JP3476411B2 - コイル装置 - Google Patents

コイル装置

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JP3476411B2 JP2000079177A JP2000079177A JP3476411B2 JP 3476411 B2 JP3476411 B2 JP 3476411B2 JP 2000079177 A JP2000079177 A JP 2000079177A JP 2000079177 A JP2000079177 A JP 2000079177A JP 3476411 B2 JP3476411 B2 JP 3476411B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
等に用いられるチョークコイル等のインダクタやトラン
ス等のコイル装置に係わり、特に金属平板でなる1ター
ンコイルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電流容量の大きなスイッチン
グ電源等には、チョークコイルやトランスを構成するコ
イルとして金属平板でなる1ターンコイルが用いられ
る。例えば特開平5−335158号公報には、このよ
うな金属平板を用いたコイルおよびトランスが開示され
ている。このコイルおよびトランスは、種々のコイル端
末形状を種々に変化させたコイルを準備し、コイル同士
の接続部がコイルの周方向に回るようにスペーサを介し
て順次接続し、絶縁シートを介して積み重ねた構造を有
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコイル
装置においては、コイルの種類が多くなる等部品点数が
多くなり、接続のための広いスペースも必要になるとい
う問題がある。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑み、部品点数が少なく、接続のためのスペースを少な
くすることができる構成のコイル装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のコイル装置
は、金属平板でなる1ターン偏平コイルを少なくとも2
個含むコイル装置であって、該各コイルは、本体部から
外方に突出する一対のコイル端末を有し、一方のコイル
端末は、該コイル端末の幅方向の中心を通る線がコイル
の中心を通るように形成され、前記コイルの他方のコイ
ル端末は、コイルの厚みの1/2の段部を有し、その段
部より先端側に、コイル本体部と異なる平面をなしかつ
他の部材に接続される接続部が設けられ、2個の同形の
コイル、一方を表裏逆にして他方のコイルに軸線を合
わせかつ絶縁して重ねられ、前記一方のコイル端末同士
は互いに重ねられて接続され、2個のコイルは、前記各
他方のコイル端末の前記接続部どうしが同一平面をなし
て組み合わされることを特徴とする。
【0006】このように、同種のコイルを表裏逆にして
接続することにより、コイルの種類が少なくてすみ、部
品点数が減少し、接続スペースも狭くてすむ。また、他
方のコイル端末が同一平面にあるように2個のコイルを
組み合わせることにより、例えば基板上に実装する場合
等のように、相手側接続部材の高さに2つのコイル端末
の位置を合わせることができる。
【0007】請求項2のコイル装置は、請求項1に記載
されたコイル装置において、前記コイルの本体部は円環
状をなすことを特徴とする。
【0008】このように、コイルを円環状に形成すれ
ば、コイルの中心に主磁脚の断面形状が円形のコアを組
み合わせる場合に都合がよい。。
【0009】請求項3のコイル装置は、請求項1に記載
されたコイル装置において、前記コイルの本体部は角部
を有する環状をなすことを特徴とする。
【0010】このように、コイルを角部を有する環状に
形成すれば、コイルの中心に主磁脚の断面形状が多角形
のコアを組み合わせる場合に都合がよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるコイル装置の
一実施の形態を示すもので、(A)はコイル装置を構成
する偏平コイルの斜視図、(B)はそのコイルをコイル
端末側から見た図、(C)は2個のコイルを重ねた状態
を示す図である。図1において、1は金属平板でなる1
ターンの偏平コイルである。該コイル1は本体部1xが
円環状をなし、その外周の一部に一対のコイル端末1
a、1bを突出させて本体部1xと同面に形成してい
る。
【0012】一方のコイル端末1aは、該コイル端末の
幅方向の中心を通る線20がコイル1の中心Oを通るよ
うに形成される。他方のコイル端末1bはコイル端末1
aに平行に形成される。また、該他方のコイル端末1b
の中間部分に、コイル1の厚みtの半分であるt/2の
段部1jを設け、その先端のコイル本体部と異なる平面
に他の部材との接続孔1kを有する接続部1mを設け
る。
【0013】このように構成された2個の同形のコイル
、図1(C)に示すように、一方のコイルを表裏逆に
して2枚のコイル1、1のコイル端末1aの接続孔1
e、1eおよびコイル1、1の軸線を合わせて重ね、前
記一方のコイル端末1a、1aの接続孔1e、1eにね
じ14を挿通してナット15にねじ込み締め付けること
により、これらのコイル端末1a、1a同士を互いに接
続して2ターンのコイルを構成する。他方のコイル端末
1bは外部の部材との接続用に使用される。このように
構成すれば、他方のコイル端末1b、1bどうしが同一
平面をなす。
【0014】このように、同種のコイル1を表裏逆にし
て接続してコイル装置を構成することにより、コイル1
の種類が少なくてすみ、部品点数が減少し、接続スペー
スも狭くてすむ。また、コイル1の本体部1xは円環状
をなすので、コイル1の中心に主磁脚の断面形状が円形
のコアを組み合わせる場合に都合がよい。
【0015】このように、他方のコイル端末1b、1b
が同一平面にあるように2個のコイル1を組み合わせる
ことにより、例えば基板上に実装する場合等のように、
相手側接続部材18の高さに2つのコイル端末の位置を
合わせることができ、異なる高さのスペーサ等が不要と
なる。なお、この場合、コイル1の重ね面は絶縁処理す
るかあるいは絶縁材を介在させて重ねることにより、
2ターンのコイルが得られる。
【0016】このように、他方のコイル端末1b、1b
の接続部1m、1mが同一平面にあるように2個のコイ
ル1を組み合わせることにより、例えば基板上に実装す
る場合等のように、相手側接続部材18の高さに2つ
接続部1m、1mの位置を合わせることができ、異なる
高さのスペーサ等が不要となる。なお、この場合、コイ
ル1の重ね面は絶縁処理するかあるいは絶縁材を介在さ
せて重ねることにより、前記2ターンのコイルが得られ
る。
【0017】本発明を実施する場合、コイル1の本体部
1xを角部を有する環状にすれば、コイルの中心に主磁
脚の断面形状が多角形のコアを組み合わせる場合に都合
がよい。
【発明の効果】請求項1によれば、同種のコイルを表裏
逆にして接続することによって2ターンのコイルが構成
されるようにしたので、コイルの種類が少なくてすみ、
部品点数が減少し、接続スペースも狭くてすむ。また、
他の部材との接続端子となる前記他方のコイル端末どう
しが同一平面をなして組み合わされるため、例えば基板
上に実装する場合等のように、相手側接続部材の高さに
2つのコイル端末の接続部の位置を合わせることがで
き、異なる高さのスペーサ等が不要となる。
【0018】請求項2によれば、コイルを円環状に構成
したので、コイルの中心に主磁脚の断面形状が円形のコ
アを組み合わせる場合に都合がよいコイル装置が構成さ
れる。
【0019】請求項3によれば、コイルを角部を有する
環状に構成したので、コイルの中心に主磁脚の断面形状
が多角形のコアを組み合わせる場合に都合がよいコイル
装置が構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコイル装置の他の実施の形態を示
すもので、(A)はコイルの斜視図、(B)はそのコイ
ル端末側から見た図、(C)は2個のコイルを重ねた状
態を示す図である。
【符号の説明】
1:コイル、1a、1b:コイル端末、1e:接続孔、
1j:段部、1k:接続孔、1m:接続部、1x:本体
部、14:ねじ、15:ナット、18:相手側接続部
材、20:中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01F 30/00 H01F 31/00 M C E H (56)参考文献 特開 平7−235426(JP,A) 特開 平3−283505(JP,A) 特開2000−173840(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 27/28 H01F 27/30 H01F 27/32 H01F 30/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属平板でなる1ターン偏平コイルを少な
    くとも2個含むコイル装置であって、 該各コイルは、本体部から外方に突出する一対のコイル
    端末を有し、 一方のコイル端末は、該コイル端末の幅方向の中心を通
    る線がコイルの中心を通るように形成され、前記コイルの他方のコイル端末は、コイルの厚みの1/
    2の段部を有し、その段部より先端側に、コイル本体部
    と異なる平面をなしかつ他の部材に接続される接続部が
    設けられ、 2個の同形のコイル、一方を表裏逆にして他方のコイ
    ルに軸線を合わせかつ絶縁して重ねられ、前記一方のコ
    イル端末同士は互いに重ねられて接続され、 2個のコイルは、前記各他方のコイル端末の前記接続部
    どうしが同一平面をなして組み合わされる ことを特徴と
    するコイル装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載されたコイル装置におい
    て、 前記コイルの本体部は円環状をなすことを特徴とするコ
    イル装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載されたコイル装置におい
    て、 前記コイルの本体部は角部を有する環状をなすことを特
    徴とするコイル装置。
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