JP3505396B2 - 液体柔軟剤組成物 - Google Patents

液体柔軟剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カシミヤやウール
等の動物性繊維に対して好ましい柔軟性と風合いを与え
る液体柔軟剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
家庭用に使用されている柔軟剤組成物は、木綿やアクリ
ル系の合成繊維に対する柔軟性や風合い付与効果は高い
ものの、ウールやカシミア等の動物性繊維に対しては十
分満足できる柔軟性や風合いを付与することが困難であ
る。これは、通常使用される柔軟基剤の4級アンモニウ
ム塩の吸着量が、木綿等の繊維に比べて少ないためであ
る。
【0003】柔軟基剤の吸着量を向上させる方法として
は、繊維と親和性のある官能基を4級アンモニウム塩に
導入する方法が知られているが(特開平5−23000
1号公報、特開平8−92875号公報、特開平5−3
5108号公報参照)、このような4級アンモニウム塩
を使用しても、カシミアやウール製品に対する柔軟性や
風合いの付与効果は十分ではない。また、より柔らかく
仕上げるため柔軟剤にシリコーンを配合する方法も知ら
れており、特表平5−508889号公報及び特表平5
−509342号公報には、ミクロ乳化アミン官能シリ
コーンを配合した柔軟剤が開示されている。しかし、こ
れらの柔軟剤は、シリコーンが常温で液状であるため、
べたつき感が残るという問題がある。
【0004】本発明は、カシミアやウール等の動物性の
繊維製品に対しても、優れた柔軟性や風合いを付与でき
る液体柔軟剤組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)4級ア
ンモニウム化合物又は3級アミンの無機もしくは有機酸
塩 0.1〜20重量%及び(B)下記一般式(1)で
表されるシリコーン化合物 0.01〜5重量%を含有
し、(A)及び(B)成分の配合比(重量比)が(A)
/(B)=100/1〜1/1である液体柔軟剤組成物
を提供する。
【0006】
【化2】
【0007】[式中、R2は炭素数1〜3のアルキル基
を示し、Xは分子中に少なくとも1つのアミノ基又はヒ
ドロキシル基を有する側鎖を示し、R1はR2又はXと同
一の基を示し、a、bは、a/(a+b)(モル比)が
0.05〜0.20の範囲となる数を示す。]
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で使用する(A)成分は、
4級アンモニウム化合物又は3級アミン化合物の無機も
しくは有機酸塩であり、特に分子中に少なくとも1つの
エステル基又はアミド基を有する化合物が好ましく、エ
ーテル結合を有することもできる。無機酸塩としては、
塩酸塩、硝酸塩、燐酸塩、硫酸塩等を挙げることがで
き、有機酸塩としては、炭素数2〜18の飽和又は不飽
和の脂肪酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、クエン酸塩、
マレイン酸塩等を挙げることができる。
【0009】4級アンモニウム化合物及び3級アミン化
合物は、長鎖結合基を有することができる。この場合の
長鎖結合基としては、炭素数11〜36の直鎖もしくは
分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基と、エステル基、
酸アミド結合又はエーテル結合を含む直鎖又は側鎖を有
することもある長鎖結合基を挙げることができる。この
長鎖結合基を構成する直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基部分は、ステアリン酸、パルミチン酸
等の飽和脂肪酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸
等の不飽和高級脂肪酸のほか、牛脂、豚脂、パーム油、
パーム核油、オリーブ油等の天然油脂を分解、精製して
得られる脂肪酸から由来するものである。これらの中で
も特に、オレイン酸、ステアリン酸、牛脂脂肪酸、硬化
牛脂脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、硬化
パーム核油脂肪酸が好適である。なお、不飽和高級脂肪
酸としては、立体異性体がシス体又はトランス体であっ
ても、両者の混合物であってもよいが、特にシス体/ト
ランス体の比率が25/75〜100/0(重量比)で
あることが好ましい。
【0010】第3級アミン化合物の長鎖結合基がエーテ
ル結合を含む場合には、牛脂、豚脂、パーム油、オリー
ブ油を還元して得られるアルコール由来のほか、それら
からゲルベ反応によって得られる合成アルコールも使用
できる。
【0011】このような化合物としては、一般式(2)
及び一般式(3)で表される化合物を挙げることができ
る。
【0012】
【化3】
【0013】[式中、R3、R5は、同一又は異なってい
てもよい炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル
基を示し;Q1、Q2は、同一又は異なっていてもよく、
−COO−、−CONR9−、−O(CO)−、−NR9
CO−(ここで、R9は水素原子、炭素数1〜3のアル
キル基又はヒドロキシアルキレン基を示す。)を示し、
1、Q2の少なくとも1つは−COO−又は−O(C
O)−を示し;R4、R6は、炭素数1〜5のアルキレン
基を示し;R7、R8は、炭素数1〜3のアルキル基もし
くはヒドロキシアルキレン基又はR3−Q1−R4−を示
し、HYは上記した無機酸又は有機酸を示し、Y-はハ
ロゲン原子等の陰イオンを生成するものを示す。] より具体的には下記の化合物を挙げることができる。
【0014】
【化4】
【0015】また、(A)成分としては、下記一般式で
表される化合物を用いることもできる。
【0016】
【化5】
【0017】(A)成分の含有量は、優れた柔軟性を付
与するため、0.1〜20重量%であり、好ましくは1
〜10重量%である。
【0018】本発明で用いる(B)成分は、下記一般式
(1)で表されるシリコーン化合物である。
【0019】
【化6】
【0020】[式中、R2は炭素数1〜3のアルキル基
を示し、Xは分子中に少なくとも1つのアミノ基又はヒ
ドロキシル基を有する側鎖を示し、R1はR2又はXと同
一の基を示し、a、bは、a/(a+b)が0.05〜
0.20の範囲となる数を示す。] アミノ基を有する側鎖Xとしては、下記のものを挙げる
ことができる。 −C36−NH2 −C36−NH−C24−NH2 −C36−NH−C24−NH−C24−NH2 −C36−N(CH3)2 −C36−N(CH3)−C24−N(CH3)2 −C36−N(CH3)−C24−N(CH3)−C24−N
(CH3)2 これらの側鎖Xを有する一般式(1)の化合物は、例え
ば下記の反応により合成することができる。
【0021】
【化7】
【0022】分子内にヒドロキシル基を有する側鎖Xと
しては、糖由来残基が好ましい。このような糖由来残基
は、D−グルコース、D−ガラクトース、D−アロー
ス、D−アルドース、D−マンノース、D−グロース、
D−イドース、D−タロース等の還元性単糖に由来する
アルドン酸のラクトン;マルトース、セロビオース、ラ
クトース、キシロビオース、イシマルトース、ニゲロー
ス、コージビオース等の還元性2糖に由来するアルドン
酸のラクトン;及び還元性3糖以上のオリゴ糖に由来す
るアルドン酸のラクトンを用いてシリコーンに導入する
ことができる。糖残基導入方法としては、上記アミノ変
性シリコーンと上記糖ラクトンを溶媒中加熱混合するこ
とにより、アミド基を介在してシリコーンに導入する方
法を適用できる。
【0023】a、bは、a/(a+b)(モル比)が、
0.05〜0.20、好ましくは0.05〜0.15の
範囲になる数である。モル比が0.20以下であると、
好ましい風合いを付与することができ、0.05以上で
あると、十分な柔軟性を付与できる。(B)成分の分子
量は特に限定されないが、好ましくは5,000〜2,
000,000、特に好ましくは10,000〜1,0
00,000である。
【0024】(B)成分の含有量は、好ましい風合いを
付与するため、0.01〜5重量%であり、好ましくは
0.1〜5重量%である。
【0025】(A)成分と(B)成分の配合比は、
(A)/(B)=100/1〜1/1であり、好ましく
は50/1〜2/1である。
【0026】本発明の組成物には、その他の添加剤とし
て、非イオン界面活性剤(アルキル鎖の炭素数が8〜1
8で、エチレンオキサイド付加モル数が10〜30のポ
リオキシエチレンアルキルエーテルが好ましい)、脂肪
酸(炭素数が12〜22のものが好ましい)、抗菌剤
(イソチアゾリン骨格を有するものが好ましい)、有機
酸(コハク酸及びクエン酸が好ましい)、溶媒(エチレ
ングリコール、プロピレングリコール及び重量平均分子
量が5000以内のポリエチレングリコールが好まし
い)、無機塩(食塩、塩化アンモニウム、塩化カルシウ
ムが好ましい)、その他(香料、色素)を配合すること
が好ましい。
【0027】
【実施例】製造例1 下記の製造方法(I)〜(III)により、(a)成分を製造
した。
【0028】(I)N−メチルエタノールアミンとアク
リロニトリルの付加物より、公知の方法[J.Org.Chem.,2
6,3409,(1960)]で合成したN−(2−ヒドロキシエチ
ル)−N−メチル−1,3−プロピレンジアミン66g
と硬化牛脂脂肪酸284gを、撹拌機、温度計及び脱水
管を備えた4つ口フラスコに仕込み、180℃まで昇温
した。その温度で約10時間、生成する水を留去しなが
ら加熱した結果、表1記載の(I)の化合物を主成分と
する反応物300gを得た。得られた反応物の酸価、ケ
ン化価、水酸基価、全アミン価、3級アミン価を測定
し、反応物の組成を調べた結果、ジアルキル体が86重
量%、モノアルキルアミド体が10重量%、未反応脂肪
酸が4重量%であった。また、ガスクロマトグラフィー
による分析から、未反応のN−(2−ヒドロキシエチ
ル)−N−メチル−1,3−プロピレンジアミンが反応
物中に0.1重量%含有されていた(特開平5−230
001号公報参照)。
【0029】(II)上記の(I)で得られた化合物30
0gを8−アセチル化蔗糖を添加した工業用アルコール
60gに溶解し、撹拌機、温度計及び圧力計を備えたオ
ートクレーブに仕込み、2,6−ジ−tert−ブチル−p−
クレゾール(B.H.T)を0.15g加えて、メチル
クロライド28gを圧入した。100℃で約8時間反応
させた結果、表1記載の(II)の化合物を主成分とする
反応物390gを得た。反応物の固形分は85重量%で
あり、アミン価の測定から、4級化反応率は96%であ
った。また、4級化されていないアミンのジアルキル体
/モノアルキル体の比率は、85/15(重量比)であ
った(特開平5−230001号公報参照)。
【0030】(III)N−メチルジエタノールアミン60
gと硬化牛脂脂肪酸273gを、(I)の4つ口フラス
コに仕込み、190℃まで昇温した。その温度で約10
時間、生成する水を留去しながら加熱し、一般式(4)
において、R13がメチル基、mが2、nが2であり、R
11、R12が硬化牛脂脂肪酸残基である化合物を主成分と
する反応物315gを得た。
【0031】
【化8】
【0032】得られた反応物の酸価、ケン化価、水酸基
価、全アミン価、3級アミン価を測定し、反応物の組成
を調べた結果、ジアルキル体が92重量%、モノアルキ
ル体が5重量%、未反応脂肪酸が3重量%であった。次
に、得られた化合物300gを8−アセチル化蔗糖を添
加した工業用アルコール60gに溶解し、(II)のオー
トクレーブに仕込み、B.H.T0.15gを加えて、
メチルクロライド31gを圧入した。100℃で約8時
間反応させた結果、表1記載の(IV)の化合物を主成分と
する反応物390gを得た。反応物の固形分は85重量
%であった。アミン価の測定から、4級化反応率は96
%であった。また、4級化されていないアミンのジアル
キル体/モノアルキル体の比率は95/5(重量比)で
あった。
【0033】
【表1】
【0034】製造例2 (i)アミノ変性シリコーン(B−1)の製造
【0035】
【化9】
【0036】200mlのフラスコにヘキサメチルジシロ
キサン1.0g、環状ジメチルシロキサン[(CH3)2
iO]3-7 100g及び[(CH3)HSiO]4 5.
7gを入れ、濃硫酸5gを加え、30℃で10時間撹拌
した。その後、水2gを加え、30分撹拌後、硫酸層を
分液ロートで分離した。その後、1hPa以下の減圧で最
高300℃で、揮発分を除去し、メチルハイドロジェン
シロキサンを含有したポリジメチルシロキサン97gを
得た。次に、上記ポリジメチルシロキサン97g、2−
プロパノール35g、酢酸カリウム0.05g、アリル
アミン10.8gを200mlのフラスコに入れ、塩化白
金酸1%の2−プロパノール溶液を0.05g加え、8
0℃で撹拌した。約15時間反応後冷却し、1gの活性
炭を添加し、1時間吸着処理後濾過し、過剰のアリルア
ミンと2−プロパノールを減圧留去し、アミノ変性シリ
コーン(B−1)を得た。分子量は23000であっ
た。
【0037】(ii)アミノ変性シリコーン(B−2)の製
【0038】
【化10】
【0039】[(CH3)HSiO]4 14.6g、アリ
ルアミノエチルアミン36.5gを用いた以外は(i)と
同様にして、アミノ変性シリコーン(B−2)を得た。
分子量は32000であった。
【0040】(iii)アミノ変性シリコーン(B−3)の
製造
【0041】
【化11】
【0042】[(CH3)HSiO]4 4.1gを用いた
以外は(i)と同様の方法で得られたポリジメチルシロキ
サンと、アリルアミン7.7gを用いてアミノ変性シリ
コーンを得た。これに2−プロパノール200g、グル
コノラクトン15gを加え、80℃で10時間撹拌し
た。その後、2−プロパノールを留去し、得られたオイ
ルを水で数回洗浄し、乾燥させて、アミノ変性シリコー
ン(B−3)を得た。分子量は64000であった。
【0043】(iV)アミノ変性シリコーン(B−4)の製
【0044】
【化12】
【0045】[(CH3)HSiO]4 17.8gを入れ
た以外は(i)と同様の方法で得られたポリジメチルシロ
キサンと、アリルアミン10gを用いてアミノ変性シリ
コーンを得た以外は(i)と同様の方法で、アミノ変性シ
リコーン(B−4)を得た。分子量は45000であっ
た。
【0046】(V)アミノ変性シリコーン(B−5)の製
【0047】
【化13】
【0048】[(CH3)HSiO]4 3.24g、アリ
ルアミノエチルアミン10.8gを用いた以外は(i)と
同様の方法で、アミノ変性シリコーン(B−5)を得
た。
【0049】実施例1〜5、比較例1〜5 表2に示す組成(重量%表示。残部は水である。)液体
柔軟剤組成物を調製し、下記に示す方法で柔軟性を評価
した。結果を表2に示す。
【0050】(A)成分:製造例1で製造した化合物
(I)〜(III) (B)成分:製造例2(i)〜(iii)で製造したB−1〜
B−3のシリコーン化合物 比較例として、製造例2(iv)、(v)で製造したB−4、
B−5のシリコーン及びポリジメチルシロキサン(東レ
・ダウコーニング SM8705)を用いた。その他の
成分 C−1:ポリオキシエチレンラウリルエーテル(平均エ
チレンオキサイド付加モル数(EO)47) C−2:ポリオキシエチレンアルキルエーテル(アルキ
ル鎖が1級直鎖(炭素数が12〜14)であり、EOが
12) C−3:炭素数16〜18の硬化牛脂由来脂肪酸 プロキセルBDN:イソチアゾリン系抗菌剤(ゼネカ社
製) ポリエチレングリコール(PG):重量平均分子量10
00。
【0051】[処理方法]市販のウールセーター1kgを
3.5゜DH硬水で、市販の洗剤エマール(登録商標;
花王株式会社製)を用いて、洗濯機(全自動洗濯機 Na
tionalやさしい愛妻号)で3回繰り返し洗濯し、繊維に
付いていた繊維処理剤を除去した。その後、各組成物2
0mlを洗濯機内に投入し、25℃で3分間撹拌した。
【0052】[評価方法]処理後のウールセーターを室内
で風乾後、25℃、40%RHの恒温恒湿室で24時間
放置した。その後、下記の基準により評価した。
【0053】(柔軟性)ジメチルジ硬化牛脂アンモニウ
ムクロライド5重量%からなる柔軟剤20mlで処理した
ウールセーターを対照として、それぞれ1対比較を行っ
た。 +2:対照より柔らかい +1:対照よりやや柔らかい 0:対照と同じ −1:対照の方がやや柔らかい −2:対照の方が柔らかい。
【0054】
【表2】
【0055】
【発明の効果】本発明の液体柔軟剤組成物は、カシミア
や、ウール等の動物繊維に対しても、他の繊維と同様に
優れた柔軟性や風合いを付与することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 信之 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社 研究所内 (56)参考文献 特開 平4−257371(JP,A) 特表 平5−508889(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 13/46 - 13/467 D06M 15/643

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)4級アンモニウム化合物又は3級ア
    ミンの無機もしくは有機酸塩 0.1〜20重量%及び
    (B)下記一般式(1)で表されるシリコーン化合物
    0.01〜5重量%を含有し、(A)及び(B)成分の
    配合比(重量比)が(A)/(B)=100/1〜1/
    1である液体柔軟剤組成物。 【化1】 [式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を示し、Xは
    分子中にアミド基を介在して糖由来残基である少なくと
    も1つのヒドロキシル基を有する側鎖を示し、RはR
    又はXと同一の基を示し、a、bは、a/(a+b)
    (モル比)が0.05〜0.20の範囲となる数を示
    す。]
  2. 【請求項2】(B)成分の一般式(1)で表されるシリ
    コーン化合物が、下記式で表されるアミノ変性シリコー
    ンと糖ラクトンを、溶媒中、加熱混合することにより得
    られたものである、請求項1記載の液体柔軟剤組成物。 【化2】
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