JP3474327B2 - 車両用主電動機の軸受装置 - Google Patents
車両用主電動機の軸受装置Info
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- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転機の軸受装置
に係り、特に、車両用主電動機の軸受装置に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】車両用主電動機(以下、モータとい
う。)の軸受装置には、従来から潤滑油としてグリース
が採用されてきたが、回転数を増やして小形軽量化が図
られた近年のモータでは、グリースによる潤滑では対応
できないので、減速用の歯車装置を改良し、減速比を上
げて、オイルによる潤滑に代ってきている。 【0003】そのため、例えば、特開昭60−215870号公
報で発明者が示した回転電機の軸受装置の第6図を更に
改良した、図6に示す車両用主電動機の軸受装置が開発
されている。 【0004】すなわち、図6においては、モータのフレ
ーム1の片側に固定されたブラケット2Dに軸受3を圧
入し、この軸受3を介してモータのロータの回転軸4を
回転自在に支承している。 【0005】この回転軸4の端部4aは、図示しない歯
車装置に連結され、この歯車装置で回転数を減らして車
輪を駆動して電車を走行させる。ブラケット2Dの内部
には、オイルかき上げ室5が形成され、このオイルかき
上げ室5の底部には、潤滑用のオイル6が貯溜されてい
る。 【0006】回転軸4に円筒部7aが圧入されたかき上
げ板7の円板部がオイルかき上げ室5の内部に配置さ
れ、かき上げ板7の円板部の下端は、オイルかき上げ室
5の底部に貯溜された潤滑用オイル6の中に浸漬されて
いる。 【0007】モータが運転状態となると、かき上げ板7
は回転してオイル6を振り切り、矢印Cに示すようにオ
イルかき上げ室5の上方に形成されたオイル受槽8にか
き上げる。 【0008】このオイル受槽8に貯溜されたオイルは、
ブラケット2のオイル受槽8の底から斜めに形成された
給油穴9の中を矢印Dに示すように流下して、軸受3の
内部に流入し、この軸受3を潤滑する。この軸受3の内
部から軸端側にあふれたオイルは、オイルかき上げ室5
に排出される。 【0009】一方、給油穴9から軸受3の側面に流下し
たオイルの一部は、ラビンスシール30の下側から戻し穴
10を経て、オイルかき上げ室5の内部に環流する。な
お、軸受3の左側には、この軸受3をブラケット2Dの
内部に保持する軸受押え31が示されている。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された車両用主電動機の軸受装置においては、次の
ような課題がある。すなわち、電車を加速し減速させる
ために、モータの回転数も広い範囲で変えられるので、
この回転数の変化によって、かき上げ板7によるオイル
のかき上げ量が変動する。 【0011】例えば、高速で運転されると、かき上げ量
は大幅に増え、大量のオイルが給油穴9から軸受3の内
部に流入する。すると、軸受3の回転体(ローラ又はボ
ール)によるオイルの攪拌が激しくなり、オイルの温度
が異常に上昇する。 【0012】その結果、オイルは霧状となり、軸受部の
ラビリンスシール30から洩れて機内に流出し、内部を汚
損するとともに、オイルの消耗が加速されるので、給油
を頻繁に行わなければならないだけでなく、内部のオイ
ルを拭き取るための保守・点検の頻度も上げなければな
らない。 【0013】しかし、このような高速時の過給油を防ぐ
ために、かき上げ板やオイル受槽の容量を減らして、高
速時のオイルのかき上げ量を適正な値に設定すると、低
速時には給油量が不足して、潤滑不良となる。 【0014】そこで、本発明の目的は、モータの回転数
の如何にかかわらず、軸受の内部に供給されるオイル量
の変動を抑えて、保守・点検の頻度の増加を防ぐことの
できる車両用主電動機の軸受装置を得ることである。 【0015】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
車両用主電動機の軸受装置は、潤滑油が貯溜されるブラ
ケットがフレームの側面に固定され、ブラケットに挿入
されたころがり軸受に回転軸が支持され、この回転軸の
回転でかき上げられる潤滑油でころがり軸受を潤滑する
車両用主電動機の軸受装置において、ころがり軸受の軸
方向の側面に潤滑油が流入する給油室を設け、この給油
室の片側の仕切部の下部に給油室に流入した潤滑油をこ
ろがり軸受に溢流させる給油口を形成し、給油室の他側
の仕切部の下部に給油室に流入した潤滑油を前記ブラケ
ットの内部に溢流させる排油口を形成し、前記給油口と
前記排油口の底面の高さを前記ころがり軸受の外輪の内
周下端面と同一又は最大3mm 高くするとともに前記排油
口の底面の幅を前記給油口の底面の幅の2倍以上5倍以
下としたことを特徴とする。 【0016】 【0017】 【0018】 【0019】 【0020】このような手段によって、本発明では、車
両の速度が上昇して過剰な潤滑油が給油室に流入する
と、この潤滑油を排油口からブラケットの内部に排出す
る。 【0021】 【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用主電動機の
軸受装置の一実施形態を図面を参照して説明する。本発
明の第1の実施形態を図1とこの図1のA−A断面拡大
図を示す図2で説明する。 【0022】図1及び図2において、図6と大きく異る
ところは、軸受押えにオイルの潤滑流路を形成したこと
と、ブラケット2の内部の潤滑流路を変えたことで、他
は、図6と同様である。したがって、図6と同一要素に
は、同一符号を付して説明を省略する。 【0023】すなわち、ブラケット2Aには、上端に形
成されたオイル受槽8の底から軸心方向に直角に給油穴
11が形成され、軸受3の上端から左側の軸受押え14の方
向に開口している。 【0024】一方、軸受押え14には、内周側に対して片
断面がU字状となる環状の給油室14aが形成されてい
る。この給油室14aの上端には、軸受3の給油穴11の下
端と連通する給油穴が形成されている。 【0025】さらに、軸受押え14には、給油室14aと軸
受3との間を仕切る仕切部12の下端部に対して、図2に
おいてはU字状の給油口15が形成されている。一方、給
油室14aとオイルかき上げ室5との間を仕切る仕切部13
の下端部に対して、給油口15の幅aの約3倍の幅bの排
油口16が形成されている。これらの給油口15と排油口16
の底面は、軸受3の外輪内周の下端面(すなわち、軸受
3のオイルの油面17)よりも1.5mm だけ上方に位置して
いる。 【0026】このように構成された車両用主電動機の軸
受装置においては、かき上げ板7によって矢印Cに示す
ようにオイル受槽8にかき上げられたオイルは、給油穴
11を矢印Dに示すように流下して、軸受押え14の内周に
形成された給油室14aの上端に流入し、この給油室14a
の底部に流下して貯溜される。 【0027】この貯溜されたオイルのうち一部は、続い
て流下するオイルとともに仕切部12に形成された給油口
15から軸受3の下部に流下して、この軸受3を潤滑す
る。一方、給油室14aの下端に貯溜されたオイルの一部
は、仕切部13に形成された排油口16からかき上げ室5に
溢流して、このかき上げ室5の下部に流下し貯溜され
る。 【0028】このオイルの潤滑中において、かき上げ板
7の僅かな設計誤差や、車両の速度の一時的な超過によ
って、オイル受槽8にかき上げられたオイルが増え、給
油穴11から給油室14aに流下するオイルが増えた場合で
も、大部分のオイルは給油室14aの軸端側に形成された
間口幅の広い排油口16からかき上げ室5の内部に流下す
る。 【0029】したがって、間口幅の狭い給油口15から軸
受3の内部に流入するオイルの増加を抑えることがで
き、このオイルによる軸受3の内部の攪拌によるオイル
及び軸受3の温度上昇と、オイルのミスト化による機内
の汚損を防ぐことができる。 【0030】なお、上記実施例において、給油口15と排
油口16の幅の比や、これらの給油口15および排油口16の
底と軸受3の外輪内周下端面との高さ差hは、車両の最
高速度やかき上げ板7の回転速度特性などを考慮した決
めればよい。 【0031】すなわち、車両の最高速度が速く、かき上
げ板7のかき上げ特性が直線的な場合には、幅bと幅a
の比を5倍と大きくし、逆の場合には、2倍と小さくす
ればよい。また、低速中でもかき上げ量が多い場合に
は、高さhを低くすればよく、最低同一高さでもよい。
また、少ない場合には3mm 高くしてもよい。 【0032】このように構成された車両用主電動機の軸
受装置においては、給油口15の高さと同一の油面のオイ
ルが軸受3に常に確保されているので、万一、給油穴11
から流下するオイルが一時的に減少した場合において
も、軸受3の内部の潤滑を維持することができる。 【0033】また、軸受3からラビンス18を経て機内方
向に流出しようとする僅かなオイルは、戻し室18から戻
し穴10を経て、オイルかき上げ室5の底部に破線で示す
ように環流されるので、給油の頻度の増加を防ぐことが
できる。 【0034】次に、図3は本発明の車両用主電動機の軸
受装置の第2の実施形態を示す図で、図1に対応する部
分縦断面図である。図3において、図1と異るところ
は、フレームに固定されたブラケットの軸側に挿着され
た小形の軸受ブラケット2Bに軸受3が圧入されている
点で、図1で示した回転軸4の右端に取り付けられた場
合を示す。 【0035】すなわち、図示しないフレームの右端に外
周が固定されたブラケット2Bの軸心には、軸受ブラケ
ット2Cの外周右側が嵌合し、図示しないボルトで固定
されている。この軸受ブラケット2Cの右側面には、図
1に示した軸受押え14に対応し貫通穴が形成されていな
い円板状の軸受押え14Aが固定されている。 【0036】このうち、ブラケット2Bには、上側に対
して給油穴20が縦設され、下側に対して戻し穴が25が縦
設されている。このうち、給油穴20の上端には、図示し
ない給油管の片側が接続され、この給油管の他端は、図
1で示したオイル受槽8に接続されている。また、戻し
穴25の下端は、図1で示したオイルかき上げ室5の下部
に連通している。 【0037】また、軸受ブラケット2Cには、上端に対
して給油穴20と連通する縦の給油穴が形成され、軸受3
の上端部には、縦と横の給油穴が形成されている。この
うち、横の給油穴の右端は、軸受押え14Aの内周に形成
された給油室14aの上端と連通し、横の給油穴の左端
は、軸受ブラケット2Cの内周右端に形成された給油室
14bの上端と連通している。 【0038】さらに、軸受ブラケット2Cの内周には、
給油室14bの左側に戻し室14cが隣接して形成され、こ
の戻し室14cの左側に対して戻し室18Aが図6及び図1
と同様に形成されている。 【0039】このうち、給油室14aの下端の左側と給油
室14bの下端の右側には、図1で示した給油口15と同一
の給油口15が形成され、給油室14aの右側と給油室14b
の左側には、排油口16が形成されている。 【0040】また、戻し室14cの下端と前述した戻し穴
25との間には、戻し穴24Aが斜めに形成され、戻し室18
Aの下端と戻し穴25との間には、戻し穴10Aが戻し穴24
と平行に形成されている。 【0041】このように構成された車両用主電動機の軸
受装置において、給油穴20を流下したオイルは、軸受3
の両側面に形成された各給油室14a,14bに流入し、各
給油口15から軸受3の内部へオーバフローによって供給
され、同時に各排油口16からオーバフローによって排出
されて各戻し穴24A,10Aから戻し穴25を経てオイルか
き上げ室へ環流される。 【0042】このように構成された車両用主電動機の軸
受装置においては、給油口15および排油口16の下端と軸
受3の外輪の下端内周面との高さの差を減らすことで、
給油穴20から供給されるオイルが過剰な場合でも、軸受
3の内部に流入する流量をほぼ一定とすることができる
ので、軸受の内部のオイルの異常温度上昇を更に防ぐこ
とができる。 【0043】次に、図4は、本発明の車両用主電動機の
軸受装置の第3の実施形態を示す図で、図1及び図3に
対応する図である。また、図5は、図4のB−B断面拡
大図で、図2に対応する図である。 【0044】図4において、図1と異るところは、軸受
押え14Bの形状で、他は、図1と同一である。したがっ
て、図1と同一要素には、同一符号を付して説明を省略
する。 【0045】図4及び図5において、軸受押え14Bの下
部には、切欠き幅b1の排油口16Aが形成され、この排
油口16Aの底の高さは、軸受3の外輪内周の下端よりも
僅かな値h1だけ高くなっている。 【0046】このように構成された車両用主電動機の軸
受装置においては、給油室14dの下部に溜まるオイルの
油面17に対し、幅方向a1の範囲の軸受外輪の内径部
は、低い位置にあるので、幅方向a1の範囲で給油室14
dからオイルを流入させることができ、軸受内下部のオ
イルの油面17も排油口の底部と同一レベルとなる。 【0047】給油室14dへのオイルの供給量が増えた場
合は、排油口16Aからオイルがオーバフローして排出さ
れるので、オイルの油面17は一定に保たれ、軸受内へ供
給されるオイルの量の過剰を防ぐことができ、高速時の
攪拌に伴う異常な温度上昇を防ぐことができる。 【0048】 【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
潤滑油が貯溜されるブラケットがフレームの側面に固定
され、ブラケットに挿入されたころがり軸受に回転軸が
支持され、この回転軸の回転でかき上げられる潤滑油で
ころがり軸受を潤滑する車両用主電動機の軸受装置にお
いて、ころがり軸受の軸方向の側面に潤滑油が流入する
給油室を設け、この給油室の片側の仕切部の下部に給油
室に流入した潤滑油をころがり軸受に溢流させる給油口
を形成し、給油室の他側の仕切部の下部に給油室に流入
した潤滑油を前記ブラケットの内部に溢流させる排油口
を形成し、前記給油口と前記排油口の底面の高さを前記
ころがり軸受の外輪の内周下端面と同一又は最大3mm 高
くするとともに前記排油口の底面の幅を前記給油口の底
面の幅の2倍以上5倍以下とすることで、車両の速度が
上昇して過剰な潤滑油が給油室に流入すると、この潤滑
油を排油口からブラケットの内部に排出し、モータの回
転数の如何にかかわらず、軸受の内部に供給されるオイ
ル量の変動を抑えたので、保守・点検の頻度の増加を防
ぐことのできる車両用主電動機の軸受装置を得ることが
できる。 【0049】 【0050】 【0051】 【0052】
に係り、特に、車両用主電動機の軸受装置に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】車両用主電動機(以下、モータとい
う。)の軸受装置には、従来から潤滑油としてグリース
が採用されてきたが、回転数を増やして小形軽量化が図
られた近年のモータでは、グリースによる潤滑では対応
できないので、減速用の歯車装置を改良し、減速比を上
げて、オイルによる潤滑に代ってきている。 【0003】そのため、例えば、特開昭60−215870号公
報で発明者が示した回転電機の軸受装置の第6図を更に
改良した、図6に示す車両用主電動機の軸受装置が開発
されている。 【0004】すなわち、図6においては、モータのフレ
ーム1の片側に固定されたブラケット2Dに軸受3を圧
入し、この軸受3を介してモータのロータの回転軸4を
回転自在に支承している。 【0005】この回転軸4の端部4aは、図示しない歯
車装置に連結され、この歯車装置で回転数を減らして車
輪を駆動して電車を走行させる。ブラケット2Dの内部
には、オイルかき上げ室5が形成され、このオイルかき
上げ室5の底部には、潤滑用のオイル6が貯溜されてい
る。 【0006】回転軸4に円筒部7aが圧入されたかき上
げ板7の円板部がオイルかき上げ室5の内部に配置さ
れ、かき上げ板7の円板部の下端は、オイルかき上げ室
5の底部に貯溜された潤滑用オイル6の中に浸漬されて
いる。 【0007】モータが運転状態となると、かき上げ板7
は回転してオイル6を振り切り、矢印Cに示すようにオ
イルかき上げ室5の上方に形成されたオイル受槽8にか
き上げる。 【0008】このオイル受槽8に貯溜されたオイルは、
ブラケット2のオイル受槽8の底から斜めに形成された
給油穴9の中を矢印Dに示すように流下して、軸受3の
内部に流入し、この軸受3を潤滑する。この軸受3の内
部から軸端側にあふれたオイルは、オイルかき上げ室5
に排出される。 【0009】一方、給油穴9から軸受3の側面に流下し
たオイルの一部は、ラビンスシール30の下側から戻し穴
10を経て、オイルかき上げ室5の内部に環流する。な
お、軸受3の左側には、この軸受3をブラケット2Dの
内部に保持する軸受押え31が示されている。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された車両用主電動機の軸受装置においては、次の
ような課題がある。すなわち、電車を加速し減速させる
ために、モータの回転数も広い範囲で変えられるので、
この回転数の変化によって、かき上げ板7によるオイル
のかき上げ量が変動する。 【0011】例えば、高速で運転されると、かき上げ量
は大幅に増え、大量のオイルが給油穴9から軸受3の内
部に流入する。すると、軸受3の回転体(ローラ又はボ
ール)によるオイルの攪拌が激しくなり、オイルの温度
が異常に上昇する。 【0012】その結果、オイルは霧状となり、軸受部の
ラビリンスシール30から洩れて機内に流出し、内部を汚
損するとともに、オイルの消耗が加速されるので、給油
を頻繁に行わなければならないだけでなく、内部のオイ
ルを拭き取るための保守・点検の頻度も上げなければな
らない。 【0013】しかし、このような高速時の過給油を防ぐ
ために、かき上げ板やオイル受槽の容量を減らして、高
速時のオイルのかき上げ量を適正な値に設定すると、低
速時には給油量が不足して、潤滑不良となる。 【0014】そこで、本発明の目的は、モータの回転数
の如何にかかわらず、軸受の内部に供給されるオイル量
の変動を抑えて、保守・点検の頻度の増加を防ぐことの
できる車両用主電動機の軸受装置を得ることである。 【0015】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
車両用主電動機の軸受装置は、潤滑油が貯溜されるブラ
ケットがフレームの側面に固定され、ブラケットに挿入
されたころがり軸受に回転軸が支持され、この回転軸の
回転でかき上げられる潤滑油でころがり軸受を潤滑する
車両用主電動機の軸受装置において、ころがり軸受の軸
方向の側面に潤滑油が流入する給油室を設け、この給油
室の片側の仕切部の下部に給油室に流入した潤滑油をこ
ろがり軸受に溢流させる給油口を形成し、給油室の他側
の仕切部の下部に給油室に流入した潤滑油を前記ブラケ
ットの内部に溢流させる排油口を形成し、前記給油口と
前記排油口の底面の高さを前記ころがり軸受の外輪の内
周下端面と同一又は最大3mm 高くするとともに前記排油
口の底面の幅を前記給油口の底面の幅の2倍以上5倍以
下としたことを特徴とする。 【0016】 【0017】 【0018】 【0019】 【0020】このような手段によって、本発明では、車
両の速度が上昇して過剰な潤滑油が給油室に流入する
と、この潤滑油を排油口からブラケットの内部に排出す
る。 【0021】 【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用主電動機の
軸受装置の一実施形態を図面を参照して説明する。本発
明の第1の実施形態を図1とこの図1のA−A断面拡大
図を示す図2で説明する。 【0022】図1及び図2において、図6と大きく異る
ところは、軸受押えにオイルの潤滑流路を形成したこと
と、ブラケット2の内部の潤滑流路を変えたことで、他
は、図6と同様である。したがって、図6と同一要素に
は、同一符号を付して説明を省略する。 【0023】すなわち、ブラケット2Aには、上端に形
成されたオイル受槽8の底から軸心方向に直角に給油穴
11が形成され、軸受3の上端から左側の軸受押え14の方
向に開口している。 【0024】一方、軸受押え14には、内周側に対して片
断面がU字状となる環状の給油室14aが形成されてい
る。この給油室14aの上端には、軸受3の給油穴11の下
端と連通する給油穴が形成されている。 【0025】さらに、軸受押え14には、給油室14aと軸
受3との間を仕切る仕切部12の下端部に対して、図2に
おいてはU字状の給油口15が形成されている。一方、給
油室14aとオイルかき上げ室5との間を仕切る仕切部13
の下端部に対して、給油口15の幅aの約3倍の幅bの排
油口16が形成されている。これらの給油口15と排油口16
の底面は、軸受3の外輪内周の下端面(すなわち、軸受
3のオイルの油面17)よりも1.5mm だけ上方に位置して
いる。 【0026】このように構成された車両用主電動機の軸
受装置においては、かき上げ板7によって矢印Cに示す
ようにオイル受槽8にかき上げられたオイルは、給油穴
11を矢印Dに示すように流下して、軸受押え14の内周に
形成された給油室14aの上端に流入し、この給油室14a
の底部に流下して貯溜される。 【0027】この貯溜されたオイルのうち一部は、続い
て流下するオイルとともに仕切部12に形成された給油口
15から軸受3の下部に流下して、この軸受3を潤滑す
る。一方、給油室14aの下端に貯溜されたオイルの一部
は、仕切部13に形成された排油口16からかき上げ室5に
溢流して、このかき上げ室5の下部に流下し貯溜され
る。 【0028】このオイルの潤滑中において、かき上げ板
7の僅かな設計誤差や、車両の速度の一時的な超過によ
って、オイル受槽8にかき上げられたオイルが増え、給
油穴11から給油室14aに流下するオイルが増えた場合で
も、大部分のオイルは給油室14aの軸端側に形成された
間口幅の広い排油口16からかき上げ室5の内部に流下す
る。 【0029】したがって、間口幅の狭い給油口15から軸
受3の内部に流入するオイルの増加を抑えることがで
き、このオイルによる軸受3の内部の攪拌によるオイル
及び軸受3の温度上昇と、オイルのミスト化による機内
の汚損を防ぐことができる。 【0030】なお、上記実施例において、給油口15と排
油口16の幅の比や、これらの給油口15および排油口16の
底と軸受3の外輪内周下端面との高さ差hは、車両の最
高速度やかき上げ板7の回転速度特性などを考慮した決
めればよい。 【0031】すなわち、車両の最高速度が速く、かき上
げ板7のかき上げ特性が直線的な場合には、幅bと幅a
の比を5倍と大きくし、逆の場合には、2倍と小さくす
ればよい。また、低速中でもかき上げ量が多い場合に
は、高さhを低くすればよく、最低同一高さでもよい。
また、少ない場合には3mm 高くしてもよい。 【0032】このように構成された車両用主電動機の軸
受装置においては、給油口15の高さと同一の油面のオイ
ルが軸受3に常に確保されているので、万一、給油穴11
から流下するオイルが一時的に減少した場合において
も、軸受3の内部の潤滑を維持することができる。 【0033】また、軸受3からラビンス18を経て機内方
向に流出しようとする僅かなオイルは、戻し室18から戻
し穴10を経て、オイルかき上げ室5の底部に破線で示す
ように環流されるので、給油の頻度の増加を防ぐことが
できる。 【0034】次に、図3は本発明の車両用主電動機の軸
受装置の第2の実施形態を示す図で、図1に対応する部
分縦断面図である。図3において、図1と異るところ
は、フレームに固定されたブラケットの軸側に挿着され
た小形の軸受ブラケット2Bに軸受3が圧入されている
点で、図1で示した回転軸4の右端に取り付けられた場
合を示す。 【0035】すなわち、図示しないフレームの右端に外
周が固定されたブラケット2Bの軸心には、軸受ブラケ
ット2Cの外周右側が嵌合し、図示しないボルトで固定
されている。この軸受ブラケット2Cの右側面には、図
1に示した軸受押え14に対応し貫通穴が形成されていな
い円板状の軸受押え14Aが固定されている。 【0036】このうち、ブラケット2Bには、上側に対
して給油穴20が縦設され、下側に対して戻し穴が25が縦
設されている。このうち、給油穴20の上端には、図示し
ない給油管の片側が接続され、この給油管の他端は、図
1で示したオイル受槽8に接続されている。また、戻し
穴25の下端は、図1で示したオイルかき上げ室5の下部
に連通している。 【0037】また、軸受ブラケット2Cには、上端に対
して給油穴20と連通する縦の給油穴が形成され、軸受3
の上端部には、縦と横の給油穴が形成されている。この
うち、横の給油穴の右端は、軸受押え14Aの内周に形成
された給油室14aの上端と連通し、横の給油穴の左端
は、軸受ブラケット2Cの内周右端に形成された給油室
14bの上端と連通している。 【0038】さらに、軸受ブラケット2Cの内周には、
給油室14bの左側に戻し室14cが隣接して形成され、こ
の戻し室14cの左側に対して戻し室18Aが図6及び図1
と同様に形成されている。 【0039】このうち、給油室14aの下端の左側と給油
室14bの下端の右側には、図1で示した給油口15と同一
の給油口15が形成され、給油室14aの右側と給油室14b
の左側には、排油口16が形成されている。 【0040】また、戻し室14cの下端と前述した戻し穴
25との間には、戻し穴24Aが斜めに形成され、戻し室18
Aの下端と戻し穴25との間には、戻し穴10Aが戻し穴24
と平行に形成されている。 【0041】このように構成された車両用主電動機の軸
受装置において、給油穴20を流下したオイルは、軸受3
の両側面に形成された各給油室14a,14bに流入し、各
給油口15から軸受3の内部へオーバフローによって供給
され、同時に各排油口16からオーバフローによって排出
されて各戻し穴24A,10Aから戻し穴25を経てオイルか
き上げ室へ環流される。 【0042】このように構成された車両用主電動機の軸
受装置においては、給油口15および排油口16の下端と軸
受3の外輪の下端内周面との高さの差を減らすことで、
給油穴20から供給されるオイルが過剰な場合でも、軸受
3の内部に流入する流量をほぼ一定とすることができる
ので、軸受の内部のオイルの異常温度上昇を更に防ぐこ
とができる。 【0043】次に、図4は、本発明の車両用主電動機の
軸受装置の第3の実施形態を示す図で、図1及び図3に
対応する図である。また、図5は、図4のB−B断面拡
大図で、図2に対応する図である。 【0044】図4において、図1と異るところは、軸受
押え14Bの形状で、他は、図1と同一である。したがっ
て、図1と同一要素には、同一符号を付して説明を省略
する。 【0045】図4及び図5において、軸受押え14Bの下
部には、切欠き幅b1の排油口16Aが形成され、この排
油口16Aの底の高さは、軸受3の外輪内周の下端よりも
僅かな値h1だけ高くなっている。 【0046】このように構成された車両用主電動機の軸
受装置においては、給油室14dの下部に溜まるオイルの
油面17に対し、幅方向a1の範囲の軸受外輪の内径部
は、低い位置にあるので、幅方向a1の範囲で給油室14
dからオイルを流入させることができ、軸受内下部のオ
イルの油面17も排油口の底部と同一レベルとなる。 【0047】給油室14dへのオイルの供給量が増えた場
合は、排油口16Aからオイルがオーバフローして排出さ
れるので、オイルの油面17は一定に保たれ、軸受内へ供
給されるオイルの量の過剰を防ぐことができ、高速時の
攪拌に伴う異常な温度上昇を防ぐことができる。 【0048】 【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
潤滑油が貯溜されるブラケットがフレームの側面に固定
され、ブラケットに挿入されたころがり軸受に回転軸が
支持され、この回転軸の回転でかき上げられる潤滑油で
ころがり軸受を潤滑する車両用主電動機の軸受装置にお
いて、ころがり軸受の軸方向の側面に潤滑油が流入する
給油室を設け、この給油室の片側の仕切部の下部に給油
室に流入した潤滑油をころがり軸受に溢流させる給油口
を形成し、給油室の他側の仕切部の下部に給油室に流入
した潤滑油を前記ブラケットの内部に溢流させる排油口
を形成し、前記給油口と前記排油口の底面の高さを前記
ころがり軸受の外輪の内周下端面と同一又は最大3mm 高
くするとともに前記排油口の底面の幅を前記給油口の底
面の幅の2倍以上5倍以下とすることで、車両の速度が
上昇して過剰な潤滑油が給油室に流入すると、この潤滑
油を排油口からブラケットの内部に排出し、モータの回
転数の如何にかかわらず、軸受の内部に供給されるオイ
ル量の変動を抑えたので、保守・点検の頻度の増加を防
ぐことのできる車両用主電動機の軸受装置を得ることが
できる。 【0049】 【0050】 【0051】 【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用主電動機の軸受装置の第1の実
施形態を示す縦断面図。 【図2】図1のA−A断面拡大図。 【図3】本発明の車両用主電動機の軸受装置の第2の実
施形態を示す部分縦断面図。 【図4】本発明の車両用主電動機の軸受装置の第3の実
施形態を示す部分縦断面図。 【図5】図4のB−B断面拡大図。 【図6】従来の車両用主電動機の軸受装置の一例を示す
縦断面図。 【符号の説明】 1…フレーム、2A,2B,2C,2D…ブラケット、
3…軸受、4…回転軸、5…オイルかき上げ室、6…潤
滑油、7…かき上げ板、8…オイル受槽、10,10A,24
A,24B,25…戻し穴、11,20…給油穴、12,13…仕切
部、14,14A,14B…軸受押え、14a,14b,14d…給
油室、15…給油口、16…排油口、17…油面、18…戻し
室。
施形態を示す縦断面図。 【図2】図1のA−A断面拡大図。 【図3】本発明の車両用主電動機の軸受装置の第2の実
施形態を示す部分縦断面図。 【図4】本発明の車両用主電動機の軸受装置の第3の実
施形態を示す部分縦断面図。 【図5】図4のB−B断面拡大図。 【図6】従来の車両用主電動機の軸受装置の一例を示す
縦断面図。 【符号の説明】 1…フレーム、2A,2B,2C,2D…ブラケット、
3…軸受、4…回転軸、5…オイルかき上げ室、6…潤
滑油、7…かき上げ板、8…オイル受槽、10,10A,24
A,24B,25…戻し穴、11,20…給油穴、12,13…仕切
部、14,14A,14B…軸受押え、14a,14b,14d…給
油室、15…給油口、16…排油口、17…油面、18…戻し
室。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 潤滑油が貯溜されるブラケットがフレー
ムの側面に固定され、前記ブラケットに挿入されたころ
がり軸受に回転軸が支持され、この回転軸の回転でかき
上げられる前記潤滑油で前記ころがり軸受を潤滑する車
両用主電動機の軸受装置において、前記ころがり軸受の
軸方向の側面に前記潤滑油が流入する給油室を設け、こ
の給油室の片側の仕切部の下部に前記給油室に流入した
前記潤滑油を前記ころがり軸受に溢流させる給油口を形
成し、前記給油室の他側の仕切部の下部に前記給油室に
流入した前記潤滑油を前記ブラケットの内部に溢流させ
る排油口を形成し、前記給油口と前記排油口の底面の高
さを前記ころがり軸受の外輪の内周下端面と同一又は最
大3mm 高くするとともに前記排油口の底面の幅を前記給
油口の底面の幅の2倍以上5倍以下としたことを特徴と
する車両用主電動機の軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21693495A JP3474327B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 車両用主電動機の軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21693495A JP3474327B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 車両用主電動機の軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0960644A JPH0960644A (ja) | 1997-03-04 |
JP3474327B2 true JP3474327B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=16696223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21693495A Expired - Fee Related JP3474327B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 車両用主電動機の軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3474327B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001278571A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーター用巻上機 |
JP4684266B2 (ja) * | 2007-08-08 | 2011-05-18 | 東洋電機製造株式会社 | 車両用主電動機の軸受装置 |
DE102015215462A1 (de) * | 2015-08-13 | 2017-02-16 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Wälzlageranordnung mit Schmiermittelzuführung |
JP6556330B2 (ja) * | 2016-03-30 | 2019-08-07 | 三菱電機株式会社 | 車両用主電動機 |
DE102022200766A1 (de) | 2022-01-25 | 2023-07-27 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Axialkolbenmaschine mit einem gegossenen Gehäuse oder Gehäuseabschnitt sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP21693495A patent/JP3474327B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0960644A (ja) | 1997-03-04 |
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