JP3478775B2 - 駆動用集積回路チップを搭載した蛍光表示管 - Google Patents

駆動用集積回路チップを搭載した蛍光表示管

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電源電圧に
対応した蛍光表示管用ドライバを備えた駆動用集積回路
チップを搭載した蛍光表示管に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、蛍光表示管VFD(Vacuum Flu
orescent Display)は、高真空雰囲気に保持された外囲
器の内部に、電子を放出するフィラメント状の陰極(以
下、フィラメントと称する)と、グリッドと、陽極導体
と蛍光体層を備え表示パターンを形成する陽極とを備え
た3極管構造とされている(図示略)。この蛍光表示管
では、フィラメントに電圧を印加すると、フィラメント
はある一定温度となり熱電子が放出される。そして、グ
リッドに正電圧が印加されると、フィラメントから放出
された熱電子は加速され、表示パターンをなす陽極の蛍
光体層に電子が衝突する。これにより、蛍光体層が励起
し、光電子に変化して自発光することにより所望の表示
が行われる。 【0003】近年は、蛍光表示管の多機能化に伴い、高
輝度化、多色化されてきており、そのため蛍光表示管の
グリッドやアノードに供給される電圧は、複数の異なる
ものを設定するようになっており、そのためのドライバ
も異なる電圧値毎に設けられている。 【0004】例えば、蛍光表示管の輝度を高くしようと
すると、グリッドの変形の問題が生ずるため、アノード
用電圧と、グリッド用電圧を変えることが行われてい
る。図7(a)は高輝度化に対応した蛍光表示管の回路
構成の1例を示すもので、表示部101を有する蛍光表
示管100は、IC回路によって形成されているCPU
104によって制御されるグリッド用ドライバ105、
アノード用ドライバ106とを備え、各ドライバーの出
力信号表示部101のグリッド用端子102及びアノー
ド用端子103と接続されている。この場合、グリッド
用端子102の供給する電圧は、グリッド電流の増加に
よってグリッドが変形することを防ぐため、アノード用
電圧より低めに設定されている。 【0005】また、図7(b)に示してれている2色表
示の蛍光表示管100は、陽極上の青(B)と赤(R)
の蛍光体層の表示パターンを交互に配置することによ
り、多色表示が可能となっている。蛍光表示管100の
一側面には、青と赤用のアノード端子103B、103
Rが配置され、他側面にはグリッド用の端子102が配
置され、各端子102、103B、Rは、それぞれのグ
リッド用ドライバ105、及び各蛍光体層の発光色別に
駆動電圧が異なるため、多色表示を行うには各色別に異
なる駆動電圧を供給するドライバを用意しなければなら
ないため、アノードの赤用ドライバ106R及びアノー
ドの青用ドライバ106Bに接続されている。この例の
場合、ドライバは、3個使用されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上記の説明で明らかな
ように、近年の蛍光表示管の高機能化に伴い、蛍光表示
管の電源電圧供給用ドライバは、供給電圧が複数の異な
る電圧を供給しなければならないため、複数必要となっ
ている。このように、単一の蛍光表示管100であって
も、高輝度化及び多色表示を行うものである場合、蛍光
表示管100は駆動電圧が異なるため、異なる駆動電圧
を供給するドライバを用意しなければならず、集積化さ
れた多数のIC回路を作る必要があるためコスト高とな
るばかりでなく、設置スペースも必要となり、効率のよ
い設計も困難となっている。 【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、2電源以上の駆動電圧で駆動される蛍
光表示管の電源コストを低減化できるとともに、ドライ
バの設置スペースも節減できる高密度化に対応した蛍光
表示装置を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、蛍光表示管用
多ビットドライバの電源ラインを複数に分割して複数電
圧を必要とする多様な用途に1つのドライバによって対
応することを目的とするもので、表示部とグリッドとア
ノードとを有する表示管部と、グリッド用外部接続端子
とアノード用外部接続端子と内部の電源ラインとを有す
多ビットドライバと、上記多ビットドライバを制御す
る制御部とからなる蛍光表示管であって、上記多ビット
ドライバとして、電源ラインが複数に分割されており、
その各々に上記グリッド用外部接続端子及びアノード用
外部接続端子を介して各々異なる電源電圧が供給される
ことによって、上記制御部の制御により、上記グリッド
又はアノードに各々に異なるドライブ電圧を供給可能と
したドライバ部から構成されてなる駆動用集積回路チッ
プを搭載した蛍光表示管ら構成されている。 【0009】 【発明の実施の形態】図1、2は、本発明の実施の形態
を示すもので、図1は、本発明の駆動用集積回路チップ
を搭載した蛍光表示管の多ビットドライバを蛍光表示管
に組み込んだ状態を模式的に示した回路図で、図2は本
発明の多ビットドライバの概要を示した平面図である。
蛍光表示管10は、表示部11、側部に設けられたグリ
ッド用端子12、アノード用端子13から構成されてい
る。多ビットドライバ15は、CPU14によって制御
され、電圧VH1が供給されているグリッド用ドライバ
部16aと、電圧VH2が供給されているアノード用ド
ライバ部16bに分けることができるようにしている。
グリッド用ドライバ部16aはグリッド端子12を介し
て蛍光表示管10のグリッドに電圧VH1を供給し、ア
ノード用ドライバ部16bはアノード端子13を介して
蛍光表示管10のアノードに電圧VH2を供給してい
る。グリッド用、アノード用のドライバ部16a、16
bは、図2に示されているように多ビットドライバ15
の電源ラインを左右に切り離すことによって電源を供給
する外部端子17a1、17a2及び17b1、17b2
形成し、VH1<VH2となるような2つの電圧が供給さ
れるようにしている。 【0010】図3は、本発明の多ビットドライバ15の
内部に形成されている回路図で、128ビットのドライ
バを64ビットの2つのドライバとして使用できるよう
に構成されている。多ビットドライバ15を、64ビッ
ト用の2つのドライバとして使用する場合は、ドライバ
15a、ドライバ15bが別個の端子として機能し、該
2つのドライバ15a、ドライバ15bには、外部と接
続可能とされている電源端子17a、17bから、電圧
VH1、電圧VH2がそれぞれ供給される。 【0011】多ビットドライバ15の各端子の機能は、
以下の通りである。 Q1〜Q64 :ドライバ15aの出力端子。 Q65〜Q128 :ドライバ15bの出力端子。 CL1、CL2 :シフトレジスタ部クロック入力端
子、CL2は、64ビット2回路の制御に使用。 LAT1、LAT2:ラッチ入力端子、LAT2は、6
4ビット2回路の制御に使用。 BK1、BK2 :ブランキング入力端子、BK2
は、64ビット2回路の制御に使用。 A1、B1、A2、B2:シリアルデータ入力端子。 F/R1、F/R2:シフトレジスタ方向切替入力端
子、F/R2は、64ビット2回路の制御に使用。 EXT1 :内部カスケード接続/外部接続切
り換え入力端子、 “H”の時内部でカスケード接続
され、128ビットモードに設定される。 EXT2 :コントロール端子、64ビット/
128ビット切り換え入力端子。EXT1=“L”で、
かつ、EXT2=“L”の時、64ビット2回路の制御
が可能となる。 TEST :テスト端子 VDD :ロジック部電源端子 VH1、VH2 :高電圧部電源端子、 LGND :ロジック部GND端子 PGND :高電圧部GND端子 【0012】上記のように構成された、多ビットドライ
バ15は、EXT1端子が“L”で、かつ、EXT2端
子が“L”の時、64ビット2回路の制御が可能とな
る。 【0013】図4、図5は、本発明の第2実施例を示す
もので、多ビットドライバ25の駆動信号出力端子を4
つのグループに分け、かつ各グループ毎に異なる駆動電
源が供給されるようにしたものである。例えば、多ビッ
トドライバ25が128ビットとすると、ドライバ26
aは、32ビットドライバとして使用し、ドライバ26
b〜ドライバ26dを外部のワイヤボンディングによっ
て接続して、共通の電源電圧を印加するようにして96
ビットのドライバとして使用できるようにしたものであ
る。図4は、ドライバ26b〜ドライバ26dをワイヤ
ボンディング27によって接続し、例えば電源電圧VH
2を供給しているが、図5は、Auバンプ28によって
基板29a、29bと接続して、32ビットのドライバ
26aと96ビットのドライバ「26b〜26d」の2
つのドライバとして使用できるようにした実施例を示し
ている。 【0014】図4、5で示すような、128ビットドラ
イバーの電源ラインを32ビットずつに分けて、32ビ
ットドライバと、96ビットドライバの2回路として使
用する例としては、グリッド電極12本とアノード電極
70本を有する表示部とグリッド電極13本とアノード
電極17本を有する表示部を同時に表示する蛍光表示管
を挙げることができる。この場合多ビットドライバ25
の出力端子は、次のように使用される。 グリッド電極 12本+13本=25本(ドライバ26
aの端子32本を使用) アノード電極 70本+17本=87本(ドライバ26
b〜26dの端子96本〈=32×3〉を使用) 【0015】図6は、本発明の第3実施例を示し、多ビ
ットドライバ35の電源ラインを3等分し、3色表示用
のアノード用ドライバ36R、36G、36Bとして使
用できるようにしたものである。多ビットドライバ35
が96ビットの出力端子を有するときは、少なくとも各
色に対して32ビットの出力端子を割り当てることがで
き、この時に発光色に応じて異なる電源電圧を供給して
ドライブすることができる。 【0016】 【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
大量に生産することによって比較的安価となっている標
準的な多ビットドライバ1個を用途別に電源ラインを分
割して使用することにより、アノード電圧とグリッド電
圧が異なる場合や、多色表示の場合、表示部の形状が特
殊でグリッド、アノード電極の数が異なるような場合で
も1チップのドライブ回路で蛍光表示管の駆動が可能に
なり、実装性やコスト改善になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は、本発明のドライバを蛍光表示管に組み
込んだ状態を模式的に示したものである。 【図2】図2は、本発明の多ビットドライバの概略を示
した平面図である。 【図3】図3は、本発明の多ビットドライバ15の内部
に形成されている回路図である。 【図4】図4は、本発明の第2実施例を示すもので、本
発明の多ビットドライバの電源ラインの出力端子を4つ
に分け、そのうちの3のラインをワイヤボンディングに
より接続したものを示す平面図である。 【図5】図5は、本発明の第2実施例の変形例を示すも
ので、図4に示す実施例の3つのラインをバンプにより
接続した例を示す断面図である。 【図6】図6は、本発明第3実施例を示すもので、本発
明の多ビットドライバを多色表示用のドライバに適用し
た例を示す平面図である。 【図7】図7(a)、(b)は、複数電圧を必要とした
蛍光費用時間の従来例を示すものである。 【符号の説明】 10 蛍光表示管 、11 表示部 、12 グリッド
用端子 、13 アノード用端子 、14 CPU 、
15 多ビットドライバ 、16a グリッド用ドライ
バ部 、16b アノード用ドライバ部16b
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/30 301 G09G 3/12 301 G09G 3/20 611 G09G 3/20 612

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 表示部とグリッドとアノードとを有する
    表示管部と、グリッド用外部接続端子とアノード用外部
    接続端子と内部の電源ラインとを有する多ビットドライ
    バと、上記多ビットドライバを制御する制御部とからな
    る蛍光表示管であって、 上記多ビットドライバとして、電源ラインが複数に分割
    されており、その各々に上記グリッド用外部接続端子及
    びアノード用外部接続端子を介して各々異なる電源電圧
    が供給されることによって、上記制御部の制御により、
    上記グリッド又はアノードに各々に異なるドライブ電圧
    を供給可能としたドライバ部から構成されてなる駆動用
    集積回路チップを搭載したことを特徴とする蛍光表示
    管。
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