コントラスト比を示す図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態を説明するための
LCDの下部基板平面図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態を説明するための
LCDの下部基板平面図である。
【図14】本発明の第5の実施の形態を説明するための
LCDの下部基板平面図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態の変形例1を説明
するためのカウンタ電極及び画素電極の構造を示す平面
図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態による変形例1を
説明するためのカウンタ電極及び画素電極の構造を示す
平面図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態による変形例2を
説明するためのカウンタ電極及び画素電極の構造を示す
平面図である。
【図18】本発明の第1の実施の形態による変形例3を
説明するためのカウンタ電極及び画素電極の構造を示す
平面図である。
【図19】本発明の第1の実施の形態による変形例3を
説明するためのカウンタ電極及び画素電極の構造を示す
平面図である。
【図20】本発明の第1の実施の形態による変形例3を
説明するためのカウンタ電極及び画素電極の構造を示す
平面図である。
【図21】本発明の第1の実施の形態による変形例4を
説明するためのカウンタ電極及び画素電極の構造を示す
平面図である。
【図22】本発明の第1の実施の形態による変形例4を
説明するためのカウンタ電極及び画素電極の構造を示す
平面図である。
【符号の説明】
27、37、37−1、67、77、87、97 カウ
ンタ電極 29、39、39−1、69、79、89、99 画素
電極 30 下部基板 31 ゲートバスライン 33 データバスライン 35 薄膜トランジスタ 37a カウンタ電極のメイン電極 37b バー電極 37c 第1分割電極 37d 第2分割電極 37e リーブ 39a 第1電極 39b 第2電極 39c 第3電極 39d 第4電極 42a、42b 水平配向膜 43a、43b 垂直配向膜 45a、45b 偏光板 50 上部基板 52 カラーフィルタ層 60 液晶層 60a 液晶分子 100、200 ディスクリネーションライン 101、201 第1ドメイン 102、202 第2ドメイン 203 第3ドメイン 204 第4ドメイン 370 共通電極線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 香 律 大韓民国 京畿道 利川市 夫鉢邑 牙 美里 山 1 48−1 現代社員アパー ト 109−102 (72)発明者 安 星 俊 大韓民国 京畿道 利川市 夫鉢邑 高 潭里 山 1 48−1 高潭 寄宿舎 102−1207 (72)発明者 盧 鳳 奎 大韓民国 京畿道 水原市 長安區 迎 華洞 63− 19 (72)発明者 崔 完 鎔 大韓民国 京畿道 利川市 夫鉢邑 新 河里 ▲ゴピョン▼ アパート 1− 404 (72)発明者 金 俊 憲 大韓民国 ソウル市 麻浦區 新水洞 81−42 14/2 (56)参考文献 特開 平10−307295(JP,A) 特開 平10−232392(JP,A) 特開 平11−153802(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1343 G02F 1/1362 G02F 1/1337

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数個の液晶分子を含む液晶層;液晶層の
    一表面に配置され、液晶層との当接面にゲートバスライ
    ンとデータバスラインとを交叉配列させて単位画素を限
    定しており、ゲートバスライン及びデータバスラインの
    各々の交点には薄膜トランジスタを備え、それぞれの単
    位画素空間には液晶分子を駆動させるカウンタ電極と画
    素電極を備えた下部基板;前記液晶層の他表面に配置さ
    れ、カラーフィルタを備えた上部基板;前記液晶層と前
    記下部基板との間、前記液晶層と前記上部基板との間に
    それぞれ介在され、所定方向のラビング軸を持つ第1及
    び第2水平膜;及び、前記下部基板の外側面と前記上部
    基板の外側面にそれぞれ配置される第1及び第2偏光板
    を含み、前記カウンタ電極は直四角枠状のメーン電極
    と、前記メーン電極で囲まれた空間を多数個に分ける多
    数の分割電極とを含み、前記画素電極は前記カウンタ電
    極の多数の空間の一部をゲートバスラインと平行な方向
    に横切る第1電極と、前記第1電極と電気的に連結して
    前記カウンタ電極の多数の空間の他部をデータバスライ
    ンと平行な方向に横切る第2電極を含み、前記カウンタ
    電極と画素電極に電圧印加時、カウンタ電極と画素電極
    との間には基板表面と平行しながらゲートバスラインと
    平行な電界及びデータバスラインと平行な電界を同時に
    形成し、前記カウンタ電極は各稜部に挿入される直角三
    角形状のリーブを含むことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記リーブは斜辺のラウンディングされ
    た形状であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記カウンタ電極の分割電極は、前記メ
    ーン電極で囲まれた空間を第1及び第2空間に二分する
    ようにゲートバスラインと平行な方向に延長されたバー
    電極;前記第1空間を所定個の第3空間に区画するよう
    にゲートバスラインと平行な方向に延長された多数の第
    1分割電極;及び前記第2空間を所定個の第4空間に区
    画するようにデータバスラインと平行な方向に延長され
    る多数の第2分割電極を含み、前記画素電極の第1電極
    は前記第3空間をそれぞれ分けるようにゲートバスライ
    ンと平行に延長され、前記画素電極の第2電極は前記第
    4空間をそれぞれ分けるようにデータバスラインと平行
    に延長されることを特徴とする請求項1に記載の液晶表
    示装置。
  4. 【請求項4】 前記画素電極は、第1電極と第2電極と
    の間を電気的に連結する連結手段を更に含み、前記連結
    手段は前記カウンタ電極の所定部分とオーバラップされ
    るように配置されることを特徴とする請求項1に記載の
    液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記液晶層内の液晶分子の誘電率異方性
    が正であれば、前記カウンタ電極及び画素電極の幅は前
    記カウンタ電極及び画素電極間の距離より狭く形成され
    ることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記液晶層内の液晶分子の誘電率異方性
    が負であれば、前記カウンタ電極及び画素電極の幅は前
    記カウンタ電極及び画素電極間の距離より広く形成さ
    れ、前記カウンタ電極及び画素電極は透明金属物質で形
    成されることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装
    置。
  7. 【請求項7】 前記液晶層の厚さと液晶分子の屈折率異
    方性との積は0.2〜0.6μmであることを特徴とす
    る請求項1に記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 数個の液晶分子を含む液晶層;液晶層の
    一表面に配置され、液晶層との当接面にゲートバスライ
    ンとデータバスラインとを交叉配列させて単位画素を限
    定しており、ゲートバスライン及びデータバスラインの
    各々の交点には薄膜トランジスタを備え、それぞれの単
    位画素空間には液晶分子を駆動させるカウンタ電極と画
    素電極を備えた下部基板;前記液晶層の他表面に配置さ
    れ、カラーフィルタを備えた上部基板;前記液晶層と前
    記下部基板との間、前記液晶層と前記上部基板との間に
    それぞれ介在される第1及び第2垂直配向膜;前記下部
    基板の外側面と前記上部基板の外側面にそれぞれ配置さ
    れる第1及び第2偏光板;及び、前記上部基板と第2偏
    光板との間に介在される位相補償板を含み、前記カウン
    タ電極は直四角枠状のメーン電極と、前記メーン電極で
    囲まれた空間を多数個に分ける多数の分割電極とを含
    み、前記画素電極は前記カウンタ電極の多数の空間の一
    部をゲートバスラインと平行な方向に横切る第1電極
    と、前記第1電極と電気的に連結して前記カウンタ電極
    の多数の空間の他部をデータバスラインと平行な方向に
    横切る第2電極を含み、前記カウンタ電極と画素電極に
    電圧印加時、カウンタ電極と画素電極との間には基板表
    面と平行しながらゲートバスラインと平行な電界及びデ
    ータバスラインと平行な電界を同時に形成し、前記カウ
    タ電極は各稜部に挿入される直角三角形状のリーブを
    含むことを特徴とする液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記位相補償板はネガティブ屈折率異方
    性を持つ液晶分子からなることを特徴とする請求項8に
    記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 前記位相補償板の厚さと位相補償板を
    なす液晶分子の屈折率異方性との積は、前記液晶層の厚
    さと液晶層をなす液晶分子の屈折率異方性との積と同じ
    であることを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装
    置。
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