JP3476024B2 - 内燃機関用点火装置の取付構造 - Google Patents

内燃機関用点火装置の取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の点火プラグ
に高電圧を印加する点火装置およびその取付構造に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】内燃機関の複数の気筒に対応して従来の
内燃機関用点火装置を内燃機関の固定部に取付けた一例
を図5および図6に示す。磁性体を積層して形成しコイ
ルを巻回するコアの一部を点火装置100のコイルケー
ス101から突出させ、この突出部102に図示しない
取付孔が形成されている。内燃機関のステー110に設
けたスペーサ111は一直線上に配置され、このスペー
サ111の配置に合わせて取付孔を位置決めし突出部1
02をボルト103で固定している。点火装置100の
コア軸心130の方向とボルト103の固定位置方向と
は一致している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな内燃機関用点火装置100では、高圧コード105
は、コイルケース101から突出する高圧タワー104
に挿入され、図示しない2次コイルの一端に接続してい
る。高圧タワー104から取出された高圧コード105
は、隣り合う点火装置100との接触を防ぐため鋭角に
曲げられ図示しない点火プラグに接続されている。この
ため、高圧コード105の曲げ部に過大な応力が集中す
るとともに内燃機関の振動により高圧コード105の外
皮に亀裂が発生し経時劣化とともに折損するという問題
がある。 【0004】また、隣り合う高圧タワー104と一次端
子106との間隔が狭いため、一次端子106に接続す
る相手側端子120の脱着が困難であるという問題があ
る。本発明はこのような問題点を解決するためになされ
たもので、狭いスペースに隣り合う点火装置が干渉する
ことなしに容易に取付可能な内燃機関用点火装置および
その取付構造を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の内燃機関用点火装置は、1次コイル、2次コ
イル、およびこの1次コイルと2次コイルとを巻回する
コアと、前記1次コイルに電気的に接続する1次端子
と、前記2次コイルに発生する高電圧を内燃機関の点火
プラグに印加する高圧端子と、前記1次コイル、2次コ
イル、およびコアを収容する収容部、および内燃機関の
固定部に取付けるための基台からなり、この基台の両端
部に取付孔が形成され、この両取付孔の中心位置を結ぶ
仮想直線が前記コアの軸心に対して傾斜するコイルケー
スと、を備えたことを特徴とする。 【0006】 また、前記課題を解決するための本発明
の内燃機関用点火装置は、前記1次端子および高圧端子
は前記コアの軸心の径方向の片側に形成されることを特
徴とする。また、前記課題を解決するための本発明の内
燃機関用点火装置の取付構造は、前記内燃機関の複数の
気筒に対応して複数の前記内燃機関用点火装置を所定の
直線上に取付ける取付構造であって、前記内燃機関の固
定部に一直線上に取付ねじ穴を設け、この取付ねじ穴に
対応して前記取付孔を位置決めし、前記コアの軸心が前
記取付ねじ穴を結ぶ仮想直線に傾斜するように前記内燃
機関の固定部に前記コイルケースをねじ結合することを
特徴とする。 【0007】 【作用および発明の効果】本発明の内燃機関用点火装置
およびその取付構造では、コイルケースの基台の両端部
に設けた取付孔の中心位置を結ぶ仮想直線がコアの軸心
に対し傾斜していることにより、内燃機関の固定部に一
直線上に配置された取付ねじ穴にこの取付孔を位置決め
して取付孔を挿通するねじにより点火装置を固定する
と、隣り合う点火装置の1次端子と高圧端子の配線位置
が互いに干渉することを低減できる。このため、狭いス
ペースにも複数の気筒に対応する複数の点火装置を容易
に直線上に取付けることができるので高圧端子から取出
される配線の取り回し並びに接続が容易に行える。 【0008】 【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説
明する。本発明の第1実施例による内燃機関用点火装置
を図1〜図3に示す。点火装置1の中心コア10は、鉄
等の磁性体を薄板状にし積層したものである。図1に示
すように、1次コイル11は中心コア10の外周で1次
コイルスプール12に巻回されている。2次コイル13
は、1次コイル11の外周で2次コイルスプール14に
巻回されている。制御回路モジュール20は基板上に回
路素子を載置したものであり、1次端子21に印加され
た電圧をスイッチングして1次コイル11に印加してい
る。また、制御回路モジュール20はアース端子22に
接続している。高圧コード24は、高圧タワー23に挿
入され2次コイル13の一端に接続している。1次端子
21および高圧タワー23は、中心コア10の軸心の径
方向の片側に形成されている。1次端子21は図2に示
すように、図示しない電力供給源と接続コネクタ30で
接続している。1次端子21と接続コネクタ30との接
続はダイレクトコネクタ方式である。コイルケース15
は、収容部15aとフランジ15bとからなり、中心コ
ア10、1次コイル11、2次コイル13および制御回
路基板20を収容している。中心コア10、1次コイル
11、2次コイル13および制御回路基板20は、コイ
ルケース15内に熱硬化性樹脂16を注入することによ
り固定されている。コイルケース15には強度補強のた
め、補強リブ25が設けられている。 【0009】取付孔26は、取付孔26の中心位置を結
ぶ仮想直線201が中心コア10の軸心202に対し5
°〜15°傾斜するようにフランジ15bの対角方向の
両端部に形成されている。仮想直線201の対角方向と
交差するフランジ15bの対角方向の端部は面取りさ
れ、面取り部15cおよび15dが形成されている。図
2および図3に点火装置1を多気筒内燃機関に固定した
状態を示す。 【0010】内燃機関のステー2に設けられた図示しな
い取付ねじ穴の中心は仮想直線203上に配置されてい
る。この取付ねじ穴に対応して取付孔26を位置決め
し、取付孔26を挿通するボルト31で内燃機関のステ
ー2に点火装置1をねじ固定して取付けるため、取付孔
26の中心位置を結ぶ各仮想直線201は取付ねじ穴の
中心位置を結ぶ仮想直線203上に並び、この仮想直線
203に対しコア10の軸心202が5°〜15°傾斜
している。 【0011】この傾斜した点火装置1の取付構造によ
り、ステー2に設ける取付ねじ穴の配置を変えることな
しに高圧コード24を緩やかに曲げて図示しない点火プ
ラグに接続することができ、高圧コード24の曲げ部に
過大な応力の加わることを防止できるとともに、高圧コ
ード24の外皮の経時折損が低減できる。また、図2に
示すように、接続コネクタ30が上方に取り外しできる
とともに、隣り合う高圧コード24と接続コネクタ30
とが接触しないので接続コネクタ30の脱着が容易にな
る。 【0012】また、フランジ15bに面取り部15cお
よび15dを形成したことにより、点火装置1を仮想直
線201に対して傾斜して取付けた状態でも、フランジ
15bが他部材と接触しにくくなり狭いスペースを効率
よく利用できる。本発明の第2実施例による内燃機関用
点火装置を図4に示す。点火装置40のコイルケース4
1には、取付孔42および43が設けられている。円形
状の取付孔42はボルトと径方向に僅かなクリアランス
有するだけであるが、取付孔43は径の一方向に延びて
いる。点火装置40は、取付孔42を中心として取付孔
43の長径の長さ分だけ回動することができる。 【0013】このため、取付孔42を中心として点火装
置40を回動してボルトで締めつけることにより、点火
装置40の回転許容範囲内で最適の固定位置に点火装置
40を取付けることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例による内燃機関用点火装置
を示す部分断面図である。 【図2】本発明の第1実施例による内燃機関用点火装置
の取付構造を示す正面図である。 【図3】図2のIII 方向矢視図である。 【図4】本発明の第2実施例による内燃機関用点火装置
を示す正面図である。 【図5】従来の内燃機関用点火装置およびその取付構造
を示す正面図である。 【図6】図5のVI方向矢視図である。 【符号の説明】 1 点火装置 2 ステー(固定部) 10 中心コア(コア) 11 1次コイル 12 1次スプール 13 2次コイル 14 2次スプール 15 コイルケース 15a 収容部 15b フランジ(基台) 26 取付孔 201 仮想直線 202 軸心 203 仮想直線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 15/00 H01F 38/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 1次コイル、2次コイル、およびこの1
    次コイルと2次コイルとを巻回するコアと、前記1次コ
    イルに電気的に接続する1次端子と、前記2次コイルに
    発生する高電圧を内燃機関の点火プラグに印加する高圧
    端子と、前記1次コイル、2次コイル、およびコアを収
    容する収容部、および内燃機関の固定部に取付けるため
    の基台からなり、この基台の両端部に取付孔が形成さ
    れ、この両取付孔の中心位置を結ぶ仮想直線が前記コア
    の軸心に対して傾斜するコイルケースとを備えた複数の
    内燃機関用点火装置を、前記内燃機関の複数の気筒に対
    応して所定の直線上に取付ける取付構造であって、 前記内燃機関の固定部に一直線上に取付ねじ穴を設け、
    この取付ねじ穴に対応して前記取付孔を位置決めし、前
    記コアの軸心が前記取付ねじ穴を結ぶ仮想直線に傾斜す
    るように前記内燃機関の固定部に前記コイルケースをね
    じ結合することを特徴とする内燃機関用点火装置の取付
    構造。
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JP6585412B2 (ja) * 2015-07-29 2019-10-02 株式会社タムラ製作所 インダクタ
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