JP3476684B2 - 液体柔軟剤組成物 - Google Patents

液体柔軟剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟性及び風合い
付与効果が高く、保存安定性が優れた液体柔軟剤組成物
に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
家庭用柔軟剤として市販されている製品は、少量で各種
繊維に対して良好な柔軟性付与効果を示すため、殆どが
ジ(硬化牛脂アルキル)ジメチルアンモニウムクロライ
ドに代表されるような1分子中に1〜2個の長鎖アルキ
ル基を有する第4級アンモニウム塩を柔軟基剤とするも
のである。 【0003】特表平5−508889号公報、特表平5
−509342号公報には、風合いを改善するため、上
記の柔軟基剤に加えてミクロ乳化アミン官能シリコーン
を配合した組成物が開示されている。さらに、柔軟剤基
剤についても生分解性を改善するための検討が進めら
れ、特開平5−230001号公報、特開平8−928
75号公報、特開平5−35108号公報等には、分子
中にエステル基を含有する柔軟基剤が開示されている。 【0004】しかし、このような柔軟基剤は、製造当初
は柔軟性の付与効果及び生分解性に優れるものの、貯蔵
中に柔軟基剤がエステル基部分で加水分解するため、柔
軟性付与効果が著しく低下してしまう。また、シリコー
ンと組み合わせた場合、貯蔵中に分離して、柔軟性や風
合いの付与効果が低下する問題も生じる。 【0005】本発明は、柔軟性や風合いの付与効果を損
なうことなく、保存安定性を高めた液体柔軟剤組成物を
提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、下記の
(A)、(B)及び(C)成分を含有する液体柔軟剤組
成物を提供するものである。 (A)分子中に少なくとも1つのエステル基を有する4
級アンモニウム化合物又は3級アミンの無機もしくは有
機酸塩 0.1〜20重量% (B)下記一般式(1)で表されるシリコーン化合物
0.01〜5重量% 【0007】 【化2】 【0008】[式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基
であり、Xは分子中に少なくとも1つのアミド基、アミ
ノ基もしくはヒドロキシル基を有する側鎖であり、R
はR又はXと同一の基を示し、aは1〜1,000、
bは10〜10,000の数で、重量平均分子量が5,
000〜2,000,000となる数を示す。] (C)分子中にアルキル基又はアルケニル基とエチレン
オキシ基を有し、アルキル基又はアルケニル基の分子量
に対するエチレンオキシ基の平均分子量の比が10〜2
50で、全体の平均分子量が3,300〜40,000
であるポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエー
テル 0.001〜5重量% 【0009】 【発明の実施の形態】本発明で用いる(A)成分は、分
子中に少なくとも1つのエステル結合を有する4級アン
モニウム化合物又は3級アミン化合物の無機もしくは有
機酸塩であり、そのほか酸アミド結合又はエーテル結合
を含んでいてもよい。無機酸塩としては、塩酸塩、硝酸
塩、燐酸塩、硫酸塩等を挙げることができ、有機酸塩と
しては、炭素数2〜18の飽和又は不飽和の脂肪酸塩、
乳酸塩、グリコール酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩等
を挙げることができる。 【0010】4級アンモニウム化合物及び3級アミン化
合物は、長鎖結合基を有することができる。この場合の
長鎖結合基としては、炭素数11〜36の直鎖もしくは
分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基と、エステル基、
酸アミド結合又はエーテル結合を含む直鎖又は側鎖を有
することもある長鎖結合基を挙げることができる。この
長鎖結合基を構成する直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基部分は、ステアリン酸、パルミチン酸
等の飽和脂肪酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸
等の不飽和高級脂肪酸のほか、牛脂、豚脂、パーム油、
パーム核油、オリーブ油等の天然油脂を分解、精製して
得られる脂肪酸から由来するものである。これらの中で
も特に、オレイン酸、ステアリン酸、牛脂脂肪酸、硬化
牛脂脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、硬化
パーム核油脂肪酸が好適である。なお、不飽和高級脂肪
酸としては、立体異性体がシス体又はトランス体であっ
ても、両者の混合物であってもよいが、特にシス体/ト
ランス体の比率が25/75〜100/0(重量比)で
あることが好ましい。 【0011】第3級アミン化合物の長鎖結合基がエーテ
ル結合を含む場合には、牛脂、豚脂、パーム油、オリー
ブ油を還元して得られるアルコール由来のほか、それら
からゲルベ反応によって得られる合成アルコールも使用
できる。 【0012】(A)成分は、下記一般式(2)及び一般
式(3)で表される化合物が好ましい。 【0013】 【化3】 【0014】[式中、R3、R5は、同一又は異なってい
てもよい炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル
基を示し;Q1、Q2は、同一又は異なっていてもよく、
−COO−、−CONR9−、−O(CO)−、−NR9
CO−(ここで、R9は水素原子、炭素数1〜3のアル
キル基又はヒドロキシアルキレン基を示す。)を示し、
1、Q2の少なくとも1つは−COO−又は−O(C
O)−を示し;R4、R6は、炭素数1〜5のアルキレン
基を示し;R7、R8は、炭素数1〜3のアルキル基もし
くはヒドロキシアルキレン基又はR3−Q1−R4−を示
し、HYは上記した無機酸又は有機酸を示し、Y-はハ
ロゲン原子等の陰イオンを生成するものを示す。] より具体的には下記の化合物を挙げることができる。 【0015】 【化4】 【0016】また、(A)成分としては、下記一般式で
表される化合物を用いることもできる。 【0017】 【化5】 【0018】(A)成分の含有量は、優れた柔軟性を付
与するため、0.1〜20重量%であり、好ましくは
0.5〜10重量%である。 【0019】本発明で用いる(B)成分は、下記一般式
(1)で表されるシリコーン化合物である。 【0020】 【化6】【0021】[式中、R2は炭素数1〜3のアルキル基
を示し、Xは分子中に少なくとも1つのアミド基、アミ
ノ基又はヒドロキシル基を有する側鎖を示し、R1はR2
又はXと同一の基を示し、aは1〜1,000、bは1
0〜10,000の数で、重量平均分子量が5,000
〜2,000,000となる数を示す。] アミノ基を有する側鎖Xとしては、下記のものを挙げる
ことができる。 −C36−NH2 −C36−NH−C24−NH2 −C36−NH−C24−NH−C24−NH2 −C36−N(CH3)2 -C36−N(CH3)−C24−N(CH3)2 −C36−N(CH3)−C24−N(CH3)−C24−N
(CH3)2 これらの側鎖Xを有する一般式(1)の化合物は、例え
ば下記の反応により合成することができる。 【0022】 【化7】 【0023】分子内にヒドロキシル基を有する側鎖Xと
しては、糖由来残基が好ましい。このような糖由来残基
は、D−グルコース、D−ガラクトース、D−アロー
ス、D−アルドース、D−マンノース、D−グロース、
D−イドース、D−タロース等の還元性単糖に由来する
アルドン酸のラクトン;マルトース、セロビオース、ラ
クトース、キシロビオース、イシマルトース、ニゲロー
ス、コージビオース等の還元性2糖に由来するアルドン
酸のラクトン;及び還元性3糖以上のオリゴ糖に由来す
るアルドン酸のラクトンを用いてシリコーンに導入する
ことができる。糖残基導入方法としては、上記アミノ変
性シリコーンと上記糖ラクトンを溶媒中加熱混合するこ
とにより、アミド基を介在してシリコーンに導入する方
法を適用できる。 【0024】分子内にアミド基を有する側鎖Xは、上記
アミノ変性シリコーンと炭素数1〜20の飽和もしくは
不飽和の脂肪酸又はその誘導体とのアミド化反応を適用
して導入できる。その他、酢酸エチル等の溶媒を使用
し、硫酸ジエチル、p−トルエンスルホン酸メチル等の
硫酸、スルホン酸のメチル又はエチルエステルを触媒と
して、側鎖に1級アミンを有するアミノ変性シリコーン
と一般式(4)の化合物を反応させる方法も適用でき
る。 【0025】 【化8】 【0026】[式中、R11は、水素原子、炭素数1〜2
2のアルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基又は
アリール基を示し、nは2又は3を示す。] aは好ましくは1〜100、bは好ましくは50〜2,
000の数で、重量平均分子量が好ましくは10,00
0〜1,000,000となる数を示す。 【0027】(B)成分の含有量は、好ましい風合いを
付与するため、0.01〜5重量%であり、好ましくは
0.1〜5重量%である。 【0028】本発明で用いる(C)成分は、分子中にア
ルキル基又はアルケニル基とエチレンオキシ基を有する
ものである。 【0029】(C)成分におけるアルキル基又はアルケ
ニル基の分子量(M1)に対するエチレンオキシ基の平
均分子量(M2)の比(M2/M1=E)は、10〜25
0であり、好ましくは10〜200である。(C)成分
の平均分子量は、1,000〜40,000であり、好
ましくは2,000〜30,000である。 【0030】(C)成分としては、下記のものを挙げる
ことができる。 エマルゲン2200(ポリオキシエチレ
ンセチルエーテル、分子量7000、E=31)、エマ
ルゲン3200(ポリオキシエチレンセチルエーテル、
分子量6000、E=24)、ビスサーフS(エマルゲ
ン3200とブタンジエポキシドとの反応物、分子量1
0000〜20000、E>30)、ビスサーフCT
(エマルゲン2200とビニルシクロヘキサンジエポキ
シドとの反応物、分子量20000〜30000、E>
30)。 【0031】(C)成分の含有量は、保存安定性を高
め、使いやすい粘度に保つため、0.001〜5重量%
であり、好ましくは0.01〜2重量%である。 【0032】本発明の組成物には、その他の添加剤とし
て、(C)成分以外の非イオン界面活性剤(アルキル鎖
の炭素数が8〜18で、エチレンオキサイド付加モル数
が10〜30のポリオキシエチレンアルキルエーテルが
好ましい)、脂肪酸(炭素数が12〜22のものが好ま
しい)、抗菌剤(イソチアゾリン骨格を有するものが好
ましい)、有機酸(コハク酸及びクエン酸が好まし
い)、溶媒(エチレングリコール、プロピレングリコー
ル及び重量平均分子量が5000以内のポリエチレング
リコールが好ましい)、無機塩(食塩、塩化アンモニウ
ム、塩化カルシウムが好ましい)、その他(香料、色
素)を配合することが好ましい。 【0033】 【実施例】製造例1 下記の製造例(I)〜(III)により、(A)成分の4級ア
ンモニウム化合物を製造した。 【0034】(I)N−メチルエタノールアミンとアク
リロニトリルの付加物より、公知の方法[J.Org.Chem.,2
6,3409,(1960)]で合成したN−(2−ヒドロキシエチ
ル)−N−メチル−1,3−プロピレンジアミン66g
と硬化牛脂脂肪酸284gを、撹拌機、温度計及び脱水
管を備えた4つ口フラスコに仕込み、180℃まで昇温
した。その温度で約10時間、生成する水を留去しなが
ら加熱した結果、表1記載の(I)の化合物を主成分と
する反応物300gを得た。得られた反応物の酸価、ケ
ン化価、水酸基価、全アミン価、3級アミン価を測定
し、反応物の組成を調べた結果、ジアルキル体が86重
量%、モノアルキルアミド体が10重量%、未反応脂肪
酸が4重量%であった。また、ガスクロマトグラフィー
による分析から、未反応のN−(2−ヒドロキシエチ
ル)−N−メチル−1,3−プロピレンジアミンが反応
物中に0.1重量%含有されていた(特開平5−230
001号公報参照)。 【0035】(II)上記の(I)で得られた化合物30
0gを8−アセチル化蔗糖を添加した工業用アルコール
60gに溶解し、撹拌機、温度計及び圧力計を備えたオ
ートクレーブに仕込み、2,6−ジ−tert−ブチル−p−
クレゾール(B.H.T)を0.15g加えて、メチル
クロライド28gを圧入した。100℃で約8時間反応
させた結果、表1記載の(II)の化合物を主成分とする
反応物390gを得た。反応物の固形分は85重量%で
あり、アミン価の測定から、4級化反応率は96%であ
った。また、4級化されていないアミンのジアルキル体
/モノアルキル体の比率は、85/15(重量比)であ
った(特開平5−230001号公報参照)。 【0036】(III)N−メチルジエタノールアミン60
gと硬化牛脂脂肪酸273gを、(I)と同じ4つ口フ
ラスコに仕込み、190℃まで昇温した。その温度で約
10時間、生成する水を留去しながら加熱し、一般式
(5)において、R14がメチル基、mが2、nが2であ
り、R12、R13が硬化牛脂脂肪酸残基である化合物を主
成分とする反応物315gを得た。 【0037】 【化9】 【0038】得られた反応物の酸価、ケン化価、水酸基
価、全アミン価、3級アミン価を測定し、反応物の組成
を調べた結果、ジアルキル体が92重量%、モノアルキ
ル体が5重量%、未反応脂肪酸が3重量%であった。次
に、得られた化合物300gを8−アセチル化蔗糖を添
加した工業用アルコール60gに溶解し、(II)と同じ
オートクレーブに仕込み、B.H.T0.15gを加え
て、メチルクロライド31gを圧入した。100℃で約
8時間反応させた結果、表1の(III)の化合物を主成
分とする反応物390gを得た。反応物の固形分は85
重量%であった。アミン価の測定から、4級化反応率は
96%であった。また、4級化されていないアミンのジ
アルキル体/モノアルキル体の比率は95/5(重量
比)であった。 【0039】 【表1】【0040】製造例2 下記の製造例(i)、(ii)により、(B)成分を製造し
た。 【0041】(i)糖変性シリコーンの製造 東芝シリコーン(株)社製アミノ変性シリコーンTSF
4704を50g(アミン当量20000)と2−プロ
パノール500g、グルコノラクトン0.68g(アミ
ンに対して1.5mol倍)を加え、80℃で10時間撹
拌した。その後、2−プロパノールを留去し、得られた
オイルを水で数回洗浄し、乾燥させて糖変性シリコーン
を得た。 【0042】(ii)アミド変性シリコーンの製造 2.14g(0.0139モル)と2−エチル−2−オ
キサゾリン3.31g(0.33モル)を脱水した酢酸
エチル70gに溶解し、窒素雰囲気下、5時間加熱還流
し、末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチルイミン)
を得た。次に、東芝シリコーン製TSF4703(アミ
ン当量1600)63.8g(アミンとして0.011
6モル)の50%酢酸エチル溶液を一括して加え、10
時間加熱還流した。反応混合物を減圧濃縮し、アミド変
性シリコーンを得た。 【0043】実施例1〜、比較例1〜4 表2に示す組成(重量%表示。残部は水である。)の液
体柔軟剤組成物を調製し、下記に示す基準で保存安定性
を評価した。結果を表2に示す。 【0044】(A)成分:製造例1で合成した化合物
(I)〜(III) (B)成分: B−1:東芝シリコーン製TSF4705(アミノ変性
シリコーン、アミン当量4000) B−2:糖変性シリコーン(製造例2(i)で得たもの) B−3:アミド変性シリコーン(製造例2(ii)で得たも
の) 比較例として、ポリジメチルシロキサン(東レ・ダウコ
ーニング SM8705)を用いた。 (C)成分: C−1:ビスサーフCT(分子量20000〜30000、E>3
0) C−3:エマルゲン2200 (分子量7000、E=31) その他の成分 D−1:ポリオキシエチレンラウリルエーテル(平均エ
チレンオキサイド付加モル数(EO)47) D−2:ポリオキシエチレンアルキルエーテル(アルキ
ル鎖が1級直鎖(炭素数が12〜14)であり、EOが
12) D−3:炭素数16〜18の硬化牛脂由来脂肪酸 プロキセルBDN:イソチアゾリン系抗菌剤(ゼネカ社
製) ポリエチレングリコール:重量平均分子量1000。 【0045】<分離容量の測定>表2の柔軟剤組成物
を、直径24mm、高さ250mmのパイレックスグラス製
円柱状容器(スリ付き栓有り、容量目盛り付き)に50
ml入れ、密閉した後、40℃/80%の条件で3ヶ月保
存した。室温に戻した後、下部の透明液体部分の容量を
容器の目盛りから読みとった。 【0046】<加水分解率の測定>酸価(AV)及びケ
ン化価(SV)から下式で4級アンモニウム塩の加水分
解率を測定した。 加水分解率(%)=[1-{(保存後のSV−保存後のAV)
/(保存前のSV−保存前のAV)}]×100 【0047】 【表2】【0048】実施例1〜5の組成物は、殆ど分離してお
らず、加水分解率も小さいことから、保存安定性が高い
ことが確認された。さらに、これらの結果からも明らか
なとおり、長期保存後においても高い柔軟性、風合い付
与効果を有していることも確認された。 【0049】 【発明の効果】本発明の液体柔軟剤組成物は、エステル
基を有する柔軟基剤とシリコーンとを併用しているにも
かかわらず、柔軟基剤の加水分解及び組成物の分離が抑
制され、保存安定性が高い。このため、長期保存後にお
いても優れた柔軟性及び風合い付与効果を有している。
フロントページの続き (72)発明者 小倉 信之 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社 研究所内 (56)参考文献 特開 平5−195432(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 13/46 - 13/463

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記の(A)、(B)及び(C)成分を
    含有する液体柔軟剤組成物。 (A)分子中に少なくとも1つのエステル基を有する4
    級アンモニウム化合物又は3級アミンの無機もしくは有
    機酸塩 0.1〜20重量% (B)下記一般式(1)で表されるシリコーン化合物
    0.01〜5重量% 【化1】 [式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を示し、Xは
    分子中に少なくとも1つのアミド基、アミノ基又はヒド
    ロキシル基を有する側鎖を示し、RはR又はXと同
    一の基を示し、aは1〜1,000、bは10〜10,
    000の数で、重量平均分子量が5,000〜2,00
    0,000となる数を示す。] (C)分子中にアルキル基又はアルケニル基とエチレン
    オキシ基を有し、アルキル基又はアルケニル基の分子量
    に対するエチレンオキシ基の平均分子量の比が10〜2
    50で、全体の平均分子量が3,300〜40,000
    であるポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエー
    テル 0.001〜5重量%
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