JP3478941B2 - 電話回線−ネットワーク中継装置 - Google Patents

電話回線−ネットワーク中継装置

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泰三 春名
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、電話回線とネッ
トワークを中継する装置で、電話回線側の通話終了を自
動的に識別し、回線を切断する方式に関する。 【0002】 【従来の技術】図2に、電話回線−ネットワーク中継装
置の接続例を示す。 【0003】一般電話器20からネットワーク内端末装
置24へ電話をかける場合、一般電話からの通話は、公
衆網21,PBX22を経由し、電話回線−ネットワー
ク中継装置23へ転送されネットワーク内端末装置24
に接続される。 【0004】通話状態に、一般電話器側が通話を終了し
た場合、PBX22は回線が切断されたことを接続先の
電話回線−ネットワーク中継装置23へ、400Hzの
断続音(以降ビジートーンと略す)を出力する。一方、
ネットワーク内端末装置24側は、通話者が、ハンドセ
ット14でビジートーンを聞き、相手の通話が終了した
ことを認識し、回線を切断する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ネットワーク内通話者
が、保留など、何らかの都合により、ビジートーンが認
識できない場合、このビジートーンを自動認識する必要
がある。 【0006】図3に一般的な電話回線−ネットワーク中
継装置の電話回線と接続を行う部分のブロック図を示
す。ネットワーク側電話回線へ出力する場合、ネットワ
ーク内の端末装置からのディジタル音声データを音声録
音再生LSI1でアナログ信号に変換する。ここからの
出力Tは600Ω程度の抵抗32および、ハイブリッド
トランス4を経由して、電話回線L1,L2へ送出され
る。また、電話回線からの信号は、ハイブリッドトラン
ス4を通して、Rへ送出され、音声録音再生LSI1お
よび、特殊音検出回路34へ伝えられる。この特殊音検
出回路6が、ビジートーンを検出し、相手が切断したこ
とを認識する。 【0007】しかし、ビジートーンを検出しようとした
際に、ネットワーク内端末装置からの保留音がハイブリ
ッドトランス33を介して回線に送られると同時に受信
側へ廻り込んでしまい、ビジートーンと重なり、検出不
可能であるという問題がある。 【0008】一般のPBXは、通話が片側で切断する
と、相手側へ、暫くビジートーンを出して、通話が切断
したことを知らせる。さらに、この状態で放置しておく
と、PBXが、受話器の置き忘れと判断し、警報音を出
力する。 【0009】たとえば、通話中にネットワーク内端末装
置で、「保留」状態にし、ネットワーク内端末装置から
保留音を相手へ送っている間に相手が電話を切った場
合、この保留音のため、ビジートーンの検出ができなく
なり、回線を切断できない。 【0010】暫くして、保留を解除し、通話を再開しよ
うとしたときには、PBXから警報音が出力されてお
り、この音が受話器のスピーカから通話者の耳元で再生
されてしまう。 【0011】この発明の目的は、この問題点を解決する
ため、受信側への廻り込みを防止し、常にビジートーン
を検出が可能な電話回線−ネットワーク中継装置を提供
することである。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的は、電話回線か
ら受信したアナログ音声信号をディジタル化してネット
ワークに送出し、またネットワークから受信したディジ
タル化された音声信号をアナログに変換して電話回線に
出力する機能と、音声データファイルに記憶された音声
信号を用いて、電話回線側に各種制御メッセージを出力
する機能とを備えた音声制御回路を有する電話回線−ネ
ットワーク中継装置において、当該音声制御回路の電話
回線接続側にビジートーン信号の周波数成分をカットす
るバンドパスフィルタを設けることにより達成される。 【0013】 【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施例を示し
たブロック図である。 【0014】この図で、音声録音再生LSI1はディジ
タル化された音声をアナログ信号に変換し出力する機能
と、アナログ入力信号をディジタル化する機能を持ち、
パソコンなどの制御で音声の蓄積、再生を行うものであ
る。バンドパスフィルタ3はビジートーンの周波数成分
(400Hz)を除去し、ハイブリッドトランス4での
TからRへのビジートーン周波数成分の廻り込みを防止
している。 【0015】フッキング回路5は、電話回線制御回路9
の制御により、相手電話機からの呼び出し、自局からの
発信、開放によって、回線を切断する。 【0016】また、相手が電話を切ると、電話回線から
は、ビジートーンが受信され、特殊音検出回路6でビジ
ートーンを受信していることが検出される。この検出に
より、電話回線制御回路9は、相手電話機が電話を切断
したことを認識し、自回線を開放するようにフッキング
回路5を制御する。また、呼び出し検出回路7は電話回
線からの呼び出しを検知し、電話回線制御回路9へ通知
する。 【0017】この構成での具体的応用例として、ネット
ワークに接続された端末装置と電話回線の接続を行う電
話回線−ネットワーク中継装置を示す。 【0018】電話回線を経由して呼び出されると、電話
回線8からの呼び出し信号が、呼び出し検出回路7で検
出され、電話回線制御回路9へ通知される。電話回線制
御回路9はフッキング回路5を制御し、オフフック状態
となる。すなわち着信した状態となる。 【0019】着信した後、呼び出し中音声データファイ
ル10から「ネットワーク内の端末に接続中」とのメッ
セージを音声録音再生LSI1でアナログ信号に変換
し、ハイブリッドトランス4を通し、電話回線へ再生さ
れ、相手側電話機に、現在接続中であることを音声で知
らせる。 【0020】電話回線−ネットワーク中継装置は、同時
に、ネットワーク接続回路2を通し、ネットワーク内端
末装置へ電話の接続要求があることを知らせる。 【0021】ネットワーク内端末装置はこの接続要求を
ネットワーク接続回路11を経由して認知し、表示装置
15に呼び出されていることを表示する。この端末の操
作者はこの表示を見て、キーボード16より、着信の操
作を行う。以降、電話が開始される。 【0022】通話の方式は以下の通りである。 【0023】電話回線からの音声は、ハイブリッドトラ
ンス4を経由しRへ出力される。Rの音声信号は、音声
録音再生LSI1によってディジタル化され、ネットワ
ーク接続回路2を経由し、ネットワーク内端末装置にデ
ータが送られる。送られたデータは、音声録音再生LS
I1でアナログに変換され、ハンドセット14経由で再
生される。逆に、ネットワーク内端末装置のハンドセッ
ト14へ入力された音声は、音声録音再生LSI1でデ
ィジタル化され、上記の逆の手順で、電話回線ネットワ
ーク中継装置へ送付され、電話回線8へ送付される。こ
の通話中に、ネットワーク内端末装置は、キーボード1
6によって、通話を一時保留状態にすることができる。
保留中は、保留音声データファイル13から、ネットワ
ーク接続回路2を通し、電話回線−ネットワーク中継装
置へ音声データを送り、電話回線へ保留音を流す。 【0024】この保留中に、電話回線側が電話を切断し
た場合、電話回線8から、ビジートーンが入力される。
このビジートーンは、ハイブリッドトランス4を経由し
Rを通し、特殊音検出回路6へ伝えられる。この時、保
留音もハイブリッドトランスで廻り込み、ビジートーン
と合成される。しかし、バンドパスフィルタ3により、
回線への保留音からビジートーンの周波数成分を除去す
るため、特殊音検出回路6は、誤ることがなく相手のビ
ジートーンを認識でき、電話回線制御回路9がフッキン
グ回路5に回線の切断を指示し、回線が切断できる。 【0025】 【発明の効果】電話回線−ネットワーク中継装置におい
て、音声録音再生回路から出力される信号から、ビジー
トーンの周波数成分をフィルタにより除去することによ
り、信号の廻り込みによる誤動作を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】主要部のブロック図である。 【図2】電話回線−ネットワーク中継装置の接続例であ
る。 【図3】電話回線−ネットワーク中継装置の電話回線と
の接続詳細図である。 【符号の説明】 1…音声録音再生LSI、 13…保留音声デー
タファイル、2…ネットワーク接続回路、 14…
ハンドセット、3…バンドパスフィルタ、 15
…表示装置、4…ハイブリッドトランス、 16…
キーボード、5…フッキング回路、 20…
一般電話機、6…特殊音検出回路、 21…
公衆網、7…呼出し検出回路、 22…PBX
8…電話回線、 23…電話回線−ネ
ットワーク中継装置、9…電話回線制御回路、
24…ネットワーク内端末装置、10…呼出し中音声
データファイル、32…抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝上 浩 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式 会社日立製作所オフィスシステム事業部 内 (56)参考文献 特開 平5−48690(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】電話回線及びネットワークに接続され、
    話回線から受信したアナログ信号をディジタル化してネ
    ットワークに送出し、またネットワークから受信したデ
    ィジタル化された信号をアナログ信号に変換して電話回
    線に出力する変換部を有する電話回線−ネットワーク中
    継装置において、前記電話回線と接続され、前記電話回
    線から受信したアナログ信号を前記変換部に出力し、前
    記変換部から出力されたアナログ信号を前記電話回線に
    出力するトランス部と、前記トランス部と接続され、通
    話をしている一方の相手が電話を切断したことを示すト
    ーン信号を前記電話回線から受信して前記トランス部が
    出力すると、前記トーン信号を検出する検出部と、前記
    変換部と前記トランス部とに接続され、前記変換部から
    出力されたアナログ信号から前記トーン信号の周波数成
    分を除去して前記トランス部に出力するフィルタ部とを
    有し、通話をしている他方の相手が通話を保留状態とし
    たことを示す信号を前記ネットワークから受信して前記
    変換部が保留信号を出力すると、前記トランス部は前記
    保留信号を前記電話回線に出力し、前記トランス部が前
    記保留信号を前記電話回線に出力中に前記トーン信号を
    前記電話回線から受信して出力すると、前記フィルタ部
    が前記変換部から出力された前記保留信号から前記トー
    ン信号の周波数成分を除去して前記トランス部に出力す
    ると共に、前記検出部が前記トーン信号を検出すること
    を特徴とする電話回線−ネットワーク中継装置。
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