JP3477876B2 - 織布検反装置 - Google Patents

織布検反装置

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JP3477876B2 JP01407195A JP1407195A JP3477876B2 JP 3477876 B2 JP3477876 B2 JP 3477876B2 JP 01407195 A JP01407195 A JP 01407195A JP 1407195 A JP1407195 A JP 1407195A JP 3477876 B2 JP3477876 B2 JP 3477876B2
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    • D03JAUXILIARY WEAVING APPARATUS; WEAVERS' TOOLS; SHUTTLES
    • D03J1/00Auxiliary apparatus combined with or associated with looms
    • D03J1/007Fabric inspection on the loom and associated loom control

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  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受光量に応じた電気信
号を出力する光電センサを用いて織布の欠点を検出する
織布検反装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の織布検反装置が特開昭60−2
31850号公報に開示されている。光源から織布上に
投射された光の反射光は感光セルによって受光される。
感光セルは受光量に応じた電気信号を出力し、この電気
信号が評価ユニットで評価される。織布上に投射された
光は織布全面を隈なく走査することになり、センサヘッ
ドの往動あるいは復動の一方向の走査領域は隣同士で一
部重複する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記重複部分は織布全
面を隈なく走査する上で必要である。センサヘッドの移
動速度は前記重複部分をつくり出すことを前提として設
定しなければならないが、センサヘッドの移動速度の設
定には織布の移動速度を考慮しなければならない。織布
の移動速度が変わればセンサヘッドの移動速度を変えて
前記重複部分を確保しなければならないが、織布の移動
速度を考慮しつつ人手によってセンサヘッドの移動速度
の調整を行なうのは面倒かつ難しい。
【0004】本発明は、織布の移動速度を考慮したセン
サヘッドの移動速度設定を容易に行ない得る織布検反装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1に記
載の発明では、織布の織り状態を反映する光を拾うため
に織布の織幅方向へ走らせるセンサヘッドと、センサヘ
ッドを移動する移動手段と、織布の移動速度を検出する
速度検出手段と、速度検出手段によって検出された移動
速度に基づいてセンサヘッドの移動速度を設定する速度
設定手段とを備え、センサヘッドの往動時を検反時と
し、センサヘッドの復動時を非検反時とし、速度設定手
段によってセンサヘッドの検反時の往動速度と非検反時
の復動速度とに差をつけて算出し、復動速度を往動速度
よりも大きくした織布検反装置を構成した。
【0006】請求項2に記載の発明では、織布に接する
と共に、織布の移動に伴って回転する回転体と、回転体
の回転位置を検出する回転位置検出手段とから速度検出
手段を構成した。
【0007】
【0008】請求項の発明では、往動時に速度検出手
段によって検出された速度に基づいて次の復動時のセン
サヘッドの移動速度を速度設定手段によって算出するよ
うにした。
【0009】
【0010】
【作用】速度設定手段は、速度検出手段によって検出さ
れた織布の移動速度に基づいてセンサヘッドの移動速度
を算出し、移動手段はこの設定された移動速度でセンサ
ヘッドを移動させる。この設定速度は、例えばセンサヘ
ッドの往動あるいは復動の一方向の走査領域の隣同士で
重複する部分の割合を適正とするように決められる。
た、センサヘッドの非検反時の復動時の移動速度が検反
時の往動時の移動速度よりも大きくなる。センサヘッド
の往動時にのみ検反を行えば光電センサから得られる検
反情報の処理負担がセンサヘッドの往復とも検反する場
合に比して軽減する。又、復動時のセンサヘッドの移動
速度を往動時の場合よりも速くするため、往動時の検反
のためのセンサヘッドの移動速度の適正設定が容易とな
る。
【0011】請求項2の発明では、回転体が織布の移動
に伴って回転し、回転角度検出手段が回転体の回転角度
を検出する。速度設定手段は検出された回転角度から織
布の移動速度を割り出す。織布の移動速度を直接検出す
る構成は、センサヘッドの移動速度と織布の移動速度と
の精度の高い関係を保障する。
【0012】
【0013】請求項の発明では、次回の復動時のセン
サヘッドの移動速度がセンサヘッドの往動時の織布の検
出速度から設定される。このような速度設定はプログラ
ム制御の簡素化をもたらす。
【0014】
【0015】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1実施例を図1
〜図5に基づいて説明する。図1に示すように織布Wの
上方にはレール1が織布Wの織幅方向に配設されてい
る。レール1にはセンサヘッド2がガイド体3を介して
吊下支持されている。ガイド体3はレール1に沿って移
動できる。センサヘッド2には無端状ベルト4が結合さ
れており、無端状ベルト4はモータ5の駆動プーリ5-1
とガイドプーリ6とに架けわたされている。無端状ベル
ト4はモータ5の往復駆動によって往復周回し、センサ
ヘッド2がレール1に沿って往復動する。無端状ベルト
4及びモータ5は移動手段を構成する。
【0016】図2に示すようにセンサヘッド2内には投
光器7、光電センサとなる受光器8、光学システム9,
10が収容されている。投光器7から投射された光は光
学システム9を介して織布W上を照らし、織布Wから反
射した光は光学システム10を介して受光器8に受光さ
れる。織布Wの織り状態を反映する光を拾うために織布
Wの織幅方向へ走らせるセンサヘッド2の往復動範囲
光器7の投射光が織布Wの織幅全域を走査する範囲で
ある。図3の8-1は受光器8による織布W上の検知範囲
を表す。右向きの矢印QR で囲まれた領域はセンサヘッ
ド2の右方向への移動による織布W上における検知範囲
8-1の掃過範囲を表す。左向きの矢印QL で囲まれた領
域はセンサヘッド2の左方向への移動による織布W上に
おける検知範囲8-1の掃過範囲を表す。織布Wは矢印R
の方向に移動する。
【0017】受光器8から得られる電気信号は検反判定
回路15へ送られる。検反判定回路15は受光器8から
得られた電気信号に基づいて織布W上の欠点の有無を判
定する。
【0018】織布Wの一端部の近傍には速度検出器11
が設置されている。速度検出器11は、織布W上に載置
された回転体11-1と、回転体11-1の回転角度を検出
するロータリエンコーダ11-2とからなる。速度検出器
11には速度設定回路12が接続されている。回転角度
検出手段となるロータリエンコーダ11-2の検出情報は
速度設定回路12に送られる。速度設定回路12には条
件入力装置13が接続されている。条件入力装置13
は、センサヘッド2の往動時の速度Vx、センサヘッド
2の退避時の速度Vy0 、織幅W1 、検知範囲8-1の経
糸Tの糸方向の長さLという条件を速度設定回路12の
記憶部に入力するためのものである。速度設定回路12
はこれら条件と速度検出器11から得られる回転角度情
報とに基づいてセンサヘッド2の復動時の速度Vyを算
出する。
【0019】速度設定回路12にはモータ制御回路14
及び織機制御コンピュータC0 が接続されている。モー
タ制御回路14は速度設定回路12からの速度指令に基
づいてモータ5の回転速度を制御する。モータ5にはロ
ータリエンコーダ5-2が組み込まれている。ロータリエ
ンコーダ5-2はモータ5の回転角度を検出しており、こ
の回転角度情報は速度設定回路12及び検反制御回路1
5に送られる。織機制御コンピュータC0 は織機駆動モ
ータ(図示略)の作動、製織速度、経糸張力等を制御す
る。
【0020】図4及び図5はセンサヘッド2の速度の制
御プログラムを表すフローチャートである。以下、この
フローチャートに基づいてセンサヘッド2の速度制御を
説明する。
【0021】製織が開始されると、織機制御コンピュー
タC0 が速度設定回路12に製織開始信号を出力する。
速度設定回路12は製織開始信号の入力に応答してモー
タ5を正転開始する。センサヘッド2は図2において織
布Wの右端付近に待機しており、モータ5の正転により
センサヘッド2が待機位置から図2において左側へ移動
する。速度設定回路12は、センサヘッド2の往動時
(図2においてセンサヘッド2を右から左へ移動すると
きを往動とする)においてはセンサヘッド2を速度Vx
で移動するようにモータ5の回転速度をモータ制御回路
14に指令する。モータ制御回路14はこの指令に基づ
いてセンサヘッド2を速度Vxで移動するようにモータ
5の回転速度を制御する。
【0022】受光器8で得られた電気信号は検反判定回
路15に送られる。検反判定回路15はロータリエンコ
ーダ5-2から得られる回転角度情報に基づいてセンサヘ
ッド2が往動状態か復動状態かを判断している。検反判
定回路15はセンサヘッド15の往動時に受光器8から
得られた電気信号に基づいて織布W上の欠点有無の判定
を行ない、センサヘッド15の復動時に受光器8から得
られた電気信号を無効化する。
【0023】検反判定回路15は、センサヘッド2の往
動時に欠点有りを検出すると織機制御コンピュータC0
に欠点検出信号を出力する。織機制御コンピュータC0
は欠点検出信号の入力に応答して製織停止信号を速度設
定回路12に出力する。速度設定回路12は製織停止信
号の入力に応答してセンサヘッド2の退避速度Vy0
指令する。この指令に応答してモータ制御回路14は、
センサヘッド2を速度Vy0 で移動するようにモータ5
を逆転させ、モータ5の回転量θがβとなったときにモ
ータ5が停止する。モータ5の回転量θがβのときのセ
ンサヘッド2の位置は図3において織布Wの右端上に
る。
【0024】速度設定回路12はロータリエンコーダ5
-2からの回転角度情報に基づいてモータ5の回転量を把
握している。モータ5の回転量θがαとなったとき、速
度設定回路12は速度検出器11から得られる検出速度
Vw をサンプリングする。モータ5の回転量θがαのと
きのセンサヘッド2の位置は図3において織布Wの左端
上にある。速度設定回路12は検出速度Vw に基づいて
次式(1)の演算を行なう。 Vy=W1 ・Vw ・Vx/(0.9L・Vx−W1 ・Vw )・・・(1) 式(1)は次のようにして得られる。センサヘッド2が
1回往復するのに必要な時間を 0 ,織布の巾をW 1
すると、時間t0 は次式(2)で表される。 t0 =W1 (1/Vx+1/Vy) ・・・(2) 時間t0 の間に織布Wが検知範囲8-1の経糸Tの糸方向
の長さLの90%移動したとすると、次式(3)が得ら
れる。 0.9L=t0 ・Vw ・・・(3) 0.9L(長さLの90%)は矢印QL で囲まれた走査
領域が経糸Tの糸方向における隣同士で10%の重複を
設けるためである。この10%の重複は過不足とはなら
ない適正な割合である。
【0025】式(2),(3)から式(1)が得られ、
センサヘッド2の復動時の速度Vyが式(1)から一意
に決定される。速度設定回路12は演算して得られた速
度Vyを記憶部に設定記憶する。モータ制御回路14
は、センサヘッド2の復動時の速度が設定記憶された速
度Vyとなるようにモータ5を逆転する。センサヘッド
2は速度Vyで復動する。
【0026】往動時のセンサヘッド2の速度Vxは検反
精度を低下させないために適正な値に決められる。式
(1)において、Vx=0・75m/s、W1 =1m、
Vw =0・01m/s、L=0・02mとすると、速度
Vyは15/7m/sとなる。このような速度設定によ
り前記重複割合が10%という適正な割合となる。速度
Vyは速度設定12によって自動設定されるため、速度
設定作業は容易である。
【0027】織布Wの移動速度の検出はセンサヘッド2
の往動時の終点で行なっているが、織布Wの移動速度の
検出はセンサヘッド2の往動中のいつでもよい。次回の
復動時のセンサヘッド2の移動速度Vyをセンサヘッド
2の往動時の織布Wの検出速度から設定する方式はプロ
グラム制御の簡素化をもたらす。
【0028】センサヘッド2の復動時の移動速度Vyは
往動時の移動速度Vxよりも大きくなっている。Vy>
Vxの条件は検反時のセンサヘッド2の移動速度Vxの
選択範囲あるいは織布Wの移動速度Vw の選択範囲を拡
げる。移動速度Vxの選択範囲の拡大は検反精度を高め
るための移動速度Vxの適正値の選択自由度を高める。
移動速度Vw の選択範囲の拡大は製織速度の高速化に寄
与する。
【0029】又、回転体11-1が織布Wの移動に伴って
回転し、速度設定回路12が回転体11-2の回転速度か
ら織布Wの移動速度を算出する。織布の移動速度を直接
検出する構成は、センサヘッド2の移動速度と織布Wの
移動速度との精度の高い関係を保障する。
【0030】なお、速度設定回路12によってセンサヘ
ッド2の移動速度を往動時あるいは復動時の間に逐次算
出し、センサヘッド2の往動あるいは復動の間の速度を
織布Wの移動速度に合わせて変化させるようにしてもよ
い。このようにすれば織布Wの移動速度の変動にもセン
サヘッド2のきめ細かな移動速度制御が行え、前記重複
の過不足を確実に回避できる。又、織布Wの移動速度の
逐次検出を行なうことにより織布Wの製織長さを計る機
能を簡単に付けることができる。
【0031】次に、図6の実施例を説明する。この実施
例では無端状ベルト4が織布Wの外側の一対のガイドプ
ーリ16,17に架けわたされており、無端状ベルト4
には反射体18が吊下支持されている。一方のガイドプ
ーリ16の支軸16-1の下端部には傘歯車19が止着さ
れている。織布W上には回転体20が載置されている。
回転体20の支軸20-1の端部には傘歯車21が止着さ
れている。傘歯車21と傘歯車19とは噛合しており、
回転体20の回転が傘歯車21,19を介してガイドプ
ーリ16に伝達される。この回転伝達により無端状ベル
ト4が図6の矢印Sの方向へ周回する。反射体18の矢
印Sの方向への移動経路の延長線上には投光器22及び
受光器23が対向設置されている。投光器22から投射
された光は反射体18によって織布W上に向けて反射さ
れる。織布Wから反射体18に向かった反射は反射体1
8によって受光器23に向けて反射される。受光器23
はこの反射光を電気信号に変換して図示しない検反判定
回路へ出力する。この検反判定回路は受光器23からの
電気信号の入力時にのみ欠点有無の判定を行なう。
【0032】織布Wの移動は回転体18を回転させ、回
転体20の回転が無端状ベルト4を周回させる。反射体
18は無端状ベルト4と一体的に周回し、織布Wの検反
が行われる。回転体20及び傘歯車19,21によって
構成される連動手段が移動手段を構成するガイドプーリ
16,17及び無端状ベルト4に織布Wの移動を伝達
し、反射体18の周回が織布Wの移動に連動する。セン
サヘッドとなる反射体18の移動速度Vxと織布Wの移
動速度Vw との間には次式(4)の関係が設定されてい
る。 Vx=2W1 ・Vw /0.9L ・・・(4) 織布Wの移動速度Vw が一定であるならば反射体18の
往動速度及び復動速度は同一となる。式(4)は式
(1)における速度VyをVxに置き換えて得られる。
【0033】この実施例の連動構成では織布Wの移動が
センサヘッドとなる反射体18の駆動源となるため、構
成が簡素かつ反射体18を移動するための専用の駆動源
が不要となり、動力消費、コストの点で有利となる。
【0034】なお、前記各実施例における回転体11-
1,20の周面には滑り止めを施すことが望ましい。織
布Wに対する回転体11-1の滑りは織布の移動速度の誤
検出をもたらし、回転体20の滑りは反射体18の適正
な移動速度からの低下をもたらす。滑り止めとしては例
えば回転体11-1,20の周面に細針を植設したり、織
布に引っ掛かる多数の小突起を設けたりして構成すれば
よい。
【0035】第1実施例では織布Wの移動速度を直接検
出したが、織布の移動を案内するサーフェスローラとい
ったガイドローラの回転速度から織布の移動速度を割り
出すようにしたり、あるいは織機の回転角度を検出する
ロータリエンコーダからの回転角度情報に基づいて織布
の移動速度を割り出すようにしてもよい。
【0036】前記した実施例から把握できる請求項記載
以外の発明について以下にその効果と共に記載する。 (1)請求項1又は請求項の発明において、速度設定
手段は、速度検出手段によって検出された速度に基づい
てセンサヘッドの移動速度を逐次算出し、センサヘッド
の往動あるいは復動の間の速度を検出速度に合わせて変
化させる織布検反装置。
【0037】織布の移動速度の変動にもセンサヘッドの
きめ細かな移動速度制御が行え、前記重複の過不足を確
実に回避できる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明で
は、検出された織布移動速度に基づいてセンサヘッドの
移動速度を自動設定するようにしたので、織布の移動速
度を考慮したセンサヘッドの移動速度設定を容易に行な
い得る。また、センサヘッドの非検反時の復動時の移動
速度を検反時の往動時の移動速度よりも大きくなるよう
にしたので、往動時にのみ検反を行なうことによって光
電センサから得られる検反情報の処理負担を軽減し得る
と共に、往動時の検反のためのセンサヘッドの移動速度
の適正設定が容易となる。
【0039】請求項2の発明では、織布の移動速度を直
接検出するようにしたので、センサヘッドの移動速度と
織布の移動速度との精度の高い関係を保障し得る
【0040】請求項の発明では、次回の復動時のセン
サヘッドの移動速度をセンサヘッドの往動時の織布の検
出速度から設定するようにしたので、速度設定のための
プログラム制御を簡素化し得る。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図。
【図2】第1実施例の正断面図。
【図3】検知範囲の走査領域を示す平面図。
【図4】速度制御プログラムを表すフローチャート。
【図5】速度制御プログラムを表すフローチャート。
【図6】別例を示す斜視図。
【符号の説明】
2…センサヘッド、4…移動手段を構成する無端状ベル
ト、5…移動手段を構成するモータ、8…光電センサと
なる受光器、11…速度検出器、11-1…回転体、11
-2…回転角度検出手段となるロータリエンコーダ、12
…速度設定回路、16,17…移動手段を構成するガイ
ドプーリ、18…センサヘッドとなる反射体、19,2
1…連動手段を構成する傘歯車、20…回転体、W…織
布。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/00 - 21/01 G01N 21/17 - 21/61 G01N 21/84 - 21/958 PATOLIS

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光量に応じた電気信号を出力する光電
    センサを用いて織布の欠点を検出する織布検反装置にお
    いて、 織布の織り状態を反映する光を拾うために織布の織幅方
    向へ走らせるセンサヘッドと、 センサヘッドを移動する移動手段と、 織布の移動速度を検出する速度検出手段と、 速度検出手段によって検出された移動速度に基づいてセ
    ンサヘッドの移動速度を設定する速度設定手段とを備
    センサヘッドの往動時を検反時とし、センサヘッドの復
    動時を非検反時とし、速度設定手段は、センサヘッドの
    検反時の往動速度と非検反時の復動速度とに差をつけて
    算出し、復動速度を往動速度よりも大きくし た織布検反
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、速度検出手段は、織
    布に接すると共に、織布の移動に伴って回転する回転体
    と、回転体の回転角度を検出する回転角度検出手段とか
    ら構成されている織布検反装置。
  3. 【請求項3】 速度設定手段は、往動時に速度検出手段
    によって検出された速度に基づいて次の復動時のセンサ
    ヘッドの移動速度を算出する請求項1及び請求項2のい
    ずれか1項に記載の織布検反装置。
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