JP3940524B2 - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置(liquid crystal displayと、LCD)及びその製造方法に関し、特に多重ドメインを持つ液晶表示装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、LCDは、軽量、薄型、低消費電力等の特性を持ち、各種情報機器の端末機またはビデオ機器等に使われる。このようなLCDの代表的な駆動方式としては、TN(twisted nematic)、STN(super twisted nematic)モードがある。しかし、TN−LCD、STN−LCDは実用化されているが、視角が非常に狭いという問題点を有する。このような問題点を解決するために、従来にはIPS−LCDが提案された。
【0003】
図1に示したように、多数のゲートバスライン11は下部絶縁基板10上に図のx方向に相互平行に配列され、多数のデータバスライン15はx方向と実質的に垂直なy方向に相互平行に配列され、単位画素空間を限定する。この時、図では一つの単位画素空間を示すために、一対のゲートバスライン11と一対のデータバスライン15を示している。ここで、ゲートバスライン11とデータバスライン15はゲート絶縁膜(図示せず)を挟んで絶縁されている。
【0004】
カウンタ電極12は単位画素空間内に、例えば長方形枠状を有するようにそれぞれ形成される。カウンタ電極12はゲートバスライン11と同じ平面に配置される。
【0005】
画素電極14はカウンタ電極12の形成された各単位画素空間に形成される。画素電極14は長方形枠状のカウンタ電極12に囲まれている領域をy方向に分けるウェブ(web)部分14aと、ウェブ部分14aの一端と連結してx方向のカウンタ電極12部分とオーバーラップする第1フランジ部分14bと、第1フランジ部分14bと平行しながらウェブ部分14aの他端と連結する第2フランジ部分14cとからなる。すなわち画素電極14は文字 "I"字形状である。ここで、画素電極14及びカウンタ電極12はゲート絶縁膜によって絶縁される。
【0006】
薄膜トランジスタ16はゲートバスライン11とデータバスライン12との交叉部分に配置される。この薄膜トランジスタ16はゲートバスライン11から延びたゲート電極と、データバスライン15から延びて形成されたドレイン電極と、画素電極14から延びたソース電極と、ゲート電極の上部に形成されたチャンネル層17とを含む。
補助容量キャパシタCstはカウンタ電極12と画素電極14がオーバーラップする部分で形成される。
【0007】
そして、図1には示していないが、カラーフィルタを備えた上部基板は下部基板10上に所定距離をおいて対向、配置される。また、下部基板10及び上部基板間には液晶分子を含む液晶層が介在される。
【0008】
また、水平配向膜(図示せず)は、下部基板の結果物の上部及び上部基板の内側面にそれぞれ形成され、カウンタ電極12及び画素電極14間に電界の形成される前に液晶分子19は基板と平行に配列されながら、その配列方向を決定する。図で"R"方向は下部基板に形成された水平配向膜のラビング軸方向である。
【0009】
下部基板10の外側面に第1偏光板(図示せず)が配置され、上部基板(図示せず)の外側面に第2偏光板(図示せず)が配置される。ここで、第1偏光板の偏光軸は図で"P"方向と平行に配置される。すなわち配向膜のラビング軸方向Rと偏光軸Pは互いに平行する。一方、第2偏光板の偏光軸は第1偏光板の偏光軸と実質的に垂直な"Q"方向と平行に配置される。
【0010】
こうしたIPS-LCDは選択されたゲートバスライン11に走査信号が印加され、データバスライン15にディスプレイ信号が印加されると、走査信号の印加されたゲートバスライン11とディスプレイ信号の印加されたデータバスライン15との交叉部分の薄膜トランジスタ16がターンオンされる。そうすると、データバスライン15のディスプレイ信号は薄膜トランジスタ16を通じて画素電極14に伝達される。したがって、共通信号の印加されるカウンタ電極12及び画素電極14間に電界Eが発生する。この時、電界Eは図の如く"x"方向であるため、ラビング軸Rとは所定の角度をなすことになる。
【0011】
従って、液晶層内の分子は、電界の形成される前にその長軸が基板表面と平行しながらラビング方向Rの長軸とは一致するように配列される。これにより、第1偏光板及び液晶層を通過した光は第2偏光板が通過できず、画面は黒となる。
【0012】
一方、電界Eが形成されると、液晶分子の長軸(または光軸)が電界Eと平行に再配列され、入射光が第2偏光板を通過することになる。したがって、画面は白となる。
【0013】
この時、液晶分子は電界形成の可否によって、基板表面と平行をなしながら、液晶分子の長軸の方向だけ変化されるので、視角が改善される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記液晶内の液晶分子は、公知のように、長軸と短縮の長さが相異して屈折率異方性Δnを有し、見る方向によって屈折率異方性Δnが変化される。これによって、極角が0゜付近で方位角が0゜、90゜、180゜、270゜付近では白であるのにも係わらず所定の色相が見える。このような現象をカラーシフトといい、カラーシフトは次の式1から詳細に説明する。
T≒T0sin2(2χ)・sin2(π・Δnd/λ).......(式1)
T:透過率
T0:参照(reference)光に対する透過率
χ:液晶分子の光軸と偏光板の偏光軸がなす角
Δn: 屈折率異方性
d:上下基板間の距離またはギャップ(液晶層厚)
λ:入射される光波長
前記式1によれば、最大透過率Tを得るために、χがπ/4であるか、あるいはΔnd/λがπ/2となるべきである。この時、Δndが変化されると(液晶分子の屈折率異方性値は見る方向によって変化されるためである。)、λ値はπ/2を満足させる為に変化される。これによって、変化された光波長λに該当する色相が画面に現れる。
【0015】
したがって、液晶分子の短縮に向かって見る方向a、cでは、Δnが減少されるにつれて、最大透過率に至るための入射光の波長は相対的に短くなる。これにより、使用者は白の波長より短い波長を有する青色を見ることになる。
【0016】
一方、 液晶分子の長縮に向かって見る方向b、dでは、Δnが増大されるにつれて、入射光の波長は相対的に長くなる。これにより、使用者は白の波長より長い波長を有する黄色を見ることになる。このため、IPS−LCDの画質特性が低下される。
【0017】
こうしたカラーシフト現象を防止するために、従来の別の方法として、多重ラビング工程にて多重ドメインを形成するのが提示された。しかし、 多数回のラビング工程は多数回のフォトリソグラフィー工程を伴って、工程が複雑化される。しかも、配向膜が損傷されるおそれもある。
【0018】
従って、本発明の目的は、画質特性が改善できる多重ドメインを持つ液晶表示装置を提供することにある。
【0019】
また、本発明の他の目的は、多数回のラビング工程を排除して、工程を単純化できる多重ドメインを持つ液晶表示装置の製造方法を提供するにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
前述した本発明は、平行な多数のゲートバスラインと、ゲートバスラインとマトリックス状の単位画素を形成するように平行に配列された多数のデータバスラインと、前記各ゲートバスラインとデータバスラインの交点に提供される薄膜トランジスタと、前記単位画素内に形成され、薄膜トランジスタと接続される画素電極と、前記単位画素内に形成され、画素電極と共に電界を形成するカウンタ電極とを含む下部基板と、前記下部基板と所定距離をおいて対向する上部基板と、前記上部及び下部基板間に介在され、多数の液晶分子を含む液晶層と、及び、前記下部基板と液晶層の間及び上部基板と液晶層の間にそれぞれ形成される垂直配向膜とを備え、前記カウンタ電極は、長方形枠状の第1電極と、前記ゲートバスラインと平行しながら、前記第1電極の内部を分割する少なくとも一つ以上の第2電極とを含み、前記画素電極は、前記カウンタ電極の第2電極と交叉する方向に第1電極内部を分割する第1ブランチと、前記第1ブランチと交叉しながら、前記第1電極のゲートバスラインと平行な部分及び第2電極間に配置される第2ブランチとを含み、前記単位画素を、カウンタ電極と画素電極によって多数の電界形成空間に分割すると共に、前記カウンタ電極の第1電極で取り囲まれた空間を、第2電極と第1及び第2ブランチによって一方向を取る電界形成空間に分割し、前記電界形成空間に形成される電界は、前記ゲートバスライン及びデータバスラインに対して斜線形で形成されながら、隣接する電界形成空間に形成される電界とそれぞれ対称をなすごとく形成した液晶表示装置であることを特徴とする。
【0021】
さらに、本発明は、平行な多数のゲートバスラインと、ゲートバスラインとマトリックス状の単位画素を形成するように平行に配列された多数のデータバスラインと、前記各ゲートバスラインとデータバスラインの交点に提供される薄膜トランジスタと、前記単位画素内に形成され、薄膜トランジスタと接続される画素電極と、前記単位画素内に形成され、画素電極と共に電界を形成するカウンタ電極とを含む下部基板と、前記下部基板と所定距離をおいて対向する上部基板と、前記上部及び下部基板間に介在され、多数の液晶分子を含む液晶層と、及び前記上部基板と液晶層の間及び下部基板と液晶層の間にそれぞれ形成される垂直配向膜を含み、前記カウンタ電極は、長方形枠状の第1電極と、前記ゲートバスラインと平行しながら、前記第1電極に囲まれた空間を分割する少なくとも一つ以上の第2電極とを含み、前記画素電極は、前記カウンタ電極の第2電極と交叉する方向に第1電極に囲まれた空間を分割する第1ブランチと、前記第1ブランチと交叉しながら、前記第1電極のゲートバスラインと平行な部分及び第2電極間に配置される第2ブランチとを含み、前記単位画素は、前記カウンタ電極の第1電極及び第2電極と、画素電極の第1及び第2ブランチとによって多数の電界形成空間に分割され、前記それぞれ電界形成空間に形成される電界は斜線形を有し、隣接する電界形成空間に形成される電界と対称をなすべく形成した液晶表示装置であることを特徴とする。
【0022】
さらに、本発明は、平行な多数のゲートバスラインと、ゲートバスラインとマトリックス状の単位画素を形成するように平行に配列された多数のデータバスラインと、前記各ゲートバスラインとデータバスラインの交点に提供される薄膜トランジスタと、前記単位画素内に形成され、薄膜トランジスタと接続される画素電極と、前記単位画素内に形成され、画素電極と共に電界を形成するカウンタ電極とを含む下部基板と、前記下部基板と所定距離をおいて対向する上部基板と、前記上部及び下部基板間に介在され、多数の液晶分子を含む液晶層と、前記上部基板と液晶層の間及び下部基板と液晶層の間にそれぞれ形成される垂直配向膜と、前記下部基板の外側面に偏光軸がゲートバスラインまたはデータバスラインと平行に配置される偏光子と、前記上部基板の外側面に配置され、前記偏光軸と交叉する方向に吸収軸が配置される検光子と、及び前記上部基板と検光子の間に介在され、負の屈折率異方性を持つ位相補償板を含み、前記カウンタ電極は、長方形枠状の第1電極と、前記ゲートバスラインと平行しながら、前記第1電極で取り囲まれた空間を分割する少なくとも一つ以上の第2電極とを含み、前記画素電極は、前記カウンタ電極の第2電極と交叉する方向に第1電極で取り囲まれた空間を分割する第1ブランチと、前記第1ブランチと交叉しながら、前記第1電極のゲートバスラインと平行な部分及び第2電極間に配置される第2ブランチとを含み、前記単位画素は、前記カウンタ電極の第1電極及び第2電極と、画素電極の第1及び第2ブランチとによって多数の電界形成空間に分割され、前記それぞれ電界形成空間に形成される電界は斜線形を有し、隣接する電界形成空間に形成される電界と対称をなすごとく形成した液晶表示装置であることを特徴とする。
【0023】
さらにまた、本発明は、下部基板上に金属膜を蒸着する段階と、前記金属膜を所定部分パターニングし、x方向に延長されるゲートバスラインと、長方形枠状の第1電極及び前記x方向に第1電極に囲まれた空間を分割する第2電極を含むカウンタ電極とを形成する段階と、前記ゲートバスライン及びカウンタ電極の形成された下部基板上にゲート絶縁膜を形成する段階と、前記ゲートバスラインの所定部分にチャンネル層を形成する段階と、前記ゲート絶縁膜上に金属膜を蒸着する段階と、前記金属膜を所定部分パターニングし、ゲートバスラインと交叉するデータバスラインと、前記カウンタ電極の第2電極と交叉する方向に第1電極の内部を分割する第1ブランチ、及び前記第1ブランチと交叉しながら、前記第1電極のゲートバスラインと平行な部分と第2電極間に配置される第2ブランチを含む画素電極とを形成する段階と、前記下部基板上に垂直配向膜を形成する段階と、前記下部基板と合着する上部基板構造物を提供する段階と、前記上部基板構造物上に垂直配向膜を形成する段階と、前記垂直配向膜間が対向するように、上部及び下部基板を所定距離をおいて合着する段階と、及び前記上部及び下部基板間に液晶を注入する段階とを備えた液晶表示装置の製造方法であることを特徴とする。
【0024】
電界形成時、配向膜のラビング処理なしに、単位画素内に偏光軸及び吸収軸に対して対角線形の電界が少なくても一つ以上形成されるので、マルチドメインを形成することができる。
【0025】
これにより、ラビング工程が排除されるので、ラビングによる配向膜の損傷が防止され、工程が単純化される。また、マルチドメインが形成されるので、カラーシフト現象が発生されない。
【0026】
さらに、偏光子の偏光軸が使用者の見慣れた方向の90°、180°に配置されることにより、90°及び180°のコントラストがより改善される。
【0027】
【発明の実施の形態】
添付の図2は本発明による多重ドメインを持つ液晶表示装置の概略斜視図、図3は本発明による多重ドメインを持つ液晶表示装置の下部基板平面図、図4は図3の一つの開口空間に対する拡大図である。
【0028】
まず、図2及び図3を参照すれば、下部基板20と上部基板40は所定距離をおいて対向、配置される。下部基板20と上部基板40は透明な素材の絶縁基板である。下部基板20と上部基板40の間には多数の液晶分子50aを含む液晶層50が介在される。ここで、液晶層50内の分子50aは棒状であって、屈折率異方性Δnを有し、誘電率異方性Δεが負または正の物質を選択的に用いる。本実施例では、例えば誘電率異方性が正の物質を用いた。液晶層50の厚さ則ち上部及び下部基板間の距離であるセルギャップdは3.8乃至4.2μm程度である。液晶分子50aの屈折率異方性Δnと液晶層50の厚さ(以下、セルギャップd)の積は0.2乃至0.6μm、より望ましくは0.27乃至0.38μm程度である。
【0029】
下部基板20上には、図3に示すように、x方向に延長される多数のゲートバスライン21とy方向に延長される多数のデータバスライン22とをマトリックス状に交叉配列し、単位画素(sub pixel)を限定する。図では一対のゲートバスライン21と一対のデータバスライン22だけ図示した。このとき、ゲートバスライン11とデータバスライン12の間にはゲート絶縁膜(図示せず)が介在されて両者間を絶縁させる。
【0030】
単位画素空間内にはカウンタ電極24が配置される。このとき、カウンタ電極24は長方形枠状の第1電極24aと、第1電極24aで取り囲まれた空間を所定個に等分するバー状の第2電極24bとを含む。ここで、第1電極24aはゲートバスライン21及びデータバスライン22とそれぞれ所定距離をおいて離隔され、第2電極24bはx方向に延長されて第1電極24a内に所定個例えば、二つ設けられる。この様な第2電極24bによって、第1電極24aに囲まれている空間を三つに分割する。このとき、各単位画素内のカウンタ電極24は共通電極線210によって連結する。共通電極線210は信号伝達特性が優れる金属で形成される。
【0031】
画素電極25はカウンタ電極24の形成された単位画素空間に配置される。前記画素電極25は、y方向を取り、カウンタ電極24の第1電極24aの内部を分割する第1ブランチ25aと、x方向を取り、第1ブランチ25aと交叉され、x方向の第1電極24a及び第2電極24b間に配置される第2ブランチ25bとを含む。
【0032】
このとき、カウンタ電極24の第1電極24a内の空間は、第2電極24b、画素電極25の第1ブランチ25a及び第2ブランチ25bによって、所定個例えば12個の開口空間APに分けられる。ここで、開口空間APは最大透過率を満足させるために、正方形状で形成されるのが望ましい。
【0033】
カウンタ電極24と画素電極25は、公知のように、ゲート絶縁膜(図示せず)を挟んでオーバーラップする。このとき、カウンタ電極24と画素電極25がオーバーラップする部分で補助容量キャパシタンスが発生される。
【0034】
ゲートバスライン21とデータバスライン22の交点近傍には薄膜トランジスタ27を備える。ここで、薄膜トランジスタ27は、公知のように、該ゲートバスライン21の選択時、画素電極25にデータバスライン22の信号を伝達するものである。このとき、ゲートバスライン21が薄膜トランジスタ27のゲート電極となり、データバスライン22から延長された所定部分がドレイン電極となり、画素電極25から延長された部分がソース電極となる。また、ソース電極とドレイン電極は、ゲート電極上に置かれたチャンネル層27aと所定部分オーバーラップする。
【0035】
こうした構造物の形成された下部基板20及び上部基板40の内側面には、それぞれ液晶分子50aを初期配向させるための垂直配向膜30、42が配置される。ここで、垂直配向膜30、42には、液晶分子50aの長軸の向かう方向を指定するための別のラビング工程が行われない。この垂直配向膜30、42は、公知のように、電界印加前に液晶分子50aの長軸が基板20、40表面とほぼ90°をなすようにする。
【0036】
下部基板20の外側面には下部基板20の底面から入射される光を偏光させる偏光子35を設け、上部基板40の外側面には液晶層50を通過した光をさらに偏光させる検光子45を設ける。
【0037】
ここで、偏光子35の偏光軸はx方向またはy方向に配置され、検光子45の吸収軸は偏光軸とは直交する方向に配置される。
【0038】
また、上部基板40と検光子45の間には、液晶分子の屈折率異方性Δnを補償しながら、電界形成の以前に、どの方向でも完全な黒を得ることができる位相補償板48が介在される。ここで、前記位相補償板48は屈折率異方性Δnが負の液晶分子からなり、位相補償板48をなす液晶分子の屈折率異方性と位相補償板の厚さの積は、液晶層50の屈折率異方性とセルギャップdの積と同一である。
【0039】
前述した液晶表示装置は次の様な動作を行う。
まず、ゲートバスライン21が選択されないと、薄膜トランジスタ27がターンオンされず、画素電極25にデータバスライン22の信号が伝達されない。これにより、画素電極25とカウンタ電極24の間には電圧差が存在しなくて電界が形成されない。そうすると、液晶分子50aは垂直配向膜30、42だけの影響のため、基板20、40と液晶分子50aの長軸が垂直をなすように配列される。
【0040】
従って、下部基板20底部から偏光子35に入射される光は、液晶層50を過ぎながら偏光子35の偏光状態を維持させる。これにより、液晶層50を通過した光は、偏光子35と偏光軸と垂直な吸収軸を持つ検光子45とが通過できなくなり、画面は黒となる。このとき、位相補償板48の影響のため、棒状の液晶分子50aは等方性(isotropic)に見えるようになり、画面のどの方向でも完全な黒をなす。
【0041】
一方、ゲートバスライン21が選択されると、該薄膜トランジスタ27がターンされ、画素電極25にデータバスライン22の信号が伝達される。これにより、画素電極25とカウンタ電極24の間に所定の電圧差が発生されて電界Eが形成される。このとき、図4に示すように、本発明の電界Eは、近距離に位置する電極間に形成される。すなわち、電極間で交叉するエッジ部分で電界が形成され、電界(Eまたは電界の投影面)の形態はx方向及びy方向に対して対角線形を取る。望ましくは電界(Eまたは電界の投影面)がx方向及びy方向とそれぞれ45°をなすようにし、最大透過率に達する。なお、この様な電界を有効電界という。
【0042】
また、電極24、25の配置も第1ブランチ25a及び第2ブランチ25bを基準にして見れば、上下左右対称形を取る。これにより、電界も上下左右対称形を取り、本実施例では画面の正面で見るとき、一つの単位画素には繰り返す"X"字形状の電界が形成される。
【0043】
この様な電界が形成されると、垂直に配列された液晶分子50aはその長軸が電界と平行するようにチルトされる。このとき、電界の真ん中に位置する液晶分子50bは、その両側の液晶分子50aから、同じ大きさでかつ反対の方向の力を受けるので、初期状態すなわち垂直配向状態を維持する。しかも、配向膜30、42の表面に存在する液晶分子もファンデルワールス力(Vander Waals Force)によって初期状態を維持する。前記電界の真ん中に位置する液晶分子50aはその短縮が偏光軸と一致するので、光の漏れが遮断され、画面で光遮断線(disclination line)が発生される。このとき、光遮断線は同方向に配列される液晶分子の群すなわちドメイン(domain)を仕分ける役割を果たす。この様な光遮断線は電圧と反比例する特性を持つ。
【0044】
この様な電界Eによって液晶分子50aが配列されると、偏光子35の偏光軸と液晶分子の長軸(または基板に投影された液晶分子の長軸)が45°をなすので、最大透過率を見せて光の漏れを起こす。よって、画面は白となる。
【0045】
このとき、液晶分子50aは各開口空間別に対称的に配列され、かつ、一つの開口空間内でもそれぞれ二重ドメインが形成されるので、一つの単位画素空間にはマルチドメインが形成される。これにより、電界印加時、すなわち白状態ではどの方向でも液晶分子50aの長軸及び短縮が同時に見えるので、カラーシフトが発生されない。
【0046】
しかも、従来のIPS原理を利用する場合よりは垂直配向原理を利用するので、応答速度が改善される。
【0047】
続いて、前述した構造の液晶表示装置の製造方法を説明する。
まず、下部基板20上に図3に示すように、金属膜が蒸着される。この金属膜としては伝導特性の優れるCr、Al、Mo、MoWなどが利用される。金属膜が所定部分パターニングし、ゲートバスライン21、カウンタ電極24及び共通電極線210が形成される。ここで、前記ゲートバスライン21と共通電極線210はx方向に延長されるようにパターニングし、カウンタ電極24は長方形枠状の第1電極24a及びバー状の第2電極24bにパターニングする。
【0048】
次に、ゲートバスライン21及びカウンタ電極24が形成された下部基板20上にゲート絶縁膜(図示せず)が形成される。
【0049】
その後、ゲート絶縁膜上に非晶質またはポリシリコン層が蒸着されてから、ゲートバスライン21の所定部分に配置されるようにパターニングしてチャンネル層27aが形成される。
【0050】
しかる後、チャンネル層27aの形成されたゲート絶縁膜上にさらに金属膜が形成される。このとき、金属膜としては、ゲートバスライン21と同様に、Cr、Mo、Al、Mo/Al/Moの積層膜の様な金属膜が利用される。その後、この金属膜が所定部分パターニングし、前述した形態のデータバスライン22と画素電極25が形成される。
【0051】
次に、結果物上に垂直配向膜30が形成される。この垂直配向膜30は形成されてからラビング工程は行われない。
【0052】
上部基板40を備える。上部基板40の表面には、図には示していないが、カラーフィルタが形成され、カラーフィルタ上部にも垂直配向膜42が形成される。この垂直配向膜42もラビング工程は行われない。
【0053】
その後、垂直配向膜30、42が所定距離をおいて対向するように下部基板20と上部基板40が合着される。しかる後、上部及び下部基板20、40間に液晶を注入する。
【0054】
次に、上部基板40の外側面に位相補償板48が付着される。しかる後、下部基板20の外側面に偏光子35が付着され、前記位相補償板48の外側面に検光子45が付着される。ここで、偏光子35の偏光軸はゲートバスライン21またはデータバスライン22の方向に付着され、剣光子45の吸収軸は偏光子35の偏光軸と交叉するように付着される。
【0055】
この様な製造工程によれば、配向膜30、42が塗布された後、別のラビング処理が行われないので、工程が単純化される。
【0056】
【発明の効果】
以上で詳細に説明したように、本発明によれば、電界形成時、配向膜のラビング処理なしに、単位画素内に偏光軸及び吸収軸に対して対角線形の電界が少なくても一つ以上形成されるので、マルチドメインが形成される。これにより、ラビング工程が排除されるので、ラビングによる配向膜の損傷が防止され、工程が単純化される。また、マルチドメインが形成されるので、カラーシフト現象が発生されない。
【0057】
さらに、偏光子の偏光軸が使用者の見慣れた方向の90°、180°に配置されることにより、90°及び180°のコントラストがより改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のIPS-LCDの下部基板の平面図。
【図2】 本発明による多重ドメインを持つ液晶表示装置の概略斜視図。
【図3】 本発明による多重ドメインを持つ液晶表示装置の下部基板平面図。
【図4】 図3の一つの開口空間に対する拡大図。
【符号の説明】
20 下部基板
21 ゲートバスライン
22 データバスライン
24 カウンタ電極
25 画素電極
30、42 垂直配向膜
35 偏光子
40 上部基板
45 検光子
50 液晶層
50a 液晶分子
Claims (19)
- 平行な多数のゲートバスラインと、ゲートバスラインとマトリックス状の単位画素を形成するように平行に配列された多数のデータバスラインと、前記各ゲートバスラインとデータバスラインの交点に提供される薄膜トランジスタと、前記単位画素内に形成され、薄膜トランジスタと接続される画素電極と、前記単位画素内に形成され、画素電極と共に電界を形成するカウンタ電極とを含む下部基板と、
前記下部基板と所定距離をおいて対向する上部基板と、
前記上部及び下部基板間に介在され、多数の液晶分子を含む液晶層と、及び、
前記下部基板と液晶層の間及び上部基板と液晶層の間にそれぞれ形成される垂直配向膜とを備え、
前記カウンタ電極は、長方形枠状の第1電極と、前記ゲートバスラインと平行しながら、前記第1電極の内部を分割する少なくとも一つ以上の第2電極とを含み、
前記画素電極は、前記カウンタ電極の第2電極と交叉する方向に第1電極内部を分割する第1ブランチと、前記第1ブランチと交叉しながら、前記第1電極のゲートバスラインと平行な部分及び第2電極間に配置される第2ブランチとを含み、
前記単位画素を、カウンタ電極と画素電極によって多数の電界形成空間に分割すると共に、前記カウンタ電極の第1電極で取り囲まれた空間を、第2電極と第1及び第2ブランチによって一方向を取る電界形成空間に分割し、
前記電界形成空間に形成される電界は、前記ゲートバスライン及びデータバスラインに対して斜線形で形成されながら、隣接する電界形成空間に形成される電界とそれぞれ対称をなすごとく形成した
液晶表示装置。 - 前記カウンタ電極の第2電極の数は二つ、前記カウンタ電極の第2ブランチの数は三つに設定した
請求項1記載の液晶表示装置。 - 前記下部基板の外側面には偏光子がさらに配置され、前記上部基板の外側面には検光子がさらに配置され、前記偏光子の偏光軸と検光子の吸収軸は交叉する
請求項1記載の液晶表示装置。 - 前記偏光子の偏光軸はゲートバスラインまたはデータバスラインと平行に配置した
請求項3記載の液晶表示装置。 - 前記検光子及び前記上部基板間には負の屈折率異方性を持つ位相補償板がさらに介在する
請求項4記載の液晶表示装置。 - 前記位相補償板の厚さと屈折率異方性の積は、液晶層の厚さと屈折率異方性の積と同様に設定した
請求項5記載の液晶表示装置。 - 前記液晶層の厚さと液晶分子の屈折率異方性の積は、0.2乃至0.6μmに設定した
請求項6記載の液晶表示装置。 - 平行な多数のゲートバスラインと、ゲートバスラインとマトリックス状の単位画素を形成するように平行に配列された多数のデータバスラインと、前記各ゲートバスラインとデータバスラインの交点に提供される薄膜トランジスタと、前記単位画素内に形成され、薄膜トランジスタと接続される画素電極と、前記単位画素内に形成され、画素電極と共に電界を形成するカウンタ電極とを含む下部基板と、
前記下部基板と所定距離をおいて対向する上部基板と、
前記上部及び下部基板間に介在され、多数の液晶分子を含む液晶層と、及び、
前記上部基板と液晶層の間及び下部基板と液晶層の間にそれぞれ形成される垂直配向膜とを備え
前記カウンタ電極は、長方形枠状の第1電極と、前記ゲートバスラインと平行しながら、前記第1電極に囲まれた空間を分割する少なくとも一つ以上の第2電極とを含み、
前記画素電極は、前記カウンタ電極の第2電極と交叉する方向に第1電極に囲まれた空間を分割する第1ブランチと、前記第1ブランチと交叉しながら、前記第1電極のゲートバスラインと平行な部分及び第2電極間に配置される第2ブランチとを含み、
前記単位画素は、前記カウンタ電極の第1電極及び第2電極と、画素電極の第1及び第2ブランチとによって多数の電界形成空間に分割され、前記それぞれ電界形成空間に形成される電界は斜線形を有し、隣接する電界形成空間に形成される電界と対称をなすべく形成した
液晶表示装置。 - 前記カウンタ電極の第2電極の数は二つ、前記カウンタ電極の第2ブランチの数は三つに設定した
請求項8記載の液晶表示装置。 - 前記下部基板の外側面には偏光子がさらに配置され、前記上部基板の外側面には検光子がさらに配置され、前記偏光子の偏光軸と検光子の吸収軸は交叉する
請求項8記載の液晶表示装置。 - 前記偏光子の偏光軸はゲートバスラインまたはデータバスラインと平行に配置した
請求項10記載の液晶表示装置。 - 前記検光子及び前記上部基板間には負の屈折率異方性を持つ位相補償板がさらに介在する
請求項11記載の液晶表示装置。 - 前記位相補償板の厚さと屈折率異方性の積は、液晶層の厚さと屈折率異方性の積と同様に設定した
請求項12記載の液晶表示装置。 - 前記液晶層の厚さと液晶分子の屈折率異方性の積は、0.2乃至0.6μmに設定した
請求項13記載の液晶表示装置。 - 平行な多数のゲートバスラインと、ゲートバスラインとマトリックス状の単位画素を形成するように平行に配列された多数のデータバスラインと、前記各ゲートバスラインとデータバスラインの交点に提供される薄膜トランジスタと、前記単位画素内に形成され、薄膜トランジスタと接続される画素電極と、前記単位画素内に形成され、画素電極と共に電界を形成するカウンタ電極とを含む下部基板と、
前記下部基板と所定距離をおいて対向する上部基板と、
前記上部及び下部基板間に介在される多数の液晶分子を含む液晶層と、
前記上部基板と液晶層の間及び下部基板と液晶層の間にそれぞれ形成される垂直配向膜と、
前記下部基板の外側面に偏光軸がゲートバスラインまたはデータバスラインと平行に配置される偏光子と、
前記上部基板の外側面に配置され、前記偏光軸と交叉する方向に吸収軸が配置される検光子と、及び、
前記上部基板と検光子の間に介在され、負の屈折率異方性を持つ位相補償板とを備え、
前記カウンタ電極は、長方形枠状の第1電極と、前記ゲートバスラインと平行しながら、
前記第1電極で取り囲まれた空間を分割する少なくとも一つ以上の第2電極とを含み、
前記画素電極は、前記カウンタ電極の第2電極と交叉する方向に第1電極で取り囲まれた空間を分割する第1ブランチと、前記第1ブランチと交叉しながら、前記第1電極のゲートバスラインと平行な部分及び第2電極間に配置される第2ブランチとを含み、
前記単位画素は、前記カウンタ電極の第1電極及び第2電極と、画素電極の第1及び第2ブランチとによって多数の電界形成空間に分割され、前記それぞれ電界形成空間に形成される電界は斜線形を有し、隣接する電界形成空間に形成される電界と対称をなすごとく形成した
液晶表示装置。 - 前記位相補償板の厚さと屈折率異方性の積は、液晶層の厚さと屈折率異方性の積と同じに設定した
請求項15記載の液晶表示装置。 - 前記液晶層の厚さと屈折率異方性の積は、0.2乃至0.6μmに設定した
請求項16記載の液晶表示装置。 - 下部基板上に金属膜を蒸着する段階と、
前記金属膜を所定部分パターニングし、x方向に延長されるゲートバスラインと、長方形枠状の第1電極及び前記x方向に第1電極に囲まれた空間を分割する第2電極を含むカウンタ電極とを形成する段階と、
前記ゲートバスライン及びカウンタ電極の形成された下部基板上にゲート絶縁膜を形成する段階と、
前記ゲートバスラインの所定部分にチャンネル層を形成する段階と、
前記ゲート絶縁膜上に金属膜を蒸着する段階と、
前記金属膜を所定部分パターニングし、ゲートバスラインと交叉するデータバスラインと、前記カウンタ電極の第2電極と交叉する方向に第1電極の内部を分割する第1ブランチ、及び前記第1ブランチと交叉しながら、前記第1電極のゲートバスラインと平行な部分と第2電極間に配置される第2ブランチを含む画素電極とを形成する段階と、
前記下部基板上に垂直配向膜を形成する段階と、
前記下部基板と合着する上部基板構造物を提供する段階と、
前記上部基板構造物上に垂直配向膜を形成する段階と、
前記垂直配向膜間が対向するように、上部及び下部基板を所定距離をおいて合着する段階と、及び、
前記上部及び下部基板間に液晶を注入する段階とを備えた
液晶表示装置の製造方法。 - 前記金属膜は、Cr、Al、Mo、MoWで選択される一つの金属膜で形成した
請求項18記載の液晶表示装置の製造方法。
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