JPH10164252A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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Publication number
JPH10164252A
JPH10164252A JP8313664A JP31366496A JPH10164252A JP H10164252 A JPH10164252 A JP H10164252A JP 8313664 A JP8313664 A JP 8313664A JP 31366496 A JP31366496 A JP 31366496A JP H10164252 A JPH10164252 A JP H10164252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
line
cng
carrier signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8313664A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hotta
浩市 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8313664A priority Critical patent/JPH10164252A/ja
Publication of JPH10164252A publication Critical patent/JPH10164252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ電話回線に接続された電話装置にお
いて、受信者がファクシミリ装置またはデータ通信用モ
デムが発信した耳障りな信号音を聞かされないようにす
ることを目的とする。 【解決手段】 CNG信号検出回路15がCNG信号を検出し
た場合に、音量抑制回路16にて、受話器12で再生さ
れる音声信号の音量が小さくなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ電話回線
に接続する電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話回線を用いるデータ通信が一般化す
るにつれ、ファクシミリ装置又はデータ通信モデムから
従来の電話装置に電話がかかる「間違い電話」の受信が
しばしば起るようになってきた。ファクシミリ装置又は
データ通信モデムから従来の電話装置に電話をかけた場
合、ファクシミリ装置又はデータ通信モデムは相手装置
の呼び出しのための信号を一定時間送出して相手装置の
応答を待つ。呼出された電話装置では、受信者がこの信
号を受信することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
電話装置でファクシミリ装置又はデータ通信モデムが発
呼した間違い電話を受けると、受信者はファクシミリ装
置又はデータ通信モデムが発する信号音を聞かされる。
この信号音は耳障りな音色で極めて不快な上、受話音量
を大きくしていた場合には聴覚障害を起す危険があると
いう問題を有していた。
【0004】本発明は上記問題を解決するために、ファ
クシミリ装置又はデータ通信モデムが発した耳障りな信
号音を聞かされることがなく、また聴覚障害を起す危険
もない電話装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おける電話装置は、回線から入力されるファクシミリ通
信信号を検出するCNG信号検出手段と、回線から入力さ
れる音声信号を再生する受話手段と、ファクシミリ通信
信号が受信されたとき前記受話手段の再生音量を抑制す
る音量抑制手段とを備えている。
【0006】請求項2に記載の発明における電話装置
は、回線から入力されるファクシミリ通信信号を検出す
るCNG(calling の略)信号検出手段と、回線から入力
される音声信号を再生する受話手段と、前記受話手段で
再生される音声信号からファクシミリ通信信号成分を除
去するCNG信号除去フィルタ手段とを備えている。
【0007】請求項3に記載の発明における電話装置
は、回線から入力されるデータ通信モデムのキャリア信
号を検出するキャリア信号検出手段と、回線から入力さ
れる音声信号を再生する受話手段と、キャリア信号が検
出されたとき、前記受話手段の再生音量を抑制する音量
抑制手段とを備えている。
【0008】請求項4に記載の発明における電話装置
は、回線から入力されるデータ通信モデムのキャリア信
号を検出するキャリア信号検出手段と、回線から入力さ
れる音声信号を再生する受話手段と、前記受話手段で再
生される音声信号から前記のキャリア信号成分を除去す
るキャリア信号除去フィルタ手段とを備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明における電
話装置によれば、CNG信号検出回路がファクシミリ通信
信号を検出した場合に、音量抑制回路にて、受話器で再
生される音声信号の音量が小さくなされる。
【0010】請求項2に記載の発明における電話装置に
よれば、CNG信号検出回路がファクシミリ通信信号を検
出した場合に、CNG信号除去フィルタ回路にて、受話器
で再生される音声信号からファクシミリ通信信号成分が
除去される。
【0011】請求項3に記載の発明における電話装置に
よれば、キャリア信号検出回路がデータ通信モデムのキ
ャリア信号を検出した場合に、音量抑制回路にて、受話
器で再生される音声信号の音量が小さくなされる。
【0012】請求項4に記載の発明における電話装置に
よれば、キャリア信号検出回路がデータ通信モデムのキ
ャリア信号を検出した場合に、キャリア信号除去フィル
タ回路にて、受話器で再生される音声信号からキャリア
信号成分が除去される。
【0013】
【実施例】以下本発明電話装置の実施例について、図1
ないし図4を用いて詳細に説明する。
【0014】《実施例1》図1は本発明の実施例1にお
ける電話装置の全体構成を示すブロック図である。図1
において、2線-4線変換を行うスピーチネットワーク
14が電話回線11に接続されている。音声を音声信号
に変換する送話器13がスピーチネットワーク14に接
続されている。ファクシミリ通信開始信号であるCNG信
号を検出するCNG信号検出回路15及び受話器12で再
生される音声の音量を抑制する音量抑制回路16がスピ
ーチネットワーク14に接続されている。スイッチ回路
17は前記CNG信号検出回路15がCNG信号を検出した場
合は前記音量抑制回路16の出力を選択し、前記CNG信
号検出回路15がCNG信号を検出しない場合は前記スピ
ーチネットワーク14の出力を選択して受話器12に印
加する。
【0015】以上のように構成した電話装置について、
以下その動作について説明する。電話回線11から入力
された電気信号はスピーチネットワーク14により2本
の電話回線を2本の受話回線14Aと2本の送話回線1
4Bに分ける2線-4線変換が行なわれる。図1におい
て受話回線14Aと送話回線14Bはそれぞれ1本の線
の中に2本の回線を含んでいるものとする。スピーチネ
ットワーク14の構成は実施例2ないし4においても実
施例1と同様である。受話回線14Aの受信信号はCNG
信号検出回路15と音量抑制回路16とスイッチ回路1
7とに入力される。
【0016】スイッチ回路17は、CNG信号検出回路1
5がCNG信号を検出した場合は音量抑制回路16の出力
を選択して受話器12に印加し、CNG信号を検出しない
場合はスピーチネットワーク14の出力を選択して受話
器12に印加する。
【0017】従って、ファクシミリ装置が発呼した電話
を受話した場合、通話開始直後にファクシミリ装置から
送出されるCNG信号がCNG信号検出回路15で検出される
ため、受話器12は音量抑制回路16で音量が抑制され
た音声信号を再生する。
【0018】一方、通常の電話機が発呼した電話を受話
した場合はCNG信号は検出されず、受話器12は通常の
音量で音声信号を再生する。
【0019】以上のように本実施例によれば、ファクシ
ミリ装置が発呼した間違い電話を受信した場合でも受信
者は耳障りなCNG信号音を大音量で聞かされることがな
く、従って聴覚障害を起す危険のない電話装置を提供す
ることが可能になる。
【0020】《実施例2》図2は本発明の実施例2にお
ける電話装置の全体構成を示すブロック図である。図2
において、2線-4線変換を行うスピーチネットワーク
14が電話回線11に接続されている。音声を音声信号
に変換する送話器13がスピーチネットワーク14に接
続されている。ファクシミリ通信開始信号であるCNG信
号を検出するCNG信号検出回路15及び受話器12で再
生される音声信号からCNG信号に相当する周波数成分を
除去するCNG信号除去フィルタ回路26がスピーチネッ
トワーク14に接続されている。スイッチ回路27は前
記CNG信号検出回路15がCNG信号を検出した場合は前記
CNG信号除去フィルタ回路26の出力を選択し、前記CNG
信号検出回路15がCNG信号を検出しない場合は前記ス
ピーチネットワーク14の出力を選択する。
【0021】以上のように構成した電話装置について、
以下その動作について説明する。電話回線11から入力
された電気信号はスピーチネットワーク14により2線
-4線変換された後、受話回線14Aの受信信号はCNG信
号検出回路15とCNG信号除去フィルタ回路26とスイ
ッチ回路27とに入力される。
【0022】スイッチ回路27は、CNG信号検出回路1
5がCNG信号を検出した場合はCNG信号除去フィルタ回路
26の出力を選択して受話器12に印加し、CNG信号を
検出しない場合はスピーチネットワーク14の出力を選
択して受話器12に印加する。
【0023】従って、ファクシミリ装置が発呼した電話
を受話した場合、通話開始直後にファクシミリ装置から
送出されるCNG信号がCNG信号検出回路15で検出される
ため、受話器12はCNG信号除去フィルタ回路26でCNG
信号成分が除去された音声信号を再生する。
【0024】一方、通常の電話機が発呼した電話を受話
した場合はCNG信号は検出されず、受話器12は通常の
音声信号を再生する。
【0025】以上のように本実施例によれば、ファクシ
ミリ装置が発呼した間違い電話を受信した場合でも、受
信者は耳障りなCNG信号音を聞かされることがなく、聴
覚障害を起す危険のない電話装置を提供することが可能
になる。
【0026】《実施例3》図3は本発明の実施例3にお
ける電話装置の全体構成を示すブロック図である。図3
において、2線-4線変換を行うスピーチネットワーク
14が電話回線11に接続されている。音声を音声信号
に変換する送話器13がスピーチネットワーク14に接
続されている。データー通信用モデムのキャリア信号を
検出するキャリア信号検出回路35及び受話器12で再
生される音声の音量を抑制する音量抑制回路16がスピ
ーチネットワーク14に接続されている。スイッチ回路
37は前記キャリア信号検出回路35がキャリア信号を
検出した場合は前記音量抑制回路16の出力を選択し、
前記キャリア信号検出回路35がキャリア信号を検出し
ない場合は前記スピーチネットワーク14の出力を選択
する。
【0027】以上のように構成した電話装置について、
以下その動作について説明する。電話回線11から入力
された電気信号はスピーチネットワーク14により2線
-4線変換された後、受話回線14Aの受信信号はキャ
リア信号検出回路35と音量抑制回路16とスイッチ回
路37とに入力される。
【0028】スイッチ回路37は、キャリア信号検出回
路35がキャリア信号を検出した場合は音量抑制回路1
6の出力を選択して受話器12に印加する、キャリア信
号を検出しない場合はスピーチネットワーク14の出力
を選択して受話器12に印加する。
【0029】従って、データ通信用モデムが発呼した電
話を受話した場合、通話開始直後にデータ通信用モデム
から送出されるキャリア信号がキャリア信号検出回路3
5で検出されるため、受話器12は音量抑制回路16で
音量が抑制された音声信号を再生する。
【0030】一方、通常の電話機が発呼した電話を受話
した場合はキャリア信号は検出されず、受話器12は通
常の音量で音声信号を再生する。
【0031】以上のように本実施例によれば、データ通
信用モデムが発呼した間違い電話を受信した場合でも受
信者は耳障りなキャリア信号音を大音量で聞かされるこ
とがなく、従って聴覚障害を起す危険のない電話装置を
提供することが可能になる。
【0032】《実施例4》図4は本発明の実施例4にお
ける電話装置の全体構成を示すブロック図である。図4
において、2線-4線変換を行うスピーチネットワーク
14が電話回線11に接続されている。音声を音声信号
に変換する送話器13がスピーチネットワーク14に接
続されている。データー通信用モデムのキャリア信号を
検出するキャリア信号検出回路35及び受話器12で再
生される音声信号からキャリア信号に相当する周波数成
分を除去するキャリア信号除去フィルタ回路48がスピ
ーチネットワーク14に接続されている。スイッチ47
は前記キャリア信号検出回路35がキャリア信号を検出
した場合は前記キャリア信号除去フィルタ回路46の出
力を選択し、前記キャリア信号検出回路35がキャリア
信号を検出しない場合は前記スピーチネットワーク14
の出力を選択する。
【0033】以上のように構成した電話装置について、
以下その動作について説明する。電話回線11から入力
された電気信号はスピーチネットワーク14により2線
-4線変換された後、受話回線14Aの受信信号はキャ
リア信号検出回路35とキャリア信号除去フィルタ回路
46とスイッチ回路47とに入力される。
【0034】スイッチ回路47は、キャリア信号検出回
路35がキャリア信号を検出した場合はキャリア信号除
去フィルタ回路46の出力を選択して受話器12に印加
し、キャリア信号を検出しない場合はスピーチネットワ
ーク14の出力を選択して受話器12に印加する。
【0035】従って、データ通信用モデムが発呼した電
話を受話した場合、通話開始直後にデータ通信用モデム
から送出されるキャリア信号がキャリア信号検出回路3
5で検出されるため、受話器12はキャリア信号除去フ
ィルタ回路46でキャリア信号成分が除去された音声信
号を再生する。
【0036】一方、通常の電話機が発呼した電話を受話
した場合はキャリア信号は検出されず、受話器12は通
常の音声信号を再生する。
【0037】以上のように本実施例によれば、データ通
信用モデムが発呼した間違い電話を受信した場合でも受
信者は耳障りなキャリア信号音を聞かされることがな
く、従って聴覚障害を起す危険もない電話装置を提供す
ることが可能になる。
【0038】
【発明の効果】本発明の電話装置によれば、受信者はフ
ァクシミリ装置が発した耳障りな信号音を聞かされるこ
とがなく、従って聴覚障害を起す危険も回避できる。
【0039】また、本発明の電話装置によれば、受信者
はデータ通信用モデムが発した耳障りな信号音を聞かさ
れることがなく、従って聴覚障害を起す危険も回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による電話装置の構成を示す
ブロック図
【図2】本発明の実施例2による電話装置の構成を示す
ブロック図
【図3】本発明の実施例3による電話装置の構成を示す
ブロック図
【図4】本発明の実施例4による電話装置の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
11、 電話回線 12、 受話器 13、 送話器 14、 スピーチネットワーク 15、 CNG信号検出回路 16、 音量抑制回路 17、27、37、47 スイッチ回路 26 CNG信号除去フィルタ回路 35、 キャリア信号検出回路 46 キャリア信号除去フィルタ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線から入力されるファクシミリ通信信
    号を検出するCNG信号検出手段と、 回線から入力される音声信号を再生する受話手段と、 ファクシミリ通信信号が検出されたとき前記受話手段の
    再生音量を抑制する音量抑制手段と を備えたことを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 回線から入力されるファクシミリ通信信
    号を検出するCNG信号検出手段と、 回線から入力される音声信号を再生する受話手段と、 前記受話手段で再生される音声信号からファクシミリ通
    信信号成分を除去するCNG信号除去フィルタ手段とを備
    えたことを特徴とする電話装置。
  3. 【請求項3】 回線から入力されるデータ通信モデムの
    キャリア信号を検出するキャリア信号検出手段と、 回線から入力される音声信号を再生する受話手段と、 キャリア信号が検出されたとき前記受話手段の再生音量
    を抑制する音量抑制手段とを備えたことを特徴とする電
    話装置。
  4. 【請求項4】 回線から入力されるデータ通信モデムの
    キャリア信号を検出するキャリア信号検出手段と、 回線から入力される音声信号を再生する受話手段と、 前記受話手段で再生される音声信号から前記キャリア信
    号成分を除去するキャリア信号除去フィルタ手段とを備
    えたことを特徴とする電話装置。
JP8313664A 1996-11-25 1996-11-25 電話装置 Pending JPH10164252A (ja)

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JP8313664A JPH10164252A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 電話装置

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ID=18044031

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