JP3476878B2 - 手術用マニピュレータ - Google Patents

手術用マニピュレータ

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JP3476878B2
JP3476878B2 JP28520693A JP28520693A JP3476878B2 JP 3476878 B2 JP3476878 B2 JP 3476878B2 JP 28520693 A JP28520693 A JP 28520693A JP 28520693 A JP28520693 A JP 28520693A JP 3476878 B2 JP3476878 B2 JP 3476878B2
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surgical manipulator
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は遠隔操作によって駆動さ
れて生体内組織部位の観察や処置を行なう手術用マニピ
ュレータに関する。 【0002】 【従来の技術】腹壁等の体壁に穴を開け、この穴を通じ
て内視鏡や処置具を経皮的に体腔内に挿入することによ
り体腔内で様々な処置を行なう内視鏡下手術が従来から
行なわれており、こうした術式は大きな切開を要しない
低侵襲なものとして胆のう摘出手術や肺の一部を摘出除
去する手術等で広く行なわれている。 【0003】また、内視鏡や処置具を搭載し、遠隔操作
により作動して、前記内視鏡や処置具を用いた手術を術
者に代わって行なう手術用マニピュレータが例えば米国
特許第5217003号に開示されている。こうした手
術用マニピュレータは、通常、内視鏡や処置具を備える
挿入部が多関節構造となっており、各関節をアクチュエ
ータにより動作させることで、体腔内における目的部位
に対するアプローチを容易ならしめている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した内
視鏡下手術にあっては、体壁に開けた穴から体腔内に挿
入される内視鏡や処置具が体腔内の極力広い範囲で動作
できることが望まれる。しかしながら、術者が片手で操
作できる内視鏡や処置具は自由度の少ない直線形状のも
のであり、内視鏡や処置具が目的の位置に届いたとして
も所望のオリエンテーションで処置または観察を行なう
ことが困難であった。例えば、縫合の際に処置具で針を
持って臓器等に針をかけようとする場合に、縫合線に対
し直角に針をかけるのが望ましいが、処置具の自由度不
足が原因で困難な場合があった。 【0005】こうした問題は、自由度の大きい多関節構
造の挿入部を備えた前述の手術用マニピュレータを用い
ることで解消されるが、この場合、目的の位置でかつ所
望のオリエンテーションで作業を行なうために多関節構
造の挿入部を動作させると、関節部が目的とする以外の
臓器に接触して無理な力を与える可能性があった。 【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、体腔内で観察および
処置を行なうのに十分な自由度を有するとともに、それ
らの作業中に目的以外の臓器に接触して無理な力を与え
ることのない手術用マニピュレータを提供することにあ
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、生体内に挿入可能なストレート状の挿入
部と、この挿入部を進退自在に連結するとともにこの挿
入部の位置決めを行なう位置決め手段を備えたマニピュ
レータ本体と、屈曲自在な屈曲部を有して前記挿入部の
先端に接続され生体内組織部位の観察及びまたは処置を
行なう作業部とを具備する、遠隔操作によって駆動され
て生体内組織部位の観察及びまたは処置を行なう手術用
マニピュレータにおいて、2組の四節回転連鎖が互いに
対偶をなすような状態に6本のリンクを支点ピンを介し
て連結し、互いに向き合うリンク同士が平行になるよう
にリンク機構を構成し、マニピュレータ本体が、軸方向
に伸縮可能であり且つ軸の周り方向に回転可能な水平軸
と、軸方向に伸縮可能であり且つ軸の周り方向に回転可
能な垂直軸とによって固定されていることを特徴とす
る。 【0008】 【作用】上記構成では、挿入部を所望の位置に位置決め
することで、進退自在な挿入部を直線的に患部にアプロ
ーチさせることができ、その後、作業部を屈曲させれば
安全かつ確実に処置または観察が可能である。この構成
では、作業部を体腔内で複雑に屈曲させる必要がないた
め患部以外の組織を傷付けることがない。また、作業部
の長さを挿入部の長さよりも十分に短くするなど処置に
必要な最小限の長さに設定することにより、さらに安全
に患部のみを処置もしくは観察することができる。 【0009】 【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。図1ないし図4は本発明の第1の実施例を示す
ものである。本実施例の手術用マニピュレータ1は、マ
ニピュレータ本体3と、生体壁90に穿設された挿入孔
8を通じて体腔内に挿入可能なストレート形状の細径挿
入部2とからなる。マニピュレータ本体3は挿入部2の
位置決めを行なう位置決め手段としてのリンク機構およ
び調整機構(いずれも後述する。)を備えたアーム構造
になっており、このマニピュレータ本体3には後述する
ように挿入部2が進退自在に連結されている。また、挿
入部2の先端には作業部としてのエンドエフェクタが屈
曲自在に接続されている。このエンドエフェクタはマニ
ピュレータ1の作業目的によって異なっており、図1に
は内視鏡4と処置具5とが示されている。エンドエフェ
クタとして処置具5を有するマニピュレータの本体3は
図1に示されていないが、内視鏡4を備えたマニピュレ
ータ1と同じ構造を有するものとして省略してある。 【0010】内視鏡4および処置具5と挿入部2との間
には図示のごとく屈曲部が1か所しか設けられていな
い。そして、内視鏡4および処置具5の長さは挿入部2
の長さに比べて十分に小さい。また、内視鏡4は照明手
段および観察手段を有しており、処置具5は生体組織の
把持や剥離、縫合のための針の把持等を行なうための開
閉機構6を有している。 【0011】ところで、マニピュレータ1の軸数は、エ
ンドエフェクタの位置及びオリエンテーションに関する
自由度と、挿入孔8の位置に関する拘束条件とから決定
される。前者については、体腔内の任意の位置にある臓
器等を任意のオリエンテーションで観察あるいは処置を
行なうために、一般に、6自由度が必要となる。ただ
し、エンドエフェクタが内視鏡4である場合には観察さ
れた画像の回転を画像処理により補正することで1つ自
由度を減らして5自由度とすることができる。図1に示
すような形状を有する処置具5の場合には6自由度が必
要となる。また、後者については、マニュッピレータ1
が動作した際に生体壁90に開けた挿入孔8内で挿入部
2が移動して生体壁90に無理な力がかからないよう
に、挿入部2を常に一定の位置に保持することが望まし
く、そのためには、3自由度の拘束条件が必要となる。
したがって、両者を加えると、内視鏡4の場合は8自由
度、処置具5の場合は9自由度が必要となる。この自由
度を満足させるために、通常、マニピュレータ1の軸数
も自由度の数だけ必要となるが、図1に示すマニピュレ
ータ1は図3に示すポイントロック機構によってその軸
数を3つ削減することが可能である。 【0012】すなわち、このポイントロック機構は、2
組の四節回転連鎖が互いに対偶をなすような状態に6本
のリンクを図3に示すように支点ピンを介して連結し、
互いに向き合うリンク同志が平行になるように構成した
ものであり、先端側に位置する第1の平行四節リンク部
9と手元側に位置する第2の平行四節リンク部9´とか
らなる。第2の平行四節リンク部9´の手元側に位置す
る固定リンク12は回転軸10によってその軸心回りに
回転することができる。 【0013】このようなリンク機構では、第1の平行四
節リンク部9の先端に位置する従動節21の中心線と固
定リンク12の中心線との交点Pがこのリンク機構の動
作(マニピュレータ本体3の振り動作)および回転軸1
0を介した固定リンク12の回転動作によらず常に一定
の位置に固定される。 【0014】また、このリンク機構の手元側には固定リ
ンク12の位置や方向を変化させる調整機構が設けられ
ている。この調整機構は、それ自身その軸心回りに回転
(図中C1の方向)可能でかつ上下動(図中C2の方
向)可能な支持部11として構成されている。そして、
この支持部11には回転軸10が回転(図中A1の方
向)かつ進退(図中C3の方向)可能に支持されてい
る。したがって、支持部11を回転させたり上下動させ
たり、あるいは、支持部11に対して回転軸10を進退
させたりすることにより、固定リンク12の位置や方向
を変化させることができ、結果的に交点Pを任意の位置
に移動させることができる。無論、交点Pを所定の位置
に移動させた後に調整機構と固定リンク12の進退動作
とをロックさせれば、第2の平行四節リンク部9´を図
中A2で示す方向に回転させてリンク機構を動作させて
も、また、固定リンク12を回転動作させても、交点P
の位置はその所定位置に固定されたままである。 【0015】したがって、交点P(挿入部2上に位置し
ている。)が挿入孔8の位置に一致するように調整機構
を調整すれば、その後にリンク機構を動作させても挿入
孔8内における挿入部2の部位は常に一定の位置に保持
される。つまり、交点Pを挿入孔8の位置にロックさせ
た状態でリンク機構を動作させると、挿入部2は生体壁
90に無理な力を与えることなくその体腔内での位置を
任意に変化させることができる。よって、このポイント
ロック機構によれば、マニュッピレータ1が動作した際
に生体壁90に開けた挿入孔8内で挿入部2が移動して
生体壁90に無理な力がかからないため、前述した3自
由度の拘束条件は不要となる。したがって、本実施例の
マニピュレータ1の場合、本体3のリンク機構と挿入部
2とを合わせても、その軸数はエンドエフェクタを内視
鏡4とした場合で5つ、処置具5とした場合で6つとな
る。 【0016】次に、エンドエフェクタとして内視鏡4を
有する挿入部2の駆動機構について図4を参照しつつ説
明する。図4の(a)に示すように、挿入部2は、円筒
状の直動部7と、直動部7を進退自在に支持するガイド
部24と、ガイド部24を支持し図中A4で示す回転方
向に回転自在な回転部25とからなる。回転部25は前
述した従動節21を有して従動節21と同一の動作を行
なう手元側部91に回転自在に支持されている。 【0017】内視鏡4の図中A5方向の回転を可能にす
る軸心部にはプーリー17が設けられている。このプー
リー17にはワイヤ18が掛けらており、このワイヤ1
8の両端はそれぞれ回転部25に回転自在に支持された
第1のボールねじ19aと第2のボールねじ19bとに
牽引可能に固定されている。また、第1のボールねじ1
9aと第2のボールねじ19bはそれぞれ第1のモータ
20aと第2のモータ20bとによって回転される。プ
ーリー17を支持する直動部7はガイド部24との間に
配設されたスプリング22によって先端方向に付勢され
ており、常にワイヤ18に張力が掛かるようになってい
る。 【0018】モータ20a,20bの駆動によってボー
ルねじ19a,19bがワイヤ18のそれぞれの端部を
右側に牽引すると、ワイヤ18の各端部の移動量の和の
半分に相当する距離だけ直動部7が図中A3で示す右側
方向に移動し、ワイヤ18の各端部の移動量の差分だけ
先端にある軸(プーリー)17が図中A5で示す回転方
向に回転する。 【0019】回転部25は、ベアリング22により支持
されており、第3のモータ20cにより平歯車23,2
3を介して回転される。ガイド部24は回転部25にボ
ルト26等の結合部材によって固定されている。このボ
ルト26を外して、さらに、ワイヤ18をボールねじ1
9a,19bから取り外すことにより、ガイド部24を
含めた体腔内に挿入される挿入部2の部分を取り外すこ
とができ(図4の(b)参照)、これらの部分を単独に
洗浄・消毒・滅菌することができる。 【0020】上記構成では、A1〜A6の回転もしくは
進退動作を可能とさせる全ての軸が駆動手段としてアク
チュエータと駆動伝達要素とを有しており、これらの駆
動手段はマニピュレータ1の図示しない制御装置におい
て演算された動作指令に基づいて動作する。動作指令を
決定する手段として、マニピュレータ1の前記制御装置
に予めプログラムされた動作パターンを呼び出して実行
させるいわゆるプレイバック方式の他に、図2に示すマ
スターアーム14を操作者が手で動作させるとその動き
を制御装置により計測した後にマニピュレータ1の動作
指令を演算して実行させるいわゆるマスタースレーブ方
式がある。マスターアーム14は、マニピュレータ1に
相当する自由度を持つ関節機構15と、各関節に設けた
エンコーダ16とを有する。 【0021】このように、本実施例のマニピュレータ1
は、エンドエフェクタとして内視鏡4を用いた場合には
A1〜A5の5つの自由度を有し、また、エンドエフェ
クタとして処置具5を用いた場合には先端の回転A6を
含めた6つの自由度を有しており、前述した調整機構と
リンク機構とによって挿入部2の位置決めを行なうこと
ができる。すなわち、調整機構(C1〜C3)によって
交点Pを挿入孔8に位置固定させた状態で、今度はリン
ク機構を動作させる(A1〜A2)ことにより、体腔内
における挿入部2の位置決めが行なえる。 【0022】また、このように挿入部2を位置決めした
後の目的部位へのアプローチは、A3,A4、A5によ
って直線的かつ屈曲的に行なうことができる。つまり、
本実施例の挿入部2は、円筒形状の直動部7とその先端
に屈曲自在に支持されるエンドエフェクタとを有する構
造となっており、直動部7が直線状でかつ細く、回動軸
17からエンドエフェクタの先端までの長さが直動部7
の長さに比べて十分に小さいことが特徴である。したが
って、この構成では、細長い直動部7により挿入孔8か
ら目的とする部位まで直線状にアプローチし、屈曲する
エンドエフェクタの姿勢により目的とする部位における
所望のオリエンテーションを得ることができる。この
際、直動部7は直線状であるため、直線的なアプローチ
の際に目的とする以外の臓器に接触することがない。ま
た、挿入部2はエンドエフェクタをも含めてその屈曲部
が1か所のみであり且つエンドエフェクタの長さが直動
部7の長さに比べて十分に小さいため、エンドエフェク
タの屈曲動作の際にも目的とする以外の臓器に接触しに
くい。 【0023】以上のように、本実施例の手術用マニピュ
レータ1は、挿入部2のエンドエフェクタが体腔内の広
い範囲に対してアプローチできるとともに、その際に挿
入部2とエンドエフェクタとが目的とする以外の臓器に
接触しにくい構造となっている。つまり、体腔内で観察
および処置を行なうのに十分な自由度を有するととも
に、それらの作業中に目的以外の臓器に接触して無理な
力を与えることがない。 【0024】なお、本実施例の場合、屈曲部17からエ
ンドエフェクタの先端までの長さは直動部7の長さに対
し5分の1以下であることが望ましい。図5は本発明の
第2の実施例を示すものである。本実施例のマニピュレ
ータ1aは、エンドエフェクタとして、生体組織の把持
や剥離の他に図4に示すように縫合のための針27の把
持を行なう処置具5aを用いたものであり、その他の構
成は第1の実施例と同一である。なお、マニピュレータ
1aの動作指令を決定するための手段も、第1の実施例
と同様に、プレイバック方式の他、図2に示すマスター
アーム14を操作者が手で動作させることによるいわゆ
るマスタースレーブ方式が可能である。 【0025】本実施例の場合、処置具5aは緩やかな曲
線を描いて湾曲する湾曲部28を有しており、この湾曲
部28が円筒形状の直動部7に接続された構造となって
いる。したがって、細長い直動部7により挿入孔8から
目的とする部位まで直線状にアプローチし、湾曲部28
により目的とする部位における所望のオリエンテーショ
ンを得ることができる。この構成の場合も、直動部7は
直線状であるため、その途中で目的とする以外の臓器に
接触することがない。また、湾曲部28は緩やかに湾曲
するため、目的とする以外の臓器に接触しても無理な力
がかかることがない。なお、湾曲部28の長さは直動部
7の長さに対し3分の1以下であることが望ましい。 【0026】図6は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。本実施例の手術用マニピュレータ1bは、エンド
エフェクタが2つの処置具5b,5bから成り、縫合を
行なう際に針27の受け渡しを行なうことができるよう
になっている。その他の構成は第1の実施例と同一であ
る。この構成の場合も、マニピュレータ1bの動作指令
を決定するための手段として、図6の(b)に示すよう
にマスターアーム14を操作者が手で動作させることに
よるいわゆるマスタースレーブ方式を採用することがで
きる。 【0027】図7は本発明の第4の実施例を示すもので
ある。本実施例のマニピュレータ1cは腎臓60の摘出
作業を行なうためのものである。腎臓60を摘出する場
合、一般に、背側からアプローチする方法と、腹側から
アプローチする方法とがある。背側からアプローチする
方が腎臓60に到達するのに近いが、開腹せずに内視鏡
や処置具を挿入して手術を行なういわゆる内視鏡下手術
においては、体腔内において十分な術野確保できないと
いう問題があった。 【0028】本実施例のマニピュレータ1cは、直線状
の挿入部30と、挿入部30の周囲に設けた透明バルー
ン31と、挿入部30の先端に設けた立体視内視鏡29
と、同じく挿入部30の先端に設けた双腕多自由度アー
ム32とからなり、背側からアプローチする際にも術野
を確保することができるとともに、双腕多関節アーム3
2が処置を行なう際に目的とする以外の臓器に接触する
ことなく腎臓60を摘出することができる。すなわち、
まず、挿入部30を後腹膜61を通じて体腔内に挿入し
たら、それと同時に生理食塩水でバルーン31を膨らま
せて後腹膜腔を拡張し、十分な視野を確保する。これに
より、双腕多関節アーム32は、周囲の臓器から距離を
離すことができ、関節部33が目的とする臓器に接触し
にくくなる。さらに、立体内視鏡29の視野を十分広く
取り、その視野の中に双腕多関節アーム32全体を納め
ることにより関節部33が周囲の臓器に接触しようとす
るのを観察できるため、目的以外の臓器への接触を事前
に防ぐことができる。そして、腎臓60を尿管62、腎
動脈63および腎静脈64から切離した後に挿入孔8か
ら摘出する。なお、マニピュレータ1cの本体部の構成
は第1の実施例と同一である。 【0029】図8および図9は本発明の第5の実施例を
示すものである。本実施例のマニピュレータ1dも腎臓
60の摘出作業を行なうためのものである。本実施例の
マニピュレータ1dは、直線状の挿入部34と、挿入部
34の周囲に設けられて体腔内への挿入後にパラソル状
に開く体腔内視野拡張具35(複数の拡張部材35a…
から成る。)と、体腔内視野拡張具35の内側に設けた
臓器摘出用組織粉砕器36と、立体視内視鏡37と、挿
入部34の先端に設けられた剥離鉗子・圧排子用のマイ
クロマニピュレータ38,38と、縫合・結紮用の双腕
マイクロマニピュレータ70,70とからなり、双腕マ
イクロマニピュレータ70,70の把持面には触覚セン
サ39が設けられている。尿管、腎動脈および腎動脈か
ら切離されて挿入孔8を通じて摘出される腎臓60はそ
のままの大きさでは挿入孔8を通ることができないの
で、体腔内視野拡張具35で腎臓60を包んだ後にこの
腎臓60を臓器摘出用組織粉砕器36によって粉砕す
る。そのため、臓器摘出用組織粉砕器36には強力超音
波振動子と吸引装置とが備えられている。 【0030】図9は腎臓を切り離す際に縫合・結紮用の
双腕マイクロマニピュレータ70,70により腎動脈6
3の結紮を行なう動作を示したものである。図示のよう
に、腎動脈63に糸40をかけ(図9の(a)(b)参
照)、この糸40によって腎動脈63を結紮する(図9
の(c)(d)参照)といった繁雑な一連の作業は、予
めプログラムされたシーケンスに従い、双腕マイクロマ
ニピュレータ70,70により自動的に行なわれる。な
お、マニピュレータ1dの本体部の構成は第1の実施例
と同一であるが、異なった構成であっても良い。 【0031】本実施例においては、気腹作業を行なうこ
となく体腔内術野拡張具35が十分な術野を確保すると
同時に体腔の内壁を保護し、また、触覚センサ39によ
り臓器への損傷を防ぐことができるため、マイクロマニ
ピュレータ38,70が目的とする以外の臓器に接触す
ることが少ない上に、接触しても体腔内術野拡張具35
で保護されているため、臓器に無理な力を及ぼすことが
ない。 【0032】図10は、前述した各実施例におけるマニ
ピュレータ1の操作手段として、操作者の腕の筋電位を
使用する場合を示している。操作者の腕に複数の筋電位
電極41を配列した筋電アレイセンサ42を取り付け、
操作者が手を動かしたときに筋肉から発生する筋電位信
号を検出する。検出処理回路43は、手の動きと検出さ
れた筋電位の分布との相関関係を予め求めておくことに
より、検出された筋電位の分布からどのように手を動か
したかを認識することが可能である。本実施例では、手
の開閉時と手首の振り動作との際に発生する筋電位の分
布を予め求めておき、これらの筋電位の分布が発生した
ときに、マニピュレータ1の処置具5の開閉及び湾曲部
28の湾曲動作が操作者の手の動きと一致するように、
マニピュレータ制御回路44が動作指令を発する。 【0033】図11は、操作者が前述のマスタースレー
ブ方式あるいは筋電アレイセンサを用いて体腔内に挿入
されたマニピュレータ1を操作する場合に、体腔内の観
察像をマニピュレータ1の本体であるアーム部3に取り
付けた小型ディスプレイ47で見ながら行なうことがで
きるようになっているものである。第4の実施例のよう
に挿入部34の先端に取り付けられた内視鏡37の光軸
と小型ディスプレイ47の法線とが平行となるように小
型ディスプレイ47がマニピュレータ1のアーム部3に
取り付けられている。これにより、マニピュレータ1が
動作して視野が変化しても小型ディスプレイ47もこれ
に伴って動作するため、観察方向と表示される方向とが
常に一致し、操作者は観察方向を感覚的に把握しながら
マニピュレータ1を操作することができる。 【0034】図12は、前立腺摘除術(TUR−P)の
ロボットシステムの全体構成図を示している。本システ
ムは、レゼクトスコープ48を取り付けたロボット49
と、超音波スコープ50を取り付けたロボット51と、
レゼクトスコープ48に取り付けたカメラ52と、カメ
ラ52で撮影した画像と超音波エコー像とを同時に表示
するモニタ53と、2台のロボット49,51を操作す
るための操作部54と、ロボット制御装置55とを備え
ている。また、レゼクトスコープ48の先端にはロープ
形状の高周波電極56が設けられている。 【0035】この構成にあっては、操作者はモニタに映
しだされた前立腺80の切除対象を観察しながらロボッ
ト49,51を操作し、レゼクトスコープ48の先端を
切除対象に向け、高周波電極56を尿道48の開口側に
引きながら前立腺80を切除することができる。この
際、高周波電極56は常にレゼクトスコープ48の視野
の中に納まってモニタ53に映しだされているため、操
作者は誤って目的とする以外の部位を切除することがな
い。 【0036】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の手術用マ
ニピュレータは、体腔内で観察および処置を行なうのに
十分な自由度を有するとともに、それらの作業中に目的
以外の臓器に接触して無理な力を与えることがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施例を示す手術用マニピュレ
ータの全体構成図である。 【図2】手術用マニピュレータの動作指令を決定するた
めのマスターアームを有するマスタースレーブ方式の構
成図である。 【図3】図1の手術用マニピュレータのポイントロック
機構の構成図である。 【図4】図1の手術用マニピュレータの挿入部の駆動機
構を示す断面図である。 【図5】(a)は本発明の第2の実施例を示す手術用マ
ニピュレータの全体構成図、(b)は(a)の手術用マ
ニピュレータの動作指令を決定するためのマスターアー
ムを有するマスタースレーブ方式の構成図である。 【図6】(a)は本発明の第3の実施例を示す手術用マ
ニピュレータの全体構成図、(b)は(a)の手術用マ
ニピュレータの動作指令を決定するためのマスターアー
ムを有するマスタースレーブ方式の構成図である。 【図7】本発明の第4の実施例を示す手術用マニピュレ
ータの挿入部を腎臓にアプローチさせた状態を示す状態
図である。 【図8】本発明の第5の実施例を示す手術用マニピュレ
ータの挿入部を腎臓にアプローチさせた状態を示す状態
図である。 【図9】図8の手術用マニピュレータのエンドエフェク
タを用いた動脈の結紮作業を作業工程別に示した工程図
である。 【図10】操作者の腕の筋電位を用いたマニピュレータ
操作方法の概略構成図である。 【図11】小型ディスプレイで体腔内の観察像を見なが
ら作業を行なうことが可能な好適な構成例を示す斜視図
である。 【図12】前立腺摘除術(TUR−P)のロボットシス
テムの全体構成図である。 【符号の説明】 1,1a,1b,1c,1d…手術用マニピュレータ、
2…挿入部、4,5…エンドエフェクタ(作業部)、3
…マニピュレータ本体、11…支持部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/00 320

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 生体内に挿入可能なストレート状の挿入
    部と、この挿入部を進退自在に連結するとともにこの挿
    入部の位置決めを行なう位置決め手段を備えたマニピュ
    レータ本体と、屈曲自在な屈曲部を有して前記挿入部の
    先端に接続され生体内組織部位の観察及びまたは処置を
    行なう作業部とを具備する、遠隔操作によって駆動され
    て生体内組織部位の観察及びまたは処置を行なう手術用
    マニピュレータにおいて、 2組の四節回転連鎖が互いに対偶をなすような状態に6
    本のリンクを支点ピンを介して連結し、互いに向き合う
    リンク同士が平行になるようにリンク機構を構成し、 マニピュレータ本体が、軸方向に伸縮可能であり且つ軸
    の周り方向に回転可能な水平軸と、軸方向に伸縮可能で
    あり且つ軸の周り方向に回転可能な垂直軸とによって固
    定されていることを特徴とする手術用マニピュレータ。
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