JP3477929B2 - 車両用運転状態検出装置 - Google Patents
車両用運転状態検出装置Info
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- JP3477929B2 JP3477929B2 JP17461495A JP17461495A JP3477929B2 JP 3477929 B2 JP3477929 B2 JP 3477929B2 JP 17461495 A JP17461495 A JP 17461495A JP 17461495 A JP17461495 A JP 17461495A JP 3477929 B2 JP3477929 B2 JP 3477929B2
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- determination
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転状態に基づい
て内燃機関(エンジン)のスロットルバルブの全閉状態
を検出するアイドルスイッチや自動変速機(Automatic
Ttansmission)を搭載した車両(以下、単に『A/T
車』と記す)におけるD(ドライブ)レンジ状態を検出
するDレンジスイッチの正常/異常を判定する車両用運
転状態検出装置に関するものである。
て内燃機関(エンジン)のスロットルバルブの全閉状態
を検出するアイドルスイッチや自動変速機(Automatic
Ttansmission)を搭載した車両(以下、単に『A/T
車』と記す)におけるD(ドライブ)レンジ状態を検出
するDレンジスイッチの正常/異常を判定する車両用運
転状態検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関のスロットルバルブが全
閉状態のときにオン(ON)となるアイドル信号を出力
するアイドルスイッチを設けてアイドル状態であるか否
かの検出を行い、アイドル時には噴射量補正や減速時の
フューエルカット等を行うものが知られている。
閉状態のときにオン(ON)となるアイドル信号を出力
するアイドルスイッチを設けてアイドル状態であるか否
かの検出を行い、アイドル時には噴射量補正や減速時の
フューエルカット等を行うものが知られている。
【0003】また、A/T車で、シフト位置がDレンジ
〔D(ドライブ),2(セカンド),L(ロー),R
(リヤ)レンジ〕のときにオン、Nレンジ〔N(ニュー
トラル),P(パーキング)〕のときにオフ(OFF)
となるDレンジ信号を出力するDレンジスイッチを設け
てDレンジ状態であるか否かの検出を行なうものが知ら
れている。
〔D(ドライブ),2(セカンド),L(ロー),R
(リヤ)レンジ〕のときにオン、Nレンジ〔N(ニュー
トラル),P(パーキング)〕のときにオフ(OFF)
となるDレンジ信号を出力するDレンジスイッチを設け
てDレンジ状態であるか否かの検出を行なうものが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11に示
すように、坂道を下る(大気圧PAが徐々に上昇してい
ることから分かる)際、車両に搭載されたトランスミッ
ションのシフト位置をNレンジに保持したままアクセル
ペダルを操作することなしに発進させ、ブレーキ操作
(ブレーキ信号のオン/オフ)のみでアイドルスイッチ
からのアイドル信号(IDL)がオンのまま、また、A
/T車ではDレンジ信号がオフのままであるにもかかわ
らず車両が所定の車速を越えるような運転状態が現出す
る。
すように、坂道を下る(大気圧PAが徐々に上昇してい
ることから分かる)際、車両に搭載されたトランスミッ
ションのシフト位置をNレンジに保持したままアクセル
ペダルを操作することなしに発進させ、ブレーキ操作
(ブレーキ信号のオン/オフ)のみでアイドルスイッチ
からのアイドル信号(IDL)がオンのまま、また、A
/T車ではDレンジ信号がオフのままであるにもかかわ
らず車両が所定の車速を越えるような運転状態が現出す
る。
【0005】このように、アイドル信号(IDL)がオ
ンのままやDレンジ信号がオフのままで発進し所定の車
速を越えるような運転状態が繰返されると発進加速カウ
ンタ値CSPDがインクリメントされ、例えば、図11
に矢印にて示すCSPD=10となった時点で内燃機関
制御用のECU(Electronic Control Unit:電子制御装
置)は、アイドルスイッチやDレンジスイッチの故障で
あると誤検出しダイアグ・フラグを立ててフェイルセー
フ機能を働かせてしまうという不具合があった。
ンのままやDレンジ信号がオフのままで発進し所定の車
速を越えるような運転状態が繰返されると発進加速カウ
ンタ値CSPDがインクリメントされ、例えば、図11
に矢印にて示すCSPD=10となった時点で内燃機関
制御用のECU(Electronic Control Unit:電子制御装
置)は、アイドルスイッチやDレンジスイッチの故障で
あると誤検出しダイアグ・フラグを立ててフェイルセー
フ機能を働かせてしまうという不具合があった。
【0006】この対策としては、吸気圧が所定値以上と
なる負荷条件を追加することも考えられるが、緩い下り
の坂道やエアコンまたはパワーステアリング等の負荷状
態によっては吸気圧に対する判定条件をクリアしてしま
うこともあり不十分である。
なる負荷条件を追加することも考えられるが、緩い下り
の坂道やエアコンまたはパワーステアリング等の負荷状
態によっては吸気圧に対する判定条件をクリアしてしま
うこともあり不十分である。
【0007】そこで、この発明は、かかる不具合を解決
するためになされたもので、誤検出を起こすような運転
状態における加速の判定処理を無効とする車両用運転状
態検出装置の提供を課題としている。
するためになされたもので、誤検出を起こすような運転
状態における加速の判定処理を無効とする車両用運転状
態検出装置の提供を課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる車両用
運転状態検出装置は、車両の加速状態を判定する加速判
定手段と、前記加速判定手段の判定結果を用いて自己診
断し、自己診断の結果、故障が検出されたときにフェイ
ルセーフ機能を働かせる自己診断手段と、前記車両の走
行中に遷移する大気圧の変化量を検出する大気圧検出手
段と、前記加速判定手段による加速の判定回数が所定値
となる前に前記大気圧検出手段で検出される大気圧の変
化量が所定値を越えたときには、前記加速判定手段にお
ける判定を無効とする判定無効手段とを具備するもので
ある。
運転状態検出装置は、車両の加速状態を判定する加速判
定手段と、前記加速判定手段の判定結果を用いて自己診
断し、自己診断の結果、故障が検出されたときにフェイ
ルセーフ機能を働かせる自己診断手段と、前記車両の走
行中に遷移する大気圧の変化量を検出する大気圧検出手
段と、前記加速判定手段による加速の判定回数が所定値
となる前に前記大気圧検出手段で検出される大気圧の変
化量が所定値を越えたときには、前記加速判定手段にお
ける判定を無効とする判定無効手段とを具備するもので
ある。
【0009】請求項2にかかる車両用運転状態検出装置
は、車両の加速状態の判定を、内燃機関のスロットルバ
ルブの全閉状態を検出するアイドルスイッチの故障の判
定に用いる加速判定手段と、前記車両の走行中に遷移す
る大気圧の変化量を検出する大気圧検出手段と、前記加
速判定手段による加速の判定回数が所定値となる前に前
記大気圧検出手段で検出される大気圧の変化量が所定値
を越えたときには、前記加速判定手段における判定を無
効とする判定無効手段とを具備するものである。
は、車両の加速状態の判定を、内燃機関のスロットルバ
ルブの全閉状態を検出するアイドルスイッチの故障の判
定に用いる加速判定手段と、前記車両の走行中に遷移す
る大気圧の変化量を検出する大気圧検出手段と、前記加
速判定手段による加速の判定回数が所定値となる前に前
記大気圧検出手段で検出される大気圧の変化量が所定値
を越えたときには、前記加速判定手段における判定を無
効とする判定無効手段とを具備するものである。
【0010】請求項3にかかる車両用運転状態検出装置
は、車両の加速状態の判定を、自動変速機を搭載したA
/T車のDレンジ信号を出力するドライブレンジスイッ
チの故障の判定に用いる加速判定手段と、前記車両の走
行中に遷移する大気圧の変化量を検出する大気圧検出手
段と、前記加速判定手段による加速の判定回数が所定値
となる前に前記大気圧検出手段で検出される大気圧の変
化量が所定値を越えたときには、前記加速判定手段にお
ける判定を無効とする判定無効手段とを具備するもので
ある。
は、車両の加速状態の判定を、自動変速機を搭載したA
/T車のDレンジ信号を出力するドライブレンジスイッ
チの故障の判定に用いる加速判定手段と、前記車両の走
行中に遷移する大気圧の変化量を検出する大気圧検出手
段と、前記加速判定手段による加速の判定回数が所定値
となる前に前記大気圧検出手段で検出される大気圧の変
化量が所定値を越えたときには、前記加速判定手段にお
ける判定を無効とする判定無効手段とを具備するもので
ある。
【0011】
【作用】請求項1の車両用運転状態検出装置において
は、加速判定手段による判定結果を用いて自己診断手段
にて自己診断され、自己診断の結果、故障が検出された
ときにフェイルセーフ機能が働かせられ、車両が所定の
車速まで達することでなされた加速の判定回数が所定値
となる以前に大気圧検出手段で検出される車両の走行中
に遷移する大気圧の変化量が所定値を越えたときには、
判定無効手段によって加速判定手段における加速の判定
が無効とされる。つまり、車両が加速を繰返し走行して
おり、その加速判定が所定回数となる前に検出される大
気圧の変化量が所定値を越えるときには、緩い下り坂の
走行であると判定することができ、このとき車両の加速
は実際のアクセルペダルの操作と一致しないため、その
加速の判定が無効とされる。
は、加速判定手段による判定結果を用いて自己診断手段
にて自己診断され、自己診断の結果、故障が検出された
ときにフェイルセーフ機能が働かせられ、車両が所定の
車速まで達することでなされた加速の判定回数が所定値
となる以前に大気圧検出手段で検出される車両の走行中
に遷移する大気圧の変化量が所定値を越えたときには、
判定無効手段によって加速判定手段における加速の判定
が無効とされる。つまり、車両が加速を繰返し走行して
おり、その加速判定が所定回数となる前に検出される大
気圧の変化量が所定値を越えるときには、緩い下り坂の
走行であると判定することができ、このとき車両の加速
は実際のアクセルペダルの操作と一致しないため、その
加速の判定が無効とされる。
【0012】請求項2の車両用運転状態検出装置におい
ては、加速判定手段による加速の判定が内燃機関のスロ
ットルバルブの全閉状態を検出するアイドルスイッチの
故障の判定に用いられ、車両が所定の車速まで達するこ
とでなされた加速の判定回数が所定値となる以前に大気
圧検出手段で検出される車両の走行中に遷移する大気圧
の変化量が所定値を越えたときには、判定無効手段によ
って加速判定手段における加速の判定が無効とされる。
つまり、アイドルスイッチからのアイドル信号はアクセ
ルペダルが操作されてスロットルバルブが閉から開とな
るとオンからオフとなるため、加速されたときにアイド
ル信号がオンのままであるときにはアイドルスイッチの
故障であると判定できる。
ては、加速判定手段による加速の判定が内燃機関のスロ
ットルバルブの全閉状態を検出するアイドルスイッチの
故障の判定に用いられ、車両が所定の車速まで達するこ
とでなされた加速の判定回数が所定値となる以前に大気
圧検出手段で検出される車両の走行中に遷移する大気圧
の変化量が所定値を越えたときには、判定無効手段によ
って加速判定手段における加速の判定が無効とされる。
つまり、アイドルスイッチからのアイドル信号はアクセ
ルペダルが操作されてスロットルバルブが閉から開とな
るとオンからオフとなるため、加速されたときにアイド
ル信号がオンのままであるときにはアイドルスイッチの
故障であると判定できる。
【0013】請求項3の車両用運転状態検出装置におい
ては、加速判定手段による加速の判定がA/T車のDレ
ンジ信号を出力するDレンジスイッチの故障の判定に用
いられ、車両が所定の車速まで達することでなされた加
速の判定回数が所定値となる以前に大気圧検出手段で検
出される車両の走行中に遷移する大気圧の変化量が所定
値を越えたときには、判定無効手段によって加速判定手
段における加速の判定が無効とされる。つまり、Dレン
ジスイッチからのDレンジ信号はA/T車のシフトレバ
ーが操作されてNレンジからDレンジとなるとオフから
オンとなるため、加速されたときにDレンジ信号がオフ
のままであるときにはDレンジスイッチの故障であると
判定できる。
ては、加速判定手段による加速の判定がA/T車のDレ
ンジ信号を出力するDレンジスイッチの故障の判定に用
いられ、車両が所定の車速まで達することでなされた加
速の判定回数が所定値となる以前に大気圧検出手段で検
出される車両の走行中に遷移する大気圧の変化量が所定
値を越えたときには、判定無効手段によって加速判定手
段における加速の判定が無効とされる。つまり、Dレン
ジスイッチからのDレンジ信号はA/T車のシフトレバ
ーが操作されてNレンジからDレンジとなるとオフから
オンとなるため、加速されたときにDレンジ信号がオフ
のままであるときにはDレンジスイッチの故障であると
判定できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。
明する。
【0015】図1は本発明の一実施例にかかる車両用運
転状態検出装置の構成を示すブロック図である。なお、
本実施例ではA/T車を想定している。
転状態検出装置の構成を示すブロック図である。なお、
本実施例ではA/T車を想定している。
【0016】図1において、20は内燃機関制御用EC
Uであり、ECU20は、主として、中央演算装置とし
てのCPU21、データバス22、制御プログラムを格
納したROM23、各種データを格納するRAM24、
データを格納して保存するB/U(Back Up:バックアッ
プ)RAM25、A/D変換回路等を含む入力回路2
6、D/A変換回路等を含む出力回路27から構成され
る。
Uであり、ECU20は、主として、中央演算装置とし
てのCPU21、データバス22、制御プログラムを格
納したROM23、各種データを格納するRAM24、
データを格納して保存するB/U(Back Up:バックアッ
プ)RAM25、A/D変換回路等を含む入力回路2
6、D/A変換回路等を含む出力回路27から構成され
る。
【0017】ECU20には回転角センサ11から機関
回転数NE、吸気圧センサ12から吸気圧PM、水温セ
ンサ13から冷却水温THW、車速センサ14から車速
SPD、大気圧センサ15から大気圧PA、A/T車に
おけるDレンジスイッチ16からDレンジ信号DRS、
アイドルスイッチ17からアイドル信号IDLが入力さ
れている。そして、ECU20から図示しない内燃機関
の各気筒に対する噴射信号が燃料噴射弁31に、点火信
号が点火装置32に、異常状態であることを示す警告信
号(ダイアグ・フラグ)が警告装置33にそれぞれ出力
される。
回転数NE、吸気圧センサ12から吸気圧PM、水温セ
ンサ13から冷却水温THW、車速センサ14から車速
SPD、大気圧センサ15から大気圧PA、A/T車に
おけるDレンジスイッチ16からDレンジ信号DRS、
アイドルスイッチ17からアイドル信号IDLが入力さ
れている。そして、ECU20から図示しない内燃機関
の各気筒に対する噴射信号が燃料噴射弁31に、点火信
号が点火装置32に、異常状態であることを示す警告信
号(ダイアグ・フラグ)が警告装置33にそれぞれ出力
される。
【0018】次に、本発明の一実施例にかかる車両用運
転状態検出装置で使用されているECU20内のCPU
21の処理手順を図2〜図10のフローチャートに基づ
いて説明する。
転状態検出装置で使用されているECU20内のCPU
21の処理手順を図2〜図10のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0019】以下、実施例の動作について各制御毎に説
明する。
明する。
【0020】まず、加速判定をアイドルスイッチ17の
故障判定に用いるときの処理について説明する。
故障判定に用いるときの処理について説明する。
【0021】〈初期化ルーチン:図2参照〉初期化処理
を図2に基づいて説明する。なお、この初期化ルーチン
は、イグニッションスイッチのオンで1回だけCPU2
1にて実行される。
を図2に基づいて説明する。なお、この初期化ルーチン
は、イグニッションスイッチのオンで1回だけCPU2
1にて実行される。
【0022】ステップS101で、初期化としてアイド
ル信号オンフラグFIDLON、アイドル信号オフフラ
グFIDLOF、大気圧初期値PAINI、後述の発進
加速カウンタ値CSPDがそれぞれ0に設定される。な
お、アイドル信号オンフラグFIDLONはアイドルス
イッチ17からのアイドル信号IDLがオンであると
1、オフであると0となり、アイドル信号オフフラグF
IDLOFはアイドルスイッチ17からのアイドル信号
IDLがオフであると1、オンであると0となる。
ル信号オンフラグFIDLON、アイドル信号オフフラ
グFIDLOF、大気圧初期値PAINI、後述の発進
加速カウンタ値CSPDがそれぞれ0に設定される。な
お、アイドル信号オンフラグFIDLONはアイドルス
イッチ17からのアイドル信号IDLがオンであると
1、オフであると0となり、アイドル信号オフフラグF
IDLOFはアイドルスイッチ17からのアイドル信号
IDLがオフであると1、オンであると0となる。
【0023】〈アイドルスイッチ異常判定ルーチン:図
3参照〉アイドルスイッチ異常判定処理を図3に基づい
て説明する。なお、このアイドルスイッチ異常判定ルー
チンは100ms毎にCPU21にて実行される。
3参照〉アイドルスイッチ異常判定処理を図3に基づい
て説明する。なお、このアイドルスイッチ異常判定ルー
チンは100ms毎にCPU21にて実行される。
【0024】まず、ステップS201で、現時点におけ
る大気圧PAが読込まれる。次にステップS202に移
行して、大気圧初期値PAINI=0であるかが判定さ
れる。このときには、ステップS202の判定条件が成
立するため、ステップS203に移行し、ステップS2
01で読込まれた大気圧PAが大気圧初期値PAINI
に設定される。ここで、大気圧初期値PAINIに具体
的な大気圧PAが設定されたのちで、ステップS202
の判定条件が成立しないときには、ステップS203が
スキップされる。次にステップS204に移行して、ス
テップS201で読込まれた大気圧PAと大気圧初期値
PAINIとの差が10mmHg未満であるかが判定さ
れる。ここで、大気圧は標高差が5kmで約半分、即
ち、0.076mmHg/mであり、この判定条件に使
用されている10mmHgの大気圧変化量は標高差が約
131.6mに相当する。このときには、大気圧PAと
大気圧初期値PAINIとの差は0であり、ステップS
204の判定条件が成立するため、ステップS205に
移行し、後述のルーチンで処理される発進加速カウンタ
値CSPDが10以上であるかが判定される。ステップ
S205の判定条件が成立しないときには、本ルーチン
を終了する。
る大気圧PAが読込まれる。次にステップS202に移
行して、大気圧初期値PAINI=0であるかが判定さ
れる。このときには、ステップS202の判定条件が成
立するため、ステップS203に移行し、ステップS2
01で読込まれた大気圧PAが大気圧初期値PAINI
に設定される。ここで、大気圧初期値PAINIに具体
的な大気圧PAが設定されたのちで、ステップS202
の判定条件が成立しないときには、ステップS203が
スキップされる。次にステップS204に移行して、ス
テップS201で読込まれた大気圧PAと大気圧初期値
PAINIとの差が10mmHg未満であるかが判定さ
れる。ここで、大気圧は標高差が5kmで約半分、即
ち、0.076mmHg/mであり、この判定条件に使
用されている10mmHgの大気圧変化量は標高差が約
131.6mに相当する。このときには、大気圧PAと
大気圧初期値PAINIとの差は0であり、ステップS
204の判定条件が成立するため、ステップS205に
移行し、後述のルーチンで処理される発進加速カウンタ
値CSPDが10以上であるかが判定される。ステップ
S205の判定条件が成立しないときには、本ルーチン
を終了する。
【0025】上述のステップS201〜ステップS20
5を繰返し、ステップS204で大気圧PAと大気圧初
期値PAINIとの差が10mmHg未満であってステ
ップS205における発進加速カウンタ値CSPDが1
0以上となると、ステップS206に移行し、後述のル
ーチンで処理されるアイドル信号オンフラグFIDLO
N=1またはアイドル信号オフフラグFIDLOF=0
であるかが判定される。ステップS206の判定条件が
成立するときには、ステップS207に移行し、アイド
ルスイッチ17に対する後述の異常時処理ルーチンが実
行され、本ルーチンを終了する。一方、ステップS20
6の判定条件が成立しないときには、ステップS208
に移行し、アイドルスイッチ17に対する後述の正常時
処理ルーチンが実行され、本ルーチンを終了する。ま
た、ステップS204の判定条件が成立しないときに
は、緩い下り坂であると判断してステップS209に移
行し、大気圧初期値PAINIを0及び発進加速カウン
タ値CSPDを0に戻してそれまでの加速判定を無効と
し、本ルーチンを終了する。
5を繰返し、ステップS204で大気圧PAと大気圧初
期値PAINIとの差が10mmHg未満であってステ
ップS205における発進加速カウンタ値CSPDが1
0以上となると、ステップS206に移行し、後述のル
ーチンで処理されるアイドル信号オンフラグFIDLO
N=1またはアイドル信号オフフラグFIDLOF=0
であるかが判定される。ステップS206の判定条件が
成立するときには、ステップS207に移行し、アイド
ルスイッチ17に対する後述の異常時処理ルーチンが実
行され、本ルーチンを終了する。一方、ステップS20
6の判定条件が成立しないときには、ステップS208
に移行し、アイドルスイッチ17に対する後述の正常時
処理ルーチンが実行され、本ルーチンを終了する。ま
た、ステップS204の判定条件が成立しないときに
は、緩い下り坂であると判断してステップS209に移
行し、大気圧初期値PAINIを0及び発進加速カウン
タ値CSPDを0に戻してそれまでの加速判定を無効と
し、本ルーチンを終了する。
【0026】〈走行実施判定ルーチン:図4参照〉走行
実施判定処理を図4に基づいて説明する。なお、この走
行実施判定ルーチンは50ms毎にCPU21にて実行
され、図3のステップS205の判定条件である発進加
速カウンタ値CSPDに対する処理が実行される。
実施判定処理を図4に基づいて説明する。なお、この走
行実施判定ルーチンは50ms毎にCPU21にて実行
され、図3のステップS205の判定条件である発進加
速カウンタ値CSPDに対する処理が実行される。
【0027】まず、ステップS301で、現時点におけ
る車速SPD及び吸気圧PMが読込まれる。次にステッ
プS302に移行して、車速SPD=0km/hである
かが判定される。ステップS302の判定条件が成立
し、車両が停止状態であるときには、車速0km/hフ
ラグFSPDが1に設定される。ここで、ステップS3
02の判定条件が成立しないときには、ステップS30
3がスキップされる。次にステップS304に移行し
て、車速0km/hフラグFSPD=1であるかが判定
される。ステップS304の判定条件が成立するときに
は、ステップS305に移行し、ステップS301で読
込まれた車速SPDが20km/h以上であり、かつ、
吸気圧PMが300mmHg−abs以上であるかが判
定される。なお、吸気圧PMは絶対圧を示し、アイドル
時では通常、220〜230mmHg−absの範囲に
ある。ステップS305の判定条件が成立するときに
は、ステップS306に移行し、発進加速カウンタ値C
SPDが1インクリメントされる。次にステップS30
7に移行して、車速0km/hフラグFSPDが0に設
定され、本ルーチンを終了する。ここで、ステップS3
04またはステップS305の判定条件が成立しないと
きには、本ルーチンを終了する。
る車速SPD及び吸気圧PMが読込まれる。次にステッ
プS302に移行して、車速SPD=0km/hである
かが判定される。ステップS302の判定条件が成立
し、車両が停止状態であるときには、車速0km/hフ
ラグFSPDが1に設定される。ここで、ステップS3
02の判定条件が成立しないときには、ステップS30
3がスキップされる。次にステップS304に移行し
て、車速0km/hフラグFSPD=1であるかが判定
される。ステップS304の判定条件が成立するときに
は、ステップS305に移行し、ステップS301で読
込まれた車速SPDが20km/h以上であり、かつ、
吸気圧PMが300mmHg−abs以上であるかが判
定される。なお、吸気圧PMは絶対圧を示し、アイドル
時では通常、220〜230mmHg−absの範囲に
ある。ステップS305の判定条件が成立するときに
は、ステップS306に移行し、発進加速カウンタ値C
SPDが1インクリメントされる。次にステップS30
7に移行して、車速0km/hフラグFSPDが0に設
定され、本ルーチンを終了する。ここで、ステップS3
04またはステップS305の判定条件が成立しないと
きには、本ルーチンを終了する。
【0028】〈アイドル信号状態検出ルーチン:図5参
照〉アイドル信号状態検出処理を図5に基づいて説明す
る。なお、このアイドル信号状態検出ルーチンは10m
s毎にCPU21にて実行され、図3のステップS20
6の判定条件であるアイドル信号オンフラグFIDLO
N及びアイドル信号オフフラグFIDLOFに対する処
理が実行される。
照〉アイドル信号状態検出処理を図5に基づいて説明す
る。なお、このアイドル信号状態検出ルーチンは10m
s毎にCPU21にて実行され、図3のステップS20
6の判定条件であるアイドル信号オンフラグFIDLO
N及びアイドル信号オフフラグFIDLOFに対する処
理が実行される。
【0029】ステップS401で、アイドルスイッチ1
7がオンであるかが判定される。ステップS401の判
定条件が成立するときには、ステップS402に移行
し、アイドル信号オンフラグFIDLONが1またはア
イドル信号オフフラグFIDLOFが0に設定され、本
ルーチンを終了する。一方、ステップS401の判定条
件が成立しないときには、ステップS403に移行し、
アイドル信号オフフラグFIDLOFが1またはアイド
ル信号オンフラグFIDLONが0に設定され、本ルー
チンを終了する。
7がオンであるかが判定される。ステップS401の判
定条件が成立するときには、ステップS402に移行
し、アイドル信号オンフラグFIDLONが1またはア
イドル信号オフフラグFIDLOFが0に設定され、本
ルーチンを終了する。一方、ステップS401の判定条
件が成立しないときには、ステップS403に移行し、
アイドル信号オフフラグFIDLOFが1またはアイド
ル信号オンフラグFIDLONが0に設定され、本ルー
チンを終了する。
【0030】〈異常時処理ルーチン:図6参照〉異常時
処理処理を図6に基づいて説明する。
処理処理を図6に基づいて説明する。
【0031】ステップS501で、アイドルスイッチ1
7異常の信号が警告装置33に出力され警告ランプが点
灯される。次にステップS502に移行して、アイドル
スイッチ異常がB/U RAM25に記憶されたのち、
本ルーチンを終了する。
7異常の信号が警告装置33に出力され警告ランプが点
灯される。次にステップS502に移行して、アイドル
スイッチ異常がB/U RAM25に記憶されたのち、
本ルーチンを終了する。
【0032】〈正常時処理ルーチン:図7参照〉正常時
処理処理を図7に基づいて説明する。
処理処理を図7に基づいて説明する。
【0033】ステップS601で、アイドルスイッチ1
7正常の信号が警告装置33に出力され警告ランプが消
灯され、本ルーチンを終了する。
7正常の信号が警告装置33に出力され警告ランプが消
灯され、本ルーチンを終了する。
【0034】次に、上述の実施例における加速判定をア
イドルスイッチ17の故障判定に用いるものに替えてD
レンジスイッチ16の故障判定に用いるときの処理につ
いて説明する。なお、上述の実施例における図4、図
6、図7は同様であり、その説明を省略する。
イドルスイッチ17の故障判定に用いるものに替えてD
レンジスイッチ16の故障判定に用いるときの処理につ
いて説明する。なお、上述の実施例における図4、図
6、図7は同様であり、その説明を省略する。
【0035】〈初期化ルーチン:図8参照〉初期化処理
を図8に基づいて説明する。なお、この初期化ルーチン
は、イグニッションスイッチのオンで1回だけCPU2
1にて実行される。
を図8に基づいて説明する。なお、この初期化ルーチン
は、イグニッションスイッチのオンで1回だけCPU2
1にて実行される。
【0036】ステップS701で、初期化としてDレン
ジ信号オンフラグFDRSON、Dレンジ信号オフフラ
グFDRSOF、大気圧初期値PAINI、発進加速カ
ウンタ値CSPDがそれぞれ0に設定される。なお、D
レンジ信号オンフラグFDRSONはDレンジスイッチ
16からのDレンジ信号DRSがオンであると1、オフ
であると0となり、Dレンジ信号オフフラグFDRSO
FはDレンジスイッチ16からのDレンジ信号DRSが
オフであると1、オンであると0となる。
ジ信号オンフラグFDRSON、Dレンジ信号オフフラ
グFDRSOF、大気圧初期値PAINI、発進加速カ
ウンタ値CSPDがそれぞれ0に設定される。なお、D
レンジ信号オンフラグFDRSONはDレンジスイッチ
16からのDレンジ信号DRSがオンであると1、オフ
であると0となり、Dレンジ信号オフフラグFDRSO
FはDレンジスイッチ16からのDレンジ信号DRSが
オフであると1、オンであると0となる。
【0037】〈Dレンジスイッチ異常判定ルーチン:図
9参照〉Dレンジスイッチ異常判定処理を図9に基づい
て説明する。なお、このDレンジスイッチ異常判定ルー
チンは100ms毎にCPU21にて実行される。
9参照〉Dレンジスイッチ異常判定処理を図9に基づい
て説明する。なお、このDレンジスイッチ異常判定ルー
チンは100ms毎にCPU21にて実行される。
【0038】まず、ステップS801で、現時点におけ
る大気圧PAが読込まれる。次にステップS802に移
行して、大気圧初期値PAINI=0であるかが判定さ
れる。このときには、ステップS802の判定条件が成
立するため、ステップS803に移行し、ステップS8
01で読込まれた大気圧PAが大気圧初期値PAINI
に設定される。ここで、大気圧初期値PAINIに具体
的な大気圧PAが設定されたのちで、ステップS802
の判定条件が成立しないときには、ステップS803が
スキップされる。次にステップS804に移行して、ス
テップS801で読込まれた大気圧PAと大気圧初期値
PAINIとの差が10mmHg未満であるかが判定さ
れる。このときには、大気圧PAと大気圧初期値PAI
NIとの差は0であり、ステップS804の判定条件が
成立するため、ステップS805に移行し、前述した図
4の走行実施判定ルーチンで処理される発進加速カウン
タ値CSPDが10以上であるかが判定される。ステッ
プS805の判定条件が成立しないときには、本ルーチ
ンを終了する。
る大気圧PAが読込まれる。次にステップS802に移
行して、大気圧初期値PAINI=0であるかが判定さ
れる。このときには、ステップS802の判定条件が成
立するため、ステップS803に移行し、ステップS8
01で読込まれた大気圧PAが大気圧初期値PAINI
に設定される。ここで、大気圧初期値PAINIに具体
的な大気圧PAが設定されたのちで、ステップS802
の判定条件が成立しないときには、ステップS803が
スキップされる。次にステップS804に移行して、ス
テップS801で読込まれた大気圧PAと大気圧初期値
PAINIとの差が10mmHg未満であるかが判定さ
れる。このときには、大気圧PAと大気圧初期値PAI
NIとの差は0であり、ステップS804の判定条件が
成立するため、ステップS805に移行し、前述した図
4の走行実施判定ルーチンで処理される発進加速カウン
タ値CSPDが10以上であるかが判定される。ステッ
プS805の判定条件が成立しないときには、本ルーチ
ンを終了する。
【0039】上述のステップS801〜ステップS80
5を繰返し、ステップS804で大気圧PAと大気圧初
期値PAINIとの差が10mmHg未満であってステ
ップS805における発進加速カウンタ値CSPDが1
0以上となると、ステップS806に移行し、後述のル
ーチンで処理されるDレンジ信号オンフラグFDRSO
N=0またはDレンジ信号オフフラグFDRSOF=1
であるかが判定される。ステップS806の判定条件が
成立するときには、ステップS807に移行し、Dレン
ジスイッチ16に対する前述した図6の異常時処理ルー
チンが実行され、本ルーチンを終了する。一方、ステッ
プS806の判定条件が成立しないときには、ステップ
S808に移行し、Dレンジスイッチ16に対する前述
した図7の正常時処理ルーチンが実行され、本ルーチン
を終了する。また、ステップS804の判定条件が成立
しないときには、緩い下り坂であると判断してステップ
S809に移行し、大気圧初期値PAINIを0及び発
進加速カウンタ値CSPDを0に戻してそれまでの加速
判定を無効とし、本ルーチンを終了する。
5を繰返し、ステップS804で大気圧PAと大気圧初
期値PAINIとの差が10mmHg未満であってステ
ップS805における発進加速カウンタ値CSPDが1
0以上となると、ステップS806に移行し、後述のル
ーチンで処理されるDレンジ信号オンフラグFDRSO
N=0またはDレンジ信号オフフラグFDRSOF=1
であるかが判定される。ステップS806の判定条件が
成立するときには、ステップS807に移行し、Dレン
ジスイッチ16に対する前述した図6の異常時処理ルー
チンが実行され、本ルーチンを終了する。一方、ステッ
プS806の判定条件が成立しないときには、ステップ
S808に移行し、Dレンジスイッチ16に対する前述
した図7の正常時処理ルーチンが実行され、本ルーチン
を終了する。また、ステップS804の判定条件が成立
しないときには、緩い下り坂であると判断してステップ
S809に移行し、大気圧初期値PAINIを0及び発
進加速カウンタ値CSPDを0に戻してそれまでの加速
判定を無効とし、本ルーチンを終了する。
【0040】〈Dレンジ信号状態検出ルーチン:図10
参照〉Dレンジ信号状態検出処理を図10に基づいて説
明する。なお、このDレンジ信号状態検出ルーチンは1
0ms毎にCPU21にて実行され、図9のステップS
806の判定条件であるDレンジ信号オンフラグFDR
SON及びDレンジ信号オフフラグFDRSOFに対す
る処理が実行される。
参照〉Dレンジ信号状態検出処理を図10に基づいて説
明する。なお、このDレンジ信号状態検出ルーチンは1
0ms毎にCPU21にて実行され、図9のステップS
806の判定条件であるDレンジ信号オンフラグFDR
SON及びDレンジ信号オフフラグFDRSOFに対す
る処理が実行される。
【0041】ステップS901で、Dレンジスイッチ1
6がオフであるかが判定される。ステップS901の判
定条件が成立するときには、ステップS902に移行
し、Dレンジ信号オンフラグFDRSONが0またはD
レンジ信号オフフラグFDRSOFが1に設定され、本
ルーチンを終了する。一方、ステップS901の判定条
件が成立しないときには、ステップS903に移行し、
Dレンジ信号オフフラグFDRSOFが0またはDレン
ジ信号オンフラグFDRSONが1に設定され、本ルー
チンを終了する。
6がオフであるかが判定される。ステップS901の判
定条件が成立するときには、ステップS902に移行
し、Dレンジ信号オンフラグFDRSONが0またはD
レンジ信号オフフラグFDRSOFが1に設定され、本
ルーチンを終了する。一方、ステップS901の判定条
件が成立しないときには、ステップS903に移行し、
Dレンジ信号オフフラグFDRSOFが0またはDレン
ジ信号オンフラグFDRSONが1に設定され、本ルー
チンを終了する。
【0042】このように、本実施例の車両用運転状態検
出装置は、車速SPD=0〔km/h〕である停止状態
から車速SPD=20〔km/h〕である所定の車速ま
で達したことで車両の加速状態を判定するCPU21に
て達成される加速判定手段と、前記加速判定手段の判定
結果を用いて自己診断し、自己診断の結果、故障が検出
されたときにフェイルセーフ機能を働かせるCPU21
にて達成される自己診断手段と、前記車両の走行中に遷
移する大気圧の変化量(PA−PAINI)を検出する
CPU21にて達成される大気圧検出手段と、前記加速
判定手段による加速の判定回数が所定値10となる前に
前記大気圧検出手段で検出される大気圧の変化量(PA
−PAINI)が所定値10mmHgを越えたときに
は、前記加速判定手段における判定を無効とするCPU
21にて達成される判定無効手段とを具備するものであ
り、これを請求項1の実施例とすることができる。
出装置は、車速SPD=0〔km/h〕である停止状態
から車速SPD=20〔km/h〕である所定の車速ま
で達したことで車両の加速状態を判定するCPU21に
て達成される加速判定手段と、前記加速判定手段の判定
結果を用いて自己診断し、自己診断の結果、故障が検出
されたときにフェイルセーフ機能を働かせるCPU21
にて達成される自己診断手段と、前記車両の走行中に遷
移する大気圧の変化量(PA−PAINI)を検出する
CPU21にて達成される大気圧検出手段と、前記加速
判定手段による加速の判定回数が所定値10となる前に
前記大気圧検出手段で検出される大気圧の変化量(PA
−PAINI)が所定値10mmHgを越えたときに
は、前記加速判定手段における判定を無効とするCPU
21にて達成される判定無効手段とを具備するものであ
り、これを請求項1の実施例とすることができる。
【0043】したがって、加速判定手段で車両が停止状
態0km/hから所定の車速20km/hまで達するこ
とでなされた加速状態の判定結果を用いて、自己診断手
段にて内燃機関制御用ECUが自己診断され、自己診断
の結果、故障が検出されるとフェイルセーフ機能が働か
せられる。この際、加速の判定回数が所定値10となる
前に大気圧検出手段で検出される車両の走行中に遷移す
る大気圧の変化量(PA−PAINI)が所定値10m
mHgを越えると、判定無効手段によって加速判定手段
における加速の判定が無効とされる。つまり、車両が加
速を繰返して走行しており、その加速の判定回数が所定
値となる前に、検出される大気圧の変化量が所定値を越
えるときには、緩い下り坂の走行であると判定すること
ができ、このとき車両の加速が実際のアクセルペダルの
操作と一致しないため、その加速の判定が無効とされ
る。故に、このとき内燃機関制御用ECUのフェイルセ
ーフ機能が働くことがない。
態0km/hから所定の車速20km/hまで達するこ
とでなされた加速状態の判定結果を用いて、自己診断手
段にて内燃機関制御用ECUが自己診断され、自己診断
の結果、故障が検出されるとフェイルセーフ機能が働か
せられる。この際、加速の判定回数が所定値10となる
前に大気圧検出手段で検出される車両の走行中に遷移す
る大気圧の変化量(PA−PAINI)が所定値10m
mHgを越えると、判定無効手段によって加速判定手段
における加速の判定が無効とされる。つまり、車両が加
速を繰返して走行しており、その加速の判定回数が所定
値となる前に、検出される大気圧の変化量が所定値を越
えるときには、緩い下り坂の走行であると判定すること
ができ、このとき車両の加速が実際のアクセルペダルの
操作と一致しないため、その加速の判定が無効とされ
る。故に、このとき内燃機関制御用ECUのフェイルセ
ーフ機能が働くことがない。
【0044】また、本実施例の車両用運転状態検出装置
は、車両の加速状態の判定を、内燃機関のスロットルバ
ルブの全閉状態を検出するアイドルスイッチ17の故障
の判定に用いるCPU21にて達成される加速判定手段
と、前記車両の走行中に遷移する大気圧の変化量(PA
−PAINI)を検出するCPU21にて達成される大
気圧検出手段と、前記加速判定手段による加速の判定回
数が所定値10となる前に前記大気圧検出手段で検出さ
れる大気圧の変化量(PA−PAINI)が所定値10
mmHgを越えたときには、前記加速判定手段における
判定を無効とするCPU21にて達成される判定無効手
段とを具備するものであり、これを請求項2の実施例と
することができる。
は、車両の加速状態の判定を、内燃機関のスロットルバ
ルブの全閉状態を検出するアイドルスイッチ17の故障
の判定に用いるCPU21にて達成される加速判定手段
と、前記車両の走行中に遷移する大気圧の変化量(PA
−PAINI)を検出するCPU21にて達成される大
気圧検出手段と、前記加速判定手段による加速の判定回
数が所定値10となる前に前記大気圧検出手段で検出さ
れる大気圧の変化量(PA−PAINI)が所定値10
mmHgを越えたときには、前記加速判定手段における
判定を無効とするCPU21にて達成される判定無効手
段とを具備するものであり、これを請求項2の実施例と
することができる。
【0045】したがって、加速判定手段における車両の
加速状態の判定が内燃機関のスロットルバルブの全閉状
態を検出するアイドルスイッチ17の故障の判定に用い
られる。この際、加速の判定回数が所定値10となる前
に大気圧検出手段で検出される車両の走行中に遷移する
大気圧の変化量(PA−PAINI)が所定値10mm
Hgを越えると、判定無効手段によって加速判定手段に
おける加速の判定が無効とされる。このとき、アイドル
スイッチからのアイドル信号はアクセルペダルが操作さ
れてスロットルバルブが閉から開となるとオンからオフ
となるため、大気圧の変化量が所定値を越えるまでに加
速が繰返されてもアイドル信号がオンのままであるとき
にはアイドルスイッチの故障であると判定できる。この
ため、アイドルスイッチの故障が正確に判定される。
加速状態の判定が内燃機関のスロットルバルブの全閉状
態を検出するアイドルスイッチ17の故障の判定に用い
られる。この際、加速の判定回数が所定値10となる前
に大気圧検出手段で検出される車両の走行中に遷移する
大気圧の変化量(PA−PAINI)が所定値10mm
Hgを越えると、判定無効手段によって加速判定手段に
おける加速の判定が無効とされる。このとき、アイドル
スイッチからのアイドル信号はアクセルペダルが操作さ
れてスロットルバルブが閉から開となるとオンからオフ
となるため、大気圧の変化量が所定値を越えるまでに加
速が繰返されてもアイドル信号がオンのままであるとき
にはアイドルスイッチの故障であると判定できる。この
ため、アイドルスイッチの故障が正確に判定される。
【0046】そして、本実施例の車両用運転状態検出装
置は、車両の加速状態の判定を、A/T車のDレンジ信
号を出力するDレンジスイッチ16の故障の判定に用い
るCPU21にて達成される加速判定手段と、前記車両
の走行中に遷移する大気圧の変化量(PA−PAIN
I)を検出するCPU21にて達成される大気圧検出手
段と、前記加速判定手段による加速の判定回数が所定値
10となる前に前記大気圧検出手段で検出される大気圧
の変化量(PA−PAINI)が所定値10mmHgを
越えたときには、前記加速判定手段における判定を無効
とするCPU21にて達成される判定無効手段とを具備
するものであり、これを請求項3の実施例とすることが
できる。
置は、車両の加速状態の判定を、A/T車のDレンジ信
号を出力するDレンジスイッチ16の故障の判定に用い
るCPU21にて達成される加速判定手段と、前記車両
の走行中に遷移する大気圧の変化量(PA−PAIN
I)を検出するCPU21にて達成される大気圧検出手
段と、前記加速判定手段による加速の判定回数が所定値
10となる前に前記大気圧検出手段で検出される大気圧
の変化量(PA−PAINI)が所定値10mmHgを
越えたときには、前記加速判定手段における判定を無効
とするCPU21にて達成される判定無効手段とを具備
するものであり、これを請求項3の実施例とすることが
できる。
【0047】したがって、加速判定手段における車両の
加速状態の判定がA/T車のDレンジ信号を出力するD
レンジスイッチの故障の判定に用いられる。この際、加
速の判定回数が所定値10となる前に大気圧検出手段で
検出される車両の走行中に遷移する大気圧の変化量(P
A−PAINI)が所定値10mmHgを越えると、判
定無効手段によって加速判定手段における加速の判定が
無効とされる。つまり、DレンジスイッチからのDレン
ジ信号はA/T車のシフトレバーが操作されてNレンジ
からDレンジとなるとオフからオンとなるため、大気圧
の変化量が所定値を越えるまでに加速が繰返されてもD
レンジ信号がオフのままであるときにはDレンジスイッ
チの故障であると判定できる。このため、Dレンジスイ
ッチの故障が正確に判定される。
加速状態の判定がA/T車のDレンジ信号を出力するD
レンジスイッチの故障の判定に用いられる。この際、加
速の判定回数が所定値10となる前に大気圧検出手段で
検出される車両の走行中に遷移する大気圧の変化量(P
A−PAINI)が所定値10mmHgを越えると、判
定無効手段によって加速判定手段における加速の判定が
無効とされる。つまり、DレンジスイッチからのDレン
ジ信号はA/T車のシフトレバーが操作されてNレンジ
からDレンジとなるとオフからオンとなるため、大気圧
の変化量が所定値を越えるまでに加速が繰返されてもD
レンジ信号がオフのままであるときにはDレンジスイッ
チの故障であると判定できる。このため、Dレンジスイ
ッチの故障が正確に判定される。
【0048】ところで、上記実施例では、加速の判定条
件を車速SPDが0→20km/hとしているが、本発
明を実施する場合には、これに限定されるものではな
く、適宜、判定条件を設定すればよい。即ち、加速の判
定条件を車両が停止状態から所定の車速に達するときと
したが、この他、減速状態から更に高い車速までの加速
や第1の車速から更に高い第2の車速までの加速等とし
てもよい。
件を車速SPDが0→20km/hとしているが、本発
明を実施する場合には、これに限定されるものではな
く、適宜、判定条件を設定すればよい。即ち、加速の判
定条件を車両が停止状態から所定の車速に達するときと
したが、この他、減速状態から更に高い車速までの加速
や第1の車速から更に高い第2の車速までの加速等とし
てもよい。
【0049】また、上記実施例では、大気圧の変化量
(PA−PAINI)と比較する所定値を10mmHg
としているが、本発明を実施する場合には、これに限定
されるものではなく、緩い下り坂であると判定できるよ
うな適当な値に設定すればよい。
(PA−PAINI)と比較する所定値を10mmHg
としているが、本発明を実施する場合には、これに限定
されるものではなく、緩い下り坂であると判定できるよ
うな適当な値に設定すればよい。
【0050】そして、上記実施例では、発進加速カウン
タ値CSPDの比較値として10以上であるときに異常
/正常の判定を行うとしたが、本発明を実施する場合に
は、これに限定されるものではなく、実験等により適
宜、比較値を設定することができる。
タ値CSPDの比較値として10以上であるときに異常
/正常の判定を行うとしたが、本発明を実施する場合に
は、これに限定されるものではなく、実験等により適
宜、比較値を設定することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の車両用
運転状態検出装置によれば、加速判定手段における加速
状態の判定結果を用いて自己診断手段にて自己診断さ
れ、その自己診断の結果、故障が検出されたときにフェ
イルセーフ機能が働かせられ、加速判定手段で車両が所
定の車速まで達することでなされた加速の判定回数が所
定値となる前に大気圧検出手段で検出される車両の走行
中に遷移する大気圧の変化量が所定値を越えたときに
は、判定無効手段によって加速判定手段における加速の
判定が無効とされる。つまり、車両が加速を繰返し走行
しており、その加速判定が所定回数となる前に検出され
る大気圧の変化量が所定値を越えるときには、緩い下り
坂の走行であると判定することができ、このとき車両の
加速は実際のアクセルペダルの操作と一致しないため、
その加速の判定が無効とされる。これにより、誤検出で
内燃機関制御用ECUのフェイルセーフ機能が働くこと
を防止することができる。
運転状態検出装置によれば、加速判定手段における加速
状態の判定結果を用いて自己診断手段にて自己診断さ
れ、その自己診断の結果、故障が検出されたときにフェ
イルセーフ機能が働かせられ、加速判定手段で車両が所
定の車速まで達することでなされた加速の判定回数が所
定値となる前に大気圧検出手段で検出される車両の走行
中に遷移する大気圧の変化量が所定値を越えたときに
は、判定無効手段によって加速判定手段における加速の
判定が無効とされる。つまり、車両が加速を繰返し走行
しており、その加速判定が所定回数となる前に検出され
る大気圧の変化量が所定値を越えるときには、緩い下り
坂の走行であると判定することができ、このとき車両の
加速は実際のアクセルペダルの操作と一致しないため、
その加速の判定が無効とされる。これにより、誤検出で
内燃機関制御用ECUのフェイルセーフ機能が働くこと
を防止することができる。
【0052】請求項2の車両用運転状態検出装置によれ
ば、加速判定手段における加速状態の判定が内燃機関の
スロットルバルブの全閉状態を検出するアイドルスイッ
チの故障の判定に用いられ、加速判定手段で車両が所定
の車速まで達することでなされた加速の判定回数が所定
値となる前に大気圧検出手段で検出される車両の走行中
に遷移する大気圧の変化量が所定値を越えたときには、
判定無効手段によって加速判定手段における加速の判定
が無効とされる。即ち、アイドルスイッチからのアイド
ル信号はアクセルペダルが操作されてスロットルバルブ
が閉から開となるとオンからオフとなるため、加速が繰
返されたときにアイドル信号がオンのままであるときに
はアイドルスイッチの故障であると判定できる。これに
より、アイドルスイッチの故障を正確に判定することが
できる。
ば、加速判定手段における加速状態の判定が内燃機関の
スロットルバルブの全閉状態を検出するアイドルスイッ
チの故障の判定に用いられ、加速判定手段で車両が所定
の車速まで達することでなされた加速の判定回数が所定
値となる前に大気圧検出手段で検出される車両の走行中
に遷移する大気圧の変化量が所定値を越えたときには、
判定無効手段によって加速判定手段における加速の判定
が無効とされる。即ち、アイドルスイッチからのアイド
ル信号はアクセルペダルが操作されてスロットルバルブ
が閉から開となるとオンからオフとなるため、加速が繰
返されたときにアイドル信号がオンのままであるときに
はアイドルスイッチの故障であると判定できる。これに
より、アイドルスイッチの故障を正確に判定することが
できる。
【0053】請求項3の車両用運転状態検出装置によれ
ば、加速判定手段における加速状態の判定がA/T車の
Dレンジ信号を出力するDレンジスイッチの故障の判定
に用いられ、加速判定手段で車両が所定の車速まで達す
ることでなされた加速の判定回数が所定値となる前に大
気圧検出手段で検出される車両の走行中に遷移する大気
圧の変化量が所定値を越えたときには、判定無効手段に
よって加速判定手段における加速の判定が無効とされ
る。即ち、DレンジスイッチからのDレンジ信号はA/
T車のシフトレバーが操作されてNレンジからDレンジ
となるとオフからオンとなるため、加速が繰返されたと
きにDレンジ信号がオフのままであるときにはDレンジ
スイッチの故障であると判定できる。これにより、Dレ
ンジスイッチの故障を正確に判定することができる。
ば、加速判定手段における加速状態の判定がA/T車の
Dレンジ信号を出力するDレンジスイッチの故障の判定
に用いられ、加速判定手段で車両が所定の車速まで達す
ることでなされた加速の判定回数が所定値となる前に大
気圧検出手段で検出される車両の走行中に遷移する大気
圧の変化量が所定値を越えたときには、判定無効手段に
よって加速判定手段における加速の判定が無効とされ
る。即ち、DレンジスイッチからのDレンジ信号はA/
T車のシフトレバーが操作されてNレンジからDレンジ
となるとオフからオンとなるため、加速が繰返されたと
きにDレンジ信号がオフのままであるときにはDレンジ
スイッチの故障であると判定できる。これにより、Dレ
ンジスイッチの故障を正確に判定することができる。
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかる車両用運転
状態検出装置の構成を示すブロック図である。
状態検出装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図2は本発明の一実施例にかかる車両用運転
状態検出装置のアイドルスイッチの故障判定における初
期化処理を示すフローチャートである。
状態検出装置のアイドルスイッチの故障判定における初
期化処理を示すフローチャートである。
【図3】 図3は本発明の一実施例にかかる車両用運転
状態検出装置のアイドルスイッチ異常判定処理を示すフ
ローチャートである。
状態検出装置のアイドルスイッチ異常判定処理を示すフ
ローチャートである。
【図4】 図4は本発明の一実施例にかかる車両用運転
状態検出装置の走行実施判定処理を示すフローチャート
である。
状態検出装置の走行実施判定処理を示すフローチャート
である。
【図5】 図5は本発明の一実施例にかかる車両用運転
状態検出装置のアイドル信号状態検出処理を示すフロー
チャートである。
状態検出装置のアイドル信号状態検出処理を示すフロー
チャートである。
【図6】 図6は本発明の一実施例にかかる車両用運転
状態検出装置の異常時処理を示すフローチャートであ
る。
状態検出装置の異常時処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】 図7は本発明の一実施例にかかる車両用運転
状態検出装置の正常時処理を示すフローチャートであ
る。
状態検出装置の正常時処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】 図8は本発明の一実施例にかかる車両用運転
状態検出装置のDレンジスイッチの故障判定における初
期化処理を示すフローチャートである。
状態検出装置のDレンジスイッチの故障判定における初
期化処理を示すフローチャートである。
【図9】 図9は本発明の一実施例にかかる車両用運転
状態検出装置のDレンジスイッチ異常判定処理を示すフ
ローチャートである。
状態検出装置のDレンジスイッチ異常判定処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】 図10は本発明の一実施例にかかる車両用
運転状態検出装置のDレンジ信号状態検出処理を示すフ
ローチャートである。
運転状態検出装置のDレンジ信号状態検出処理を示すフ
ローチャートである。
【図11】 図11は従来制御における誤検出を説明す
るタイムチャートである。
るタイムチャートである。
14 車速センサ
15 大気圧センサ
16 D(ドライブ)レンジスイッチ
17 アイドルスイッチ
20 ECU(電子制御装置)
21 CPU
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
F16H 59:62 F16H 59:62
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の加速状態を判定する加速判定手段
と、前記加速判定手段の判定結果を用いて自己診断し、自己
診断の結果、故障が検出されたときにフェイルセーフ機
能を働かせる自己診断手段と、 前記車両の走行中に遷移する大気圧の変化量を検出する
大気圧検出手段と、 前記加速判定手段による加速の判定回数が所定値となる
前に前記大気圧検出手段で検出される大気圧の変化量が
所定値を越えたときには、前記加速判定手段における判
定を無効とする判定無効手段とを具備することを特徴と
する車両用運転状態検出装置。 - 【請求項2】 車両の加速状態の判定を、内燃機関のス
ロットルバルブの全閉状態を検出するアイドルスイッチ
の故障の判定に用いる加速判定手段と、 前記車両の走行中に遷移する大気圧の変化量を検出する
大気圧検出手段と、 前記加速判定手段による加速の判定回数が所定値となる
前に前記大気圧検出手段で検出される大気圧の変化量が
所定値を越えたときには、前記加速判定手段における判
定を無効とする判定無効手段とを具備することを特徴と
する車両用運転状態検出装置。 - 【請求項3】 車両の加速状態の判定を、自動変速機を
搭載した前記車両のドライブレンジ信号を出力するドラ
イブレンジスイッチの故障の判定に用いる加速判定手段
と、 前記車両の走行中に遷移する大気圧の変化量を検出する
大気圧検出手段と、 前記加速判定手段による加速の判定回数が所定値となる
前に前記大気圧検出手段で検出される大気圧の変化量が
所定値を越えたときには、前記加速判定手段における判
定を無効とする判定無効手段とを具備することを特徴と
する車両用運転状態検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17461495A JP3477929B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 車両用運転状態検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17461495A JP3477929B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 車両用運転状態検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0925845A JPH0925845A (ja) | 1997-01-28 |
JP3477929B2 true JP3477929B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=15981677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17461495A Expired - Lifetime JP3477929B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 車両用運転状態検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3477929B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP17461495A patent/JP3477929B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0925845A (ja) | 1997-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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